JPH0772930A - 位置決め装置 - Google Patents
位置決め装置Info
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- JPH0772930A JPH0772930A JP22161693A JP22161693A JPH0772930A JP H0772930 A JPH0772930 A JP H0772930A JP 22161693 A JP22161693 A JP 22161693A JP 22161693 A JP22161693 A JP 22161693A JP H0772930 A JPH0772930 A JP H0772930A
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- mark
- image
- positioning
- positioning mark
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 2つの物体の相対的位置関係を、1台の画像
入力装置のモニタ画像を用いて調整する位置決め装置に
関し、姿勢を含めた対象物体の位置決めの操作性および
信頼性の向上を図ることを目的とする。 【構成】 操作者は、画像表示装置4の表示画面4aを
観察しながらマニピュレータを操作して、マーク画像M
1aの各点がマーク画像M2aの各線の上に重なるよう
にする。この重なったとき、人工衛星と対象物体1との
相対的位置関係は、両者の所定の移動経路上に位置決め
されたことになる。また、表示画面4aを観察しながら
マニピュレータを操作して、マーク画像M2aとマーク
画像M3aとが直線上に並ぶようにする。このとき、人
工衛星と対象物体1との相対的姿勢が一定する。
入力装置のモニタ画像を用いて調整する位置決め装置に
関し、姿勢を含めた対象物体の位置決めの操作性および
信頼性の向上を図ることを目的とする。 【構成】 操作者は、画像表示装置4の表示画面4aを
観察しながらマニピュレータを操作して、マーク画像M
1aの各点がマーク画像M2aの各線の上に重なるよう
にする。この重なったとき、人工衛星と対象物体1との
相対的位置関係は、両者の所定の移動経路上に位置決め
されたことになる。また、表示画面4aを観察しながら
マニピュレータを操作して、マーク画像M2aとマーク
画像M3aとが直線上に並ぶようにする。このとき、人
工衛星と対象物体1との相対的姿勢が一定する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、2つの物体の相対的位
置関係を、1台の画像入力装置のモニタ画像を用いて調
整する位置決め装置に関し、特にロボットを遠隔から操
作して2つの物体を所定の相対的位置に合わせるための
位置決め装置に関する。
置関係を、1台の画像入力装置のモニタ画像を用いて調
整する位置決め装置に関し、特にロボットを遠隔から操
作して2つの物体を所定の相対的位置に合わせるための
位置決め装置に関する。
【0002】近年、原子力発電装置内や宇宙空間等の人
間の行けないような極限環境で作業を行うために、遠隔
操作のロボットを使用することが提案されている。例え
ば、宇宙空間で人工衛星の電池を交換する作業等が、そ
れに相当する。本発明の位置決め装置は、こうしたロボ
ットによる作業に必要となる2つの物体、例えば電池と
人工衛星本体、の相対的位置合わせに使用される装置に
関する。
間の行けないような極限環境で作業を行うために、遠隔
操作のロボットを使用することが提案されている。例え
ば、宇宙空間で人工衛星の電池を交換する作業等が、そ
れに相当する。本発明の位置決め装置は、こうしたロボ
ットによる作業に必要となる2つの物体、例えば電池と
人工衛星本体、の相対的位置合わせに使用される装置に
関する。
【0003】
【従来の技術】図12に、宇宙空間の作業装置および地
上の遠隔操作装置の概略を示す。作業側の作業装置に
は、人工衛星100に搭載され、電池等の対象物体10
1を把持し移動するロボットのマニピュレータ102、
マニピュレータ102の一部に固定されたカメラ10
3、マニピュレータ102の駆動制御を行うコントロー
ラ104等があり、操作側の遠隔操作装置には、カメラ
103から送られた対象物体101および人工衛星10
0の画像を表示する画像モニタ105、マニピュレータ
102の操作を指令するジョイスティック106、ジョ
イスティック106の指令信号をマニピュレータ102
の動作量に変換してコントローラ104へ伝送するコン
ピュータ107等がある。
上の遠隔操作装置の概略を示す。作業側の作業装置に
は、人工衛星100に搭載され、電池等の対象物体10
1を把持し移動するロボットのマニピュレータ102、
マニピュレータ102の一部に固定されたカメラ10
3、マニピュレータ102の駆動制御を行うコントロー
ラ104等があり、操作側の遠隔操作装置には、カメラ
103から送られた対象物体101および人工衛星10
0の画像を表示する画像モニタ105、マニピュレータ
102の操作を指令するジョイスティック106、ジョ
イスティック106の指令信号をマニピュレータ102
の動作量に変換してコントローラ104へ伝送するコン
ピュータ107等がある。
【0004】操作側では、画像モニタ105に表示され
た対象物体101および人工衛星100の画像から両者
の相対的位置関係を判断し、所望の位置関係になるよう
にジョイスティック106を操作して、作業側のマニピ
ュレータ102を動かす。
た対象物体101および人工衛星100の画像から両者
の相対的位置関係を判断し、所望の位置関係になるよう
にジョイスティック106を操作して、作業側のマニピ
ュレータ102を動かす。
【0005】ところで、画像モニタ105の画像に基づ
き対象物体101と人工衛星100との現状の相対的位
置関係を判断し易くするために、両者に図13に示すよ
うな位置決めマークをそれぞれ設けることが考えられて
いる。
き対象物体101と人工衛星100との現状の相対的位
置関係を判断し易くするために、両者に図13に示すよ
うな位置決めマークをそれぞれ設けることが考えられて
いる。
【0006】図13は図12の対象物体101付近の斜
視図であり、この図では、説明を簡略化するために、マ
ニピュレータ102の把持部の図示を省略するととも
に、カメラ103が対象物体101上に固定されている
ものとして図示してある。符号100aは、人工衛星1
00の表面状の一部であり、対象物体101が位置合わ
せされるべき面を示し、また、105aは、画像モニタ
105の表示画面を示す。
視図であり、この図では、説明を簡略化するために、マ
ニピュレータ102の把持部の図示を省略するととも
に、カメラ103が対象物体101上に固定されている
ものとして図示してある。符号100aは、人工衛星1
00の表面状の一部であり、対象物体101が位置合わ
せされるべき面を示し、また、105aは、画像モニタ
105の表示画面を示す。
