JP2000313839A - フッ素ゴム系塗料用組成物 - Google Patents

フッ素ゴム系塗料用組成物

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JP2000313839A
JP2000313839A JP11121415A JP12141599A JP2000313839A JP 2000313839 A JP2000313839 A JP 2000313839A JP 11121415 A JP11121415 A JP 11121415A JP 12141599 A JP12141599 A JP 12141599A JP 2000313839 A JP2000313839 A JP 2000313839A
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fluororubber
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coating composition
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Hiroshi Inukai
宏 犬飼
Akihito Iida
晃人 飯田
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Toagosei Co Ltd
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Toagosei Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】有機溶剤への溶解性に優れ、かつ、成膜性に優
れるフッ素ゴム系塗料用組成物を提供する。 【解決手段】全単量体単位の合計量を基準として、
(a)フルオロオレフィン単量体単位10〜90モル
%、(b)炭素数2〜18の酸素原子を含んでもよいア
ルキル基を有するアクリル酸エステル単量体単位5〜9
0モル%、(c)クロロアルキル基、カルボキシル基お
よびエポキシ基のいずれかを有するオレフィン性単量体
単位0.1〜30モル%、および(d)その他のオレフ
ィン性単量体単位0〜30モル%からなり、かつ、ガラ
ス転移温度が−5℃以下である含フッ素共重合体を主成
分とするフッ素ゴム系塗料用組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はフッ素ゴム系塗料用
組成物に関するものであり、該組成物は耐熱性、耐薬品
性が良好であり、さらに、下地との密着性にも優れるも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来より、金属、無機物、プラスチック
および天然物の防食、耐熱性、耐薬品性を向上させるた
めにフッ素ゴム系塗料用組成物が使用されている。該塗
料用組成物はフッ素ゴムを有機溶剤に溶解させて溶剤系
塗料の形態にしたり、乳化重合で得たディスパージョン
を用いて水性塗料の形態として使用されている。かかる
目的で用いられるフッ素ゴムとしては、テトラフルオロ
エチレン、プロピレンおよびフッ化ビニリデンの共重合
体(特開平1−168770公報)、フッ化ビニリデン
およびヘキサフルオロプロピレンの共重合体、ならびに
フッ化ビニリデン、ヘキサフルオロプロピレンおよびテ
トラフルオロエチレンの共重合体(特開平7−3402
5号公報)が知られている。しかしながら、上記のフッ
素共重合体を有機溶剤に溶解させる場合は、該共重合体
のフッ素含有量が高いため溶剤への溶解性が悪く、使用
する有機溶剤が制限されたり、高固形分にできないとい
う欠点がある。また、水性塗料にする場合は、塗膜を硬
化する際の加熱温度が高く、成膜性も劣るという欠点が
あった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、有機
