JP3513172B2 - 油圧制御装置 - Google Patents
油圧制御装置Info
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Description
ンシング式油圧制御装置に係り、殊にその負荷操作に対
する応答性を向上させた油圧制御装置に関する。
に示すように、ロードセンシング式流量制御機構10を
備える可変容量ポンプ12を有し、そしてこの可変容量
ポンプ12が、タンク14から油を吸込み、吐出ライン
16を経てバルブユニット18へ圧油を供給するよう構
成されている。バルブユニット18には、クローズドセ
ンタ型切換弁20、22および圧力補償付き流量制御ス
プール24、26が設けられており、そして切換弁2
0、22にはアクチュエータ28、30が接続されてい
る。更に、切換弁20、22には、それぞれのアクチュ
エータ28、30の負荷圧力を検出する検出ポート20
C、22Cが設けられており、そしてこれらから検出さ
れた圧力が、信号ライン32、34を経てそれぞれの圧
力補償付き流量制御スプール24、26の一端部へ印加
されるよう構成されている。また、これらの圧力の中の
高い方の圧力が高圧選択弁36を介してポンプ制御圧と
して選択され、そしてこのポンプ制御圧がポンプ制御圧
信号ライン38を経て可変容量ポンプ12の流量制御機
構10へ伝達されるよう構成されている。なお、切換弁
20、22の中立位置においては、この切換弁により、
信号ライン32、34はそれぞれタンク回路へ接続され
ると共に、吐出ライン16は遮断されているので、吐出
ライン16に発生した圧力は可変容量ポンプ12の信号
ライン40を経て流量制御機構10へ伝達され、可変容
量ポンプ12の吐出量はゼロに維持されている。
装置によれば、例えば図示しないパイロット弁からの操
作信号を切換弁20の一端部20Dへ作用させ、これに
より切換弁20を図において右行させると、可変容量ポ
ンプ12からの圧油は、吐出ライン16、流量制御スプ
ール24を経て切換弁20へ至り、シリンダポート20
Aからアクチュエータ28へ導かれて負荷42を駆動す
る。一方、この時、負荷圧力は検出ポート20Cから検
出され、この圧力は信号ライン32を経て、一部は流量
制御スプール24の一端部に印加されてこれを開方向へ
制御し、また別の一部は、高圧選択弁36を介してポン
プ制御圧として信号ライン38から流量制御機構10へ
伝達され、可変容量ポンプ12の吐出流量を制御する。
従って、負荷42は操作信号に応じて所定の状態に駆動
される。
来の圧油制御装置は、以下に述べるような難点を有して
いた。
流量制御機構10においては、可変容量ポンプ12の吐
出量は、両信号ライン38、40の間の圧力差が常に一
定となるよう調整される。言い換えれば、負荷42、4
4が大きくなりアクチュエータ28、30を駆動するた
めの油圧力が高くなればなる程、ポンプ制御圧信号ライ
ン38の圧力も高くなる。しかるに、この種の、殊に建
設機械等の圧油制御装置は、一般に、流量制御機構10
が設置される可変容量ポンプ12部とポンプ制御信号圧
が検出されるバルブユニット18部との間は比較的離間
されており、このためポンプ制御圧信号ライン38は通
常細く且つ長い配管から構成されている。この結果、前
記従来の圧油制御装置においては、殊に負荷42、44
が大きい場合に、切換弁20、22を操作しても、ポン
プ制御圧信号ライン38および信号ライン32、34内
に高圧信号油が充填されるまでにかなりの時間を要し、
このため可変容量ポンプ12が吐出し始めるまでに応答
遅れが生じ、オペレータに違和感を与える等の作業上の
問題を有している。
グ式油圧制御装置において、負荷の大小に拘らず応答性
を速め、もって操作性を向上することができる油圧制御
装置を提供することにある。
に、本発明に係る油圧制御装置は、ネガティブ流量制御
機構を備えた可変容量ポンプと、この可変容量ポンプの
吐出油をアクチュエータへ給排するクローズドセンタ型
切換弁と、この切換弁を操作するパイロット弁と、前記
可変容量ポンプの吐出ラインから分岐しタンクラインへ
接続されたバイパスラインと、前記アクチュエータの負
荷圧力を前記切換弁に設けた負荷圧力検出ポートで検出
した信号圧力およびばね力を閉方向に印加すると共にポ
ンプ吐出圧力を開方向に印加するよう前記バイパスライ
ン上に設けた圧力補償付き流量制御弁と、この流量制御
弁の下流側の前記バイパスライン上に設けた絞り付き低