【0007】対象物体101の表面のうち、人工衛星表
面部100aに対向しXY面上にある面(以下「対象物
体101の底面」という)とYZ面上にある面との交差
エッジ部に、直線状のマーク121を設け、そのマーク
121の中央付近に突起状のマーク122を設ける。ま
た、人工衛星表面部100aの所定位置に、直角に交差
する2つの直線からなるマーク123,124を設け
る。こうしたマーク121〜124がカメラ103によ
って撮影されて画像モニタ105に表示される。表示画
面105a上のマーク画像121a〜124aはそれぞ
れ、マーク121〜124に対応する。
面部100aに対向しXY面上にある面(以下「対象物
体101の底面」という)とYZ面上にある面との交差
エッジ部に、直線状のマーク121を設け、そのマーク
121の中央付近に突起状のマーク122を設ける。ま
た、人工衛星表面部100aの所定位置に、直角に交差
する2つの直線からなるマーク123,124を設け
る。こうしたマーク121〜124がカメラ103によ
って撮影されて画像モニタ105に表示される。表示画
面105a上のマーク画像121a〜124aはそれぞ
れ、マーク121〜124に対応する。
【0008】ここで、上述した対象物体101と人工衛
星100との所望の位置関係とは、対象物体101の底
面と人工衛星表面部100aとが同一面上に位置し、か
つ、マーク121とマーク123とが同一直線上に位置
し、さらに、マーク122がマーク124上に位置する
ときの位置関係であるとする。遠隔操作によりそうした
所望の位置関係にするためには、まず、表示画面105
a上においてマーク画像121aとマーク画像123a
とが平行になるように、ジョイスティック106を操作
して、作業側のマニピュレータ102を動かす。つぎ
に、その平行を維持したまま、マーク画像122aがマ
ーク画像124a上に重なるように操作する。そして、
マーク画像122aをマーク画像124aに沿って移動
して、マーク画像121aとマーク画像123aとが重
なるようにする。この時に、位置決めが完了して所望の
位置関係になる。
星100との所望の位置関係とは、対象物体101の底
面と人工衛星表面部100aとが同一面上に位置し、か
つ、マーク121とマーク123とが同一直線上に位置
し、さらに、マーク122がマーク124上に位置する
ときの位置関係であるとする。遠隔操作によりそうした
所望の位置関係にするためには、まず、表示画面105
a上においてマーク画像121aとマーク画像123a
とが平行になるように、ジョイスティック106を操作
して、作業側のマニピュレータ102を動かす。つぎ
に、その平行を維持したまま、マーク画像122aがマ
ーク画像124a上に重なるように操作する。そして、
マーク画像122aをマーク画像124aに沿って移動
して、マーク画像121aとマーク画像123aとが重
なるようにする。この時に、位置決めが完了して所望の
位置関係になる。
【0009】なお、対象物体101と人工衛星100と
の相対的位置関係を判断し易くするために、複数のカメ
ラで異なる位置から両者の画像を得るようにする装置も
あるが、この装置では、複数のカメラの設置やそれらの
画像データの送信という宇宙空間に設けられる装置とし
ては好ましくない負担を求められることになるので、カ
メラは1台であることが望ましい。
の相対的位置関係を判断し易くするために、複数のカメ
ラで異なる位置から両者の画像を得るようにする装置も
あるが、この装置では、複数のカメラの設置やそれらの
画像データの送信という宇宙空間に設けられる装置とし
ては好ましくない負担を求められることになるので、カ
メラは1台であることが望ましい。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、対象物体1
01の底面と人工衛星表面部100aとが平行でなく、
人工衛星表面部100aが、Y方向を軸にして少し回転
していた場合でも、画像モニタ105の表示画面105
aに表示される各マーク画像は、両者が平行であるとき
に比べ、ほとんど変化がない。そのため、画像モニタ1
05の表示画面105aだけを頼りにする操作者は、両
者が平行でないことを認識することはできず、それに気
付かずに上述のジョイスティック106の操作をしてし
まうことになる。
01の底面と人工衛星表面部100aとが平行でなく、
人工衛星表面部100aが、Y方向を軸にして少し回転
していた場合でも、画像モニタ105の表示画面105
aに表示される各マーク画像は、両者が平行であるとき
に比べ、ほとんど変化がない。そのため、画像モニタ1
05の表示画面105aだけを頼りにする操作者は、両
者が平行でないことを認識することはできず、それに気
付かずに上述のジョイスティック106の操作をしてし
まうことになる。
【0011】その結果、両者が平行でないまま、人工衛
星表面部100aと対象物体101とを接近させてしま
い、人工衛星表面部100aと対象物体101とが所定
の位置関係に達する前にそれらの一部どうしを衝突させ
てしまう危険性があった。
星表面部100aと対象物体101とを接近させてしま
い、人工衛星表面部100aと対象物体101とが所定
の位置関係に達する前にそれらの一部どうしを衝突させ
てしまう危険性があった。
【0012】また、作業内容によっては人工衛星100
に対する対象物体101の接近経路に制約がある場合が
あり、そうした制約に対応できる位置決め装置が求めら
れている。
に対する対象物体101の接近経路に制約がある場合が
あり、そうした制約に対応できる位置決め装置が求めら
れている。
【0013】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、姿勢を含めた対象物体の位置決めの操作性お
よび信頼性の向上を図った位置決め装置を提供すること
を目的とする。
のであり、姿勢を含めた対象物体の位置決めの操作性お
よび信頼性の向上を図った位置決め装置を提供すること
を目的とする。
【0014】また、本発明の他の目的は、対象物体の接
近動作を制限する作業に対処できる位置決め装置を提供
することである。
近動作を制限する作業に対処できる位置決め装置を提供
することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明では上記目的を達
成するために、図1に示すように、2つの物体の相対的
位置関係を、1台の画像入力装置のモニタ画像を用いて
調整する位置決め装置が提供される。この装置は、端部
(1b)に少なくとも2点からなる第1の位置決めマー
ク(M1)を有した第1の物体(1)と、第1の物体
(1)に対向する面の所定の位置に、第1の位置決めマ
ーク(M1)の各点に対応する少なくとも2線からなる
第2の位置決めマーク(M2)を有した第2の物体
(5)と、第1の物体(1)と第2の物体(5)との相
対的位置関係を変化させる移動手段(3)と、第1の物
体(1)および第2の物体(5)のいずれか一方に固定
され、かつ、第1の位置決めマーク(M1)および第2
