JP2000314178A - ユニットルームの連結構造 - Google Patents

ユニットルームの連結構造

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JP2000314178A
JP2000314178A JP11123237A JP12323799A JP2000314178A JP 2000314178 A JP2000314178 A JP 2000314178A JP 11123237 A JP11123237 A JP 11123237A JP 12323799 A JP12323799 A JP 12323799A JP 2000314178 A JP2000314178 A JP 2000314178A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit room
unit
wall
wall panel
bathroom
Prior art date
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Pending
Application number
JP11123237A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Kobayashi
裕治 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 隣接する壁パネルの間の隙間をなくし、省施
工、省コスト化に貢献するユニットルームの連結構造を
提供することにある。 【解決手段】 浴室ユニットルーム1の床パン2と洗面
ユニットルーム3の床パン4を連結させ、その連結部に
そってそれぞれのユニットルームを間仕切る壁パネル5
を設置した構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、浴室ユニットルー
ムと他のユニットルームとの連結構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、浴室ユニットルームと他のユ
ニットルームと連結する場合においては、両方のユニッ
トルームを隣接させ、片側が化粧面となった壁パネルを
それぞれのユニットルームに立設させて連結する。した
がって、両方のユニットルームの内壁はすべて化粧面と
することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術においては、隣接する浴室ユニットルーム側の
壁パネルと他のユニットルーム側の壁パネルの間に隙間
が生じ、空間が有効に活用されないという問題があっ
た。また、隣接部に2枚の壁パネルを使用するため、施
工にも時間がかかり、コスト的にも割高になってしまう
という問題もあった。
【0004】本発明は、上記事由に鑑みてなしたもの
で、その目的とするところは、隣接する壁パネルの間の
隙間をなくし、省施工、省コスト化に貢献するユニット
ルームの連結構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のユニットルームの連結構造にあっては、浴
室ユニットルームと他のユニットルームとの連結構造に
おいて、それぞれのユニットルームの隣接する壁部を取
り除き床パン同士を連結させて、その連結部にそってそ
れぞれのユニットルームを間仕切る壁パネルを設置した
ことを特徴としている。この場合、それぞれのユニット
ルームは床パン同士により連結され、それぞれのユニッ
トルームを間仕切る壁パネルは1枚で構成される。
【0006】そして、上記ユニットルームの連結構造
は、それぞれのユニットルームにおける床パンの当接す
る端部を上下に重合させ、その重合された床パンの当接
する端部に突片を挿通し、壁パネルの下端部をその突片
により係合させることが好ましい。この場合、壁パネル
とそれぞれの床パンは突片により係合された状態とな
る。
【0007】また、上記ユニットルームの連結構造は、
壁パネルが複数に分割されたパネルから構成されること
が好ましい。この場合、複数のパネルから1枚の壁パネ
ルに組み立てられ、また1枚の壁パネルから複数のパネ
ルに分解もできる。
【0008】
【発明の実施の形態】図1及び図2は、本発明の請求項
1乃至3全てに対応する一実施の形態を示し、図1は、
本発明の一実施の形態のユニットルームの連結構造を示
す断面図である。図2は、同ユニットルームの連結構造
の結合部を示す要部断面図である。
【0009】この実施の形態のユニットルームの連結構
造は、図1に示す通り、浴室ユニットルーム1の床パン
2と洗面ユニットルーム3の床パン4を連結させ、その
連結部にそってそれぞれのユニットルームを間仕切る壁
パネル5を設置した構成としている。壁パネル5は複数
に分割された壁パネル5a、5b、5c、5dから構成
されているが、全体として1枚壁になっており、その1
枚壁で浴室ユニットルーム1の壁と洗面ユニットルーム
3の壁を兼用している。
【0010】この場合、従来のように2枚のパネル壁を
立設していたときに生じていた壁パネル間の隙間は存在
せず、すなわちその隙間と2枚のうちの1枚のパネル壁
が占有していた空間が開放されるため、浴室ユニットル
ーム1と洗面ユニットルーム3それぞれの占める空間は
広くとれるようになり、空間の有効利用が可能となる。
さらには、従来2枚の壁パネルが1枚で済むことによ
り、省施工、省コスト化にも大きく貢献する。
【0011】また、壁パネル5の両面は化粧加工されて
いることが望ましい。この場合、浴室ユニットルーム1
側からも洗面ユニットルーム3側からも美観が確保さ
れ、使用者は視覚的に良好な状態で使用することができ
る。
【0012】本実施例では、他のユニットルームとして
洗面ユニットルーム3を例にとっているが、ユニットル
ームであれば種類は問わず、例えばシャワーユニットル
ームであっても、トイレユニットルームであってもかま
わない。また、それぞれの床パン2、4は脚部6で支持
されており、使用者が両ユニットルームの段差を意識し
ないようにそれぞれの床パン2、4表面の高さ位置は略
同一になっているが、必ずしも略同一でなくても良い。
また、壁パネル5は分割された4層の壁パネル5a、5
b、5c、5dから構成されているが、分割された壁パ
ネルを4層に限定するものではない。
【0013】結合部は図2に示す通り、浴室ユニットル
ーム1の床パン2の端部7には貫通孔11が、また洗面
ユニットルーム3の床パン4の端部8には該貫通孔11
と略同一口径の穴部12が形成されており、それぞれの
端部7、8が合决り状になって重合することによりひと