溶剤への溶解性に優れ、かつ、成膜性に優れるフッ素ゴ
ム系塗料用組成物を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記課題を
解決すべく鋭意検討を重ねた結果、特定な組成の含フッ
素共重合体からなるフッ素ゴム系塗料用組成物が、低温
で硬化可能であり、有機溶剤への溶解性が良く、また、
水性媒体で使用する際の成膜性が良いことを見出し、本
発明を完成させるに至った。すなわち、本発明は、全単
量体単位の合計量を基準として、(a)フルオロオレフ
ィン単量体単位10〜90モル%、(b)炭素数2〜1
8の酸素原子を含んでもよいアルキル基を有するアクリ
ル酸エステル単量体単位5〜90モル%、(c)クロロ
アルキル基、カルボキシル基およびエポキシ基のいずれ
かを有するオレフィン性単量体単位0.1〜30モル
%、および(d)その他のオレフィン性単量体単位0〜
30モル%からなり、かつ、ガラス転移温度が−5℃以
下である含フッ素共重合体を主成分とするフッ素ゴム系
塗料用組成物である。
【0005】 〔発明の詳細な説明〕本発明における含フッ素共重合体
は(a)フルオロオレフィン単量体単位、(b)炭素数
2〜18の酸素原子を含んでもよいアルキル基を有する
アクリル酸エステル単量体単位、(c)クロロアルキル
基、カルボキシル基およびエポキシ基のいずれかを有す
るオレフィン性単量体単位を必須成分として、必要に応
じ(d)その他のオレフィン性単量体単位を含んでも良
いものであり、ガラス転移温度が−5℃以下であること
が必要である。前記(a)フルオロオレフィン単量体と
しては、フッ化ビニル、フッ化ビニリデン、クロロフル
オロエチレン、トリフルオロエチレン、クロロトリフル
オロエチレン、テトラフルオロエチレン、トリフルオロ
プロピレン、ヘキサフルオロプロピレン、ヘキサフルオ
ロイソブチレンおよびパーフルオロ(アルキルビニルエ
ーテル)などが例示され、これらの中でも、入手の容易
さや、アクリル酸エステルなど他のビニル性単量体との
共重合性の観点からフッ化ビニル、フッ化ビニリデン、
クロロトリフルオロエチレン、テトラフルオロエチレン
およびヘキサフルオロプロピレン、パーフルオロ(アル
キルビニルエーテル)が好ましい。
【0006】前記(b)アクリル酸エステル単量体とし
ては、アルキル基の炭素数が2〜18であり、アルキル
基に酸素原子を含んでいてもよい。具体例としては、ア
クリル酸エチル、アクリル酸イソプロピル、アクリル酸
ブチル、アクリル酸イソブチル、アクリル酸s−ブチ
ル、アクリル酸t−ブチル、アクリル酸ネオペンチル、
アクリル酸2−エチルヘキシル、アクリル酸イソデシ
ル、アクリル酸ラウリル、アクリル酸トリデシル、アク
リル酸ステアリル、アクリル酸シクロヘキシル、アクリ
ル酸イソボルニル、アクリル酸トリシクロデシニル、ア
クリル酸テトラヒドロフルフリル、アクリル酸メトキシ
エチル、アクリル酸エトキシエチル、アクリル酸ブトキ
シエチル、アクリル酸エトキシジエチレングリコール、
アクリル酸メトキシトリエチレングリコールおよびアク
リル酸メトキシトリプロピレングリコールなどが例示さ
れる。これらの中でも、含フッ素共重合体の耐熱性や耐
油性を満足させるために、アルキル基の炭素数が2〜8
(酸素原子を含んでも良い)から選ばれた1種以上であ
ることが望ましい。更に好ましくはアルキル基の炭素数
が2〜4(酸素原子を含んでもよい)のアクリル酸エス
テルである。
【0007】また、(c)クロロアルキル基、カルボキ
シル基およびエポキシ基のいずれかを有するオレフィン
性単量体は、官能基としてクロロアルキル基、カルボキ
シル基またはエポキシ基を有することが必要である。ク
ロロアルキル基を有するオレフィン性単量体としては、
2−クロロエチルアクリレート、2−クロロエチルメタ
クリレート、2−クロロエチルビニルエーテル、クロロ
酢酸ビニルおよびクロロメチルスチレンなどが例示さ
れ、カルボキシル基を有するビニル系単量体としては、
アクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸、マレイン酸、
フマル酸、ビニル酢酸およびクロトン酸などが例示さ
れ、エポキシ基を有するビニル系単量体としては、アク
リル酸グリシジル、メタクリル酸グリシジル、アリルグ
リシジルエーテルおよびグリシジルビニルエーテルなど
が例示される。
【0008】(d)その他のオレフィン性単量体として
は、ブチルメタクリレート、ラウリルメタクリレートな
どのメタクリル酸エステル類;プロピオン酸ビニル、カ
プロン酸ビニル、カプリル酸ビニル、ラウリン酸ビニル
などのビニルエステル類;メチルビニルエーテル、エチ
ルビニルエーテル、ブチルビニルエーテルなどのビニル
エーテル類;スチレン、ビニルトルエンなどの芳香族含
有単量体類;エチレン、プロピレンなどのオレフィン
類、アクリロニトリル、メタクリロニトリルなどが例示
される。 また、(メタ)アクリル酸ヒドロキシエチ
ル、(メタ)アクリル酸ヒドロキシブチル、(メタ)ア
クリル酸2−ヒドロキシプロピル、(メタ)アクリル酸
の末端水酸基ポリエチレンオキサイドマクロモノマー、
N−メチロール化(メタ)アクリルアミドなどの水酸基
を含有する単量体、アクリル酸ジメチルアミノエチル、
アクリル酸ジエチルアミノエチル、アクリル酸モルホリ
ノエチルなどの窒素含有単量体、γ−(メタ)アクリロ
イルオキシプロピルメチルジエトキシシラン、トリエト
キシビニルシランなどのアルコキシシリル基を含有する
単量体を含んでも良い。
【0009】本発明における含フッ素共重合体の各単量
体単位の割合は、全単量体単位を基準として、(a)フ
ルオロオレフィン単量体単位10〜90モル%、(b)
炭素数2〜18の酸素原子を含んでもよいアルキル基を
有するアクリル酸エステル単量体単位5〜90モル%、
(c)クロロアルキル基、カルボキシル基およびエポキ
シ基のいずれかを有するオレフィン性単量体単位0.1
〜30モル%、(d)その他のオレフィン性単量体単位
0〜30モル%であり、好ましい割合は、(a)20〜
70モル%、(b)10〜70モル%、(c)1〜20
モル%および(d)0〜20モル%である。(a)が1
0モル%より少ないと塗膜の耐熱性、耐薬品性が低下
し、90モル%を越えると成膜性や有機溶媒への溶解性
が低下する。また、(b)が5モル%より少ないと成膜
性が低下し、90モル%を越えると塗膜の耐熱性が低下
する。また、(c)が0.1モル%より少ないと硬化し
難くなり、30モル%を越えると高架橋密度になって塗
膜のゴム弾性が低下する。さらに、(d)が30モル%
を越えると共重合体のガラス転移温度(Tg)が上昇
し、塗膜がゴム弾性を失ったり、耐熱性が低下したりす
る。
【0010】前記含フッ素共重合体は、通常のラジカル
重合によって製造され、塊状重合、有機溶剤中での溶液
重合、水中での懸濁重合および乳化重合などが採用可能
である。重合における有機溶媒としては、テトラヒドロ
フラン、ジオキサン等の環状エーテル類;n−ヘキサ
ン、シクロヘキサン、ミネラルスピリット、工業用ガソ
リン4号揮発油、同3号揮発油、灯油およびテレビン油
等の脂肪族炭化水素類;トルエン、キシレン等の芳香族
炭化水素化合物;酢酸エチル、酢酸ブチル等のエステル
類;アセトン、メチルエチルケトン、シクロヘキサノン
等のケトン類;エタノール、イソプロパノール、n−ブ
タノール、n−ブチルセロソルブ等のアルコール類等の
有機溶媒が例示され、これらの1種または2種以上を用
いることができる。懸濁重合における溶剤としては、水
および/またはオクタフルオロシクロペンタン、デカフ
ルオロペンタン等のハイドロフルオロカーボン類、パー
フルオロシクロブタン等のパーフルオロカーボン類等、
ジクロロペンタフルオロプロパン等のハイドロクロロフ
ルオロカーボン類、ジクロロメチレン等のクロロカーボ
ン類を単独または混合し使用することができる。
【0011】乳化重合における乳化剤としては、アニオ
ン系およびノニオン系が好ましく用いられる。アニオン
