JP2000319699A - 精密洗浄剤組成物 - Google Patents

精密洗浄剤組成物

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JP2000319699A JP11127104A JP12710499A JP2000319699A JP 2000319699 A JP2000319699 A JP 2000319699A JP 11127104 A JP11127104 A JP 11127104A JP 12710499 A JP12710499 A JP 12710499A JP 2000319699 A JP2000319699 A JP 2000319699A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高度の表面清浄度が要求されるガラスやウエ
ーハ等の被洗浄物の洗浄工程で用いられ、これら被洗浄
物の表面にヤケや潜傷等のダメージを与えることがな
く、しかも、洗浄後の被洗浄物表面に悪影響を与える金
属イオンやハロゲンイオン等の有害陰イオンを実質的に
含まない精密洗浄剤組成物を提供する。 【解決手段】 炭酸第四級アンモニウムと水酸化第四級
アンモニウムとを主成分とし、pH調整剤として有機酸
を含む洗浄用水溶液からなり、必要によりノニオン系界
面活性剤及びアニオン系界面活性剤から選ばれた少なく
とも1種の界面活性剤又は金属イオンと錯化合物を形成
する錯化剤を含み、実質的に金属イオンを含まない精密
洗浄剤組成物である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、洗浄後に高度の
清浄度が要求される被洗浄物の精密洗浄用の洗浄剤組成
物に係り、特に限定するものではないが、例えば光学部
品、液晶表示素子等の液晶ディスプレイ部品、半導体製
造で用いられる各種ウエーハ等の精密洗浄が要求される
分野で用いるのに好適な実質的に金属イオンフリーの精
密洗浄剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】レンズ、プリズム等の光学部品の表面に
は、光学機能の向上のために様々なコーティング膜が施
されている。しかし、このようなコーティング膜は、光
学部品の表面の汚染に対して非常に影響を受けやすく、
洗浄不良や洗浄剤の影響によって生じる洗浄後表面のヤ
ケや潜傷等により正常な膜の形成が妨げられる。このた
めに、光学部品に対しては、研磨加工後に有機溶剤等に
より保護膜や油脂等を溶解除去し、次いで無機アルカリ
洗浄剤でガラス表面を軽くエッチングし、これによって
表面に残留した研磨材や汚れの除去を行なっている。
【0003】しかしながら、一般には市販の業務用洗浄
剤が使用されており、特にヤケや潜傷等を効果的に防止
できる有効な無機アルカリ洗浄剤は知られておらず、実
際には洗浄工程でヤケや潜傷等の発生を完全には防止で
きないというのが実情であった。このヤケや潜傷等の発
生原因については、次のように考えられている。
【0004】すなわち、ヤケに関しては、代表的な光学
ガラス材であるケイ酸ガラスは、シリカ(SiO2 )の
主骨格と金属酸化物の形でその網目構造中に入り込んだ
夾雑物とで形成されている。そして、このガラスは、ア
ルカリ性溶液中のOH- イオンによるSiO2 骨格への
アタック(白ヤケ)や、中性から酸性溶液によるアルカ
リ金属イオンとヒドロニウムイオン(H3 + )とのイ
オン交換反応(青ヤケ)を受ける性質があり、これらが
ヤケと呼ばれている。
【0005】また、潜傷に関しては、ガラス表面に微小
な傷があると、洗浄溶液中での表面溶解作用や超音波等
の物理的作用で傷が進行し、この傷が肉眼で確認できる
ようになったり、あるいは、無数の傷の集合体で表面が
白く曇って見える場合があるが、これらが潜傷と呼ば
