JP2000314608A - 撮像装置アライメントシステム及び方法 - Google Patents

撮像装置アライメントシステム及び方法

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JP2000314608A JP2000059823A JP2000059823A JP2000314608A JP 2000314608 A JP2000314608 A JP 2000314608A JP 2000059823 A JP2000059823 A JP 2000059823A JP 2000059823 A JP2000059823 A JP 2000059823A JP 2000314608 A JP2000314608 A JP 2000314608A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メディアハンドラに取り付けられた撮像装置
に関連するイメージビームを位置合わせするシステムと
方法を提供する。 【解決手段】直角三角形200の底辺212はイメージ
ビーム142に垂直であり、頂点220は撮像装置30
0に対して予め定めた位置に配置される。イメージビー
ム142は直角三角形200の斜辺216上で斜辺点2
50と交差し、底辺212上で底辺点252と交差す
る。アライメントシステムは底辺点252と斜辺点25
0の間の距離を測定し、この距離が頂点220に対する
底辺212上の位置に対応する。アライメントシステム
は頂点220に対するイメージビーム142の横軸位置
512を基準とし、イメージビーム142が底辺212
と交差する位置でのイメージビームの縦軸位置514を
基準とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は撮像装置アライメン
トシステム及び方法一般に関わるものであり、特に自動
媒体交換装置(automated media exchanger)で使用す
ることができる種類の撮像装置のイメージビームを位置
合わせするシステムと方法である。
【0002】
【従来の技術】自動媒体交換装置は一般的に媒体ライブ
ラリ、媒体ハンドラ、及び媒体プレーヤからなる装置で
ある。自動媒体交換装置はライブラリに媒体を格納す
る。例としてはデジタルリニアテープレコーダがある。
媒体の特定部分の情報がユーザーにより要求されると
き、媒体ハンドラはライブラリから媒体を抜き取り、媒
体プレーヤに媒体を搬送し、媒体プレーヤ内に媒体を挿
入する。媒体プレーヤは媒体を利用可能な形式に変換す
る装置である。例としては、媒体プレーヤは当業者に知
られるようなリニアテープレコーダである。自動媒体交
換装置はまた媒体ハンドラに取り付けられた撮像装置を
含み、その撮像装置は媒体を特定するために使用され
る。例として、媒体を特定するためのバーコードが媒体
に付けられ、撮像装置は媒体を特定するバーコードを従
来の方法で読むことができる。
【0003】典型的なライブラリは複数の媒体マガジン
(media magazine)からなる。そのマガジンは一般的に複
数のスロット、または媒体を保持するようにされた開口
部からなる平行六面体の構造物である。ユーザーはマガ
ジンに媒体を満たすことができ、それから自動媒体交換
装置内部にあるライブラリ内にマガジンを置くことがで
きる。一般的に媒体ライブラリ内のマガジンを支持する
構造物とマガジンの間には任意の公差があり、このため
自動媒体交換装置に対して不正確な位置に媒体を置くこ
とができる。その上、マガジンはライブラリ内部で互い
に隣り合い接触することができ、媒体の位置の不正確さ
を増加する付加的公差を生成する。これらの公差は累積
し、媒体の位置と自動媒体交換装置の間で公差スタック
(tolerance stack)を生成する。従って、その公差スタ
ックが増大するとき、自動媒体交換装置に対する媒体の
位置はより不正確になる。
【0004】媒体をライブラリから媒体プレーヤへ動か
すプロセスは、媒体ハンドラをマガジン内にある指定の
媒体に隣接する位置に動かすことを含む。そのとき媒体
ハンドラは指定の媒体プレーヤに隣接する位置に動き、
媒体を媒体プレーヤ内に挿入する。さらに、媒体ハンド
ラは媒体を媒体プレーヤから抜き取ることができ、上記
手順の逆によって、その媒体をマガジン内の指定のスロ
ットに挿入することができる。マガジン及び媒体プレー
ヤ内への媒体の挿入、及び外への媒体の抜き取りは、媒
体ハンドラが正確に媒体に接触することを必要とする。
もし、媒体ハンドラが正確に媒体に接触しなければ、媒
体、媒体ハンドラ、及び媒体プレーヤに破損が生じるこ
とがある。
【0005】自動媒体交換装置がマガジンまたは媒体プ
レーヤの中へ、または外へ媒体を移動するとき、媒体ハ
ンドラに対する不正確な媒体の位置は問題を引き起こ
す。例として、その不正確さは媒体ハンドラの能力を制
限し、自動媒体交換装置の構成部品を破損するリスクな
しにマガジンまたは媒体プレーヤ内への高速な媒体の挿
入、または外への高速な抜き取りをする能力を制限す
る。
【0006】媒体に正確に接触するために媒体ハンドラ
は速度を落とし、媒体に接触する前に媒体に対して向き
を合わす。例えば、媒体ハンドラはそれ自身の向きを合
わすため物理的に媒体の位置を検出しなければならず、
自動媒体交換装置の動作時間が増大する。
【0007】これらの問題は前述した撮像装置を位置合
わせすることによって部分的に解決され、その撮像装置
は媒体ハンドラ、マガジン内のスロット、及び自動媒体
交換装置内の他のコンポーネントに取り付けることがで
きる。撮像装置に関連するイメージビームをマガジンス
ロット、媒体プレーヤ、及び自動媒体交換装置内の他の
コンポーネントに位置合わせする例が、米国特許出願第
09/291,242号(1999/4/13)“GUID
ANCE SYSTEM AND METHOD FOR AN AUTOMATED MEDIA EXCH
ANGER”に記述されており、その開示内容をここで参照
して取り込む。
【0008】しかしながら、撮像装置に関連するイメー
ジビームが自動媒体交換装置のコンポーネントに位置合
わせされるときですら、まだ媒体ハンドラ自身はこれら
のコンポーネントに適当に位置合わせすることができな
い可能性がある。この不適当な位置合わせは撮像装置に
関連するイメージビームと媒体ハンドラの間のミスアラ
イメント(位置合わせ不良;misalignment)によるもので
ある。上述したように、媒体ハンドラとマガジンスロッ
トの間の適当なアライメント(位置合わせ;alignmen
t)は重要であり、これにより媒体ハンドラはマガジン
から媒体をうまく抜き取る、またはマガジンにうまく挿
入することができる。媒体ハンドラと媒体の間の適当な
アライメントはまた、媒体ハンドラと媒体プレーヤの間
の媒体交換に重要である。
【0009】媒体ハンドラと前述したコンポーネントの
間のミスアライメントは、例として、撮像装置に関連す
るイメージビームと媒体ハンドラの間のミスアライメン
トによって生じ、それは撮像装置及び媒体ハンドラの製
造、または組立の変化によって生じる。したがって、前
述の米国特許出願第09/291,242号に記載され
るアライメントシステム及び方法は、撮像装置に関連す
るイメージビームをマガジンスロット及び媒体プレーヤ
に正確に位置合わせすることを可能にするが、媒体ハン
ドラがマガジンスロット及び媒体プレーヤに正確に位置
合わせすることを保証するためには、さらに媒体ハンド
ラにイメージビームを位置合わせすることが必要であ
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は媒体ハンドラ
に取り付けられた撮像装置に関連するイメージビームを
媒体ハンドラに位置合わせするアライメントシステム(a
lignment system)を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】撮像装置に関連するイメ
ージビームを位置合わせする撮像システムがここに開示
される。例として、撮像装置は従来の技術で知られるバ
ーコードリーダーであってもよい。アライメントシステ
ムは撮像装置または撮像装置を支持する構造物に対して
イメージビームの横軸方向と縦軸方向の位置を求める。
撮像システムは撮像装置に対して予め定めた位置にあっ
て予め定めたサイズのアライメントターゲットを含む。
撮像装置はアライメントターゲットを撮像し、アライメ
ントターゲットのイメージに基づく解析を実行してアラ
イメントターゲットに対するイメージビームの位置を決
定する。
【0012】アライメントターゲットは第1のエッジ及
び第2のエッジを含むことができ、第1のエッジと第2
のエッジは反射の異なる境界を規定する。イメージビー
ムを構成する第1の軸は第1の点で第1のエッジと交差
し、第2の点で第2のエッジに交差する。第1の点と第
2の点の間の距離は第2の軸の特定の位置に対応する。
例としてアライメントターゲットは直角三角形であって
もよく、第1のエッジは直角三角形の底辺であり、第2
のエッジは直角三角形の斜辺である。
【0013】アライメントシステムは第1の点と第2の
点の間の距離を測定する。この距離に基づき、アライメ
ントシステムはアライメントターゲットに対するイメー
ジビームの横軸位置を求めることが可能である。イメー