の位置決めマーク(M2)が視野に入るとともに、視野
内(4a)において第1の位置決めマーク(M1a)の
背後に第2の位置決めマーク(M2a)が位置するよう
な位置に固定された画像入力手段(2)とから構成され
る。
成するために、図1に示すように、2つの物体の相対的
位置関係を、1台の画像入力装置のモニタ画像を用いて
調整する位置決め装置が提供される。この装置は、端部
(1b)に少なくとも2点からなる第1の位置決めマー
ク(M1)を有した第1の物体(1)と、第1の物体
(1)に対向する面の所定の位置に、第1の位置決めマ
ーク(M1)の各点に対応する少なくとも2線からなる
第2の位置決めマーク(M2)を有した第2の物体
(5)と、第1の物体(1)と第2の物体(5)との相
対的位置関係を変化させる移動手段(3)と、第1の物
体(1)および第2の物体(5)のいずれか一方に固定
され、かつ、第1の位置決めマーク(M1)および第2
の位置決めマーク(M2)が視野に入るとともに、視野
内(4a)において第1の位置決めマーク(M1a)の
背後に第2の位置決めマーク(M2a)が位置するよう
な位置に固定された画像入力手段(2)とから構成され
る。
【0016】また、第1の物体(1)は、第1の位置決
めマーク(M1)の各点を起点とし、第1の物体(1)
または第2の物体(5)の所定の移動経路方向(図3の
符号6方向)へ延びた少なくとも2線からなる第3の位
置決めマーク(M3)を有する。
めマーク(M1)の各点を起点とし、第1の物体(1)
または第2の物体(5)の所定の移動経路方向(図3の
符号6方向)へ延びた少なくとも2線からなる第3の位
置決めマーク(M3)を有する。
【0017】
【作用】以上の構成において、操作者は、画像表示手段
(4)の表示画面(4a)を観察しながら移動手段
(3)を操作して、第1の位置決めマークの画像(M1
a)の各点が第2の位置決めマークの画像(M2a)の
各線の上に重なるようにする。この重なったとき、第1
の物体(1)と第2の物体(5)との相対的位置関係
は、両者の所定の移動経路上に位置決めされたことにな
る。
(4)の表示画面(4a)を観察しながら移動手段
(3)を操作して、第1の位置決めマークの画像(M1
a)の各点が第2の位置決めマークの画像(M2a)の
各線の上に重なるようにする。この重なったとき、第1
の物体(1)と第2の物体(5)との相対的位置関係
は、両者の所定の移動経路上に位置決めされたことにな
る。
【0018】しかし、図13を参照して説明したY方向
を軸にした人工衛星表面5の回転ずれ(姿勢ずれ)が生
じているときには、表示画面(4a)においてマーク画
像(M2a)と第3の位置決めマークの画像(M3a)
とが直線上に並ばず、折れ線状になる。
を軸にした人工衛星表面5の回転ずれ(姿勢ずれ)が生
じているときには、表示画面(4a)においてマーク画
像(M2a)と第3の位置決めマークの画像(M3a)
とが直線上に並ばず、折れ線状になる。
【0019】そこで、表示画面(4a)を観察しながら
移動手段(3)を操作して、マーク画像(M2a)とマ
ーク画像(M3a)とが直線上に並ぶようにする。この
とき、第1の物体(1)と第2の物体(5)との相対的
位置関係は、両者の所定の移動経路上に位置決めされ、
かつ、図13を参照して説明したX方向およびY方向を
軸にした各回転ずれもなくなり、姿勢が一定する。
移動手段(3)を操作して、マーク画像(M2a)とマ
ーク画像(M3a)とが直線上に並ぶようにする。この
とき、第1の物体(1)と第2の物体(5)との相対的
位置関係は、両者の所定の移動経路上に位置決めされ、
かつ、図13を参照して説明したX方向およびY方向を
軸にした各回転ずれもなくなり、姿勢が一定する。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。なお、本発明の位置決め装置を含む作業装置およ
び遠隔操作装置の全体構成は図12に示す構成と基本的
に同じである。
する。なお、本発明の位置決め装置を含む作業装置およ
び遠隔操作装置の全体構成は図12に示す構成と基本的
に同じである。
【0021】図1は、本発明の第1の実施例の位置決め
装置を示す斜視図である。すなわち、電池等の対象物体
1にカメラ2が固定され、対象物体1はマニピュレータ
3によって把持されている。カメラ2からの画像出力は
地上の画像表示装置4の表示画面4aに表示される。マ
ニピュレータ3の把持部分の図示は省略する。
装置を示す斜視図である。すなわち、電池等の対象物体
1にカメラ2が固定され、対象物体1はマニピュレータ
3によって把持されている。カメラ2からの画像出力は
地上の画像表示装置4の表示画面4aに表示される。マ
ニピュレータ3の把持部分の図示は省略する。
【0022】対象物体1の底面とカメラ2の設けられた
側面1aとの交差線であるエッジ1b付近の側面1a側
に2点の位置決め用のマークM1を設ける。また、対象
物体1が位置決めされるべき人工衛星表面5には、2直
線からなるハの字状の位置決め用のマークM2を設け
る。図2(A)に、このマークM2が設けられた人工衛
星表面5の平面図を示す。これらのマークM1,M2の
配置方法について図3を参照して詳述する。
側面1aとの交差線であるエッジ1b付近の側面1a側
に2点の位置決め用のマークM1を設ける。また、対象
物体1が位置決めされるべき人工衛星表面5には、2直
線からなるハの字状の位置決め用のマークM2を設け
る。図2(A)に、このマークM2が設けられた人工衛
星表面5の平面図を示す。これらのマークM1,M2の
配置方法について図3を参照して詳述する。
【0023】図3は、位置決めマークの配置方法につい
て説明する図である。図中、Cはカメラ2の位置を示
し、P,Qは対象物体1の側面1a上の2つのマークM
1の位置を示す。ここで、点Cと点P,Qとを結ぶ2線
が第1の位置にある人工衛星表面5と交わる点をPa,
Qaとする。つぎに、人工衛星表面5を矢印6方向に少
し移動して第2の位置に置き、このとき上記2線に人工
衛星表面5が交差する点をPb,Qbとし、この第2の
位置で、第1の位置での点Pa,Qaに対応する点をP
ab,Qabとする。人工衛星表面5上の2点Pab,
Pbを結ぶ線と、2点Pab,Qbを結ぶ線とが、マー
クM2に相当する。すなわち、人工衛星表面5が、対象
物体1に対する相対的な所定の移動経路である矢印6方
向に沿って移動したときに、カメラ2からマークM1と
マークM2とを観察すると、マークM1の各点がマーク
M2の各線の上をそれぞれ移動することになる。なお、
点P,Qを矢印6と反対方向に移動したときに、点Pa
b,Pbを結ぶ線および2点Pab,Qbを結ぶ線とそ
れぞれ交わる点をPc,Qcとする。
て説明する図である。図中、Cはカメラ2の位置を示
し、P,Qは対象物体1の側面1a上の2つのマークM
1の位置を示す。ここで、点Cと点P,Qとを結ぶ2線
が第1の位置にある人工衛星表面5と交わる点をPa,
Qaとする。つぎに、人工衛星表面5を矢印6方向に少
