JP2000314636A - ナビゲーション装置及びそのメニュー表示装置 - Google Patents

ナビゲーション装置及びそのメニュー表示装置

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JP2000314636A
JP2000314636A JP12319499A JP12319499A JP2000314636A JP 2000314636 A JP2000314636 A JP 2000314636A JP 12319499 A JP12319499 A JP 12319499A JP 12319499 A JP12319499 A JP 12319499A JP 2000314636 A JP2000314636 A JP 2000314636A
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JP12319499A
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Inventor
Seiichi Suzuki
誠一 鈴木
Shoji Yokoyama
昭二 横山
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Equos Research Co Ltd
Original Assignee
Equos Research Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 比較的表示画面が狭い場合でも、一定数のメ
ニュー項目を表示するとともに、各メニュー項目の内容
を簡便に認識できるようにする。 【解決手段】 所定のメニュー階層に含まれている「自
宅」,「電話番号から探す」,「住所から探す」,「5
0音から探す」,「メモリ地点から探す」,……の各メ
ニュー項目が、順にディスプレイ10上に表示される。
初期時点では、先頭項目である「自宅」の文字が他の項
目と比較して大きく表示される。ユーザがメニュー表示
上の選択キーKU,KDを操作すると、拡大表示する項
目が上下方向に移動する。選択した項目が拡大して表示
されるため、狭い表示画面であっても相当数の項目を表
示することが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車などにおい
て、車両現在位置から、入力された目的地までの経路の
案内を行うナビゲーション装置に関し、特に表示部が比
較的狭いナビゲーション装置に好適なメニュー表示装置
の改良に関するものである。
【0002】
【背景技術】ナビゲーション装置では、経路探索や経路
案内などの各種の操作項目の選択を、階層化されたメニ
ュー表示を利用して行っている。図10には、そのよう
な階層化されたメニューの一例が示されている。この例
では、最上位の階層のメニュー項目M1が、「目的を設
定する」,「各種設定をする」,……となっている。そ
して、メニュー項目「目的地を設定する」の下位階層メ
ニュー項目M12は、「自宅」,「電話番号から探す」,
「住所から探す」,「ジャンルから探す」,……となっ
ている。更に、メニュー項目「ジャンルから探す」の下
位階層メニュー項目M123は、「飲食店」,「ゴルフ
場」,……となっている。他のメニュー項目についても
同様である。
【0003】これらのメニューは、通常各階層毎に画面
上に表示される。そして、ユーザは、各項目を表す文字
列や図形などの表示領域のうち、所望のものにカーソル
を合わせて選択ボタンを押す,タッチパネルであれば所
望のメニュー項目表示領域をタッチするなどの方法で、
該当する項目を選択する。ユーザによる選択が行われる
と、そのメニュー項目の表示領域が色変化する,点滅す
るなどによって、その項目が選択されたことをユーザに
知らせるようになっている。
【0004】例えば、特開平9−292262号公報の
車載用ナビゲーション装置では、ユーザが周辺施設検索
を指示すると、同公報図3のような検索メニュー項目が
表示される。この画面上でユーザが所望のジャンルを選
択すると、該当する周辺施設が検索され、検索した周辺
施設が同公報図4のように表示される。この例では、メ
ニュー項目の表示枠がカーソルとなっており、上下ボタ
ンにより移動する。そして、いずれか所望のメニュー項
目にカーソルを合わせてボタンを押すことで、そのメニ
ューが選択される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
ような背景技術には次のような不都合がある。画面が比
較的大きい場合には、各メニュー項目の表示領域を大き
く取ることができる。しかし、表示画面が比較的小さい
