JP2000312645A - 電気式温蔵庫 - Google Patents

電気式温蔵庫

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JP2000312645A JP11125092A JP12509299A JP2000312645A JP 2000312645 A JP2000312645 A JP 2000312645A JP 11125092 A JP11125092 A JP 11125092A JP 12509299 A JP12509299 A JP 12509299A JP 2000312645 A JP2000312645 A JP 2000312645A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】商品の売れ行きの多少に拘らず、各種状態に対
応したきめ細かい加温制御が的確に行えるとともに、電
力の有効活用が図れる電気式温蔵庫を提供する。 【解決手段】前後開閉式の筺体2内に前低後高型の傾斜
した商品陳列用の陳列棚5を設け、陳列棚を加温するこ
とにより商品の加温を行う電気式温蔵庫1において、陳
列棚の前後方向に沿って分割配置された複数のヒータ1
0a,10bと、各ヒータに個別に通電を行う電源回路
20と、各ヒータに対応して設けられ、各ヒータによる
陳列棚の加温温度をそれぞれ検出する複数のサーミスタ
11a,11bと、各温度検出器からの温度信号を取込
んで電源回路による各ヒータへの一定目標温度に向かう
一定値制御を行う通電制御装置16とを備え、通電制御
装置は、常時一つのヒータにのみ通電を行わせる通電切
換え手段と、陳列棚の前側に配置される前側ヒータへの
通電を優先的に行わせる通電選択手段とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は例えば店頭において
缶飲料などをセルフサービスにより提供するような場合
に用いられる温蔵庫の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の温蔵庫として、前後開閉
式の扉を有する透明な筺体内に前低後高型の傾斜した缶
飲料等の商品を陳列する陳列棚を設け、この陳列棚をヒ
ータによって加温することにより缶飲料等の加温を行う
ようにしたものが知られている。
【0003】このような温蔵庫は例えば対面式の接客カ
ウンター上に設置して用いられる。缶飲料等の商品は、
この陳列棚上に前後方向に並べて載置され、需要者は筺
体の前側の扉を開けて陳列棚の最前部に載置されている
商品を抜き出す。この際、陳列棚は前低後高の傾斜を有
しているため、残った商品は全体的に、自重によって前
方に向ってずれ動き、陳列棚の最後部上は、空き状態と
なる。
【0004】そこで、店員等の供給者は、筺体の後側の
扉を開けて新たな商品を陳列棚の最後部に補給する。
【0005】この新たに補給される商品は通常、室温状
態であるが、所定温度(例えば60℃前後)に達するま
でヒータによって徐々に加熱されて適温となるのを待つ
こととなる。したがって、補給された商品の加熱が遅い
と、販売状況によってはぬるい商品を販売してしまうこ
とがあった。
【0006】一方、コンビニエンスストア等では冷蔵シ
ョーケース等多くの機器が使用されており、電源設備の
増設を回避するため、各機器の消費電力はできる限り低
いものが求められている。一般的に上述した温蔵庫は6
00W前後に設定されているため、補給された商品の温
度上昇が遅い原因にもなっていた。
【0007】前述の如く次の商品購入者は前側のものか
ら順次に取出すので、最後部に補給された商品が最前部
まで移動する場合には所定温度(例えば60℃前後)ま
でヒータによって徐々に加温されて適温となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来、補給された商品
の温度上昇を速めるための解決策の一つとして、例えば
特開平1−308507号公報に記載された技術が知ら
れている。この従来技術においては、ヒータを主ヒータ
と補助ヒータとに分割し、急速加熱時に補助ヒータへの
通電を行うようにしているが、急速加熱時には消費電力
