JP2000312285A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2000312285A
JP2000312285A JP11120911A JP12091199A JP2000312285A JP 2000312285 A JP2000312285 A JP 2000312285A JP 11120911 A JP11120911 A JP 11120911A JP 12091199 A JP12091199 A JP 12091199A JP 2000312285 A JP2000312285 A JP 2000312285A
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JP11120911A
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Toru Yamamura
透 山村
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 画像形成装置は操作パネル42を含み、余白
設定ボタン46等を用いて印刷後の用紙の余白を設定す
ることができる。余白設定ボタン46で自動設定が選択
されると、オペレータがテンキー58で設定した画像形
成後の用紙の枚数(用紙枚数)に応じて余白が決定され
る。つまり、余白(綴じ代)は用紙枚数に応じて設定さ
れる。一方、手動設定が選択されると、液晶パネル64
に用紙と相似形の枠64aが表示される。オペレータは
マウス60を用いてマウスポインタ64gを移動させ、
仕切線64b〜64eを上下または左右に移動させる。
したがって、自由に余白(綴じ代)を設定することがで
きる。 【効果】 綴じ代を確保することができるので、綴じた
部分で印字が見えなくなることがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は画像形成装置に関し、
特にたとえば複写機およびプリンタなどに適用される、
画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来の画像形成装置では、原稿
を複写したり、パーソナルコンピュータ(PC)などで
作成した画像を印刷することができる。このように複写
または印刷された用紙を綴じて、会議等の資料として提
供することがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この従来技術
では、そのまま原稿を複写した場合には、綴じ代が十分
でなく、綴じ込み部で字が見えないという問題があっ
た。これを解決するためには、ユーザが1枚毎に原稿の
位置を調整する必要があり、手間がかかっていた。ま
た、PCなどで作成した画像はPCにより余白(綴じ
代)を設定して印刷することができるが、綴じる枚数が
大量にある場合には綴じ代を確保できても作成した画像
が用紙に収まらないという問題もあった。
【0004】それゆえに、この発明の主たる目的は、綴
じ代を確保でき、かつ画像を用紙に収めることができ
る、画像形成装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、用紙に所望
の原稿画像を形成する原稿画像形成装置であって、用紙
の余白を画像形成後の用紙枚数に応じて設定する余白設
定手段、設定された余白に応じて有効印字領域を設定す
る設定手段、および有効印字領域に原稿画像を形成する
画像形成手段を備える、画像形成装置である。
【0006】
【作用】画像形成装置では、所望の原稿画像を用紙に形
成することができる。余白設定手段は画像形成後の用紙
枚数に応じて用紙の余白を設定する。用紙の余白が設定
されると、この設定に応じて領域設定手段が有効印字領
域を設定する。そして、画像形成手段が有効印字領域に
原稿画像を形成する。このように、余白を確保すること
ができる。
【0007】この発明の或る局面では、移動手段は通常
印字領域から主走査方向および/または副走査方向に原
稿画像を移動する。したがって、画像形成手段は、有効
印字領域に原稿画像を形成することができる。
【0008】この発明の他の局面では、第1比較手段は
通常印字領域の大きさと印刷する原稿画像の大きさとを
比較し、第1変更はこの比較結果によって原稿画像の大
きさをを変更する。したがって、原稿画像を通常印字領
域に収めることができる。
【0009】この発明の或る実施例では、原稿画像が通
常印字領域より大きいとき、第1間引き手段が、通常印
字領域に収まるように原稿画像を間引く。このため、原
稿画像が用紙からはみ出すことはない。
【0010】この発明のその他の局面では、第2比較手
段は有効印字領域の大きさと印刷する原稿画像の大きさ
とを比較し、第2変更手段はこの比較結果によって原稿
画像の大きさを変更する。したがって、原稿画像を有効
印字領域に収めることができる。
【0011】この発明の或る実施例では、原稿画像が有
効印字領域より大きいとき、第2間引き手段が、有効印
字領域に収まるように原稿画像を間引く。このため、原
稿画像が用紙からはみ出すことはない。
【0012】この発明のさらに他の局面では、判断手段
が両面印刷か片面印刷かを判断する。両面印刷の場合に
は、画像形成手段は用紙の表面と用紙の裏面とが線対称
になるように原稿画像を形成する。したがって、用紙の
表面と裏面とに綴じ代が確保される。
【0013】この発明の他の局面では、情報設定手段は
原稿画像に関連する情報を設定する。設定された情報
は、情報形成手段によって原稿画像とともに用紙に形成
される。
【0014】この発明の或る実施例では、情報はページ
番号を含む。したがって、原稿画像にページ番号が印字
されていなくても、原稿画像とともにページ番号を印刷
することができる。
【0015】
【発明の効果】この発明によれば、余白を確保すること
ができるので、綴じた部分で印字が見えなくなることが
ない。また、原稿画像が有効印字領域より大きい場合に
は、原稿画像を間引くので、原稿画像を用紙に収めるこ
とができる。
【0016】この発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
【0017】
【実施例】図1を参照して、この実施例の画像形成装置
10は感光体ドラム12を含み、感光体ドラム12の上
方には帯電器14が設けられる。また、感光体ドラム1
2の右斜め上方には露光器16が設けられ、感光体ドラ
ム12の右方には現像器18が設けられる。現像器18
は図示しない現像剤(以下、単に「トナー」という。)
を感光体ドラム12に付与するための現像ローラ18a
を含む。現像ローラ18aは、感光体ドラム12と接す
るように設けられる。さらに、感光体ドラム12の下方
には転写ローラ20が設けられ、感光体ドラム12の左
方にはクリーニング装置22が設けられる。クリーニン
グ装置22はブレード22aを含み、ブレード22aは
感光体ドラム12の表面に接するように設けられる。さ
らにまた、現像器18の下方にはセンサ24が設けら
れ、クリーニング装置22の下方には定着ローラ26が
設けられる。
【0018】また、画像形成装置10は給紙トレイ28
を含み、給紙トレイ28は転写ローラ20の下方に設け
られる。給紙トレイ28には、用紙30が備えられる。
さらにまた、画像形成装置10はスキャナ32を含み、
スキャナ32はクリーニング装置22の上方に設けられ
る。クリーニング装置22の左方にはさばきローラ34
a〜34cが設けられ、さばきローラ34a〜34cの
さらに左方には両面トレイ36が設けられる。両面トレ
イ36の上方には、排紙トレイ38が設けられる。
【0019】片面印刷する場合には、印刷が開始される
と、原稿40がスキャナ32によって読み取られる。ス
キャナ32で読み取られた原稿40の画像(原稿画像)
は後述する画像処理回路76でトナー像に対応するデー
タ(トナーデータ)に変換され、後述するバッファメモ
リ80に一旦格納される。バッファメモリ80に格納さ
れたトナーデータは、後述するCPU72の指示に従っ
て露光器16に与えられる。このような動作とほぼ同時
に、感光体ドラム12の表面が帯電器14で一様に帯電
される。そして、一様に帯電された感光体ドラム12の
表面に対して、露光器16がトナーデータに対応するレ
ーザ光を照射(露光)する。このため、感光体ドラム1
2の表面には静電潜像が形成される。感光体ドラム12
が回転し、現像器18で感光体ドラム12の表面にトナ
ーが付与される。したがって、感光体ドラム12の表面
には、トナー像が形成される。また、給紙トレイ28か
ら用紙30が取り出され、用紙30は感光体ドラム12
と転写ローラ20とが接する部分に搬送(給紙)され
る。感光体ドラム12の表面に形成されたトナー像が、
転写ローラ20によって用紙30に転写される。トナー
像が転写されると、定着ローラ26でトナーが用紙30
に定着され、さばきローラ34aおよび34bによって
経路Aを経由して排紙トレイ38に排出される。一方、
用紙30に転写されずに感光体ドラム12の表面に残留
したトナーは、ブレード22aによって掻き落とされ、
クリーニング装置22に回収される。
【0020】また、両面印刷する場合には、上述のよう
な画像形成プロセスに従って用紙30の表面にトナー像
が形成される。そして、トナーが用紙30に定着される
と、さばきローラ34bおよび34cによって用紙30
は両面トレイ36に一旦保持される。そして、スキャナ
32によって次の原稿40の読み取りが開始されると、
同じさばきローラ34bおよび34cによって取り出さ
れ、経路Bを経由して給紙される。つまり、両面トレイ
36で用紙30の面が反転される(スイッチバック)。
続いて、用紙30の裏面に対して表面と同様の現像処理
が施され、次の原稿40に対応するトナー像が用紙30
の裏面に形成(転写)される。トナー像が転写される
と、トナーが定着されてから、さばきローラ34aおよ
び34bによって経路Aを経由して排紙トレイ38に排
出される。このように、奇数ページの原稿40が用紙3
0の表面に印刷され、偶数ページの原稿40が用紙30
の裏面に印刷される。
【0021】このような片面印刷および両面印刷などの
印刷に関する設定には、画像形成装置10の表面(上
面)に設けられた図2に示す操作パネル42が用いられ
る。この操作パネル42では、選択ボタン44が印刷の
種類(片面印刷または両面印刷)を設定するのに用いら
れる。つまり、選択ボタン44が一度押されると、両面
印刷が設定される。そして、再び選択ボタン44が押さ
れると、片面印刷が設定される。なお、選択ボタン44
が押されない場合には、片面印刷が設定される。
【0022】余白設定ボタン46は、余白を設定するの
に用いられる。また、余白の設定には自動設定と手動設
定とがある。つまり、余白設定ボタン46が一度押され
ると、手動設定が選択される。再び、余白設定ボタン4
6が押されると、自動設定が選択される。なお、余白設
定ボタン46が押されない場合には、自動設定が選択さ
れる。
【0023】自動設定が選択された場合には、オペレー
タがテンキー58を操作して印刷後の用紙30の枚数
(用紙枚数)を設定すると、設定された用紙枚数に応じ
て余白が自動的に設定される。逆に言えば、有効印字領
域が設定される。つまり、用紙枚数が所定枚数以上であ
れば、綴じ代が拡大される。一方、所定枚数より少なけ
れば、余白(綴じ代)はそのまま (標準設定)である。
ここで、原稿種類設定ボタン66で原稿40の種類が設
定される。つまり、原稿40が縦書の場合には、図3
(A)に示すように余白が設けられる。一方、横書の場
合には、図3(B)のように余白が設けられる。余白の
うち一番大きいものが、綴じ代である。
【0024】また、余白設定ボタンが押されない場合や
用紙枚数が少ない場合には、綴じ代を大きくする必要が
ないので、予め設定された通常の印字領域(通常印字領
域)に原稿画像が形成される。この時の余白が標準設定
であり、上下および左右の余白は予めバランス良く設定
される。通常印字領域が設定され、印字が開始される
と、原稿画像のサイズ (画像サイズ) と通常印字領域の
大きさが比較され、画像サイズが通常印字領域以上であ
れば、原稿画像が縮小される。一方、画像サイズが通常
印字領域より小さければ、そのまま原稿画像が印刷され
る。
【0025】さらに、設定された用紙枚数が所定枚数以
上である場合には、通常印字領域から主走査方向および
/または副走査方向に原稿画像をずらすと、原稿画像が
用紙30からはみ出してしまうことがある。このため、
通常印字領域を小さく設定して余白が確保され、有効印
字領域が設定される。有効印字領域が設定され、印字が
開始されると、画像サイズと有効印字領域の大きさが比
較され、画像サイズが有効印字領域以上であれば、原稿
画像が縮小される。一方、画像サイズが有効印字領域よ
り小さければ、そのまま原稿画像が印刷される。
【0026】手動設定が選択されると、液晶パネル64
に用紙30と相似形の枠64aおよび余白を設定するた
めの仕切線64b〜64eが表示される。片面印刷が設
定されている場合には、図2(A)のように表面のみが
表示されるが、両面印刷が設定されている場合には、図
2(B)のように表面および裏面が表示される。オペレ
ータは、マウス60を用いて余白を設定する所望の仕切
線64b,64c,64dまたは64e上にマウスポイ
ンタ64gを移動させる。マウスポインタ64gで所望
の仕切線64b,64c,64dまたは64eが指し示
され、オペレータが決定ボタン62を押すと、仕切線6
4b,64c,64dまたは64eが選択される。仕切
線64bまたは64eが選択された場合には、オペレー
タは仕切線64bまたは64eを左右に移動させ、用紙
30の左右の余白を可変する。また、仕切線64cまた
は64dが選択された場合には、オペレータは仕切線6
4cまたは64dを上下に移動させ、用紙30の上下の
余白の大きさを可変する。なお、仕切線64b〜64d
を変更する場合には、決定ボタン62を押し、直前まで
移動させていた仕切線64b,64c,64dまたは6
4eを固定してから他の仕切線64b,64c,64d
または64eを選択する。このような動作が繰り返さ
れ、余白が設定される。つまり、有効印字領域が設定さ
れる。この手動設定の場合には、用紙枚数に応じてオペ
レータが綴じ代を確保できるように、余白を設定する必
要がある。なお、原稿画像が有効印字領域より大きい場
合には、自動設定の場合と同様に、原稿画像が有効印字
領域に収まる大きさに縮小される。また、マウス60に
は、ノート型パソコンなどに備えつけられているタッチ
パッドを適用することができる。
【0027】また、両面印刷が設定されている場合に
は、図2(B)のように表面および裏面の枠64aが表
示され、余白設定にはいずれの枠64aを用いてもよ
い。つまり、たとえば表面の枠64aを用いて仕切線6
4b〜64eがそれぞれ設定されると、裏面の枠64a
内の仕切線64b〜64eは表面と線対称になるように
移動される。逆に裏面の枠64aで設定すると、表面の
仕切線64b〜64eが線対称に移動される。なお、表
面および裏面の仕切線64b〜64eは、それぞれ個別
に設定するようにしてもよい。
【0028】ページ番号ボタン48は、ページ番号を印
刷する位置を決定するために用いられる。したがって、
原稿40にページ番号が印字されていなくても、原稿画
像に加えてページ番号を印字することができる。つま
り、ページ番号ボタン48が押されると、液晶パネル6
4に枠64aが表示される。オペレータは、マウス60
を用いてマウスポインタ64gで予め設定された位置6
4fから所望の位置64fを指し示す。ここで、決定ボ
タン62が押されると、ページ番号を印刷する位置64
fが決定される。また、両面印刷の場合には、一方の枠
64aを用いて位置64fを決定すると、他方の枠64
aについては線対称となる位置64fに決定される。な
お、ページ番号の位置は図2および図3に示すように予
め設定された複数の位置64fから選択するようにして
いるが、任意に選択できるようにしてもよい。また、図
3に示すように、縦書と横書とでは、予め設定された位
置64fは異なる。さらに、両面印刷の場合には、一方
の枠64aを用いて位置64fを決定すると、他方の枠
64aについては線対称となる位置64fに決定される
が、表面および裏面を個別に設定するようにしてもよ
い。
【0029】フォント設定ボタン52は、ページ番号の
フォントサイズの設定に用いられる。つまり、フォント
設定ボタン52は、ページ番号が設定されたときのみ能
動化される。フォント設定ボタン52が押された後、テ
ンキー58を操作することによってフォントサイズが設
定される。なお、フォントサイズを設定できるようにし
たが、他の設定、つまりフォントの種類,フォントのス
タイル,太字,斜体,下線,文字幅などを設定するよう
にしてもよい。
【0030】仕上げボタン54が押されると、設定され
た余白およびページ番号の位置、そして設定された有効
印字領域が液晶パネル64上に表示される。つまり、仕
上げボタン54を押すことによって、オペレータは設定
の確認をすることができる。したがって、誤った設定を
したり設定を変更する場合には、再び上述のような設定
を実行すればよい。また、それぞれの設定中に誤って操
作した場合には、クリアボタン56を操作することによ
って直前の設定に戻ることができる。
【0031】上述のような各種設定が終了すると、オペ
レータはテンキー58を用いて印刷する枚数(部数)を
設定した後、スタートボタン50を押すことによって印
刷が実行される。
【0032】この画像形成装置10の電気的な回路70
は、図4のように示される。回路70はCPU72を含
み、CPU72は操作パネル42に接続される。また、
CPU72は、バス74を介して画像処理回路76,印
刷制御回路78およびバッファメモリ80に接続され
る。画像処理回路76は、スキャナ32で読み取った原
稿40の画像データをトナー像に対応するトナーデータ
に変換し、バッファメモリ80に一旦格納する。CPU
72にはメモリ72aが設けられ、メモリ72aには上
述の各種設定が記憶される。また、用紙枚数に応じた余
白(綴じ代)の大きさの複数のテーブルデータも記憶さ
れる。なお、この複数のテーブルデータは、予め試験し
た結果から得られた数値である。
【0033】CPU72はさらに、用紙30のサイズと
設定された余白の大きさとに基づいて有効印字領域の大
きさを算出し、メモリ72aに記憶する。つまり、有効
印字領域の大きさは、用紙30のサイズから余白の大き
さを減算すればよい。印刷する場合には、CPU72
は、メモリ72aに記憶された有効印字領域の大きさと
原稿画像の大きさ(画像サイズ)とを比較する。画像サ
イズは、バッファメモリ80に格納されたトナーデータ
のデータ量から算出される。有効印字領域が画像サイズ
以上でれば、CPU72の指示に従ってバッファメモリ
80からトナーデータが読み出され、そのまま印刷制御
回路78を介して露光器16に与えられる。そして、上
述のような現像プロセスが実行される。一方、有効印字
領域が画像サイズより小さければ、CPU72はバッフ
ァメモリ80に格納されたトナーデータを間引いて読み
出し、印刷制御回路78を介して露光器16に与える。
つまり、CPU72は、有効印字領域に原稿画像が収ま
るようにトナーデータを間引く(縮小する)。また、メ
モリ72aに通常印字領域が設定されている場合にも、
上述の有効印字領域の場合と同じ処理が実行される。
【0034】印刷制御回路78は、CPU72の指示に
従って帯電器14,露光器16,転写ローラ20,定着
器26,さばきローラ34a〜34cおよびモータ82
を制御する。なお、モータ82は各種回転機器の回転を
駆動するために設けられる。
【0035】また、CPU72にはセンサ24が接続さ
れ、センサ24からの検出信号に応じてカウンタ72b
がインクリメントされる。つまり、センサ24からの検
出信号に基づいて、印刷を実行した枚数(実行枚数)を
検出することができる。また、両面印刷の場合には、カ
ウンタ72bのカウント値を検出することにより、用紙
30の表面(奇数ページの原稿40)または用紙30の
裏面(偶数ページの原稿40)のいずれを印刷している
かを検出することができる。
【0036】上述のような動作を、CPU72は図5〜
図8に示すフロー図に従って処理する。画像形成装置1
0の主電源がオンされると、CPU72は印刷の設定処
理を開始し、ステップS1で余白設定ボタン46が押さ
れたかどうかを判断する。ステップS1で“NO”であ
れば、余白設定ボタン46は押されていないと判断し、
ステップS3に進む。一方、ステップS1で“YES”
であれば、余白設定ボタン46が押されたと判断し、ス
テップS5で手動設定かどうかを判断する。ステップS
5で“YES”であれば、手動設定が選択されたと判断
し、マウス60を用いた余白の設定が終了したかどうか
を判断する。ステップS7で“NO”であれば、余白の
手動設定が終了していないと判断し、ステップS7に戻
るが、“YES”であれば、余白の手動設定が終了した
と判断し、ステップS9で設定された余白をメモリ72
aに記憶し、ステップS3に進む。
【0037】一方、ステップS5で“NO”であれば、
自動設定が選択されたと判断し、ステップS11で設定
された用紙枚数が所定枚数以上かどうかを判断する。ス
テップS11で“NO”であれば、用紙枚数が少ないと
判断し、ステップS13で標準設定し、ステップS9で
標準設定をメモリ72aに記憶してからステップS3に
進む。一方、ステップS11で“YES”であれば、用
紙枚数が所定枚数以上である、つまり用紙枚数が多数で
あると判断し、ステップS15で綴じ代を拡大し、ステ
ップS9で拡大した綴じ代を含む余白設定を記憶してか
らステップS3に進む。
【0038】ステップS3では、ページ番号ボタン48
が押されたかどうかを判断する。ステップS3で“N
O”であれば、そのまま処理を終了するが、“YES”
であれば、ステップS17でページ番号の位置64fが
マウス60を用いて指定されたかどうかを判断する。ス
テップS17で“NO”であれば、まだページ番号の位
置6fが指定されていないと判断し、ステップS17に
戻る。一方、ステップS17で“YES”であれば、フ
ォント設定ボタン52が押されたかどうかを判断する。
ステップS17で“NO”であれば、フォントサイズの
変更はないと判断し、ステップS21でフォントを標準
サイズに設定し、ステップS25でページ番号の位置6
4fおよび標準サイズを記憶してから処理を終了する。
【0039】一方、ステップS19で“YES”であれ
ば、フォント設定が選択されたと判断し、ステップS2
3でオペレータがテンキー58で入力したサイズを設定
し、ステップS25でページ番号の位置6および設定サ
イズを記憶してから処理を終4終了する。
【0040】また、図6に示すように、スタートボタン
50が押されると、CPU72は印刷処理を開始し、ス
テップS31でカウンタ72bをリセットする。続くス
テップS33では、両面印刷かどうかを判断する。ステ
ップS33で“YES”であれば、両面印刷であると判
断し、図7に示すステップS51に進む。一方、ステッ
プS33で“NO”であれば、片面印刷であると判断
し、ステップS35で原稿画像を読み取り、ステップS
37で用紙30を給紙する。続くステップS39では、
センサ24からの検出信号に基づいてカウンタ72bを
インクリメントし、ステップS41で設定および画像サ
イズに応じた静電潜像を感光体ドラム12の表面に形成
するする処理を実行する。続くステップS43では、ト
ナー像を転写し、ステップS45で印字が終了したかど
うかを判断する。ステップS45で“NO”であれば、
印字中であると判断し、ステップS43に戻る。一方、
ステップS45で“YES”であれば、印字が終了した
と判断し、ステップS47で用紙30を定着してから排
紙する。続くステップS49では、次の原稿40がある
かどうかを判断する。ステップS49で“NO”であれ
ば、次の原稿40がないと判断し、処理を終了する。一
方、ステップS49で“YES”であれば、次の原稿4
0があると判断し、ステップS35に戻って現像プロセ
スを実行する。
【0041】一方、ステップS33で“YES”であれ
ば、両面印刷であると判断し、図7に示すステップS5
1で原稿画像を読み取る。続くステップS53では用紙
30を給紙し、ステップS55でカウンタ72bをイン
クリメントする。そして、ステップS57では、印刷し
ようとしている原稿40のページが奇数ページ(用紙3
0の表面)かどうかを判断する。ステップS57で“Y
ES”であれば、原稿40の奇数ページ(用紙30の表
面)を印刷していると判断し、ステップS59で設定お
よび画像サイズに応じて静電潜像を感光体ドラム12の
表面に形成する。そして、ステップS61でトナー像の
転写をし、ステップS63では印字が終了したかどうか
を判断する。ステップS63で“NO”であれば、印字
中であると判断しステップS61に戻る。一方、ステッ
プS63で“YES”であれば、ステップS65で次の
原稿40があるかどうかを判断する。ステップS65で
“NO”であれば、次の原稿40はないと判断し、ステ
ップS61で用紙30を定着および排出して、処理を終
了する。つまり、原稿40が奇数枚であるため、最後の
用紙30は表面のみが印刷される。一方、ステップS6
5で“YES”であれば、次の原稿40があると判断
し、ステップS67で次の原稿40の画像を読み取る。
そして、ステップS69で用紙30を反転して再びその
用紙30を給紙する。つまり、両面トレイ36を用いて
用紙30をスイッチバックして、再び用紙30を給紙し
てステップS55に戻る。
【0042】一方、ステップS57で“NO”であれ
ば、原稿40のページの偶数ページ(用紙30の裏面)
であると判断し、ステップS73で設定および画像サイ
ズに応じて奇数ページと線対称の静電潜像の感光体ドラ
ム12の表面に形成する処理を実行する。続くステップ
S75では、用紙30にトナー像を転写し、ステップS
77で印字が終了したかどうかを判断する。ステップS
77で“NO”であれば、印字中であると判断し、ステ
ップS75に戻る。一方、ステップS77で“YES”
であれば、印字が終了したと判断し、ステップS79で
用紙30を定着および排出する。続くステップS81で
は、次の原稿40があるかどうかを判断する。ステップ
S81で“NO”であれば、次の原稿40がないと判断
し、処理を終了する。一方、ステップS81で“YE
S”であれば、次の原稿40があると判断し、ステップ
S51に戻って、次の原稿40の画像を読み取る。な
お、原稿40の奇数ページまたは偶数ページはカウンタ
72bのカウント値に基づいて判断する。つまり、カウ
ンタ72bのカウント値が奇数であれば、原稿40の奇
数ページであり、カウンタ72bのカウント値が偶数で
あれば、原稿40の偶数ページである。
【0043】図8に示す処理は、図6および図7に示す
ステップS41およびS59の潜像の形成処理を示すフ
ロー図である。静電潜像の形成処理が開始されると、ス
テップS91で余白設定があるかどうかを判断する。ス
テップS91で“NO”であれば、余白設定がされてい
ないと判断し、ステップS93で画像サイズが通常印字
領域以下かどうかを判断する。ステップS93で“YE
S”であれば、原稿画像が通常印字領域に収まると判断
し、そのままステップS95に進む。一方、ステップS
93で“NO”であれば、画像サイズが通常印字領域よ
りも大きいと判断し、ステップS97で原稿画像を通常
印字領域に収まる大きさに縮小してステップS95に進
む。
【0044】一方、ステップS91で“YES”であれ
ば、余白設定があると判断し、ステップS99で画像サ
イズが有効印字領域以下かどうかを判断する。ステップ
S99で“YES”であれば、原稿画像が有効印字領域
に収まるとお判断し、そのままステップS95に進む。
一方、ステップS99で“NO”で“NO”であれ場、
画像サイズが有効印字領域よりも大きいと判断し、ステ
ップS101で原稿画像を有効印字領域に収まる大きさ
に縮小してステップS95に進む。
【0045】ステップS95では、ページ番号の設定が
されているかどうかを判断する。ステップS95で“Y
ES”あれば、ページ設定がされていると判断し、ステ
ップS103でフォント設定がされているかどうかを判
断する。ステップS103で“YES”であれば、フォ
ント設定がされていると判断し、ステップS105で設
定されたフォントサイズのページ番号および原稿画像の
潜像を形成し、リターンする。一方、ステップS103
で“NO”であれば、フォント設定がされていないと判
断し、ステップS107で標準のフォントサイズのペー
ジ番号および原稿画像の潜像を形成し、リターンする。
【0046】一方、ステップS95で“NO”であれ
ば、ページ設定がされていないと判断し、ステップS1
09で原稿画像の潜像を形成し、リターンする。ページ
番号の設定がある場合には、CPU72はカウンタ72
bのカウント値を参照して、ページ番号を決定する。つ
まり、カウント値とページ番号とは一致する。
【0047】また、ステップS73に示す原稿40の偶
数ページ(用紙30の裏面)を印刷する場合の静電潜像
の形成処理は、図8に示す処理とほぼ同じであるが、ス
テップS105,S107およびステップS109で静
電潜像を形成する場合に、奇数ページと線対称になるよ
うに静電潜像が形成される。
【0048】この実施例によれば、自由に余白を設定す
ることができるので、綴じ代を確保することができる。
したがって、綴じた部分で画像が見えないという問題は
発生しない。また、印字領域から原稿画像がはみ出る場
合には、原稿画像を間引いて印刷するので、印字領域に
原稿画像を収めることができる。
【0049】なお、この実施例では、画像形成装置は複
写機について示したが、プリンタなどの印刷機にも適用
できることはいうまでもない。この場合、印刷する原稿
画像のフォント設定なども画像形成装置側で実行するよ
うにしてもよい。
【0050】また、この実施例では、原稿画像に関連す
る情報として、ページ番号のみを示したが、社名および
日付等の情報も設定できるようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す図解図である。
【図2】図1実施例に示す画像形成装置に設けられた操
作パネルを示す図解図である。
【図3】図1実施例に用いられる用紙の印字領域および
余白を示す図解図である。
【図4】図1実施例に示す画像形成装置の電気的な回路
を示す図解図である。
【図5】図4に示すCPUの処理の一部を示すフロー図
である。
【図6】図4に示すCPUの処理の一部を示すフロー図
である。
【図7】図4に示すCPUの処理の一部を示すフロー図
である。
【図8】図4に示すCPUの処理の一部を示すフロー図
である。
【符号の説明】
10 …画像形成装置 12 …感光体ドラム 24 …センサ 34a,34b,34c …さばきローラ 36 …両面トレイ 38 …排紙トレイ 42 …操作パネル 64 …液晶パネル 72 …CPU 76 …画像処理回路 78 …印刷制御回路

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】用紙に所望の原稿画像を形成する原稿画像
    形成装置であって、 前記用紙の余白を画像形成後の用紙枚数に応じて設定す
    る余白設定手段、 設定された前記余白に応じて有効印字領域を設定する設
    定手段、および前記有効印字領域に前記原稿画像を形成
    する画像形成手段を備える、画像形成装置。
  2. 【請求項2】前記画像形成手段は、通常印字領域から主
    走査方向および/または副走査方向に前記原稿画像を移
    動する移動手段を含む、請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】前記通常印字領域の大きさと前記原稿画像
    の大きさとを比較する第1比較手段、および前記第2比
    較手段の比較結果に応じて前記原稿画像の大きさを変更
    する第1変更手段をさらに備える、請求項1または2記
    載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】前記第1変更手段は前記原稿画像が前記通
    常印字領域より大きいとき、前記通常印字領域に収まる
    大きさに前記原稿画像を間引く第1間引き手段を含む、
    請求項1ないし3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】前記有効印字領域の大きさと前記原稿画像
    の大きさとを比較する第2比較手段、および前記第2比
    較手段の比較結果に応じて前記原稿画像の大きさを変更
    する第2変更手段をさらに備える、請求項4記載の画像
    形成装置。
  6. 【請求項6】前記第2変更手段は前記原稿画像が前記有
    効印字領域より大きいとき、前記有効印字領域に収まる
    大きさに前記原稿画像を間引く第2間引き手段を含む、
    請求項5記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】両面印刷および片面印刷のいずれか一方を
    判断する判断手段をさらに備え、 前記両面印刷のとき、前記画像形成手段は前記用紙の表
    面と前記用紙の裏面とが線対称になるように前記原稿画
    像を形成する、請求項1ないし6のいずれかに記載の画
    像形成装置。
  8. 【請求項8】前記原稿画像に関連する情報を設定する情
    報設定手段、および設定された前記情報を前記用紙に前
    記原稿画像とともに形成する情報形成手段をさらに備え
    る、請求項7記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】前記情報はページ番号を含む、請求項8記
    載の画像形成装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006263970A (ja) * 2005-03-22 2006-10-05 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像編集装置及びを画像編集装置を備えた画像形成装置
KR100734447B1 (ko) 2004-06-14 2007-07-02 캐논 가부시끼가이샤 인쇄 장치, 정보 처리 장치, 및 그 제어 방법
JP2008065367A (ja) * 2006-09-04 2008-03-21 Sharp Corp 情報処理装置、ページ画像配置位置調整方法、プログラムおよび記録媒体

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