系乳化剤としては、パーフルオロオクタノイックアシド
ナトリウム塩、カリウム塩またはアンモニウム塩、パー
フルオロオクタンスルホン酸ナトリウム塩またはアンモ
ニウム塩などのフッ素系アニオン乳化剤、ラウリル硫酸
アンモニウム、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウ
ム、アルキルナフタレンスルホン酸ナトリウム、ジアル
キルスルホコハク酸ナトリウム、ポリオキシエチレンア
ルキルエーテル硫酸ナトリウム、アルカンスルホン酸ナ
トリウムなどの炭化水素系アニオン乳化剤が例示され
る。また、ノニオン系乳化剤としてはポリオキシエチレ
ンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェ
ニルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルアリルエー
テル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、
ポリオキシエチレンソルビトール脂肪酸エステル、グリ
セリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン脂肪酸エス
テルなどの炭化水素系ノニオン乳化剤、パーフルオロア
ルキルエチレンオキサイド付加体、モノヒドロポリフル
オロアルキルエチレンオキサイド付加体などのフッ素系
ノニオン乳化剤が例示される。さらに、アクアロンRN
シリーズ{商品名、第一工業製薬(株)社製}などの反
応性乳化剤も使用可能である。
【0012】重合開始剤としては、ジイソプロピルパー
オキシジカーボネート、ターシャリーブチルパーオキシ
ピバレート、ベンゾイルパーオキサイド、ラウロイルパ
ーオキサイドなどの油溶性有機過酸化物、サクシニック
アシドパーオキサド、ターシャリブチルハイドロパーオ
キサイドなどの水溶性有機過酸化物、アゾビスイソブチ
ロニトリル、アゾビスイソバレロニトリルなどの油溶性
アゾ化合物、アゾビス(イミダゾリン−2−イル)プロ
パン塩酸塩、アゾビス(メチルイミダゾリン−2−イ
ル)プロパン塩酸塩、アゾビスアミジノプロパン塩酸
塩、アゾビスシアノバレリックアシドなどの水溶性アゾ
化合物、過硫酸アンモニウム、過硫酸カリウムなどの水
溶性無機過酸化物が使用できる。レドックス重合をする
場合は、還元剤として、亜硫酸水素ナトリウム、亜硫酸
ナトリウム、ロンガリット、アスコルビン酸などを併用
することができる。重合条件としては、重合温度20〜
100℃程度かつ圧力1〜200kg/cm2で耐圧オート
クレーブを用い、3〜40時間の反応時間で行うことが
好適である。なお、全単量体を初期にバッチ仕込みして
もよいし、重合の進行と共に一部の単量体または大部分
の単量体を逐次添加してもよい。重合する場合はPH調
整剤として、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム、リン
酸2ナトリウムなどを加えてもよい。
【0013】含フッ素共重合体の分子量はGPCによる
ポリスチレン換算の数平均分子量で1千〜5百万である
のが好ましく、より好ましくは5千〜百万である。数平
均分子量が1千未満では塗膜の強度が脆弱化し、5百万
を越えると成膜性が低下する。
【0014】含フッ素共重合体のガラス転移温度(T
g)はDSCで測定した値が−5℃以下であり、好まし
くは−10℃以下である。−5℃を超えると寒冷地で塗
膜が弾性を失って使用し難い。
【0015】本発明におけるフッ素ゴム系塗料用組成物
は、前記含フッ素共重合体の他に、アミノ基を有するシ
ランカップリング剤、ならびに有機溶剤または水媒体を
含むことが好ましい。アミノ基を有するシランカップリ
ング剤は、下地と塗膜の密着性を向上させるとともに、
含フッ素共重合体の官能基と反応し、塗膜を硬化させる
ために使用される。かかるシランカップリング剤の具体