圧リリーフ弁と、前記流量制御弁および前記低圧リリー
フ弁の間の圧力を検出しこれをポンプ制御圧として前記
可変容量ポンプのネガティブ流量制御機構へ印加するネ
ガティブ信号ラインとを備え、前記ネガティブ信号ライ
ン上に、外部信号により前記ポンプ制御圧に対応した2
次圧力を調整可能に出力する圧力調整手段を介装して構
成され、この場合、パイロット弁の出力は油圧力から構
成し、この油圧力をネガティブ信号ライン上に設けた圧
力調整手段に外部信号として印加し、前記圧力調整手段
は、前記パイロット弁からの前記外部信号出力の上昇に
伴いその2次圧力を低下させる可変減圧弁として構成す
ることができる。
作量に対応したそれぞれのストローク位置において、ネ
ガティブ信号ライン上に設けた圧力調整手段の2次圧力
は、バイパスライン上の絞り付きリリーフ弁の上流側圧
力よりも低くならないよう設定する。そしてまた、パイ
ロット弁の出力を外部信号として圧力調整手段へ導く信
号ライン上には、開閉弁を設けることができる。
なわちポンプ制御圧信号ライン上に、外部信号によりポ
ンプ制御圧に対応した2次圧力を調整可能に出力するた
めの圧力調整手段を介装する。従って、この場合、ポン
プ制御圧信号ライン上のネガティブ流量制御機構の接続
部分の圧力は、前記ライン上の圧力伝達によることな
く、外部信号を介して圧力調整手段を作動することによ
り、所定のポンプ制御圧に設定することができる。すな
わち、本発明によれば、前記外部信号を、切換弁を操作
するパイロット弁と連動させることにより、可変容量ポ
ンプの吐出始動を、ポンプ制御圧信号ラインの配管長さ
や負荷の大小に拘りなく、切換弁操作に対応して、応答
遅れなく達成することが可能となる。
つき添付図面を参照しながら以下詳細に説明する。な
お、説明の便宜上、図7に示す従来の構造と同一もしく
は対応する構成部分には同一の参照符号を付し、詳細な
説明は省略する。
の構成は、先ず基本的には、ロードセンシング式のネガ
ティブ流量制御機構10を備えた可変容量ポンプ12
と、この可変容量ポンプ12からの吐出油を、吐出ライ
ン50、供給ライン52およびシリンダポート20A、
20B、22A、22Bを経てアクチュエータ28、3
0へ給排するクローズドセンタ型切換弁20、22と、
この切換弁20、22を操作するパイロット弁54、5
6と、可変容量ポンプ12の吐出ライン50から分岐し
タンク14ラインへ接続されたバイパスライン58と、
アクチュエータ28、30の負荷圧力を切換弁20、2
2に設けた負荷圧力検出ポート20C、22Cで検出
し、その中の高圧側を選択弁36で選択した信号圧力F
1 およびばね60aの力Fs を閉方向に印加すると共
に、ポンプ吐出圧力F2 を開方向に印加するようバイパ
スライン58上に設けた圧力補償付き流量制御弁60
と、この流量制御弁60の下流側のバイパスライン58
上に設けた絞り付き低圧リリーフ弁62と、並びに流量
制御弁60および低圧リリーフ弁62の間の圧力を検出
しこれをポンプ制御圧Pf として可変容量ポンプ12の
ネガティブ流量制御機構10へ印加するネガティブ(ポ
ンプ制御圧)信号ライン64とから構成されている。な
お、前記各弁20、22、60、62は、パルブユニッ
ト18を形成している。
油圧制御装置の基本的な作動も、前述した従来のそれと
実質的に同一である。すなわち、例えば、パイロット弁
54からの操作信号を切換弁20の一端部20Dへ作用
させ、これにより切換弁20を図において右行させる
と、可変容量ポンプ12からの圧油は、吐出ライン5
0、供給ライン52を経て切換弁20へ至り、ポンプ供
給ポート20E、シリンダポート20Aからアクチュエ
ータ28へ導かれて負荷(図示せず)を駆動する。一方
この時、負荷圧力は検出ポート20Cから検出され、こ
の圧力がポンプ制御用の信号ライン66から信号圧力F
1 として圧力補償付き流量制御弁60の一端部に弁の閉
方向へ印加され、そしてこれによって設定されるポンプ
制御圧Pf 、すなわち圧力補償付き流量制御弁60と絞
り付き低圧リリーフ弁62の間の圧力が、ネガティブ
(ポンプ制御圧)信号ライン64を介してネガティブ流
量制御機構10へ印加され、可変容量ポンプ12の吐出
流量Qが制御される。
の状態に駆動される。なお、この場合、圧力補償付き流
量制御弁60には、前記信号圧による力F1 の外に、ば
ね60aによる力Fs およびポンプ吐出圧による力F2