ジビームの縦軸位置はイメージビームが第1のエッジと
交差する位置に基づいて、アライメントターゲットを基
準とすることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1〜図11に撮像装置300に
関連するアライメントシステム一般を示す。アライメン
トシステムは撮像装置300に関連するターゲット20
0を含む。ターゲット200は第1のエッジ212と第
2のエッジ216を含み、第1のエッジ212と第2の
エッジ216は異なる反射の境界を規定する。ここで第
1の軸232は第1の点252で第1のエッジ212に
交差し、第2の点250で第2のエッジ216に交差す
る。そして第1の点252と第2の点250の間の距離
210は第2の軸上の位置に対応する。
【0015】光センサー336とレンズ334からなる
タイプの撮像装置300に関連するアライメントシステ
ム一般もまた図1〜図11に示される。光センサー33
6は光検出器356のリニアアレイ(linear array)35
4からなる。レンズ334は光検出器356のリニアア
レイ354から予め定めた距離338に位置する。アラ
イメントシステムはターゲット200と光源110から
なる。ターゲット200は第1のエッジ212と第2の
エッジ216からなる。第1のエッジ212と第2のエ
ッジ216は異なる反射の境界を規定する。第1の軸2
32は第1の点252で第1のエッジ212と交差し、
第2の点250で第2のエッジ216と交差する。第1
の点252と第2の点の間の距離210は第2の軸上の
位置に対応する。光源110はターゲット200と関連
する。
【0016】撮像装置300からなる種類の自動媒体交
換装置100一般もまた図1〜図11に示される。自動
媒体交換装置は撮像装置300、及び撮像装置300に
関連するターゲット200からなる。ターゲット200
は撮像装置300に対して予め定めた位置に配置され
る。ターゲット200は第1のエッジ212と第2のエ
ッジ216を含む。第1のエッジ212と第2のエッジ
216は異なる反射の境界を規定する。第1の軸232
は第1の点252で第1のエッジ212と交差し、第2
の点250で第2のエッジ216と交差する。第1の点
252と第2の点の間の距離210は第2の軸上の位置
に対応する。
【0017】撮像装置300一般もまた図1〜図11に
示され、位置合わせする方法は以下のものからなる。撮
像装置300に対して予め定めた位置にターゲット20
0を提供する。ここでターゲット200は第1のエッジ
212と第2のエッジ216からなり、第1のエッジ2
12と第2のエッジ216は異なる反射の境界を規定
し、第1の軸232は第1の点252で第1のエッジ2
12と交差し、第2の点250で第2のエッジ216と
交差し、第1の点252と第2の点の間の距離210は
第2の軸上の位置に対応する。撮像装置300によって
第1の軸232に沿ってターゲット200のイメージを
生成する。第1の点252と第2の点250の間の第1
の長さ210を測定する。ターゲット200に対する撮
像装置300に関連するイメージビーム142の第2の
軸に沿った位置を、第1の長さ210に基づいて求め
る。
【0018】これをもって撮像装置を位置合わせするア
ライメントシステム及び方法一般が述べられ、これより
そのシステムと方法をさらに詳細に述べる。
【0019】図1は自動媒体交換装置100のコンポー
ネントを示し、自動媒体交換装置100に関連するイメ
ージビームを位置合わせするプロセスを述べる必要があ
る。特にイメージビーム142が媒体ハンドラ700に
位置を合わせられる。自動媒体交換装置100の動作が
下に要約され、自動媒体交換装置100の細かな動作が
さらに下で述べられる。自動媒体交換装置100は媒体
ライブラリに媒体を格納する装置であって、選択された
ひとまとまりの媒体をそのライブラリと媒体プレーヤ
(図示せず)の間で搬送する。自動媒体交換装置100
は、媒体ライブラリ、媒体ハンドラ700、撮像装置3
00、及び媒体プレーヤ(図示せず)から構成すること
ができる。媒体ライブラリは複数のマガジンから構成す
ることができ、この1つがマガジン600として図示さ
れる。図1に示す自動媒体交換装置100は撮像装置3
00を使用してマガジン600に置かれた媒体を識別す
るタイプのものである。
【0020】下に詳細に述べられるようなアライメント
ターゲット200と撮像装置300の追加を除き、これ
らのコンポーネントを含む自動媒体交換装置100は、
Hewlett-Packard Companyから商業上利用され、モデル
ナンバーHP 4226wとして売られるタイプのものであり、
または米国特許第5,644,559号“FLIP LATCHAS
SEMBLY FOR MEDIA AUTOCHANGER”、及び米国特許第5,
682,096号“METHOD AND APPARATUS FOR MONITOR
ING OPERATING POSITIONS OF A MEDHIA AUTOCHANGER”
に記述されるタイプのものである。上記の開示内容を参
照して取り込む。
【0021】図1に図示される自動媒体交換装置100
は、マガジン600と媒体プレーヤ(図示せず)の間で
のデジタルリニアテープカートリッジの移動に適応する
ように表されている。しかしながら、自動媒体交換装置
100がコンパクトディスクのような他の形の媒体の動
作に適応することができることは理解されるべきであ
る。
【0022】マガジン600はデジタルリニアテープカ
ートリッジ400を格納する複数のスロット620から
構成することができる。スロット622はデジタルリニ
アテープカートリッジ400を保持するものとして図1
に示される。デジタルリニアテープカートリッジ400
は、上面402、底面404、左側面406、及び右側
面408を持つことができる。これらの側面はマガジン
600の外側を向いている正面410の境界を規定する
ことができる。右縁部440は右側面408と正面41
0の境界で規定することができる。さらに、上縁部44
2は上面402と正面410の境界により規定すること
ができる。バーコード412はその正面410に付けら
れる。従来の技術で知られるように、バーコード412
はデジタルリニアテープカートリッジ400を識別する
のに利用できる。媒体ハンドラ700はマガジン600
と選択された媒体プレーヤ(図示せず)の間でデジタル
リニアテープカートリッジを搬送する移動装置(mobile
device)である。媒体ハンドラ700はマガジン600
内の特定のスロット620から特定のデジタルリニアカ
ートリッジを抜き取り、従来の方法でデジタルリニアテ
ープカートリッジを選択された媒体プレーヤへ搬送す
る。同様にして、媒体ハンドラ700は媒体プレーヤか
らデジタルリニアテープカートリッジを抜き取り、マガ
ジン600内の選択されたスロット620にデジタルリ
ニアテープカートリッジを挿入する。
【0023】オリエンテーションシステム(orientation
system)(図示せず)が媒体ハンドラ700に従来の方
法で取り付けられてもよい。オリエンテーションシステ
ムはここで述べられるアライメントシステムから独立し
たシステムである。オリエンテーションシステムは自動
媒体交換装置100の内部のある点から別の点までの媒
体ハンドラ700の変位を求めることができる。これに
よりオリエンテーションシステムは自動媒体交換装置1
00内の予め定めた位置に対する媒体ハンドラ700の
位置を求めることができる。下に述べるように、マガジ
ン600に格納されたデジタルリニアテープカートリッ
ジは自動媒体交換装置100の内部の不確実な位置に置
かれており、したがって、オリエンテーションシステム
はデジタルリニアテープカートリッジに対する媒体ハン
ドラの位置を正確に求めることができない。
【0024】従来の自動媒体交換装置におけるライブラ
リから媒体プレーヤまでの媒体の移動プロセスは、媒体
ハンドラがマガジン内にある特定の1つの媒体に隣接す
る位置に移動することを含む。そのとき、媒体ハンドラ
は媒体を保持する指定のマガジンの指定のスロットから
媒体を抜き取るために移動する。それから媒体ハンドラ
は指定の媒体プレーヤの隣に移動し、媒体プレーヤに媒
体を挿入する。同様に上記手順を逆にすることによっ
て、媒体ハンドラは媒体プレーヤから媒体を抜き取り、
マガジンの指定のスロットに媒体を挿入することができ
る。
【0025】マガジン及び媒体プレーヤ内への媒体の挿
入、及び外への媒体の抜き取りは、媒体ハンドラが媒体
に正確に接触することを要求する。もし媒体ハンドラが
媒体に正確に接触しなければ、媒体、ライブラリ、媒体
ハンドラ、及び媒体プレーヤに破損が生じる。
【0026】従来の自動媒体交換装置は媒体ハンドラを
マガジンに位置合わせすることに問題を持ち、したがっ
てマガジン内に置かれる媒体に位置合わせすることに問
題を持つ。これらのアライメントの問題は媒体ライブラ
リ内のマガジンを支持する構造物とマガジンの間の公差
によるものである。マガジンが互いにライブラリ内部で
接触していれば、その公差の問題は集積される。マガジ
ンの接触は媒体の位置の不正確さを増加する付加的な公
差を生じる傾向がある。これらの公差は累積し、媒体の
位置と自動媒体交換装置の間に公差スタック(tolerance
stack)を生成する。
【0027】上述した公差の問題は媒体ハンドラ700
