JP2002052967A - 着座検出装置 - Google Patents
着座検出装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】一カ所の検出点であっても、複数の動作荷重が
設定出来、乗員の種別の判別に用いて好適な着座検出装
置を提供する。 【解決手段】車両の座席8に設けられ、乗員の着座によ
り、しきい値を越えた動作荷重が作用することにより、
電気的に導通する第1,第2スイッチを有する着座検出
装置である。第1,第2スイッチは、電極12及び電極
14と、電極12及び電極13とを組み合わせてしきい
値が異なり、同心円状に配設されている。そして、しき
い値の小さい第1スイッチにより、乗員の着座が検出さ
れると共に、しきい値の大きい第2スイッチにより、乗
員の重量による例えば、大人、子供等の種別が判別され
る。
設定出来、乗員の種別の判別に用いて好適な着座検出装
置を提供する。 【解決手段】車両の座席8に設けられ、乗員の着座によ
り、しきい値を越えた動作荷重が作用することにより、
電気的に導通する第1,第2スイッチを有する着座検出
装置である。第1,第2スイッチは、電極12及び電極
14と、電極12及び電極13とを組み合わせてしきい
値が異なり、同心円状に配設されている。そして、しき
い値の小さい第1スイッチにより、乗員の着座が検出さ
れると共に、しきい値の大きい第2スイッチにより、乗
員の重量による例えば、大人、子供等の種別が判別され
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、主に自動車等、
車両の座席に設けられて、乗員の着座を検出する着座検
出装置に関するものである。
車両の座席に設けられて、乗員の着座を検出する着座検
出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の着座検出装置としては、
図13及び図14に示すようなものが知られている。
図13及び図14に示すようなものが知られている。
【0003】この従来例の着座検出装置では、自動車の
車体内乗員室に配置される座席の座面に、着座検出シー
ト1が設けられている。
車体内乗員室に配置される座席の座面に、着座検出シー
ト1が設けられている。
【0004】この着座検出シート1では、上,下フィル
ム部材2,3間の対向面に、各々電極4…,及び5…
が、所定間隔を置いて取り付けられている。
ム部材2,3間の対向面に、各々電極4…,及び5…
が、所定間隔を置いて取り付けられている。
【0005】これらの電極4,5の周囲には、図14に
示すように、スペーサ部材6,6が、一定間隔a,Aを
置いて介在されて、前記上,下フィルム部材2,3間を
所定の間隔b,Bに保つように構成されている。
示すように、スペーサ部材6,6が、一定間隔a,Aを
置いて介在されて、前記上,下フィルム部材2,3間を
所定の間隔b,Bに保つように構成されている。
【0006】このように構成された従来の着座検出装置
では、前記座席の座面に、乗員が座ると、前記着座検出
シート1に荷重が加わる。
では、前記座席の座面に、乗員が座ると、前記着座検出
シート1に荷重が加わる。
【0007】このため、前記上フィルム部材2の前記ス
ペーサ部材6,6間の支持されていない部分が、変形し
て、図14(a)〜(c)中二点鎖線で示すように、
上,下の前記電極4,5を接触させる。
ペーサ部材6,6間の支持されていない部分が、変形し
て、図14(a)〜(c)中二点鎖線で示すように、
上,下の前記電極4,5を接触させる。
【0008】この際、検出する荷重を、前記スペーサ部
材6,6間の間隔a,A又は、高さb,Bを図14中
(a)〜(c)に示すように変えることで、調整でき
る。
材6,6間の間隔a,A又は、高さb,Bを図14中
(a)〜(c)に示すように変えることで、調整でき
る。
【0009】例えば、間隔aを図14中(b)に示すよ
うに狭く設定することにより、前記電極4,5が接触す
る荷重を大きくすることができる。
うに狭く設定することにより、前記電極4,5が接触す
る荷重を大きくすることができる。
【0010】また、高さBを図14中(c)に示すよう
に高く設定することにより、前記電極4,5が接触する
荷重を大きくすることができる。
に高く設定することにより、前記電極4,5が接触する
荷重を大きくすることができる。
【0011】そして、間隔Aを図14中(a)に示すよ
うに広く設定することにより、前記電極4,5が接触す
る荷重を小さくすることができる。
うに広く設定することにより、前記電極4,5が接触す
る荷重を小さくすることができる。
【0012】更に、高さbを図14中(a)に示すよう
に低く設定することにより、前記電極4,5が接触する
荷重を小さくすることができる。
に低く設定することにより、前記電極4,5が接触する
荷重を小さくすることができる。
【0013】従って、この従来の着座検出シート1で
は、複数組の電極4,5が、対をなし、かつ一定の間隔
を置いて取り付けられることにより、前記座席のどの箇
所に乗員が、着座したかを、前記電極4,5間に流れる
電流を検出することにより判別できる。
は、複数組の電極4,5が、対をなし、かつ一定の間隔
を置いて取り付けられることにより、前記座席のどの箇
所に乗員が、着座したかを、前記電極4,5間に流れる
電流を検出することにより判別できる。
【0014】なお、他のこの種の着座検出装置として