し移動して第2の位置に置き、このとき上記2線に人工
衛星表面5が交差する点をPb,Qbとし、この第2の
位置で、第1の位置での点Pa,Qaに対応する点をP
ab,Qabとする。人工衛星表面5上の2点Pab,
Pbを結ぶ線と、2点Pab,Qbを結ぶ線とが、マー
クM2に相当する。すなわち、人工衛星表面5が、対象
物体1に対する相対的な所定の移動経路である矢印6方
向に沿って移動したときに、カメラ2からマークM1と
マークM2とを観察すると、マークM1の各点がマーク
M2の各線の上をそれぞれ移動することになる。なお、
点P,Qを矢印6と反対方向に移動したときに、点Pa
b,Pbを結ぶ線および2点Pab,Qbを結ぶ線とそ
れぞれ交わる点をPc,Qcとする。
【0024】図1に戻って、こうしたマークM1,M2
の画像が、画像表示装置4の表示画面4aにマーク画像
M1a,M2aとして表示される。つぎに、このように
構成される位置決め装置の動作を説明する。
の画像が、画像表示装置4の表示画面4aにマーク画像
M1a,M2aとして表示される。つぎに、このように
構成される位置決め装置の動作を説明する。
【0025】操作者は、画像表示装置4の表示画面4a
を観察しながらマニピュレータを操作して、マーク画像
M1aの各点がマーク画像M2aの各線の上に重なるよ
うにする。この重なったとき、人工衛星と対象物体1と
の相対的位置関係は、両者の所定の移動経路上に位置決
めされたことになる。
を観察しながらマニピュレータを操作して、マーク画像
M1aの各点がマーク画像M2aの各線の上に重なるよ
うにする。この重なったとき、人工衛星と対象物体1と
の相対的位置関係は、両者の所定の移動経路上に位置決
めされたことになる。
【0026】このマーク画像M1aの各点とマーク画像
M2aの各線との重ね合わせにより、図13を参照して
説明したX方向を軸にした人工衛星表面5の回転ずれを
規制することはできる。しかし、Y方向を軸にした回転
ずれを規制することはできない。このY方向を軸にした
回転ずれを規制した装置を図4に示す。
M2aの各線との重ね合わせにより、図13を参照して
説明したX方向を軸にした人工衛星表面5の回転ずれを
規制することはできる。しかし、Y方向を軸にした回転
ずれを規制することはできない。このY方向を軸にした
回転ずれを規制した装置を図4に示す。
【0027】図4は本発明の第2の実施例の位置決め装
置を示す斜視図である。この第2の実施例は第1の実施
例とほとんど同じ構成であるので、第1の実施例と同一
の構成部分には同一の符号を付してその説明を省略し、
異なる部分だけ説明する。
置を示す斜視図である。この第2の実施例は第1の実施
例とほとんど同じ構成であるので、第1の実施例と同一
の構成部分には同一の符号を付してその説明を省略し、
異なる部分だけ説明する。
【0028】すなわち、対象物体1の側面1a上に、マ
ークM1の2点を起点にした2本の直線からなるマーク
M3を設ける。このマークM3は、図3において点P,
Qを起点とし、2点P,Pcを結ぶ方向および2点Q,
Qcを結ぶ方向にそれぞれ上方に延長した線に相当す
る。なお、マークM3の画像が、画像表示装置4の表示
画面4aにマーク画像M3aとして表示される。
ークM1の2点を起点にした2本の直線からなるマーク
M3を設ける。このマークM3は、図3において点P,
Qを起点とし、2点P,Pcを結ぶ方向および2点Q,
Qcを結ぶ方向にそれぞれ上方に延長した線に相当す
る。なお、マークM3の画像が、画像表示装置4の表示
画面4aにマーク画像M3aとして表示される。
【0029】操作者は、第1の実施例と同様に、画像表
示装置4の表示画面4aを観察しながらマニピュレータ
を操作して、マーク画像M1aの各点がマーク画像M2
aの各線の上に重なるようにする。このとき、人工衛星
と対象物体1との相対的位置関係は、両者の所定の移動
経路上に位置決めされたことになる。しかし、図13を
参照して説明したY方向を軸にした人工衛星表面5の回
転ずれ(姿勢ずれ)が生じているときには、表示画面4
aにおいてマーク画像M2aとマーク画像M3aとが直
線上に並ばず、折れ線状になる。
示装置4の表示画面4aを観察しながらマニピュレータ
を操作して、マーク画像M1aの各点がマーク画像M2
aの各線の上に重なるようにする。このとき、人工衛星
と対象物体1との相対的位置関係は、両者の所定の移動
経路上に位置決めされたことになる。しかし、図13を
参照して説明したY方向を軸にした人工衛星表面5の回
転ずれ(姿勢ずれ)が生じているときには、表示画面4
aにおいてマーク画像M2aとマーク画像M3aとが直
線上に並ばず、折れ線状になる。
【0030】そこで、表示画面4aを観察しながらマニ
ピュレータを操作して、マーク画像M2aとマーク画像
M3aとが直線上に並ぶようにする。このとき、人工衛
星と対象物体1との相対的位置関係は、両者の所定の移
動経路上に位置決めされ、かつ、図13を参照して説明
したX方向およびY方向を軸にした各回転ずれもなくな
り、姿勢が一定する。
ピュレータを操作して、マーク画像M2aとマーク画像
M3aとが直線上に並ぶようにする。このとき、人工衛
星と対象物体1との相対的位置関係は、両者の所定の移
動経路上に位置決めされ、かつ、図13を参照して説明
したX方向およびY方向を軸にした各回転ずれもなくな
り、姿勢が一定する。
【0031】つぎに、対象物体を人工衛星から所定の距
離に位置決めするようにした第3の実施例を説明する。
図5は本発明の第3の実施例の位置決め装置を示す斜視
図である。この第3の実施例は第2の実施例とほとんど
同じ構成であるので、第2の実施例と同一の構成部分に
は同一の符号を付してその説明を省略し、異なる部分だ
け説明する。
離に位置決めするようにした第3の実施例を説明する。
図5は本発明の第3の実施例の位置決め装置を示す斜視
図である。この第3の実施例は第2の実施例とほとんど
同じ構成であるので、第2の実施例と同一の構成部分に
は同一の符号を付してその説明を省略し、異なる部分だ
け説明する。
【0032】すなわち、人工衛星表面5上に、マークM
2の各線を結ぶ直線からなるマークM41を設ける。こ
のマークM41は、図3において点Pcと点Qcとを結
ぶ線に相当する。図6(A)に、このマークM41が設
けられた人工衛星表面5の平面図を示す。また、対象物
体1の側面1a上に、マークM1の2点を結ぶ直線から
なるマークM5を設ける。このマークM5は、図3にお
いて点Pと点Qとを結ぶ線に相当する。なお、マークM
41,M5の画像が、画像表示装置4の表示画面4aに
マーク画像M41a,M5aとして表示される。
2の各線を結ぶ直線からなるマークM41を設ける。こ
のマークM41は、図3において点Pcと点Qcとを結
ぶ線に相当する。図6(A)に、このマークM41が設
けられた人工衛星表面5の平面図を示す。また、対象物
体1の側面1a上に、マークM1の2点を結ぶ直線から
なるマークM5を設ける。このマークM5は、図3にお
いて点Pと点Qとを結ぶ線に相当する。なお、マークM