が増大し、かつヒータを全面に亘り配設してるあるた
め、限られた電力を補給された商品に対して集中してお
らず、必ずしも効果的とは言えないものであった。
【0009】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、消費電力を増やすことなく、
補給された商品を速く加熱することができる電気式温蔵
庫を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、請求項1記載の電気式温蔵庫では、前後開閉式の
筺体内に前低後高型の傾斜した商品陳列用の陳列棚を設
け、この陳列棚を加温することにより商品の加温を行う
電気式温蔵庫において、前記陳列棚の前後方向に沿って
分割配置された複数のヒータと、この各ヒータに個別に
通電を行う電源回路と、前記各ヒータに対応して設けら
れ、その各ヒータによる前記陳列棚の加温温度をそれぞ
れ検出する複数の温度検出器と、この各温度検出器から
の温度信号を取込んで前記電源回路による前記各ヒータ
への一定目標温度に向かう一定値制御を行う通電制御装
置とを備え、前記通電制御装置は、常時一つのヒータに
のみ通電を行わせる通電切換え手段と、前記陳列棚の前
側に配置される前側ヒータへの通電を優先的に行わせる
通電選択手段とを有することを特徴とする電気式温蔵庫
を提供する。
【0011】請求項2の発明では、前後開閉式の筺体内
に前低後高型の傾斜した商品陳列用の陳列棚を設け、こ
の陳列棚を加温することにより商品の加温を行う電気式
温蔵庫において、前記陳列棚に配置された複数のヒータ
と、このヒータに通電を行う電源回路と、前記陳列棚の
加温温度を検出する複数の温度検出器と、この温度検出
器からの温度信号を取込んで前記電源回路による前記ヒ
ータへの一定目標温度に向かう一定値制御を行う通電制
御装置とを備え、前記通電制御装置は、陳列棚の後側の
温度の急低下が温度検出器により検知された場合に、そ
の温度検出器からの温度信号に基づいて前記陳列棚の後
側に配置される後側ヒータの目標温度を一定時間高くす
る急速加温手段を有することを特徴とする電気式温蔵庫
を提供する。
【0012】請求項3の発明では、請求項1または2記
載の電気式温蔵庫において、陳列棚は上下に複数段設け
られ、通電制御装置は、一の陳列棚の前側および後側の
両ヒータへの通電停止状態を検出する通電停止検出手段
と、この通電停止検出手段による前記一の陳列棚の各ヒ
ータへの通電停止状態が検出されている時間中に他の陳
列棚の非通電状態にあるヒータへの加熱を行わせる棚単
位通電切換え手段とを有することを特徴とする電気式温
蔵庫を提供する。
【0013】請求項4の発明では、請求項1から3まで
のいずれかに記載の電気式温蔵庫において、通電制御装
置は、温度検出器により全ての陳列棚の温度が一定以下
であることが検出された場合に、その温度検出器からの
温度情報を読込んで全てのヒータの目標温度を一定時間
高くする全ヒータ急速加温手段を有することを特徴とす
る電気式温蔵庫を提供する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る電気式温蔵庫
の一実施形態について図面を参照して説明する。
【0015】図1は本実施形態による温蔵庫の外観を示
す斜視図であり、図2は陳列棚の一部を拡大して示す分
解斜視図である。
【0016】図1に示すように、この温蔵庫1は、透明
な直方体状の筺体2の前後面に開閉用の扉3,4が設け
られ、この筺体2の内部に上下複数段(例えば3段)の
陳列棚5が設けられている。
【0017】各陳列棚5は略同様の構成のもので、前低
後高型の傾斜した平板枠状をなしており、缶飲料等の商
品6を複数、前後および横方向に並べて載置できるとと
もに、自重によって前方に移動させることができるよう
になっている。
【0018】各陳列棚5は図2に示すように、アルミニ
ウム製波板等からなる商品載置板7、鉄板等の伝熱板8
およびヒータ付加温板9等を重合し、これらを図示しな
い保持枠に収納することによって構成されている。
【0019】このような構成の下で、加温板9には、陳
列棚5の前後方向に沿って分割配置された複数、例えば
2つのヒータ10a,10bが設けられている。また、
商品載置板7の下面側には、各ヒータ10a,10bに
