JP2000318372A - 振出式シャープペンシル - Google Patents

振出式シャープペンシル

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JP2000318372A
JP2000318372A JP11135434A JP13543499A JP2000318372A JP 2000318372 A JP2000318372 A JP 2000318372A JP 11135434 A JP11135434 A JP 11135434A JP 13543499 A JP13543499 A JP 13543499A JP 2000318372 A JP2000318372 A JP 2000318372A
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JP
Japan
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weight body
weight
mechanical pencil
lead
opening
Prior art date
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Pending
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JP11135434A
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English (en)
Inventor
Yuji Kawarasaki
勇二 河原崎
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Pilot Precision KK
Original Assignee
Pilot Precision KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 重量体12の開口部を透して芯タンク3内の
芯の消耗量が確認できる振出式シャープペンシルを提供
する。 【解決手段】 重量体12の慣性力により芯10を繰り
出す振出式シャープペンシルにおいて、重量体12に内
部を透視可能な開口部を形成する。更に、軸筒7及び芯
タンク3を透明又は半透明に構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、重量体の慣性力に
より芯を繰り出す振出式シャープペンシルに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来の振出式シャープペンシルは、芯タ
ンクの外側に重量体が外嵌されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって、軸筒及び
芯タンクを透明にしても、重量体により芯が覆われて、
芯の消耗量を外部より目視することは不可能であった。
【0004】そのために、芯が消耗して筆記不可能な状
態になることを予測することがむずかしかった。
【0005】本発明は、上記課題を解消する振出式シャ
ープペンシルを提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、重量体の慣性
力によりチャックを前進させて芯を繰り出す振出式シャ
ープペンシルにおいて、チャックと連動する芯タンクの
外側に重量体を外嵌する。該重量体に内部を透視可能な
開口部を形成する。更に、軸筒及び芯タンクを透明又は
半透明に構成する。
【0007】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の振出式シャー
プペンシルを説明する。図1、図2、図3及び図4は本
発明の第1実施例を示すもので、チャック1と、コネク
ター2を介してチャック1に連結される透明合成樹脂パ
イプからなる芯タンク3と、チャック1の頭部1Aに外
嵌された締リング4と、締リング4を受け止める連結具
5と、連結具5とコネクター2の間に張架されるスプリ
ング6とにより振出式シャープペンシルの機構部を構成
する。
【0008】軸筒7は透明合成樹脂で構成され、該軸筒
7の前部孔7Aを前記機構部の芯タンク3及びコネクタ
ー2が挿通可能に構成する。更に、軸筒7の前部細径部
7Bに透明のシリコンゴム又は透明の熱可塑性エラスト
マーからなる滑り止め用のグリップ8を外嵌する。この
軸筒7の前方より機構部の芯タンク3を挿入し、軸筒7
の前端と軸筒7の前部に螺合された口金9の内段9Aに
より機構部の連結具5を挟持する。また、口金9の後端
と軸筒7の外段7Cにより前記グリップ8を挟持する。
前記口金9は透明の合成樹脂により構成する。口金9に
は芯10を適宜の力で保持するゴム等の弾性体で構成さ
れた芯ホルダー11が内蔵されている。
【0009】重量体12は金属製の線材を巻回して構成
され、該重量体12の中間部に内部が透視可能なスプリ
ング部12Aを構成する。この重量体12を、軸筒7の
後端より開口されかつ前記前部孔7Aより太径に構成さ
れた内孔7Dに摺動可能に内蔵する。この重量体12の
貫通孔に前記芯タンク3が挿通される。
【0010】図5に示した頭冠13は、上側にクリップ
14を一体に形成するとともに、前部に細径部13Aを
形成する。この細径部13Aの外周面には前記クリップ
14の真下に位置して突起13Bを形成するとともに、
細径部13Aの両側部に長手方向に伸びた開口窓13C
を対向して形成し、突起13Bが位置する細径部13A
が適宜弾性変形可能に構成する。この頭冠13には、前
部内側に芯タンク3の横振れを防止するための内鍔13
Dが形成されるとともに、後部内側にはリターンスプリ
ング15を当接するための段部13Eが形成される。更
に、頭冠13の後部孔13Fの上下には、前記開口窓1
3Cと軸心に対して90度ずれた位置にキー溝13Gが
対向して形成されている。
【0011】また、図6及び図7に示したように、押圧
部材16の前部筒16A外周面の両側にはそれぞれ突起
16Bが形成されるとともに、前部筒16Aの上下に開
口窓16Cが対向して形成され、突起16Bが位置する
前部筒16Aが弾性変形可能に構成されている。この押
圧部材16の後部には外鍔部16Dが形成され、該外鍔
部16Dの上下には前記突起16Bと軸心に対して90
度ずれた位置に外方に突出したキー16Eがそれぞれ形
成される。更に、押圧部材16の内面には芯挿通口を有
