JPH0972302A - 建設機械の油圧制御回路 - Google Patents

建設機械の油圧制御回路

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Publication number
JPH0972302A
JPH0972302A JP7227827A JP22782795A JPH0972302A JP H0972302 A JPH0972302 A JP H0972302A JP 7227827 A JP7227827 A JP 7227827A JP 22782795 A JP22782795 A JP 22782795A JP H0972302 A JPH0972302 A JP H0972302A
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JP
Japan
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control valve
negative control
throttle
pressure
turning
Prior art date
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Pending
Application number
JP7227827A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Tsukamoto
浩之 塚本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd filed Critical Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd
Priority to JP7227827A priority Critical patent/JPH0972302A/ja
Publication of JPH0972302A publication Critical patent/JPH0972302A/ja
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  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)
  • Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネガコン圧により可変容量ポンプを制御する
建設機械の油圧制御回路に於いて、旋回用の方向制御弁
のストロークに応じて一定の加速感を得るようにし、旋
回操作性を向上させる。 【解決手段】 ネガコン絞り15の開口面積を可変に形
成し、旋回用の方向制御弁をストロークさせるリモコン
弁16の2次圧にてネガコン絞り15の開口制御を行
う。リモコン弁16の2次圧が発生した直後は、ネガコ
ン絞り15の開口面積をノーマル位置より大径に切り替
える。リモコン弁16の2次圧の上昇に伴って、ネガコ
ン絞り15の開口面積を徐々に小径に絞っていく。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は建設機械の油圧制御
回路に関するものであり、特に、方向制御弁にセンタバ
イパス絞り及びメータイン絞りを備え、且つ、ネガティ
ブコントロールにてポンプの吐出量を変更するようにし
た油圧制御回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の建設機械の油圧制御回路の一例を
図4に示す。複数のアクチュエータとして旋回モータ1
及びアームシリンダ2を設け、夫々のアクチュエータへ
の供給油量を制御する方向制御弁3及び4をパラレル接
続する。各方向制御弁3,4の中立位置には夫々センタ
バイパス絞り3a,4aを設けるとともに、各方向制御
弁3,4のストローク位置にメータイン絞り3b,4b
を設ける。
【0003】また、バイパス油路6の最下流にネガティ
ブコントロール絞り(以下「ネガコン絞り」という)7
を設けてタンク8に連通する。このネガコン絞り7によ
り発生したネガティブコントロール圧(以下「ネガコン
圧」という)は、バイパス油路6から分岐して設けられ
たネガティブコントロール信号油路(以下「ネガコン信
号油路」という)9を介してレギュレータ10へ作用
し、前記可変容量ポンプ5の吐出量が変更される。
【0004】一方、可変容量ポンプ5と方向制御弁3と
の間から馬力信号油路11を分岐し、この馬力信号油路
11から可変容量ポンプ5の自己圧を馬力制御部12へ
作用させる。該馬力制御部12は、駆動源からの馬力を
有効に利用するために、可変容量ポンプ5の自己圧によ
り吐出量を変更する。
【0005】而して、図4に示したように、各方向制御
弁3,4が中立位置にある場合は、可変容量ポンプ5の
吐出油が開放状態のセンタバイパス絞り3a,4aを通
過し、前記ネガコン絞り7により大きなネガコン圧PM
が発生してレギュレータ10へ作用し、図5に示すよう
に、可変容量ポンプ5は最小吐出量Q1 に保持される。
【0006】ここで、方向制御弁3,4の片方若しくは
両方を操作していくと、スプールの移動に伴ってセンタ
バイパス絞り3a,4aが次第に閉じられていき、図5
に示すように、ネガコン圧がPN1に降下した時点から可
変容量ポンプ5の吐出量が増大する。更に、方向制御弁
3,4を操作していき、ネガコン圧がPN2まで降下した
ときに最大吐出量Q2 となる。
【0007】また、このときに旋回モータ1やアームシ
リンダ2等のアクチュエータの負荷が増大し、可変容量
ポンプ5の自己圧がP0 からP1 に上昇したとすれば、
前記馬力信号油路11から馬力制御部12へポンプ自己
圧P1 が取り込まれ、図6に示すように、可変容量ポン
プ5の吐出量をQ2 からQ3 へ引き下げる。
【0008】尚、通常はエンジンの馬力を有効に利用す
るため、最高馬力の90%程度の馬力にて運転してお
り、このときのエンジン回転数N1 (rpm)にてネガ
コン特性及び定馬力特性を決定している。
【0009】いま、アクチュエータが無負荷または軽負
荷であるときは、エンジン回転数がN2 (rpm)まで
上昇し、図5の一点鎖線で示すようにネガコン特性がシ
フトアップする。また、同図で二点鎖線はネガコン絞り
7の流量特性を示し、方向制御弁3,4が中立位置にあ
る状態ではネガコン圧が最高圧PM となっている。
【0010】また、図7は旋回用の方向制御弁3の開口
特性を示し、上記状態から該方向制御弁3をインチング
操作すると、メータイン絞り3bが開いた時点で旋回モ
ータ1が動きだし、軽負荷であるときはエンジン回転数
が下がることもなく、ネガコン特性は図5の一点鎖線上
を矢印の向きに推移していく。
【0011】図5の斜線部分は旋回モータ1へ供給され
る流量変化を示したものであるが、ネガコン圧がPM