れ、化学的耐久性に乏しい組成のガラスで発生し易い。
特に、合成洗剤に含まれるトリポリリン酸ソーダ(Na
3 3 10)等の縮合リン酸塩、水ガラスやメタケイ酸
ソーダ等のケイ酸塩のような無機ビルダーによる侵蝕で
発生する場合が非常に多い。このように、無機アルカリ
洗浄剤の濃度や純度等の洗浄剤そのものに起因する場合
が多いと考えられ、種類が多くて多数の異なる組成を有
する各種の光学部品を洗浄するには従来の無機アルカリ
洗浄剤では限界があるとの指摘もある。
【0006】また、液晶ディスプレイ用に用いられてい
る液晶ガラスにおいては、近年の飛躍的進歩に伴い、そ
のガラス基板サイズが600mm×720mmにも達す
るなど急速に拡大化しつつある。この基板サイズの拡大
化に伴って高画素のディスプレイが要求され、液晶ディ
スプレイで使用するガラス基板の清浄度についてもより
高いレベルが要求されるようになり、このガラス基板の
清浄度管理が製品の性能や歩留りに直接影響するように
なってきた。
【0007】しかしながら、この液晶ディスプレイ用の
専用洗浄剤というものはあまり開発されておらず、光学
部品の場合と同様に、不純物としてNa、K等の金属イ
オンやハロゲンイオン等のガラス基板に有害なイオン等
を含んだ市販の洗浄剤がそのまま使用された場合、この
洗浄剤中に含まれる金属イオンや有害陰イオン等の不純
物が洗浄中にガラス基板表面に付着して残留し、このこ
とが液晶ディスプレイの画像精度を低下させる原因にな
っていると考えられる。
【0008】特に、液晶ディスプレイに用いられる透明
電極や透明基板等は、洗浄剤中に含まれる金属イオンや
ハロゲンイオン等が表面上に残留すると、その残留した
金属イオンや有害陰イオンが液晶材料と化学反応を起こ
し、この液晶材料を分解させたり劣化させる原因にもな
る。このため、液晶ガラスの高精度化や液晶画面サイズ
の拡大化が進むにつれ、洗浄剤そのものからの二次汚染
の問題が顕在化し、高純度でしかも洗浄性能の高い洗浄
剤の開発が要請されている。
【0009】更に、半導体製造において用いられるシリ
コンウエーハやこのシリコンウエーハ上に金属配線が施
されたメタル基板ウエーハ等においては、高集積化に伴
ってそのウエーハ表面に対する一段と厳しい清浄度が要
求されるようになり、洗浄工程が果たす役割もより一層
その重要度が増している。
【0010】特に、64メガ以上の超LSI製造プロセ
スでは、微細加工に必要不可欠なウエーハ表面の平坦化
工程〔化学的機械的研磨(CMP)工程〕が必要にな
り、このCMP工程では、溶媒中にシリカあるいはアル
ミナ等の微細な砥粒を分散させた薬液を使用してウエー
ハ表面を研磨し、デバイス化途中のウエーハ表面の凹凸
部分を平坦化している。
【0011】しかるに、このCMP工程では、研磨終了
後のウエーハ表面上に必然的に薬液中の砥粒や金属不純
物、更にはウエーハ由来の研磨屑等のパーティクルや金
属イオン等が発生し、これらのパーティクルや金属イオ
ン等が少しでも研磨終了後のウエーハ表面に残留すると
デバイスの信頼性が著しく損なわれたり、製品歩留りに
大きな影響を与えるので、研磨終了後のウエーハ表面を
高度に清浄化する洗浄工程が必須である。
【0012】そこで、この半導体製造のCMP工程で用
いる洗浄剤については、ウエーハ表面のパーティクルや
金属イオンを如何に効率良く確実に除去できるものであ
るかが極めて重要な要素であるが、更に、研磨後のウエ
ーハの表面状態に悪影響を与えず、また、洗浄剤のpH
調製や界面活性剤等の添加によるウエーハ表面のゼータ
電位の制御等も重要なポイントとなり、これらの要求を
満たす金属イオンフリーであって、しかも、ウエーハ表
面に対して有害な陰イオンも含まない超高純度洗浄剤の
開発が重要な課題になっている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明者ら
