JPH11320465A - ロボットアームの制御方法 - Google Patents

ロボットアームの制御方法

Info

Publication number
JPH11320465A
JPH11320465A JP12211498A JP12211498A JPH11320465A JP H11320465 A JPH11320465 A JP H11320465A JP 12211498 A JP12211498 A JP 12211498A JP 12211498 A JP12211498 A JP 12211498A JP H11320465 A JPH11320465 A JP H11320465A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
marks
robot arm
mark
image
image input
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP12211498A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahiko Kondo
隆彦 近藤
Ikuo Goto
郁夫 後藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Shinmaywa Industries Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
Shin Meiva Industry Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd, Shin Meiva Industry Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
Priority to JP12211498A priority Critical patent/JPH11320465A/ja
Publication of JPH11320465A publication Critical patent/JPH11320465A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manipulator (AREA)
  • Control Of Position Or Direction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 無人搬送車に搭載されるロボットアームの制
御方法であって、比較的簡易な視覚認識を利用して、無
人搬送車の停止位置誤差の高精度の補正を行うロボット
アームの制御方法を提供する。 【解決手段】 同一形状および同一大きさの2つのマー
ク60を作業ステーション上に設置する。また、ロボッ
トアームに固定された画像入力部の撮像画像に対応する
視野領域Rの1辺の長さLと2つのマーク60相互間の
距離Sとマーク半径rとは、L≧2×(S+r)の関係
を満たすように予備調整される。無人搬送車の停止後
に、ロボットアームに固定された画像入力部によって、
マーク60が存在するべき領域を撮像する。無人搬送車
の停止誤差が大きい場合であっても、少なくとも1つの
マークを認識できれば、画像入力部を広角側に切り換え
なくても、ロボットアームの再移動により、2つのマー
クを同時に視野領域R内に捕らえることができる。この
2つのマーク60の位置を認識することによって、無人
搬送車の停止位置誤差を補正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無人搬送車(AG
V)に搭載されたロボットアームの制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】工場内などにおいて各作業ステーション
相互間を移動する無人搬送車の中には、所定の作業ステ
ーションに停止した後、無人搬送車に搭載されたロボッ
トアームが作業を行うロボットシステムが存在する。
【0003】このようなロボットシステムにおいては、
無人搬送車は、地図情報に基づいて所定の位置に停止す
る。ただし、無人搬送車の停止位置は位置誤差によっ
て、正規の位置からずれている場合がある。停止後のロ
ボットアームによる作業を正確な位置で行うためには、
この位置誤差を補正する必要がある。その位置誤差の補
正のために、視覚認識を利用するものが存在する。例え
ば、所定の位置に固定された2つのマークを視覚認識し
て無人搬送車の停止時の位置および姿勢角度を補正する
もの、すなわち、視野内において認識されたマークの位
置データに応じて、作業のためにあらかじめ教示された
位置データを補正して作業を行うものなどがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、2つの
マークを認識するシステムにおいては、無人搬送車の停
止誤差が大きい場合、得られた画像中にマークが1個の
みしか含まれていないことがある。このとき、無人搬送
車の位置と姿勢角度とを特定するためには、もう1つの
マークの位置を認識して2つのマーク位置を得る必要が
ある。
【0005】そのため、カメラのレンズを広角系のもの
に交換したり、カメラを測定対象から遠ざけたりして、
視野領域を広げることによって、他方のマーク位置を認
識する方法が考えられる。しかしながら、視野領域を広
げて視覚認識を行うと、その認識の結果得られる位置の
精度が低下してしまうという問題がある。
【0006】また、一旦カメラを測定対象から遠ざけて
他方のマークの概略位置を推定した後、再びカメラを測
定対象に近づけて正確な位置を測定することもできる
が、この場合には、測定動作が複雑となり、測定のため