をマガジン600内のスロット620に位置合わせする
ことによって解決することができる。このアライメント
は撮像装置300に関連するイメージビーム142をマ
ガジン600のスロット620、及び媒体ハンドラ70
0に位置合わせすることによって実現できる。したがっ
て、上述した公差の問題は2つの部分のアライメントに
よって解決でき、第1の部分はイメージビーム142を
媒体ハンドラ700に位置合わせを行い、第2の部分は
イメージビーム142をマガジン600のスロット62
0に位置合わせをする。イメージビーム142をマガジ
ンスロット620、及び媒体プレーヤ、並びに自動媒体
交換装置100に配置された他のコンポーネントに位置
合わせする例が、前記の米国特許出願第09/291,
242号に記述されておりその開示内容をここで参照し
て取り込む。ここで開示されるアライメントシステムは
イメージビーム142を媒体ハンドラ700に位置合わ
せすることによって第1のアライメントを実行する。
【0028】図1に示される自動媒体交換装置100は
媒体ハンドラ700にイメージビーム142を位置合わ
せし、これにより従来の自動媒体交換装置に関する上述
の問題を部分的に緩和する。アライメントターゲット2
00は媒体ハンドラ700に対して予め定めた位置に置
かれる。アライメントターゲット200は撮像装置30
0によって検出することができる光学的標示(optical i
ndicium)である。アライメントターゲット200はイメ
ージビーム142がアライメントターゲット200と交
差するように配置される。アライメントターゲット20
0はまた撮像装置300の被写界深度に適当に配置され
る。それにより、撮像装置300はアライメントターゲ
ット200の大きさを測定することができる。下に詳細
に述べられるように、アライメントターゲット200の
測定を通じて自動媒体交換装置100はアライメントタ
ーゲット200の予め定めた位置に対するイメージビー
ム142の正確な位置を求めることができる。
【0029】自動媒体交換装置100とアライメントシ
ステムが要約され、下で自動媒体交換装置100とアラ
イメントシステムをさらに詳細に述べる。ここに述べる
アライメントプロセスはスロット622からデジタルリ
ニアテープカートリッジ400を抜き取ることに焦点を
あてる。しかしながら、このプロセスがスロットの中に
デジタルリニアテープカートリッジを挿入すること、及
び媒体プレーヤの中にデジタルリニアテープカートリッ
ジを挿入すること、並びに媒体プレーヤの外に抜き取る
ことに適用できることが理解されるべきである。
【0030】図1は自動媒体交換装置100の透視図を
示す。図示するために、図1には自動媒体交換装置10
0の一般的な動作及びイメージビーム142のアライメ
ントに関するコンポーネントしか示されない。とりわけ
図1は、媒体マガジン600、媒体ハンドラ700、撮
像装置300、アライメントターゲット200、及びプ
ロセッサ170を持つ自動媒体交換装置100を示して
いる。ここには自動媒体交換装置100に関連する媒体
プレーヤは示されない。
【0031】マガジン600は左側面610、右側面6
12、上面614、底面616、正面618、及び背面
(図示せず)を持つ平行6面体の構造物である。正面6
18は一連のスロット620を含んでもよい。スロット
620は媒体を保持するようにされた開口部であり、そ
のような媒体は、光ディスク、磁気媒体、及びデジタル
リニアテープカートリッジである。
【0032】デジタルリニアテープカートリッジ400
を保持しているマガジン600のスロット622が図示
されている。スロット622は、左側面623,右側面
624,上面625,底面626によって規定すること
ができる。デジタルリニアテープカートリッジ400
は、上面402、底面404、左側面406、及び右側
面408を持つことができる。これらの側面はスロット
622の外側に面している正面410の範囲を規定する
ことができる。デジタルリニアテープカートリッジ40
0の各側面はスロット622の各側面から予め定めた距
離に配置される。右側面408と正面410の間の境界
は右縁部440を形成する。上面402と正面410の
境界は上縁部442を形成することができる。バーコー
ド412は正面410に付けられる。従来の技術で知ら
れるように、バーコード412はデジタルリニアテープ
カートリッジ400を識別するのに利用する。例とし
て、バーコード412は“Code 39”として知ら
れる工業規格仕様からなる。
【0033】誘導ターゲット630と632はマガジン
600の正面618上の予め定めた位置に取り付けるこ
とができる。誘導ターゲット630と632は自動媒体
交換装置100によって使用される光学的標示であり、
マガジン600のスロット620にイメージビーム14
2を位置合わせする。誘導ターゲット630と620は
スロット620から予め定めた距離に置かれ、これによ
りスロット620にデジタルリニアテープカートリッジ
を格納することができる。誘導ターゲット630と63
2の機能は米国特許出願第09/291,242号に記
述されており、その開示内容をここで参照して取り込
む。
【0034】図示のため、自動媒体交換装置100は誘
導ターゲット630しか使用しないように描かれる。誘
導ターゲット630は、高さ634、斜辺635、及び
底辺636を持った直角三角形の形状である。高さ63
4、斜辺635、及び底辺636は面638を規定する
ことができ、その面638は実質的に反射性である。高
さ634はスロット622の右側面624から予め定め
た横方向距離640に配置される。図示のため、横方向
距離640は3cmと仮定する。
【0035】媒体ハンドラ700は一般的に平行6面体
の構造物である。媒体ハンドラ700は、正面700、
背面722、左側面724、右側面726、上面72
8、及び底面729を持つ。媒体ハンドラ700は左側
面724が開かれて図1に示され、媒体ハンドラ700
の内部の光景が提供される。媒体ハンドラ700は、背
面722、左側面724、及び上面728の交点で規定
されるコーナー740を持つことができる。媒体ハンド
ラ700内部の左側面724のコーナー740周辺に撮
像装置300は取り付けることができる。正面720は
開口部730を持つことができる。開口部730はデジ
タルリニアテープカートリッジ400が開口部730通
って媒体ハンドラ700内部に入れるような適当な大き
さである。正面720はまた上面728と開口部730
の間に拡がるリップ部(lip)732を持つ。アライメン
トターゲット200は媒体ハンドラ700内部に面する
ようにしてリップ部732に取り付けることができる。
図1に示されるアライメントターゲット200は、アラ
イメントの手順をよりよく図示するために大きく拡大さ
れている。
【0036】サーボシステム(図示せず)が従来の方法
の媒体ハンドラ700に取り付けられてもよい。サーボ
システムはサーボ制御を行い、従来の方法で挿入軸方向
510、横軸方向512、縦軸方向514に媒体ハンド
ラを動かすことができる。挿入軸方向510はマガジン
600の正面618に直交する方向で規定される。横軸
方向512はマガジン600の正面618に平行な方向
であり、マガジン600の左側面610と右側面612
の間に伸びる方向として規定することができる。縦軸方
向514は挿入軸方向510と横軸方向512の両方に
垂直な方向で規定することができる。横軸方向512と
縦軸方向514はまた基準位置として使用され、イメー
ジビーム142の横軸位置512と縦軸位置514を規
定する。
【0037】光源110は媒体ハンドラ700内部の左
側面724に取り付けることができる。光源110は媒
体ハンドラ700内部にあるであろうデジタルリニアテ
ープカートリッジを邪魔しないように媒体ハンドラ内に
配置することができる。媒体ハンドラ700内で使用で
きる光源の例が、米国特許出願第09/290,842
号(1999/4/13)“OPTICAL ASSEMBLY HAVING
LENS OFFSET FROM OPTICAL AXIS”、及び米国特許出願
第09/292,781号“LOW POWER ILLUMINATOR”
に記述されており、その開示内容をここで参照して取り
込む。
【0038】図2は図1におけるマガジンと媒体ハンド
ラが図から取り除かれた自動媒体交換装置100の横側
の透視図である。図2は撮像装置300とアライメント
ターゲット200の間の関係が詳細に描かれたものを提
供する。図2はさらに自動媒体交換装置100内にある
光路と光ビームを示す。撮像装置300に関する光路と
光ビームをよりよく図示するために、図2に示される光
源100は上側の位置に動かされた。入射光路120は
光源110とアライメントターゲット200の間にのび
る。入射ビーム122は光源110からアライメントタ
ーゲット200まで入射光路をたどる。イメージ光路1
40は撮像装置300の外にある点と撮像装置300の
間にのびる。イメージビーム142は撮像装置300の
外にある点から撮像装置300までイメージ光路140
をたどる。これらの光ビームと光路、及び他の光ビーム
をさらに詳細に下で説明する。
【0039】図2に示される撮像装置300は一般的な
平行六面体のハウジング310からなり、正面312、
背面314、右側面316、左側面318、底面32