場合に各メニュー項目を同様の大きさで表示すると、画
面中に表示できる項目数が少なくなってしまい、スクロ
ールを頻繁に行わなければならないという不都合があ
る。しかし、画面中に表示できる項目数を増やすと、各
項目の表示領域が狭くなり、今度は各項目の内容を見づ
らくなってしまうという不都合がある。
【0006】本発明は、以上の点に着目したもので、比
較的表示画面が狭い場合でも、一定数のメニュー項目を
表示するとともに、各メニュー項目の内容を簡便に認識
することができるナビゲーション装置及びそのメニュー
表示装置を提供することを、その目的とするものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明のナビゲーション装置のメニュー表示装置
は、一定数のメニュー項目を表示する表示手段;この表
示手段に表示されているメニュー項目のうちから、特定
のものを選択するメニュー選択手段;このメニュー選択
手段によって選択されたメニュー項目を拡大表示する項
目拡大手段;を備えたことを特徴とする。主要な形態の
一つによれば、前記項目拡大手段は、メニュー項目の表
示領域,文字,図柄の少なくとも一つを拡大表示するこ
とを特徴とする。他の形態によれば、拡大された表示領
域中に、項目内容を示す文字列の全体が表示されるよう
に、文字列の大きさが変更される。なお、拡大表示と
は、選択手段により選択されたメニュー項目を、表示手
段に同時に表示されている他のメニュー項目よりも大き
く表示することをいう。
【0008】本発明のナビゲーション装置は、静的記憶
手段に記録されたデータと、位置計測手段によって計測
した位置データを利用して、経路探索及び経路案内を行
うナビゲーション装置であって、前記いずれかのメニュ
ー表示装置を備えたことを特徴とする。本発明の前記及
び他の目的,特徴,利点は、以下の詳細な説明及び添付
図面から明瞭になろう。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て詳細に説明する。図2には、本実施形態にかかるナビ
ゲーション装置の外観が示されている。同図に示すよう
に、本形態のナビゲーション装置は、比較的小型で機能
も簡易化されており、表示画面が狭いいわゆるTbyTタ
イプのナビゲーション装置である。まず、装置全体の大
きさは、例えばダッシュボードに取り付ける機器の規格
の1DINサイズ程度となっている。前面には、ディスプ
レイ10,操作キー12〜16,スピーカ18,ジョイ
スティック20が設けられている。ディスプレイ10に
は、必要に応じて入力装置の一つとしてタッチパネル2
1が設けられている。
【0010】これらのうち、ディスプレイ10は、例え
ば白黒表示の液晶パネルによってナビゲーション装置と
一体に構成されており、例えば縦×横が128ドット×
256ドット(又は64ドット×128ドット),38
mm×72mm程度の大きさとなっている。操作キー12〜
16は、必要最小限のもののみとなっており、本例で
は、メニュー表示を行うためのキースイッチである「メ
ニュー」,車両現在位置を含む地域の地図を表示するた
めのキースイッチである「現在地」,直前に表示されて
いた画面に表示を戻すためのキースイッチである「戻
る」の三つが設けられている。スピーカ18は、音声に
よるナビゲーションを行うために設けられている。ジョ
イスティック20は、表示画面上におけるカーソルの移
動などを行うための入力装置である。スティック20を
軸方向に押圧することで確定入力を行うことが可能とな
っている。タッチパネル21は、ディスプレイ10上に
表示されたキー入力などを行う入力装置である。
【0011】更に、一般的なナビゲーション装置では、
地図などのナビゲーションデータはCD−ROMやDV
D−ROMなどの記憶されている情報が機械的な読み取
り装置を介して読み取られる動的記憶手段に格納されて
いる。しかし、本形態の装置では、記憶されている情報
が電気的に読み取られる静的記憶手段(例えば、RO
M,EPROM,フラッシュメモリ,メモリスティッ
ク,ICカード,RAMなどが該当する。これらは、ナ
ビゲーション装置本体に内蔵されたものであっても、ナ
ビゲーション装置本体に着脱できるようなメモリカード
などのカード形式のものであってもよい。)にナビゲー
ションデータが格納されている。それら静的記憶手段に
は、例えば約100[km]四方のナビゲーションデータ
が格納される。
【0012】図1には、上述した外観のナビゲーション
装置の構成が示されている。同図において、上述したデ
ィスプレイ10は、CPUを中心に構成されている演算
部30の画面管理部32によってその表示が管理されて
