JP2519690Y2 - ユニットバス - Google Patents
ユニットバスInfo
- Publication number
- JP2519690Y2 JP2519690Y2 JP7905091U JP7905091U JP2519690Y2 JP 2519690 Y2 JP2519690 Y2 JP 2519690Y2 JP 7905091 U JP7905091 U JP 7905091U JP 7905091 U JP7905091 U JP 7905091U JP 2519690 Y2 JP2519690 Y2 JP 2519690Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bathroom
- bathtub
- panel
- partition
- partition panel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Residential Or Office Buildings (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、浴室と脱衣室とを有す
るユニットバスに係り、特に、浴室と脱衣室とを仕切る
間仕切りパネルを、浴室での浴槽配置形態に関係なく共
通して利用できるように改良したものに関する。
るユニットバスに係り、特に、浴室と脱衣室とを仕切る
間仕切りパネルを、浴室での浴槽配置形態に関係なく共
通して利用できるように改良したものに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のこの種のユニットバスにおいて、
浴室での浴槽の配置は、図２（ａ）に示す形態（以下、
Ａタイプと称する）や、図２（ｂ）に示す形態（以下、
Ｂタイプと称する）のように二つに分けられる。
浴室での浴槽の配置は、図２（ａ）に示す形態（以下、
Ａタイプと称する）や、図２（ｂ）に示す形態（以下、
Ｂタイプと称する）のように二つに分けられる。
【０００３】Ａタイプは、浴槽を脱衣室との間仕切り部
分の一部となるよう配置しており、Ｂタイプは、浴槽を
間仕切り部分と別個となるよう配置している。
分の一部となるよう配置しており、Ｂタイプは、浴槽を
間仕切り部分と別個となるよう配置している。
【０００４】このため、従来、間仕切りパネルについ
て、前述の二つのタイプに合わせて別々の専用部品を利
用している。
て、前述の二つのタイプに合わせて別々の専用部品を利
用している。
【０００５】
【考案が解決しようとする課題】上述したように、上記
従来のユニットバスでは、タイプ別に専用となった間仕
切りパネルが必要となるため、コスト面で不利であると
ともに、部品管理が煩わしいものになる他、施工時にお
いても間違った部品を持ち込むおそれがあるなど、数々
の課題がある。
従来のユニットバスでは、タイプ別に専用となった間仕
切りパネルが必要となるため、コスト面で不利であると
ともに、部品管理が煩わしいものになる他、施工時にお
いても間違った部品を持ち込むおそれがあるなど、数々
の課題がある。
【０００６】本考案は、このような課題を解決するため
に創案されたもので、浴槽配置形態の異なる二種類のユ
ニットバスを共通部品を用いて製作できるようにするこ
とを目的とする。
に創案されたもので、浴槽配置形態の異なる二種類のユ
ニットバスを共通部品を用いて製作できるようにするこ
とを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本考案は、浴室および脱衣室を有し、浴室で
浴槽を脱衣室との間仕切り部分の一部となるよう配置す
る形態と、間仕切り部分と別個となるよう配置する形態
とに任意に設定できるユニットバスにおいて、次のよう
な構成をとる。
るために、本考案は、浴室および脱衣室を有し、浴室で
浴槽を脱衣室との間仕切り部分の一部となるよう配置す
る形態と、間仕切り部分と別個となるよう配置する形態
とに任意に設定できるユニットバスにおいて、次のよう
な構成をとる。
【０００８】本考案のユニットバスは、浴室と脱衣室と
を仕切る間仕切りパネルを有し、かつこの間仕切りパネ
ルが上下二つの部分の組み合わせからなるものとされ、
その上部分の高さ寸法が浴室の天井パネルの壁パネル結
合部から浴槽上端の壁パネル結合部までの長さ寸法にほ
ぼ等しく設定されている一方、下部分の高さ寸法が浴槽
上端の壁パネル結合部から浴室の洗い場パンの壁パネル
結合部までの長さ寸法にほぼ等しく設定されていること
に特徴を有する。
を仕切る間仕切りパネルを有し、かつこの間仕切りパネ
ルが上下二つの部分の組み合わせからなるものとされ、
その上部分の高さ寸法が浴室の天井パネルの壁パネル結
合部から浴槽上端の壁パネル結合部までの長さ寸法にほ
ぼ等しく設定されている一方、下部分の高さ寸法が浴槽
上端の壁パネル結合部から浴室の洗い場パンの壁パネル
結合部までの長さ寸法にほぼ等しく設定されていること
に特徴を有する。
【０００９】
【作用】浴室で浴槽を脱衣室との間仕切り部分の一部と
なるよう配置する形態では、間仕切りパネルの上部分だ
けを使用し、下部分を使用しない。一方、浴槽を間仕切
り部分と別個となるよう配置する形態では、間仕切りパ
ネルの上下両部分を結合して使用する。
なるよう配置する形態では、間仕切りパネルの上部分だ
けを使用し、下部分を使用しない。一方、浴槽を間仕切
り部分と別個となるよう配置する形態では、間仕切りパ
ネルの上下両部分を結合して使用する。
