JP2659753B2 - プレファブルームのブース組立方法 - Google Patents

プレファブルームのブース組立方法

Info

Publication number
JP2659753B2
JP2659753B2 JP14340488A JP14340488A JP2659753B2 JP 2659753 B2 JP2659753 B2 JP 2659753B2 JP 14340488 A JP14340488 A JP 14340488A JP 14340488 A JP14340488 A JP 14340488A JP 2659753 B2 JP2659753 B2 JP 2659753B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
booth
assembling
post
panel
prefab
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP14340488A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01312168A (ja
Inventor
宣文 山縣
和行 藤原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TOTO KIKI KK
Original Assignee
TOTO KIKI KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TOTO KIKI KK filed Critical TOTO KIKI KK
Priority to JP14340488A priority Critical patent/JP2659753B2/ja
Publication of JPH01312168A publication Critical patent/JPH01312168A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2659753B2 publication Critical patent/JP2659753B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Residential Or Office Buildings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はプレファブルームのブース組立方法に関す
る。
(従来の技術) 所与の屋内空間に更に壁パネルを建並べて周壁を形成
することにより所要の部屋空間を画成して成る所謂プレ
ファブルームは、その部屋空間を更に小区画に分けよう
とする場合、通常は、周壁の壁パネルに比し下地が簡略
化されたブースパネルを連設して成る仕切壁や間仕切
壁、つまり、ブースを立廻して境界を被覆するようにし
ている。
然るに、斯かるブースを交差若しくは連在せしめて出
隅・入隅或いは長スパンのブースを形成するに当り、隅
角やブースジョイント部に柱材を立設して壁体剛度の向
上を図ることがあり、その柱材をブースポストと称す
る。
斯かるポストを備えたブースを組立てる場合、従来
は、先ず関係するポストをすべて立設し、その後、対応
するポスト間に側縁突当て型のパネルを立並べて、夫々
ジョイントするようにしていた。
(発明が解決しようとする課題) この為、ジョイント部を見せないようにする為の工夫
が必要となり、施工に手間取らざるを得なかった。
この点、パネルを側縁で雄雌に取合わせるようにすれ
ば施工を簡略化できるが、その場合、従来の方法だと、
雄雌取合部の嵌合深さに対応した寸法上の余裕を予め見
込んでおく必要があり、これをパネル毎に割振ったとし
ても、立付後にそれなりの隙間が残ることになって、キ
ッチリとした納まりを得辛くなるといった問題があっ
た。
本発明は斯かる従来のプレファブルームのブース組立
方法における問題点を有効に解決すべく為されたもの
で、その目的とする処は、既に立設された柱材又は主体
壁と一端で取合い他端にブースポストを備えるブースの
場合に、パネルのジョイントに手間取ることなく良好な
納まりを得ることの出来るプレファブルームのブース組
立方法を提供するにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成すべく本発明は、パネルを各側縁で雌
雄に取合せてブースの一端側から立並べた後、他端にポ
ストを立設するようにした。
(作用) 上記手段によれば、ポストとの干渉が生ぜず、従っ
て、雄雌嵌合部をキッチリと納まらせて順次パネルを立
付けていくことができ、その際、出来上がった分のブー
スが、立付開始側に位置する柱材又は主体壁で起立状態
に係止保持される。
(実施例) 以下、本発明をプレファブ式トイレのブースに適用し
た実施例に付き説明を行なう。
先ず、第2図を参照して、本実施例に係るトイレの概
要を説明しておく。
第2図はトイレ全体の伏図である。
図中、Tはトイレの全体を表し、トイレTは、ビルジ
ング躯体の壁で囲まれた所与の屋内空間Siに片面壁装の
壁パネルを建並べて周壁Wtを形成することにより所要の
トイレスペースStを得、これをブースB10,B20,B21,B30
で左右のサブスペースSt1,St2に間仕切り、夫々防水下
地タイル仕上床Ft1,Ft2を張り、パネル組の吊天井Ct1,C
t2を設け、更に、仕切用ブースB11,B12;B22〜B24;B40〜
B43;B50を立てゝ、掃除用流し場Sk、飾り棚Kd、大便所
コンパートメントC1〜C3、出入口通路Et等を画成する一
方、配管ユニットUt1〜Ut8を引廻し、洗面化粧カウンタ
ーCnや、小便器Sb…、大便器Db…それに掃除流し用水槽
Tk等所要のトイレ設備を施して構成した所謂プレファブ
タイプのもので、その内、掃除用流し場Sk周りのブース
B10〜B12に本発明方法が適用されており、これを、以
下、第1図に基き説明する。
第1図はブースの横断面図である。
前記掃除用流し場Sk周りのブースB10〜B12の内、流し
場Sk正面のブースB10は、両面仕上のブースパネルP1,P2
と、その間にドア枠Fd1,Fd2を介して軸釣されたブース
ドアBdから成り、トイレTの主体をなす周壁Wtと一端Ea
で交差し、他端EbにコーナーポストCp1を備えている。