は、特開平10−214537号公報に記載されたメン
ブレンシートに異なる動作荷重を有するスイッチを複数
隣接させて設けたものや、或いは、特開平9−2404
24号公報等に記載されているものが知られている。
は、特開平10−214537号公報に記載されたメン
ブレンシートに異なる動作荷重を有するスイッチを複数
隣接させて設けたものや、或いは、特開平9−2404
24号公報等に記載されているものが知られている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の着座検出装置では、一組の前記電極4,5
で、一カ所の検出点における一定の動作荷重が検出され
る。
うな従来の着座検出装置では、一組の前記電極4,5
で、一カ所の検出点における一定の動作荷重が検出され
る。
【0016】このため、複数の異なる荷重を検出しよう
とすると、隣接させて複数個の異なる動作荷重の電極
4,5を取り付ける必要があり、部品点数が増大すると
共に、取付も容易とは言い難いといった問題があった。
とすると、隣接させて複数個の異なる動作荷重の電極
4,5を取り付ける必要があり、部品点数が増大すると
共に、取付も容易とは言い難いといった問題があった。
【0017】また、乗員の大人,子供等の種別を判別し
ようとする場合、前記電極4,5として、感圧抵抗素子
を用いたアナログ(抵抗値変化)のセンサを設けて、動
作荷重に応じてリニアに変化する電流を検出回路により
検出しなければならない。
ようとする場合、前記電極4,5として、感圧抵抗素子
を用いたアナログ(抵抗値変化)のセンサを設けて、動
作荷重に応じてリニアに変化する電流を検出回路により
検出しなければならない。
【0018】そこで、本発明の目的は、上記の問題点を
解消し、一カ所の検出点であっても、複数の動作荷重が
設定出来、乗員の種別の判別に用いて好適な着座検出装
置を提供することにある。
解消し、一カ所の検出点であっても、複数の動作荷重が
設定出来、乗員の種別の判別に用いて好適な着座検出装
置を提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載された発明では、車両の座席に設け
られ、乗員の着座により、しきい値を越えた動作荷重が
作用することにより、電気的に導通するスイッチを有す
る着座検出装置であって、少なくともしきい値の異なる
2つの前記スイッチが、同心円状に配設されている着座
検出装置を特徴としている。
に、請求項1に記載された発明では、車両の座席に設け
られ、乗員の着座により、しきい値を越えた動作荷重が
作用することにより、電気的に導通するスイッチを有す
る着座検出装置であって、少なくともしきい値の異なる
2つの前記スイッチが、同心円状に配設されている着座
検出装置を特徴としている。
【0020】このように構成された請求項1記載のもの
では、しきい値の小さい前記スイッチにより、乗員の着
座が検出されると共に、しきい値の大きい前記スイッチ
により、乗員の重量による例えば、大人、子供等の種別
が判別される。
では、しきい値の小さい前記スイッチにより、乗員の着
座が検出されると共に、しきい値の大きい前記スイッチ
により、乗員の重量による例えば、大人、子供等の種別
が判別される。
【0021】前記スイッチは、同心円状に配設されてい
るため、着座の有無と、同一箇所における重量の相違と
を、簡単に測定出来て乗員の種別の判別に用いて好適で
ある。
るため、着座の有無と、同一箇所における重量の相違と
を、簡単に測定出来て乗員の種別の判別に用いて好適で
ある。
【0022】また、請求項2に記載された発明では、前
記スイッチは、複数の同心円状に配置されたスイッチ部
から構成されている着座検出装置を特徴としている。
記スイッチは、複数の同心円状に配置されたスイッチ部
から構成されている着座検出装置を特徴としている。
【0023】このように構成された請求項2記載のもの
では、スイッチ部を同心円状に配置することによって面
積効率よくスイッチを配置することが出来る。
では、スイッチ部を同心円状に配置することによって面
積効率よくスイッチを配置することが出来る。
【0024】また、請求項3に記載された発明では、前
記スイッチ部の一方のフィルムに形成された電極は、円
形とリング状とをなし、かつそれらが同心円状に配置さ
れてなり、また、他方のフィルムに形成された電極は、
円形をなして配置されてなる着座検出装置を特徴として
いる。
記スイッチ部の一方のフィルムに形成された電極は、円
形とリング状とをなし、かつそれらが同心円状に配置さ
れてなり、また、他方のフィルムに形成された電極は、
円形をなして配置されてなる着座検出装置を特徴として
いる。
【0025】このように構成された請求項3記載のもの
では、電極をフィルム上に形成することによって、従来
の構造を大きく変えることなく容易に大人、小人の重量
を検出できる。
では、電極をフィルム上に形成することによって、従来
の構造を大きく変えることなく容易に大人、小人の重量
を検出できる。
【0026】また、請求項4に記載された発明では、前
記スイッチは、円弧状に配置された複数のスイッチ部か
ら構成されてなる着座検出装置を特徴としている。
記スイッチは、円弧状に配置された複数のスイッチ部か
ら構成されてなる着座検出装置を特徴としている。
【0027】このように構成された請求項4記載のもの
では、スイッチ部を円弧状に配置することによって小さ
な範囲に複数のスイッチを設けることが出来る。
では、スイッチ部を円弧状に配置することによって小さ