いる。また、操作キー12〜16,ジョイスティック2
0及びタッチパネル21は入力管理部34に接続されて
おり、これによって入力が管理されている。更に、前記
スピーカ18は音声出力回路36を介して音声出力管理
部38に接続されており、これによってスピーカ18の
音声出力が管理されている。
【0013】車両位置を測定するGPSセンサ40,車
両の走行距離を測定する距離センサ42,車両の進行方
位を測定する方位センサ44は、現在位置認識部46に
接続されている。GPSセンサ40によってGPS航法
による位置計測が行われ、距離センサ42及び方位セン
サ44によって自立航法による位置計測が行われる構成
となっている。
【0014】地図データ,各階層のメニュー項目を表示
又は選択等するためのメニューデータなどのナビゲーシ
ョンに必要な各種のデータは、メモリカードなどによっ
て構成されたデータ記憶部48に格納されている。デー
タ記憶部48は、画面管理部32,音声出力管理部38
及び地図データ読み込み部50に接続されている。上述
した現在位置認識部46と地図データ読み込み部50
は、地図管理部52に接続されている。画面管理部32
及び地図管理部52には、地図の描画処理を行うための
地図描画部54が接続されている。そして、前記画面管
理部32,入力管理部34,音声出力管理部38,地図
管理部52は、経路演算部56及び経路案内部58とと
もに全体管理部60に接続されている。経路演算部56
は、経路探索の演算を行う機能を備えており、経路案内
部58は、経路案内のための処理を行う機能を備えてい
る。
【0015】次に、経路探索及び経路案内の動作につい
て説明する。図3には、目的地設定の動作がフローチャ
ートして示されている。本形態においても、メニュー項
目は、例えば上述した図10のように階層化されてい
る。このようなメニューは、ユーザが電源投入後に装置
前面のメニューキー12をオンとすると、ディスプレイ
10上に表示される。詳述すると、メニューキー12を
ユーザがオンとすると(ステップS10)、これが入力
管理部34によって検知され、その旨が全体管理部60
に通知される。全体管理部60では、画面管理部32に
対して予め用意されているメニューデータをデータ記憶
部18から読み込むように指示する。なお、装置電源投
入時に、初期設定によってメニュー表示フラグをオンに
設定し(ステップS10参照)、電源投入後は常にステ
ップS12以下の処理が行われるようにしてもよい。
【0016】次に、画面管理部32は、データ記憶部4
8を参照し、予め設定した初期値から、拡大表示したい
メニュー項目nを読み込むとともに(ステップS1
4)、全体管理部54は読込み済みフラグをオンとする
(ステップS16)。そして、取り込んだデータに基づ
いて、ディスプレイ10にメニュー表示を行う。このと
き、前記nに該当するメニュー項目(n行目の文字や図
柄及びその文字や図柄が表示されている表示領域)を拡
大表示する(ステップS18)。例えば、上述した図1
0の階層M12を表示する場合に、前記nが先頭行に設定
されている場合は、図4(A)に示すような表示とな
る。すなわち、階層M12に含まれている「自宅」,「電
話番号から探す」,「住所から探す」,「50音から探
す」,「メモリ地点から探す」,……の各メニュー項目
が、順にディスプレイ10上に表示される。そして、先
頭項目である「自宅」の文字及びその「自宅」が表示さ
れている矩形の表示領域が他の項目と比較して大きく表
示される。これに伴い、全体管理部60は、メニュー表
示中フラグをオンとする(ステップS20)。メニュー
表示中フラグがオンとなっている間は、後述する図7の
フローチャートで示す処理が割り込み的に実行される。
【0017】なお、図3に示す処理は、ナビゲーション
装置の電源投入中はサイクリックに、つまり繰り返し実
行される。なお、拡大表示項目nを読み込む動作は、最
初に行われるだけである。そこで、最初の時点で読込み
済みフラグをオンとするとともに(ステップS16)、
2回目以降はこの読込み済みフラグを参照することによ
ってnの読込み動作を行わないようにしている(ステッ
プS12のYes)。
【0018】このように、本形態では、該当するメニュ
ー項目,具体的にはその文字や図柄を拡大することで、
その項目の拡大表示(強調表示)が行われる。文字など
が拡大表示されるので、読みやすくなるという利点があ
る。図4(A)で項目指定のカーソルを下に移動する
と、図4(B)に示すようになる。
【0019】図5及び図6には、他の強調の例が示され
ている。まず図5(A)の例は、選択された項目の表示
領域(メニュー項目)を、同時に表示されている他の項
目の表示領域よりも拡大したものである。項目内容を示
す文字の大きさは変化しない。従って、項目(文字列)
がデータ記憶部に記憶されている通常のフォント(拡大
表示用のフォントでない通常のフォント)では一行に表
示しきれないほど長い場合には、その項目(文字列)が
表示される表示領域を拡大表示することにより(例え
ば、二行表示できるように拡大表示することにより)、
項目(文字列)全体が表示されるようになるので、内容
が判りやすくなるという利点がある。図5(A)の状態
でカーソルを下に移動して「メモリ地点から探す」を選
択すると、図5(B)に示すようになる。「メモリ地点
から探す」という項目は、文字列が長いので、図5
(A)に示すように全体が表示されない。しかし、図5
(B)のように、領域を2行に拡大表示すると、文字列
全体が表示されるようになる。
【0020】文字列がデータ記憶部に記憶されている通
常のフォントでは、拡大表示された表示領域(例えば、
二行表示できるように拡大表示された表示領域)に表示
しきれないほど長い場合には、前記図5のように表示し
ても、項目名の全体を表示できない。そこで、図6で
は、表示領域を前記図5のように拡大するとともに、こ
の拡大領域に項目名全体が表示されるように文字の大き
さが設定される。例えば、項目名「小御門カントリーク
ラブ」はさほど長くない。このため、図6(A)に示す
ように、表示領域を二行に拡大するだけで項目名全体が
表示可能である。これに対し、項目名「ゴルフクラブイ
ンターナショナルエアポート」は非常に長い。従って、
図6(B)に示すように、表示領域を二行に拡大すると
ともに、拡大表示された表示領域に表示できるように文
字列の大きさを小さくすることで、項目名全体を表示し
ている。
【0021】次に、図7を参照しながら経路探索におけ
る目的地等の入力処理ルーチンを詳細に説明する。図7
の処理は、図3に示した処理が繰り返し行われている状
態で割り込み的に実行される。また、以下の説明では、
図4の拡大表示の場合を代表して説明する。メニュー表
示が行われてその旨のフラグがオンとなると(図3のス
テップS20,図7のステップS30のYes)、図7の
処理が行われる状況となる。
【0022】この状態で、ユーザがメニュー表示上の選
択キーKU,KDの入力をジョイスティック20やタッ
チパネル21で行ったとすると(ステップS32のYe
s,ステップS34のYes)、その旨が入力管理部34で
検知され、全体管理部60に通知される。全体管理部6
0は、選択キーKU,KDのいずれが操作されたかによ
り、拡大表示項目nを更新する。
【0023】(1)選択キーKUが操作され(ステップ
S34のYes)、更に、 現在の拡大表示項目nが表示メニューの先頭行のとき
は(ステップS52のYes)、拡大表示項目nを最終行
とする(ステップS56)。例えば、図4(A)の状態
で選択キーKUが操作されたときは、最終行の「メモリ
地点から探す」の項目が拡大表示される。 現在の拡大表示項目nが表示メニューの先頭行でない
ときは(ステップS52のNo)、拡大表示項目nをn−
1とし、一つ上の項目を拡大表示する(ステップS5
4)。例えば、「50音で探す」が拡大表示されている
状態で選択キーKUが操作されたときは、その上の「住
所から探す」の項目が拡大表示される。
【0024】(2)選択キーKDが操作され(ステップ
S36のYes)、更に、 現在の拡大表示項目nが表示メニューの最終行のとき
は(ステップS46のYes)、拡大表示項目nを先頭行
とする(ステップS50)。例えば、最終行の「メモリ
地点から探す」の項目が拡大表示されている状態で選択
キーKDが操作されたときは、先頭行の「自宅」の項目
が拡大表示される。 現在の拡大表示項目nが表示メニューの最終行でない
ときは(ステップS46のNo)、拡大表示項目nをn+
1とし、一つ下の項目を拡大表示する(ステップS4
8)。例えば、図4(A)の状態で選択キーKDが操作
されたときは、図4(B)に示すように、その下の「電
話番号から探す」の項目が拡大表示される。
【0025】以上のようにして、ユーザは、いずれかの
メニュー項目を選択する。そして、該当するメニューが
拡大表示されている状態で確定キー入力,例えばジョイ
スティック20が軸方向に押圧されたときは(ステップ
S38のYes)、該当する項目の命令や情報が入力され
る(ステップS40)。入力結果は、入力管理部34か
ら全体管理部60に伝達される。全体管理部60は、入
力結果から目的地が入力されたかどうかを判断する(ス
テップS42)。その結果、目的地が入力されたときは
(ステップS42のYes)、経路演算部56で経路探索
の処理が行われる(ステップS44)。
【0026】すなわち、全体管理部60は、現在位置認