は、例えば光学部品、液晶表示素子等の液晶ディスプレ
イ部品、半導体製造で用いられる各種ウエーハ等の精密
洗浄が要求される分野で用いるのに好適な実質的に金属
イオンフリーの精密洗浄剤組成物について鋭意検討した
結果、主成分として炭酸第四級アンモニウム及び水酸化
第四級アンモニウムを、また、pH調整剤として有機酸
を含み、実質的に金属イオンを含まない洗浄用水溶液
が、ガラスやウエーハ等の表面状態を損なうことがな
く、しかも、優れた洗浄効果を発揮することを見出し、
本発明を完成した。
【0014】従って、本発明の目的は、高度の表面清浄
度が要求されるガラスやウエーハ等の被洗浄物に対して
洗浄後の被洗浄物表面に悪影響を与える金属イオンやハ
ロゲンイオン等の有害陰イオンを実質的に含まず、これ
ら被洗浄物の洗浄工程で用いられた際に、被洗浄物の表
面にヤケや潜傷等のダメージを与えることがなく、しか
も、優れた洗浄性を発揮し得る精密洗浄剤組成物を提供
することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、炭
酸第四級アンモニウムと水酸化第四級アンモニウムとを
主成分とし、pH調整剤として有機酸を含む洗浄用水溶
液からなり、実質的に金属イオンを含まない精密洗浄剤
組成物である。また、本発明は、必要により更に、ノニ
オン系界面活性剤及びアニオン系界面活性剤から選ばれ
た少なくとも1種の界面活性剤や、金属イオンと錯化合
物を形成する錯化剤を含む精密洗浄剤組成物である。
【0016】本発明において、主成分の1つとして用い
られる炭酸第四級アンモニウムは、下記一般式(1)
【化3】 (但し、式中Rは炭素数1〜4のアルキル基又はヒドロ
キシアルキル基であり、互いに同じであっても異なって
いてもよい)で表される化合物であり、金属イオンの封
鎖能力に優れ、しかも、金属イオンや有害陰イオンを実
質的に含まないものが用いられる。
【0017】この炭酸第四級アンモニウムの具体例とし
ては、テトラメチルアンモニウムカーボネート、(TM
AC)、テトラメチルアンモニウムハイドロカーボネー
ト、(TMAHC)、トリエチルヒドロキシエチルアン
モニウムカーボネート、メチルトリヒドロキシエチルア
ンモニウムカーボネート、ジメチルジヒドロキシエチル
アンモニウムカーボネート、テトラエチルアンモニウム
カーボネート、トリメチルエチルアンモニウムカーボネ
ート等が挙げられ、高純度のものを入手し易いという観
点から、好ましくはTMACやTMAHCである。これ
らは、その1種のみを単独で用いることができるほか、
2種以上を組み合わせて用いることもできる。
【0018】この炭酸第四級アンモニウムの使用量につ
いては、被洗浄物の種類、調製される洗浄剤の用途、洗
浄プロセスとそのシーケンス等に応じて適宜決定できる
が、通常は0.01〜20重量%の範囲であり、光学部
品の洗浄に用いる場合(光学用途)には0.05〜2重
量%程度、液晶表示素子等の液晶ディスプレイ部品の洗
浄に用いる場合(液晶用途)には0.02〜2重量%程
度、また、半導体製造で用いられる各種ウエーハの洗浄
に用いる場合(ウエーハ用途)には0.02〜4重量%
程度であるのがよい。
【0019】また、本発明において、主成分の他の1つ
として用いられる水酸化第四級アンモニウムは、下記一
般式(2)
【化4】 (但し、式中Rは炭素数1〜4のアルキル基又はヒドロ
キシアルキル基であり、互いに同じであっても異なって
いてもよい)で表される化合物であり、金属イオンや有
害陰イオンを実質的に含まないものが用いられる。
【0020】この水酸化第四級アンモニウムの具体例と
しては、テトラメチルアンモニウムハイドロキサイド、
(TMAH)、トリエチルヒドロキシエチルアンモニウ
ムハイドロキサイド(コリン)、メチルトリヒドロキシ
エチルアンモニウムハイドロキサイド、ジメチルジヒド
ロキシエチルアンモニウムハイドロキサイド、テトラエ