な範囲に複数のスイッチを設けることが出来る。
【0028】
【発明の実施の形態1】以下、本発明の具体的な実施の
形態1について、図示例と共に説明する。
形態1について、図示例と共に説明する。
【0029】図1乃至図4は、この発明の実施の形態1
の着座検出装置を示すものである。なお、前記従来例と
同一乃至均等な部分については同一符号を付して説明を
省略するする。
の着座検出装置を示すものである。なお、前記従来例と
同一乃至均等な部分については同一符号を付して説明を
省略するする。
【0030】まず、構成を説明すると、この実施の形態
1の着座検出装置では、車両の座席8の座部8a上面
に、着座検出シート9が設けられている。
1の着座検出装置では、車両の座席8の座部8a上面
に、着座検出シート9が設けられている。
【0031】この着座検出シート9は、透明の上,下フ
ィルム部材10,及び11間の対向面に、縦5列横5列
計25組の略円盤状の電極12及び、この電極12に接
触することにより電気的に導通する略円盤状の電極13
及びリング状の電極14が、所定間隔を置いて、同心円
状に印刷等により各々貼設されて取り付けられている。
ィルム部材10,及び11間の対向面に、縦5列横5列
計25組の略円盤状の電極12及び、この電極12に接
触することにより電気的に導通する略円盤状の電極13
及びリング状の電極14が、所定間隔を置いて、同心円
状に印刷等により各々貼設されて取り付けられている。
【0032】また、前記電極12、13、14には、図
3に示すように、略方形状に突設された舌片部9a方向
に向けて、リード線部12a、13a、14aが一体に
延設されていて、それらの先端が、図4に示す制御部2
0に接続されている。
3に示すように、略方形状に突設された舌片部9a方向
に向けて、リード線部12a、13a、14aが一体に
延設されていて、それらの先端が、図4に示す制御部2
0に接続されている。
【0033】なお、前記電極13は、前記電極12の中
心位置と対向する位置に中心位置を有し、この電極12
よりも小径を呈している。
心位置と対向する位置に中心位置を有し、この電極12
よりも小径を呈している。
【0034】そして、この電極13及び前記電極12に
よって、第2スイッチ部が形成されている。
よって、第2スイッチ部が形成されている。
【0035】更に、前記電極14は、前記電極13の中
心位置と同じ中心位置を有する同心円状に平板の環形形
状を呈するように形成され、前記電極12の外径と略同
一外径を呈している。
心位置と同じ中心位置を有する同心円状に平板の環形形
状を呈するように形成され、前記電極12の外径と略同
一外径を呈している。
【0036】そして、この電極14及び前記電極12に
よって、第1スイッチ部が形成されている。
よって、第1スイッチ部が形成されている。
【0037】また、前記リード線13a敷設部分には、
切り欠き導通部14bが形成されていて、この切り欠き
導通部14bには、接触によるショートを防止する絶縁
板15が、両端部に跨るように印刷又は貼設されてい
る。
切り欠き導通部14bが形成されていて、この切り欠き
導通部14bには、接触によるショートを防止する絶縁
板15が、両端部に跨るように印刷又は貼設されてい
る。
【0038】そして、これらの電極13,14間には、
同心円状に略環状を呈する硬質絶縁性スペーサ部材16
が、介在されている。また、電極14の周囲には、略環
状を呈する硬質絶縁性スペーサ部材17が、介在されて
いて、前記上,下フィルム部材10,11間を所定の間
隔cに保つように構成されている。
同心円状に略環状を呈する硬質絶縁性スペーサ部材16
が、介在されている。また、電極14の周囲には、略環
状を呈する硬質絶縁性スペーサ部材17が、介在されて
いて、前記上,下フィルム部材10,11間を所定の間
隔cに保つように構成されている。
【0039】これらのスペーサ部材16,17には、各
々空気抜き切り欠き部16a,17aが、一部に形成さ
れていて、内外の空気が出入り自在となるように構成さ
れている。
々空気抜き切り欠き部16a,17aが、一部に形成さ
れていて、内外の空気が出入り自在となるように構成さ
れている。
【0040】この実施の形態1では、前記第1スイッチ
部の電極14が、前記電極12と接触するしきい値を、
子供の体重が着座により、この着座検出シート9にかか
った重量に設定すると共に、前記第2スイッチ部の電極
13が、前記電極12と接触するしきい値を、大人の体
重が着座により、この着座検出シート9にかかった重量
となるように設定されている。
部の電極14が、前記電極12と接触するしきい値を、
子供の体重が着座により、この着座検出シート9にかか
った重量に設定すると共に、前記第2スイッチ部の電極
13が、前記電極12と接触するしきい値を、大人の体
重が着座により、この着座検出シート9にかかった重量
となるように設定されている。
【0041】更に、この着座検出シート10の上部に
は、図3に示すように、座部8aを覆うカバー部材18
が装着されている。
は、図3に示すように、座部8aを覆うカバー部材18
が装着されている。
【0042】なお、前記しきい値とはフィルム部材1
0、11の上下に圧力がかかり、変形することにより電
極(12、14)または(12、13)が接触するとき
のフィルムにかかった圧力又は荷重とする。
0、11の上下に圧力がかかり、変形することにより電
極(12、14)または(12、13)が接触するとき
のフィルムにかかった圧力又は荷重とする。
【0043】また、前記制御部20には、車両の加速度
を検出する加速度センサ21及びエアバック装置22と
各々接続されている。
を検出する加速度センサ21及びエアバック装置22と
各々接続されている。
【0044】次にこの実施の形態1の作用について説明
する。
する。
【0045】このように構成された実施の形態1の着座
検出装置では、乗員の着座により、しきい値を越えた動
作荷重が、前記着座検出シート9に作用することによ
り、前記上フィルム部材10又は下フィルム部材11が
撓み、各電極13,14を電極12に接触させる。
検出装置では、乗員の着座により、しきい値を越えた動
作荷重が、前記着座検出シート9に作用することによ
り、前記上フィルム部材10又は下フィルム部材11が
撓み、各電極13,14を電極12に接触させる。
【0046】このため、しきい値の小さい前記第1スイ
ッチ部により、大人と子供との乗員の着座が検出され
る。また、しきい値の大きい前記第2スイッチ部によ
り、大人の乗員の着座が検出される。
ッチ部により、大人と子供との乗員の着座が検出され
る。また、しきい値の大きい前記第2スイッチ部によ
り、大人の乗員の着座が検出される。
【0047】従って、前記制御部20では、前記第1ス
イッチ部のON信号により、大人、子供の何れかが着座
した状態であるとすると共に、前記第2スイッチ部のO
N,OFF信号により、重量による大人、子供等の種別
が判別される。
イッチ部のON信号により、大人、子供の何れかが着座
した状態であるとすると共に、前記第2スイッチ部のO
N,OFF信号により、重量による大人、子供等の種別
が判別される。
【0048】前記加速度センサ21では、車両の加速度
が検出され、この加速度によって、前記エアバック装置
22の展開時期が、前記制御部20で判断される。前記
制御部20では、前記第1スイッチ部のON信号によ
り、着座を確認し、エアバック装置22の展開を指示す
る。
が検出され、この加速度によって、前記エアバック装置
22の展開時期が、前記制御部20で判断される。前記
制御部20では、前記第1スイッチ部のON信号によ
り、着座を確認し、エアバック装置22の展開を指示す
る。
【0049】大人が着座している場合、前記上フィルム
部材10又は下フィルム部材11が撓み、前記第2スイ
ッチ部の電極12,14間が接触する。前記制御部20
では、この第2スイッチ部のON信号を検出して、大人
が着座していると判断し、前記エアバック展開装置に、
大人の体型に併せた、展開量及び展開スピードで展開す
るように指示する。このため、充分な乗員拘束力を得ら
れる。
部材10又は下フィルム部材11が撓み、前記第2スイ
ッチ部の電極12,14間が接触する。前記制御部20
では、この第2スイッチ部のON信号を検出して、大人
が着座していると判断し、前記エアバック展開装置に、
大人の体型に併せた、展開量及び展開スピードで展開す
るように指示する。このため、充分な乗員拘束力を得ら
れる。
【0050】また、子供が着座している場合、前記第2
スイッチ部の電極12,14間が接触しない。前記制御
部20では、この第2スイッチ部のOFF信号を検出し
て、子供が着座していると判断し、前記エアバック展開
装置に、子供の体型に併せた、展開量及び展開スピード
で展開するように指示する。例えば、大人の着座状態で
の展開量よりも小さく、また、展開スピードも遅くなる
ようにして、乗員を保護する。
スイッチ部の電極12,14間が接触しない。前記制御
部20では、この第2スイッチ部のOFF信号を検出し
て、子供が着座していると判断し、前記エアバック展開
装置に、子供の体型に併せた、展開量及び展開スピード
で展開するように指示する。例えば、大人の着座状態で
の展開量よりも小さく、また、展開スピードも遅くなる
ようにして、乗員を保護する。
【0051】このように前記第1,第2スイッチは、同
心円状に配設されているため、着座の有無と、同一箇所
における重量の相違とを、信号のON,OFFのみ検出
で判定可能な簡単な回路で構成出来て、乗員の種別の判
別に用いて好適である。
心円状に配設されているため、着座の有無と、同一箇所
における重量の相違とを、信号のON,OFFのみ検出
で判定可能な簡単な回路で構成出来て、乗員の種別の判
別に用いて好適である。
【0052】また、この実施の形態1のように、上,下
フィルム部材10,及び11間の対向面に、縦5列横4
列計20組のスイッチ部を設けることにより、乗員の着
座位置の判定を容易に行うことが出来る。このため、乗
員の種別の判定と別条件で、着座位置を判別出来、更
に、高度な前記エアバック装置22の展開制御を簡単な
回路で行うことが出来る。
フィルム部材10,及び11間の対向面に、縦5列横4
列計20組のスイッチ部を設けることにより、乗員の着
座位置の判定を容易に行うことが出来る。このため、乗
員の種別の判定と別条件で、着座位置を判別出来、更
に、高度な前記エアバック装置22の展開制御を簡単な
回路で行うことが出来る。
【0053】更に、この実施の形態1では、スイッチ部
を同心円状に配置することによって面積効率よくスイッ
チを配置することが出来る。
を同心円状に配置することによって面積効率よくスイッ
チを配置することが出来る。
【0054】そして、電極12〜14をフィルム部材1
0,11上に形成することによって、従来の構造を大き
く変えることなく容易に大人、小人の重量を検出でき
る。