0、及び上面322を持つことができる。ハウジング3
10の内部にあるコンポーネントを見えるようにするた
め、図1に示される左側面318が開かれて描かれてい
る。
【0040】ハウジング310の正面312は開口部3
30を持ち、光がハウジング310に入るのに利用でき
る。ハウジング310に入る光はイメージビーム142
であってもよい。イメージビーム142はターゲット2
00のイメージを生成し、下で詳細に述べるように、撮
像装置300はイメージをイメージデータに変換する。
ハウジング310内部は、窓部332、レンズ334、
及び光センサー336を持つことができる。窓部332
は開口部330に配置することができ、ハウジング31
0に汚染物が入らないようにする働きをする。例とし
て、窓部332は一枚の透過材である。さらに、窓部3
32は選択された光周波数帯域を透過する一枚の材料で
あってもよく、したがって光学フィルターとして作用す
ることができる。
【0041】光センサー336はハウジング310内部
のハウジング310の背面314周辺に配置される。光
センサー336は光をイメージデータに変換するのに利
用される。光センサー336は従来の技術で知られる電
荷結合素子としてここで述べられる。しかしながら、光
をイメージデータに変換する他の光センサーデバイス
は、ここに述べられる電荷結合素子と置き換えられても
よいことが理解されるべきである。光センサー336は
第1の端350と第2の端352を持つことができ、第
1の端350と第2の端352の間に拡がる光検出器3
56のアレイ(array)354を持つことができる。光検
出器356のアレイ354はハウジング310の正面3
12の開口部330に向かって面している。光検出器3
56のアレイ354は光センサー336の第1の端35
0の近くに位置する最初の光検出器358を持つことが
できる。光検出器356のアレイ354はまた、光セン
サー336の第2の端352の近くに位置する最後の光
検出器360を持つことができる。光検出器356のア
レイ354の最初の光検出器358と最後の光検出器3
60の間の長さは約3cmであって、アレイ354の中
には約2700個の光検出器356がある。個々の光検
出器356は約11μmの幅であり、したがってアレイ
354の幅もまた約11μmである。光センサー336
の動作をよりよく図示するために、光検出器356が大
きく拡大されて図2に描かれる。商品化され利用できる
光センサーの1つの例として、NEC Corporation製
の、モデル番号3734ACYとして販売されるものが
使用できる。
【0042】個々の光検出器356はイメージビーム1
42における光の離散的(discrete)点をイメージデータ
に変換する。例として、個々の光検出器356からのイ
メージデータは電圧に変換することができ、その電圧は
光検出器356によって受光された光の強度に相当す
る。イメージデータの例として、高い光強度を受光する
光検出器356は高い電圧を出力することができ、低い
光強度を受光する光検出器356は低い電圧を出力する
ことができる。光センサー336によるイメージデータ
出力は全ての光検出器356からの全ての電圧出力の集
積したものである。光検出器356は光のある特定の周
波数帯でもっともよくイメージデータを変換できる。自
動媒体交換装置100に使用される他の光学的なコンポ
ーネントは、この光の周波数帯域にもっともよく応答す
ることができる。例えば、光源110はこの周波数帯で
発光することができ、窓部332はこの周波数帯でもっ
ともよく光を通すことができる。
【0043】光センサー336はデータ線172によっ
てプロセッサ170に電気的に接続できる。プロセッサ
170は光センサー336からのイメージデータ出力を
解析でき、下に詳細に述べるように、イメージビーム1
42を位置合わせすることができる。プロセッサ170
はまたサーボシステム(図示せず)と接続されてもよ
い。プロセッサ170はまたサーボシステムに指示する
ことができ、自動媒体交換装置100内部の特定の位置
に媒体ハンドラ700(図1)を動かし、特定のデジタ
ルリニアテープカートリッジを識別して抜き取る。さら
に、プロセッサ700はオリエンテーションシステム
(図示せず)に電気的に接続することができる。オリエ
ンテーションシステムは自動媒体交換装置100内部の
予め定めた位置に対する媒体ハンドラ700(図1)の
位置に対応するデータを出力する働きをする。
【0044】再び図2を参照し、レンズ334は窓部3
32と光センサー336の間に配置される。とくにレン
ズ334は光センサー336からイメージ距離338に
配置される。レンズ334はまたアライメントターゲッ
ト200から予め定めたターゲット側距離234に配置
される。レンズ334は光センサー336上にイメージ
ビーム142を結像させる働きをする。撮像装置300
で使用することのできるレンズ334の例としては、従
来の技術として一般に知られるクック3枚玉(Cook tri
plet)がある。撮像装置300で使用することのできる
レンズのさらなる例が、米国特許出願第09/290,
216号(1999/4/13)“ALIGNMENT APPARATU
S AND METHOD FOR AN IMAGING SYSTEM”、及び米国特許
出願第09/290,949号(1999/4/13)
“METHOD AND APPARATUS FOR SETTING FOCUS IN AN IMA
GING DEVICE”、さらに上記した米国特許出願第09/
292,781号に記述されており、その開示内容をこ
こで参照して取り込む。撮像装置300は倍率を持ち、
その倍率はイメージを生成する物体の実際の長さに対す
る光センサー336上に表れる物体のイメージ長さの比
率である。撮像装置300の倍率はイメージを生成する
物体のイメージ長さのアライメントの間に、プロセッサ
170によって使用される。イメージビーム142のア
ライメント中に、撮像装置300の倍率はプロセッサ1
70によって使用される。撮像装置300の倍率は従来
の光学的な測定と式を用いて計算できる。倍率はまた校
正システムを用いることによって求めることができ、構
成システムに関しては次の米国特許出願第09/29
0,807号(1999/4/13)“CALIBLATION SY
STEM FOR AN IMAGING APPALATUS AND METHOD”に記述さ
れており、その開示内容をここで参照して取り込む。
【0045】自動媒体交換装置100に対するイメージ
ビーム142の位置は前述したように、横軸位置512
と縦軸位置514によって規定される。撮像装置300
の光センサー336及びレンズ334の取り付けは、撮
像装置300、及び媒体ハンドラ700(図1)に対す
るイメージビーム142の横軸位置512と縦軸位置5
14に影響する。媒体ハンドラ700に対するイメージ
ビーム142の位置は、さらに媒体ハンドラ700(図
1)への撮像装置300の取り付けにおける不正確さに
影響を受ける。自動媒体交換装置100は、媒体ハンド
ラ700への撮像装置300の取り付けにおける不正確
さには関係なく、またはレンズ334や光センサー33
6の位置に関係なく、媒体ハンドラ700に対するイメ
ージビーム142の横軸方向512と縦軸方向514を
求める。
【0046】図3はアライメントターゲット200の正
面図を示す。図3は図1と図2に示されるアライメント
ターゲット200の拡大図を提供する。アライメントタ
ーゲット200はターゲット底辺212、ターゲット高
さ214、及びターゲット斜辺216を持った直角三角
形である。ターゲット高さ214はターゲット斜辺21
6とターゲット底辺212の間に伸びる長さ222を持
つことができる。ターゲット底辺212はターゲット高
さ214に垂直である。ターゲット底辺212とターゲ
ット斜辺216は頂点222で交差し、218で数的に
表される角度θをなす。アライメントターゲット200
は面230を持ち、面230の形はターゲット底辺21
2、ターゲット高さ214、及びターゲット斜辺216
の境界により規定される直角三角形である。面230は
実質的に反射性であり、面230の反射は実質的に均一
である。例として、面230は明るい色であり、平らで
ある。
【0047】図2に示されるイメージビーム142は図
3に示されるアライメントターゲット200の面230
と交差する。イメージビーム142は図3に基準線AA
によって示される。イメージビーム142はターゲット
高さ214にほぼ平行であり、ターゲット底辺212に
ほぼ垂直である。イメージビーム142は斜辺点250
でターゲット斜辺216に交差することができる。イメ
ージビーム142はまた底辺点250でターゲット底辺
212に交差することができる。底辺点252は頂点2
20から底辺距離254に位置することができる。走査
線232は底辺点252と斜辺点250の間で位置あわ
せターゲット200の面230に交差するイメージビー
ム142の一部で規定することができる。走査線232
は走査高さ210を持ち、走査高さ210は斜辺点25
0と底辺点252の間の距離である。
【0048】底辺距離254は頂点220と底辺点25
2の間の距離であり、したがって、ターゲット底辺21
2で規定される軸に沿っている底辺距離254は、頂点
220とイメージビーム142の間の距離である。頂点
