JP2000357431A - メンブレンスイッチ並びにそれを用いた着座センサ及び着座検出システム - Google Patents

メンブレンスイッチ並びにそれを用いた着座センサ及び着座検出システム

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JP2000357431A
JP2000357431A JP11167392A JP16739299A JP2000357431A JP 2000357431 A JP2000357431 A JP 2000357431A JP 11167392 A JP11167392 A JP 11167392A JP 16739299 A JP16739299 A JP 16739299A JP 2000357431 A JP2000357431 A JP 2000357431A
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JP11167392A
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Inventor
Ichiro Terunuma
一郎 照沼
Yasuo Takemura
安男 竹村
Kiyotsugu Oba
清嗣 大庭
Yukio Koganei
幸雄 小金井
Takaaki Katsumata
孝明 勝亦
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Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各接点部の配置自由度を向上させると共に、
全体のコンパクト化を図る。 【解決手段】 上側の導電パターン24は、1つの接点
部群11に1つ共通に設けられる円形状の第1ランド3
1と、複数の接点部群11の第1ランド31を共通に接
続する第1リード32とにより構成されている。一方、
下側の導電パターン25は、同図(b)に示すように、
第1ランド31に対応して設けられた、互いに絶縁され
た状態で同心配置された複数の円環状パターン43,4
4,45からなる第2ランド41と、この第2ランド4
1の円環状パターン43,44,45にそれぞれ接続さ
れる第2リード46、第3リード47及び第4リード4
8とから構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車、航空機の
座席等に設置して着座状態を検出するのに適したメンブ
レンスイッチ及びこれを用いた着座センサに関し、特に
着座対象の体格や姿勢を検知するのに好適のメンブレン
スイッチ、着座センサ及び着座検出システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種の着座センサは、例え
ば助手席に人が乗車しているかいないか、又はその体格
等を判定し、エアバックの作動状態を制御するのに使用
されている。この着座センサとして、比較的低コストで
システムを構成することが可能なメンブレンスイッチを
使用したものが知られている。
【0003】図12は、メンブレンスイッチを使用した
着座センサの構成を示す図である。メンブレンスイッチ
は、一対の可撓性シート101,102を絶縁スペーサ
103を介して重合することにより構成される。可撓性
シート101,102の対向面には、それぞれ導電パタ
ーン104,105が形成される。絶縁スペーサ103
の所定位置には、開口部106が形成され、この開口部
106の上下の導電パターン104,105が接点部1
07を形成する。接点部107に可撓性シート101,
102の厚み方向の荷重が加わると、開口部106を介
して導電パターン104,105が接触するので、この
接触により流れる電流を検知することによって着座の有
無を判定することができる。ここで、接点部107がメ
ンブレンスイッチの厚み方向の荷重によってオンになる
ときの接点部に加わる荷重を「オン荷重」と呼ぶ。
【0004】ところで、近年、助手席へのチャイルドシ
ートの使用が義務づけられることになった。チャイルド
シートの場合、乗車するのが幼児であるということもあ
り、エアバックの作動制御は、大人の場合と同じにする
ことはできない。このため、この種の着座センサには、
単に座席への着座の有無だけでなく、着座している人の
体格なども検出できることが望まれている。そこで出願
人は、オン荷重が異なる複数の接点部を同一の着座検出
位置に近接配置して、どの接点部がオンになっているか
