JP2001165788A - 感圧装置 - Google Patents

感圧装置

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JP2001165788A
JP2001165788A JP34609599A JP34609599A JP2001165788A JP 2001165788 A JP2001165788 A JP 2001165788A JP 34609599 A JP34609599 A JP 34609599A JP 34609599 A JP34609599 A JP 34609599A JP 2001165788 A JP2001165788 A JP 2001165788A
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    • G01G3/12Weighing apparatus characterised by the use of elastically-deformable members, e.g. spring balances wherein the weighing element is in the form of a solid body stressed by pressure or tension during weighing
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 長寿命であり、且つ、ゼロ近傍を含む様々な
大きさの荷重を高精度に検出することができる感圧装置
を提供する。 【解決手段】 本発明の感圧装置は、第1と第2の接点
部2、6の最表面に第1と第2の抵抗体層2b、6bが
形成されており、第1と第2の抵抗体層2b、6bは常
に接触状態であり、第1と第2の抵抗体層2b、6bを
圧接する力を第1と第2の接点部2、6間の電気抵抗値
として検出する構造とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、荷重の大きさを電
気抵抗として検出する感圧装置に係わり、特に、小荷重
から大荷重にわたって検出が可能である感圧装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、座席に人が着席しているか否か
を感知するシートセンサー等に用いられる従来の感圧装
置は、図7に示すように、可撓性を有する第1の絶縁基
板51上に形成された導電材料からなる第1の接点部5
2と、可撓性を有する第2の絶縁基板55上に形成され
た導電材料からなる第2の接点部56が、間隙を介して
対向しており、間隙の幅は、第1と第2の絶縁基板間に
介在する絶縁スペーサー54により保持されている。
【0003】第1と第2の絶縁基板51、55に荷重が
加えられると、絶縁基板51、55は荷重により間隙側
に撓む。そして、第1と第2の絶縁基板51、55に加
えられる荷重がしきい値を越えると、第1の接点部52
は、第2の接点部56と接触し、感圧装置がON状態と
なる。
【0004】従来のシートセンサーでは、上記のような
複数個の感圧装置をシートベース(人の体重を受ける着
座台)面内に配置して、ON状態となった感圧装置の面
内分布から、着席者の有無を感知する。そして、着席者
の存在を感知したとき、車両衝突時にエアバックを作動
させる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の感圧装
置では、しきい値以上の大きさの荷重が加えられたとき
にON状態となるものであり、感圧装置に加えられた小
さな荷重や、荷重の変化を検出することは困難であっ
た。また、第1、第2の絶縁基板51、55は間隙側に
撓むので、第1、第2の絶縁基板51、55に加わる負
担が大きく、第1、第2の絶縁基板51、55が間隙側
に突出した状態に変形した場合、しきい値が変化して誤
動作の原因となるおそれがあった。
【0006】このような従来の感圧装置を用いた車載用
のシートセンサでは、荷重の大きさを検出することが困
難であるので、着席者の体格を感知することができず、
着席者の体格に合わせてエアバックを作動させるために
は、他の装置が必要であった。また、車載用の場合、高
温下、荷重が加え続けられる可能性があるので、荷重
(荷物)によりたわめつづけられる第1、第2の絶縁基
板51、55には、耐熱性に優れたポリエチレンナフタ
レート等の高価な材料を用いる必要があり、コスト高と
なる問題があった。本発明は、長寿命であり、且つ、微
小な荷重を含む様々な大きさの荷重を適切な抵抗値で検