例としては、γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、
γ−アミノプロピルトリエトキシシラン、N−β(アミ
ノエチル)γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、N
−β(アミノエチル)γ−アミノプロピルトリエトキシ
シラン、N−β(アミノエチル)γ−アミノプロピルメ
チルジメトキシシラン、N−フェニル−γ−アミノプロ
ピルトリメトキシシラン、ウレイドプロピルトリエトキ
シシラン、ビス(トリメトキシシリルプロピル)アミン
などが例示され、これらのアルコキシシリル基を部分的
に加水分解して使用しても良い。
【0016】含フッ素共重合体とシランカップリング剤
の混合割合は、含フッ素共重合体100重量部当たり、
シランカップリング剤が0.01重量部〜50重量部で
あることが好ましく、さらに好ましくは1重量部〜20
重量部である。シランカプリング剤の使用量が0.01
重量部より少ないと密着性や硬化性が不足し、50重量
部を超えるとゴム弾性が発現し難くなる。
【0017】また、本発明におけるフッ素ゴム系塗料用
組成物には、塗膜の硬化性を増すために、アミノ化合物
を添加しても良い。かかるアミノ化合物としては、テト
ラメチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、ジエチ
レントリアミン、テトラエチレンペンタミン、ペンタエ
チレンヘキサミン、ヘキサメチレンジアミンカーボネー
ト、3,9−(3−アミノプロピル)−2,4,8,1
0−テトラオキサスピロ[5,5]ウンデカンなどが例
示される。かかるアミノ化合物の添加量は、含フッ素共
重合体100重量部当たり、0.1〜30重量部が好ま
しい。
【0018】さらに、フッ素ゴム系塗料用組成物には、
充填剤、顔料などを配合しても良く、充填剤としてはM
Tカーボン、FTカーボン、FEFカーボン、HAFカ
ーボン、MAFカーボンなどのカーボンブラックが使用
され、無機充填剤としては、タルク、ホワイトカーボ
ン、炭酸カルシウム、硫酸バリウムおよびクレーなどが
使用される。また、コロイダルシリカやアルコキシシラ
ンの部分加水分解縮合物を使用しても良い。充填剤の好
ましい配合量は、含フッ素共重合体100重量部当たり
1〜100重量部、好ましくは10〜60重量部であ
る。顔料としては、酸化チタン、ベンガラ、オーカ、焼
成顔料などの無機顔料、キナクリドン、イソインドリノ
ン、シアニンブルーなどの有機顔料が例示され、カーボ
ンブラックを顔料として用いても良い。顔料の好ましい
使用量は、含フッ素共重合体100重量部当たり1〜1
00重量部である。
【0019】さらに、受酸剤、可塑剤、老化防止剤およ
び導電性物質を添加しても良い。受酸剤は硬化の際に酸
性物質をトラップするものであり、酸化マグネシウム、
酸化カルシウム、亜鉛華/二塩基性亜リン酸塩、酸化鉛
などが例示される。受酸剤の好ましい使用量は、含フッ
素共重合体100重量部当たり0.1〜20重量部であ
る。可塑剤は塗膜の可トウ性を上げるもので、ポリサイ
ザーW−320{商品名:大日本インキ化学工業(株)
製}などのポリエステル系、アデカサイザーRS700
{商品名:旭電化工業(株)}などのポリエーテル系、
フルオロシリコーンオイル、バイトンLM(商品名:デ
ュポン社)などが例示される。老化防止剤は高温時に塗
膜が硬化劣化するのを防止する。ナウガード445(商
品名:ユニロイヤル社)などのビス(ジメチルベンジ
ル)ジフェニルアミン類が使用可能である。導電性物質
としては、導電性カーボン、銀、ニッケルなどの金属粉
が例示される。その他に塗膜の摩擦係数を下げるために
PTFE、FEPの微粉末や二硫化モリブテンを加えて
も良い。
【0020】本発明におけるフッ素ゴム系塗料用組成物
が溶剤系塗料の場合、溶液重合で得られた含フッ素共重
合体の溶液をそのまま使用しても良いし、各重合で得ら
れた含フッ素共重合体を一旦乾燥した後、有機溶剤に溶