このブースB10と対隣壁をなすブースB11は、一対の両
面仕上ブースパネルP3,P4から成り、やはり一端Ecがト
イレ周壁Wtに交差し、他端EdにコーナーポストCp2を備
えている。
そして、これら両ブースB10,B11に交差するブースB12
も、両面仕上のブースパネルP5から成るが、この場合、
両端Ee,EfがコーナーポストCp1,Cp2に取合っている。
各パネルP1〜P5は、下縁を床ランナー上に着座ダボ止
めして立付けられ、上縁は、いずれも吊天井Ct1,Ct2下
面間近のレベルに達し、ブースB10のパネルP1,P2では、
更に、上縁に嵌着した幕板を天井Ct1,Ct2間に屹立せし
めて密室性を向上させるようにしており、ブースB11,B1
2のパネルP3〜P5の場合、上縁の取合部材と天井Ct1下面
の取合部材とを入れ子式に嵌合せしめて隙間を除去して
いる。尚、ブースドアBdの上方は、適宜高さの欄間パネ
ルを取付けて塞ぎ上げるようにしている。図中、Pvはセ
ンターピボットの心軸である。
ブースB10,B12間のコーナーポストCp1と、B11,B12間
のコーナーポストCp2は、共に、床ランナー上に起立す
るが、前者Cp1の場合、上端を天井裏に突出せしめて頭
つなぎを施し、後者Cp2の場合、天井Ct1に取合わせる。
本実施例では、以上において、各ブースパネルP1〜P5
両側縁の縦框1,1を夫々外向きのCチャンネル形状と
し、隣合う縦框1,1間に方形断面の各パイプ2を、また
コーナーポストCp1,Cp2との間及び主体壁Wtとの間に半
幅角パイプ3及び溝形材4を夫々介装嵌着せしめ、以っ
て、雄雌の取合を得るようにしており、パネルP1,P2間
は、それらの縦框1,1と欄間パネルの縦框との間にショ
ートサイズの方形角パイプを介装して同様な取合を得て
いる。尚、角パイプ2,3の幅寸法は、縦框1への嵌着時
に、外方に残留する突条部が雄形として十分機能するに
足る程度とする。
また、コーナーポストCp1,Cp2を、夫々略山形のポス
ト本体5,7とやゝ広幅の飾り6,8とで構成し、前者5,7の
両辺外縁沿いに折曲片5a,5b;7a,7bを設けて下部に切欠
を付ける一方、後者6,8の両辺外縁沿いにも折曲片6a,6
b;8a,8bを付して対応した係合部6c,6d;8c,8dを設け、以
って、両者5,6及び7,8を夫々上下方向へのずらし込みに
より係脱自在となしている。
そして、主体壁Wtに溝形材4,4を室内St−側からビス
止めしておき、先ず、左側、即ち、スペースSt1側の溝
形材4に、パネルP3の一方の縦框1を外嵌係合せしめ、
他方の縦框1に角パイプ2を嵌着立設して、同パネルP3
の位置決め固定作業を済ませ、その後、角パイプ2に、
次のパネルP4の対応する縦框1を外嵌させ、このパネル
P4の他方の縦框1に角パイプ3を嵌合係着せしめて、位
置決め確認を行ない、これにコーナーポストCp2の本体
7を添い立ちさせ、以って、山形本体7上下端の取合及
び定着作業に伴い、その一辺を外方より角パイプ3にビ
ス止めするようにしている。尚、各パイプ2の上端を天
井裏に延ばして、構造材と緊結し、間柱の役目を果させ
ることは差支えない。
次いで、右側の溝形材4に、パネルP1の一方の縦框1
を外嵌係合せしめ、他方の縦框1にドア枠Fd1及びショ
ートサイズ角パイプを嵌着立設して、パネルP1の位置決
め固定作業を済ませ、その後、欄間パネル及びもう一つ
のショートサイズ角パイプを介して、次のパネルP2を立
付けると共に、対応する縦框1にドア枠Fd2を嵌着立設
し、他方の縦框1に半幅角パイプ3を取付け、パネルP2
の位置決め確認を行ない、角パイプ3にコーナーポスト
Cp1の本体5を添い立ちさせ、その上下端の取合及び定
着作業に伴い、一辺を外方より角パイプ3にビス止め
し、同本体5及びブースB10中の各角パイプを天井裏で
頭つなぎに連結して、つなぎ保持材を交わし、以って、
ブースドアBdを軸釣するようにしている。
また、本実施例では、以上の作業に伴い、交差ブース
B12を構成するブースパネルP5の両縦框1,1に半幅角パイ
プ3,3を嵌合止着しておき、両ポスト本体5,7の立設後
に、パネルP5をパイプ3,3共々起し上げて、その侭ポス
ト本体5,7間に嵌着し、同本体5,7の対応する辺にパイプ
3,3を外方からビスで縫い止め、最後に、各ポストCp1,C
p2の飾り6,8を本体5,7側に係着固定するようにしてい
る。
本実施例によれば、主体壁Wt側からブースパネルを立
並べた後、ポスト本体5,7を立設するようにしているの
で、ブースB10,B11を構成する各パネル両側縁での雄雌
の取合にキチンとけじめを着けることができ、良好な納
まりが得られる。
また、両側にポストCp1,Cp2を備える交差ブースB12を
地組後の立起し嵌め込みとしている為、パネルの枚数如
何に拘らず、キッチリとした納まりを着けることができ
る。
それに、パネル間の取合を方形角パイプ2による雄雌
係合方式としている為、ジョイント作業に手間取らずに
済む。
そして、ポストCp1,Cp2側との取合に半幅角パイプ3
を用いているので、取合幅が均等になる。
しかも、ポストCp1,Cp2を山形の本体5,7と飾り6,7に
分け、また主体壁Wtとの取合に溝形材4を使用している
ので、止着用のビスを人目に晒さずに済む。
(発明の効果) 以上の説明により明らかな如く、本発明によれば,プ
レファブルームの主体壁又は適宜な柱材と一端で取合い
他端にブースポストを備えるブースを組立てるに当り、
ブースパネルを各側縁で雄雌に取合せてブースの一端側
から立並べた後、他端にポストを立設するようにしてい
るので、パネルのジョイントに手間取ることなく良好な
納まりを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明をプレファブ式トイレのブースに適用した
実施例に付き示したもので、第1図はブースの横断面
図、第2図はトイレ全体の伏図である。 尚、図中、1はパネル縦框、2は方形角パイプ、3は半
幅角パイプ、4は溝形材、5,7はポスト本体、6,8はその
外部被覆を兼ねる飾り、B10〜B12はブース、Bdはブース
ドア、Cp1,Cp2はコーナーポスト、Ct1,Ct2は吊天井、Ea
〜Efはブース端部、Fd1,Fd2はドア枠、P1〜P5はブース
パネル、Skは掃除用流し場、Wtはトイレの主体をなす周
壁、Tはプレファブ式トイレを表している。

