JPH085317A - 位置決め確認装置およびこれを用いた位置決め制御装置 - Google Patents

位置決め確認装置およびこれを用いた位置決め制御装置

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JPH085317A
JPH085317A JP15537694A JP15537694A JPH085317A JP H085317 A JPH085317 A JP H085317A JP 15537694 A JP15537694 A JP 15537694A JP 15537694 A JP15537694 A JP 15537694A JP H085317 A JPH085317 A JP H085317A
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JP15537694A
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Fumio Narui
文雄 成井
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TEKUSERU KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 対象物の位置決め確認の撮影を行う前に、撮
影手段の所定撮影位置に対するずれ量の確認(キャリブ
レーション)を行う。 【構成】 この位置決め確認装置では、まずハーフミラ
ー27を通して撮影手段22aによりキャリブレーショ
ン用スケール40の像が撮影される。これにより、撮影
手段22aの所定撮影位置からのずれ(初期ずれ)が予
め確認される。次に、光路切換手段28,29が切り換
えられ、ハーフミラー27に反射した対象物10の像が
撮影手段により撮影される。また、これを用いた位置決
め制御装置では、画像処理技術等を用いて初期ずれ量が
算出され、この算出結果に基づいて対象物の位置が所定
セット位置に近付くよう補正されたり、搬送距離が補正
されたりする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として液晶表示器
(LCD:Liquid Crystal Display)用パネルの上面に
タブ部材(TAB(Tape Automated Bonding)技術によ
り作られたICチップを有するフィルムストリップ:対
象物)を取り付ける際に、対象物の位置決め状態を確認
するための位置決め確認装置およびこれを用いた位置決
め制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記LCDは、図8に示すようなガラス
製のLCD用パネル10が用いられており、画面部分1
0aの周囲に形成された周囲部(以下、パネル周囲部と
いう)10bの上面にタブ部材11が圧着接合されて組
み立てられる。タブ部材11の裏面には多数のリードが
きわめて小さなピッチ(例えば、0.1〜0.2mm)
で形成されており、これに対応してパネル周囲部10b
の上面にも多数の配線パターンが狭ピッチで印刷されて
いる。このため、両者を接合するときは、各リードの位
置と各配線パターンの位置とが合うように正確な位置決
めが必要となる。なお、パネル周囲部10bに接合され
たタブ部材11の外端部下側に形成されたリードは、プ
リント基板フレームFの上面に形成された配線パターン
に接合される。
【0003】ところで、LCD用パネル10にタブ部材
11を接合する作業は自動化が進められており、この接
合作業を自動的に行う装置には、まずLCD用パネル1
0やタブ部材11をそれぞれ所定セット位置に位置決め
し、その後これらをそれぞれ所定距離だけ搬送すること
によって両者の位置を合わせを行い、接合を行うように
しているものがある。そして、LCD用パネル10やタ
ブ部材11の所定セット位置に対する位置決め状態をモ
ニタの表示画像により確認できるように、図9に示すよ
うな顕微鏡用テレビカメラ(撮影手段)12が使用され
ることが多い。このテレビカメラ12は、基台13上に
取り付けられており、位置調節ツマミ13aの操作によ
って基台13に対して横方向の位置調節が可能となって
いる。また、基台13は、テレビカメラ12を前進させ
て使用し、後退させて格納することができるように、レ
ール14に沿って前後方向に移動することができるよう
になっている。
【0004】このような顕微鏡用テレビカメラ12を用
いてLCD用パネル10やタブ部材11の所定セット位
置(空間中の位置)への位置決めを行う場合は、予めモ
ニタの画面の中央に所定セット位置の一部(以下、確認