220にイメージビーム142を位置合わせするために
底辺距離254が求められる。底辺距離254が求めら
れるとき、頂点220から底辺距離254を配置させる
ようにイメージビーム142の横軸位置512は容易に
基準とされる。自動媒体交換装置100は走査高さ21
0を使って底辺距離254を計算する。底辺距離254
は走査高さ210と次式のような関係がある。
【0049】
【数1】(走査距離254)=(走査高さ210)/ta
n(θ218)
【0050】図1を再び参照して、アライメントターゲ
ット200は媒体ハンドラ700内部に面するようにし
て、媒体ハンドラ700の正面720上のリップ部73
2に取り付けることができる。アライメントターゲット
200はリップ部732上の予め定めた位置に配置する
ことができ、媒体ハンドラ700にイメージビーム14
2を位置合わせする基準位置として利用することができ
る。とくに、ターゲット底辺214はイメージビーム1
42の縦軸位置514を位置合わせする基準位置として
利用でき、頂点220はイメージビーム142の横軸位
置512を位置合わせする基準位置として利用できる。
【0051】アライメントターゲット200の面230
は実質的に反射性であり。例として、ターゲットは明る
い色の面であってよい。リップ部732はまったく反射
することができない。例として、暗い色の面であっても
よい。このため、リップ部732からアライメントター
ゲット200までの光学的な推移は反射のコントラスト
の領域となり、撮像装置300及びプロセッサ170に
よって検出することができる。媒体ハンドラ700のリ
ップ部732に配置されたターゲット200の走査線2
32のイメージは、光のほとんど無い部分を境とする相
対的に光の明るい部分となる。相対的に明るい部分はタ
ーゲット200の走査線232に相当し、相対的に暗い
部分はターゲット200の両側のリップ部732のイメ
ージに相当する。
【0052】再び図2を参照し、前述したように、自動
媒体交換装置100は複数の光ビーム及び光路からなり
ここで詳細に説明する。前述したように光源110は入
射ビーム122を発することができる。入射ビーム12
2は光源110からアライメントターゲット200まで
入射光路120をたどることができ、アライメントター
ゲット200を照らす働きをする。
【0053】イメージ光路140は撮像装置の外部の点
から撮像装置300まで、開口部330、窓部332、
レンズ334を通過して拡がり、光検出器356のアレ
イ354が終端となる。イメージビーム142は撮像装
置300内部のイメージ光路140をたどり、レンズ3
34はイメージビーム142を光検出器356上に結像
させることができる。光検出器356はイメージビーム
142における離散的位置の光強度をイメージデータに
変換する。したがって、光検出器356の出力はイメー
ジビーム142の離散的位置の光強度に対応する。イメ
ージビーム142を数学的方程式に適用するため、イメ
ージビーム142は無限に薄い扇形の平面として解する
ことができる。
【0054】反射光ビーム132はアライメントターゲ
ット200から反射することができ、撮像装置300に
拡がる。反射光ビーム132はイメージ光ビーム142
の構成要素である。反射光ビーム132は斜辺ビーム1
34及び底辺ビーム136の2つの光ビームを境界とし
て描かれる。斜辺ビーム134はアライメントターゲッ
ト200上の斜辺点250と斜辺光検出器364の間に
拡がることができる。底辺ビーム136はアライメント
ターゲット200上の底辺点252と底辺光検出器36
2の間に拡がることができる。底辺光検出器362から
斜辺光検出器364までの光検出器はターゲット光検出
器372と呼ぶ。底辺光検出器362から斜辺光検出器
364までの距離はイメージ長さ366と呼ぶ。
【0055】以上のように自動媒体交換装置100が説
明され、これよりアライメントターゲット200と撮像
装置300の間の関係を述べる。イメージビーム142
をアライメントターゲット200、及び媒体ハンドラ7
00に位置合わせするプロセスはさらに下で詳細に述べ
られる。
【0056】図4と図5は撮像装置300とアライメン
トターゲット200の間の関係を詳細に示す。図4は撮
像装置300と校正ターゲット200からなるコンポー
ネントとイメージビーム142を含む側面図である。撮
像装置300と校正ターゲット200からなるコンポー
ネントの間の相互作用をよりよく図示するため、撮像装
置300のハウジングが図4の視野から取り除かれた。
図4は縦軸位置514を基準としてイメージビーム14
2とアライメントターゲット200の間の関係を示すこ
とを提供する。縦軸位置514を基準としてイメージビ
ーム142を位置合わせすることは、光検出器上にアラ
イメントターゲット200のターゲット底辺212のイ
メージが表れる位置を求めることからなる。前述したよ
うに、底辺ビーム136はターゲット底辺212のイメ
ージであり、底辺光検出器362によって撮像される。
プロセッサ170は光センサー336上の底辺光検出器
362の位置を求める。イメージビーム142が交差す
る他の物体の位置は、光センサー336上のターゲット
底辺212のイメージから物体のイメージまでの距離に
よって求められる。物体の縦軸位置514を求める例は
下に詳細に述べられる。
【0057】図5は撮像装置300の正面図であり、ア
ライメントターゲット200とイメージビーム142が
描かれている。図5は横軸位置512を基準としてアラ
イメントターゲット200とイメージビーム142の間
の関係を示すために使用される。アライメントターゲッ
ト200とイメージビーム142の間の関係をよりよく
図示するため、撮像装置300のハウジング、及び媒体
ハンドラ700が図5から取り除かれている。図5の正
面図から見たとき、アライメントの目的のため、イメー
ジビーム142は無限に細い線として解される。上述し
たように、イメージビーム142は底辺点252でアラ
イメントターゲット200のターゲット底辺212と交
差することができる。ターゲット底辺212によって規
定される軸に沿って測定された底辺点252とターゲッ
ト頂点220の間の距離が底辺距離254である。ター
ゲット距離234で測定されたとき、イメージビーム1
42の横軸位置512はアライメントターゲット200
の頂点220から底辺距離254に位置するとして参照
する。
【0058】イメージビーム142のアライメントに関
する構成要素を上に説明したので、イメージビーム14
2を位置合わせするプロセスをここで詳細に述べる。次
のアライメントプロセスが図6及び図8のフローチャー
トによって示されている。要約すれば、イメージビーム
142の位置(図2)は、アライメントターゲット20
0を基準として求められる。横軸位置512はイメージ
ビーム142がアライメントターゲット200のターゲ
ット底辺212に交差する位置によって基準とされる。
特にイメージビーム142はアライメントターゲット2
00の頂点220から底辺距離254に位置するとして
参照される。縦軸位置514は光検出器336上のター
ゲット底辺212のイメージが表れる位置によって基準
とされる。前述したように、アライメントターゲット2
00(図1)は媒体ハンドラ700のリップ部上の予め
定めた場所に配置され、このため、イメージビーム14
2がアライメントターゲット200に対して位置合わせ
されるとき、イメージビーム142は媒体ハンドラ70
0に簡単に位置合わせされる。
【0059】再び図2を参照して、アライメントターゲ
ット200のイメージを生成する撮像装置300によっ
てアライメントプロセスが始まる。順に、アライメント
ターゲット200の撮像は、光源110からアライメン
トターゲット200まで入射光路120をたどる入射ビ
ーム122を発する光源110によって始まる。これに
より入射ビーム122はアライメントターゲット200
を照らす。光源110が発する入射ビーム122の周波
数は、窓部332を通過する周波数帯域内にあり、光セ
ンサー336はもっとも良くイメージデータに変換する
ことができる。アライメントターゲット200を照らす
入射ビーム122は反射光ビーム132を生じ、アライ
メントターゲット200から反射する。反射光ビーム1
32はイメージビーム142の構成要素であり、斜辺点
250と底辺点252を含むアライメントターゲット2
00の走査線232のイメージである。このため、イメ
ージビーム142はアライメントターゲット200の走
査線232のイメージ、及びイメージビーム142が交
差する他の物体の走査線のイメージを含む。イメージビ
ーム142の反射光ビーム132からなる部分は、イメ
ージビーム142の他の領域より明るい。なぜならばア
ライメントターゲット200が照らされて、アライメン
トターゲット200の面230が反射するからである。
イメージビーム142の反射光132からなる部分の強
度もまた均一である。なぜならば、ターゲット200の
面230の反射率が非常に均一だからである。
【0060】反射光ビーム132を含むイメージビーム
142は撮像装置300までイメージ光路140をたど
る。イメージビーム142は撮像装置300の正面31
2の開口部330を通過して、ハウジング310内に入
る。それから、イメージビーム142は窓部332を通
過して、レンズ334によって光検出器356のアレイ
