JP3014360U - 缶の温蔵ディスプレイ装置 - Google Patents

缶の温蔵ディスプレイ装置

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JP3014360U
JP3014360U JP1995001123U JP112395U JP3014360U JP 3014360 U JP3014360 U JP 3014360U JP 1995001123 U JP1995001123 U JP 1995001123U JP 112395 U JP112395 U JP 112395U JP 3014360 U JP3014360 U JP 3014360U
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JP
Japan
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cans
casing
display device
window
stopper
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Application number
JP1995001123U
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English (en)
Inventor
光由 杉本
Original Assignee
株式会社ヨシキン
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ディスプレイ装置内の缶を、極めて簡単に取
り出せるようにすることである。 【構成】 透明部分を備えた一対の側面部及び背面部
と、缶取り出し窓を形成した正面部とからなるケーシン
グと、ケーシング内部に正面部側を背面部側よりも低く
傾斜させて設置する内部に発熱体を備えた熱板と、この
熱板上に缶を起立させて配列したときに最前列に位置す
る缶が倒れないように支えるストッパーとを備えた。ま
た、最前列の缶の頭部が窓より前方に出るような位置に
ストッパーを設置するとともに、熱板の前方の温度を後
方の温度より高く設定する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、缶入りのコーヒーや、スープなどを販売する際に、販売店に設置 して、商品を暖めながら陳列しておくための、温蔵ディスプレイ装置に関するも のである。
【0002】
【従来の技術】
缶の温蔵ディスプレイ装置には、図5のようなものがあった。これは、天板4 と、電源回路などを内蔵した制御部2と、正面部5、一対の側面部6、背面部7 とで囲んだケーシング1である。内部には、熱板16〜18が、傾斜して設置さ れ、この上に並べた缶は、熱板16〜18によって加熱され、周囲から、中の缶 が見えるよう大部分は透明になっている。そして、背面部7には、図示していな いが、缶を補給するためのドアがあり、正面部5は、一対のドア31a、31b からなり、これらのドア31a、31bを開けて、商品を取り出す。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
缶コーヒーなどを買い求める客は、正面部5の取っ手30a又は30bを引い て、ドア31a又は31bを開けて、商品を取り出し、その後、ドア31a又は 31bを閉めなければならない。 このようにドアの開閉を行なわなければならないのは面倒である。このため、 買う前に、ちょっと手にとって見るというようなこともしなくなるし、既に他の 商品などを手にしていて片手しか空いていない時には、特に面倒である。 そこで、本考案の目的は、ディスプレイ装置内の缶を、極めて簡単に取り出せ るようにすることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案の缶の温蔵ディスプレイ装置は、透明部分を備えた一対の側面部及び背 面部と、缶取り出し窓を形成した正面部とからなるケーシングと、ケーシング内 部に正面部側を背面部側よりも低く傾斜させて設置する内部に発熱体を備えた熱 板と、この熱板上に缶を起立させて配列したときに最前列に位置する缶が倒れな いように支えるストッパーとを備えたものである。 また、第2の考案は上記の考案を前提とし、最前列の缶の頭部が窓より前方に 出るような位置にストッパーを設置するとともに、熱板の前方の温度を後方の温 度より高く設定することを特徴とするものである。
【0005】
【作用】
本装置内の缶は、熱板により加熱され飲みごろ温度を保持している。 客は、正面部に、形成されている窓から、缶を取り出す。最前列の缶がとられ ると、熱板の傾斜によって後列の缶が、前方に滑って移動する。最前列の缶は、 ストッパーによって倒れないように支えられ、それより後列の缶は、前の缶に寄 り掛かるように、隙間無く整列する。 開口している窓から缶を取り出すので、従来のようにドアの開閉が不要である 。特に、最前列の缶の頭部が、窓より前方に飛び出している場合には、さらに取 り易い。 熱板の前方の温度を後方より高く設定すると、窓からの放熱分を補償すること ができる。
【0006】
【実施例】
図1〜図4に示す実施例は、天板4と、底部の制御部2と、正面部5と、一対 の側面部6と、背面部7とで囲まれたケーシング1と、内部に傾斜を持って設置 した熱板16〜18からなり、ケーシング1の外部から熱板16〜18上に置か れた缶が見えるような透明部材を用いている点は従来例と同様である。 正面部5には窓8〜10が形成され、図2に示すように上部が後方に傾斜して いる。一対の側面部6には板受け部材32を取り付け、その上に熱板16〜18 を固定してある。また、背面部7には、取っ手15a、15bを備えた一対のド ア14a、14bが取り付けられている。 上記熱板16〜18は、後方から供給した缶が滑って移動した場合に、窓8〜 10から、外へ飛び出さないように支持するためのストッパー11〜13を前方 に備えている。また、缶の配列が揃うよう、図3に示すようにガイド棒33が、 穴34、35を利用して取り付けられている。このガイド棒33は、缶の径に応 じて設置位置を移動できるように穴35と穴34とは異なるピッチで設けられて いる。
【0007】 これら熱板16〜18は、制御部2内に設けられた電源回路及び制御回路によ って、温度制御されるものであり、内部は、図4に示すように、発熱体19〜2 4と、サーモスタット25〜27が設置されている。 発熱体20側が前方、発熱体23側が後方であり、前後別回路で温度制御して いる。前方側は、実線で示す線28で接続され、後方側は破線29で接続した回 路であり、端子30は電源回路へつながる。 前方側回路は、発熱体19〜21と、サーモスタット25、26、線28で形 成され、サーモスタット25の設定により、前方部の温度を制御する。 後方側回路は、発熱体22〜24と、サーモスタット27、26、線29で形 成され、サーモスタット27により、後方部分の温度制御をする。
【0008】 しかし、正面部5には開放した窓8〜10があるため、そこからの放熱が大き く、最前列の缶は他の位置の缶よりも冷め易い。そこで、サーモスタット25の 設定温度を、サーモスタット27のそれよりも高くすれば、発熱体19〜21が 、発熱体22〜24よりも高温になる。つまり、熱板16〜18の前方の温度を 後方よりも高くすることができ、この放熱分を補償することができる。 サーモスタット26は、何かの原因で、非常に高温となってしまった場合に、 電源回路を遮断するためのもので、他のサーモスタット25、27よりも高い温 度に設定されている。 このような装置に缶を補充するためには、背面部7のドア14a、14bを開 けて行う。新しく補充された缶は、熱板16〜18上をガイド棒33に沿って前 方に滑り落ちて、前の缶か、ストッパー11〜13にぶつかって止まり、自然に 整列する。 最前列の缶37の頭部は、窓8〜10から前方へ出ているので、買い物客は、 その部分を持って、片手だけで、缶を取り出すことができる。従来のように、ド アの開閉は、必要ない。
【0009】
【考案の効果】
本考案によれば、従来のようにドアの開閉動作無しで、片手で極めて簡単に、 缶を取り出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の正面図である。
【図2】本実施例の側面図である。
【図3】本実施例の熱板の斜視図である。
【図4】本実施例の熱板内の回路図である。
【図5】従来例の斜視図である。
【符号の説明】
1 ケーシング 5 正面部 6 側面部 7 背面部 8 窓 9 窓 10 窓 11 ストッパー 12 ストッパー 13 ストッパー 16 熱板 17 熱板 18 熱板 37 最前列の缶