識部46で認識された現在位置と前記目的地の情報を経
路演算部56に通知する。経路演算部56では、供給さ
れた情報に基づいて経路探索の演算が行われる。得られ
た推奨経路は、全体管理部60に送られる。そして全体
管理部60は、処理終了時に経路探索終了フラグをオン
とするとともに、メニュー表示中フラグをオフとする
(ステップS46)。なお、経路探索終了フラグは、後
述する図8の経路案内処理ルーチンで参照される。
【0027】例えば、図6(A)に示す「小御門カント
リークラブ」の文字及び表示領域が大きく表示されてい
る場合に、確定キー入力が行われたとすると、「小御門
カントリークラブ」が目的地として設定され、車両現在
位置から目的地である「小御門カントリークラブ」に至
るまでの経路が探索される。
【0028】しかし、目的地が入力されないときは(ス
テップS42のNo)、入力された項目に対応する処理が
実行される。例えば、図4(B)のように「電話番号か
ら探す」の文字及び表示領域が大きく表示されている状
態で確定キー入力が行われると、「電話番号から探す」
の項目に対応する命令又は情報が入力される。この場
合、入力項目は目的地となり得る最終的な地名や施設名
ではないので、経路探索は行われない(ステップS42
のNo)。全体管理部60では、入力項目「電話番号から
探す」に対応した処理が実行される。すなわち、「電話
番号から探す」に対応するメニューがディスプレイ10
に表示され、電話番号による目的の設定動作が行われ
る。
【0029】次に、図8を参照しながら経路案内処理の
ルーチンについて説明する。経路探索が行われて経路探
索終了フラグがオンとなると(図7のステップS46,
図8のステップS72のYes)、図8のステップS74
以下の処理が実行される。すなわち、全体管理部60
は、経路案内部58に経路案内動作を指示し、経路案内
の地図表示が行われる(ステップS74)。詳述する
と、時々刻々と変化する車両の現在位置は、GPSセン
サ40,距離センサ42,方位センサ44による検知結
果に基づいて現在位置認識部46で認識される。認識さ
れた現在位置の情報は、地図管理部52に送られる。地
図管理部52は、地図データ読み込み部50に対して、
現在位置に対応する地図データを順次データ記憶部48
から読み込むように指令する。これによって読み込まれ
た地図データは、地図描画部54に送られるとともに、
その旨が全体管理部60に報告される。すると、全体管
理部60は、画面管理部32に地図表示を指令し、地図
描画部54で描画された地図がディスプレイ10に車両
現在位置とともに表示される。
【0030】また、画面管理部32は、車両現在位置に
対応する表示用の案内データを、データ記憶部48から
読み出してディスプレイ10に表示する。また、音声出
力管理部38は、車両現在位置に対応する音声用の案内
データを、データ記憶部48から読み出して音声出力回
路36に供給し、スピーカ18による音声案内を行う。
すなわち、車両が右左折する交差点などの案内を開始す
る案内地点に達すると(ステップS76のYes)、例え
ば図9に示すような案内図がディスプレイ10に表示さ
れるとともに、音声出力管理部38,音声出力回路36
及びスピーカ18によって音声案内が行われる(ステッ
プS78)。
【0031】図9の例について説明すると、左向きの矢
印は、次の交差点が左折を要する交差点であることを表
している。また、同矢印の下の数値「3.2km」は、車
両現在位置から同交差点までの距離を表している。図9
右上の矢印は、車両現在位置からみた目的地の方向を示
し、同矢印下の数値「12.3km」は、車両現在位置か
ら目的地までの距離を示す。また、同数値の下の数値
「10:23」は、現在時刻を表す。
【0032】以上の動作は、車両が目的地に到着するま
でサイクリックに実行される(ステップS80のNo)。
そして、車両が目的地に到着すると(ステップS80の
Yes)、全体管理部60では経路探索終了フラグがオフ
になり(ステップS82)、図8の経路案内処理が終了
する。
【0033】このように、本形態によれば、次のような
効果がある。 ユーザによって選択されたメニュー項目の文字や図柄
が、同時に表示される他の項目の文字や図柄よりも大き
く表示されるので、ディスプレイが比較的狭い場合で
も、ユーザはいずれのメニュー項目が選択されているか
を、比較的容易に認識できる。 ユーザによって選択されたメニュー項目の表示領域
が、同時に表示される他の項目の表示領域よりも拡大し
て表示されるので、ディスプレイが比較的狭い場合で
も、ユーザはいずれのメニュー項目が選択されているか
を、比較的容易に認識できる。 ユーザによって選択されたメニュー項目の表示領域