らPN1に降下するまでは供給流量の変化が小さく、旋回
モータ1の旋回速度の上昇率も小さい。ネガコン圧がP
N1より降下すると供給流量が急増し、且つ、センタバイ
パス絞り3aとメータイン絞り3bとの相反する開口特
性からネガコン圧が急激に下がるので、旋回モータ1へ
の供給流量が加速度的に増加する。
【0012】斯くして、図8に示すように、方向制御弁
3のスプールストローク初期は旋回モータ1の旋回速度
が緩やかに増加し、スプールストロークの途中から旋回
速度が急激に上昇することになり、旋回モータ1の角速
度が大きく変化している。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来の油圧制
御回路に於いて、旋回用の方向制御弁3をストロークさ
せていくと、スプールストローク初期は旋回速度が緩や
かに増加し、スプールストロークの途中から旋回速度が
急激に上昇する。従って、方向制御弁3をストロークさ
せていく際に一定の角速度が得られず、オペレータにと
って違和感が生じて操作性が悪かった。
【0014】そこで、ネガコン圧により可変容量ポンプ
を制御する建設機械の油圧制御回路に於いて、旋回用の
方向制御弁のストロークに応じて一定の加速感を得るよ
うにし、旋回操作性を向上させるために解決すべき技術
的課題が生じてくるのであり、本発明はこの課題を解決
することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために提案されたものであり、方向制御弁の中立位
置にセンタバイパスを設けるとともに、センタバイパス
の下流にネガコン絞りを設けてタンクに連通させ、該ネ
ガコン絞りによって発生する圧力を可変容量ポンプのレ
ギュレータへ作用するようにした建設機械の油圧制御回
路に於いて、前記ネガコン絞りの開口面積を可変に形成
するとともに、旋回用の方向制御弁をストロークさせる
リモートコントロール弁の2次圧にて前記ネガコン絞り
の開口制御を行い、前記リモートコントロール弁の2次
圧が発生した直後は、旋回用の方向制御弁のメータイン
絞りが開く前に前記ネガコン絞りの開口面積をノーマル
位置より大径に切り替え、リモートコントロール弁の2
次圧の上昇に伴って、前記ネガコン絞りの開口面積を徐
々に小径に絞るようにした建設機械の油圧制御回路を提
供するものである。
【0016】ここで、前記旋回用の方向制御弁を中立位
置からストロークすると、リモートコントロール弁の2
次圧によりネガコン絞りが開口制御され、前記方向制御
弁のメータイン絞りが開く前にネガコン絞りの開口面積
がノーマル位置より大径に切り替わる。従って、ネガコ
ンの待機圧は通常よりやや低くなり、この待機圧で旋回
モータが駆動し始める。
【0017】前記方向制御弁を更にストロークしていく
と、リモートコントロール弁の2次圧の上昇に伴って前
記ネガコン絞りの開口面積が徐々に小径に絞られていく
ので、ネガコン圧が急激に降下して可変容量ポンプの吐
出量が急増するようなことはなく、前記方向制御弁のス
トロークに応じて略一定の加速度で旋回モータが回転駆
動される。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に従って詳述する。尚、説明の都合上、従来と同一の構
成部分には同一符号を付してその説明を省略する。
【0019】図1は建設機械の油圧制御回路の一例を示
し、バイパス油路6の下流に可変絞りを備えたネガコン
絞り15を設けてある。このネガコン絞り15は、ノー
マル位置「イ」の開口面積よりもスプールを「ロ」の位
置へストロークしたときの開口面積の方を大径にしてあ
る。更に、該ネガコン絞り15を「ロ」の位置から
「ハ」の位置へストロークしたときは、開口面積が徐々
に小径に絞られるように形成されている。
【0020】一方、旋回用の方向制御弁3をストローク
させるリモートコントロール弁(以下「リモコン弁」と
いう)16の2次圧は、シャトル弁17により高圧選択
されて前記ネガコン絞り15のパイロットポート15a
へ導出され、該リモコン弁16の2次圧にて前記ネガコ
ン絞り15の開口制御が行われる。
【0021】ここで、機体を旋回させるべくリモコン弁
16を操作したときは、該リモコン弁16の2次圧によ
り前記ネガコン絞り15がストロークされる。該リモコ
ン弁16の2次圧が発生した直後は、方向制御弁3のメ
ータイン絞り3bが開き始める前に前記ネガコン絞り1
5が「ロ」の位置に切り替わる。
【0022】図2の二点鎖線はネガコン絞り15の
「ロ」位置に於ける流量特性を示し、ネガコンの待機圧
は通常よりやや低くPN0となり、方向制御弁3のメータ
イン絞り3bが開き始めると旋回モータ1はこの待機圧
N0で駆動し始める。
【0023】旋回モータ1の駆動によりネガコン圧は分
流作用によって下降し始めるが、リモコン弁16の2次
圧の上昇に伴って前記ネガコン絞り15が「ハ」の位置
に切り替わり、ネガコン絞り15の開口面積が徐々に小
径に絞られていくので、ネガコン圧が急激に降下して可
変容量ポンプ5の吐出量が急増するようなことはない。
【0024】即ち、前記方向制御弁3のストロークに応
じて旋回モータ1への供給油量が増加し、図3に示すよ
うに、方向制御弁3のスプールストロークに対して略一
定の加速度で旋回速度が上昇することになる。
【0025】尚、本発明は、本発明の精神を逸脱しない
限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明が該
改変されたものに及ぶことは当然である。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明はネガコン
絞りの開口面積を可変にし、旋回用の方向制御弁のリモ
コン弁の2次圧にてネガコン絞りの開口制御を行ってい
る。従って、旋回用の方向制御弁のスプールストローク
に対して略一定の加速感にて旋回モータが回転駆動さ
れ、旋回操作性が著しく向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示し、建設機械の油圧制
御回路図。
【図2】ネガコン圧とポンプ吐出量の関係を示すグラ
フ。
【図3】旋回用の方向制御弁のスプールストロークと旋
回速度の関係を示すグラフ。
【図4】従来の建設機械の油圧制御回路図。
【図5】従来のネガコン圧とポンプ吐出量の関係を示す
グラフ。
【図6】従来のポンプ自己圧とポンプ吐出量の関係を示
すグラフ。
【図7】従来の旋回用の方向制御弁の開口特性を示すグ
ラフ。
【図8】従来の旋回用の方向制御弁のスプールストロー
クと旋回速度の関係を示すグラフ。
【符号の説明】
1 旋回モータ 3,4 方向制御弁 3a,4a センタバイパス絞り 3b,4b メータイン絞り 5 可変容量ポンプ 6,6a バイパス油路 8 タンク 10 レギュレータ 15 ネガティブコントロール絞り(ネガコン
絞り) 16 リモートコントロール弁(リモコン弁) 17 シャトル弁