対応して、その各ヒータ10a,10bによる陳列棚5
の加温温度をそれぞれ検出する一対の、例えばサーミス
タ11a,11bが設けられている。
【0020】また、各ヒータ10a,10bには、個別
に通電を行う電源回路20(図4参照)が設けられてい
る。
【0021】図3は、例えば筺体2の背面側に設けられ
るヒータ操作用のスイッチ部等の構成を示し、図4は、
各ヒータ10a,10bへの加熱制御を行うための通電
制御装置の構成を示している。
【0022】図3に示すように、本実施形態では、上下
各段の各ヒータ10a,10bに対応して計6個の温度
調節用ダイヤルスイッチ12が設けられ、例えば±4℃
の範囲での微調整用の操作が行えるようになっている。
【0023】また、別の温度調節用スイッチとして、各
ヒータ10a.10bの全ての基本設定温度を切換える
ためのスイッチ13が設けられ、例えば55℃と65℃
との2種類の設定が行えるようになっている。
【0024】そして、図4に示すように、本実施形態で
は、温度検出器としての各サーミスタ11a,11bか
らの温度信号を取込んで電源回路20による各ヒータ1
0a,10bへの一定目標温度に向かう一定値制御を行
う通電制御装置16が設けられている。
【0025】この通電制御装置は、CPU、メモリ、イ
ンターフェース回路、タイマその他の要素を備えたコン
トローラ17、AD変換器18、DA変換器19等によ
って構成されている。そして、この構成により、各陳列
棚5のヒータ10a,10bのうち、常時一つのヒータ
にのみ通電を行わせる通電切換え手段と、陳列棚5の前
側に配置される前側ヒータ10aへの通電を優先的に行
わせる通電選択手段と、陳列棚5の後側の温度の急低下
が一方のサーミスタ11bにより検知された場合に、そ
のサーミスタ11bからの温度信号に基づいて陳列棚5
の後側に配置される後側ヒータ10bの目標温度を一定
時間高くする急速加温手段とが構成されている。
【0026】また、通電制御装置7は、一の陳列棚5の
前側および後側の両ヒータ10a,10bへの通電停止
状態を検出する通電停止検出手段と、この通電停止検出
手段による一の陳列棚5の各ヒータ10a,10bへの
通電停止状態が検出されている時間中に、他の陳列棚5
の非通電状態にあるヒータ10a,10bへの加熱を行
わせる棚単位通電切換え手段とを有する構成となってい
る。
【0027】さらに、通電制御装置7は、サーミスタ1
1a,11bにより全ての陳列棚5の温度が一定以下で
あることが検出された場合に、そのサーミスタ11a,
11bからの温度情報を読込んで全てのヒータ10a,
10bの目標温度を一定時間高くする全ヒータ急速加温
手段を有する構成となっている。
【0028】以下、図5〜図6に示した特性図およびフ
ローチャートによって作用を説明する。
【0029】図5はヒータ10a,10bへの温度設定
を説明するための特性図である。
【0030】なお、図5においては、説明を容易にする
ため、通常の保温温度を例えば60℃に設定する場合に
ついて示している。この図5に特性線Aとして示すよう
に、本実施形態では例えば目標温度60℃を基本とし
て、商品(缶飲料)投入時における陳列棚5の急速冷却
に対し、前側ヒータ10aについては3℃、また後側ヒ
ータ10bについては20℃の上昇となるようにサーミ
スタ温度設定を行う。これにより、商品投入時には前側
ヒータ10aが63℃、後側ヒータ10bが80℃に加
温されるる。なお、これらの加温時間は、通電制御装置
7のタイマ回路によって、例えば60分に設定される。
【0031】図6は、商品の温度上昇を説明するための
特性図である。
【0032】前述したように、本実施形態では通電制御
装置7の通電切換え手段によって前側ヒータ10aと後
側ヒータ10bとに交互に通電が行われるとともに、通
電選択手段によって前側ヒータ10aへの通電が後側ヒ
ータ10bへの通電よりも優先される。つまり、サーミ
スタ11a,11bによる通電必要性の条件が同時であ
る場合には、常に前側ヒータ10aへの通電が行われ、
この前側ヒータ10aの非通電の時に後側ヒータ10b
へ通電が行われる。
【0033】ところで、不使用の状態(陳列棚5が常温
の状態)からの初期通電(スタート)の際に、単に通常