の無駄な時間が顕著になる。
【0007】そこで、本発明は前記問題点に鑑み、無人
搬送車に搭載されるロボットアームの制御方法であっ
て、無人搬送車の停止位置誤差の高精度の補正を行うロ
ボットアームの制御方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載のロボットアームの制御方法は、無
人搬送車上に搭載されるロボットアームの制御方法であ
って、(a)作業空間内の所定部位に複数のマークをあ
らかじめ設定しておくステップと、(b)前記作業空間
近傍への無人搬送車の停止後に、ロボットアームを前記
所定部位から所定距離だけ離れた初期位置に移動するス
テップと、(c)前記ロボットアームを前記初期位置に
移動させた後、前記ロボットアームに設置された画像入
力部によって前記所定部位付近を撮像するとともに、そ
の撮像結果を画像認識部によって認識するステップと、
(d)前記ロボットアームを駆動することにより、前記
画像中に前記複数のマークが含まれるようになるまで、
前記画像入力部の撮像軸と略直交する面内で前記画像入
力部を移動させるステップと、(e)前記画像中に前記
複数のマークが含まれるようになった状態で、前記複数
のマークの画像認識結果を使用して、前記ロボットアー
ムにつきあらかじめ規定された作業用の位置データを補
正し、補正された位置データに基づいて前記ロボットア
ームを制御するステップと、を含み、前記初期位置にお
ける前記画像入力部の視野領域の幅が前記複数のマーク
の相対距離の約2倍以上となる条件が満足されるよう
に、前記複数のマークの相対距離と前記初期位置との関
係が規定されていることを特徴とする。
【0009】請求項2に記載のロボットアームの制御方
法は、請求項1に記載のロボットアームの制御方法にお
いて、前記複数のマークは、互いに同一の形状および同
一の大きさであることを特徴とする。
【0010】請求項3に記載のロボットアームの制御方
法は、請求項1または請求項2に記載のロボットアーム
の制御方法において、前記視野領域が矩形領域であっ
て、前記初期位置における前記視野領域の1辺の長さ
と、前記複数のマークの重心位置相互間の距離とについ
て前記条件が満足されていることを特徴とする。
【0011】請求項4に記載のロボットアームの制御方
法は、請求項1または請求項2に記載のロボットアーム
の制御方法において、前記視野領域が矩形領域であっ
て、前記2個のマークのそれぞれにつき、相手側のマー
クに向かう方向とは反対側の端部を外端部と呼ぶとき、
前記初期位置における前記視野領域の1辺の長さと、前
記複数のマークのそれぞれの外端部の相互間距離とにつ
いて前記条件が満足されていることを特徴とする。
【0012】請求項5に記載のロボットアームの制御方
法は、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のロボ
ットアームの制御方法において、前記複数のマークは2
個のマークであり、前記ステップ(e)は、前記画像中
に一方のマークのみが含まれるとき、当該一方のマーク
が前記画像中央に位置するように、前記ロボットアーム
を駆動して前記画像入力部を移動させるステップ、を含
むことを特徴とする。
【0013】請求項6に記載のロボットアームの制御方
法は、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のロボ
ットアームの制御方法において、前記複数のマークは2
個のマークであるとともに、前記視野領域が複数の分割
領域に区分されており、前記ステップ(e)は、前記画
像中に一方のマークのみが含まれるとき、当該一方のマ
ークが前記複数の分割領域のいずれに存在するかに応じ
て、前記ロボットアームを駆動して前記画像入力部を移
動させるにあたっての移動方向と移動量とを選択するス
テップ、を含み、前記移動方向と前記移動量とは、前記
複数の分割領域ごとにあらかじめ設定されており、前記
初期位置における前記画像入力部の視野領域の幅が前記
複数のマークの相対距離の約2倍の長さと前記分割領域
の1辺の長さとの和以上となる条件が満足されるよう
に、前記複数のマークの相対距離と前記初期位置との関
係が規定されていることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0015】<A.実施形態> <概要>図1は、本実施形態のロボットシステム1の概
要構成を示す図であり、図2は、ロボットシステム1の
制御構成を示す概念図である。これらの図に示すよう
に、ロボットシステム1は、無人搬送車10と、ロボッ
トアーム20と、画像認識部30とを備える。
【0016】無人搬送車10は、複数の作業ステーショ
ン50に亘って移動する。これらの作業ステーション5
0の位置は、予め地図情報として与えられている。無人
搬送車10は、この地図情報に基づいて、所定の作業ス
テーション50に対向する所定の停止位置SP(図3参
照)に停止することができる。なお、停止位置SPの位
置は、絶対座標系ΣAで表現される。無人搬送車の移動
は、無人搬送車制御部11(図2参照)によって制御さ
れる。
【0017】ロボットアーム20は、無人搬送車10上
に搭載されている。ロボットアーム20は、図1に示す
ように、複数の自由度を有しており、その先端部にハン
ド25を有している。これらの自由度によって、ロボッ
トアーム20の先端部は、所定の位置に移動することが
できる。ロボットアーム20の先端部の移動は、あらか
じめ教示された作業用の位置データに基づいて行われ
る。この位置データは、例えば、オペレータのティーチ
ングオペレーションによって、ロボットアーム20の先
端部(エンドエフェクタ)の位置を教示することによっ
て得られる。これらの動作は、ロボットアーム制御部2