ポイントという)が写るようにテレビカメラ12の横方
向位置を設定しておく(以下、この横方向位置を所定撮
影位置という)。そして、LCD用パネル10又はタブ
部材11に設けられた位置決め用マーク10c,11c
(図8参照)が、画面の中央に位置する(確認ポイント
にマーク10c,11cが重なる)ようにLCD用パネ
ル10又はタブ部材11の位置を調節する。これによ
り、簡単にLCD用パネル10やタブ部材11を所定セ
ット位置に位置させることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記テ
レビカメラが使用・格納ごとに移動される際に、基台1
3の振動によりテレビカメラ12が基台13に対して所
定撮影位置からずれる(特に横方向にずれる)という問
題がある。テレビカメラ12が所定撮影位置からずれる
と、モニタの画面中央に確認ポイントが写らなくなり、
その結果上記マーク10c,11cを画面中央に合わせ
た(画像上において所定セット位置に位置したとみなさ
れた)としても、LCD用パネルやタブ部材は実際には
所定セット位置に位置決めされていない。そして、所定
セット位置に位置していないLCD用パネルやタブ部材
を所定距離移動させても、両者の正確な位置合わせは望
めない。
【0006】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たものであり、対象物の位置決め確認の撮影を行う前
に、撮影手段の所定撮影位置に対するずれ量の確認(キ
ャリブレーション)を行えるようにした位置決め確認装
置およびこれを用いた位置決め制御装置を提供すること
を目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の位置決め確認装置は、対象物(液晶表示
用パネル又は電子部品)の所定セット位置に対する位置
を、所定撮影位置に設置した撮影手段で撮影した画像に
より確認できるようにしたものである。そして、入射し
た光の一部を反射し残りを透過させるハーフミラーを設
けるとともに、ハーフミラーにより反射して現れる像を
撮影手段に撮影させる第1の光線経路とハーフミラーを
通して現れる像を撮影手段に撮影させる第2の光線経路
とを設けるとともに、第1又は第2の光線経路を介して
選択的に像を撮影させる光路切換手段とから構成され
る。そして、この位置決め確認装置では、撮影手段に第
1・第2の光線経路のうち一方の光線経路を介して対象
物を撮影させ、他方の光線経路を介して撮影手段の所定
撮影位置に対する位置ずれを確認させるためのキャリブ
レーション用スケールを撮影させることを特徴としてい
る。
【0008】また、本発明にかかる位置決め制御装置
は、上記位置決め確認装置を用いて撮影手段の所定撮影
位置に対する位置ずれ量を算出する演算手段と、この演
算手段により算出された上記位置ずれ量に基づいて対象
物の位置を補正する補正手段とから構成される。なお、
この位置決め制御装置に、上記位置決め確認装置により
所定セット位置に位置したとみなされた対象物を所定距
離搬送する搬送手段を設け、上記補正手段に、演算手段
により算出された上記位置ずれ量に基づいてこの所定距
離を補正させるようにしてもよい。
【0009】
【作用】上記のような位置決め確認装置では、例えば、
まずハーフミラーを通して撮影手段にキャリブレーショ
ン用スケールの像を撮影させる。これにより、撮影手段
の所定撮影位置からのずれ(初期ずれ)を確認すること
ができる。したがって、前もって撮影手段を所定撮影位
置に戻す等することができる。そして、光路切換手段を
切り換えて、ハーフミラーに反射した対象物(LCD用
パネルや電子部品)の像を撮影させる。このとき対象物
がモニタ画面の中央からずれていた場合には、これを画
面中央に位置するように位置調整することによって、対
象物が所定セット位置に位置したことを正確に判断する
ことができる。
【0010】また、上記のような位置決め制御装置で
は、画像処理技術等を用いた演算手段によって上記初期
ずれ量が算出され、この算出結果に基づいて対象物の位
置が所定セット位置に近付くように補正されたり、搬送
手段の搬送距離(所定距離)が補正されたりする。これ
により、撮影手段に初期ずれがあっても、対象物を正確
に所定セット位置に位置決めしたり、目標搬送位置に搬
送したりすることができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の好ましい実施例について図面
を参照しながら説明する。図1には本発明に係る位置決
め確認装置を示している。この位置決め確認装置1は、
LCD用パネル10とタブ部材11の所定セット位置へ