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明部分を備えた一対の側面部及び背面
    部と、缶取り出し窓を形成した正面部とからなるケーシ
    ングと、ケーシング内部に正面部側を背面部側よりも低
    く傾斜させて設置する内部に発熱体を備えた熱板と、こ
    の熱板上に缶を起立させて配列したときに最前列に位置
    する缶が倒れないように支えるストッパーとを備えた、
    缶の温蔵ディスプレイ装置。
  2. 【請求項2】 最前列の缶の頭部が窓より前方に出るよ
    うな位置にストッパーを設置するとともに、熱板の前方
    の温度を後方の温度より高く設定した請求項1に記載の
    缶の温蔵ディスプレイ装置。
JP1995001123U 1995-02-03 1995-02-03 缶の温蔵ディスプレイ装置 Expired - Lifetime JP3014360U (ja)

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JP1995001123U JP3014360U (ja) 1995-02-03 1995-02-03 缶の温蔵ディスプレイ装置

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JP1995001123U JP3014360U (ja) 1995-02-03 1995-02-03 缶の温蔵ディスプレイ装置

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JP3014360U true JP3014360U (ja) 1995-08-08

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ID=43149968

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Application Number Title Priority Date Filing Date
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3393827B2 (ja) 1999-04-30 2003-04-07 株式会社 タニックス 電気式温蔵庫

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3393827B2 (ja) 1999-04-30 2003-04-07 株式会社 タニックス 電気式温蔵庫

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