解しても良い。かかる有機溶剤としては、含フッ素共重
合体が溶解するものであれば、特に制限はないが、メチ
ルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキ
サノンなどのケトン類、酢酸エチル、酢酸ブチルなどの
酢酸エステル類、トルエン、キシレンなどの芳香族炭化
水素類、オクタン、ヘプタン、ミネラルスビリットなど
の脂肪族炭化水素類、エタノール、イソプロパノールな
どのアルコール類、DMF、DMAなどのアミド類、T
HF、ジオキサン、ジエチルエーテルなどのエーテル類
が例示され、これらの有機溶剤は単独または2種類以上
を混合して使用しても良い。また、水性塗料の場合は、
乳化重合で得られた含フッ素共重合体のディスパージョ
ンをそのまま使用しても良いし、各重合で得られた含フ
ッ素共重合体を乾燥後、微粉化して、水中に分散して使
用しても良い。
【0021】本発明におけるフッ素ゴム系塗料用組成物
の塗装に関しては、通常の方法が使用できる。かかる塗
装方法としては、スプレー、フローコート、カーテンフ
ロー、ロールコート、ディップ、刷毛塗りなどが例示さ
れる。乾燥は常温でも、50〜150℃に加熱しても良
い。
【0022】
【実施例】以下、実施例を挙げて、本発明をさらに具体
的に説明する。 (合成例1)攪拌機を備えた2Lのオートクレーブに純
水120g、アニオン乳化剤としてパーフルオロオクタ
ン酸アンモニウム 3.8g、ノニオン乳化剤としてポ
リオキシエチレンノニルフェニルエーテルである花王
(株)製のエマルゲン9069.3g、同エマルゲン9
30 9.3g、単量体としてエチルアクリレート(以
下、EAという)6.1g、n−ブチルアクリレート
(以下、BAという)7.8g、およびクロロ酢酸ビニ
ル(以下、VCAという)3.3g、PH調整剤として
炭酸水素ナトリウム 1.8g、還元剤として亜硫酸水
素アンモニウム1.7gを仕込み、脱気と窒素置換を3
回繰り返した後、脱気し、クロロトリフルオロエチレン
(以下、CTFEという)600g仕込んだ。40℃ま
で昇温した後、1時間から5時間に渡って、重合開始剤
として過硫酸アンモニウム10.3gを純水65gに溶
かした水溶液を、一定の割合で添加した。また、純水1
35g中にパーフルオロオクタン酸アンモニウム 3.
2g、エマルゲン9067.7g、同エマルゲン930
7.7gを溶解し、ここにEA 66.4g、BA
85.0g、VCA 22.0gを加えたプレエマルシ
ョンを昇温1時間後から6時間後まで一定の割合で添加
し、合計10時間重合をおこなった。その後室温まで冷
却し、未反応のCTFEをパージした後、オートクレー
ブを開放して、固形分55%、平均粒子径0.1μmで
ある含フッ素共重合体のディスパージョンを得た。該デ
ィスパージョンの一部をメタノールに投入し洗浄乾燥す
ることで含フッ素共重合体を取り出した。得られた共重
合体のGPCによるポリスチレン換算の数平均分子量は
80,000であり、ガラス転移温度は−6℃であっ
た。共重合体のフッ素分析をおこなったところ22%で
あり、1H−NMRおよび13C−NMRより共重合体
の組成は、CTFE/EA/BA/VCA=45/24
/24/7(モル%)であることを確認した。
【0023】(合成例2)全単量体としてCTFE 1
55g、フッ化ビニリデン(以下、VdFという)28
5g、BA 100g、クロロエチルビニルエーテル
(以下、CEVEという)10g仕込み、合成例1と同
様に重合をおこなった。得られた含フッ素共重合体のデ
ィスパージョンは、固形分55%、平均粒子径0.1μ
mであった。該共重合体を分析したところ、GPCによ
るポリスチレン換算の数平均分子量は90,000であ
り、ガラス転移温度は−19℃であった。共重合体のフ
ッ素分析をおこなったところ35%であり、1H−NM
Rおよび13C−NMRより共重合体の組成は、CTF
E/VdF/BA/CEVE=19/55/22/3
(モル%)であることを確認した。