が印加されているので、圧力補償付き流量制御弁60を
通過する油量、すなわちバイパス油量qは、切換弁20
の開度、つまり内部絞り20Fの前後の圧力降下の差に
よって、前記力関係がF1 ±Fs =F2 となるような状
態に自動的に調整される。
際には、ポンプ吐出流量は最少に維持されている。すな
わち、この際には、供給ライン52は切換弁20、22
の入り口で遮断されており且つ信号ライン68、69は
タンクラインへ接続されており、従って信号ライン66
も低圧となっており、ポンプ吐出油はバイパスライン5
8へのみ流れようとし、このポンプ吐出圧力F2 がばね
60aの力Fs に打勝ち、圧力補償付き流量制御弁60
は開方向へ制御される。従って、ポンプ吐出油は、圧力
補償付き流量制御弁60および絞り付き低圧リリーフ弁
62を経てタンク14へ流出される。
上流側圧力(ポンプ制御圧)Pf とバイパスライン58
のバイパス油量qとの関係は、図3に示すように設定さ
れており、一方前記上流側圧力Pf とポンプ吐出流量Q
との関係は、ネガティブ流量制御方式に従い、図4に示
すように特性付けられている。従って、切換弁の前記中
立位置におけるポンプ吐出流量Q、すなわちこの場合は
バイパス油量qは、前述のように、最少に維持されるこ
とは明らかである。
従来例と同様の難点が発生する。すなわち、バルブユニ
ット18と可変容量ポンプ12との間のポンプ制御用お
よび制御圧信号ライン66、64の配管長さは、通常長
く設定されており、従って殊に負荷が大きい場合には、
切換弁20、22を操作しても前記信号ライン66、6
4内に信号油が充填されるまでに時間を要し、このため
可変容量ポンプ12の始動に応答遅れが発生することは
明らかである。
ように、前記難点を解決するため、前述した構成からな
る基本的構造に対して、以下の構成からなる補助的機構
を追加する。すなわち、図1における補助機構部分を拡
大して示す図2を併せ参照して、ネガティブ(ポンプ制
御圧)信号ライン64と連通する信号ライン64´上
に、外部信号によりポンプ制御圧Pf に対応した2次圧
力Pf2を調整可能に出力するための圧力調整手段80を
介装し、そして前記外部信号は、切換弁20、22を操
作するパイロット弁54、56と連動させるよう構成す
る。
は、パイロットポンプ70からの油圧力として構成し、
圧力調整手段80はパイロット弁54、56からの外部
信号出力の上昇に伴い、その2次圧力Pf2を低下するよ
う形成した可変減圧弁80により構成することができ
る。すなわち、可変減圧弁80は、パイロット弁54、
56の操作量に対応したパイロット信号圧力Ppaの圧油
が外部信号ライン74を介して油室82へ流入すると、
ばね84の力に打勝ってピストン86を右行させると共
に、減圧スプール88に作用するばね90の力を減少す
るように構成されている。なお、補助機構は、必要に応
じて作動させる。
ば、パイロット弁54の出力Ppa、Ppbの中の高い方、
例えばPpaを高圧選択弁72により外部信号圧として選
択し、これを外部信号ライン74へ印加するよう構成す
ると、パイロットポンプ70からの圧油は、パイロット
弁54のレバー54aの操作量に応じて出力し、一方に
おいては信号ライン76を介して、前述したように切換
弁20に至り、この切換弁20を図において右行させ、
他方においては外部信号ライン74を介して可変減圧弁
80の油室82内へ流入する。従って、前者において、
前述したように切換弁20を介してアクチュエータ28
が駆動されると共に、更にネガティブ信号ライン66を
介してポンプ制御圧Pf がネガティブ流量制御機構10
に印加され、可変容量ポンプ12の吐出流量が制御され
る。
クチュエータ28)を急駆動すべくパイロット弁54を
急操作した場合には、同じく前述したように、基本構造
のみからなる場合には、切換弁20の動きの結果として
可変容量ポンプ12の吐出流量が調整されるので、可変
容量ポンプ12の応答遅れが発生しようとするが、補助
機構を有する本発明においては、圧力調整手段80の油
室82にも、パイロット弁54の操作量に対応したパイ
ロット信号圧力Ppaが即刻伝達されているので、信号ラ
イン64′上の圧力は、ネガティブ信号ライン64上の
圧力に拘りなく、パイロット弁54の前記急操作に即応
して、ポンプ制御圧Pf に対応した圧力調整手段80の
2次圧力Pf2に変化する。従って、前記応答遅れが確実
に解消される。
パイロット弁54操作量St に対応したそれぞれのスト