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ブースパネルを連設して、一端が主体壁若
    しくは柱材に取合い他端にブースポストを備えるブース
    を形成するようにしたプレファブルームのブース組立方
    法において、 前記パネルを各側縁で雄雌に取合せて前記ブースの一端
    側から立並べた後、 前記ポストを立設するようにしたプレファブルームのブ
    ース組立方法。
  2. 【請求項2】前記パネルの側縁を角材を介して雄雌に取
    合せるようにした請求項1記載のプレファブルームのブ
    ース組立方法。
  3. 【請求項3】前記角材を間柱とした請求項2記載のプレ
    ファブルームのブース組立方法。
  4. 【請求項4】前記主体壁若しくは柱材に溝形材を止着し
    ておき、前記ブースの一端側に位置するパネルの側縁を
    該溝形材に嵌着せしめるようにした請求項1記載のプレ
    ファブルームのブース組立方法。
  5. 【請求項5】前記ブースの他端側に位置するパネルの側
    縁に角材を嵌着して突条部を形成し、前記ポストを該突
    条部に止着するようにした請求項1記載のプレファブル
    ームのブース組立方法。
  6. 【請求項6】前記ポストを山形材で構成しておき、該山
    形材の一辺を前記パネル側縁の突条部と取合わせるよう
    にした請求項5記載のプレファブルームのブース組立方
    法。
  7. 【請求項7】前記パネル側縁との取合後、前記山形材の
    両辺間を別の山形材で外方から被覆するようにした請求
    項6記載のプレファブルームのブース組立方法。
  8. 【請求項8】前記ブースを一対形成して夫々のポストを
    立設した後、両ブースに交差する交差ブースを該ポスト
    間に嵌着するようにした請求項1記載のプレファブルー
    ムのブース組立方法。
  9. 【請求項9】前記交差ブースの両側縁に角材を嵌着して
    夫々突条部を形成しておき、該突条部を、対応するポス
    トに、該ポストの外方から止着するようにした請求項8
    記載のプレファブルームのブース組立方法。
  10. 【請求項10】前記ブースの上縁と前記ポストの上端と
    が夫々吊天井に該当接している請求項1若しくは8記載
    のプレファブルームのブース組立方法。
  11. 【請求項11】前記ブースは上縁が吊天井に略当接し、
    前記ポストは上端が該吊天井より上方に突出している請
    求項1若しくは8記載のプレファブルームのブース組立
    方法。
JP14340488A 1988-06-10 1988-06-10 プレファブルームのブース組立方法 Expired - Fee Related JP2659753B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14340488A JP2659753B2 (ja) 1988-06-10 1988-06-10 プレファブルームのブース組立方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14340488A JP2659753B2 (ja) 1988-06-10 1988-06-10 プレファブルームのブース組立方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01312168A JPH01312168A (ja) 1989-12-15
JP2659753B2 true JP2659753B2 (ja) 1997-09-30