出することができる感圧装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の感圧装置は、絶
縁材からなる第1の基板と、該第1の基板上に形成され
た第1の接点部と、高抵抗材料からなり、前記第1の接
点部を構成すると共に前記第1の接点部の最表面に設け
られた第1の抵抗体と、絶縁材からなり前記第1の基板
と対向する第2の基板と、該第2の基板上に形成され、
前記第1の接点部と対向する第2の接点部と、高抵抗材
料からなり、前記第1の接点部を構成すると共に前記第
2の接点部の最表面に設けられた第2の抵抗体と、前記
第1と第2の基板間に介在して前記第1と第2の基板を
接着する接着部材とを有し、前記第1と第2の接点部を
何れか一方側、或いは両方から加圧することによって前
記第1と第2の抵抗体間に作用する圧接力を、前記第1
と第2の接点部間の電気抵抗値として検出する。このよ
うな感圧装置は、高抵抗材料からなる第1及び第2の抵
抗体が常に電気的な接触状態にあるので、基板に荷重が
加えられないときでも、第1と第2の接点部間で測定さ
れる抵抗値は有限な値である。第1と第2の基板の少な
くとも一方に荷重が加えられると、微小な荷重であって
も、荷重に応じて第1と第2の抵抗体間に作用する圧接
力が増加して、第1と第2の抵抗体の電気的な接触面積
が増加することにより接触抵抗が低下するので、第1と
第2の接点部間で測定される抵抗値は荷重に応じた値と
なる。よって、第1と第2の接点部間で測定される抵抗
値により、ゼロ近傍を含む様々な大きさの荷重を検出す
ることができる。
【0008】また、接点部間に間隙を保持する必要がな
いので、間隙を保持するための保持部材が不要であり、
保持部材の変形による性能の劣化がない。また、接点部
間に間隙がないことから、加重により基板が変形する量
(たわみ両)が少ないので、基板への負担が少なく、長
寿命である。
【0009】さらに、第1と第2の接点部間で測定され
る抵抗値は、第1と第2の抵抗体に作用する圧接力の大
きさが同じでも、第1、第2の抵抗体材料の比抵抗が高
いほど高くなるので、感圧装置が検出する荷重の大きさ
(感圧装置の仕様)に応じて第1、第2の抵抗体材料の
比抵抗を変えることにより、第1と第2の接点部間で測
定される抵抗値が適切な値となり、仕様に応じた荷重を
適切な抵抗値で検出することができる。
【0010】また、第1と第2の基板が接着部材により
接着されることにより、第1と第2の抵抗体は、共に所
定の位置に固定され、第1と第2の抵抗体の対向する面
積が一定に保持されるので、荷重の検出にバラツキを生
じる要因を削減することができる。
【0011】また、本発明の感圧装置では、前記接着部
材は、前記第1と第2の抵抗体から外れた位置で、前記
第1と第2の抵抗体の周囲を囲むように形成されてい
る。このような感圧装置では、接着部材が、第1と第2
の基板と共に、第1と第2の抵抗体の周囲を囲んで、外
部環境から受ける影響を少なくすることができる。さら
に、第1と第2の抵抗体の電気的な接触が接着部材によ
り妨げられることがない。
【0012】また、本発明の感圧装置は、前記第1と第
2の基板の何れか一方、或いは両方が可撓性を有すると
共に、前記接着部材はシート状部材からなり、前記第1
と前記第2の基板の間隔は、前記接着部材が介在した位
置と比べて、前記第1、第2の接点部が形成された位置
で広くなっている。このような感圧素子では、接着部材
と接点部の間で基板が撓んだ状態となっているので、第
1と第2の接点部が、撓んだ基板側から押圧されること
により、第1と第2の抵抗体に圧接力が作用して、外力
を与えることなく、第1と第2の抵抗体を常に電気的な
接触状態とすることができる。
【0013】また、第1と第2の接点部の合計した厚さ
寸法が同一であり、外力(荷重)が加えられていないと
き、撓んだ基板により第1と第2の接点部(抵抗体)に
作用する圧接力(仮に与圧という)は、接着部材が薄い
方が厚い場合に比べて大きくなる。
【0014】従って、第1と第2の接点部間の抵抗値
は、基板に加えられた荷重の大きさが同じでも、接着部
材が薄い場合の方が厚い場合に比して低くなるが、基板
に加えられた荷重が十分大きく、基板の撓みによる圧接
力(与圧)を無視できるようになると、第1と第2の接
点部間の抵抗値は接着部材の厚さに依存しない値に収束
する。よって、基板に加えられた荷重の変化に対する接
点部間の抵抗値の変化は、接着部材が薄い方が緩やかに
なる。
【0015】上記のような荷重−抵抗値特性を利用する
と、感圧装置が検出する荷重の最小値と最大値の幅(感
圧装置の仕様)に応じて接着部材の厚さを変えることに
より、最小荷重に対応する抵抗値から最大荷重に対応す