41,M5の画像が、画像表示装置4の表示画面4aに
マーク画像M41a,M5aとして表示される。
【0033】操作者は、第2の実施例と同様に、画像表
示装置4の表示画面4aを観察しながらマニピュレータ
を操作して、まず、マーク画像M1aの各点がマーク画
像M2aの各線の上に重なるようにする。つぎに、マー
ク画像M2aとマーク画像M3aとが直線上に並ぶよう
にする。そして、これらの2状態を維持しながら、マー
ク画像M41aをマーク画像M5aに重なるようにす
る。この重なったとき、人工衛星表面5と対象物体1の
底面とが同一平面上に位置決めされるとともに、人工衛
星と対象物体1とが所定の位置関係に位置決めされたこ
とになる。
示装置4の表示画面4aを観察しながらマニピュレータ
を操作して、まず、マーク画像M1aの各点がマーク画
像M2aの各線の上に重なるようにする。つぎに、マー
ク画像M2aとマーク画像M3aとが直線上に並ぶよう
にする。そして、これらの2状態を維持しながら、マー
ク画像M41aをマーク画像M5aに重なるようにす
る。この重なったとき、人工衛星表面5と対象物体1の
底面とが同一平面上に位置決めされるとともに、人工衛
星と対象物体1とが所定の位置関係に位置決めされたこ
とになる。
【0034】なお、図6(B)に示すように、マークM
41に代わって、マークM42をマークM41の設けら
れた位置よりも所定間隔だけ離した上方の位置に設ける
ようにしてもよい。これにより、人工衛星と対象物体1
とが、所定の移動経路上に位置決めされ、かつ、図13
を参照して説明したX方向およびY方向を軸にした各回
転ずれがなくなり、さらに、人工衛星を対象物体1に対
し所定の距離だけ離れた位置に位置決めすることができ
る。
41に代わって、マークM42をマークM41の設けら
れた位置よりも所定間隔だけ離した上方の位置に設ける
ようにしてもよい。これにより、人工衛星と対象物体1
とが、所定の移動経路上に位置決めされ、かつ、図13
を参照して説明したX方向およびY方向を軸にした各回
転ずれがなくなり、さらに、人工衛星を対象物体1に対
し所定の距離だけ離れた位置に位置決めすることができ
る。
【0035】また、第3の実施例では、マークM41ま
たはマークM42は線から成るマークとして説明した
が、これらは点状であってもよい。つぎに、対象物体と
人工衛星との相互距離を位置決め前に認識できるように
した第4の実施例を説明する。
たはマークM42は線から成るマークとして説明した
が、これらは点状であってもよい。つぎに、対象物体と
人工衛星との相互距離を位置決め前に認識できるように
した第4の実施例を説明する。
【0036】図7は本発明の第4の実施例の位置決め装
置を示す斜視図である。この第4の実施例は第3の実施
例とほとんど同じ構成であるので、第3の実施例と同一
の構成部分には同一の符号を付してその説明を省略し、
異なる部分だけ説明する。
置を示す斜視図である。この第4の実施例は第3の実施
例とほとんど同じ構成であるので、第3の実施例と同一
の構成部分には同一の符号を付してその説明を省略し、
異なる部分だけ説明する。
【0037】すなわち、人工衛星表面5上に、マークM
2の各線と交差する複数の目盛り線からなるマークM6
を設ける。図2(B)に、このマークM6が設けられた
人工衛星表面5の平面図を示す。なお、マークM6の画
像が、画像表示装置4の表示画面4aにマーク画像M6
aとして表示される。
2の各線と交差する複数の目盛り線からなるマークM6
を設ける。図2(B)に、このマークM6が設けられた
人工衛星表面5の平面図を示す。なお、マークM6の画
像が、画像表示装置4の表示画面4aにマーク画像M6
aとして表示される。
【0038】操作者は、第3の実施例と同様に、画像表
示装置4の表示画面4aを観察しながらマニピュレータ
を操作して、まず、マーク画像M1aの各点がマーク画
像M2aの各線の上に重なるようにする。つぎに、マー
ク画像M2aとマーク画像M3aとが直線上に並ぶよう
にする。このとき、表示画面4a上で、マーク画像M5
aがマーク画像M6aの各目盛り線のいずれと重なって
いるかを読み取り、それにより人工衛星表面5と対象物
体1との距離を認識する。そして、この認識された距離
に基づき、マニピュレータを操作して、その後の位置決
めを行う。この第4の実施例は、人工衛星と対象物体1
との接近を高速かつ安全に行う位置決め装置において、
特に有効である。
示装置4の表示画面4aを観察しながらマニピュレータ
を操作して、まず、マーク画像M1aの各点がマーク画
像M2aの各線の上に重なるようにする。つぎに、マー
ク画像M2aとマーク画像M3aとが直線上に並ぶよう
にする。このとき、表示画面4a上で、マーク画像M5
aがマーク画像M6aの各目盛り線のいずれと重なって
いるかを読み取り、それにより人工衛星表面5と対象物
体1との距離を認識する。そして、この認識された距離
に基づき、マニピュレータを操作して、その後の位置決
めを行う。この第4の実施例は、人工衛星と対象物体1
との接近を高速かつ安全に行う位置決め装置において、
特に有効である。
【0039】なお、マークM6がマークM2に交差して
いる必要は必ずしもなく、マークM41の位置からの距
離を表示できるマークであるならば、どんな形状であっ
ても、またどの位置にあってもよい。
いる必要は必ずしもなく、マークM41の位置からの距
離を表示できるマークであるならば、どんな形状であっ
ても、またどの位置にあってもよい。
【0040】つぎに、対象物体に位置決め用のマークが
設けられない場合でも位置決めができる第5の実施例を
説明する。図8は本発明の第5の実施例の位置決め装置
を示す斜視図である。この第5の実施例は図5に示す第
3の実施例とほとんど同じ構成であるので、第3の実施
例と同一の構成部分には同一の符号を付して、その説明
を省略し、異なる部分だけ説明する。
設けられない場合でも位置決めができる第5の実施例を
説明する。図8は本発明の第5の実施例の位置決め装置
を示す斜視図である。この第5の実施例は図5に示す第
3の実施例とほとんど同じ構成であるので、第3の実施
例と同一の構成部分には同一の符号を付して、その説明
を省略し、異なる部分だけ説明する。
【0041】すなわち、第5の実施例では、第3の実施
例に比べマークM3,M5がなく、したがって表示画面
4a上にマーク画像M3a,M5aがない。そして、カ
メラ2と画像表示装置4との間に画像処理装置7が介在
する。画像処理装置7は、上記マーク画像M3a,M5
aが表示されるべき画面位置にマーク画像M8,M7を
追加(スーパーインポーズ)する装置である。カメラ2
は対象物体1に固定されているので、マーク画像M8,
M7を常時、対象物体1の側面1aの画像の所定位置に
表示することができる。
例に比べマークM3,M5がなく、したがって表示画面
4a上にマーク画像M3a,M5aがない。そして、カ
メラ2と画像表示装置4との間に画像処理装置7が介在
する。画像処理装置7は、上記マーク画像M3a,M5