つの穴部13を構成している。壁パネル5の下端部9に
は床パン4の端部8の穴部12まで到達する長さの突片
10が予め備えられており、合决り状に重合されてひと
つに構成された穴部13にその突片10を挿入させるこ
とで、浴室ユニットルーム1の床パン2、洗面ユニット
ルーム3の床パン4及び壁パネルの3つの部材が係合さ
れた状態となっている。
【0014】この場合、壁パネル5とそれぞれの床パン
2、4は突片10により係合されるので、接着剤や取付
部材による接合作業は不要となり、作業効率は大幅に向
上する。また、突片10が垂直方向に差し込まれること
によりそれぞれの床パン2、4が係止されているので、
水平方向へのずれが生じにくくなり、施工の信頼性は向
上する。
【0015】本実施例では、下方に浴室ユニットルーム
1の床パン2の端部7を位置づけ、上方に洗面ユニット
ルーム3の床パン4の端部8を位置づけて合决り状に重
合した状態としている。これは床パン2、4同士の接合
部の継ぎ目14が浴室ユニットルーム1側に出るの避
け、水を多量に使用する浴室ユニットルーム1側の水密
性を確保した望ましい実施形態である。また、突片10
が壁パネル5の下端部9に予め備えられた構成としてい
るが、合决り状に重合した場合の下方に位置する床パン
2又は4の端部7又は8に突片10が予め備えられてい
る構成としても、得られる効果は同様である。
【0016】また、この結合部は、壁パネル5の立設位
置を固定するために複数設けられていることが望まし
い。さらに望ましくは、図2に示す通り、重合した床パ
ン2、4の端部7、8は壁パネル5をはさんで略左右対
象とし、それぞれのユニットルーム側から使用者の視野
に入るのは凸段部15がひとつだけになるよう形成する
と美しい仕上がり状態を確保することができる。
【0017】壁パネル5は、前述の通り、例えば複数に
分割された壁パネル5a、5b、5c、5dより構成さ
れているため、施工前には分割して運搬することが可能
となり、持ち易くかつ作業現場での移動も容易に行うこ
とができる。また、施工後であっても取り外しが容易で
あるため、将来的に壁パネル5を取り外して浴室ユニッ
トルーム1と洗面ユニットルーム3をつなぐことも省施
工かつ省コストで行うことができる。
【0018】また、図1に示す通り、望ましくは分割さ
れた壁パネルの一辺には凸部16を、対向する一辺には
凹部17を設けた構成とし、分割された壁パネル5a、
5b、5c、5dの組み立てはそれぞれの凸部16と凹
部17を係合させることによって行うようにすると、壁
パネル5の施工時、分割された壁パネル5a、5b、5
c、5d同士の接合を容易にかつ確実に行うことができ
る。
【0019】
【発明の効果】本発明のユニットルームの連結構造は、
上述の実施態様の如く実施されて、それぞれのユニット
ルームは床パン同士により連結され、それぞれのユニッ
トルームを間仕切る壁パネルは1枚で構成されるので、
従来のように二枚のパネル壁を立設していたときに生じ
ていた壁パネル間の隙間は存在せず、すなわちその隙間
と2枚のうちの1枚のパネル壁が占有していた空間が開
放されるため、浴室ユニットルームと洗面ユニットルー
ムそれぞれの占める空間は広くとれるようになり、空間
の有効利用が可能となる。さらには、従来2枚の壁パネ
ルが1枚で済むことにより、省施工、省コスト化にも大
きく貢献する。
【0020】そして、壁パネルとそれぞれの床パンは突
片により係合された状態となるので、接着剤や取付部材
による接合作業は不要となり、作業効率は大幅に向上す
る。また、突片が垂直方向に差し込まれることによりそ
れぞれの床パンが係止されているので、水平方向へのず
れが生じにくくなり、施工の信頼性は向上する。
【0021】また、複数のパネルから1枚の壁パネルに
組み立てられ、また1枚の壁パネルから複数のパネルに
分解もできるので、施工前には分割して運搬することが
可能となり、持ち易くかつ作業現場での移動を容易に行
うことができる。また、施工後であっても取り外しが容
易であるため、将来的に壁を取り外して浴室ユニットル
ームと洗面ユニットルームをつなぐことも省施工かつ省
コストで行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態のユニットルームの連結
構造を示す断面図である。
【図2】同ユニットルームの連結構造の結合部を示す要
部断面図である。
【符号の説明】
1 浴室ユニットルーム 2 床パン 3 洗面ユニットルーム 4 床パン 5 壁パネル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴室ユニットルームと他のユニットルー
    ムとの連結構造において、それぞれのユニットルームの
    隣接する壁部を取り除き床パン同士を連結させて、その
    連結部にそってそれぞれのユニットルームを間仕切る壁
    パネルを設置したことを特徴とするユニットルームの連
    結構造。
  2. 【請求項2】 それぞれのユニットルームにおける床パ
    ンの当接する端部を上下に重合させ、その重合された床
    パンの当接する端部に突片を挿通し、壁パネルの下端部
    をその突片により係合させたことを特徴とする請求項1
    記載のユニットルームの連結構造。
  3. 【請求項3】 壁パネルが複数に分割されたパネルから
    構成されたことを特徴とする請求項1又は2記載のユニ
    ットルームの連結構造。
JP11123237A 1999-04-28 1999-04-28 ユニットルームの連結構造 Pending JP2000314178A (ja)

Priority Applications (1)

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JP11123237A JP2000314178A (ja) 1999-04-28 1999-04-28 ユニットルームの連結構造

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JP (1) JP2000314178A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007231677A (ja) * 2006-03-02 2007-09-13 Inax Corp 防水パンの構造
CN115279982A (zh) * 2020-04-17 2022-11-01 松下知识产权经营株式会社 卫生单元构造体及其施工方法

Cited By (2)

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