JP2000309721A - ジスアゾ色素、これを用いた記録液、インクジェット用記録液及びインクジェット記録方法 - Google Patents

ジスアゾ色素、これを用いた記録液、インクジェット用記録液及びインクジェット記録方法

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JP2000309721A JP36709299A JP36709299A JP2000309721A JP 2000309721 A JP2000309721 A JP 2000309721A JP 36709299 A JP36709299 A JP 36709299A JP 36709299 A JP36709299 A JP 36709299A JP 2000309721 A JP2000309721 A JP 2000309721A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特にインクジェット記録用として用いた場
合、高品位で印字濃度、耐光性、耐水性が優れた黒色系
記録を可能にする色素を提供する。 【解決手段】 遊離酸の形が下記一般式(1) 【化1】 (式中、Xはカルボキシル基、スルホ基又は水素原子を
表し、1及びmは、それぞれ0又は1を表し、且つ、1
+m=1である。qは0又は1を表し、Zは水素原子、
又はカルボキシル基もしくはスルホ基で置換されていて
も良いフェニル基を表す。但し、qが0の時、Zはカル
ボキシル基もしくはスルホ基で置換されていても良いフ
ェニル基を表す。)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はジスアゾ色素及びこ
れを含有する記録液に関するものである。詳しくはイン
クジェット記録に適した黒色系色素に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】直接染料や酸性染料の水溶性色素を含む
記録液の液滴を微小な吐出オリフィスから飛翔させて記
録を行う、所謂インクジェット記録方法が実用化されて
いる。これに使用される記録液に関しては、長時間安定
した吐出が可能であることの他、電子写真用紙等のPP
C(プレインペーパー コピア)用紙、ファンホールド
紙(コンピューター等の連続用紙等の一般事務用に汎用
される記録紙)に対する定着が速く、しかも印字物の印
字品位が良好であること、即ち印字に滲みがなく輪郭が
はっきりしていることが要求されると共に、記録液とし
ての保存時の安定性も優れていることが必要であるの
で、記録液に使用できる溶剤は著しく制限される。
【0003】一方、記録液用の色素に関しては、上記の
ような限られた溶剤に対して充分な溶解性を有すると共
に、記録液として長時間保存した場合にも安定であり、
また印字された画像の濃度が高く、しかも耐水性、耐光
性に優れていること等が要求されるが、これ等の多くの
要求を同時に満足させることは困難であった。更に昨今
のインクジェット記録液には、従前のインクジェット記
録液に比して大幅に改善された、高速印刷への適性が求
められている。高速印刷を可能とすべく、記録液中に有
機溶媒や、特に界面活性剤を加える等して、記録液の表
面張力を低めに調整して、紙中への記録液の浸透速度を
早め、記録紙同士の摩擦による印刷画像のかすれを改善
するといった工夫がされている。この種の記録液は、高
浸透インクあるいは速乾性インク等と呼ばれる。
【0004】しかし速乾性インクでは、印刷時に記録液
中の色素が速やかに浸透する記録液と共に記録紙内部に
速やかに移動してしまい、色素が紙の表面近くに十分量
存在できず、結果として印字濃度が低下してしまう欠点
がある。この現象は、一般事務用に汎用される、コピー
用紙、PPC用紙、ファンホールド紙といった、いわゆ
る普通紙上において顕著である。すなわち普通紙上に印
字した黒色画像には、印字濃度(OD値)にして1.3
〜1.4以上の濃さが求められるが、市販の速乾性イン
クでは、印字濃度が1.1〜1.2程度しか得られない
という問題点があった。
【0005】一方、昨今のインクジェット記録には、従
前のインクジェット記録に比して大幅に改善された、写
真画像印刷への適性も求められている。そのため高精細
高鮮明な画像を具現化する、専用コート紙や専用光沢紙
等が利用されている。しかし、一般にフォト光沢紙やイ
ンクジェット専用紙等と呼ばれる、それら記録媒体上で
は、高精細高鮮明な画像を形成すべく添加されている酸
化珪素や酸化アルミニウム、あるいはポリアミンに代表
される耐水化剤等の作用により、色素の光による分解が