354上に結像する。底辺ビーム136は底辺点252
から底辺光検出器362に拡がり、これにより、底辺点
252が底辺光検出器362によって撮像される。斜辺
ビーム134は斜辺点250から斜辺光検出器364ま
で拡がり、これにより、斜辺点250が斜辺光検出器3
64によって撮像される。このため、アライメントター
ゲット200の走査線232のイメージは、ターゲット
光検出器上で底辺光検出器362から斜辺光検出器36
4まで伸びている。したがって、ターゲット光検出器3
72はアレイ354内の残りの光検出器よりも高くより
均一な光強度を受光する。このため、ターゲット光検出
器372は相対的に高く均一な光強度に相当するイメー
ジデータを出力する。例として光検出器は相対的に高く
等しい電圧を出力する。光センサー336はイメージデ
ータ線172を介してターゲット光検出器372を含ん
だ全ての光検出器356のイメージデータをプロセッサ
170へ出力する。
【0061】プロセッサ170は光センサー336のイ
メージデータを解析し、イメージデータを使ってイメー
ジビーム142を位置合わせする。イメージビーム14
2を位置合わせすることは、アライメントターゲット2
00に対するイメージビーム142の横軸位置512及
び縦軸位置514を求めることを含む。最初にプロセッ
サ170はアライメントターゲット200の走査線23
2に相当するイメージデータがイメージデータ内にある
かどうか求めることができる。特にプロセッサ170は
イメージデータを予め定めたデータと比較することがで
き、アライメントターゲット200の走査線232を撮
像した一連の光検出器がないかどうか求める。したがっ
て、その一連の光検出器はターゲット光検出器372に
相当する。
【0062】最初にプロセッサ170は、シーケンス全
体を通じてほぼ等しい光強度を撮像した光検出器のシー
ケンスに対応するデータをイメージデータが含んでいる
かどうかを求めることができる。ほぼ等しい光強度を撮
像する光検出器は均一に反射するアライメントターゲッ
ト200を撮像したターゲット光検出器372を示して
いる。もしそのような一連のものがイメージデータ内に
存在すれば、そのときプロセッサ170は一連の光検出
器によって受光された光強度を予め定めた値と比較する
ことができる。もし一連の光検出器のイメージデータが
予め定めた値とすこしも等しくなければ、プロセッサ1
70はその一連の光検出器がアライメントターゲット2
00を撮像していないと決める。もし一連の光検出器の
イメージデータが正しい光強度に一致するならば、プロ
セッサ170はイメージデータを解析し、アライメント
ターゲット200のイメージに相当する光センサー33
6上の正しい位置に、その一連の光検出器があるかどう
かを求める。特にプロセッサ170は光センサー336
上の一連の光検出器の位置を予め定めた位置と比較し
て、アライメントターゲット200のイメージに期待さ
れる位置と一致する光センサー336上のおおよその位
置に、一連の光検出器があるかどうか求める。もし、光
センサー336上の一連の光検出器の位置がアライメン
トターゲット200のイメージに期待される位置と一致
しないとプロセッサ170が決定すれば、プロセッサ1
70は一連の光検出器356がアライメントターゲット
200を撮像していないと決定する。しかしながら、も
し一連の光検出器が光センサー336上の正しい位置に
あるならば、そのときプロセッサ170はその一連の光
検出器356の数をカウントすることができる。プロセ
ッサ170はアライメントターゲット200(図3)の
高さ214の長さ222に相当する予め定めた数と一連
の光検出器356の数を比較する。もし、一連の光検出
器356の数が予め定めた数よりも少なければ、プロセ
ッサ170は撮像装置300がアライメントターゲット
200を撮像したと結論づける。この結果、前述した一
連の光検出器はターゲット光検出器372のグループと
なる。
【0063】前述した一連の光検出器がアライメントタ
ーゲット200を撮像しているとプロセッサ170が決
定するとき、はじめにプロセッサ170はイメージビー
ム142を位置合わせすることができる。図4に示すよ
うに、プロセッサ170は最初にイメージビーム142
の縦軸位置を位置合わせすることができる。プロセッサ
170は上述したように光センサー336上の底辺光検
出器362の位置を求めることによって、イメージビー
ム142の縦軸位置514を求める。プロセッサ170
は光センサー336のイメージデータを解析することに
よって、底辺光検出器362の位置を求めることができ
る。底辺光検出器362は光センサー336(図2)の
第1の端350にもっとも近いターゲット光検出器37
2である。光センサー336によって撮像された物体の
縦軸位置514は単純な三角測量を用いることによって
底辺光検出器362に対して求められる。これは同様に
媒体ハンドラ700に対する物体の縦軸位置514を与
える。デジタルリニアテープカートリッジ400(図
1)の縦軸方向514を求める例を下に説明する。
【0064】プロセッサ170はまたイメージデータを
解析して、図5に示すようにアライメントターゲットに
対するイメージビーム142の横軸位置512を求め
る。上述したように、横軸位置512を基準としてイメ
ージビーム142を位置合わせすることは、アライメン
トターゲット200上の底辺距離254を求めることを
含む。底辺距離254はイメージビーム142とアライ
メントターゲット200の頂点220の間の距離であ
り、また底辺点252と頂点220の間の距離でもあ
る。イメージビーム142の横軸位置514を求めるこ
とは、プロセッサ170がアライメントターゲット20
0の走査線232の走査高さ210(図3に示される)
を測定することで始まる。アライメントターゲット20
0は直角三角形であり、このため、底辺距離254は走
査高さ210をtan(θ218)で割ったものと等し
い。例として、イメージ長さ366(図2に示される)
を測定することによって、プロセッサ170は走査高さ
210を測定するプロセスを始めることができる。ある
光検出器356の中央線から隣の光検出器356の中央
線までの予め定めた距離とターゲット光検出器372の
個数を掛けることによって、イメージ長さ366は測定
することができる。イメージ長さ366が測定されたと
き、走査高さ210は次式を使うことによって計算する
ことができる。
【0065】
【数2】(走査高さ210)=(イメージ長さ366)
/(倍率(M))
【0066】物体の走査線の長さを測定する他の例が、
米国特許出願第09/290,926号(1999/4
/13)“AUTOMATED OPTICAL DETECTION SYSTEM AND M
ETHOD”、及び前述した米国特許出願第09/291,
242号、及び米国特許出願第09/290,807号
(1999/4/13)に記述されており、その開示内
容をここで参照して取り込む。
【0067】自動媒体交換装置100(図1)、及びイ
メージビーム142を位置合わせする方法を上に説明し
たので、自動媒体交換装置100がデジタルリニアテー
プカートリッジ400を配置することについてここで説
明する。しかしながら、デジタルリニアテープカートリ
ッジ400の配置についての次の説明は、自動媒体交換
装置100内部で他の物体を配置するために適用できる
ことが理解されるべきである。
【0068】図8は図1の媒体ハンドラ700及び誘導
ターゲット630の平面図を示す。特に、図8は撮像装
置300、媒体ハンドラ700、及び誘導ターゲット6
30の間の関連を図示し、誘導ターゲット630はマガ
ジン600の正面618に取り付けられる。撮像装置3
00のハウジングはこれらの関連をよりよく図示するた
めに図から取り除かれた。誘導ターゲット630の高さ
634はスロット622の右側面624から横軸距離6
40に配置されている。図示のため、この例の横軸距離
640は3cmと仮定する。アライメントターゲット2
00の頂点220がスロット622の左側面623と同
じ横軸位置512にあるとき、媒体ハンドラ700は正
しい横軸位置512に配置され、デジタルリニアテープ
カートリッジ400を抜き取る。
【0069】図8の撮像装置300には誘導ターゲット
630の高さ634のイメージ化が描かれている。撮像
装置300は誘導ターゲット630の任意の部分をイメ
ージ化することができるが、しかしながら、デジタルリ
ニアテープカートリッジ400を配置するプロセスの描
写の簡略化のために、高さ634が選ばれた。誘導ター
ゲットの他の位置を撮像して、物体を配置する例が、前
述した米国特許出願第09/291,242号に記述さ
れ、その開示内容をここで参照して取り込む。下で詳細
に述べられるように、媒体ハンドラ700は横軸方向5
12に、横軸距離640と底辺距離254の差分だけ動
き、正しい横軸方向512に位置して、デジタルリニア
テープカートリッジ400を抜き取る。
【0070】誘導ターゲット630の高さ634に位置
するプロセスは、撮像装置300が高さ634を検出す
るまで媒体ハンドラ700が横軸方向512に動くこと
で始まる。例として、媒体ハンドラ700はおよそ高さ
634の位置まで横軸方向512に動くことができる。
そのとき媒体ハンドラ700は撮像装置300が高さ6
34を検出するまでこの位置を走査することができる。