1(図2参照)によって制御される。なお、ロボットア
ーム20の先端部の位置データは、ロボット座標系ΣB
で、記述される。ロボット座標系ΣBは、ロボットアー
ム20のベースとなる無人搬送車10に固定される座標
系である。
【0018】また、図2に示すように、画像認識部30
は、画像入力部32および画像処理部34を有する。画
像入力部32は、ロボットアーム20の先端部付近に固
定されるカメラ32a(図1参照)を有している。カメ
ラ32aとしては、2次元CCDカメラなどを用いるこ
とができる。画像入力部32によって撮像された画像
は、画像処理部34によって処理される。この画像処理
によって、画像中のマークが認識されて、マークの重心
位置が求められる。
【0019】無人搬送車10が停止した後、無人搬送車
10上に搭載されたロボットアーム20は、まず、上記
のロボット座標系ΣBで記述された位置データに基づい
て、初期位置WP0(後述する図12参照)にまでその
先端部を移動させる。
【0020】図3は、無人搬送車10と作業ステーショ
ン50との関係を示す平面図である。図3は、無人搬送
車10が矢印AR1の方向に移動して所定の停止位置S
Pに停止した後、ロボットアーム20が初期位置WP0
へと移動した状態を表している。作業ステーション50
上においては、作業対象となるワーク70が載置されて
いる。また、ワーク70付近には、2つのマーク60が
固定されている。ロボットアーム20の先端部が所定の
初期位置WP0へ移動した後、画像入力部32は、この
2つのマーク60に対応する領域Rを撮像する。後に詳
述するように、これらのマーク位置を確認することによ
って、無人搬送車10の停止位置の位置誤差を含んだ作
業点の位置を補正することができるので、ロボットアー
ム20はワーク70に対して、正確な位置で作業を遂行
することができる。
【0021】<画像認識部30>次に、位置補正に利用
されるマーク60について説明する。図3にも示すよう
に、作業空間内の所定部位、たとえば作業ステーション
50上に、同一の形状および同一の大きさのマーク60
を2つ配置する。図3には、同一の大きさの円形のマー
クを2つ配置している。ここで、マークとしてその形状
自体に異方性を有するものを用いることによってマーク
自体の位置を特定したり、2つのマーク相互間で形状お
よび大きさを変更することによってマーク自体の位置を
特定することも可能であるが、必ずしもその必要はな
い。むしろ、特殊でない同一形状のマークを2つ用いる
ことが好ましい。簡易な形状のマークを2つ用いること
で、画像による位置認識が容易になるという利点が存在
するからである。
【0022】図4は、2つのマーク60のマーク間距離
Sと、視野領域の一辺の長さLとの関係を表す図であ
る。また、rはマーク60のマーク半径を表す。このと
き、画像に対応する視野領域の大きさを、次式の条件を
満たすように決定する。
【0023】
【数1】
【0024】図4に示すように、一方のマーク60aの
重心位置を中心とする半径Sの円上に、他方のマーク6
0bの重心位置が存在する。したがって、数1の条件を
満たす場合には、少なくとも、一方のマーク60aを画
面の中央に位置させると、他方のマーク60bも視野領
域内に含まれるので、両方のマーク60の重心位置を認
識することができる。すなわち、いずれか一方のマーク
60(たとえば60a)のみを認識することができれ
ば、カメラ位置の所定の移動によって必ずその一方のマ
ーク60aとともに他方のマーク60bをも視野領域内
に捕らえることができる。なお、カメラ位置の移動は、
ロボットアーム20を移動することによって行われ得
る。
【0025】ここで、一方のマークのみが撮像された場
合に、双方のマークが視野内に入るまで画像入力部32
(カメラ)を移動させるにあたっての移動方向について
説明しておく。図11は、画像入力部32と2個のマー
ク60との関係を表す図である。図11は、画像入力部
32の初期位置において、2個のマーク60が視野内に
入っていない場合を示す。図示のように、画像入力部3
2の初期位置においては、実際に視野内に入るかどうか
にかかわらず、画像入力部32は2個のマーク60が設
定された部位にほぼ対向する姿勢となっている。すなわ
ち、この実施形態のように作業ステーション50の上面
が水平面であり、かつその水平面に2個のマーク60が
設定されているときには、初期位置における画像入力部
32の姿勢は、ほぼ下向きでる。
【0026】この状態で視野内に一方のマーク(たとえ
ば60a)のみが撮像されたとき、この実施形態では画
像入力部32を矢印AR1の向きに水平移動させる。そ
れによって、画像認識に基づく測定位置精度を下げるこ
となく、2個のマーク60を視野内に入れることができ
る。
【0027】これに対して、仮に、画像入力部32を鉛
直上方(矢印AR2の向き)に移動させ、いわゆる「カ
メラを引く」ような移動を行わせた場合には、2個のマ
ーク60を視野内に入れることはできるものの、測定位
置精度が低下してしまう。この発明ではこのような測定
位置精度の低下をもたらすことなく、2個のマーク60
を視野内に入れることができることに大きな特徴があ
る。
【0028】この発明において画像入力部32を再移動
させる方向を一般的に表現すると以下のようになる。2
個のマーク60はこの実施形態のように作業ステーショ
ン50に設定されていてもよく、またワーク70自身に
付されていてもよいが、いずれの場合にも画像入力部3
2の初期位置では2個のマーク60を結ぶ仮想線(以下
「マーク間方向」)にほぼ対向した姿勢にある。この状
態で画像入力部32をその撮像軸AX1と略直交する面
内で移動させれば、測定位置精度の低下を招くことな
く、2個のマーク60を同時に視野内に入れることがで
きる。