aが表示されるべき画面位置にマーク画像M8,M7を
追加(スーパーインポーズ)する装置である。カメラ2
は対象物体1に固定されているので、マーク画像M8,
M7を常時、対象物体1の側面1aの画像の所定位置に
表示することができる。
【0042】画像表示装置4の表示画面4aを観察しな
がらの操作者によるマニピュレータの操作は、第3の実
施例と全く同様に行われる。なお、マーク画像M8,M
7の追加に代えて、焦点深度の深いカメラのレンズにマ
ークM3,M5に相当するマークを付けたり、また、画
像メモリにマークM3,M5に相当するマークを書き込
んだりしてもよい。
がらの操作者によるマニピュレータの操作は、第3の実
施例と全く同様に行われる。なお、マーク画像M8,M
7の追加に代えて、焦点深度の深いカメラのレンズにマ
ークM3,M5に相当するマークを付けたり、また、画
像メモリにマークM3,M5に相当するマークを書き込
んだりしてもよい。
【0043】以上の第1乃至第5の実施例では、人工衛
星表面5に設けられる位置決め用のマークは線で構成さ
れていたが、これに代わってエッジにより構成するよう
にしてもよい。これを次に説明する。
星表面5に設けられる位置決め用のマークは線で構成さ
れていたが、これに代わってエッジにより構成するよう
にしてもよい。これを次に説明する。
【0044】図9は人工衛星表面5に設けられる、エッ
ジにより構成される位置決め用のマークを示す図であ
る。すなわち、図形の端であるエッジE2,E41がマ
ークM2,M41にそれぞれ相当する。エッジE41
は、マークM42に相当するようにしてもよい。こうし
たエッジを使うことにより位置決め精度が向上する。つ
まり、線からなるマークでは必ず幅があるため位置決め
のときにその幅分だけ誤差を生じる。しかし、エッジで
は幅がないから正確な位置決めが可能となる。
ジにより構成される位置決め用のマークを示す図であ
る。すなわち、図形の端であるエッジE2,E41がマ
ークM2,M41にそれぞれ相当する。エッジE41
は、マークM42に相当するようにしてもよい。こうし
たエッジを使うことにより位置決め精度が向上する。つ
まり、線からなるマークでは必ず幅があるため位置決め
のときにその幅分だけ誤差を生じる。しかし、エッジで
は幅がないから正確な位置決めが可能となる。
【0045】また、図に示すように、図形F1,F2を
設けることにより、画像表示装置4の表示画面4aにお
いて、エッジE41よりも上が対象物体1に隠れてしま
っても位置決め状態が正確に把握できる。これにより正
確で操作性のよい位置決めが可能となる。
設けることにより、画像表示装置4の表示画面4aにお
いて、エッジE41よりも上が対象物体1に隠れてしま
っても位置決め状態が正確に把握できる。これにより正
確で操作性のよい位置決めが可能となる。
【0046】つぎに、対象物体と人工衛星との位置決め
を自動的に行う第6の実施例を説明する。図10は本発
明の第6の実施例の位置決め装置を含む宇宙空間の作業
装置および地上の遠隔操作装置の概略を示す。作業側の
作業装置には、人工衛星10に搭載され、電池等の対象
物体11を把持し移動するロボットのマニピュレータ1
2、マニピュレータ12の一部に固定されたカメラ1
3、マニピュレータ12の駆動制御を行うコントローラ
14等があり、操作側の遠隔操作装置には、カメラ13
から送られた対象物体11および人工衛星10の画像の
処理を行いマークを検出する画像処理装置15、検出さ
れたマークからマニピュレータ12の操作指令信号を作
成してコントローラ14へ伝送する演算装置16等があ
る。
を自動的に行う第6の実施例を説明する。図10は本発
明の第6の実施例の位置決め装置を含む宇宙空間の作業
装置および地上の遠隔操作装置の概略を示す。作業側の
作業装置には、人工衛星10に搭載され、電池等の対象
物体11を把持し移動するロボットのマニピュレータ1
2、マニピュレータ12の一部に固定されたカメラ1
3、マニピュレータ12の駆動制御を行うコントローラ
14等があり、操作側の遠隔操作装置には、カメラ13
から送られた対象物体11および人工衛星10の画像の
処理を行いマークを検出する画像処理装置15、検出さ
れたマークからマニピュレータ12の操作指令信号を作
成してコントローラ14へ伝送する演算装置16等があ
る。
【0047】人工衛星10および対象物体11には、上
記実施例のいずれかの位置決め用マークが設けられる。
以上のような構成における位置決めを、図11を参照し
て説明する。
記実施例のいずれかの位置決め用マークが設けられる。
以上のような構成における位置決めを、図11を参照し
て説明する。
【0048】図11は第6の実施例の位置決めの手順を
示すフローチャートであり、ステップS1,S2が画像
処理装置15で実行され、ステップS3,S4が主に演
算装置16およびコントローラ14で実行される。
示すフローチャートであり、ステップS1,S2が画像
処理装置15で実行され、ステップS3,S4が主に演
算装置16およびコントローラ14で実行される。
【0049】〔S1〕画像処理装置15にカメラ13か
ら対象物体11および人工衛星10の画像を入力する。
この画像には位置決め用マークの画像が含まれている。 〔S2〕入力した画像の中から位置決め用マークの画像
を抽出する。すなわち、マークが直線で構成されている
ことに着目し、画像処理によって直線検出をしてマーク
の画像を抽出する。また、マークに特定の色を付してお
き、その色を検出することによりマークの画像を抽出す
るようにしてもよい。
ら対象物体11および人工衛星10の画像を入力する。
この画像には位置決め用マークの画像が含まれている。 〔S2〕入力した画像の中から位置決め用マークの画像
を抽出する。すなわち、マークが直線で構成されている
ことに着目し、画像処理によって直線検出をしてマーク
の画像を抽出する。また、マークに特定の色を付してお
き、その色を検出することによりマークの画像を抽出す
るようにしてもよい。
【0050】〔S3〕演算装置16により、抽出された
対応マークどうしの一致を判断する。すなわち、画像上
のマークの位置や傾きを計算し、対応マークどうしが一
致しているか否かを判断する。一致していれば位置決め
を終了し、一方、一致していなければステップS4へ進
む。
対応マークどうしの一致を判断する。すなわち、画像上
のマークの位置や傾きを計算し、対応マークどうしが一
致しているか否かを判断する。一致していれば位置決め
を終了し、一方、一致していなければステップS4へ進
む。
【0051】〔S4〕演算装置16により、画像上の対
応マークどうしのずれを修正するための指令信号を作成
してコントローラ14へ出力する。すなわち、抽出され
た第1の位置決めマークの各点と、これらの各点に対応
する抽出された第2の位置決めマークの各線とのそれぞ
れのずれ量に基づき、人工衛星10と対象物体11との
所定の相対的位置関係からのずれ量を算出し、指令信号
としてコントローラ14へ出力する。これによりマニピ