の位置決め状態を確認するためのものであり、LCD用
パネル10の位置決め確認を行うLCD用2視野顕微鏡
20と、タブ部材11の位置決め確認を行うタブ用2視
野顕微鏡30と、これら2視野顕微鏡20,30の前方
に配置されたキャリブレーション用スケール40と、各
2視野顕微鏡20,30により撮影された映像を表示す
る表示装置50とから構成されている。
【0012】LCD用2視野顕微鏡20およびタブ用2
視野顕微鏡30はそれぞれ、基台21,31と、この基
台21,31の上面に横に並べられて取り付けられた2
台のテレビカメラ(撮影手段)22,32と、基台2
1,31を前後方向に移動させる移動テーブル23,3
3と、テレビカメラ22,32のレンズの前方に位置す
るように基台21,31の上面前端に取り付けられたビ
ームスプリッター25,35とから構成されている。テ
レビカメラ22,32は、白黒タイプのCCD(電荷結
合素子)カメラである。これらテレビカメラ22,32
には約50〜200倍の間で倍率の調整が可能な光学レ
ンズ22a,32aが取り付けられている。これらテレ
ビカメラ22,32はそれぞれ基台21,31に対して
横方向に位置調整が可能である。また、移動テーブル2
3,33は、後端部に取り付けられたモータ23m,3
3mによって駆動される。
【0013】ここで、ビームスプリッター25,35の
構造について図2〜図4を併せ用いて詳しく説明する。
なお、ここではLCD用2視野顕微鏡20に取り付けら
れたビームスプリッター25を例にして説明する。ビー
ムスプリッター25は、横長に延びる直方体形状の本体
カバー26(図1参照)を有して構成される。本体カバ
ー26内の左右端部には、図4に示すように、ハーフミ
ラー27が表面を後方下側斜め45度の方向に向けてそ
れぞれ配置されている。ハーフミラー27は、表面およ
び裏面に入射した光束の一部を反射して残りを透過させ
るという性質を有する。なお、図1から分かるように、
本体カバー26の左右両端における前面と下面には光を
通過させるための開口部が形成されている。
【0014】また、図2および図3に示すように、本体
カバー26内におけるハーフミラー27の上方および前
方にはそれぞれランプ(光路切換手段)28,29が配
置されている。これらランプ28,29は所定の選択操
作によりいずれか一方を点灯させることができるように
なっている。なお以下、ハーフミラー27の上方に配置
されたランプ28を第1ランプと称し、前方に配置され
たランプ29を第2ランプと称する。
【0015】このように構成されたビームスプリッター
25は、移動テーブル23の作動により、ハーフミラー
27および第1ランプ28がLCD用パネル10の上面
端部に蒸着形成された位置決め用マーク(金属薄膜)1
0cの垂直上方に位置するように移動される。そしてこ
の状態で、図2に示すように第1ランプ28が点灯した
ときは、第1ランプ28からの光L1がハーフミラー2
7の裏面に入射する。この入射光の一部はハーフミラー
27の裏面にて反射するが、残りはハーフミラー27を
透過して位置決め用マーク10cの表面に垂直に入射
し、ここで垂直上方に反射して(位置決め用マーク10
cの表面はきわめて平滑に形成されているため斜め方向
に乱反射しない)、再びハーフミラー27の表面に入射
する。この入射光の一部はハーフミラー27を裏面側に
向かって透過するが、残りはハーフミラー27の表面に
て反射して後方に進み、テレビカメラ22のレンズ22
aに入射する。即ち、請求項1にいう第1光線経路が形
成され、ハーフミラー27の表面にて反射して現れる位
置決め用マーク10cの像がテレビカメラ22に撮影さ
れる。
【0016】一方、図3に示すように、第2ランプ29
が点灯したときは、第2ランプ29から出てキャリブレ
ーション用スケール40にて反射した光L2がハーフミ
ラー27の裏面に入射する。この入射光の一部はハーフ
ミラー27の裏面にて反射するが、残りはハーフミラー
27を透過してテレビカメラ22のレンズ22aに入射
する。即ち、請求項1にいう第2光線経路が形成され、
ハーフミラー27を透過して現れるキャリブレーション
用スケール40の像がテレビカメラ22に撮影される。
【0017】なお、図4に示すように、タブ用2視野顕
微鏡30に取り付けられるビームスプリッター35の本
体カバー36内の左右端部にもハーフミラー(第1ハー
フミラー)37aが取り付けられている。ただし、これ
らは後方内側斜め45度の方向を向いている。また、こ
のビームスプリッター35では、本体カバー36内の中
央に、それぞれ下方左右斜め45度の方向を向いて第1
ハーフミラー37aに対向する2つの第2ハーフミラー
37bも取り付けられている。さらに、第1ランプ(図