ローク位置において、ネガティブ信号ライン64上に設
けられた圧力調整手段80の2次圧力Pf2は、バイパス
ライン58上の絞り付きリリーフ弁62の上流側圧力P
f よりも低くならないよう設定する。すなわち、図5に
おいて、パイロット弁54の操作量St 、つまりパイロ
ット信号圧力Ppa、Ppbと、圧力調整手段80の2次圧
力Pf2との関係を、切換弁20の操作量St 、つまり切
換弁20の絞り20Fの開度と、これによって決定され
るバイパスライン58上の絞り付きリリーフ弁62の上
流側圧力Pf との関係において、図中前者をやや上方に
設定する。言い換えれば、図6において、パイロット弁
54もしくは切換弁20の操作量St に対するポンプ吐
出流量Qの、圧力調整手段80を作動することなく且つ
正常な場合、すなわち応答遅れのない場合の流量Q1 特
性L1 を、圧力調整手段80を作動した場合の流量Q2
特性L2 に対して、図中やや上方に設定する。このよう
にすると、通常の場合、すなわち応答遅れがなく圧力調
整手段80を作動しない場合の操作においては、ポンプ
吐出流量Qは切換弁20の開度に従って、すなわち図6
の流量Q1 特性L1 に従って、そのまま決定される。一
方、パイロット弁54を急操作した場合、すなわちポン
プ操作用信号ライン66等での昇圧に多少時間を要し、
通常は応答遅れを発生するので、圧力調整手段80を作
動した場合には、ポンプ吐出流量Qは、一旦流量特性L
2 上の流量Q2 に設定された後、正規の流量Q1 に復帰
するが、少なくとも前記流量Q2 までは即刻上昇するの
で、アクチュエータ28の動きに遅れを生じることはな
い。
paを、外部信号として圧力調整手段80へ導く信号ライ
ン74上に開閉弁92を設け、これを外部から必要に応
じて切換えるように構成すれば、例えば油圧ショベル等
において、クレーン作業やダンプ作業に応じて操作上の
特性を選択することができる。
シング式油圧制御装置において、負荷の大小に拘らず応
答性を速め、もって操作性を向上することができる。
したが、本発明は前記実施例に限定されることなく、そ
の精神を逸脱しない範囲内において多くの設計変更が可
能である。
制御装置は、ネガティブ流量制御機構を備えた可変容量
ポンプと、この可変容量ポンプの吐出油をアクチュエー
タへ給排するクローズドセンタ型切換弁と、この切換弁
を操作するパイロット弁と、前記可変容量ポンプの吐出
ラインから分岐しタンクラインへ接続されたバイパスラ
インと、前記アクチュエータの負荷圧力を前記切換弁に
設けた負荷圧力検出ポートで検出した信号圧力およびば
ね力を閉方向に印加すると共にポンプ吐出圧力を開方向
に印加するよう前記バイパスライン上に設けた圧力補償
付き流量制御弁と、この流量制御弁の下流側の前記バイ
パスライン上に設けた絞り付き低圧リリーフ弁と、前記
流量制御弁および前記低圧リリーフ弁の間の圧力を検出
しこれをポンプ制御圧として前記可変容量ポンプのネガ
ティブ流量制御機構へ印加するネガティブ信号ラインと
を備え、前記ネガティブ信号ライン上に、外部信号によ
り前記ポンプ制御圧に対応した2次圧力を調整可能に出
力するための圧力調整手段を介装するよう構成したロー
ドセンシング式油圧制御装置において、パイロット弁の
出力は油圧力であり、この油圧力がネガティブ信号ライ
ン上に設けた圧力調整手段に外部信号として印加し、前
記圧力調整手段は、前記パイロット弁からの前記外部信
号出力の上昇に伴いその2次圧力を低下させる可変減圧
弁であるよう構成したことにより、前述のようなロード
センシング式油圧制御装置において、負荷の大小に拘ら
ず応答性を速め、もって操作性を向上することができ
る。
圧回路図である。
部分を説明する拡大図である。
Pf とバイパス油量qとの関係を示すグラフである。
Pf とポンプ吐出流量Qとの関係を示すグラフである。
もしくは切換弁の操作量St に対するポンプ制御圧Pf
および圧力調整手段の2次圧力Pf2の関係を示すグラフ
である。
もしくは切換弁の操作量St に対するポンプ吐出流量Q
の圧力調整手段を作動しない場合の流量Q1 特性L1 お
よび圧力調整手段80を作動した場合の流量Q2 特性L
2 の関係を示すグラフである。
Claims (3)
- 【請求項1】 ネガティブ流量制御機構を備えた可変容
量ポンプと、この可変容量ポンプの吐出油をアクチュエ
ータへ給排するクローズドセンタ型切換弁と、この切換