する内鍔16Fが形成され、この内鍔16Fの前面が芯
タンク3の後端を押圧する押圧面となっている。この押
圧部材16の前部にリターンスプリング15を外嵌した
後、頭冠13の後方より、頭冠13のキー溝13Gに押
圧部材16のキー16Eを合わせて挿入し、押圧部材1
6の突起16Bを頭冠13の開口窓13Cに長手方向に
摺動可能に遊嵌する。前記リターンスプリング15が頭
冠13の段部13Eと押圧部材16の外鍔部16Dの間
に張架されることにより通常押圧部材16は長手方向後
方に付勢されている。しかも押圧部材16の前部内孔1
6Gには芯タンク3の後部が挿入され、芯タンク3の後
端と押圧部材16の押圧面は適宜離間して構成されてい
る。
【0012】更に、押圧部材16の後部内孔16Hには
消しゴム17が嵌合されて取り付けられ、かつ消しゴム
17を覆うノブ18が押圧部材16の後部外面16Iに
嵌合されて図8及び図9に示した状態となる。このよう
に組み立てられた頭冠13が前記軸筒7の後端より挿入
され、軸筒7の後端より長手方向前方に伸びた凹溝7F
に頭冠13の隆起部13Hを合わせて前進させれば、頭
冠13の突起13Bが軸筒7の後部上面に形成された係
止窓7Eに嵌め込まれて、頭冠13が軸筒7に取り付け
られる。しかも、軸筒7の係止窓7E及び頭冠13の突
起13Bはクリップ14により隠されるために外観を損
なうことはない。また、頭冠13の内鍔13Dには前記
芯タンク3の後部が挿通されるとともに、前記重量体1
2はコネクター2の外鍔2Aと頭冠13の内鍔13Dに
より長手方向の摺動が規制される。
【0013】以上説明した振出式シャープペンシルは、
芯タンク3内に位置する芯10の消耗量を重量体12の
スプリング部12Aを透視して軸筒7の外側より目視で
き、芯10の消耗を事前に予測することが可能になる。
【0014】図10及び図11は本発明の重量体におけ
る第2実施例を示したものである。重量体112を円筒
状に構成し、該重量体112の前端部に前方より切り欠
いて内部が透視可能な2つの開口部112Bを互いに対
向させて構成する。
【0015】図12及び図13は本発明の重量体におけ
る第3実施例を示したものである。重量体212を円筒
状に構成し、該重量体212の前部に内部が透視可能な
2つの開口窓212Cを互いに対向させて構成するとと
もに、重量体212の後部にも内部が透視可能な2つの
開口窓212Cを互いに対向させて構成する。
【0016】図14、図15及び図16は本発明の重量
体における第4実施例を示したものである。重量体31
2を円筒状に構成し、該重量体312の前端部に前方よ
り切り欠いて内部が透視可能な2つの開口部312Bを
互いに対向させて構成する。同様に重量体312の後端
部にも後方より切り欠かれた2つの開口部312Bを互
いに対向させて構成する。更に、重量体312の前部に
内部が透視可能な2つの開口窓312Cを前記開口部3
12Bより円周方向に90度移動させた位置に互いに対
向させて構成する。同様に重量体312の後部にも2つ
の開口窓312Cを互いに対向させて構成する。
【0017】この第4実施例の場合には、どこからでも
重量体312の開口部312Bあるいは開口窓312C
を透視して芯タンク内の芯の消耗量を確認することがで
きる利点がある。
【0018】
【発明の効果】以上説明した本発明の筆記具は、重量体
に内部を透視可能な開口部が形成されているので、重量
体の開口部を透して芯の消耗量が確認でき、芯が消耗し
てしまう前に芯の消耗を予測して芯を補充することが容
易に行える効果が奏せられるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の振出式シャープペンシルにおける第1
実施例を示す断面図である。
【図2】図1のA−A線を示す断面図である。
【図3】図1のB−B線を示す断面図である。
【図4】図1のC−C線を示す断面図である。
【図5】本発明の第1実施例の頭冠及びクリップを示す
正面図である。
【図6】本発明の第1実施例の押圧部材を示す正面図で
ある。
【図7】本発明の第1実施例の押圧部材を示す平面図で
ある。
【図8】本発明の第1実施例の頭冠及びクリップに、リ
ターンスプリング、押圧部材、消しゴム及びノブを組み
立てた状態を示す正面図である。
【図9】図8のA−A線を示す断面図である。
【図10】本発明の振出式シャープペンシルにおける重
量体の第2実施例を示す正面図である。
【図11】本発明の振出式シャープペンシルにおける重
量体の第2実施例を示す左側面図である。
【図12】本発明の振出式シャープペンシルにおける重
量体の第3実施例を示す正面図である。
【図13】図12のA−A線を示す断面図である。
【図14】本発明の振出式シャープペンシルにおける重
量体の第4実施例を示す正面図である。
【図15】本発明の振出式シャープペンシルにおける重
量体の第4実施例を示す左側面図である。
【図16】図14のA−A線を示す断面図である。
【符号の説明】
1 チャック 3 芯タンク 7 軸筒 10 芯 12 重量体 12A 重量体12のスプリング部 112 重量体 112B 重量体112の開口部 212 重量体 212C 重量体212の開口窓 312 重量体 312B 重量体312の開口部 312C 重量体312の開口窓

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 重量体の慣性力によりチャックを前進さ
    せて芯を繰り出す振出式シャープペンシルにおいて、チ
    ャックと連動する芯タンクの外側に重量体を外嵌し、該
    重量体に内部を透視可能な開口部を形成し、更に、軸筒
    及び芯タンクを透明又は半透明に構成したことを特徴と
    する振出式シャープペンシル。
  2. 【請求項2】 金属製の線材をコイル状に巻回して重量
    体を構成し、該コイル部の一部に内部を透視可能に開口
    したスプリング部を形成したことを特徴とする請求項1
    記載の振出式シャープペンシル。
  3. 【請求項3】 重量体の端部を切欠して内部が透視可能
    な開口部を形成したことを特徴とする請求項1記載の振
    出式シャープペンシル。
  4. 【請求項4】 重量体の中間部に内部が透視可能に開口
    した開口窓を形成したことを特徴とする請求項1記載の
    振出式シャープペンシル。
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