によって着座している人の体重を判別するようにした着
座センサを提案している(特開平10-214537号)。この
着座センサでは、図13に示すように、絶縁スペーサの
開口部の孔径を異ならせた複数の接点部111,11
2,113を組み合わせて1つの接点部群110を構成
している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の着座センサは、1つの接点部群110を開口部孔径を
異ならせた複数の接点部111,112,113で構成
しているため、スイッチ自体が大型化する傾向にあり、
また、各接点部111〜113を配置する場所の設定も
難しいという問題がある。
【0006】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、各接点部の配置自由度を向上させると共に、全体
のコンパクト化を図ることができるメンブレンスイッ
チ、着座センサ及び着座検出システムを提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係るメンブレン
スイッチは、一対の可撓性シートを絶縁スペーサを介し
て重合することにより形成され、前記一対の可撓性シー
トの対向面にそれぞれ導電パターンが形成されると共
に、前記絶縁スペーサの所定位置に接点部を形成するた
めの開口部が形成され、前記接点部で前記可撓性シート
の厚み方向の荷重が加わると前記開口部位置で対向する
導電パターンが接触するメンブレンスイッチにおいて、
前記接点部が、一方の前記可撓性シート側の導電パター
ンによって形成された第1ランドと、これと対応する他
方の前記可撓性シート側の導電パターンによって形成さ
れてスイッチオン時に前記第1ランドと接触する第2ラ
ンドとからなり、前記第2ランドが、同心円状に配置さ
れて互いに絶縁された複数の円環状パターンからなり、
前記第1ランドが、前記第2ランドの複数の円環状パタ
ーンを全体的に覆うパターンからなり、前記第1ランド
と第2ランドの接触面積が増大するに伴って前記複数の
円環状パターンが内側から外側へと順次オン状態となっ
ていくことにより、1つの接点部で複数通りのオンパタ
ーンを得ることができるようにしたものである。
【0008】本発明に係る着座センサは、一対の可撓性
シートを絶縁スペーサを介して重合することにより形成
され、前記一対の可撓性シートの対向面にそれぞれ導電
パターンが形成されると共に、前記絶縁スペーサの所定
位置に接点部を形成するための開口部が形成され、前記
接点部で前記可撓性シートの厚み方向の荷重が加わると
前記開口部位置で対向する導電パターンが接触するメン
ブレンスイッチからなり、前記接点部が着座検出位置に
配置される着座センサにおいて、互いのオン荷重が異な
る複数種類の接点部が近接配置されて1組の接点部群を
構成すると共に、この接点部群が複数組設けられ、前記
1組の接点部群は、一方の前記可撓性シート側の導電パ
ターンによって形成された第1ランドと、これと対応す
る他方の前記可撓性シート側の導電パターンによって形
成されてスイッチオン時に前記第1ランドと接触する第
2ランドとからなり、前記第2ランドは、同心円状に配
置されて互いに絶縁された複数の円環状パターンからな
り、前記第1ランドは、前記第2ランドの複数の円環状
パターンを全体的に覆うパターンからなるものであるこ
とを特徴とする。
【0009】また、本発明に係る着座検出システムは、
上述した着座センサと、この着座センサの前記第2ラン
ドを構成する複数の円環状パターンをそれぞれ流れる電
流値を検出する検出手段と、この検出手段で検出された
電流値に基づいて着座の有無及び着座対象を判別する着
座対象判別手段とを備えたことを特徴とする。
【0010】本発明によれば、第2ランドが同心円状に
配置されて互いに絶縁された複数の円環状パターンから
なり、第1ランドがこれらを全体的に覆うパターンから
なるので、オン荷重が小さい場合には、第1ランドの中
心部と第2ランドの最も中央のパターンのみが接触し、
接触面積が大きくなるにつれて、つまりオン荷重が大き
くなるにつれて、第1ランドの第2ランドとの接触面積
が中心から外側に拡がっていき、第2ランドの同心円状
に配置された円環状パターンが内側から外側へと順次オ
ンになっていく。従って、オンになっている円環状パタ
ーンの数によりオン荷重を段階的に検知することが可能
になる。
【0011】本発明によれば、1つの開口部に配置され
た第1及び第2ランドの接触状態でオン荷重を検知する
ことができるので、スイッチの各接点部群をコンパクト
にすることかぎでき、これにより、各接点部の配置自由
度も高めることができる。
【0012】なお、本発明は、第2ランドを同心的配置
された複数の円環状パターンによって構成しているの
で、絶縁スペーサの開口部の孔径が大きくなって、シー
トの僅かな曲がりでスイッチがオン状態になったり、オ
ン荷重が低くなりすぎる可能性もある。この場合には、
第1ランドの中央部及び第2ランドを構成する複数の円
環状パターンのうち最も内側に配置されたパターンの中
央部の少なくとも一方に絶縁部を形成すればよい。この
絶縁部の存在によって、第1ラント及び第2ランドの中
央部が導通しなくなるので、スイッチの曲がり等によっ
て容易にオンになるのを防止することができ、また、オ
ン荷重を高めることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の好
ましい実施の形態について説明する。図1は、この発明
が適用される自動車用座席を示している。座席1は、着
座部2、背もたれ部3及びヘッドレスト4により構成さ
れるが、着座部2の布張り又は革張りの直下に本発明の
シート状の着座センサ5が埋め込まれている。
【0014】この着座センサ5は、メンブレンスイッチ
からなるもので、図2(a)にその一部平面図を示すよ
うに、異なる荷重でオン状態となる3つの接点部13,
14,15が1つの接点部群11を構成するように同軸
的に近接配置されている。
【0015】図2(b)に図2(a)のA−A′断面図
を示す。図示のように、この着座センサ5は、ポリエス
テルフィルムのような絶縁樹脂フィルム等からなる一対
の可撓性シート21,22を、絶縁スペーサ23を介し
て重合することにより構成されている。可撓性シート2
1,22の対向面には、それぞれ銀ペースト等からなる
導電パターン24,25がスクリーン印刷等の方法で形
成されている。絶縁スペーサ23の接点部群11に対応
する位置には、開口部26が形成され、この開口部26
を介して荷重印加時に上下の導電パターン24,25が
接触するようになっている。
【0016】図3(a)は上側の導電パターン24を、
また、同図(b)は下側の導電パターン25をそれぞれ
示した図である。同図(a)に示すように、上側の導電
パターン24は、1つの接点部群11に1つ共通に設け
られる円形状の第1ランド31と、複数の接点部群11
の第1ランド31を共通に接続する第1リード32とに
より構成されている。一方、下側の導電パターン25
は、同図(b)に示すように、第1ランド31に対応し
て設けられた、互いに絶縁された状態で同心配置された
複数の円環状パターン43,44,45からなる第2ラ
ンド41と、この第2ランド41の円環状パターン4
3,44,45にそれぞれ接続される第2リード46、
第3リード47及び第4リード48とから構成されてい
る。円環状パターン43,44,45は、それぞれ接点
部13,14,15と対応している。第2リード46と
第3リード47との交差部49は、レジストパターンを
重ねて相互に絶縁する。第1リード32は、+側電源端
子に共通に接続され、第2〜第4リード46〜48は、
各円環状パターン43,44,45を流れる電流を検出
する検出系に接続される。
【0017】着座センサ5がこのような構成であると、
オン荷重が高くなるに従って、第1ランド31と第2ラ
ンド41の円環状パターン43、第1ランド31と第2
ランド41の円環状パターン44、第1ランド31と第
2ランド41の円環状パターン45の順に接触してい
く。従って、第1ランド31と第2ランド41の円環状
パターン43,44,45との接触の有無をそれぞれ検
出することにより、次のように着座の有無及び着座対象
を検知することができる。
【0018】
【表1】
【0019】図4は、この着座センサ5を使用した着座
検出システムの構成を示す回路図である。各パターン4
3,44,45に対応した接点部13,14,15をそ
れぞれ電流DET1,2,3が流れているかどうかが電流検出部
51で検出され、電流が流れている接点部13〜15の
組合せを、着座対象判別手段としてのCPU52が認識
して着座の有無及び着座対象を判別する。
【0020】図5は、本発明の他の実施例に係る着座セ
ンサの導電パターンを示す図で、同図(a)は上側の導
電パターン24を、同図(b)は下側の導電パターン2
5をそれぞれ示している。この実施例では、第2ランド
41を構成する各円環状パターン43,44,45と、
これらが接続される第2リード46、第3リード47及
び第4リード48との間にそれぞれ抵抗61,62,6
3を接続している。
【0021】この実施例によれば、抵抗61,62,6
3がそれぞれ等しい値の場合には、第2〜第4リード4
6,47,48にそれぞれ流れる電流値からいくつの接
点部群11がオン状態になっているのかが分かり、オン
になっている面積の情報から着座対象のより詳細な体格
を検知することができる。また、抵抗61,62,63
をそれぞれ異なる抵抗値の組合せとすれば、流れる電流
値によってどの接点部群11がオンになっているかが分
かり、着座対象の姿勢等も検出することができる。
【0022】図6は、本発明の更に他の実施例に係る着
座センサの導電パターンを示す図で、同図(a)は上側
の導電パターン24を、同図(b)は下側の導電パター
ン25をそれぞれ示している。この実施例では、第2ラ
ンド41の内側から2番目の円環状パターン44に接続
される第3リード47が、第2リード46と交差しない
ように、その内側に沿って形成されている。第2リード
46と第3リード47とが交差しないため、レジストの
重ね合わせがなくなり、パターンの形成工程か簡単にな
るという利点がある。
【0023】図7は、本発明の更に他の実施例に係る着
座センサの導電パターンを示す図で、同図(a)は上側
の導電パターン24を、同図(b)は下側の導電パター
ン25をそれぞれ示している。この実施例では、第2ラ
ンド41の最も内側の円環状パターン43の中央部の導
電パターンが円形状に削除されて絶縁部71を形成して
いる。即ち、この発明では、絶縁スペーサ23の開口部
26の孔径が大きくなりがちであり、このために、図8
(a)に示すように、着座センサ5の曲がりによって上
下の導電区パターン24,25が接触して、誤検出を生
じることが考えられるが、図8(b)に示す本実施例の
ように、第2ランド41の中央部に絶縁部71が形成さ
れていると、図8(b)に示すように、着座センサ5が
曲がったときでも、中央部の導電パターン24,25が
接触することがなく、同時にオン加重も高めることがで
きる。
【0024】なお、絶縁部71は、図9に示すように、
第1ランド31の側の中央部に設けても良いし、第1ラ
ンド31及び第2ランド41の両方の中央部に設けても
良い。また、図10に示すように導電パターン24又は
25の上に凸部状の絶縁突起72を設けるようにしても
同様の効果は得られる。
【0025】また、着座センサ5として前述した矩形状
シートの代わりに、図11に示すような着座検出位置に
配置される円形のランド部81と、これらランド部81
を連結する連結部82とから構成するようにすれば、座
席の着座部等の曲線に適合するように配置することが容
易になる。この場合、各ランド部81の大きさも、本発
明により小型化することができる。
【0026】なお、以上の実施例では、着座センサ及び
着座検出システムに本発明を適用した例を説明したが、
本発明は、着座センサだけでなく、一般のメンブレンス
イッチにおいても、1つのスイッチでその押す力や面積
を変えることにより、複数のオン状態を得ることができ
るので、例えばVTRの送り速度を変化させたり、カウ
ンタの計数動作のスピードを変えるなどの用途で使用す
ることができる。
【0027】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明によれば、1
つの開口部に配置された第1及び第2ランドの接触状態
でオン荷重を検知することができるので、スイッチの各
接点部群をコンパクトにすることかぎでき、これによ
り、各接点部の配置自由度も高めることができるという
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例に係る着座センサが組み
込まれる自動車用座席を示す斜視図である。
【図2】 同着座センサの一部を示す平面図及び断面図
である。
【図3】 同着座センサの導電パターンを示す平面図で
ある。
【図4】 同着座センサを使用した着座検出システムの
回路図である。
【図5】 本発明の他の実施例に係る着座センサの導電
パターンを示す平面図である。
【図6】 本発明の更に他の実施例に係る着座センサの
導電パターンを示す平面図である。
【図7】 本発明の更に他の実施例に係る着座センサの
導電パターンを示す平面図である。
【図8】 同着座センサの作用を説明するための断面図
である。
【図9】 本発明の更に他の実施例に係る着座センサの
導電パターンを示す平面図である。
【図10】 本発明の更に他の実施例に係る着座センサ
の断面図である。
【図11】 本発明の更に他の実施例に係る着座センサ
の平面図である。
【図12】 メンブレンスイッチを用いた従来の着座セ