【0024】(合成例3)攪拌機を備えた2Lのオート
クレーブに酢酸エチル500g、単量体としてEA 1
2.5g、メトキシエチルアクリレート(以下、MEA
という)12.5g、アリルグリシジルエーテル(以
下、AGEという)2.0gを仕込み、脱気と窒素置換
を3回繰り返した後脱気し、CTFE 380g、Vd
F 290g仕込んだ。40℃まで昇温した後、1時間
から5時間に渡って、重合開始剤としてジイソプロピル
パーオキシジカーボネート 3gを酢酸エチル 50g
に溶解した液を添加した。ここに追加単量体としてEA
87.5g、BA 87.5g、AGE 13.0g
の混合物を昇温1時間後から6時間後まで一定の割合で
添加し、合計12時間重合をおこなった。その後室温ま
で冷却し、未反応のCTFEとVdFをパージし、オー
トクレーブを開放して、内容物をメタノールに投入し洗
浄乾燥することで395gの含フッ素共重合体を得た。
得られた重合体のGPCによるポリスチレン換算の数平
均分子量は40,000であり、ガラス転移温度は−1
6℃であった。共重合体のフッ素分析をおこなったとこ
ろ26%であり、1H−NMRおよび13C−NMRよ
り共重合体の組成は、CTFE/VdF/EA/MEA
/AGE=24/32/23/18/3(モル%)であ
ることを確認した。含フッ素共重合体を、酢酸ブチル/
メチルエチルケトンの1/1(重量比)溶液に溶解さ
せ、固形分が45重量%の溶液を得た。
【0025】(実施例1)以下の割合で配合し、フッ素
ゴム系塗料用組成物を調整し、塗装試験を実施した。 1)主剤 合成例1で製造した含フッ素共重合体ディスパージョン 180重量部 酸化マグネシウム 1重量部 ミディアムサーマルカーボン(MTカーボン) 20重量部 乳化剤{日本油脂(株)製ノニオンHS210} 2重量部 2)硬化剤 日本ユニカー(株)製A1100(γ−アミノプロピルトリエトキシシラン) 0.8重量部 トリエチレンテトラミン 0.8重量部 水 0.8重量部 塗装試験 上記主剤と硬化剤を混合後、脱脂したアルミ板に、膜厚
1mmになるように塗装し、30分静置後、120℃の
オーブンに入れて30分保持した。得られた塗装板を用
い、下記に示す塗膜表面状態、硬化性、密着性および耐
薬品性の試験を行ない、その結果を下記表1に示す。 ・塗膜表面状態:硬化後の塗膜の表面の平滑性を目視で
観察した。 ○:平滑、△:一部にビンホールや寄りが認められる。
×:発泡または寄りが大きい。 ・硬化性:120℃以下の温度で硬化した塗膜に酢酸ブ
チルを滴下し、30分後の膨潤性を判定した。 ○:なし、△:跡が見られる、×:膨潤 ・密着性:一変が1cmの四角内に、縦横2.5mm間
隔に計10本の線を切り、セロテープ剥離をおこなっ
て、残率を測定した。 ・耐薬品性:ガソリンに浸漬し、1ヶ月放置後に外観を
観察した。 ○:変化なし、△:膨潤、×:溶解
【0026】(実施例2)以下の割合で配合し、フッ素
ゴム系塗料用組成物を調整し、塗装試験を実施した。 1)主剤 合成例2で製造した含フッ素共重合体ディスパージョン 180重量部 FEPディスパージョン(NV=55%) 30重量部 酸化マグネシウム 1重量部 MTカーボン 20重量部 乳化剤{日本油脂(株)製ノニオンHS210} 2重量部 2)硬化剤 日本ユニカーA1100 0.8重量部 ヘキサメチレンジアミンカーボネート、3,9−(3−アミノプロピル)−2 ,4,8,10−テトラオキサスピロ[5,5]ウンデカン 0.3重量部 水 0.8重量部 塗装試験 実施例1と同様に実施し、その結果を表1に示す。
【0027】(実施例3)以下の割合で配合し、フッ素
ゴム系塗料用組成物を調整し、塗装試験を実施した。 1)主剤 合成例3で製造した含フッ素共重合体溶液 220重量部 MTカーボン 30重量部 2)硬化剤 日本ユニカー(株)製A1120 4重量部 (N−β(アミノエチル)γ−アミノプロピルトリメトキシシラン) 3)塗装試験 主剤と硬化剤を混合後、脱脂したアルミ板に膜厚が0.