【0029】理想的には、初期位置において画像入力部
32の撮像軸AX1はマーク面に直交しており、画像入
力部32を撮像軸AX1と直交する方向に移動させるこ
とが好ましい。しかしながら、作業車やロボットアーム
などの位置決め誤差があるため、実際には画像入力部3
2を撮像軸AX1と厳密に直交する方向に移動させたと
しても、厳密に視野がマーク間方向に平行に移動すると
は限らない。しかしながら、そのような誤差の大きさは
限られているため、制御シーケンスにおいて撮像軸AX
1と直交する方向へ画像入力部32の移動させるように
設定しておけば、実質的に測定位置精度を低下させるこ
となく2個のマーク60を同時に視野内に入れることが
可能になる。
【0030】なお、以下では撮像軸AX1と略直交する
方向を「横方向」と呼ぶことにする。
【0031】ところで、数1において、半径rについて
の条件が加えられている。これは、マーク60の全部が
視野領域R内に存在しないとマーク60の重心位置が特
定できない場合を想定している。したがって、マーク6
0の一部のみが視野領域R内に存在することによって、
マーク60の重心位置を特定することができる場合に
は、視野領域Rの一辺の長さLが取り得る値をさらに小
さくすることができる。例えば、マーク60の半分を認
識することにより重心位置を特定できる場合には、次式
の条件を満たすように、視野領域の一辺の長さLを決定
することができる。
【0032】
【数2】
【0033】また、さらに少ない部分のみを視野領域R
内に捕らえることによりその重心位置を特定することが
できる場合には、長さLをさらに小さな値とすることが
可能である。
【0034】このように上記の条件を満たす場合には、
後に詳述するように、一方のマーク60の重心位置を特
定できれば、他方のマーク60の重心位置をも特定する
ことができる。したがって、両マークの重心位置に基づ
いて、位置データを補正することができる。そこで、2
つのマーク60と視野領域の一辺の長さLとが上記の関
係を満たすように、マーク位置および視野領域などに関
する予備調整を行う。この予備調整はロボットアーム2
0の作業前に予め行われる。
【0035】上記予備調整は、例えば、図5に示すよう
な関係を有するように、2つのマークを配置し、視野領
域を決定することによって行うことができる。図5は、
ロボットアーム20の先端部の位置が初期位置WP0
理論位置に正確に合致する場合、つまり位置誤差が存在
しない場合における画像入力部32の撮像画像を表す。
これは、たとえばティーチング時に視野領域R内の画像
をディスプレイで確認しながらロボットアーム20の位
置を手動調整することにより実現できる。図5は、図3
における視野領域Rの拡大図に相当する。初期位置WP
0において撮像される2つのマーク60は、視野領域R
において図5に示すように配置されることが望ましい。
すなわち、2個のマーク60は、Yc方向の中央部にお
けるXc軸に平行な直線Yc=0上に並べて配置され、さ
らに2個のマーク60の重心位置間の中点が、画像の中
心位置に存在するようにマーク位置を決定することが好
ましい。これは、無人搬送車10のYc方向の停止誤差
はXc方向の停止誤差に比べて少ないことに基づく。相
対的に停止誤差が大きい方向に2つのマークが並ぶこと
によって、少なくとも1個のマークが撮像される可能性
がより高くなるのである。例えば、Xc方向にマーク間
距離Sの1.5倍の位置誤差が生じていても、2つのマ
ークのいずれか一方が視野領域内に含まれ得る。図中の
点線の円形はそのような位置誤差が生じた場合のマーク
60の位置を表す。
【0036】このように少なくとも一方のマークが、視
野領域R内に含まれる場合には、後に詳述する動作によ
って、他方のマークをもその視野領域内に含ませること
ができる。
【0037】<処理手順>図6は、ティーチング後に各
作業ステーションでの実際の作業を行わせる際の、制御
アルゴリズムを示すフローチャートである。主に図6を
参照しながら、無人搬送車10上に搭載されたロボット
アーム20の制御方法について説明する。
【0038】まず、無人搬送車10は、所定の作業ステ
ーション50に対向する所定の停止位置を目標に停止す
る(ステップSP10)。
【0039】次に、ロボットアーム20は、停止した無
人搬送車10に対して相対的に動作して、ロボットアー
ム20の先端部を所定の初期位置WP0にまで移動させ
る(ステップSP20)。
【0040】そして、ロボットアーム20に固定された
画像入力部32は、2つのマーク60の位置に対応する
領域を撮像する(ステップSP30)。
【0041】画像入力部32によって撮像された画像
は、画像処理部34によって処理される。この処理によ
り、カメラ座標系ΣCで表現されるマークの重心位置が
求められる。ここで、図1に示すように、カメラ座標系
ΣCは、画像入力部32によって撮像される画像に固定
された座標系である。
【0042】画像処理部34の上記処理の結果、N個
(N=0,1,2)のマークについて、その重心位置が
認識される。以下においては、重心位置が認識されたマ
ーク60の個数Nによって、処理が異なる。ステップS
P40において、マーク個数Nが判定され、それぞれに
対応する処理が行われる。
【0043】(1)まず、画像内に撮影されたマーク個
数Nが2個(N=2)の場合について説明する。この場
合には、2個のマーク60の位置に基づいて、ロボット
アーム20の作業位置を補正することができる。図7に
示すように、カメラ座標系ΣCの原点位置に関するずれ
量(x0,y0)と姿勢角度に関するずれ量θ(−90(d
eg)≦θ≦90(deg))とを求めることができる。これら
のずれ量に基づいて、あらかじめティーチングによって
教示された制御アルゴリズム中の作業用の位置データを
補正する(ステップSP60)。
【0044】なお、この実施形態のような配置の場合に
は無人搬送車10の姿勢が90度以上ずれることは、実
際上、あり得ない。したがって、姿勢角度に関するずれ
量θを−90(deg)≦θ≦90(deg)の範囲で特定するこ
とができる。つまり、2個のマーク60a,60bが同
一形状および同一大きさであっても、2個のマーク60
a,60bの位置関係から、画像中のマークが何れのマ
ークに対応するかを特定することができる。例えば、X
A軸方向に並べて配置された2個のマーク60a,60
bは、撮像画像中の対応座標値の大小によって、その対
応関係を特定できる。
【0045】(2)次に、マーク個数Nが1個(N=
1)の場合について説明する。図8は、この場合の画像
とマーク位置との関係を表す図である。図8に示すよう
に、一方のマークのみが認識されている場合、他方のマ
ークがカメラ32aの視野領域R内に含まれるように、
ロボットアーム20を横方向に再移動する(ステップS
P50)。例えば、既に認識されている一方のマークの
位置が画面の中心位置に存在するような位置WP1(後
述する図12参照)にロボットアーム20を再移動する
ことによって、他方のマークをも視野領域内に確実に捕
らえることができる。これは、マーク間距離Sと視野領
域の一辺の長さLとが数1に示す関係を満たすことに基
づく。
【0046】図9および図10を用いて、この動作を説
明する。図9は、図8と視野領域R内の同一位置に一方
のマーク60aが存在する場合において、他方のマーク
60bが存在する位置を表す図である。図9に示される
ように、他方のマーク60bは、一方のマーク60aを
中心とし、半径Sの円の円周上に位置する。なお、一方
のマーク60aが1個認識されているだけなので、他方
のマーク60bの重心位置は視野領域Rの外部にあるも
のと推定される。
【0047】その後、既に認識されている一方のマーク
60の位置が画面の中心位置に存在するようにロボット
アーム20を再移動する。すなわち、認識済みのマーク
60の重心位置の画像の中央位置からのずれ量に基づい
て再移動を行う。ロボットアーム20の移動量は、カメ
ラ座標系ΣCにおけるベクトル量(x1,y1)として表
される。ロボットアーム20の再移動時においては、カ
メラ32aを鉛直方向には移動させない、つまり、カメ
ラ32aとXAA平面との距離を変化させないことが好
ましい。ロボットアーム20の再移動の前後で、同程度
の測定精度を確保するためである。
【0048】図10は、ロボットアーム20の再移動後
における、視野領域Rと2つのマーク60との位置関係
を示す。図10に示すように、2つのマーク60の両方
を視野領域R内に存在させることができる。
【0049】なお、図12は、ロボットアーム20の位
置WP0、WP1を示す図である。位置WP0は、ロボッ
トアーム20の初期位置であり、そのときの視野領域R
が図9に示されている。一方、位置WP1は、ロボット
アーム20の再移動後の位置であり、そのときの視野領
域Rが図10に示されている。
【0050】この斜め横方向の再移動動作の後、ステッ
プSP30に戻って、再び画像を撮像した後、ステップ
SP40において、マーク個数Nを判定する。この場
合、再移動動作によって、2個のマークの両方を視野領
域R内に捕らえることができるので、N=2となり、上
記の(1)の動作を行うこととなる。ただし、位置デー
タの補正量の計算においては、上記再移動時の移動量
(x1,y1)を考慮する必要がある。
【0051】(3)また、マーク個数Nが0個(N=
0)の場合には、エラー処理を行う。ただし、上述のよ
うに、少なくとも1個のマークを認識できる可能性が高
いため、このようなエラー処理が必要になることは少な
いと考えられる。
【0052】以上のようにして、ステップSP60にお
いて、作業用の位置データを補正する。その後、補正さ
れた作業用の位置データに基づいて、ロボットアーム2
0はワーク70に対して、所定の作業を行う。したがっ
て、精度の高い位置制御を行うことができる。
【0053】<B.実施例の一般化および変形例>上記
の実施形態を一般化すると、この発明では、ロボットア
ームの初期位置における画像入力部の視野領域の幅が2
個のマークの相対距離の約2倍以上となる条件が満足さ
れるように、2個のマークの相対距離と上記初期位置と
の関係が規定されていることになる。ここにおいて、全
方向について考慮する場合は、「視野領域の幅」は「視
野領域の最小幅」とすることが好ましいが、位置ずれの
方向が主として特定の方向に生じることがあらかじめわ
かっているときには、少なくともその特定方向について
の視野領域の幅が2個のマークの相対距離の約2倍以上
となっていればよい。
【0054】また、既述したように、視野領域が矩形領
域である場合には、初期位置における視野領域の1辺の
長さと、2個のマークの重心位置相互間の距離とについ
て上記の条件を満足させることが可能である。
【0055】図13は、マーク自身のサイズを考慮する
場合について、視野領域Rに関する条件を説明するため
の図である。マーク自身のサイズを考慮すれば、2個の
マーク60のそれぞれにつき、相手側のマークに向かう
方向とは反対側の端部を外端部62と呼ぶときに、初期
位置における視野領域の1辺の長さLと、2個のマーク
のそれぞれの外端部62の相互間距離S’とについて前
記条件を満足させることになる。ただし、距離S’を前
記条件におけるマークの相対距離とみなすものとする。
【0056】これらにおいて、「約2倍以上」という数
値範囲の上限については適宜に設定することができる
が、画像認識に基づく測定位置精度をできるだけ大きな
値にするためには、たとえば、約2倍以上でかつ約4倍
以下、好ましくは約3倍以下、さらに好ましくは約2.
5倍以下、などの制限を付すことができる。
【0057】また、上記実施形態においては、2個のマ
ークの個数を設定していたが、これに限定されず、3個
以上のマークを設定しても良い。この場合には、たとえ
ば、図14に示すように、複数(3個)のマーク60の
うちの任意の2個の相互距離を想定し、そのような相互
距離の中での最大値Dを「複数のマーク間の相互距離」
として取り扱えばよい。
【0058】上記実施形態においては、ロボットアーム
20の再移動量は、既に認識されているマークの重心位
置が画面の中心位置に存在するようにロボットアーム2
0を再移動した。すなわち、ロボットアーム20の移動
量は、認識済みのマーク60の重心位置の画像の中央位
置からのずれ量に基づいて決定されていた。しかしなが
ら、この移動量はこれに限定されない。
【0059】たとえば、視野領域Rを複数の分割領域R
ijに区分し、それぞれの領域に対応する移動量を設定し
ておくことができる。図15は、そのような場合の視野
領域Rを示す図である。この場合、各分割領域Rijに設
定される移動量は、各領域範囲に対応して量子化された
値となる。たとえば、各分割領域Rij内において画面中
央から最も離れた点Pijを画面中央の点Ocに移動させ
る際の移動量を各領域の設定移動量として設定しておく
ことができる。この設定移動量の移動によって、上記実
施形態と同様に、既に認識されたマークと併せて複数の
マークを認識することができる。
【0060】ただし、分割領域Rの大きさを前記条件を
満たす最小の値に設定していた場合には、この量子化に
起因して、設定移動量の移動後においても、もう一方の
マーク60bを視野領域内に捕らえることができないと
いう事態が起こり得る。図15において、一方のマーク
60aが視野領域R内に存在する際に、他方のマーク6
0bが位置MP1に存在する場合を想定する。このと
き、設定値に基づく移動の後、視野領域Rは全体的に矢
印AR3の逆向きに移動する。図において、視野領域を
移動の前後で同一のものとして表現すると、他方のマー
ク60bは矢印AR3の向きに移動して視野領域外の位
置MP3に存在することになる。したがって他方のマー
ク60bは移動後も視野領域内で認識されないことにな
る。
【0061】しかしながら、このような問題は、視野領
域の大きさを上記条件よりも若干の余裕をもって決定す
ることによって回避することができる。この余裕は、各
分割領域Rijの一辺の長さlとすることができる。視野
領域の大きさをこのような余裕を持たせて決定する場合
には、もう一方のマーク60bは位置MP1には存在し
得ない。長さlの余裕をもって視野領域の大きさを決定
した場合には、他方のマーク60bは、設定移動量の値
に基づく移動後においても、視野領域内に存在すること
が保証される。たとえば、図15において、位置MP2
に存在するマーク60bは、設定移動量の移動後におい
て、視野領域R内の位置MP4に存在することになる。
【0062】また、上記実施形態においては、2個のマ
ーク位置の予備調整段階において、ロボットアーム20
の先端部の位置を初期位置WP0の理論位置に正確に合
致させる際に、視野領域Rと2つのマーク60とが図5
に示すような位置関係になるように2つのマーク位置な
どを設定した場合を例示したが、これに限定されない。
例えば、マーク位置の予備調整段階において、ロボット
アーム20が初期位置WP0に存在するとき、一方のマ
ーク60が視野領域Rの中央に位置するようにマーク位
置を設定することもできる。
【0063】さらに、上記実施形態においては、マーク
60の形状を円形としたが、これに限定されず、二重丸
や四角形などの形状でも良い。ただし、その重心位置を
認識することが容易な形状が好ましい。
【0064】上記実施形態においては、視野領域Rは正
方形であったが、これに限定されない。例えば、視野領
域は長方形であっても良い。この場合には、短辺の長さ
L’が、数1などの長さLに関する所定の条件を満たせ
ばよい。また、短辺の長さL’が所定の条件を満たさな
くても、長辺の長さL’’が所定の条件を満たす場合に
は、短辺方向の位置誤差が小さいことが確実であれば、
本発明を適用することができる。
【0065】
【発明の効果】以上のように、請求項1ないし請求項6
に記載のロボットアームの制御方法によれば、無人搬送
車が停止して、ロボットアームを作業用の初期位置に移
動した後に、ロボットアームに設置された画像入力部に
よって画像を撮像する。撮像された画像中に含まれる複
数のマークの画像認識結果を使用して、あらかじめ規定
された作業用の位置データを補正する。また、初期位置
における画像入力部の視野領域の幅が複数のマークの相
対距離の約2倍以上となる条件が満足されるように、複
数のマークの相対距離と初期位置との関係が規定されて
いる。したがって、撮像された画像中にマークが1個の
みしか含まれない場合であっても、画像入力部の撮像軸
と略直交する面内で画像入力部を移動させることによっ
て、画像入力部を広角側に切り換えることなく、複数の
マークを撮像画像中に含ませることができる。これらの
撮像においては、視野領域の大きさの変化による測定位
置精度の低下がないので、所定の位置決め精度が確保さ
れる。したがって、無人搬送車の停止時の位置誤差を高
精度に補正することができ、ロボットアームを正確に位
置制御することができる。
【0066】特に、請求項2に記載のロボットアームの
制御方法によれば、複数のマークは、互いに同一の形状
および同一の大きさであるので、画像認識部によるマー
クの認識が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の制御方法を実現するロボットシステム
1の概要構成を示す図である。
【図2】ロボットシステム1の制御構成を示す概念図で
ある。
【図3】無人搬送車10と作業ステーション50との関
係を示す平面図である。
【図4】視野領域の1辺の長さLと2つのマーク間距離
Sとの関係を表す図である。
【図5】予備調整時のマーク位置を示す図である。
【図6】制御アルゴリズムを示すフローチャートであ
る。
【図7】マーク個数Nが2個の場合の視野領域Rを表す
図である。
【図8】マーク個数Nが1個の場合の視野領域Rを表す
図である。
【図9】ロボットアーム20の再移動前の視野領域Rを
表す図である。
【図10】ロボットアーム20の再移動後の視野領域R
を表す図である。
【図11】画像入力部32と2個のマーク60との関係
を表す図である。
【図12】ロボットアーム20の位置WP0およびWP1
を示す図である。
【図13】2個のマーク60のそれぞれの外端部62の
相互間距離S’を示す図である。
【図14】マーク個数Nが3個の場合のマーク配置を示
す図である。
【図15】複数の分割領域Rijに区分された視野領域R
を表す図である。
【符号の説明】
1 ロボットシステム 10 無人搬送車 20 ロボットアーム 25 ハンド 30 画像認識部 32 画像入力部 32a カメラ 34 画像処理部 50 作業ステーション 60,60a,60b,マーク 70 ワーク70 N マーク個数 R 視野領域 S マーク間距離 r マーク半径 L 視野領域Rの1辺の長さ AX1 撮像軸 ΣA 絶対座標系 ΣB ロボット座標系 ΣC カメラ座標系

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無人搬送車上に搭載されるロボットアー