ュレータ12が駆動され、人工衛星10に対し対象物体
11が移動される。そして、ステップS1へ戻る。
応マークどうしのずれを修正するための指令信号を作成
してコントローラ14へ出力する。すなわち、抽出され
た第1の位置決めマークの各点と、これらの各点に対応
する抽出された第2の位置決めマークの各線とのそれぞ
れのずれ量に基づき、人工衛星10と対象物体11との
所定の相対的位置関係からのずれ量を算出し、指令信号
としてコントローラ14へ出力する。これによりマニピ
ュレータ12が駆動され、人工衛星10に対し対象物体
11が移動される。そして、ステップS1へ戻る。
【0052】このようなステップS1〜S4を繰り返す
ことにより、自動的に位置決めがなされることになる。
以上の各実施例では、カメラを対象物体側に固定した
が、人工衛星側に固定してもよい。また、対象物体を人
工衛星に対して移動させても、その反対に、人工衛星を
対象物体に対して移動させてもよい。
ことにより、自動的に位置決めがなされることになる。
以上の各実施例では、カメラを対象物体側に固定した
が、人工衛星側に固定してもよい。また、対象物体を人
工衛星に対して移動させても、その反対に、人工衛星を
対象物体に対して移動させてもよい。
【0053】また、以上の各実施例では、マークM1は
2つの点からなるマークとして、またマークM2は2つ
の線からなるマークとして説明したが、いずれも、3つ
以上から構成されるようにしてもよい。その場合、マー
クM3も3つ以上から構成される。
2つの点からなるマークとして、またマークM2は2つ
の線からなるマークとして説明したが、いずれも、3つ
以上から構成されるようにしてもよい。その場合、マー
クM3も3つ以上から構成される。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、第1の
物体に設けられた第1の位置決めマーク(M1)および
第2の物体(M2)に設けられた第2の位置決めマーク
を位置決めに用いることにより、対象物体の位置決めの
操作性および信頼性を向上させることができる。
物体に設けられた第1の位置決めマーク(M1)および
第2の物体(M2)に設けられた第2の位置決めマーク
を位置決めに用いることにより、対象物体の位置決めの
操作性および信頼性を向上させることができる。
【0055】また、第2の位置決めマークは、第1の物
体と第2の物体とが所定の相対的位置関係にあるときに
画像表示手段に表示された画像において第1の位置決め
マークの各点が示す軌跡と一致するように第2の物体に
予め設けられるので、第1の物体と第2の物体との接近
動作を制限する作業に対処できる。
体と第2の物体とが所定の相対的位置関係にあるときに
画像表示手段に表示された画像において第1の位置決め
マークの各点が示す軌跡と一致するように第2の物体に
予め設けられるので、第1の物体と第2の物体との接近
動作を制限する作業に対処できる。
【0056】また、本発明では、マークM3を設けるこ
とにより、2つの物体の相対的な姿勢を制御することが
できる。また、マークM41,M42,マークM5を設
けることにより、2つの物体間の相対的な位置関係(距
離)を任意に設定し、その設定位置に位置決めすること
ができる。
とにより、2つの物体の相対的な姿勢を制御することが
できる。また、マークM41,M42,マークM5を設
けることにより、2つの物体間の相対的な位置関係(距
離)を任意に設定し、その設定位置に位置決めすること
ができる。
【0057】また、マークM5,マークM6を設けるこ
とにより、2つの物体間の位置決め前の距離を知ること
ができる。また、2つの物体の一方に位置決めマークを
設けることができないときでも、マーク画像を重ねて表
示する画像表示手段を設けることにより、位置決めをす
ることができる。
とにより、2つの物体間の位置決め前の距離を知ること
ができる。また、2つの物体の一方に位置決めマークを
設けることができないときでも、マーク画像を重ねて表
示する画像表示手段を設けることにより、位置決めをす
ることができる。
【0058】また、画像処理手段および演算手段を用い
ることにより、位置決めを自動的に行うことができる。
また、位置決めマークを図形のエッジで表し、エッジを
組み合わせることにより、精度よく操作性の優れた位置
決めを行うことができる。
ることにより、位置決めを自動的に行うことができる。
また、位置決めマークを図形のエッジで表し、エッジを
組み合わせることにより、精度よく操作性の優れた位置
決めを行うことができる。
【図1】本発明の第1の実施例の位置決め装置を示す斜
視図である。
視図である。
【図2】人工衛星表面の平面図であり、(A)はマーク
M2が設けられたもの、(B)はマークM2,M41,
M6が設けられたものである。
M2が設けられたもの、(B)はマークM2,M41,
M6が設けられたものである。
【図3】位置決めマークの配置方法について説明する図
である。
である。
【図4】本発明の第2の実施例の位置決め装置を示す斜
視図である。
視図である。
【図5】本発明の第3の実施例の位置決め装置を示す斜
視図である。
視図である。
【図6】人工衛星表面の平面図であり、(A)はマーク
M2,M41が設けられたもの、(B)はマークM2,
M42が設けられたものである。
M2,M41が設けられたもの、(B)はマークM2,
M42が設けられたものである。
【図7】本発明の第4の実施例の位置決め装置を示す斜
視図である。
視図である。
【図8】本発明の第5の実施例の位置決め装置を示す斜
視図である。
視図である。
【図9】人工衛星表面に設けられる、エッジにより構成
される位置決め用のマークを示す図である。
される位置決め用のマークを示す図である。
【図10】本発明の第6の実施例の位置決め装置を含む
宇宙空間の作業装置および地上の遠隔操作装置の概略を
示す図である。
宇宙空間の作業装置および地上の遠隔操作装置の概略を
示す図である。
【図11】第6の実施例の位置決めの手順を示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図12】宇宙空間の作業装置および地上の遠隔操作装
置の概略を示す図である。
置の概略を示す図である。
【図13】図12の対象物体付近の斜視図である。
1 対象物体(第1の物体) 1a 側面 1b 端部 2 カメラ(画像入力手段) 3 マニピュレータ(移動手段) 4 画像表示装置(画像表示手段) 4a 表示画面 5 人工衛星表面(第2の物体) M1 マーク(第1の位置決めマーク) M1a マーク画像 M2 マーク(第2の位置決めマーク) M2a マーク画像
Claims (10)
- 【請求項1】 2つの物体の相対的位置関係を、1台の
画像入力装置のモニタ画像を用いて調整する位置決め装
置において、 端部(1b)に少なくとも2点からなる第1の位置決め
マーク(M1)を有した第1の物体(1)と、 前記第1の物体(1)に対向する面の所定の位置に、前
記第1の位置決めマーク(M1)の各点に対応する少な