チルアンモニウムハイドロキサイド、トリメチルエチル
アンモニウムハイドロキサイド等が挙げられ、高純度の
ものを安価に入手できることから、好ましくはTMAH
やコリンである。これらは、その1種のみを単独で用い
ることができるほか、2種以上を組み合わせて用いるこ
ともできる。
【0021】この水酸化第四級アンモニウムの使用量に
ついても、被洗浄物の種類、調製される洗浄剤の用途、
洗浄プロセスとそのシーケンス等に応じて適宜決定でき
るが、通常は0.01〜10重量%の範囲であり、光学
用途には0.02〜2重量%程度、液晶用途には0.0
2〜2重量%程度、また、ウエーハ用途には0.02〜
4重量%程度であるのがよい。
【0022】更に、本発明においては、調製される洗浄
剤のpH領域をその用途に応じて最適な範囲に調整する
ことが必要であり、pH調整剤として有機酸が用いられ
る。この目的で使用される有機酸としては、金属イオン
等の不純物を実質的に含まないものであればどのような
有機酸でも使用でき、例えば、クエン酸、シュウ酸、グ
ルコン酸、乳酸、酒石酸、マレイン酸、酢酸、ギ酸等が
挙げられ、高純度のものを安価に入手でき、なおかつハ
ンドリングが容易なものとしてクエン酸、シュウ酸、グ
ルコン酸、及び乳酸が好適である。これらは、その1種
のみを単独で用いることができるほか、2種以上を組み
合わせて用いることもできる。
【0023】この有機酸の使用量は、主成分とし用いら
れる炭酸第四級アンモニウム及び水酸化第四級アンモニ
ウムの各使用量や、洗浄剤の用途(光学用途、液晶用
途、ウエーハ用途等)等に応じたpH領域、及び使用す
る有機酸の種類、更には洗浄プロセスとそのシーケン
ス、及び洗浄時における他の薬剤との組合せ(例えば、
シリコンウエーハ洗浄時には、ウエーハ表面の親水性化
及びエッチング防止のために使用時に過酸化水素を混合
して使用する場合等が上げられる)の有無等により決定
される。この有機酸を使用することにより、単に洗浄剤
のpH領域を用途に応じた最適な範囲に調整できるだけ
でなく、洗浄性能や金属イオン封鎖能力をより向上させ
ることができる。
【0024】そして、本発明の精密洗浄剤組成物におい
ては、その用途等に応じて、上記炭酸第四級アンモニウ
ム、水酸化第四級アンモニウム、及び有機酸に加えて、
洗浄用水溶液中に、ノニオン系界面活性剤及びアニオン
系界面活性剤から選ばれた少なくとも1種の界面活性剤
や金属イオンと錯化合物を形成する錯化剤を添加しても
よく、更に必要により、従来よりこの主の洗浄剤に用い
られているその他の第三成分を添加してもよい。
【0025】上記第三成分として添加される界面活性剤
としては、パーティクル除去性能や油脂及び汚れに対す
る洗浄性能をより一層向上せしめることができ、しか
も、金属イオン等の不純物を実質的に含まないものであ
り、また、泡立ちの少ないものが望ましく、具体的に
は、ノニオン系界面活性剤としてポリオキシエチレンノ
ニルフェノールエーテル型、ポリオキシエチレンアルキ
ルエーテル型、ポリプロピレングリコールにエチレンオ
キサイドを付加して得られたプルロニック型等のものが
挙げられ、また、アニオン系界面活性剤としてポリオキ
シエチレンラウリルエーテル酢酸等のカルボン酸型のも
のやアルキル硫酸トリエタノールアミン等が挙げられ
る。これらは、その1種のみを単独で用いることができ
るほか、2種以上を組み合わせて用いることもできる。
【0026】また、錯化剤としては好適なものとしてア
ミノカルボン酸塩類が挙げられ、具体的には、エチレン
ジアミン四酢酸(EDTA)、ハイドロエチルアミン二
酢酸(HIDA)、ジハイドロキシエチルグリシン(D
HEG)、ニトリロ三酢酸(NTA)、ハイドロエチル
エチレンジアミン三酢酸(HEDTA)、ジエチレント
リアミン五酢酸(DTPA)、トリエチレンテトラミン
六酢酸(TTHA)等を挙げることができ、高純度で安