5mmになるように塗装し、常温で1時間乾燥後、80
℃で30分硬化させた。得られた塗装板を用い、実施例
1と同様な条件で塗膜表面状態、硬化性、密着性および
耐薬品性の試験を行ない、その結果を表1に示す。
【0028】(実施例4〜6)実施例1〜3で得られた
塗料用組成物を、テフロンシート{日東電工(株)製ニ
トフロンシート}の上に膜厚が1mmになるように塗装
し、硬化後にはがして塗膜のフリーフィルムを作製し
た。次いで、1号ダンベルで型押しして試験用サンプル
を作製し、テンシロン200{商品名:島津製作所(株)
製}を用いて、速度50mm/分で引っ張り試験をおこ
なった。さらに、下記の条件で耐熱性(空気熱老化性)
試験をおこなった。これらの結果を下記表2に示す。 ・空気老化性:フリーフィルムを空気中で150℃×5
00時間加熱し、強度と伸びを測定して、初期値で割っ
た値を残留率とした。
【0029】(比較例1)フッ素ゴムディスパージョン
としてフッ化ビニリデン/テトラフルオロエチレン/ヘ
キサフルオロプロピレンが77/6/17(モル%)の
共重合体の乳化分散液(固形分60%)を用いた以外、
実施例1と同様の方法で塗料用組成物を調整した。実施
例1と同様の条件で塗膜を作製しようとしたが、硬化不
十分であり、成膜性も悪く満足な塗装板ができなかっ
た。硬化温度を200℃に高め、30分間加熱して塗装
板を作製したところ塗膜が発泡した。該塗膜を実施例1
と同様な塗膜試験を行ない、その試験結果を表1に示
す。
【0030】(比較例2および比較例3)フッ素ゴムと
してフッ化ビニリデン/テトラフルオロエチレン/プロ
ピレンが35/40/25(モル%)の割合の共重合体
を用いた以外、実施例3と同様の方法で溶剤系塗料を作
製しようとしたが、フッ素ゴムが溶剤に溶解しなかった
ため、該フッ素ゴムとMTカーボンをロールで混練した
後、粉砕し、酢酸ブチルに分散させて固形分20%の塗
料用組成物を得た。さらに、日本ユニカーA1120と
混合して、実施例3と同様に塗装して試験板を得て、実
施例1と同様な塗膜試験を実施し、その結果を表1に示
す。また、実施例4と同様にフリーフィルムを作製し、
引っ張り試験および耐熱性(空気熱老化性)試験を行
い、その結果を表2に示す。
【0031】
【表1】
【0032】
【表2】
【0033】
【発明の効果】本発明のフッ素ゴム系塗料用組成物は、
有機溶剤への溶解性が良く、低温で硬化可能であり、表
面状態の良好な塗膜が得られる。また、得られた塗膜
は、耐熱性、密着性、耐薬品性および引っ張り特性に優
れており、各種用途に利用可能である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C09D 163:00) Fターム(参考) 4J038 CD091 CD101 CD111 CD121 CE051 CF021 CG011 CG031 CG061 CG071 CG141 CH031 CH041 CH171 CH241 DB361 DB371 GA06 GA07 GA12 JC35 MA08

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】全単量体単位の合計量を基準として、
    (a)フルオロオレフィン単量体単位10〜90モル
    %、(b)炭素数2〜18の酸素原子を含んでもよいア
    ルキル基を有するアクリル酸エステル単量体単位5〜9
    0モル%、(c)クロロアルキル基、カルボキシル基お
    よびエポキシ基のいずれかを有するオレフィン性単量体
    単位0.1〜30モル%、および(d)その他のオレフ
    ィン性単量体単位0〜30モル%からなり、かつ、ガラ
    ス転移温度が−5℃以下である含フッ素共重合体を主成
    分とするフッ素ゴム系塗料用組成物。
  2. 【請求項2】前記含フッ素共重合体、アミノ基を有する
    シランカップリング剤、および有機溶剤からなる請求項
    1記載のフッ素ゴム系塗料用組成物。
  3. 【請求項3】前記含フッ素共重合体、アミノ基を有する
    シランカップリング剤、および水性媒体からなる請求項
    1記載のフッ素ゴム系塗料用組成物
  4. 【請求項4】前記含フッ素共重合体におけるフルオロオ
    レフィンが、フッ化ビニル、フッ化ビニリデン、クロロ
    トリフルオロエチレン、テトラフルオロエチレン、ヘキ
    サフルオロプロピレンおよびパーフルオロ(アルキルビ
    ニルエーテル)から選ばれた1種以上であることを特徴
    とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載のフッ素ゴ
    ム系塗料用組成物。
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