る抵抗値までを調整することができるので、所望の検出
範囲内の荷重を適切な抵抗値で検出することができる。
【0016】また、本発明の感圧装置は、前記第1と第
2の基板が両方とも可撓性を有するので、耐衝撃性に優
れ、荷重等により基板が破損することがない。
【0017】また、本発明の感圧装置は、シート状部材
からなる前記接着部材には開口が設けられており、この
開口の内側で前記第1と第2の抵抗体同士を電気的な接
触状態とすると共に、前記第1と第2の接点部の合計し
た厚さ寸法は、前記接着部材が介在する位置での前記第
1と第2の基板間隔の幅寸法よりも大きい。よって、第
1と第2の接点部の厚さとシート状部材の厚さにより開
口より露出する第1と第2の抵抗体同士を外力を加えな
い場合においても安定した接触状態とすることができ
る。
【0018】また、本発明の感圧装置は、前記接着部材
が、シート状の基材の両面に粘着層が形成されたもので
あるので、接着部材の厚さバラツキが少なく、第1と第
2の基板の間隔を一定に製造できる。
【0019】また、本発明の感圧装置は、前記第1と第
2の接点部の何れか一方、或いは双方が、前記第1と第
2の抵抗体と電気的に接続された導電材料からなる導電
体を有している。このような感圧装置は、第1、第2の
抵抗体と外部との電気的な接続を導電体を介して行うこ
とができるので、第1、第2の抵抗体と外部との電気的
接続をより確実なものとすることができる。
【0020】また、本発明の感圧装置は、前記第1と第
2の接点部が、それぞれ、第1と第2の前記導電体を有
し、第1と第2の導電体は、前記第1と第2の抵抗体を
介して互いに対向していると共に、前記第1と第2の抵
抗体が対向する領域のほぼ全域に形成されている。この
ような感圧装置では、第1と第2の導電体間の電流経路
が、第1と第2の抵抗体の対向面と略垂直になり、第1
と第2の抵抗体内の最短経路をとるので、第1と第2の
抵抗体の電気的接触面の前後において、電流経路の抵抗
値を低いものとすることができる。よって、第1と第2
の接点部間の抵抗値出力を、接触抵抗による成分が大部
分を占めるものとすることができる。
【0021】さらに、第1と第2の抵抗体の対向面内に
は、ほぼ全域に電流経路が分布しているので、抵抗値出
力は、第1と第2の抵抗体面内の電気特性バラツキを平
均化したものとなり、安定する。
【0022】また、本発明の感圧装置は、前記第1と第
2の抵抗体が、それぞれ前記第1と第2の導電体の表面
上に形成されており、前記抵抗体の表面積は、前記導電
体の表面積と異なる。このような感圧装置では、導電体
と抵抗体の表面積が異なるので、抵抗体を導電体上に重
ねて形成する工程において、導電体と抵抗体の表面積が
同じ場合と比べて、両者の形成ズレ(例えば印刷ズレ)
を大きさの違いにより吸収できるため、抵抗体と導電体
との重なり面積を一定に形成することが容易であり、特
性のバラツキを抑制することができる。
【0023】また、本発明の感圧装置は、前記抵抗体
が、前記導電体の全表面を覆っている。このような感圧
装置では、導電体が外部に露出していないので、導電体
と他方の接点部とのショートを防ぐことができる。さら
に、導電体は外部環境から遮断されるので、導電体の劣
化を防ぐことができる。
【0024】また、本発明の感圧装置は、前記第1と第
2の抵抗体が、同じ材料からなるので、抵抗体材料の種
類を少なくすることができ、材料の管理がしやすくなる
と共に、誤使用の発生を防ぐことができる。
【0025】また、本発明の感圧装置では、前記抵抗体
は、比抵抗が102乃至106(Ω・cm)である材料か
らなるので、第1と第2の接点部間で測定される抵抗値
が適切な値となり、荷重を正確に検出することができ
る。検出をより正確に行うためには、材料の比抵抗が、
103乃至105(Ω・cm)であることが好ましい。
【0026】また、本発明の感圧装置は、前記第1と第
2の基板上の何れか一方、或いは双方には、導電材料か
らなる配線パターンが形成されており、前記配線パター
ンは、前記第1及び第2の抵抗体と電気的に接続されて
いる。このような感圧装置は、配線パターンを用いて外
部から接点部への電力供給及び第1と第2の接点部間の
抵抗値出力(抵抗値におおじた電圧出力)を行うので、
別途、リード線などを抵抗体に接続する必要がなく、構
造が単純であり、且つ、接点部と外部との電気的接続を
より確実なものとすることができる。
【0027】
【発明の実施の形態】本発明の感圧装置を図1から図5
を用いて説明する。まず、本発明の第1実施例の構造を
説明する。図1と図2は、第1の実施例の平面図と断面
図である。なお、第1の基板に形成された部材は実践