の温度設定条件(例えば図5に示す60℃の設定条件)
では、図6に破線C1,C2で示すように、商品の加温
速度は緩かである。そこで、前後サーミスタ11a,1
1bが所定温度(例えば40℃前後)以下であった場合
には、全ヒータ急速加熱手段により、全てのヒータ10
a,10bへの通電量を増大させる。これにより、図6
に特性線D1,D2で示すように、目標温度まで高速で
加温することができる。なお、この急速加温時間はタイ
マによって設定することができる。この加温時間と急速
加熱の目標温度は、後サーミスタ11bの温度低下の量
によって、例えば2℃低下した時は15℃アップで60
分、あるいは5℃低下した時は30℃アップで90分と
する等、数段階に分けて、自由に選択できるようにする
ことが可能である。そうすることにより、補給される商
品の初期温度や本数に対応したきめ細かい加温制御がで
きる。なお、この急速加温時においても、前側ヒータ加
温の優先性は維持した方がよい。
【0034】また、商品購入時のように、商品の位置が
前方にずれ、陳列棚5の後部に新たに商品が載置された
場合には、それによってサーミスタ11bによる急速な
温度低下の検出が行われる(図6の特性線E参照)。こ
の場合、初期使用時と同様に、通常の加温設定では、破
線特性Fで示すように、従来例と同様に、緩やかな加温
しか行われない。
【0035】これに対し、本実施形態では図5に示した
ように、後側ヒータ10aの急冷時に対する加温特性
を、通常時に比べて約20℃高く設定することにより、
図6に特性線Gで示す如く急速な立上りにより急速に加
温することができる。よって、例えば商品購入量が多い
場合等に的確に対応することが可能となる。
【0036】図7は、以上の機能を一連の手順として示
したフローチャートである。
【0037】スタート(電源スイッチオン)後、まずS
1において前後サーミスタが40℃以下かどうか判断さ
れ、以下の場合(Y)には、前述したように、S2で前
後ヒータ設定が80℃で60分タイマオンの状態とな
り、図6の特性線D1,D2の如く急速な加温が行われ
る。この後、S3で60分経過か否か判断され、経過
(Y)であるとS4で通常の60℃設定の保温へと移行
する(図6の特性線B1,B2)。
【0038】S1で前後サーミスタが40℃以上の場合
(N)には、S4の通常加温が行われ、図6の特性線C
1,C2の如く、緩かな立上りとなる。
【0039】その後、保温状態に入り、S5において商
品の補充の有無、すなわち後側サーミスタ11bの温度
低下が判断される。温度低下がない場合(N)には、上
記の作用が繰り返され、温度低下があると(Y)、図5
に示したように、前側ヒータ10aは63℃に、また後
側ヒータ10bは80℃に設定され、これにより、一定
時間急速加温(60℃)のタイマがオンとなる。
【0040】そて、S7において60分経過と判断され
れば(Y)、通常のヒータ設定温度60℃でS5に戻
る。
【0041】なお、本発明は以上の実施形態に限定され
るものてはなく、種々の変形が可能である。
【0042】例えば陳列棚5の段数やヒータの分割数等
について、サイズ等に応じて任意の変更することができ
る。
【0043】また、ヒータによる加温温度の設定、例え
ば通常設定や急速加温設定の際の温度条件についても種
々変更することができる。その際、急速加温用の温度と
タイマ設定時間との関係についても、前述したように数
段階に変更することができる。
【0044】また、前後サーミスタが40℃以下かどう
かの判断の代りに、手動のスイッチ釦を設けてもよい。
【0045】さらに、温度検出器の種類や設定数等につ
いても、各種応用が可能である。
【0046】
【発明の効果】以上で詳述したように、本発明によれ
ば、商品の売れ行きの多少に拘らず、各種状態に対応し
たきめ細かい加温制御が的確に行えるとともに、ヒータ
を前後に分割したため、例えば1棚200Wとして、商
品を36本載せるとすれば18本に対して、200Wの
電力を与えることができ(ヒータ1枚の構成では36本
に対して200W)、消費電力を増加させることなく電
力の有効活用が図れる電気式温蔵庫を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電気式温蔵庫の一実施形態を示す