価であり、金属不純物をキレート化して除去する性能に
優れたEDTAやDTPAが好適に用いられる。これら
は、その1種のみを単独で用いることができるほか、2
種以上を組み合わせて用いることもできる。
【0027】これら界面活性剤や錯化剤の使用量につい
ても、調製される洗浄剤の用途等に応じて適宜決定する
ことができるが、界面活性剤については通常は0.00
5〜5重量%、好ましくは0.01〜2重量%の範囲で
あり、錯化剤については通常は0.0001〜5重量
%、好ましくは0.0005〜2重量%の範囲であるの
がよい。
【0028】なお、本発明において、金属イオンやハロ
ゲンイオン等の有害陰イオンを「実質的に含まない」と
いう意味は、これら金属イオンや有害陰イオンの含有量
を可及的に低減せしめて、少なくとも当該精密洗浄剤組
成物が用いられる用途において要求される金属イオン濃
度や有害陰イオン濃度をクリヤしているという意味であ
って、例えば、好ましくは、洗浄剤使用時の洗浄液中の
Na、K、Ca、Fe、Al、Cu、Ni、Cr、Zn
等の金属イオン濃度が0.01ppm以下であるような
場合をいう。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、実施例及び比較例に基づい
て、本発明の好適な実施形態を具体的に説明する。
【0030】実施例1〜4及び比較例1〜4 炭酸第四級アンモニウムとしてTMACを用い、水酸化
第四級アンモニウムとしてTMAHを使用し、また、p
H調整剤の有機酸としてクエン酸、シュウ酸、グルコン
酸、又は乳酸を使用し、ノニオン系界面活性剤としてポ
リオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール(P
EPPG)を、また、アニオン系界面活性剤としてラウ
リル硫酸トリエタノールアミン(RSTEA)を使用
し、更に、錯化剤としてエチレンジアミン四酢酸(ED
TA)、又はエチレントリアミン五酢酸(DTPA)を
使用し、表1に示す割合で配合して洗浄用水溶液を調製
し、実施例1〜4及び比較例1〜3の精密洗浄剤組成物
とした。また、市販の無機アルカリ洗浄剤(水酸化ナト
リウム、錯化剤、ビルダー、及びアニオン系界面活性剤
を含む)の10倍希釈液を調製し、比較例4の精密洗浄
剤組成物とした。
【0031】得られた各実施例及び比較例の精密洗浄剤
組成物について、下記の組成を有する3種類のレンズ用
ガラス(SK16、LaF3、及びBK7)を使用して
洗浄試験を行い、洗浄後の表面状態と洗浄性とを調べ
た。 〔レンズ用ガラスの組成〕 SK16…SiO2:30.8wt%; BaO:48.7wt%; B2O3:17.9wt%;
その他:2.6wt% LaF3…B2O3:37.3wt%; La2O3:25.7wt%; CaO:10.7wt
%; PbO:10.7wt%;その他:15.6wt% BK7……SiO2:68.9wt%; B2O3:10.1wt%; Na2O:8.8wt%;
その他:12.2wt%
【0032】洗浄試験は、3種類のレンズ用ガラスに指
紋(油脂)を付着させ、このレンズ用ガラスを各実施例
及び比較例の精密洗浄剤組成物中に浸漬し、28kHz
の超音波を作用させながら室温で3分間超音波洗浄し、
その後2分間純水でリンスし、次いでスピンドライヤー
で完全に乾燥させたのち、そのガラスを1000Wハロ
ゲンランプ照射下で斜光検査及び金属顕微鏡により観察
し、洗浄後の表面状態と洗浄性の確認を行ない、以下の
基準で評価した。結果を表1に示す。
【0033】 〔洗浄後の表面状態〕 ◎:表面状態の変化が全く認められない ○:表面状態の変化がほとんど認められない △:表面に若干の傷・シミが認められる ×:表面全体に傷・シミが認められる 〔洗浄性〕 ◎:油脂が表面から完全に除去されている ○:油脂が表面に若干残存する △:油脂が表面からほとんど除去されていない ×:油脂が表面から全く除去されていない