0,11上に形成することによって、従来の構造を大き
く変えることなく容易に大人、小人の重量を検出でき
る。
【0055】
【変形例1】図5及び図6は、この発明の実施の形態1
の一変形例を示すものである。なお、前記実施の形態1
と同一乃至均等な部分については、同一符号を付して説
明する。
の一変形例を示すものである。なお、前記実施の形態1
と同一乃至均等な部分については、同一符号を付して説
明する。
【0056】この変形例1では、着座検出シート109
の上フィルム部材10と下フィルム部材11との間に、
中フィルム部材110が設けられている。
の上フィルム部材10と下フィルム部材11との間に、
中フィルム部材110が設けられている。
【0057】この上フィルム部材10と、中フィルム部
材110との間の対向面には、第2スイッチ部としての
略円盤状の電極112及び、この電極112に接触する
ことにより電気的に導通する電極113が、スペーサ部
材116,117により所定間隔が置かれて、印刷等に
より各々貼設されて取り付けられている。
材110との間の対向面には、第2スイッチ部としての
略円盤状の電極112及び、この電極112に接触する
ことにより電気的に導通する電極113が、スペーサ部
材116,117により所定間隔が置かれて、印刷等に
より各々貼設されて取り付けられている。
【0058】また、この中フィルム部材110と、下フ
ィルム部材11との間の対向面には、前記電極112,
113よりも大径で、これらの電極と同心円状に配設さ
れる第2スイッチ部としての略円盤状の電極114及
び、この電極114に接触することにより電気的に導通
する電極115が、スペーサ部材118により所定間隔
が置かれて、印刷等により各々貼設されて取り付けられ
ている。
ィルム部材11との間の対向面には、前記電極112,
113よりも大径で、これらの電極と同心円状に配設さ
れる第2スイッチ部としての略円盤状の電極114及
び、この電極114に接触することにより電気的に導通
する電極115が、スペーサ部材118により所定間隔
が置かれて、印刷等により各々貼設されて取り付けられ
ている。
【0059】次に、この変形例1の作用について説明す
る。この変形例1では、乗員の着座により、しきい値を
越えた動作荷重が、前記着座検出シート109に作用す
ることにより、前記上,中,下フィルム部材10,11
0,11が撓み、各電極115,114間及び電極11
2,113間を接触させる。
る。この変形例1では、乗員の着座により、しきい値を
越えた動作荷重が、前記着座検出シート109に作用す
ることにより、前記上,中,下フィルム部材10,11
0,11が撓み、各電極115,114間及び電極11
2,113間を接触させる。
【0060】このため、しきい値の小さい前記第1スイ
ッチ部により、大人と子供との乗員の着座が検出され
る。また、しきい値の大きい前記第2スイッチ部によ
り、大人の乗員の着座が検出される。
ッチ部により、大人と子供との乗員の着座が検出され
る。また、しきい値の大きい前記第2スイッチ部によ
り、大人の乗員の着座が検出される。
【0061】従って、前記制御部20では、前記第1ス
イッチ部のON信号により、大人、子供の何れかが着座
した状態であるとすると共に、前記第2スイッチ部のO
N,OFF信号により、重量による大人、子供等の種別
が判別される。
イッチ部のON信号により、大人、子供の何れかが着座
した状態であるとすると共に、前記第2スイッチ部のO
N,OFF信号により、重量による大人、子供等の種別
が判別される。
【0062】他の構成及び作用効果については、前記実
施の形態1と略同様であるので説明を省略する。
施の形態1と略同様であるので説明を省略する。
【0063】
【実施の形態2】図7及び図8は、この発明の実施の形
態2の着座検出装置を示すものである。なお、前記実施
の形態1と同一乃至均等な部分については、同一符号を
付して説明を省略する。
態2の着座検出装置を示すものである。なお、前記実施
の形態1と同一乃至均等な部分については、同一符号を
付して説明を省略する。
【0064】この実施の形態2の着座検出装置210で
は、座席下方のシートレール200に一体に形成され
て、ボルト部材211を挿通するボルト挿通筒状部20
1周囲に、バネ部材202,203が2重に設けられる
と共に、環状端子204,205間に、感圧素子206
が挟持されて設けられている。
は、座席下方のシートレール200に一体に形成され
て、ボルト部材211を挿通するボルト挿通筒状部20
1周囲に、バネ部材202,203が2重に設けられる
と共に、環状端子204,205間に、感圧素子206
が挟持されて設けられている。
【0065】また、荷重が作用するシートパン207
と、前記環状端子204との間には、補助板208及び
荷重を緩和する吸収材209が挟持されている。
と、前記環状端子204との間には、補助板208及び
荷重を緩和する吸収材209が挟持されている。
【0066】このように構成された実施の形態2の着座
検出装置210では、着座検出装置210にかかる荷重
を前記2重のバネ部材202,203で受け止めて、前
記感圧素子206への負荷を軽減している。
検出装置210では、着座検出装置210にかかる荷重
を前記2重のバネ部材202,203で受け止めて、前
記感圧素子206への負荷を軽減している。
【0067】また、前記シートパン207と、前記環状
端子204との間には、荷重を緩和する吸収材209が
挟持されていて、検出荷重の範囲が拡大される。
端子204との間には、荷重を緩和する吸収材209が
挟持されていて、検出荷重の範囲が拡大される。
【0068】このように、バネ部材202,203で受
け止めて、吸収材209によって荷重が緩和されるの
で、大荷重の検出を可能としつつ、ヒステリシスの小さ
い着座検出装置210を得ることが出来る。
け止めて、吸収材209によって荷重が緩和されるの
で、大荷重の検出を可能としつつ、ヒステリシスの小さ
い着座検出装置210を得ることが出来る。
【0069】他の構成、及び作用効果については、前記
実施の形態1と同一乃至均等であるので、説明を省略す
る。
実施の形態1と同一乃至均等であるので、説明を省略す
る。
【0070】
【実施の形態3】図9乃至図12は、この発明の実施の
形態3の着座検出装置を示すものである。なお、前記実
施の形態1,2と同一乃至均等な部分については、同一
符号を付して説明を省略する。
形態3の着座検出装置を示すものである。なお、前記実
施の形態1,2と同一乃至均等な部分については、同一
符号を付して説明を省略する。
【0071】この実施の形態3の着座検出装置310で
は、図9に示すように、複数のスイッチ311…が所定
間隔を置いて配列された基盤312と対向し、荷重が作
用する補助板部材313の対向面に、階段状緩衝材31
4が設けられている。
は、図9に示すように、複数のスイッチ311…が所定
間隔を置いて配列された基盤312と対向し、荷重が作
用する補助板部材313の対向面に、階段状緩衝材31
4が設けられている。
【0072】このように構成された実施の形態3の着座
検出装置310では、荷重が、座席の着座検出装置31
0の補助板部材313に作用すると、荷重の大きさに応
じて、前記スイッチ311…が、順次ON状態となる。
(図9においては、荷重が大きくなると左側のスイッチ
311から右側のスイッチ311に向けて順次ON状態
になる)
検出装置310では、荷重が、座席の着座検出装置31
0の補助板部材313に作用すると、荷重の大きさに応
じて、前記スイッチ311…が、順次ON状態となる。
(図9においては、荷重が大きくなると左側のスイッチ
311から右側のスイッチ311に向けて順次ON状態
になる)
【0073】
【変形例1】図10は、この発明の実施の形態3の変形
例1を示すものである。なお、前記実施の形態3と同一
乃至均等な部分については、同一符号を付して説明す
る。
例1を示すものである。なお、前記実施の形態3と同一
乃至均等な部分については、同一符号を付して説明す
る。
【0074】この変形例1では、着座検出装置410の
基板312と、補助板部材313との間に、一対のバネ
部材411,411が設けられている。
基板312と、補助板部材313との間に、一対のバネ
部材411,411が設けられている。
【0075】このように構成された実施の形態3の変形
例1の着座検出装置410では、前記実施の形態3の作
用効果に加えて更に、着座検出装置410にかかる荷重
を前記バネ部材411,411で受け止めて、大荷重の
検出が可能としている。
例1の着座検出装置410では、前記実施の形態3の作
用効果に加えて更に、着座検出装置410にかかる荷重
を前記バネ部材411,411で受け止めて、大荷重の
検出が可能としている。
【0076】他の構成、及び作用効果については、前記
実施の形態3と同一乃至均等であるので、説明を省略す
る。
実施の形態3と同一乃至均等であるので、説明を省略す
る。
【0077】
【変形例2】図11及び図12は、この発明の実施の形
態3の変形例2の着座検出装置510を示すものであ
る。なお、前記実施の形態1乃至3と同一乃至均等な部
分については、同一符号を付して説明する。
態3の変形例2の着座検出装置510を示すものであ
る。なお、前記実施の形態1乃至3と同一乃至均等な部
分については、同一符号を付して説明する。
【0078】この変形例2の着座検出装置510では、
座席下方のシートレール200に一体に形成されて、ボ
ルト部材211を挿通するボルト挿通筒状部201周囲
に、バネ部材202,203が2重に設けられると共
に、複数のスイッチ311…が所定間隔を置いて配列さ
れた環状基板511と、補助板208との間には、環状
の階段状緩衝材512が挟持されている。
座席下方のシートレール200に一体に形成されて、ボ
ルト部材211を挿通するボルト挿通筒状部201周囲
に、バネ部材202,203が2重に設けられると共
に、複数のスイッチ311…が所定間隔を置いて配列さ
れた環状基板511と、補助板208との間には、環状
の階段状緩衝材512が挟持されている。
【0079】このように構成された変形例2の着座検出
装置510では、着座検出装置210にかかる荷重が、
前記2重のバネ部材202,203で受け止められ、検
出荷重の範囲が拡大される。
装置510では、着座検出装置210にかかる荷重が、
前記2重のバネ部材202,203で受け止められ、検
出荷重の範囲が拡大される。
【0080】前記補助板部材208にシートパン207
に加えられた荷重が作用すると、荷重の大きさに応じ
て、前記スイッチ311…が、順次ON状態となる。こ
のため、大荷重の検出を可能とした着座検出装置510
を得ることが出来る。
に加えられた荷重が作用すると、荷重の大きさに応じ
て、前記スイッチ311…が、順次ON状態となる。こ
のため、大荷重の検出を可能とした着座検出装置510
を得ることが出来る。