斜視図。
【図2】上記温蔵庫内の陳列棚を示す分解斜視図。
【図3】上記実施形態におけるスイッチ類の配置等を示
す図。
【図4】上記実施形態における回路構成を示す図。
【図5】上記実施形態における温度設定を説明するため
の特性図。
【図6】上記実施形態における温度上昇を説明するため
の特性図。
【図7】上記実施形態における制御の手順を示すフロー
チャート。
【符号の説明】
1 温蔵庫 2 筺体 3,4 扉 5 陳列棚 6 商品 7 商品載置板 8 伝熱板 9 ヒータ付加温板 10a,10b ヒータ 11a,11b サーミスタ 12 温度調節用ダイヤルスイッチ 13 スイッチ 16 通電制御装置 17 コントローラ 18 AD変換器 19 DA変換器 20 電源回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池田 恒一 茨城県猿島郡総和町女沼1663 金澤工業株 式会社内 Fターム(参考) 3B110 AA01 BA02 CA10 4B054 AA06 AA13 AA16 AB11 AC16 BA09 BB12 CA16 CE19 CH02 CH12

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前後開閉式の筺体内に前低後高型の傾斜
    した商品陳列用の陳列棚を設け、この陳列棚を加温する
    ことにより商品の加温を行う電気式温蔵庫において、前
    記陳列棚の前後方向に沿って分割配置された複数のヒー
    タと、この各ヒータに個別に通電を行う電源回路と、前
    記各ヒータに対応して設けられ、その各ヒータによる前
    記陳列棚の加温温度をそれぞれ検出する複数の温度検出
    器と、この各温度検出器からの温度信号を取込んで前記
    電源回路による前記各ヒータへの一定目標温度に向かう
    一定値制御を行う通電制御装置とを備え、前記通電制御
    装置は、常時一つのヒータにのみ通電を行わせる通電切
    換え手段と、前記陳列棚の前側に配置される前側ヒータ
    への通電を優先的に行わせる通電選択手段とを有するこ
    とを特徴とする電気式温蔵庫。
  2. 【請求項2】 前後開閉式の筺体内に前低後高型の傾斜
    した商品陳列用の陳列棚を設け、この陳列棚を加温する
    ことにより商品の加温を行う電気式温蔵庫において、前
    記陳列棚に配置された複数のヒータと、このヒータに通
    電を行う電源回路と、前記陳列棚の加温温度を検出する
    複数の温度検出器と、この温度検出器からの温度信号を
    取込んで前記電源回路による前記ヒータへの一定目標温
    度に向かう一定値制御を行う通電制御装置とを備え、前
    記通電制御装置は、陳列棚の後側の温度の急低下が温度
    検出器により検知された場合に、その温度検出器からの
    温度信号に基づいて前記陳列棚の後側に配置される後側
    ヒータの目標温度を一定時間高くする急速加温手段を有
    することを特徴とする電気式温蔵庫。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の電気式温蔵庫に
    おいて、陳列棚は上下に複数段設けられ、通電制御装置
    は、一の陳列棚の前側および後側の両ヒータへの通電停
    止状態を検出する通電停止検出手段と、この通電停止検
    出手段による前記一の陳列棚の各ヒータへの通電停止状
    態が検出されている時間中に他の陳列棚の非通電状態に
    あるヒータへの加熱を行わせる棚単位通電切換え手段と
    を有することを特徴とする電気式温蔵庫。
  4. 【請求項4】 請求項1から3までのいずれかに記載の
    電気式温蔵庫において、通電制御装置は、温度検出器に
    より全ての陳列棚の温度が一定以下であることが検出さ
    れた場合に、その温度検出器からの温度情報を読込んで
    全てのヒータの目標温度を一定時間高くする全ヒータ急
    速加温手段を有することを特徴とする電気式温蔵庫。
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