示せず)が第2ハーフミラー37bの上方に配置され、
第2ランプ(図示せず)が第1ハーフミラー37aの前
方に配置される。
【0018】このタブ用2視野顕微鏡30では、第1ラ
ンプが点灯したときは、第1光線経路L1′を介して、
即ち、第2ハーフミラー37bおよび第1ハーフミラー
37aの表面にて反射して現れるタブ部材11の位置決
め用マーク11cの像が撮影される。また、第2ランプ
が点灯したときは、第2光線経路L2′を介して、即
ち、第1ハーフミラー37aを透過して現れるキャリブ
レーション用スケール40が撮影される。
【0019】キャリブレーション用スケール40には、
図4に示すように横方向に一定間隔で並んだ目盛り41
が形成されており、両顕微鏡20,30にはこの目盛り
41を撮影させる。なお、キャリブレーション用スケー
ル40は両方の顕微鏡20,30の前方にて延びる一体
のものとして形成されるのが望ましい。
【0020】表示装置50は、2台のテレビモニタ51
からなる。これらテレビモニタ51は9インチ前後のサ
イズを有する白黒テレビであり、各顕微鏡20,30に
より撮影された拡大画像を選択的に表示する。
【0021】次に、以上のように構成された位置決め確
認装置1を用いたLCD用パネル10およびタブ部材1
1の各所定セット位置への位置決め状態の確認作業につ
いて説明する。まず、各顕微鏡20,30にキャリブレ
ーション用スケール40の目盛り41を撮影させ、各顕
微鏡20,30におけるテレビカメラ22,32に所定
撮影位置からのずれがあるか否かを確認する。ここで、
所定撮影位置とは、ここで撮影すれば、LCD用パネル
10やタブ部材11を位置決めすべき所定セット位置の
一部(確認ポイント)がモニタ画面の中央に位置する撮
影位置であり、またキャリブレーション用スケール40
の目盛り41中において中心となる0点目盛り41a
(図5参照)が画面中央に位置する撮影位置でもある。
図5に示すように0点目盛り41aが画面の中央からず
れている場合には、0点目盛り41aが画面中央に位置
するようにこれを撮影しているテレビカメラの基台に対
する位置を調整し、ずれをなくす。
【0022】こうして各テレビカメラ22,32を所定
撮影位置に位置決めした後、各顕微鏡20,30にLC
D用パネル10およびタブ部材11の位置決め用マーク
10c,11cを撮影させる。この際、テレビカメラ2
2,32はキャリブレーション用スケール40を撮影し
た位置から動くことはない。各テレビモニタ51には、
図6に示すように、位置決め用マーク11cが拡大表示
される。そして作業者の操作により、モニタ51の画面
の中央に位置決め用マーク10c,11cが位置するよ
うにLCD用パネル10やタブ部材11の位置を修正す
る。これにより、LCD用パネル10およびタブ部材1
1がそれぞれ図1に示すLCD用所定セット位置PL お
よびタブ用所定セット位置PT に位置決めされたことを
正確に判断することができる。
【0023】こうして各所定セット位置に位置決めされ
たLCD用パネル10およびタブ部材11をそれぞれ図
1に矢印で示す方向に予め設定した距離だけ搬送すれ
ば、LCD用パネル10とタブ部材11が図1に鎖線で
示した圧着位置PO に正確に移動し、LCDの組立を行
うことができる。
【0024】なお、上記実施例では、テレビカメラの所
定撮影位置からのずれをなくしてから対象物の位置決め
確認を行い、対象物を所定搬送距離だけ移動させるよう
にしたが、画像処理装置を用いてテレビカメラの所定撮
影位置からのずれ量を算出・記憶しておき、その後の搬
送距離をこのずれ量に基づいて修正するようにしてもよ
い。即ち、図5に示すように、0点目盛り41aが画面
の中央からずれている場合には、このずれ量を初期ずれ
量として算出・記憶する。ここで例えば、LCD用2視
野顕微鏡20のテレビカメラ22の初期ずれ量が+α
(+は圧着位置PO に近付く方向を示す)であり、タブ
用2視野顕微鏡30のテレビカメラ32の初期ずれ量が
−βであるとする。
【0025】そして、各テレビカメラ22,32の位置
を修正せずに、位置決め用マーク10c,11cを撮影
させ、これらがモニタ画面の中央に位置するようにLC
D用パネル10やタブ部材11の位置を修正する。これ
により、LCD用パネル10やタブ部材11はみかけ上
所定セット位置に位置したことになるが、上記初期ずれ
があるため、実際には図7に示すように、LCD用パネ
ル10はLCD用所定セット位置PL から初期ずれ量+
αだけずれた位置PL′ に位置しており、タブ部材11
はタブ用所定セット位置PT から初期ずれ量−βだけず
れた位置PT′に位置している。このため、LCD用パ
ネル10をLCD用所定セット位置PL から圧着位置P