で、第2の基板に形成された部材は破船で示している。
第1の基板1は、厚さ50〜150μmの可撓性を有す
る平坦なポリエステル基板からなり、第1の基板1上に
は、直径10〜20mmの円形である第1の接点部2が
形成されている。第1の接点部2は、層状の第1の導電
体2a(以下第1の導電体層2a)と層状の第1の抵抗
体2b(以下第1の抵抗体層2b)層2bが第1の基板
1上に順次積層された2層構造であり、円形に形成され
た厚さ10μmの第1の導電体層2aは、導電フィラー
とする銀粒子を、バインダ樹脂とするポリエステル、ポ
リウレタン、アクリル等の樹脂中に分散させた導電材料
からなる。
【0028】第1の抵抗体層2bは、比抵抗が10
4(Ω・cm)程度である高抵抗材料からなり、例え
ば、酸化チタンや酸化亜鉛等の金属酸化物粒子、或いは
カーボンブラックやグラファイト等のカーボン粒子を、
バインダ樹脂とするフェノール等熱硬化性樹脂中に分散
させたものを用いることができる。
【0029】第1の抵抗体層2bは、ピンホールの生じ
ることがない十分な厚さ(25μm)に形成され、第1
の導電体層2aの表面を覆って第1の接点部2の最表面
層となっており、且つ、第1の導電体層2aは、第1の
抵抗体層2b面内のほぼ全域に形成された状態となって
いる。
【0030】第1の基板1の導電体層2aが設けられた
同一面上に形成された第1の配線パターン3は、第1の
導電体層2aと同一の材料からなり、第1の導電体層2
aと一体に形成されている。
【0031】接着部材4は、ポリエステルフィルムから
なる厚さ5μmの基材4bの両面にアクリル樹脂からな
る厚さ12μmの粘着層4cが形成されたものであり、
全体の厚さが第1の接点部2の厚さ寸法を2倍したもの
より薄い。また、所定の位置に直径11〜22mmの略
円形の開口(以下貫通孔4a)が設けられており、貫通
孔4aは、第1の接点部2よりも大きな径である。
【0032】第2の基板5及び第2の基板5上に形成さ
れた第2の接点部6は、第1の基板1、第1の接点部2
と同様の材料、形状、構成であり、第2の接点部6は、
層状の第2の導電体6a(以下第2の導電体層6a)と
層状の第2の抵抗体6b(以下第2の抵抗体層6b)と
からなる。
【0033】第2の基板5の第2の導電体操6aが設け
られたと同じ面上に形成された第2の配線パターン7
は、第1の配線パターン3と同じ材料からなり、第2の
導電体層6aと一体に形成されている。
【0034】接着部材4は、第1と第2の基板1、5間
に介在し、第1と第2の基板1、5を粘着層4cにより
接着するとともに、第1と第2の基板1、5の間隔を保
持している。
【0035】第1の接点部2は、接着部材4の貫通孔4
aの内側において、第2の接点部6と一致するように重
ねられて、第2の接点部6と共に互いの位置に固定され
ている。このとき、第1の抵抗体層2bは、第2の抵抗
体層6bと互いの面内全域で接触している。また、第1
と第2の接点部2、6は、周囲を接着部材4と第1、第
2の基板1、5とにより囲まれた状態となっている。
【0036】また、第1と第2の接点部2、6の合計し
た厚さ寸法は、接着部材4よりも厚いので、平たん状の
第1と第2の基板1、5は、接着部材4と第1、第2の
接点部2、6の間で撓みを生じている。第1と第2の基
板1、5は、撓みにより互いに第1と第2の接点部2、
6を加圧する力を生じるので、第1と第2の抵抗体層2
b、6bには圧接力(仮に与圧と呼ぶ)が作用した状態
となっている。
【0037】第1と第2の配線パターン3、7は、第1
と第2の接点部2、6を介して電気的に接続されてお
り、第1と第2の接点部2、6への電力供給及び第1と
第2の接点部2、6間の抵抗値出力を行うために、外部
と接続されている。
【0038】次に、本発明の第2の実施例の構造を図3
と図4を用いて説明する。第1の実施例と同様、第1の
基板11に形成された各部材は実践で第2の基板15に
形成された部材は破船にて示している。第1の基板11
及び第1の基板11上に形成された第1の接点部12
は、第1の実施例と同様な材料、形状、構成であるが、
第1の導電体層12aと第1の抵抗体層12bは、第1
の接点部12の中央付近で2分割されている。2分割さ
れた第1の導電体層12aを隔てる幅寸法は、1〜2m
m程度と第1の接点部12の厚さ寸法と比べて非常に大
きいが、第1の接点部12の径と比べると十分小さいも
のとなっている。また、2分割された第1の抵抗体層1
2bは、それぞれに第1の導電体層12aの全表面を覆
っている。
【0039】第1の基板上11の第1の接点部12が形
成されたと同じ面には、第1の導電体層12aと同一材