    ムの制御方法であって、 (a)作業空間内の所定部位に複数のマークをあらかじ
    め設定しておくステップと、 (b)前記作業空間近傍への無人搬送車の停止後に、ロ
    ボットアームを前記所定部位から所定距離だけ離れた初
    期位置に移動するステップと、 (c)前記ロボットアームを前記初期位置に移動させた
    後、前記ロボットアームに設置された画像入力部によっ
    て前記所定部位付近を撮像するとともに、その撮像結果
    を画像認識部によって認識するステップと、 (d)前記ロボットアームを駆動することにより、前記
    画像中に前記複数のマークが含まれるようになるまで、
    前記画像入力部の撮像軸と略直交する面内で前記画像入
    力部を移動させるステップと、 (e)前記画像中に前記複数のマークが含まれるように
    なった状態で、前記複数のマークの画像認識結果を使用
    して、前記ロボットアームにつきあらかじめ規定された
    作業用の位置データを補正し、補正された位置データに
    基づいて前記ロボットアームを制御するステップと、を
    含み、 前記初期位置における前記画像入力部の視野領域の幅が
    前記複数のマークの相対距離の約2倍以上となる条件が
    満足されるように、前記複数のマークの相対距離と前記
    初期位置との関係が規定されていることを特徴とするロ
    ボットアームの制御方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のロボットアームの制御
    方法において、 前記複数のマークは、互いに同一の形状および同一の大
    きさであることを特徴とするロボットアームの制御方
    法。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載のロボッ
    トアームの制御方法において、 前記視野領域が矩形領域であって、 前記初期位置における前記視野領域の1辺の長さと、前
    記複数のマークの重心位置相互間の距離とについて前記
    条件が満足されていることを特徴とするロボットアーム
    の制御方法。
  4. 【請求項4】 請求項1または請求項2に記載のロボッ
    トアームの制御方法において、 前記視野領域が矩形領域であって、 前記2個のマークのそれぞれにつき、相手側のマークに
    向かう方向とは反対側の端部を外端部と呼ぶとき、 前記初期位置における前記視野領域の1辺の長さと、前
    記複数のマークのそれぞれの外端部の相互間距離とにつ
    いて前記条件が満足されていることを特徴とするロボッ
    トアームの制御方法。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項4のいずれかに記
    載のロボットアームの制御方法において、 前記複数のマークは2個のマークであり、 前記ステップ(e)は、 前記画像中に一方のマークのみが含まれるとき、当該一
    方のマークが前記画像中央に位置するように、前記ロボ
    ットアームを駆動して前記画像入力部を移動させるステ
    ップ、を含むことを特徴とするロボットアームの制御方
    法。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし請求項4のいずれかに記
    載のロボットアームの制御方法において、 前記複数のマークは2個のマークであるとともに、 前記視野領域が複数の分割領域に区分されており、 前記ステップ(e)は、前記画像中に一方のマークのみ
    が含まれるとき、当該一方のマークが前記複数の分割領
    域のいずれに存在するかに応じて、前記ロボットアーム
    を駆動して前記画像入力部を移動させるにあたっての移
    動方向と移動量とを選択するステップ、を含み、 前記移動方向と前記移動量とは、前記複数の分割領域ご
    とにあらかじめ設定されており、 前記初期位置における前記画像入力部の視野領域の幅が
    前記複数のマークの相対距離の約2倍の長さと前記分割
    領域の1辺の長さとの和以上となる条件が満足されるよ
    うに、前記複数のマークの相対距離と前記初期位置との
    関係が規定されていることを特徴とするロボットアーム
    の制御方法。
JP12211498A 1998-05-01 1998-05-01 ロボットアームの制御方法 Pending JPH11320465A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12211498A JPH11320465A (ja) 1998-05-01 1998-05-01 ロボットアームの制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12211498A JPH11320465A (ja) 1998-05-01 1998-05-01 ロボットアームの制御方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11320465A true JPH11320465A (ja) 1999-11-24

Family

ID=14827985

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12211498A Pending JPH11320465A (ja) 1998-05-01 1998-05-01 ロボットアームの制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11320465A (ja)

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005106825A (ja) * 2003-10-01 2005-04-21 Kuka Roboter Gmbh 受像装置の位置および方向づけの決定方法および装置
JP2008068342A (ja) * 2006-09-13 2008-03-27 Hitachi Ltd 運搬システム
WO2013044626A1 (zh) * 2011-09-28 2013-04-04 湖南三一智能控制设备有限公司 一种执行臂末端运动的控制系统及控制方法
CN103914083A (zh) * 2014-03-28 2014-07-09 中国科学院上海技术物理研究所 复合稳定平台功能的宽视场成像结构及其控制方法
CN105045275A (zh) * 2015-06-02 2015-11-11 中国科学院上海技术物理研究所 一种基于实时视轴跟踪的像移补偿结构的像移补偿方法
WO2016103303A1 (ja) * 2014-12-26 2016-06-30 川崎重工業株式会社 自走式関節ロボット
JP2017047511A (ja) * 2015-09-03 2017-03-09 ファナック株式会社 座標系設定方法、座標系設定装置、及び座標系設定装置を備えたロボットシステム
CN109202958A (zh) * 2017-06-30 2019-01-15 沈阳新松机器人自动化股份有限公司 一种复合机器人视觉抓取平台