Family

ID=15337982

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14340488A Expired - Fee Related JP2659753B2 (ja) 1988-06-10 1988-06-10 プレファブルームのブース組立方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2659753B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107503439A (zh) * 2017-10-11 2017-12-22 广东铝遊家科技有限公司 铝合金结构移动屋

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01312168A (ja) 1989-12-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1307899C (en) Building frame construction
JP2659753B2 (ja) プレファブルームのブース組立方法
JPH0337290Y2 (ja)
JPH076216Y2 (ja) 室内配管ユニット
JPH0319529Y2 (ja)
JPH0738500Y2 (ja) プレファブルームのブース構造
JPH0640760Y2 (ja) 壁パネル
JPH0722402Y2 (ja) プレファブルームの入隅部の建付構造
JP2003166290A (ja) ユニット式建物
JPH0127212B2 (ja)
JPH0335769Y2 (ja)
JPH0119684Y2 (ja)
JP3384830B2 (ja) 屋根構造
JP3122296B2 (ja) ドーマ付建物およびその施工方法
JP2574866B2 (ja) トイレの壁式組立方法
US2061859A (en) Vertical structural interlocking panel system
JP2537257B2 (ja) プレファブ式トイレの組立方法
JP2546914B2 (ja) 組立式寄棟屋根構造およびその施工方法
JPH07224513A (ja) 床構成体
JPH0823183B2 (ja) アパート界壁用の下壁パネル
JPH0335770Y2 (ja)
JPH0319521Y2 (ja)
JPH0628607Y2 (ja) プレファブル−ムの天井補強構造
JPS6317763Y2 (ja)
JP2656941B2 (ja) トイレの組立構造

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees