JP2000311908A - 樹脂封止装置、樹脂封止方法、及び基板保持装置 - Google Patents

樹脂封止装置、樹脂封止方法、及び基板保持装置

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JP2000311908A
JP2000311908A JP11121086A JP12108699A JP2000311908A JP 2000311908 A JP2000311908 A JP 2000311908A JP 11121086 A JP11121086 A JP 11121086A JP 12108699 A JP12108699 A JP 12108699A JP 2000311908 A JP2000311908 A JP 2000311908A
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resin
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cavity
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体チップが載置された基板を樹脂封止す
る際に、封止樹脂のサイドバリを防止し、かつ、設計上
の制約が低減される樹脂封止装置を提供する。 【解決手段】 下型2Aと、下型2Aに基板5を圧接す
る上型1及び突出しピン17と、下型2Aに基板5を圧
接し上下動可能なゲートブロック6とを備え、各々上型
1とゲートブロック6とが基板5を圧接する状態で上型
1と基板5との間にキャビティ部7を、上型1とゲート
ブロック6との間にランナ部9を形成し、ランナ部9を
経由してキャビティ部7に溶融樹脂13を注入し、硬化
後突出しピン17により基板5を下型2Aに圧接しつつ
上型1とゲートブロック6とを上昇する。基板5上面の
キャビティ部7以外の領域には硬化樹脂が形成されず、
ゲート部8で硬化樹脂同士を容易に分割できるので、キ
ャビティ部7での硬化樹脂のバリを防止し、基板5と硬
化樹脂との分離を目的とする設計上の制約が低減され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基板に半導体チッ
プを載置し、基板との間の電気的接続を行った後に樹脂
によって基板を封止する樹脂封止装置及び樹脂封止方法
と、基板を確実かつ均一に保持する基板保持装置とに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体チップと外部との間で電気
的信号を授受するために使用されるプリント基板、リー
ドフレーム、フレキシブル基板、TABテープ等(以
下、基板という。)に半導体チップを載置し基板との間
を電気的に接続した後に、樹脂によって基板を封止する
場合には、図6に示されたようなモールド方法が使用さ
れている。図6は、従来のモールド方法による樹脂封止
装置について、型締めした状態を示す断面図である。従
来のモールド方法は、図6に示されているように、型締
めされた上型100と下型101との間に設けられたキ
ャビティ部102に、カル部103,ランナ部104,
ゲート部105を順次経由して、溶融樹脂を注入して硬
化させる方法である。上型100と下型101とは、そ
れぞれ上ホルダ106と下ホルダ107とに固定されて
いる。基板108は、プリント基板等であって、上面に
は半導体チップ(図示なし)が載置され、半導体チップ
と基板との電極同士が電気的に接続されている。半導体
チップが載置された基板108を樹脂封止する場合に
は、まず、ポット109に設けられた溶融樹脂(図示な
し)を、プランジャ110によって押圧してカル部10
3,ランナ部104,ゲート部105を順次経由してキ
ャビティ部102に注入した後に、その注入された溶融
樹脂を硬化させる。次に、ランナ部104において硬化
したランナを、突出しピン111によって下型101に
圧接しながら、上ホルダ106を上昇して型開きする。
これにより、カル部103,ランナ部104,ゲート部
105,キャビティ部102において硬化した樹脂と基
板108とは、一体となって上型100から離れるの
で、その後に一体として取り出される。更に、それぞれ
の基板108について、硬化したランナを基板108の
上面から引き離すとともに、ランナとキャビティ部10
2において硬化した封止樹脂とをゲート部105におい
て分割する。これにより、基板108上に半導体チップ
が樹脂封止された製品を得ることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の方法によれば、基板108の上面に接してランナ部
104とゲート部105とが設けられているので、次の
ような問題があった。まず、基板108の上面から硬化
後のランナを引き離すので、ランナと基板108の上面
とが容易に分離されるようにする必要がある。したがっ
て、基板108の上面におけるランナ部104が位置す
る部分には、幅広の配線パターンを露出させて金めっき
する必要がある等の制約があるので、設計の自由度が制
限される。また、基板108の上面から硬化後のランナ
を引き離す際に、ランナとキャビティ部102において
硬化した封止樹脂とを併せて分割する。したがって、ラ
ンナと封止樹脂との分割の容易性が硬化後の樹脂・基板
108間の密着性に依存するので、ランナと封止樹脂と
が安定して分割されないおそれがあり、ゲート部105
において封止樹脂にサイドバリが発生しやすくなる。更
に、基板108が低強度の基板、例えばフイルム状のフ
レキシブル基板やTABテープ等の場合には、基板10
8の変形が発生しやすくなる。したがって、硬化後の樹
脂・基板108間の密着性と、基板108の強度とにつ
いてそれぞれ制約があるので、設計の自由度が制限され
る。
【0004】本発明は、上述の課題を解決するためにな
されたものであり、封止樹脂のサイドバリを防止すると
ともに設計の自由度を向上させる樹脂封止装置及び樹脂
封止方法と、基板を確実かつ均一に保持して基板の変形
を防止する基板保持装置とを提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の技術的課題を解決
するために、本発明に係る樹脂封止装置は、半導体チッ
プと外部との間で電気的信号を授受するための基板の上
面に半導体チップを載置し、該半導体チップと基板との
電極同士を電気的に接続した後に、樹脂によって基板を
封止する樹脂封止装置であって、上面において基板が強
制的に保持される下型と、下型に対向するとともに、下
面の一部が基板の一部を下型に圧接可能に設けられた上
型と、基板の上方における上型の下面に設けられた凹部
であって溶融樹脂が注入されるべき空間からなるキャビ
ティ部と、上下動可能に設けられ上型の下面の一部が基
板の一部を下型に圧接した状態において基板の別の部分
を下型に圧接し、かつ上型の下面の一部が基板の一部か
ら離間した状態において基板の別の部分から離間する上
下動部材とを備えるとともに、上下動部材と上型とは、
上型の下面の一部が基板の一部を圧接し、上下動部材が
基板の別の部分を圧接することにより、上下動部材の上
面と上型の下面との間の空間からなりキャビティ部に連
通する樹脂通路部を形成し、キャビティ部と樹脂通路部
とは溶融樹脂が硬化した硬化樹脂によって充填され、上
下動部材は基板の別の部分から離間することにより樹脂
通路部とキャビティ部との境界において硬化樹脂を分割
し、基板は硬化樹脂が分割された状態において下型の上
面における強制的な保持から解除されることを特徴とす
るものである。
【0006】また、本発明に係る樹脂封止装置は、上述
の樹脂封止装置において、樹脂通路部とキャビティ部と
は各々複数個ずつ設けられているとともに、各々溶融樹
脂を貯留する複数のポットと、各々ポットに貯留された
溶融樹脂を押圧することによって樹脂通路部とキャビテ
ィ部とに順次溶融樹脂を注入する複数のプランジャとを
更に備えたことを特徴とするものである。
【0007】また、本発明に係る樹脂封止装置は、上述
の樹脂封止装置において、下型は上面における複数の開
口と該開口に各々つながる連続気孔とを有するととも
に、各々連続気孔を介して吸引することにより基板を強
制的に保持する吸着機構を更に備えたことを特徴とする
ものである。
【0008】また、本発明に係る樹脂封止方法は、半導
体チップと外部との間で電気的信号を授受するための基
板の上面に半導体チップを載置し、該半導体チップと基
板との電極同士を電気的に接続した後に上型と下型と上
下動部材とを使用して樹脂により基板を封止する樹脂封
止方法であって、下型の上面に配置された基板を強制的
に保持する工程と、上型及び上下動部材の各々一部を基
板の一部にそれぞれ圧接することによって、半導体チッ
プの周囲において樹脂が注入されるべき空間からなるキ
ャビティ部と、上下動部材の上面と上型の下面との間の
空間からなりキャビティ部に連通する樹脂通路部とを形
成する工程と、樹脂通路部を経由してキャビティ部に溶
融樹脂を注入した後に該溶融樹脂を硬化させて硬化樹脂
を形成する工程と、基板から上型と上下動部材とをそれ
ぞれ離間することにより、キャビティ部と樹脂通路部と
においてそれぞれ形成された硬化樹脂同士を分割する工
程と、基板に対する強制的な保持を解除する工程とを備
えたことを特徴とするものである。
【0009】また、本発明に係る基板保持装置は、配線
パターンが設けられ電子部品が実装される基板を保持す
る基板保持装置であって、上面における複数の開口と該
開口に各々つながる連続気孔とを有し、上面において基
板が配置されるステージを備えるとともに、基板は連続
気孔を介して吸引されることによって保持されることを
特徴とするものである。
【0010】
【作用】本発明に係る樹脂封止装置によれば、上下動部
材の上面と上型との間の空間からなる樹脂通路部を経由
して、溶融樹脂がキャビティ部に注入される。このこと
により、基板の上面には樹脂通路部が形成されない。し
たがって、基板の上面におけるキャビティ部以外の領域
には硬化樹脂が形成されないので、配線パターンについ
て設計上の制約が低減されるとともに、樹脂通路部とキ
ャビティ部とにそれぞれ形成された硬化樹脂同士が容易
に分割されることによってサイドバリの発生が防止され
る。また、基板の上面におけるキャビティ部以外の領域
には硬化樹脂が形成されないので、基板と硬化樹脂との
密着性に依存せずに、樹脂通路部とキャビティ部とにそ
れぞれ形成された硬化樹脂同士が容易に分割される。し
たがって、基板と硬化樹脂との密着性及び基板の強度に
ついて、設計上の制約が低減される。更に、それぞれ複
数のポットとプランジャとを設けることにより、1回の
動作でそれぞれ複数の樹脂通路部を経由して複数のキャ
ビティ部に溶融樹脂が注入されるので、樹脂封止が効率
よく行われる。また、本発明に係る樹脂封止方法によれ
ば、溶融樹脂を、上下動部材の上面と上型との間の空間
からなる樹脂通路部を経由してキャビティ部に注入し硬
化させた後に、上型と上下動部材とを基板から離間す
る。このことにより、上下動部材が、樹脂通路部に形成
された硬化樹脂を下方から押し上げる。したがって、下
型に強制的に保持された基板上のキャビティ部に形成さ
れた硬化樹脂と、樹脂通路部に形成された硬化樹脂とを
容易に分割するので、サイドバリの発生を抑制すること
ができる。また、本発明に係る基板保持装置によれば、
複数の連続気孔を介して基板が吸着されるので、基板が
確実かつ均一に保持される。
【0011】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)以下、本発明
に係る樹脂封止装置の第1の実施形態を、図1と図2と
を参照して説明する。図1は、本実施形態に係る樹脂封
止装置について、樹脂封止前の型締めした状態を示す断
面図である。図1において、上型1と下型2Aとは、各
々上ホルダ3と下ホルダ4とに固定され、互いに対向す
るように設けられている金型である。基板5は、位置決
めピン(図示なし)に突き当てられることによって下型
2Aの上面において位置決めされ、上方から圧接される
ことによって下型2Aに強制的に保持されている、例え
ばプリント基板である。また、基板5の上面には半導体
チップ(図示なし)が載置され、基板5と半導体チップ
との電極同士がワイヤやバンプ等により電気的に接続さ
れている。ゲートブロック6は、上ホルダ3が下降する
のに伴い下降して、型締めした状態では基板5の一部を
押圧して下型2Aに圧接し、上ホルダ3が上昇して型開
きするのに伴い、基板5に対する押圧を解除して上方へ
と移動する上下動部材である。キャビティ部7は、基板
5の上面における半導体チップが載置されている領域の
上方において、上型1の下面に設けられた凹部である。
ゲート部8は、キャビティ部7の側面において、上型1
とゲートブロック6とにより形成された開口である。ラ
ンナ部9は、ゲート部8を境界としてキャビティ部7に
つながっている空間であって、上型1の下面とゲートブ
ロック6の上面との間に形成された空間である。カル部
10は、ランナ部9,ゲート部8を経由してキャビティ
部7につながっている空間であって、下方にはポット1
1が設けられている。そして、ポット11の内部には上
下動可能なプランジャ12が設けられ、ポット11の内
部におけるプランジャ12の上方には、樹脂タブレット
が加熱溶融された溶融樹脂13が貯留されている。押さ
え板14は、型開きする際にゲートブロック6を上方へ
と移動させる目的で、ばね15によりゲートブロック6
を上方へと押圧する押圧手段である。シール部材16
は、下方への溶融樹脂13の漏洩を防止してゲートブロ
ック6の上下動を滑らかにするための漏洩防止手段であ
る。突出しピン17は、上ホルダ3が下降するのに伴い
下降して、型締めした状態では基板5の一部を下型2A
に圧接するとともに、上ホルダ3が上昇する場合には基
板5の一部を下型2Aに圧接し続けて、型開き後の所定
のタイミングまでは下型2Aに基板5を強制的に保持し
続ける圧接手段である。図1と図2とに示されているよ
うに、基板5,ゲートブロック6,キャビティ部7,ゲ
ート部8,ランナ部9,押さえ板14,ばね15,シー
ル部材16,突出しピン17は、それぞれプランジャ1
2をはさむように対になって設けられている。
【0012】以下、本実施形態に係る樹脂封止装置の動
作について、図1〜図3を参照して説明する。図2は、
本実施形態に係る樹脂封止装置について、樹脂封止後の
型開きした状態を示す断面図である。図3(1),
(2)は、本実施形態に係る樹脂封止装置について、そ
れぞれ樹脂封止前の型締めした状態と樹脂封止後の型開
きした状態とにおいて、基板が配置された下型及びゲー
トブロックのみを示す斜視図である。
【0013】まず、図3(1)に示されているように、
半導体チップ(図示なし)を載置した基板5を、下型2
Aの上面に配置して、位置決めピン20に突き当てるこ
とによって位置決めする。
【0014】次に、図1に示されているように、上ホル
ダ3が下降して上型1が下型2Aの一部と基板5の一部
とを圧接するとともに、ゲートブロック6と突出しピン
17とがそれぞれ下降して基板5の一部を圧接する。こ
れにより、上型1と下型2Aとにより型締めされるとと
もに、基板5上にはキャビティ部7が形成され、カル部
10とキャビティ部7とを連通するようにランナ部9と
ゲート部8とが形成される。
【0015】次に、図1に示されているように、プラン
ジャ12を上昇して溶融樹脂13を押圧することによ
り、カル部10,ランナ部9,ゲート部8を経由してキ
ャビティ部7へ溶融樹脂13を注入する。その後に、カ
ル部10,ランナ部9,ゲート部8,キャビティ部7に
存在する溶融樹脂13を、加熱して硬化させる。これに
より、カル部10,ランナ部9,ゲート部8,キャビテ
ィ部7において、一体的に硬化樹脂を形成したことにな
る。
【0016】次に、図2に示されているように、それぞ
れ、キャビティ部7の内部には硬化樹脂からなる封止樹
脂18が、ランナ部9,カル部10の内部には硬化樹脂
からなるランナ19が、ゲート部8においてつながって
一体的に形成された状態で、上ホルダ3を上昇して上型
1と下型2Aとを型開きする。ここで、上面に封止樹脂
18が形成された基板5は、突出しピン17により下型
2Aに圧接されることによって、下型2Aの上面に強制
的に保持されている。一方、上ホルダ3の上昇に伴いゲ
ートブロック6が上昇することにより、ゲートブロック
6の上面に接して形成されたランナ19が押し上げられ
る。したがって、図2と図3(2)とに示されているよ
うに、ゲート部8においてつながって一体的に形成され
ていた、基板5上の封止樹脂18と基板5に接触してい
ないランナ19とを、容易に分割することができる。
【0017】以上説明したように、本実施形態の樹脂封
止装置によれば、キャビティ部7に溶融樹脂13を注入
するための樹脂通路部、つまり、ランナ部9が、上型1
の下面とゲートブロック6の上面との間に形成されてい
る。このことにより、基板5の上面にはランナ部9が設
けられていないので、ランナ部9に形成された硬化樹脂
であるランナ19が基板5の上面に接触しない。したが
って、硬化樹脂と基板5との密着性に依存することな
く、ゲートブロック6によりランナ19が押し上げられ
ることによって封止樹脂18とランナ19とが容易に分
割されるので、封止樹脂18におけるサイドバリの発生
を防止することができる。また、基板5から硬化樹脂を
確実に分離することを目的とした、基板5上の配線パタ
ーンと、硬化樹脂・基板5間の密着性と、基板5の強度
とに関する制約が不要になる。したがって、基板5につ
いて設計上の自由度が大幅に増加する。更に、基板5の
上面において封止樹脂18のサイドバリが発生せず、樹
脂跡が残らない。したがって、基板5と外部との電気的
接続のための外部電極を基板5の上面に形成する場合、
例えばヒートシンク付BGA(Ball Grid A
rray)を製造するために樹脂封止する場合において
も、対応可能な樹脂封止装置を提供することができる。
【0018】また、本実施形態に係る樹脂封止方法によ
れば、溶融樹脂13を、ゲートブロック6の上面と上型
1との間の空間からなるランナ部9を経由してキャビテ
ィ部7に注入して硬化させた後に、それぞれ上型1とゲ
ートブロック6とを基板5から離間する。これにより、
ゲートブロック6が、ランナ部9に形成されたランナ1
9を下方から押し上げる。したがって、ランナ19と下
型2Aに圧接された基板5上の封止樹脂18とを容易に
分割するので、サイドバリの発生を抑制することができ
る。
【0019】なお、本発明に係る樹脂封止装置のゲート
ブロック6については、上面におけるポット11に近い
部分が、図1,図2に示されたように下型2Aの上面と
平行になるようにしてもよく、図3に示されたように下
型2Aの上面に対して傾斜していてもよい。
【0020】(第2の実施形態)以下、本発明に係る樹
脂封止装置の第2の実施形態を、図4と図5とを参照し
て説明する。図4と図5とは、各々本実施形態に係る樹
脂封止装置について、樹脂封止前の型締めした状態と、
樹脂封止後の型開きした状態とをそれぞれ示す断面図で
ある。本実施形態は、型開きする際に下型に基板を強制
的に固定する目的で、突出しピンに代えて、本発明に係
る基板保持装置であって下型に基板を吸着する基板保持
装置を使用するものである。
【0021】図4において、下型2Bは、複数の連続気
孔を有する金属、つまり海綿状の断面形状を有する金属
から構成されている金型である。吸着用エア流路21
は、下型2Bが有する複数の連続気孔を介して基板5を
下方から吸引することにより、下型2Bの上面に基板5
を確実かつ均一に吸着するための管路である。
【0022】本実施形態に係る樹脂封止装置の動作を説
明する。まず、図4に示されているように、半導体チッ
プ(図示なし)を載置した基板5を、下型2Bの上面に
配置し、吸着用エア流路21を介して吸引する。これに
よって、下型2Bの上面に基板5を吸着して強制的に保
持する。次に、第1に実施形態と同様に、カル部10,
ランナ部9,ゲート部8を経由してキャビティ部7へ溶
融樹脂13を注入した後に、カル部10,ランナ部9,
ゲート部8,キャビティ部7に存在する溶融樹脂13を
加熱して硬化させる。次に、図5に示されているよう
に、それぞれ硬化樹脂からなる封止樹脂18とランナ1
9とがゲート部8においてつながって一体的に形成され
た状態で、上ホルダ3を上昇して上型1と下型2Bとを
型開きする。ここで、上面に封止樹脂18が形成された
基板5は、吸着用エア流路21によって下型2Bに吸着
されている。一方、上ホルダ3の上昇に伴いゲートブロ
ック6が上昇することにより、ゲートブロック6の上面
に接して形成されたランナ19が押し上げられる。した
がって、ゲート部8においてつながって一体的に形成さ
れていた、基板5上の封止樹脂18と基板5に接触して
いないランナ19とを、容易に分割することができる。
【0023】本実施形態に係る樹脂封止装置及び樹脂封
止方法によっても、第1の実施形態と同様に、封止樹脂
18におけるサイドバリの発生と基板5の上面における
樹脂跡の残存とを防止するとともに、基板5について設
計上の自由度を大幅に増加させることができる。また、
本発明に係る基板保持装置によれば、海綿状の断面形状
を有する下型2Bの上面において、複数の連続気孔を介
して基板5が吸着される。したがって、基板5が低強度
の基板、例えばフイルム状のフレキシブル基板等の場合
であっても、基板5が確実かつ均一に保持される。
【0024】なお、上述の各実施形態についての説明で
は、下ホルダ4を固定して上ホルダ3、つまり上型1を
上下動させたが、これに限らず、上ホルダ3を固定して
下ホルダ4、つまり下型2A又は下型2Bを上下動させ
てもよい。
【0025】また、図1,図2,図4,図5には、1個
のプランジャ12が、プランジャ12の両側にそれぞれ
1個ずつ設けられたランナ部9を経由して、各ランナ部
9にそれぞれつながるキャビティ部7に溶融樹脂13を
注入する構成を示した。これに限らず、1個のプランジ
ャ12が、1個のランナ部9を経由して1個のキャビテ
ィ部7に溶融樹脂13を注入する構成も可能である。更
に、1個のプランジャ12が、それぞれプランジャ12
の片側に設けられた複数のランナ部9を経由して、各ラ
ンナ部9にそれぞれつながるキャビティ部7に溶融樹脂
13を注入する多数個採りの構成も可能であり、また、
この多数個採りの構成をそれぞれプランジャ12の両側
に設けることもできる。加えて、図3に示されているよ
うに、ポット11及びプランジャからなる組合せが複数
組だけ設けられる、いわゆるマルチプランジャ金型の構
成を採用することもできる。この場合には、各組合せの
両側に、連続的に形成されたゲートブロック6を設ける
とともに、各組合せの両側にそれぞれ基板5が配置され
るようにすればよい。マルチプランジャ金型の構成を採
用すれば、樹脂封止装置が1回動作することによって、
複数個(図3においては8個)の基板5を同時に樹脂封
止することができる。また、均一な圧力で溶融樹脂が注
入されるので、ボイドの少ない高品位な封止樹脂が得ら
れる。
【0026】
【発明の効果】本発明に係る樹脂封止装置によれば、基
板の上面におけるキャビティ部以外の領域には硬化樹脂
が形成されない。これにより、基板上面の配線パターン
について設計上の制約が低減されるとともに、樹脂通路
部とキャビティ部とにおける硬化樹脂同士が容易に分割
されるので、サイドバリの発生が防止される。また、基
板と硬化樹脂との密着性に依存せずに、樹脂通路部とキ
ャビティ部とにおける硬化樹脂同士が容易に分割される
ので、基板と硬化樹脂との密着性及び基板の強度につい
て、設計上の制約が低減される。更に、1回の動作でそ
れぞれ複数の樹脂通路部を経由して複数のキャビティ部
に溶融樹脂が注入されるので、樹脂封止が効率よく行わ
れる。したがって、サイドバリの発生を防止し、設計の
自由度を向上させるとともに、作業効率のよい樹脂封止
装置を提供できるという、優れた実用的な効果を奏す
る。また、本発明に係る樹脂封止方法によれば、下型に
保持された基板上のキャビティ部に形成された硬化樹脂
と、樹脂通路部に形成された硬化樹脂とを容易に分割す
るので、サイドバリの発生を抑制する樹脂封止方法を提
供できるという、優れた実用的な効果を奏する。また、
本発明に係る基板保持装置によれば、複数の連続気孔を
介して基板が吸着されるので、基板が確実かつ均一に保
持される基板保持装置を提供できるという、優れた実用
的な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る樹脂封止装置に
ついて、樹脂封止前の型締めした状態を示す断面図であ
る。
【図2】本発明の第1の実施形態に係る樹脂封止装置に
ついて、樹脂封止後の型開きした状態を示す断面図であ
る。
【図3】(1),(2)は、本発明の第1の樹脂封止装
置について、それぞれ樹脂封止前の型締めした状態と樹
脂封止後の型開きした状態とにおいて、基板が配置され
た下型及びゲートブロックのみを示す斜視図である。
【図4】本発明の第2の実施形態に係る樹脂封止装置に
ついて、樹脂封止前の型締めした状態を示す断面図であ
る。
【図5】本発明の第2の実施形態に係る樹脂封止装置に
ついて、樹脂封止後の型開きした状態を示す断面図であ
る。
【図6】従来のモールド方法による樹脂封止装置につい
て、型締めした状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 上型 2A,2B 下型 3 上ホルダ 4 下ホルダ 5 基板 6 ゲートブロック(上下動部材) 7 キャビティ部 8 ゲート部 9 ランナ部 10 カル部 11 ポット 12 プランジャ 13 溶融樹脂 14 押さえ板 15 ばね 16 シール部材 17 突出しピン 18 封止樹脂 19 ランナ 20 位置決めピン 21 吸着用エア流路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体チップと外部との間で電気的信号
    を授受するための基板の上面に前記半導体チップを載置
    し、該半導体チップと前記基板との電極同士を電気的に
    接続した後に、樹脂によって前記基板を封止する樹脂封
    止装置であって、 上面において前記基板が強制的に保持される下型と、 前記下型に対向するとともに、下面の一部が前記基板の
    一部を前記下型に圧接可能に設けられた上型と、 前記基板の上方における前記上型の下面に設けられた凹
    部であって、溶融樹脂が注入されるべき空間からなるキ
    ャビティ部と、 上下動可能に設けられ、前記上型の下面の一部が前記基
    板の一部を前記下型に圧接した状態において前記基板の
    別の部分を前記下型に圧接し、かつ前記上型の下面の一
    部が前記基板の一部から離間した状態において前記基板
    の別の部分から離間する上下動部材とを備えるととも
    に、 前記上下動部材と前記上型とは、前記上型の下面の一部
    が前記基板の一部を圧接し、前記上下動部材が前記基板
    の別の部分を圧接することにより、前記上下動部材の上
    面と前記上型の下面との間の空間からなり前記キャビテ
    ィ部に連通する樹脂通路部を形成し、 前記キャビティ部と前記樹脂通路部とは、前記溶融樹脂
    が硬化した硬化樹脂によって充填され、 前記上下動部材は、前記基板の別の部分から離間するこ
    とにより前記樹脂通路部と前記キャビティ部との境界に
    おいて前記硬化樹脂を分割し、 前記基板は、前記硬化樹脂が分割された状態において前
    記下型の上面における強制的な保持から解除されること
    を特徴とする樹脂封止装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の樹脂封止装置において、 前記樹脂通路部と前記キャビティ部とは各々複数個ずつ
    設けられているとともに、 各々前記溶融樹脂を貯留する複数のポットと、 各々前記ポットに貯留された溶融樹脂を押圧することに
    よって前記樹脂通路部と前記キャビティ部とに順次前記
    溶融樹脂を注入する複数のプランジャとを更に備えたこ
    とを特徴とする樹脂封止装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の樹脂封止装置にお
    いて、 前記下型は上面における複数の開口と該開口に各々つな
    がる連続気孔とを有するとともに、 各々前記連続気孔を介して吸引することにより前記基板
    を強制的に保持する吸着機構を更に備えたことを特徴と
    する樹脂封止装置。
  4. 【請求項4】 半導体チップと外部との間で電気的信号
    を授受するための基板の上面に前記半導体チップを載置
    し、該半導体チップと前記基板との電極同士を電気的に
    接続した後に上型と下型と上下動部材とを使用して樹脂
    により前記基板を封止する樹脂封止方法であって、 前記下型の上面に配置された前記基板を強制的に保持す
    る工程と、 前記上型及び前記上下動部材の各々一部を前記基板の一
    部にそれぞれ圧接することによって、前記半導体チップ
    の周囲において前記樹脂が注入されるべき空間からなる
    キャビティ部と、前記上下動部材の上面と前記上型の下
    面との間の空間からなり前記キャビティ部に連通する樹
    脂通路部とを形成する工程と、 前記樹脂通路部を経由して前記キャビティ部に溶融樹脂
    を注入した後に該溶融樹脂を硬化させて硬化樹脂を形成
    する工程と、 前記基板から前記上型と前記上下動部材とをそれぞれ離
    間することにより、前記キャビティ部と前記樹脂通路部
    とにおいてそれぞれ形成された前記硬化樹脂同士を分割
    する工程と、 前記基板に対する強制的な保持を解除する工程とを備え
    たことを特徴とする樹脂封止方法。
  5. 【請求項5】 配線パターンが設けられ電子部品が実装
    される基板を保持する基板保持装置であって、 上面における複数の開口と該開口に各々つながる連続気
    孔とを有し、前記上面において前記基板が配置されるス
    テージを備えるとともに、 前記基板は前記連続気孔を介して吸引されることによっ
    て保持されることを特徴とする基板保持装置。
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