【0081】しかも、スイッチ311…を円弧状に配置
することによって小さな範囲に複数のスイッチを設ける
ことが出来る。
することによって小さな範囲に複数のスイッチを設ける
ことが出来る。
【0082】他の構成、及び作用効果については、前記
実施の形態1乃至3と同一乃至均等であるので、説明を
省略する。
実施の形態1乃至3と同一乃至均等であるので、説明を
省略する。
【0083】以上、この発明の実施の形態1乃至3を図
面により詳述してきたが、具体的な構成はこの実施の形
態1乃至3に限らず、この発明の要旨を逸脱しない範囲
の設計の変更等があってもこの発明に含まれる。
面により詳述してきたが、具体的な構成はこの実施の形
態1乃至3に限らず、この発明の要旨を逸脱しない範囲
の設計の変更等があってもこの発明に含まれる。
【0084】例えば、前記実施の形態1では、同心円状
に2つの第1,第2スイッチを設けたが、例えば、3つ
以上の複数のスイッチを、半径方向に同心円状に配置し
ても良く、また、変形例1のように高さ方向に2層に重
ねるものに限らず、3層以上の複数層に重ねて、第1,
第2…スイッチを設ける等、同心円状に複数のスイッチ
が設けられるものであるならば良い。また、半径方向及
び高さ方向にどのように組み合わせられてもよく、荷重
の大きさに応じて導通する順序についても、例えば、小
さい荷重時には、内側から導通する等、どのような順序
であってもよい。
に2つの第1,第2スイッチを設けたが、例えば、3つ
以上の複数のスイッチを、半径方向に同心円状に配置し
ても良く、また、変形例1のように高さ方向に2層に重
ねるものに限らず、3層以上の複数層に重ねて、第1,
第2…スイッチを設ける等、同心円状に複数のスイッチ
が設けられるものであるならば良い。また、半径方向及
び高さ方向にどのように組み合わせられてもよく、荷重
の大きさに応じて導通する順序についても、例えば、小
さい荷重時には、内側から導通する等、どのような順序
であってもよい。
【0085】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1記載
の発明によれば、しきい値の小さい前記スイッチによ
り、乗員の着座が検出されると共に、しきい値の大きい
前記スイッチにより、乗員の重量による例えば、大人、
子供等の種別が判別される。
の発明によれば、しきい値の小さい前記スイッチによ
り、乗員の着座が検出されると共に、しきい値の大きい
前記スイッチにより、乗員の重量による例えば、大人、
子供等の種別が判別される。
【0086】前記スイッチは、同心円状に配設されてい
るため、着座の有無と、同一箇所における重量の相違と
を、簡単に測定出来て乗員の種別の判別に用いて好適で
ある、という実用上有益な効果を発揮し得る。
るため、着座の有無と、同一箇所における重量の相違と
を、簡単に測定出来て乗員の種別の判別に用いて好適で
ある、という実用上有益な効果を発揮し得る。
【0087】また、請求項2に記載されたものでは、ス
イッチ部を同心円状に配置することによって面積効率よ
くスイッチを配置することが出来る。
イッチ部を同心円状に配置することによって面積効率よ
くスイッチを配置することが出来る。
【0088】更に、請求項3に記載されたものでは、電
極をフィルム上に形成することによって、従来の構造を
大きく変えることなく容易に大人、小人の重量を検出で
きる。
極をフィルム上に形成することによって、従来の構造を
大きく変えることなく容易に大人、小人の重量を検出で
きる。
【0089】また、請求項4に記載されたものでは、ス
イッチ部を円弧状に配置することによって小さな範囲に
複数のスイッチを設けることが出来る、という実用上有
益な効果を発揮する。
イッチ部を円弧状に配置することによって小さな範囲に
複数のスイッチを設けることが出来る、という実用上有
益な効果を発揮する。
【図1】本発明の実施の形態1の着座検出装置で、要部
の分解斜視図である。
の分解斜視図である。
【図2】実施の形態1の着座検出装置で、図3中A−A
線に沿った位置での断面図である。
線に沿った位置での断面図である。
【図3】実施の形態1の着座検出装置で、全体の構成を
説明する斜視図である。
説明する斜視図である。
【図4】実施の形態1の着座検出装置で、エアバック制
御系の接続を説明する模式図である。
御系の接続を説明する模式図である。
【図5】実施の形態1の変形例1の着座検出装置で、要
部の分解斜視図である。
部の分解斜視図である。
【図6】実施の形態1の変形例1の着座検出装置で、図
2に相当する位置での断面図である。
2に相当する位置での断面図である。
【図7】実施の形態2の着座検出装置で、要部の分解斜
視図である。
視図である。
【図8】実施の形態2の着座検出装置で、図2に相当す
る位置での断面図である。
る位置での断面図である。
【図9】実施の形態3の着座検出装置で、要部の斜視図
である。
である。
【図10】実施の形態3の変形例1の着座検出装置で、
要部の側面図である。
要部の側面図である。
【図11】実施の形態3の変形例2の着座検出装置で、
要部の分解斜視図である。
要部の分解斜視図である。
【図12】実施の形態3の変形例2の着座検出装置で、
図8に相当する位置での断面図である。
図8に相当する位置での断面図である。
【図13】従来例の着座検出装置で、着座検出シートの
斜視図である。
斜視図である。
【図14】従来例の着座検出装置で、(a)は、標準的
な間隔A及び高さbを有する着座検出シート、(b)
は、比較的狭い間隔aを有する着座検出シート、(c)
は、比較的高い高さBを有する着座検出シートの要部の
断面図である。
な間隔A及び高さbを有する着座検出シート、(b)
は、比較的狭い間隔aを有する着座検出シート、(c)
は、比較的高い高さBを有する着座検出シートの要部の
断面図である。
8 座席 9 着座検出シート 10 上フィルム部材 11 下フィルム部材 12,13 電極 16,17 スペーサ部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01H 13/16 H01H 13/16 B
Claims (4)
- 【請求項1】車両の座席に設けられ、乗員の着座によ
り、しきい値を越えた動作荷重が作用することにより、
電気的に導通する複数のスイッチが前記座席上に配置さ
れている着座検出装置であって、 前記複数のスイッチは、少なくともしきい値の異なる複
数の前記スイッチ部から構成されると共に該スイッチ部
からの所定の順序に配設されてなることを特徴とする着
座検出装置。 - 【請求項2】前記スイッチは、複数の同心円状に配置さ
れたスイッチ部から構成されていることを特徴とする請
求項1記載の着座検出装置。 - 【請求項3】前記スイッチ部の一方のフィルムに形成さ
れた電極は、円形とリング状とをなし、かつそれらが同
心円状に配置されてなり、また、他方のフィルムに形成
された電極は、円形をなして配置されてなることを特徴
とする請求項2記載の着座検出装置。 - 【請求項4】前記スイッチは、円弧状に配置された複数
のスイッチ部から構成されてなることを特徴とする請求
項1記載の着座検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000243041A JP2002052967A (ja) | 2000-08-10 | 2000-08-10 | 着座検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000243041A JP2002052967A (ja) | 2000-08-10 | 2000-08-10 | 着座検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002052967A true JP2002052967A (ja) | 2002-02-19 |
Family
ID=18733961
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000243041A Pending JP2002052967A (ja) | 2000-08-10 | 2000-08-10 | 着座検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002052967A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7523679B2 (en) * | 2007-02-23 | 2009-04-28 | Delphi Technologies, Inc. | Switch-based seat sensor for occupant presence detection |
JP2011085452A (ja) * | 2009-10-14 | 2011-04-28 | Fujikura Ltd | 感圧センサ及びこれを用いた乗員検知装置 |
JP2012013615A (ja) * | 2010-07-02 | 2012-01-19 | Daifuku Co Ltd | 人体検知装置及びそれを備えた物品中継搬送装置 |
JP2016027531A (ja) * | 2014-01-16 | 2016-02-18 | 有限会社モミックスジャパン | 円盤型フレキシブルスイッチ |
JP6093467B1 (ja) * | 2016-04-12 | 2017-03-08 | 株式会社フジクラ | 荷重検知センサユニット |
-
2000
- 2000-08-10 JP JP2000243041A patent/JP2002052967A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7523679B2 (en) * | 2007-02-23 | 2009-04-28 | Delphi Technologies, Inc. | Switch-based seat sensor for occupant presence detection |
JP2011085452A (ja) * | 2009-10-14 | 2011-04-28 | Fujikura Ltd | 感圧センサ及びこれを用いた乗員検知装置 |
JP2012013615A (ja) * | 2010-07-02 | 2012-01-19 | Daifuku Co Ltd | 人体検知装置及びそれを備えた物品中継搬送装置 |
JP2016027531A (ja) * | 2014-01-16 | 2016-02-18 | 有限会社モミックスジャパン | 円盤型フレキシブルスイッチ |
JP6093467B1 (ja) * | 2016-04-12 | 2017-03-08 | 株式会社フジクラ | 荷重検知センサユニット |
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