CN110936184A (zh) * 2019-12-11 2020-03-31 湖南三一快而居住宅工业有限公司 零件加工设备及方法
CN111745617A (zh) * 2019-03-29 2020-10-09 发那科株式会社 搬送装置和交接系统
JP2022074718A (ja) * 2020-11-05 2022-05-18 Dmg森精機株式会社 ティーチング操作を用いた設定方法
CN116991152A (zh) * 2022-06-25 2023-11-03 九众九机器人有限公司 一种物料整理方法、系统、终端及存储介质

Cited By (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005106825A (ja) * 2003-10-01 2005-04-21 Kuka Roboter Gmbh 受像装置の位置および方向づけの決定方法および装置
JP2008068342A (ja) * 2006-09-13 2008-03-27 Hitachi Ltd 運搬システム
WO2013044626A1 (zh) * 2011-09-28 2013-04-04 湖南三一智能控制设备有限公司 一种执行臂末端运动的控制系统及控制方法
CN103914083A (zh) * 2014-03-28 2014-07-09 中国科学院上海技术物理研究所 复合稳定平台功能的宽视场成像结构及其控制方法
WO2016103303A1 (ja) * 2014-12-26 2016-06-30 川崎重工業株式会社 自走式関節ロボット
US10338597B2 (en) 2014-12-26 2019-07-02 Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha Self-traveling articulated robot
JPWO2016103303A1 (ja) * 2014-12-26 2017-07-20 川崎重工業株式会社 自走式関節ロボット
TWI637830B (zh) * 2014-12-26 2018-10-11 川崎重工業股份有限公司 自走式關節機器人
CN105045275A (zh) * 2015-06-02 2015-11-11 中国科学院上海技术物理研究所 一种基于实时视轴跟踪的像移补偿结构的像移补偿方法
US10232512B2 (en) 2015-09-03 2019-03-19 Fanuc Corporation Coordinate system setting method, coordinate system setting apparatus, and robot system provided with coordinate system setting apparatus
JP2017047511A (ja) * 2015-09-03 2017-03-09 ファナック株式会社 座標系設定方法、座標系設定装置、及び座標系設定装置を備えたロボットシステム
CN109202958A (zh) * 2017-06-30 2019-01-15 沈阳新松机器人自动化股份有限公司 一种复合机器人视觉抓取平台
CN109202958B (zh) * 2017-06-30 2022-03-08 沈阳新松机器人自动化股份有限公司 一种复合机器人视觉抓取平台
CN111745617A (zh) * 2019-03-29 2020-10-09 发那科株式会社 搬送装置和交接系统
CN111745617B (zh) * 2019-03-29 2024-02-23 发那科株式会社 搬送装置和交接系统
CN110936184A (zh) * 2019-12-11 2020-03-31 湖南三一快而居住宅工业有限公司 零件加工设备及方法
CN110936184B (zh) * 2019-12-11 2021-06-25 湖南三一快而居住宅工业有限公司 零件加工设备及方法
JP2022074718A (ja) * 2020-11-05 2022-05-18 Dmg森精機株式会社 ティーチング操作を用いた設定方法
CN116991152A (zh) * 2022-06-25 2023-11-03 九众九机器人有限公司 一种物料整理方法、系统、终端及存储介质
CN116991152B (zh) * 2022-06-25 2024-06-07 九众九机器人有限公司 一种物料整理方法、系统、终端及存储介质

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN111775146B (zh) 一种工业机械臂多工位作业下的视觉对准方法
CN111331592B (zh) 机械手臂工具中心点校正装置及其方法以及机械手臂系统
JP3946711B2 (ja) ロボットシステム
US9457470B2 (en) Robot system and method for calibration
JP4267005B2 (ja) 計測装置及びキャリブレーション方法
JP4021413B2 (ja) 計測装置
JP5815761B2 (ja) 視覚センサのデータ作成システム及び検出シミュレーションシステム
US20110320039A1 (en) Robot calibration system and calibrating method thereof
US20180243911A1 (en) Robot and robot system
JP2005300230A (ja) 計測装置
EP1488893A2 (en) Connector gripping device, connector inspection system comprising the device, and connector connection system
KR20180107043A (ko) 작업재의 가상조립을 통해 어셈블리 시스템을 트레이닝 하기 위한 비전시스템
CN110276799B (zh) 一种坐标标定方法、标定系统及机械臂
WO2020121396A1 (ja) ロボットキャリブレーションシステム及びロボットキャリブレーション方法
CN104924309A (zh) 机器人系统、机器人系统的校准方法及位置修正方法
CN113211431B (zh) 基于二维码修正机器人系统的位姿估计方法
EP3967459A1 (en) Coordinate system calibration method, device, and computer readable medium
JPH11320465A (ja) ロボットアームの制御方法
WO2021169855A1 (zh) 机器人校正方法、装置、计算机设备及存储介质
CN104552341A (zh) 移动工业机器人单点多视角挂表位姿误差检测方法
TW201815533A (zh) 機械手臂定位方法及應用其的系統
JP2004243215A (ja) シーラー塗布装置のロボットティーチング方法及びシーラー塗布装置
EP3602214B1 (en) Method and apparatus for estimating system error of commissioning tool of industrial robot
CN116000942B (zh) 一种基于多轴协作机器人的半导体制造系统
EP3895855A1 (en) Robot control system and robot control method