【0034】
【表1】
【0035】実施例5〜8及び比較例5〜8 炭酸第四級アンモニウムとしてTMACを用い、水酸化
第四級アンモニウムとしてTMAHを使用し、また、p
H調整剤の有機酸としてクエン酸、シュウ酸、グルコン
酸、又は乳酸を使用し、ノニオン系界面活性剤としてポ
リオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール(P
EPPG)、又はポリオキシエチレンノニルフェニルエ
ーテル(PENFE)を使用し、更に、錯化剤としてエ
チレンジアミン四酢酸(EDTA)、又はエチレントリ
アミン五酢酸(DTPA)を使用し、表2に示す割合で
配合して洗浄用水溶液を調製し、実施例5〜8及び比較
例5〜8の精密洗浄剤組成物とした。
【0036】得られた各実施例及び比較例の精密洗浄剤
組成物について、LDC用ガラス基板(コーニングジャ
パン社製商品名:コーニング7059)を使用して洗浄試験
を行い、洗浄後の洗浄性を調べた。洗浄試験は、液晶用
ガラス基板を各実施例及び比較例の精密洗浄剤組成物中
に浸漬し、28kHzの超音波を作用させながら60℃
で15分間超音波洗浄を行い、その後5分間超純水でリ
ンスし、次いでスピンドライヤーで完全に乾燥させた
後、その液晶用ガラス基板を1000Wハロゲンランプ
照射下で斜光検査及び金属顕微鏡により観察し、シミ及
びパーティクルについてその洗浄性の確認を行ない、以
下の基準で評価した。
【0037】〔洗浄性〕 ◎:基板上にパーティクル、シミ等が全く残存していな
い。 ○:基板上にパーティクル、シミ等が極僅かに残存して
いる。 △:基板上にパーティクル、シミ等が若干認められる。 ×:基板上にパーティクル、シミ等が相当数認められ
る。 結果を表2に示す。
【0038】
【表2】
【0039】実施例9〜13及び比較例9〜10 炭酸第四級アンモニウムとしてTMACを用い、水酸化
第四級アンモニウムとしてTMAHを使用し、また、p
H調整剤の有機酸としてクエン酸、シュウ酸、グルコン
酸、又は乳酸を使用し、ノニオン系界面活性剤としてポ
リオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール(P
EPPG)又はポリオキシエチレンノニルフェニルエー
テル(PENFE)を、また、アニオン系界面活性剤と
してラウリル硫酸トリエタノールアミン(RSTEA)
を使用し、更に、錯化剤としてエチレンジアミン四酢酸
(EDTA)、又はエチレントリアミン五酢酸(DTP
A)を使用し、表3に示す割合で配合して洗浄用水溶液
を調製し、実施例9〜13及び比較例9〜10の精密洗
浄剤組成物とした。
【0040】得られた各実施例及び比較例の精密洗浄剤
組成物について、3種類のウエーハ〔ベアシリコンウエ
ーハ(Si基板)、Si基板上に酸化膜を形成したもの
(SiO2 基板)、及びSiO2 基板上にスパッタリン
グ法でタングステン(W)の薄膜を形成せしめたもの
(W基板)〕を使用し、洗浄試験を行なって洗浄性を調
べた。洗浄試験は、3種類のウエーハにスプレーで上記
各実施例及び比較例の精密洗浄剤組成物を噴射させなが
ら1分間のブラシスクラブ洗浄を行い、次いで30秒間
純水スプレーでブラシスクラブ洗浄を行なった後、最後
に30秒間純水スプレーリンスを行い、その後、ウエー
ハを高速回転させてスピンドライにより完全に乾燥させ
たのち、1000Wハロゲンランプ照射下で斜光検査及
び金属顕微鏡により観察し、洗浄性を実施例5〜8の場
合と同様に評価した。結果を表3に示す。
【0041】
【表3】
【0042】実施例14〜18及び比較例11〜12 上記実施例9〜13の場合と同様にして、表4に示す割
合で配合して洗浄用水溶液を調製し、実施例14〜18
及び比較例11〜12の精密洗浄剤組成物とした。得ら
れた各実施例及び比較例の精密洗浄剤組成物について、