弁を操作するパイロット弁と、前記可変容量ポンプの吐
出ラインから分岐しタンクラインへ接続されたバイパス
ラインと、前記アクチュエータの負荷圧力を前記切換弁
に設けた負荷圧力検出ポートで検出した信号圧力および
ばね力を閉方向に印加すると共にポンプ吐出圧力を開方
向に印加するよう前記バイパスライン上に設けた圧力補
償付き流量制御弁と、この流量制御弁の下流側の前記バ
イパスライン上に設けた絞り付き低圧リリーフ弁と、前
記流量制御弁および前記低圧リリーフ弁の間の圧力を検
出しこれをポンプ制御圧として前記可変容量ポンプのネ
ガティブ流量制御機構へ印加するネガティブ信号ライン
とを備え、前記ネガティブ信号ライン上に、外部信号に
より前記ポンプ制御圧に対応した2次圧力を調整可能に
出力する圧力調整手段を介装して構成する油圧制御装置
において、パイロット弁の出力は油圧力であり、この油
圧力がネガティブ信号ライン上に設けた圧力調整手段に
外部信号として印加し、前記圧力調整手段は、前記パイ
ロット弁からの前記外部信号出力の上昇に伴いその2次
圧力を低下させる可変減圧弁であることを特徴とする油
圧制御装置。 - 【請求項2】 切換弁がパイロット弁操作量に対応した
それぞれのストローク位置において、ネガティブ信号ラ
イン上に設けた圧力調整手段の2次圧力は、バイパスラ
イン上の絞り付きリリーフ弁の上流側圧力よりも低くな
らないよう設定してなる請求項1記載の油圧制御装置。 - 【請求項3】 パイロット弁の出力を外部信号として圧
力調整手段へ導く信号ライン上に、開閉弁を設けてなる
請求項2記載の油圧制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05208593A JP3513172B2 (ja) | 1993-03-12 | 1993-03-12 | 油圧制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05208593A JP3513172B2 (ja) | 1993-03-12 | 1993-03-12 | 油圧制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06264901A JPH06264901A (ja) | 1994-09-20 |
JP3513172B2 true JP3513172B2 (ja) | 2004-03-31 |
Family
ID=12904997
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP05208593A Expired - Lifetime JP3513172B2 (ja) | 1993-03-12 | 1993-03-12 | 油圧制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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Families Citing this family (5)
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---|---|---|---|---|
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JP5127033B2 (ja) * | 2007-06-20 | 2013-01-23 | 東芝機械株式会社 | 差圧調整手段を有する建設機械の油圧制御装置 |
JP2013545948A (ja) * | 2010-11-30 | 2013-12-26 | ボルボ コンストラクション イクイップメント アーベー | 建設機械の油圧ポンプ制御システム |
JP5336558B2 (ja) * | 2011-08-19 | 2013-11-06 | ボッシュ・レックスロス株式会社 | 可変容量ポンプの制御方法 |
JP6606350B2 (ja) * | 2015-05-22 | 2019-11-13 | ナブテスコ株式会社 | 制御用圧力発生装置および油圧システム |
-
1993
- 1993-03-12 JP JP05208593A patent/JP3513172B2/ja not_active Expired - Lifetime
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