0 までの理論距離LL からαを減じた距離だけ搬送し、
タブ部材11をタブ用所定セット位置PT から圧着位置
までの理論距離LT にβを加えた距離だけ搬送すれば、
両者を圧着位置P0 に位置させることができる。
【0026】
【発明の効果】以上のように本発明の位置決め確認装置
では、まず撮影手段によってキャリブレーション用スケ
ールを撮影することにより、撮影手段の所定撮影位置か
らのずれを予め把握することができる。このため、本位
置決め確認装置を用いれば、撮影手段に撮影され、画像
上にて所定セット位置に位置したとみなされた対象物が
真に所定セット位置に位置しているか否かを正確に判断
することができる。
【0027】また、本発明の位置決め制御装置では、演
算された初期ずれ量に基づいて対象物の位置が補正され
る。このため、本位置決め制御装置を用いれば、位置決
め確認装置により所定セット位置に位置したとみなされ
たが実際にはそこからずれて位置する対象物を、確実に
所定セット位置に位置決めしたり目標とする搬送位置に
搬送したりすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る位置決め確認装置の斜視図であ
る。
【図2】上記位置決め確認装置の透視図である。
【図3】上記位置決め確認装置の透視図である。
【図4】上記位置決め確認装置に用いられるキャリブレ
ーション用スケールの斜視図である。
【図5】上記位置決め確認装置の作動説明図である。
【図6】上記位置決め確認装置の作動説明図である。
【図7】上記位置決め確認装置を用いた組立工程の説明
図である。
【図8】LCD用パネルとタブ部材の斜視図である。
【図9】顕微鏡用テレビカメラの斜視図である。
【符号の説明】
1 位置決め確認装置 20,30 2視野顕微鏡 22,32 テレビカメラ 25,35 ビームスプリッター 40 キャリブレーション用スケール

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対象物の所定セット位置に対する位置決
    め状態を、所定撮影位置に設置した撮影手段で撮影した
    画像により確認できるようにした位置決め確認装置であ
    って、 入射した光の一部を反射し残りを透過させるハーフミラ
    ーと、 前記ハーフミラーを通して現れる像を前記撮影手段に撮
    影させる第1の光線経路と、 前記ハーフミラーに反射して現れる像を前記撮影手段に
    撮影させる第2の光線経路と、 前記第1の光線経路又は前記第2の光線経路を介して選
    択的に前記像を前記撮影手段に撮影させる光路切換手段
    とからなり、 前記撮影手段に、前記第1・第2の光線経路のうち一方
    の光線経路を介して前記対象物を撮影させ、他方の光線
    経路を介して前記撮影手段の前記所定撮影位置に対する
    位置ずれ量を確認させるためのキャリブレーション用ス
    ケールを撮影させることを特徴とする位置決め確認装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載した位置決め確認装置を
    用いて前記撮影手段の前記所定撮影位置に対する位置ず
    れ量を算出する演算手段と、 この演算手段により算出された前記位置ずれ量に基づい
    て前記対象物の位置を補正する補正手段とから構成され
    ることを特徴とする位置決め制御装置。
  3. 【請求項3】 前記位置決め確認装置により前記所定セ
    ット位置に位置したとみなされた前記対象物を所定距離
    搬送する搬送手段を備え、 前記補正手段は、前記演算手段により算出された前記位
    置ずれ量に基づいて前記所定距離を補正することを特徴
    とする請求項2に記載の位置決め制御装置。
JP15537694A 1994-06-14 1994-06-14 位置決め確認装置およびこれを用いた位置決め制御装置 Pending JPH085317A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4948196A (en) * 1987-06-23 1990-08-14 Hashimoto Forming Industry Co., Ltd. Protective beam for automobile side doors
JP2000314608A (ja) * 1999-04-13 2000-11-14 Hewlett Packard Co <Hp> 撮像装置アライメントシステム及び方法

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