ンサを示す一部切欠した斜視図である。
【図13】 オン加重が異なる複数の接点部を備えた従
来の着座センサの平面図である。
【符号の説明】
5…着座センサ、11,110…接点部群、13〜1
5,107,111〜113…接点部、21,22,1
01,102…可撓性シート、23,103…絶縁スペ
ーサ、24,25,104,105…導電パターン、2
6,106…開口部、31…第1ランド、32…第1リ
ード、41…第2ランド、46…第2リード、47…第
3リード、48…第4リード、51…電流検出部、52
…CPU。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大庭 清嗣 千葉県佐倉市六崎1440番地 株式会社フジ クラ佐倉事業所内 (72)発明者 小金井 幸雄 千葉県佐倉市六崎1440番地 株式会社フジ クラ佐倉事業所内 (72)発明者 勝亦 孝明 千葉県佐倉市六崎1440番地 株式会社フジ クラ佐倉事業所内 Fターム(参考) 5G006 AA02 AZ01 FB14 FB29

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の可撓性シートを絶縁スペーサを介
    して重合することにより形成され、前記一対の可撓性シ
    ートの対向面にそれぞれ導電パターンが形成されると共
    に、前記絶縁スペーサの所定位置に接点部を形成するた
    めの開口部が形成され、前記接点部で前記可撓性シート
    の厚み方向の荷重が加わると前記開口部位置で対向する
    導電パターンが接触するメンブレンスイッチにおいて、 前記接点部は、一方の前記可撓性シート側の導電パター
    ンによって形成された第1ランドと、これと対応する他
    方の前記可撓性シート側の導電パターンによって形成さ
    れてスイッチオン時に前記第1ランドと接触する第2ラ
    ンドとからなり、 前記第2ランドは、同心円状に配置されて互いに絶縁さ
    れた複数の円環状パターンからなり、 前記第1ランドは、前記第2ランドの複数の円環状パタ
    ーンを全体的に覆うパターンからなり、 前記第1ランドと第2ランドの接触面積が増大するに伴
    って前記複数の円環状パターンが内側から外側へと順次
    オン状態となっていくことにより、1つの接点部で複数
    通りのオンパターンを得ることができるようにしたメン
    ブレンスイッチ。
  2. 【請求項2】 一対の可撓性シートを絶縁スペーサを介
    して重合することにより形成され、前記一対の可撓性シ
    ートの対向面にそれぞれ導電パターンが形成されると共
    に、前記絶縁スペーサの所定位置に接点部を形成するた
    めの開口部が形成され、前記接点部で前記可撓性シート
    の厚み方向の荷重が加わると前記開口部位置で対向する
    導電パターンが接触するメンブレンスイッチからなり、
    前記接点部が着座検出位置に配置される着座センサにお
    いて、 互いのオン荷重が異なる複数種類の接点部が近接配置さ
    れて1組の接点部群を構成すると共に、この接点部群が
    複数組設けられ、 前記1組の接点部群は、一方の前記可撓性シート側の導
    電パターンによって形成された第1ランドと、これと対
    応する他方の前記可撓性シート側の導電パターンによっ
    て形成されてスイッチオン時に前記第1ランドと接触す
    る第2ランドとからなり、 前記第2ランドは、同心円状に配置されて互いに絶縁さ
    れた複数の円環状パターンからなり、 前記第1ランドは、前記第2ランドの複数の円環状パタ
    ーンを全体的に覆うパターンからなるものであることを
    特徴とする着座センサ。
  3. 【請求項3】 前記第1ランドの中央部及び前記第2ラ
    ンドを構成する複数の円環状パターンのうち最も内側に
    配置されたパターンの中央部の少なくとも一方に絶縁部
    が形成されていることを特徴とする請求項2記載の着座
    センサ。
  4. 【請求項4】 請求項2又は3記載の着座センサと、 この着座センサの前記第2ランドを構成する複数の円環
    状パターンをそれぞれ流れる電流値を検出する検出手段
    と、 この検出手段で検出された電流値に基づいて着座の有無
    及び着座対象を判別する着座対象判別手段とを備えたこ
    とを特徴とする着座検出システム。
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