料からなる第1の配線パターン13と第2の配線パター
ン17が形成されており、2分割された第1の導電体層
12aは、それぞれ、第1、または第2の配線パターン
13、17と一体に形成されている。
【0040】第2の基板15上には、第1の実施例と同
一材料、形状、構成である第2の接点部16のみが形成
されており、第2の導電体層16aと第2の抵抗体層1
6bが積層されて第2の接点部16を構成している。接
着部材14は、第1の実施例と同様に、基材14bと両
面の粘着層14cとからなり、開口(以下貫通孔14
a)が設けられている。第1と第2の基板11、15
は、第1の実施例と同様に、接着部材14により接着さ
れて、第1と第2の接点部12、16は、第1の実施例
と同様の状態で配設されている。
【0041】第1と第2の配線パターン13、17は、
第1と第2の接点部12、16を介して電気的に接続さ
れており、第1と第2の接点部12、16への電力供給
及び第1と第2の接点部12、16間の抵抗値出力を行
うために外部と接続されている。
【0042】次に、上記第1と第2の実施例の、特に接
点部2、6、12、16の製造方法を説明する。導電体
層2a、6a、12a、16aの作製は、配線パターン
13、17の作製と同時に行い、バインダ樹脂を含有す
る有機溶剤中に導電フィラーを分散させた導電インク
を、スクリーン印刷法により基板1、5、11、15上
にパターン形成した後、導電インクを乾燥させて有機溶
剤を揮発させるものである。
【0043】抵抗体層2b、6b、12b、16bの作
製は、熱硬化性樹脂からなるバインダ樹脂を含有する有
機溶剤中に金属酸化物粒子、或いはカーボン粒子を分散
させた抵抗インクを、スクリーン印刷法により導電体層
2a、6a、12a、16a上に重ねて印刷した後、抵
抗インクを乾燥させて、有機溶剤を揮発させるものであ
る。以上で、接点部2、6、12、16の製造が完了す
る。
【0044】次に、第1の実施例における接点部2、6
への電力供給及び接点部2、6間の抵抗値出力について
説明する。第1の配線パターン3から第1の接点部2に
印加された電流は、第1の導電体層2aを流れ、第1と
第2の抵抗体層2b、6bの電気的な接触面を貫いて、
第2の導電体層2aから第2の配線パターン7に至る。
【0045】このとき、電流経路が、第1と第2の抵抗
体2b、6bの対向面とほぼ垂直となり、第1と第2の
抵抗体2b、6b内の最短経路をとるので、抵抗値出力
は、接触抵抗によるものが大部分を占める。さらに、電
流経路は、第1と第2の抵抗体の対向面内のほぼ全域に
分布しているので、抵抗値出力は、第1と第2の抵抗体
層2b、6b面内の電気特性バラツキを平均化したもの
となっている。
【0046】続いて、第2の実施例における接点部1
2、16への電力供給及び接点部12、16間の抵抗値
出力について説明する。第1の配線パターン13から第
1の接点部12に印加された電流は、2分割された一方
の第1の導電体層12aを流れ、第1と第2の抵抗体層
12b、16bの電気的な接触面を貫いて、第2の導電
体層16aに至り、第2の導電体層16aを流れてか
ら、再び第1と第2の抵抗体層12b、16bの電気的
な接触面を貫いて、2分割された他方の第1の導電体層
12aから第2の配線パターン17に至る。
【0047】第2の実施例の抵抗値出力特性は、第1の
実施例の特性に加えて、電流が第1と第2の抵抗体層1
2b、16bの電気的な接触面を2回貫くので、第1と
第2の抵抗体層12b、16bの電気的な接触状態が変
化すると、抵抗値出力の変化は、第1の実施例に比べて
2倍となる。
【0048】なお、以上説明した第1と第2の実施例で
は、導電体体層2a、6a、12a、16a材料とし
て、導電フィラーとする銀粒子をバインダ樹脂とするポ
リエステル、ポリウレタン等の樹脂中に分散させたもの
を用いたが、導電フィラーは、カーボンと銀の混合体や
カーボンでも良く、材料の比抵抗が抵抗体層2b、6
b、12b、16bの材料と比べて無視できる値である
限り、導電体層2a、6a、12a、16aの材料及び
製造方法は限定されるものではない。
【0049】また、第1と第2の実施例では、抵抗体層
2b、6b、12b、16b材料として、金属酸化物や
カーボン材料をバインダ樹脂とするフェノール等熱硬化
性樹脂中に分散させたものを用いたが、比抵抗が、10
2乃至106(Ω・cm)(好ましくは103乃至10
5(Ω・cm)であれば、抵抗体層2b、6b、12
b、16bの材料及び製造方法は限定されるものではな
い。
【0050】なお、第1と第2の実施例では、ピンホー
ルなく作製した抵抗体層2b、6b、12b、16bに