SiO2 基板上にスパッタリング法でアルミニウム(A
l)の薄膜を形成したAl基板を使用し、上記実施例9
〜13の場合と同様にして洗浄試験を行ない、洗浄性を
実施例5〜8の場合と同様に評価した。結果を表4に示
す。
【0043】
【表4】
【0044】実施例19〜23及び比較例13〜14 上記実施例9〜13の場合と同様にして、表5に示す割
合で配合して洗浄用水溶液を調製し、実施例19〜23
及び比較例13〜14の精密洗浄剤組成物とした。得ら
れた各実施例及び比較例の精密洗浄剤組成物について、
SiO2 基板上にスパッタリング法で銅(Cu)の薄膜
を形成したCu基板を使用し、上記実施例9〜13の場
合と同様にして洗浄試験を行ない、洗浄性を実施例5〜
8の場合と同様に評価した。結果を表5に示す。
【0045】
【表5】
【0046】以上の実施例9〜13及び比較例9〜1
0、実施例14〜18及び比較例11〜12、及び実施
例19〜23及び比較例13〜14から明らかなよう
に、本発明の精密洗浄剤組成物は、単にガラス表面に対
してだけでなく、半導体製造で用いられるウエーハ(S
i基板、SiO2 基板、Al基板、Cu基板、W基板
等)の表面に対しても、パーティクル付着防止性を含め
て、優れた洗浄効果を発揮するものであり、しかも、こ
の組成物自体も金属イオンや有害陰イオン等を実質的に
含まないものであり、半導体製造の洗浄工程で用いる精
密洗浄剤として極めて有用であることが判明した。
【0047】
【発明の効果】本発明の精密洗浄剤組成物は、高度の表
面清浄度が要求されるガラスやウエーハ等の被洗浄物に
対して洗浄後の被洗浄物表面に悪影響を与える金属イオ
ンやハロゲンイオン等の有害陰イオンを実質的に含ま
ず、これら被洗浄物の洗浄工程で用いられた際に、被洗
浄物の表面にヤケや潜傷等のダメージを与えることがな
く、しかも、優れた洗浄性を発揮し得るものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3B201 AA03 AB01 BB02 BB83 BB92 BB96 CB01 CC01 CC13 CC21 4H003 AB27 AB46 AC23 BA12 DA15 DA16 EB07 EB08 EB13 EB16 EB19 ED02 FA07 FA21 FA28

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 炭酸第四級アンモニウムと水酸化第四級
    アンモニウムとを主成分とし、pH調整剤として有機酸
    を含む洗浄用水溶液からなり、実質的に金属イオンを含
    まないことを特徴とする精密洗浄剤組成物。
  2. 【請求項2】 洗浄用水溶液は、ノニオン系界面活性剤
    及びアニオン系界面活性剤から選ばれた少なくとも1種
    の界面活性剤を含む請求項1に記載の精密洗浄剤組成
    物。
  3. 【請求項3】 洗浄用水溶液は、金属イオンと錯化合物
    を形成する錯化剤を含む請求項1又は2に記載の精密洗
    浄剤組成物。
  4. 【請求項4】 炭酸第四級アンモニウムが、下記一般式
    (1) 【化1】 (但し、式中Rは炭素数1〜4のアルキル基又はヒドロ
    キシアルキル基であり、互いに同じであっても異なって
    いてもよい)で表される化合物である請求項1〜3のい
    ずれかに記載の精密洗浄剤組成物。
  5. 【請求項5】 水酸化第四級アンモニウムが、下記一般
    式(2) 【化2】 (但し、式中Rは炭素数1〜4のアルキル基又はヒドロ
    キシアルキル基であり、互いに同じであっても異なって
    いてもよい)で表される化合物である請求項1〜4のい
    ずれかに記載の精密洗浄剤組成物。
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