【００１０】このように、浴槽の配置形態に応じて、間
仕切りパネルの上部分だけを用いるかあるいは上下両部
分を用いるかの使用形態を選択すればよく、従来のよう
な形態別に応じた専用の間仕切りパネルを必要としな
い。
仕切りパネルの上部分だけを用いるかあるいは上下両部
分を用いるかの使用形態を選択すればよく、従来のよう
な形態別に応じた専用の間仕切りパネルを必要としな
い。
【００１１】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
に説明する。
【００１２】図１ないし図３に本考案の一実施例を示し
ている。図中、１は浴室、２は脱衣室である。浴室１
は、浴槽３と、洗い場パン４と、間仕切りパネル５と、
三方の壁パネル６と、天井パネル７とを組み立ててなる
もので、脱衣室２は、図示していないが、床パンと、三
方の壁パネルと、間仕切りパネル〔図１（ａ）の符号
８〕と、天井パネルとを組み立ててなるものである。
ている。図中、１は浴室、２は脱衣室である。浴室１
は、浴槽３と、洗い場パン４と、間仕切りパネル５と、
三方の壁パネル６と、天井パネル７とを組み立ててなる
もので、脱衣室２は、図示していないが、床パンと、三
方の壁パネルと、間仕切りパネル〔図１（ａ）の符号
８〕と、天井パネルとを組み立ててなるものである。
【００１３】そして、浴室１の間仕切りパネル５は、上
下二つの部分の組み合わせからなるものとされており、
上部分９の下端と下部分１０の上端にはフランジ１１，
１２が設けられ、これら両フランジ１１，１２がボルト
（図示，符号省略）止めされて一体化される。上部分９
の高さ寸法ｈ1 は、浴室１の天井パネル７の壁パネル結
合部１３から浴槽３上端の壁パネル結合部１４までの長
さ寸法にほぼ等しく設定されている一方、下部分１０の
高さ寸法ｈ2 は、浴槽３上端の壁パネル結合部１４から
浴室１の洗い場パン４の壁パネル結合部１５までの長さ
寸法にほぼ等しく設定されている。本実施例では、上部
分９に監視窓１６と収納凹部１７とを設けたものが、ま
た、下部分１０に大きな収納凹部１８を設けたものが採
用されている。
下二つの部分の組み合わせからなるものとされており、
上部分９の下端と下部分１０の上端にはフランジ１１，
１２が設けられ、これら両フランジ１１，１２がボルト
（図示，符号省略）止めされて一体化される。上部分９
の高さ寸法ｈ1 は、浴室１の天井パネル７の壁パネル結
合部１３から浴槽３上端の壁パネル結合部１４までの長
さ寸法にほぼ等しく設定されている一方、下部分１０の
高さ寸法ｈ2 は、浴槽３上端の壁パネル結合部１４から
浴室１の洗い場パン４の壁パネル結合部１５までの長さ
寸法にほぼ等しく設定されている。本実施例では、上部
分９に監視窓１６と収納凹部１７とを設けたものが、ま
た、下部分１０に大きな収納凹部１８を設けたものが採
用されている。
【００１４】ところで、浴室１における浴槽３の配置
は、図２（ａ）に示すＡタイプ（浴槽３を間仕切りパネ
ル５の一部となるよう配置する形態）や、図２（ｂ）に
示すＢタイプ（浴槽３を間仕切りパネル５と別個となる
よう配置する形態）のような二つに分かれる。
は、図２（ａ）に示すＡタイプ（浴槽３を間仕切りパネ
ル５の一部となるよう配置する形態）や、図２（ｂ）に
示すＢタイプ（浴槽３を間仕切りパネル５と別個となる
よう配置する形態）のような二つに分かれる。
【００１５】Ａタイプが選択される場合、浴室１の間仕
切りパネル５は、図３（ａ）に示すように、上部分９だ
けを使用し、下部分１０を使用しない。この場合におけ
る上部分９と浴槽３との結合は、図１（ａ）に示すよう
に、浴槽３の上端に形成されている壁パネル結合部１４
にシールパッキン１９を介して上部分９の下端フランジ
１１が載せられる。なお、この結合は、図４に示すよう
に、浴槽３に壁パネル結合部１４を一体に形成せず、浴
槽３とは別体の受け部材２０を用いて行うことも可能で
ある。
切りパネル５は、図３（ａ）に示すように、上部分９だ
けを使用し、下部分１０を使用しない。この場合におけ
る上部分９と浴槽３との結合は、図１（ａ）に示すよう
に、浴槽３の上端に形成されている壁パネル結合部１４
にシールパッキン１９を介して上部分９の下端フランジ
１１が載せられる。なお、この結合は、図４に示すよう
に、浴槽３に壁パネル結合部１４を一体に形成せず、浴
槽３とは別体の受け部材２０を用いて行うことも可能で
ある。
【００１６】一方、Ｂタイプが選択される場合、間仕切
りパネル５の上下両部分９，１０を結合して使用する。
この場合における下部分１０と洗い場パン４との結合
は、図１（ｂ）に示すように、洗い場パン４の壁パネル
結合部１５にシールパッキン１９を介して下部分１０の
下端フランジ２１が載せられる。
りパネル５の上下両部分９，１０を結合して使用する。
この場合における下部分１０と洗い場パン４との結合
は、図１（ｂ）に示すように、洗い場パン４の壁パネル
結合部１５にシールパッキン１９を介して下部分１０の
下端フランジ２１が載せられる。
【００１７】なお、いずれの場合も、上部分９と天井パ
ネル７との結合は、フランジどうしの結合としたり、あ
るいは結合金具を用いて結合したりと任意に行える。
ネル７との結合は、フランジどうしの結合としたり、あ
るいは結合金具を用いて結合したりと任意に行える。
【００１８】
【考案の効果】以上説明したように、本考案では、間仕
切りパネルを上下二つの部分の組み合わせからなるもの
として、上下の各部分の高さ寸法を浴槽の高さ寸法を基
準として所定の条件に設定することにより、間仕切りパ