を、同時に表示される他の項目の表示領域よりも拡大し
て表示するともに、項目内容を示す文字列の全体が表示
されるようにしたので、ディスプレイが比較的狭い場合
でも、ユーザはいずれのメニュー項目が選択されている
かを、比較的容易に認識できる。
【0034】本発明には数多くの実施形態があり、以上
の開示に基づいて多様に改変することが可能である。例
えば、次のようなものも含まれる。 メニュー項目の拡大表示の形態としては、例えば図1
1に示すように、横幅を狭くするものの縦幅を前記形態
よりも大きくするなど、必要に応じて適宜設定してよ
い。 文字や図柄の拡大に加えて、字体の変更,着色,点
滅,色の濃淡や模様などを付加するようにしてもよい。 前記形態では、メニュー項目の内容が文字によって表
示されている場合であるが、文字の代わりに図柄(アイ
コン)などによって表示されている場合や文字及び図柄
で表示されている場合も同様に適用可能である。この場
合に、文字もしくは図柄のいずれか一方のみを拡大表示
するようにしてもよい。 前記形態は、本発明を車両用のナビゲーション装置に
適用したものであるが、携帯用のナビゲーション装置な
どにも適用可能である。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
選択されたメニュー項目を拡大表示することとしたの
で、比較的表示画面が狭い場合でも、一定数のメニュー
項目を表示するとともに、各メニュー項目の内容を簡便
に認識することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の構成を示すブロック図で
ある。
【図2】前記形態のナビゲーション装置の外観を示す斜
視図である。
【図3】前記形態における目的地設定処理ルーチンを示
すフローチャートである。
【図4】前記形態におけるメニュー項目の表示態様を示
す図である。
【図5】前記形態におけるメニュー項目の他の表示態様
を示す図である。
【図6】前記形態におけるメニュー項目の更に他の表示
態様を示す図である。
【図7】前記形態における目的地等の入力処理ルーチン
を示すフローチャートである。
【図8】前記形態における経路案内処理ルーチンを示す
フローチャートである。
【図9】前記形態における経路案内表示の一例を示す図
である。
【図10】ナビゲーション装置におけるメニュー階層の
一例を示す図である。
【図11】本発明のメニュー表示の他の例を示す図であ
る。
【符号の説明】
10…ディスプレイ 12〜16…操作キー 12…メニューキー 18…スピーカ 18…データ記憶部 20…ジョイスティック 21…タッチパネル 30…演算部 32…画面管理部 34…入力管理部 36…音声出力回路 38…音声出力管理部 40…GPSセンサ 42…距離センサ 44…方位センサ 46…現在位置認識部 48…データ記憶部 48…データ記憶部 50…地図データ読み込み部 52…地図管理部 54…地図描画部 56…経路演算部 58…経路案内部 60…全体管理部 KD,KU…選択キー M1,M12,M123…メニュー階層
フロントページの続き Fターム(参考) 2F029 AA02 AB01 AB07 AB09 AC01 AC02 AC04 AC18 5E501 AA23 AC03 BA03 BA05 BA08 CA04 CA08 CB02 CB04 CB05 EA05 EA10 EB05 FA03 FA04 FA05 FA13 FA32 FB04 FB28 FB30 FB32 FB44 9A001 BB04 DD13 HH24 JJ78

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一定数のメニュー項目を表示する表示手
    段;この表示手段に表示されているメニュー項目のうち
    から、特定のものを選択するメニュー選択手段;このメ
    ニュー選択手段によって選択されたメニュー項目を拡大
    表示する項目拡大手段;を備えたことを特徴とするナビ
    ゲーション装置のメニュー表示装置。
  2. 【請求項2】 前記項目拡大手段は、メニュー項目の表
    示領域,文字,図柄の少なくとも一つを拡大表示するこ
    とを特徴とする請求項1記載のナビゲーション装置のメ
    ニュー表示装置。
  3. 【請求項3】 静的記憶手段に記録されたデータと、位
    置計測手段によって計測した位置データを利用して、経
    路探索及び経路案内を行うナビゲーション装置であっ
    て、請求項1又は2記載のメニュー表示装置を備えたこ
    とを特徴とするナビゲーション装置。
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