より導電体層2a、6a、12a、16aを覆う構造と
したが、これは、導電体層2a、6a、12a、16a
が含有する銀のマイグレーションを防ぐためであり、導
電体層2a、6a、12a、16aがマイグレーション
を起こしにくい材料からなる場合、導電体層2a、6
a、12a、16aが抵抗体層2b、6b、12b、1
6bよりも大きく、抵抗体層2b、6b、12b、16
bから露出した構造でも良い。ただし、この場合には、
露出する導電体層を接着部材で覆うなどして、両導電体
層同士が加圧によっても接しないようにする工夫が必要
である。以上のような構造の他にも、第1の抵抗体層2
b、12bと第2の抵抗体層6b、16bが常に電気的
な接触状態にあるものであれば、本発明の感圧装置の構
造は限定されるものではない。また、上記実施例では、
抵抗体と導電体を、それぞれ抵抗体層2b、6b、12
b、16b、導電体層2a、6a、12a、16aとし
て層状に形成したが、これらの形状も層状に限られるも
のではない。
【0051】(比較例)図5は、比較例とする感圧装置
の断面図を示している。比較例は、本発明の実施の形態
と同様に、第1と第2の基板21、25、第1と第2の
基板21、25上にそれぞれ形成されて対向する第1と
第2の接点部22、26とを有し、第1、第2の接点部
22、26は、それぞれ、第1、第2の導電体層22
a、26aと第1、第2の抵抗体層22b、26bの二
層構造であるが、第1の抵抗体層22bと第2の抵抗体
層26bは、基板21、25に荷重が加わらない限り、
間隙Sを介して対向しており、間隙Sの幅は、第1と第
2の基板21、25間に介在するスペーサ24の厚さ寸
法により保持されている。
【0052】次に、本発明の感圧装置の荷重−抵抗値特
性について説明する。第1と第2の実施例の荷重−抵抗
値特性は、定性的に同様であり、以下、本発明の部材を
示す符号は、簡単のため、第1の実施例のものを用い
る。図6は、本発明と比較例の荷重−抵抗値特性を定性
的に示す両対数グラフである。両対数グラフでは、縦軸
と横軸の1目盛ごとにケタ数が1桁変わる。
【0053】まず、図6のグラフに示す比較例の荷重−
抵抗値特性を説明する。比較例では、基板21、25に
加えられる荷重がないとき、図5に示すように、第1と
第2の抵抗体層22b、26bは間隙Sを介して対向し
ているので、第1と第2の接点部間22、26間の抵抗
値は無限大である。
【0054】比較例では、第1と第2の基板21、25
に荷重が加えられても、荷重が微小であれば、第1と第
2の抵抗体層22b、26bは接触することがなく、抵
抗値は無限大のままである。第1と第2の基板21、2
6にしきい値を越える荷重Nuが加えられると、第1と
第2の抵抗体層22b、26bは接触して、荷重Nu
対応した抵抗値Ruが出力される。このような感圧装置
では、しきい値までの荷重は検出することができないの
で、ゼロ近傍を含む小さい荷重の検出には適していな
い。
【0055】次に、図6のグラフに示す本発明の荷重−
抵抗値特性を説明する。図2と図4に示すように、本発
明の感圧装置は、第1と第2の抵抗体層2b、6bが常
に電気的な接触状態にあるので、基板1、5に荷重が加
えられないときでも、第1と第2の接点部間2、6間で
測定される抵抗値は有限な値R0をとる。
【0056】そして、第1と第2の基板1、5に荷重N
1が加えられると、それが微小な荷重であっても、荷重
1の大きさに応じて第1と第2の抵抗体層2b、6b
を圧接する力が増加して、これにともなって第1と第2
の抵抗体層2b、6b同士の接触面積も増加して接触抵
抗が低下するので、出力抵抗値はR0から減少して荷重
1に対応する値R1となる。
【0057】さらに、荷重N1に対応する抵抗値R1は、
抵抗体層2b、6b材料の比抵抗が高いほど高くなるの
で、抵抗体層2b、6bの材料を選ぶことにより、抵抗
値R1を測定に適した値とすることができる。よって、
荷重N1を精度良く検出することができる。
【0058】また、本発明の感圧装置は、図2、4に示
すように、接着部材4と接点部2、6の間で第1と第2
の基板1、5が撓んでおり、このたわみにより外力が加
えられくとも第1と第2の基板1、5が、第1と第2の
接点部2、6を押圧することにより、第1と第2の抵抗
体層2b、6bに圧接力(与圧)を及ぼしている。第1
と第2の基板1、5が第1と第2の抵抗体層2b、6b
に及ぼす圧接力は、接着部材4が薄い方が厚い場合に比
べて大きくなるので、第1と第2の接点部2、6間の抵
抗値は、基板に加えられた荷重の大きさが同じでも、接
着部材4が薄い場合の方が低くなる。
【0059】しかし、基板に加えられた荷重が十分大き