ネルを、浴槽配置形態に応じて上部分のみを使用したり
あるいは上下両部分を結合して使用したりと、使用形態
を変化することで共通利用できるようにしている。
切りパネルを上下二つの部分の組み合わせからなるもの
として、上下の各部分の高さ寸法を浴槽の高さ寸法を基
準として所定の条件に設定することにより、間仕切りパ
ネルを、浴槽配置形態に応じて上部分のみを使用したり
あるいは上下両部分を結合して使用したりと、使用形態
を変化することで共通利用できるようにしている。
【００１９】すなわち、本考案では、間仕切りパネルを
浴槽配置形態に関係なく共通部品として使用することが
できるので、従来例との対比で、低コスト化と部品管理
の容易化を図ることができるようになるし、さらに、従
来のような施工時における使用部品の搬送間違いの不具
合を回避できるようになる。
浴槽配置形態に関係なく共通部品として使用することが
できるので、従来例との対比で、低コスト化と部品管理
の容易化を図ることができるようになるし、さらに、従
来のような施工時における使用部品の搬送間違いの不具
合を回避できるようになる。
【図１】本考案の一実施例で、間仕切りパネルの取り付
け状況を示す縦断面図。
け状況を示す縦断面図。
【図２】二つの浴槽配置形態を示す平面模式図。
【図３】二つの浴槽配置形態の間仕切り部分を示す斜視
図。
図。
【図４】間仕切りパネルの上部分と浴槽との結合構造を
示す縦断面図。
示す縦断面図。
１ 浴室 ２ 脱衣室 ３ 浴槽 ４ 洗い場パ
ン ５ 間仕切りパネル ７ 浴室の天
井パネル ９ 間仕切りパネルの上部分 １０ 間仕切り
パネルの下部分 １１ 上部分のフランジ １２ 下部分
のフランジ １３ 天井パネル７の壁パネル結合部 １４ 浴槽３
の壁パネル結合部 １５ 洗い場パン４の壁パネル結合部
ン ５ 間仕切りパネル ７ 浴室の天
井パネル ９ 間仕切りパネルの上部分 １０ 間仕切り
パネルの下部分 １１ 上部分のフランジ １２ 下部分
のフランジ １３ 天井パネル７の壁パネル結合部 １４ 浴槽３
の壁パネル結合部 １５ 洗い場パン４の壁パネル結合部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 丸川 達也 兵庫県神戸市中央区明石町32番地 株式 会社ノーリツ内 (72)考案者 内山 陽介 兵庫県神戸市中央区明石町32番地 株式 会社ノーリツ内 (56)参考文献 実開 平２−134264（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭57−137264（ＪＰ，Ｕ) 実開 平３−62758（ＪＰ，Ｕ)
Claims (1)
- 【請求項１】浴室および脱衣室を有し、浴室で浴槽を脱
衣室との間仕切り部分の一部となるよう配置する形態
と、間仕切り部分と別個となるよう配置する形態とに任
意に設定できるユニットバスであって、 浴室と脱衣室とを仕切る間仕切りパネルを有し、かつこ
の間仕切りパネルが上下二つの部分の組み合わせからな
るものとされ、その上部分の高さ寸法が浴室の天井パネ
ルの壁パネル結合部から浴槽上端の壁パネル結合部まで
の長さ寸法にほぼ等しく設定されている一方、下部分の
高さ寸法が浴槽上端の壁パネル結合部から浴室の洗い場
パンの壁パネル結合部までの長さ寸法にほぼ等しく設定
されている、ことを特徴とするユニットバス。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7905091U JP2519690Y2 (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | ユニットバス |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7905091U JP2519690Y2 (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | ユニットバス |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0532595U JPH0532595U (ja) | 1993-04-27 |
| JP2519690Y2 true JP2519690Y2 (ja) | 1996-12-11 |
Family
ID=13679073
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7905091U Expired - Fee Related JP2519690Y2 (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | ユニットバス |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2519690Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2552790B2 (ja) * | 1992-04-28 | 1996-11-13 | ミサワホーム株式会社 | バスユニット |
-
1991
- 1991-09-30 JP JP7905091U patent/JP2519690Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0532595U (ja) | 1993-04-27 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |