JP2000311563A - 着座センサ及びそれを用いた着座検出システム - Google Patents

着座センサ及びそれを用いた着座検出システム

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JP2000311563A
JP2000311563A JP11122081A JP12208199A JP2000311563A JP 2000311563 A JP2000311563 A JP 2000311563A JP 11122081 A JP11122081 A JP 11122081A JP 12208199 A JP12208199 A JP 12208199A JP 2000311563 A JP2000311563 A JP 2000311563A
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JP11122081A
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English (en)
Inventor
Ichiro Terunuma
一郎 照沼
Yasuo Takemura
安男 竹村
Kiyotsugu Oba
清嗣 大庭
Yukio Koganei
幸雄 小金井
Takaaki Katsumata
孝明 勝亦
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Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 導電パターンの簡素化しつつ着座対象の体格
を検知する。 【解決手段】 メンブレンスイッチからなる着座センサ
5の互いにオン荷重が異なる接点部13,14,15
は、抵抗41,42,43をそれぞれ介して共通接続さ
れ、この共通接続部に流れる電流値が電流検出部51で
検出される。CPU52は、電流検出部51で検出され
た電流値に基づいてオンになっている接点部13,1
4,15の組合せを検知し、それに応じて着座対象の体
格を検知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車、航空機の
座席等に設置して着座状態を検出するメンブレンスイッ
チを用いた着座センサに関し、特に着座対象の体格や姿
勢を検知するのに好適の着座センサ及び着座検出システ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種の着座センサは、例え
ば助手席に人が乗車しているかいないか、又はその体格
等を判定し、エアバッグの作動状態を制御するのに使用
されている。この着座センサとして、比較的低コストで
システムを構成することが可能なメンブレンスイッチを
使用したものが知られている。
【0003】図15は、メンブレンスイッチを使用した
着座センサの構成を示す図である。メンブレンスイッチ
は、一対の可撓性シート101,102を絶縁スペーサ
3を介して重合することにより構成される。可撓性シー
ト101,102の対向面には、それぞれ導電パターン
104,105が形成される。絶縁スペーサ103の所
定位置には、開口部106が形成され、この開口部10
6の上下の導電パターン104,105が接点部107
を形成する。接点部107に可撓性シート101,10
2の厚み方向の荷重が加わると、開口部106を介して
導電パターン104,105が接触するので、この接触
により流れる電流を検知することによって着座の有無を
判定することができる。ここで、接点部107がメンブ
レンスイッチの厚み方向の荷重によってオンになるとき
の接点部に加わる荷重を「オン荷重」と呼ぶ。
【0004】ところで、近年、助手席へのチャイルドシ
ートの使用が義務づけられることになった。チャイルド
シートの場合、乗車するのが幼児であるということもあ
り、エアバッグの作動制御は、大人の場合と同じにする
ことはできない。このため、この種の着座センサには、
単に座席への着座の有無だけでなく、着座している人の
体格なども検出できることが望まれている。そこで出願
人は、オン荷重が異なる複数の接点部を同一の着座検出
位置に近接配置して、どの接点部がオンになっているか
によって着座している人の体重を判別するようにした着
座センサを提案している(特開平10-214537号)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の着座セ
ンサは、同一の着座検出位置に近接配置された複数の接
点部のうち、どの接点部がオン状態になったかを検出す
るため、各接点部に電流が流れているかどうかをそれぞ
れ個別に検出しなければならないため、各接点部から電
流検出部まで電流を導くための個々に配線パターンを形
成しながればならず、配線パターンが複雑になるという
問題がある。
【0006】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、メンブレンスイッチの配線パターンを複雑化せず
に、体格検出が可能な着座センサ及び着座検出システム
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る着座センサ
は、一対の可撓性シートを絶縁スペーサを介して重合す
ることにより形成され、前記一対の可撓性シートの対向
面にそれぞれ導電パターンが形成されると共に、前記絶
縁スペーサの所定位置に接点部を形成するための開口部
が形成され、前記接点部で前記可撓性シートの厚み方向
の荷重が加わると前記開口部位置で対向する導電パター
ンが接触するメンブレンスイッチからなり、前記接点部
が着座検出位置に配置される着座センサを基本構造とす
るものである。
【0008】本発明に係る第1の着座センサは、上記基
本構造において、同一の着座検出位置に互いのオン荷重
がそれぞれ異なる複数の接点部が近接配置され、これら
複数の接点部が、抵抗素子をそれぞれ介して共通接続さ
れ、前記抵抗素子は、単独で又は同時にオン状態となる
可能性がある全ての接点部の組み合わせに対応した抵抗
素子の合成抵抗値が互いに等しくならないように選択さ
れたものであることを特徴とする。
【0009】着座センサがこのような構造であると、同
一の着座検出位置のどの接点部がオン状態になっている
かによって、共通接続部を流れる電流値が異なることに
なるので、この電流値を検出することによってどの接点
部がオン状態になっているかが分かり、これによりオン
状態になっている接点部のオン加重から、着座対象の体
格を検知することができる。この発明によれば、共通接
続部を流れる電流値を検出するので、共通接続部につな
がる配線パターンのみを設ければ良く、配線パターンを
単純化することができる。
【0010】本発明に係る第2の着座センサは、上記基
本構造において、複数の着座検出位置にそれぞれ接点部
が配置され、これら複数の接点部は、抵抗素子をそれぞ
れ介して共通接続され、前記抵抗素子は、同時にオン状
態となる接続部に対応する抵抗素子の合成抵抗値がオン
状態となる接続部の数に応じて変化するようにその抵抗
値を選択したものであることを特徴とする。
【0011】着座センサがこのような構造であると、オ
ン状態になっている接点部の数によって、共通接続部を
流れる電流値が異なるので、この電流値からオンになっ
ている接点部の数を検知することができる。そして、こ
のオン状態になっている接点部の数によって、着座対象
の体格を検知することができる。この場合にも、共通接
続部を流れる電流値を検出するようにしているので、配
線パターンを簡単化することができる。
【0012】本発明に係る第3の着座センサは、複数の
着座検出位置のそれぞれにオン加重が異なる複数の接点
部がそれぞれ近接配置され、異なる着座検出位置で同一
のオン加重の接点部同士は抵抗をそれぞれ介して共通接
続されてそれぞれの電流検出ラインに接続され、同一の
着座検出位置に近接配置された接点部にそれぞれ接続さ
れた抵抗は同一の抵抗値を有することを特徴とする。
【0013】着座センサがこのような構成であると、オ
ン加重が異なる接点部の種類だけ電流検出ラインが必要
になるが、電流が検出された電源検出ラインからどのオ
ン加重の接点部がオン状態になったのかが分かり、検出
された電流値からどの着座検出位置の接点部がオン状態
になったのかが分かる。従って、この場合、体格検出だ
けでなく、どの位置に加重がかかっているかによって着
座対象の姿勢も検出することが可能になる。
【0014】本発明に係る第1の着座検出システムは、
上述したような着座センサと、この着座センサに流れる
電流値を検出する検出手段と、この検出手段で検出され
た電流値に基づいて着座の有無及び着座対象を判別する
着座対象判別手段とを備えたことを特徴とする。
【0015】また、本発明に係る第2の着座検出システ
ムは、着座を検出すべき領域を分割して得られた各分割
領域にそれぞれ配置された上述の着座センサと、これら
着座センサに流れる電流値を順次サンプリングして検出
する検出手段と、この検出手段で検出された電流値に基
づいて着座の有無及び着座対象を判別する着座対象判別
手段とを備えたことを特徴とする。
【0016】特に、第2の着座検出システムによれば、
着座すべき領域を分割して得られた各分割領域に着座セ
ンサが配置されるので、更に詳細な姿勢制御が可能にな
るという利点がある。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の好
ましい実施の形態について説明する。図1は、この発明
が適用される自動車用座席を示している。座席1は、着
座部2、背もたれ部3及びヘッドレスト4により構成さ
れるが、着座部2の布張り又は革張りの直下に本発明の
シート状の着座センサ5が埋め込まれている。
【0018】この着座センサ5は、メンブレンスイッチ
からなるもので、1枚の矩形状シートでも良いが、好ま
しくは図2にその一部平面図を示すように、湾曲する着
座部2に常にフィットするように、各着座検出位置に対
応して分散的に配置されるサークル部11と、これらサ
ークル部11を連結する連結部12とからなる形状を有
する。この実施例では、各サークル部11に、異なる荷
重でオン状態となる3つの接点部13,14,15が近
接して配置されている。
【0019】図3にこの着座センサ5の各層を剥離した
分解斜視図を、また図4(a)に図2のA−A′断面図
を、図4(b)に同じくB−B′断面図を、図4(c)
にC−C′断面図をそれぞれ示す。図示のように、この
着座センサ5は、ポリエステルフィルムのような絶縁樹
脂フィルム等からなる一対の可撓性シート21,22
を、絶縁スペーサ23を介して重合することにより構成
されている。可撓性シート21,22の対向面には、そ
れぞれ銀ペースト等からなる導電パターン24,25が
スクリーン印刷等の方法で形成されている。図中上側の
導電パターン24は、この例では接点部13,14,1
5に対応する部分にそれぞれ形成されるランド部24
a,24b,24cと、これらランド部24a,24
b,24cを+側電源端子に共通に接続するリード部2
4dとにより構成されている。
【0020】一方、下側の導電パターンは、この例では
接点部13,14,15に対応する部分にそれぞれ形成
されるランド部25a,25b,25cと、これらラン
ド部25a,25b,25cを後述する抵抗をそれぞれ
介して共通接続して検出系まで電流を導くリード25d
とから構成されている。絶縁スペーサ23の接点部1
3,14に対応する位置には、開口部31,32,33
が形成され、この開口部31,32,33を介して荷重
印加時に上下のランド24aと25a、24bと25
b、24cと25cがそれぞれ接触するようになってい
る。
【0021】図5は、絶縁スペーサ23の開口部の径と
オン荷重との関係を示したグラフである。このグラフか
ら明らかなように、メンブレンスイッチでは、絶縁スペ
ーサ23の開口部の孔径によって、接点部のオン荷重が
変化する。即ち、開口部径が小さいとオン荷重は大きく
なり、開口部径が大きくなるに従ってオン荷重は小さく
なっていく。従って、この実施例の場合、オン荷重は、
接点部13>接点部14>接点部15の関係になる。こ
のため、接点部13〜15の組合せによって着座してい
る人の体重を次のように検出することができる。
【0022】
【表1】
【0023】この着座センサでは、図6に示すように、
可撓性シート22の表面に形成された導電パターン25
のうち、接点部13,14,15をそれぞれ構成するラ
ンド25a,25b,25cが、抵抗41,42,43
をそれぞれ介してリード25dに共通に接続されてい
る。抵抗41〜43は、例えばカーボンペーストのスク
リーン印刷等によって形成された抵抗層で、それぞれの
抵抗値をR1,R2,R3とすると、次の数1を満たす
ように、その抵抗値が設定されたものとなっている。
【0024】
【数1】 R3≠1/{(1/R2)+(1/R3)} ≠1/{(1/R1)+(1/R2)+(1/R3)}
【0025】図7は、この着座センサ5を使用した着座
検出システムの構成を示す回路図である。図中○で示し
た部分が接点部13〜15に相当し、開口部31〜33
の大きさに応じてその大きさを変えて表示している。各
着座検出位置に配置された接点部13〜15がそれぞれ
抵抗41〜43を介して共通接続され、更に全ての着座
検出位置の共通接続部が共通接続されて着座センサ5が
形成され、この着座センサ5から出力される電流の電流
値が電流検出部51で検出される。この電流値Iは、オ
ンになった接点部に接続された抵抗の合成抵抗値Rによ
って、I=V/Rと求められる。合成抵抗値Rは、下記
2のように求められる。
【0026】
【数2】(1)幼児着座時 R=R3 (2)小さい人着座時 R=1/{(1/R2)+(1/R3)} (3)大人着座時 R=1/{(1/R1)+(1/R2)+(1/R
3)}
【0027】この電流検出部51で検出される電流値I
を判別することによって、CPU52で接点部13〜1
5のオン/オフ状態を検出することができる。
【0028】この実施例では、電流値によってどの接点
部13〜15がオン状態になっているかが分かるので、
電流検出部51まで電流を導くリード25dは、1本あ
れば良く、メンブレンスイッチの導電パターンを単純化
することができる。
【0029】図8は、本発明の他の実施例を示す図であ
り、可撓性シート22の表面に形成された導電パターン
25の一部を示している。図9は、この実施例を適用し
た着座検出システムの構成を示す図である。この実施例
では、各着座検出位置で検出される電流値の検出経路を
分離して、着座対象の判別と共にその姿勢も検出できる
ようにしている。その他の構成は、先の実施例と同様で
ある。
【0030】この実施例では各着座検出位置に対応した
サークル11内のランド25a,25b,25cについ
ては抵抗41〜43をそれぞれ介して共通接続されてい
るが、各着座位置毎にリード25d,25e,25fが
引き出され、これらを流れる電流が電流検出部51で別
々に検出されるようになっている。この実施例によれ
ば、着座対象の状態だけでなく、着座検出場所も分かる
ので、乗車している人が前寄りか、後ろ寄りか、右寄り
か、左寄りか等の姿勢を検出することもでき、エアバッ
グの更に細かな制御が可能になる。なお、検出方法とし
ては、複数の検出回路による同時検出方式の他、検出系
統を順次切り換えるサンプリング方式を採用することが
できる。特にサンプリング方式の場合、少ない回路素子
数で多数の検出点を検出することが可能になる。
【0031】図10は、本発明の更に他の実施例に係る
着座検出システムを示す回路図である。この実施例で
は、オン加重が等しい接点部13,14又は15同士を
抵抗41,42又は43を介して共通接続したものであ
る。また、接点部13〜14に接続される抵抗41〜4
3は、各着座検出位置毎に等しい抵抗値としている。
【0032】このような構成であると、電流検出部51
には、接点部の数だけの信号検出経路が導入されること
になるが、どの経路で電流が流れているかによってオン
になっている接点部の種類が分かり、その電流値からオ
ンになっている接点部の位置が分かるので、着座対象の
体格だけでなく、姿勢も検出することができる。
【0033】図11は、更に他の実施例に係る着座検出
システムを示す回路図である。この実施例では、オン加
重が等しい複数の接点部16を、各着座検出位置に配置
し、これら接点部16を抵抗44を介して共通接続する
ことにより、着座センサ5が形成されている。ここで抵
抗44を全て共通の抵抗値とすれば、電流検出部51に
流れ込む電流値によってオンになっている接点部16の
数が分かるので、この数によってCPU52は、着座し
ている人の体格を検知することができる。
【0034】また、図11において、抵抗44の抵抗値
を互いに異なる値とし、且つ同時にオン状態となる可能
性のある接点部の組合せに対応した抵抗値の合成抵抗が
互いに異なるように設定すれば、着座対象の体格だけで
なく、その姿勢も検出することが可能になる。
【0035】図12は、メンブレンスイッチからなる着
座センサ5において、複数の着座検出位置にそれぞれ接
点部が配置され、これら複数の接点部は、別々の電流検
出ラインにそれぞれ接続されたもので、具体的には、接
点部16を抵抗を介さないで電流検出部52に接続した
例である。この例のように、抵抗を用いない場合には、
個々の接点部の数だけのリードが必要になる。
【0036】図13は、以上の着座センサを検出エリア
に分散配置した着座検出システムの構成を示す図であ
る。例えば、座席1に左右と中央の検出領域AL,A
C,ARを設定し、各領域AL,AC,ARに着座セン
サ5を配置し、これら着座センサ5からの1又は複数の
リードを介して導入される電流を切替回路53を介して
例えば時分割で切り換えて、電流検出部51に導く。こ
のようにすることにより、更に詳細な姿勢検出が可能に
なる。座席を前後左右に分割すれば、更に詳細な姿勢検
出が可能である。
【0037】なお、本発明は、上述した実施例に限定さ
れるものではない。例えば、図14に示すように、同一
の着座検出位置に配置される接点部の数や配置方法は、
種々変更して実施することができる。
【0038】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明によれば、単
純なリードパターンで着座対象の体格検出が可能になる
という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例に係る着座センサが組み
込まれる自動車用座席を示す斜視図である。
【図2】 同着座センサの一部を示す平面図である。
【図3】 同着座センサの各層を剥離して示す分解斜視
図である。
【図4】 図2のA−A′線、B−B′線及びC−C′
線の切断断面図である。
【図5】 同着座センサの開口部の孔径とオン荷重との
関係を示すグラフである。
【図6】 同着座センサの要部の導電パターンを示す平
面図である。
【図7】 同着座センサを使用した着座検出システムの
回路図である。
【図8】 本発明の他の実施例に係る着座センサの要部
の導電パターンを示す平面図である。
【図9】 同着座センサを使用した着座検出システムの
回路図である。
【図10】 本発明の更に他の実施例に係る着座検出シ
ステムの回路図である。
【図11】 本発明の更に他の実施例に係る着座検出シ
ステムの回路図である。
【図12】 他の着座センサを使用した着座検出システ
ムの回路図である。
【図13】 本発明の更に他の着座検出システムの回路
図である。
【図14】 本発明の更に他の着座センサの要部を示す
図である。
【図15】 従来の着座センサを示す一部を切り欠いた
斜視図である。
【符号の説明】
5…着座センサ、13〜16…接点部、21,22,1
01,102…可撓性シート、23,103…絶縁スペ
ーサ、24,25,104,105…導電パターン、3
1,32,106…開口部、41〜44…抵抗、51…
電流検出部、52…CPU、53…切換回路、61〜6
4…抵抗。
フロントページの続き (72)発明者 大庭 清嗣 千葉県佐倉市六崎1440番地 株式会社フジ クラ佐倉事業所内 (72)発明者 小金井 幸雄 千葉県佐倉市六崎1440番地 株式会社フジ クラ佐倉事業所内 (72)発明者 勝亦 孝明 千葉県佐倉市六崎1440番地 株式会社フジ クラ佐倉事業所内 Fターム(参考) 2F051 AA01 AB06 AC01 AC07 BA07 3B087 DE08 3B088 QA05 5G006 AA01 AA07 AZ01 FB14 FB29 5G055 DB03 DD02 DD19 DD30 DG02

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の可撓性シートを絶縁スペーサを介
    して重合することにより形成され、前記一対の可撓性シ
    ートの対向面にそれぞれ導電パターンが形成されると共
    に、前記絶縁スペーサの所定位置に接点部を形成するた
    めの開口部が形成され、前記接点部で前記可撓性シート
    の厚み方向の荷重が加わると前記開口部位置で対向する
    導電パターンが接触するメンブレンスイッチからなり、
    前記接点部が着座検出位置に配置される着座センサにお
    いて、 同一の着座検出位置に互いのオン荷重がそれぞれ異なる
    複数の接点部が近接配置され、 これら複数の接点部は、抵抗素子をそれぞれ介して共通
    接続され、 前記抵抗素子は、単独で又は同時にオン状態となる可能
    性がある全ての接点部の組み合わせに対応した抵抗素子
    の合成抵抗値が互いに等しくならないように選択された
    ものであることを特徴とする着座センサ。
  2. 【請求項2】 一対の可撓性シートを絶縁スペーサを介
    して重合することにより形成され、前記一対の可撓性シ
    ートの対向面にそれぞれ導電パターンが形成されると共
    に、前記絶縁スペーサの所定位置に接点部を形成するた
    めの開口部が形成され、前記接点部で前記可撓性シート
    の厚み方向の荷重が加わると前記開口部位置で対向する
    導電パターンが接触するメンブレンスイッチからなり、
    前記接点部が着座検出位置に配置される着座センサにお
    いて、 複数の着座検出位置にそれぞれ接点部が配置され、 これら複数の接点部は、抵抗素子をそれぞれ介して共通
    接続され、 前記抵抗素子は、同時にオン状態となる接続部に対応す
    る抵抗素子の合成抵抗値がオン状態となる接続部の数に
    応じて変化するようにその抵抗値を選択したものである
    ことを特徴とする着座センサ。
  3. 【請求項3】 前記複数の着座検出位置にそれぞれ配置
    された接点部は、互いのオン荷重がそれぞれ等しいこと
    を特徴とする請求項2記載の着座センサ。
  4. 【請求項4】 前記複数の抵抗素子は、互いに等しい抵
    抗値を有するものであることを特徴とする請求項1〜3
    のいずれか一項記載の着座センサ。
  5. 【請求項5】 前記複数の抵抗素子は、互いに異なる抵
    抗値を有するものであることを特徴とする請求項1〜3
    のいずれか一項記載の着座センサ。
  6. 【請求項6】 前記抵抗素子は、単独で又は同時にオン
    状態となる可能性がある全ての接点部の組み合わせに対
    応した抵抗素子の合成抵抗値が互いに等しくならないよ
    うに選択されたものであることを特徴とする請求項2又
    は3記載の着座センサ。
  7. 【請求項7】 一対の可撓性シートを絶縁スペーサを介
    して重合することにより形成され、前記一対の可撓性シ
    ートの対向面にそれぞれ導電パターンが形成されると共
    に、前記絶縁スペーサの所定位置に接点部を形成するた
    めの開口部が形成され、前記接点部で前記可撓性シート
    の厚み方向の荷重が加わると前記開口部位置で対向する
    導電パターンが接触するメンブレンスイッチからなり、
    前記接点部が着座検出位置に配置される着座センサにお
    いて、 複数の着座検出位置のそれぞれにオン加重が異なる複数
    の接点部がそれぞれ近接配置され、 異なる着座検出位置で同一のオン加重の接点部同士は抵
    抗をそれぞれ介して共通接続されてそれぞれの電流検出
    ラインに接続され、 同一の着座検出位置に近接配置された接点部にそれぞれ
    接続された抵抗は同一の抵抗値を有することを特徴とす
    る着座センサ。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のいずれか一項記載の着座
    センサと、 この着座センサに流れる電流値を検出する検出手段と、 この検出手段で検出された電流値に基づいて着座の有無
    及び着座対象を判別する着座対象判別手段とを備えたこ
    とを特徴とする着座検出システム。
  9. 【請求項9】 着座を検出すべき領域を分割して得られ
    た各分割領域にそれぞれ配置された請求項1〜7のいず
    れか一項記載の複数の着座センサと、 これら着座センサに流れる電流値を順次サンプリングし
    て検出する検出手段と、 この検出手段で検出された電流値に基づいて着座の有無
    及び着座対象を判別する着座対象判別手段とを備えたこ
    とを特徴とする着座検出システム。
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