く、基板の撓みにより生じる力(与圧)を無視できるよ
うになると、第1と第2の接点部2、6間の抵抗値は接
着部材の厚さに依存しない値に収束する。よって、荷重
の変化に対する抵抗値の変化は、接着部材4が薄い方が
緩やかになる。
【0060】荷重N1(最小値)からN2(最大値)まで
を検出する感圧装置において、荷重N1に対応する抵抗
値R1が適切な値となるように、抵抗体層2b、6b材
料が選ばれている。このとき、荷重N2が大きく、荷重
1からN2までの幅が広いとき、薄い接着部材4を用い
ることにより、荷重の変化に対する抵抗値の変化を緩や
かにして、荷重N1に対応する抵抗値R1から荷重N2
対応する抵抗値R2までを、測定に適した抵抗値の範囲
に含めることができる。また、抵抗値R1、R2を共に測
定に適した範囲に含める範囲内で、接着部材4の厚さを
変えると、荷重の変化に対する抵抗値の変化量を調整す
ることができる。
【0061】本発明の感圧装置は、例えば、車載用のシ
ートセンサーや、カメラのズームスイッチに用いること
ができる。本発明の感圧装置を車載用のシートセンサー
に用いる場合、複数個をシートクッション内に埋め込
み、シートベース(人の体重を受ける着座台)面内に配
置して、シートベース面内の各位置に加わる荷重の大き
さを検出する。荷重大きさの面内分布から、着席者の体
格を特定することが可能となるので、車両衝突時におけ
るエアバックの作動を着席者の体格に応じて調整し、エ
アバックの噴出衝撃による着席者の負傷を防ぐことがで
きる。
【0062】また、車載用のシートセンサーは、高温下
で荷物等によって荷重が加え続けられる可能性がある
が、本発明の感圧装置は、接点部2、6間に間隙がない
ので、高温下で、基板1、2が間隙におち込んで大きく
たわみ変形されることがないため従来基板材料として用
いられていたような、ポリエチレンナフタレート等の高
価な耐熱材料が不要になり、安価なポリエチレンテレフ
タレート等の基板を用いることができる。よって、基板
1、5への負担が少なく、長寿命化が可能となる。
【0063】また、本発明の感圧装置は、第1と第2の
基板1、5の両方が可撓性を有するので、クッション内
に埋め込まれても、着席者に違和感を与えることがな
い。
【0064】なお、上記実施例では、第1と第2の基板
1、5の両方が可撓性を有するもので説明したが、本発
明の感圧装置をカメラのズームスイッチに用いる場合、
第1、第2の基板1、5のどちらかは、基台上に載置さ
れるので、第1、第2の基板1、5のうち基台側をリジ
ッド基板としても良い。また、上記実施例では、パラツ
キの少ない安定した抵抗値出力を得るために、貫通孔4
a、14aを略円形としたが、この形状は円形に限らず
六角形等の多核形形状や他の形状でもよい。さらに、貫
通孔4a、14aは完全に閉じていなくとも、接点部
(抵抗体層)を実質的に取り囲んでいるような例えばC
字状(貫通孔4a、14aから接着部材4、14の端部
に至る細い切り欠きを設ける)のものでもよい。
【0065】
【発明の効果】本発明の感圧装置は、第1、第2の接点
部が、それぞれ最表面に高抵抗材料からなる第1、第2
の抵抗体を有しており、前記第1と第2の抵抗体とを常
に電気的な接触状態に保持した状態で、前記第1と第2
の抵抗体に作用する圧接力を前記第1と第2の接点部間
の電気抵抗値として検出する。このような感圧装置は、
高抵抗材料からなる第1及び第2の抵抗層が常に電気的
な接触状態にあるので、基板に荷重が加えられないとき
でも、第1と第2の接点部間で測定される抵抗値は有限
な値をとる。第1と第2の基板の少なくとも一方に荷重
が加えられると、微小な荷重であっても、荷重に応じて
第1と第2の抵抗体に作用する圧接力が増加して、第1
と第2の抵抗体の電気的な接触面積が増加することによ
り接触抵抗が低下するので、第1と第2の接点部間で測
定される抵抗値は荷重に応じた値となる。よって、ゼロ
近傍を含む様々な大きさの荷重を検出することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の感圧装置の第1の実施例を説明する平
面図である。
【図2】図1の2−2線での断面図である。
【図3】本発明の感圧装置の第2の実施例を説明する平
面図である。
【図4】図3の4−4線での断面図である。
【図5】比較例とする感圧装置の断面図である。
【図6】本発明の感圧装置の荷重―抵抗値特性を示すグ
ラフである。
【図7】従来の感圧装置の断面図である。
【符号の説明】