例えば、高さ634は光学的な推移によって検出するこ
とができ、かなりの反射をする誘導ターゲット630か
らほとんど反射しないマガジン600の正面618まで
の推移によって光学的な推移が生じる。
【0071】底辺距離254は前述したアライメントプ
ロセスの間に求められた。底辺距離254はレンズ33
4からターゲット距離234で測定されたイメージビー
ム142とターゲット頂点220の間の距離である。ア
ライメントターゲット200が媒体ハンドラに対して予
め定めた位置に配置されているので、ターゲット距離2
34がわかる。図3を参照すると、この例においては、
角度218は30°であり、走査高さ210は1cmに
測定された。底辺距離254は1cm/tan(30°)
に等しい。このため底辺距離254は1.73cmに等
しい。正しい横軸位置512に位置して、デジタルリニ
アテープカートリッジと適当に接触するために、媒体ハ
ンドラ700は横軸方向512に横軸距離640と底辺
距離254の差分(3cm−1.73cm)、つまり
1.27cm動かなければならない。
【0072】図9はデジタルリニアテープカートリッジ
400の縦軸位置512を求めるために使用される自動
媒体交換装置100の側面図を示す。特に、図9はアラ
イメントターゲット200と誘導ターゲット630を使
用して、媒体ハンドラ700を適当な縦軸位置514に
配置し、マガジン600からデジタルリニアテープカー
トリッジを抜き取ることを示す。アライメントターゲッ
ト200、誘導ターゲット630、及び撮像装置300
の間の関係をよりよく示すために、撮像装置300のハ
ウジングは図9の視野から取り除かれた。
【0073】図9に示される媒体ハンドラ700の左側
面724が開かれて描かれ、媒体ハンドラ700内に位
置する構成部品を図示している。
【0074】この例において、媒体ハンドラ700は挿
入方向510に動かされ、レンズ334は誘導ターゲッ
ト630の面638から予め定めた物体距離414に配
置された。媒体ハンドラ700はまた横軸方向512に
動かされ、そのため、前述したようにイメージビーム1
42は誘導ターゲット630と交差する。エッジ光検出
器428は誘導ターゲット630の底辺636を撮像す
る光検出器として規定される。この例の図示のため、エ
ッジ光検出器428が底辺光検出器362から100個
分の光検出器の位置にあるとき、媒体ハンドラ700は
適当な縦軸位置512にあり、デジタルリニアテープカ
ートリッジ400を抜き取る。
【0075】エッジビーム436は誘導ターゲット63
0に対する媒体ハンドラ700の縦軸位置512を求め
るための基準として使用される。エッジビーム436は
誘導ターゲット600の底辺636からエッジ光検出器
428まで伸びる。エッジビーム436はイメージビー
ム142の構成要素であり、誘導ターゲット630の底
辺636のイメージである。この例の場合、エッジ光検
出器428は底辺光検出器362から100個分の光検
出器の位置に置かれることを必要とし、これにより、媒
体ハンドラ700は縦軸方向514に適当に位置し、デ
ジタルリニアテープカートリッジ400を抜き取る。し
たがって、底辺光検出器362がエッジ光検出器428
から100個分の光検出器の位置にくるまで、媒体ハン
ドラ700は縦軸方向に動く。媒体ハンドラが適当な縦
軸位置514、及び適当な横軸位置512にあってデジ
タルリニアテープカートリッジ400を抜き取るとき、
媒体ハンドラは挿入方向に動き、従来の方法でデジタル
リニアテープカートリッジ400を抜き取る。
【0076】自動媒体交換装置100が直角三角形の形
状のアライメントターゲット200(図1)を使うこと
が上記で述べられた。直角三角形はアライメントターゲ
ット200の好ましい形である。なぜならば、底辺21
2上の点と斜辺216上の点の間の1つの距離が底辺2
12上の点と頂点220の間の1つの距離に相当するか
らである。したがって、イメージビーム142の横軸位
置512が頂点220に対して容易に求めることができ
る。さらに、直角三角形の底辺212はイメージビーム
142とほぼ垂直である。これは、イメージビーム14
2の横軸位置512に関係なく、直角三角形の底辺21
2にイメージビーム142の縦軸位置514を位置合わ
せすることを可能にする。
【0077】図10は代替として2本の直線で形成され
るアライメントターゲット900を図示する。アライメ
ントターゲット900は底辺線910と斜辺線920で
表される二つの直線から構成することができる。ターゲ
ット900は直角三角形と同等であり、ここで底辺線9
10は三角形の底辺に一致し、斜辺線920は三角形の
斜辺に一致する。線910と線920は撮像装置(図1
0には示さない)に対して予め定めた位置に配置するこ
とができる。もし線910及び線920を伸ばせば、線
910及び線920は頂点980で交差することがで
き、970として数的に表される角度θを形成する。イ
メージビームはアライメントターゲット900と交差す
ることができ、走査線990を形成する。走査線900
はまた斜辺点930で斜辺線920と交差することがで
きる。斜辺点930と底辺点940の間の距離は走査高
さ950となる。走査線990は横軸方向512に頂点
980から底辺距離960に位置することができる。横
軸方向512にイメージビームを位置合わせすることは
底辺距離960を求めることからなる。直角三角形と同
様に、底辺距離960は(走査高さ950)/tanθに
等しい。前述したように、イメージビームは底辺線91
0を撮像する光検出器(図示せず)の位置を求めること
によって縦軸方向514に位置合わせすることができ
る。
【0078】アライメントターゲット900はイメージ
ビーム990に位置する他の物体とアライメントターゲ
ットを見分けることが困難な状況において使用すること
ができる。アライメントターゲット900に相当するイ
メージデータは高光強度のエリアと低光強度のエリアで
分かれる二つのエリアをなす。高光強度は底辺線910
と斜辺線920に相当する。低光強度のエリアは底辺線
910と斜辺線920の間の領域に相当する。プロセッ
サはこの光パターンを識別することができ、イメージビ
ーム990内の他の物体とアライメントターゲット90
0を区別することができる。
【0079】図11は半円形のアライメントターゲット
450を示す。アライメントターゲット450は直径4
52と円周454を持つことができる。アライメントタ
ーゲット450は半径456を持つことができ、半径4
56は単位値(unit value)とすることができる。軸45
8は中心点460で直径452と交差することができ
る。軸458は直径452に垂直であり、中点461で
円周454と交差する。イメージビーム462は第1の
点464と第2の点466で円周454と交差すること
ができる。アライメントターゲット450は直径452
の中心点460が予め定めた位置にくるように配置され
る。このためイメージビーム462は直径452の中心
点460から底辺距離468に位置するように横軸方向
514に位置合わせされる。
【0080】イメージビーム452のアライメントは底
辺距離468を求めることからなり、直径452に対す
るイメージビーム462の横軸位置514を求める。プ
ロセッサ(図11に図示せず)は第1の点464と第2
の点466の間の距離を求める。第1の点464と第2
の点466の間の距離の半分を高さ470と呼ぶ。半径
456、底辺距離468、及び高さ470からなる直角
三角形は基準をつくり、底辺距離468を求めることが
できる。直角三角形は半径456と高さ470の間に、
472として数的に表される角度θを持つことができ
る。角度θは高さ470を半径456で割ったものの逆
サインに等しい。そのとき底辺距離468はcosθと半
径456の積に等しい。前述したように走査線462の
位置は中心点460から底辺距離468とすることがで
きる。撮像された軸458の光検出器(図示せず)上の
基準を求めることによってイメージビーム462を縦軸
位置に位置合わせすることができる。この光検出器上の
位置は第1の点464を撮像する光検出器と第2の点4
66を撮像する光検出器の間の中心に位置する。
【0081】アライメントターゲット450は走査高さ
470と底辺距離468の間に非線形な相関を提供す
る。この非線形はイメージビーム462の位置が中点4
61に近づくとき、より正確なイメージビームのアライ
メントを提供するために使用することができる。
【0082】アライメントターゲット200(図1)は
イメージビーム142の位置に加えて媒体ハンドラ70
0のステータスに関してプロセッサ170に付加的情報
を提供することができる。デジタルリニアテープカート
リッジが媒体ハンドラ700の内部に位置するとき、イ
メージビーム142はブロックされ、このため、撮像装
置300はアライメントターゲット200のイメージを
生成することが不可能となる。もし撮像装置300がア
ライメントターゲット200のイメージを生成すること
ができなければ、プロセッサ170はデジタルリニアテ
ープが媒体ハンドラ700を占有していると決定するこ
とができる。この情報は自動媒体交換装置100の電源
が分断する間に使用されれば有益となる。電力が自動媒
体交換装置100に回復するとき、プロセッサ170は
媒体ハンドラ700内部にデジタルリニアテープカート