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 方向制御弁の中立位置にセンタバイパス
    を設けるとともに、センタバイパスの下流にネガティブ
    コントロール絞りを設けてタンクに連通させ、該ネガテ
    ィブコントロール絞りによって発生する圧力を可変容量
    ポンプのレギュレータへ作用するようにした建設機械の
    油圧制御回路に於いて、前記ネガティブコントロール絞
    りの開口面積を可変に形成するとともに、旋回用の方向
    制御弁をストロークさせるリモートコントロール弁の2
    次圧にて前記ネガティブコントロール絞りの開口制御を
    行い、前記リモートコントロール弁の2次圧が発生した
    直後は、旋回用の方向制御弁のメータイン絞りが開く前
    に前記ネガティブコントロール絞りの開口面積をノーマ
    ル位置より大径に切り替え、リモートコントロール弁の
    2次圧の上昇に伴って、前記ネガティブコントロール絞
    りの開口面積を徐々に小径に絞るようにしたことを特徴
    とする建設機械の油圧制御回路。
JP7227827A 1995-09-05 1995-09-05 建設機械の油圧制御回路 Pending JPH0972302A (ja)

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JP7227827A JPH0972302A (ja) 1995-09-05 1995-09-05 建設機械の油圧制御回路

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016217490A (ja) * 2015-05-22 2016-12-22 ナブテスコ株式会社 制御用圧力発生装置および油圧システム
JP2017009087A (ja) * 2015-06-25 2017-01-12 ナブテスコ株式会社 油圧駆動装置
JP2022057494A (ja) * 2020-09-30 2022-04-11 株式会社クボタ 作業機の油圧システム
JP2022064200A (ja) * 2020-10-13 2022-04-25 株式会社クボタ 作業機の油圧システム
US11846090B2 (en) 2020-09-30 2023-12-19 Kubota Corporation Hydraulic system for working machine

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