1、11 第1の基板 2、12 第1の接点部 2a、12a 第1の導電体層 2b、12b 第1の抵抗体層 3、13 第1の配線パターン 4、14 接着部材 4a、14a 貫通孔(開講) 4b、14b 基材 4c、14c 粘着層 5、15 第2の基板 6、16 第2の接点部 6a、16a 第2の導電体層 6b、16b 第2の抵抗体層 7、17 第2の配線パターン

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁材からなる第1の基板と、該第1の
    基板上に形成された第1の接点部と、高抵抗材料からな
    り、前記第1の接点部を構成すると共に前記第1の接点
    部の最表面に設けられた第1の抵抗体と、絶縁材からな
    り前記第1の基板と対向する第2の基板と、該第2の基
    板上に形成され、前記第1の接点部と対向する第2の接
    点部と、高抵抗材料からなり、前記第2の接点部を構成
    すると共に前記第2の接点部の最表面に設けられた第2
    の抵抗体と、前記第1と第2の基板間に介在して前記第
    1と第2の基板を接着する接着部材とを有し、前記第1
    と第2の抵抗体とを常に電気的な接触状態とし、前記第
    1と第2の接点部を何れか一方側、或いは両方から加圧
    することによって前記第1と第2の抵抗体間に作用する
    圧接力を、前記第1と第2の接点部間の電気抵抗値とし
    て検出することを特徴とする感圧装置。
  2. 【請求項2】 前記接着部材は、前記第1と第2の抵抗
    体から外れた位置で、前記第1と第2の抵抗体の周囲を
    囲むように形成されたことを特徴とする請求項1記載の
    感圧装置。
  3. 【請求項3】 前記第1と第2の基板の何れか一方、或
    いは両方が可撓性を有すると共に、前記接着部材が絶縁
    性のシート状部材からなり、前記第1と前記第2の基板
    の間隔は、前記接着部材が介在する位置と比べて、前記
    第1、第2の接点部が形成された位置で大きくなってい
    ることを特徴とする請求項1または2に記載の感圧装
    置。
  4. 【請求項4】 前記第1と第2の基板は両方とも可撓性
    を有することを特徴とする請求項3に記載の感圧装置。
  5. 【請求項5】 シート状部材からなる前記接着部材には
    開口が設けられており、この開口の内側で前記第1と第
    2の抵抗体同士を電気的な接触状態とすると共に、前記
    第1と第2の接点部の合計した厚さ寸法は、前記接着部
    材が介在する位置での前記第1と第2の基板間隔の幅寸
    法よりも大きいことを特徴とする請求項3または4に記
    載の感圧装置。
  6. 【請求項6】 前記接着部材は、シート状の基材の両面
    に粘着層が形成されたものであることを特徴とする請求
    項3乃至5に記載の感圧装置。
  7. 【請求項7】 前記第1と第2の接点部の何れか一方、
    或いは双方が、前記第1と第2の抵抗体と電気的に接続
    された導電体を有していることを特徴とする請求項1乃
    至6のいずれかに記載の感圧装置。
  8. 【請求項8】 前記第1と第2の接点部が、それぞれ、
    第1と第2の前記導電体を有し、第1と第2の導電体
    は、前記第1と第2の抵抗体を介して互いに対向してい
    ると共に、前記第1と第2の抵抗体が対向する領域のほ
    ぼ全域に形成されていることを特徴とする請求項7に記
    載の感圧装置。
  9. 【請求項9】 前記第1と第2の抵抗体は、それぞれ前
    記第1と第2の導電体の表面上に形成されており、前記
    抵抗体の表面積は、前記導電体の表面積と異なることを
    特徴とする請求項7に記載の感圧装置。
  10. 【請求項10】 前記抵抗体は、前記導電体の全表面を
    覆っていることを特徴とする請求項8または9に記載の
    感圧装置。
  11. 【請求項11】 前記第1と第2の抵抗体は、同じ材料か
    らなることを特徴とする請求項1乃至10のいずれかに
    記載の感圧装置。
  12. 【請求項12】 前記抵抗体は、比抵抗が102乃至1
    6(Ω・cm)である材料からなることを特徴とする
    請求項1乃至11のいずれかに記載の感圧装置。
  13. 【請求項13】 前記第1と第2の基板上の何れか一
    方、或いは双方には、導電材料からなる配線パターンが
    形成されており、前記配線パターンは、前記第1及び第
    2の接点部と電気的に接続されていることを特徴とする
    請求項1乃至12のいずれかに記載の感圧装置。
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