リッジがあるかどうか素早く決めることができる。
【0083】自動媒体交換装置100(図1)のもうひ
とつの実施形態は媒体ハンドラ700のコーナー740
周辺に位置する撮像装置300を持つ。イメージ光路1
40は媒体ハンドラ700の正面720の開口部730
を通り抜け撮像装置300に至る。媒体ハンドラ700
の物理的特徴は開口部730のほぼ中心位置にイメージ
光路140を向けさせることができる。そのときイメー
ジ光路140は媒体ハンドラ700の左側724に拡が
り、撮像装置300の位置に至ることができる。しかし
ながら、イメージ光路140は最良の方向に向くことが
できるので、左側724に平行な光路で撮像装置に入る
よう方向付けるのがよい。この向きはイメージ光路14
0が媒体ハンドラ700の左側724に平行になること
ができるようオフセットされる。光デバイス(図示せ
ず)は媒体ハンドラ700内に置かれる必要があり、イ
メージ光路140からオフセットされる。媒体ハンドラ
内部のイメージ光ビームのオフセットは前述した 米国
特許出願第09/290,842号に記述されている。
図1に示されるイメージビーム142はオフセットされ
ていない。
【0084】撮像装置300の代わりの実施形態は単純
な支持構造物にマウントされたレンズと光検出器からな
る。撮像装置300に図示されるような同様の方法で、
支持構造物は媒体ハンドラ700内に置かれてもよい。
その撮像装置が自動媒体交換装置100に使用される
時、この撮像装置の実施形態はより経済的にすることが
できる。
【0085】自動媒体交換装置100は密閉されたユニ
ットであり、このため汚染物が自動媒体交換装置に入る
のを防ぐことができる。このため、撮像装置は撮像装置
300で図示されたようなハウジングまたは窓部を必要
としない。自動媒体交換装置100に使用できる撮像装
置のもう一つの実施形態は物体の2次元のイメージをイ
メージデータに変換する。例えば、そのような撮像装置
は上述したような線形のアレイというよりもむしろ2次
元配列の光検出器を持つ光センサーからなる。プロセッ
サ170はここでイメージビーム142を位置合わせす
るために使用するものとして述べられた。しかしなが
ら、撮像装置300とプロセッサ170はバーコードを
解読するために使用することができることも理解される
べきである。バーコードを解読する方法は米国特許出願
第09/290,428号“METHODOF DECIPHERING BAR
CODES”に記述され、その開示内容をここで参照して取
り込む。
【0086】自動媒体交換装置を参照してアライメント
システムがここに述べられた。しかしながら、自動媒体
交換装置に使用されるアライメントシステムの記述は、
説明された目的のためだけではなく、アライメントシス
テムが他の光学的システムにも利用可能であることが理
解されるべきである。
【0087】本発明の説明と好ましい実施形態がここで
詳細に述べられる一方で、発明のコンセプトはさらに別
の様々な実施形態を含んで用いられる、そして請求項は
従来の技術によって制限されるものを除き、そのような
様々な実施形態を含むと解釈されることを意図する。
【0088】この発明は例として次の実施形態を含む。 (1)物体700に関し撮像装置300に関連する光路
140の位置を求めるシステムであって、前記物体70
0に取り付けられるターゲット200であって、異なる
反射の境界を規定する第1のエッジ212及び第2のエ
ッジ216を含み、第1の軸232が該第1の点252
で第1のエッジ212と交差し、該第2の点250で第
2のエッジ216と交差し、該第1の点252と該第2
の点250の間の距離210が第2の軸250上の位置
に対応するターゲットを備え、前記撮像装置300は少
なくとも1つの光センサー336及び前記光路140に
沿って配置された少なくとも1つの光学的なコンポーネ
ント334を含み、前記物体700に取り付けられてお
り、前記光路140は前記第1の軸232に沿って前記
ターゲット200と交差する前記システム。
【0089】(2)第1の物体700に関連する光学的
標示200と、少なくとも1つの光センサー336およ
び光学的標示200と光センサー336の間に伸びる光
路140に沿って配置される少なくとも1つの光学的構
成部品334とを含む撮像装置300を提供し、撮像装
置300が光学的標示200の第1の像を生成して、第
1のイメージの第1の解析が実行され、第1の解析に基
づいて第1の物体700に対する光路140のアライメ
ントが決められ、光路140が第2の物体600の少な
くとも1つの部分を交差することによって、第2の物体
600の少なくとも1つの部分の第2のイメージを生成
し、第2のイメージの第2の解析を実行して、第2の解
析とアライメントに基づいて第2の物体600に対する
第1の物体700の部分を求める方法。
【0090】(3)第1の軸232に沿って光学的標示
200の第1のイメージの測定をすることを含む第1の
解析を実行する上記2に記載の方法。
【0091】(4)光路140のアライメントが、第1
の軸232と異なる第2の軸に沿って光路140のアラ
イメントを求めることを含む、上記(3)に記載の方
法。
【0092】(5)第1の軸232が第2の軸に対して
十分垂直であるところの、上記(4)に記載の方法。
【0093】(6)光路140のアライメントが、第2
の軸および第1の軸232と異なる第3の軸に沿って光
路140のアライメントを求めることを含む、上記
(3)に記載の方法。
【0094】(7)第1の物体700が第2の物体60
0に対して動くことができる、上記(2)に記載の方
法。
【0095】(8)第1の物体700が媒体搬送装置1
00に使用されるタイプの取り出し装置(picker devic
e)である、上記(2)に記載の方法。
【0096】(9)第2の物体600が媒体搬送装置1
00からなる構成部品である、上記(2)に記載の方
法。
【0097】(10)光学的標示200が第1のエッジ
212と第2のエッジ216を含み、第1のエッジ21
2と第2のエッジ216が異なる反射の境界を規定し、
第1の軸232が第1の点252で第1のエッジ212
と交差し、第2の点250で第2のエッジ216と交差
して、第1の点252と第2の点250の間の距離21
0に一致する位置上に第2の軸があるところの、上記
(2)に記載の方法。
【0098】
【発明の効果】本発明により媒体ハンドラに取り付けら
れた撮像装置に関連するイメージビームを媒体ハンドラ
に位置合わせするアライメントシステム及び方法が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】アライメントシステムに組み込まれる自動媒体
交換装置の透視図。
【図2】撮像装置、イメージビーム、及びアライメント
ターゲットが描かれる図1の自動媒体交換装置の側面透
視図。
【図3】アライメントターゲットが直角三角形の形状で
ある図2のアライメントターゲットの正面図。
【図4】イメージビームの縦軸位置が描かれている図2
の自動媒体交換装置の側面図。
【図5】イメージビームの横軸位置を表している図2の
自動媒体交換装置の図。
【図6】撮像装置を位置合わせする方法が示されるフロ
ーチャートの前半を示す図。
【図7】撮像装置を位置合わせする方法が示されるフロ
ーチャートの後半を示す図。
【図8】アライメントターゲットに対する誘導ターゲッ
トの横軸位置を示す図1の自動媒体交換装置の図。
【図9】アライメントターゲットに対する誘導ターゲッ
トの縦軸位置を示す図8の自動媒体交換装置の側面図。
【図10】アライメントターゲットとして使用される2
本の直線の模式図。
【図11】アライメントターゲットとして使用される半
円形の模式図。
【符号の説明】
142 イメージビーム 200 アライメントターゲット 212 底辺 216 斜辺 220 頂点 250 斜辺点 252 底辺点 300 撮像装置 512 横軸位置 514 縦軸位置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ロバート・ダブリュー・ラフェル アメリカ合衆国80634コロラド州グリーリ ー、42アベニュー・コート 1520 (72)発明者 リチャード・エー・アーウィン アメリカ合衆国80525コロラド州フォー ト・コリンズ、サウス・ルメイ・アベニュ ー 4470、ナンバー 1010

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物体に関し撮像装置に関連する光路の位
    置を求めるシステムであって、前記物体に取り付けられ
    るターゲットであって、異なる反射の境界を規定する第
    1のエッジ及び第2のエッジを含み、第1の軸が該第1
    の点で第1のエッジと交差し、該第2の点で第2のエッ
    ジと交差し、該第1の点と該第2の点の間の距離が第2
    の軸上の位置に対応するターゲットを備え、 前記撮像装置は、少なくとも1つの光センサー及び前記
    光路に沿って配置された少なくとも1つの光学的なコン
    ポーネントを含み、前記物体に取り付けられており、前
    記光路は前記第1の軸に沿って前記ターゲットと交差す
    る前記システム。
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