くとも2線からなる第2の位置決めマーク(M2)を有
した第2の物体(5)と、 前記第1の物体(1)と前記第2の物体(5)との相対
的位置関係を変化させる移動手段(3)と、 前記第1の物体(1)および前記第2の物体(5)のい
ずれか一方に固定され、かつ、前記第1の位置決めマー
ク(M1)および前記第2の位置決めマーク(M2)が
視野に入るとともに、視野内(4a)において前記第1
の位置決めマーク(M1a)の背後に前記第2の位置決
めマーク(M2a)が位置するような位置に固定された
画像入力手段(2)と、 を有することを特徴とする位置決め装置。 - 【請求項2】 前記画像入力手段(2)から出力される
画像信号に基づき画像表示を行う画像表示手段(4)
と、 前記移動手段(3)の駆動制御を行う駆動制御手段と、 をさらに有することを特徴とする請求項1記載の位置決
め装置。 - 【請求項3】 前記第2の位置決めマーク(M2)は、
前記第1の物体(1)と前記第2の物体(2)とが所定
の相対的位置関係にあるときに前記画像表示手段(4)
に表示された画像(4a)において前記第1の位置決め
マーク(M1a)の各点が示す軌跡と一致するように前
記第2の物体(5)に予め設けられることを特徴とする
請求項1記載の位置決め装置。 - 【請求項4】 前記第2の位置決めマーク(M2)は、
前記第2の物体(5)に2直線がハの字状の配置で予め
設けられたマークであることを特徴とする請求項3記載
の位置決め装置。 - 【請求項5】 前記第1の物体(1)は、前記第1の位
置決めマーク(M1)の各点を起点とし、前記第1の物
体(1)または前記第2の物体(5)の所定の移動経路
方向(6)へ延びた少なくとも2線からなる第3の位置
決めマーク(M3)を有することを特徴とする請求項1
記載の位置決め装置。 - 【請求項6】 前記第2の物体(5)は、前記第2の位
置決めマーク(M2)の各線を、前記第1の物体(1)
の端部(1b)に対応する所定の位置で交差する直線か
らなる第4の位置決めマーク(M41)を有することを
特徴とする請求項1記載の位置決め装置。 - 【請求項7】 前記第2の物体(5)は、前記第4の位
置決めマーク(M41)から離れた位置に第5の位置決
めマーク(M42)を有することを特徴とする請求項6
記載の位置決め装置。 - 【請求項8】 前記画像入力手段から出力される画像信
号に基づき前記第1の位置決めマークおよび前記第2の
位置決めマークを抽出する画像処理手段(15)と、 前記抽出された第1の位置決めマークの各点と、これら
の各点に対応する前記抽出された第2の位置決めマーク
の各線とのそれぞれのずれ量に基づき、前記第1の物体
と前記第2の物体との所定の相対的位置関係からのずれ
量を算出する演算処理手段(16)と、 前記演算処理手段(16)で算出されたずれ量に基づき
前記移動手段の駆動制御を行う駆動制御手段(14)
と、 をさらに有することを特徴とする請求項1記載の位置決
め装置。 - 【請求項9】 前記第2の物体(5)に設けられる第2
の位置決めマーク(M2)は、図形のエッジ(E2)に
より線を表現したマークであることを特徴とする請求項
1記載の位置決め装置。 - 【請求項10】 2つの物体の相対的位置関係を、1台
の画像入力装置のモニタ画像を用いて調整する位置決め
装置において、 第1の物体(1)と、 前記第1の物体(1)に対向する面の所定の位置に少な
くとも2線からなる第2の位置決めマーク(M2)を有
した第2の物体(5)と、 前記第1の物体(1)と前記第2の物体(5)との相対
的位置関係を変化させる移動手段(3)と、 前記第1の物体(1)に固定され、かつ、前記第1の物
体(1)の端部および前記第2の位置決めマーク(M
2)が視野に入るとともに、視野内(4a)において前
記第1の物体の端部の背後に前記第2の位置決めマーク
(M2a)が位置するような位置に固定された画像入力
手段(2)と、 前記画像入力手段(2)から出力される画像信号に基づ
き画像表示を行うとともに、前記第1の物体(1)の端
部の画像位置に、前記第2の位置決めマーク(M2)の
各線に対応する少なくとも2点からなる第1の位置決め
マーク画像を重ねて表示する画像表示手段(7,4)
と、 を有することを特徴とする位置決め装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22161693A JPH0772930A (ja) | 1993-09-07 | 1993-09-07 | 位置決め装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22161693A JPH0772930A (ja) | 1993-09-07 | 1993-09-07 | 位置決め装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0772930A true JPH0772930A (ja) | 1995-03-17 |
Family
ID=16769550
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22161693A Withdrawn JPH0772930A (ja) | 1993-09-07 | 1993-09-07 | 位置決め装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0772930A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000314608A (ja) * | 1999-04-13 | 2000-11-14 | Hewlett Packard Co <Hp> | 撮像装置アライメントシステム及び方法 |
JP2002303511A (ja) * | 2001-04-05 | 2002-10-18 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 移動物体接触判定方法 |
JP2003506699A (ja) * | 1999-08-05 | 2003-02-18 | ダイムラークライスラー アクチエンゲゼルシャフト | 時間分解による写真測量式のホイール位置値の測定装置 |
JP2010262434A (ja) * | 2009-05-01 | 2010-11-18 | Ihi Corp | マーキング制御システム及びこれを用いてマーキングされた部材同士の位置合わせ方法 |
JP2011021894A (ja) * | 2009-07-13 | 2011-02-03 | Ihi Corp | 部材同士の位置合わせ制御システム |
-
1993
- 1993-09-07 JP JP22161693A patent/JPH0772930A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
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