促進されがちであり、結果としてインクジェットによる
写真画像印刷物を室内外に掲示した際、容易に画像が変
退色してしまうことが問題になっている。
【0006】画像の耐光堅牢性は、例えばキセノンアー
ク光を照射した、光劣化加速試験前後の画像変退色度合
いを、色差計で変退色値(△E値)等に数値化して議論
される。インクジェット印刷により専用紙に形成した写
真画像に十分な耐光性を与えるには、例えばキセノンア
ーク光80時間照射前後の△E値にして、10前後ある
いはそれ以下の数値を与える黒色画像が求められる。し
かし市販の速乾性インクは、△E値にして20前後と、
目標の2倍程度の変退色を与えるものが一般的であっ
た。
【0007】一般にジスアゾ色素は、3個の芳香族環成
分を組み合わせて、2個のアゾ基で連結した形の化合物
であり、ジスアゾ色素においても、本発明の色素を構成
する各々の芳香族環成分は、特開平4ー304274
号、特開平4−366179号、特開平5ー26299
8号、あるいは特開平6ー220377号等各公報に記
載の化合物の構成成分として公知である。例えば、特開
平6−220377号公報には、本願のベンゼン環Aと
ナフタレン環に相当する2個の芳香族環成分が同一であ
る色素が開示されているが、ベンゼン環Bの置換基とし
てメトキシ基を含有することは記載されていない。一
方、特開平5−262998号公報には、本願のベンゼ
ン環A成分と一致し、ベンゼン環Bについても2個のメ
トキシ基を有するという点で、2個の芳香族環成分が本
願と一致する色素が開示されているが、ナフタレン環成
分の置換基がアミノ基であるので、一般式(1)の色素
ととは異なっている。このように、本発明の一般式
(1)の色素を構成する3個の芳香族成分のうち、2個
の芳香族環成分までを組み合わせた例が開示されている
が、3個まで特定の芳香族環成分として組み合わせた本
願発明の色素は知られていなかった。そして、これら公
知文献では、上記のように複雑化かつ高度化する市場の
要求を十分に満足するとともに製造の容易な色素は実現
できていなかった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、インクジェ
ット記録用及び筆記用具用等として、普通紙に記録した
場合に記録画像の濃度が高く、印字品位が良好であると
共に堅牢性良好で、一方光沢紙に記録した場合でも充分
な耐光性を有する記録が可能であり、且つ、長時間保存
した場合の安定性が良好である記録液及びそれに適した
色素を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、検討を重
ね記録液成分として上記の目的を満足する性能を有する
特定構造の黒色色素を見出し本発明を達成したものであ
る。即ち本発明の要旨は、遊離酸の形が下記一般式
(1)で表されるジスアゾ色素、かかる色素と水性媒体
を含有する記録液、これを用いたインクジェット用記録
液及びインクジェット記録方法に存する。
【0010】
【化2】
【0011】(式中、Xはカルボキシル基、スルホ基又
は水素原子を表し、1及びmは、それぞれ0又は1を表
し、かつ、1+m=1である。qは0又は1を表し、Z
は水素原子、又はカルボキシル基もしくはスルホ基で置
換されていても良いフェニル基を表す。但し、qが0の
時、Zはカルボキシル基もしくはスルホ基で置換されて
いても良いフェニル基を表す。)
【0012】既に述べたように、本発明の一般式(1)
の色素を構成する3個の芳香族成分のうち、2個の芳香
族環成分までを組み合わせた例が開示されているが、3
個まで特定の芳香族環成分として組み合わせた本願発明
の色素は知られていなかった。本発明者らは、かかる公
知の芳香族環成分の中でも、3個の芳香族環成分をそれ
ぞれ特定の基に限定し、さらにこれら3個の芳香族環成
分を最適に組み合わせとしたことによって、得られた特
定のジスアゾ色素は、普通紙上に、たとえ高浸透性イン
ク(即乾型インク)の形で付与されたとしても十分な濃
度の記録画像を与える事と、専用紙上に付与されたとし
ても十分な耐光堅牢度を持つ記録画像を与える事とを両
立させるとの、先に述べたインクジェット記録に対する
市場の要求に対し、より改善された記録液ならびにこれ
に用いられる色素が得られることを発見し、本発明に至
った。
【0013】
【発明の実施の形態】以下本発明を詳細に説明する。本
発明の色素は前記の一般式(1)で表される色素であ
り、ベンゼン環Bに2個のメトキシ基を置換しているこ
とが、類似色素と相違する特徴である。一般式(1)の
中でも、Xが水素原子のものが好ましく、mが1である
ことが好ましい。Zは水素原子或いは、置換基としてカ
ルボキシル基もしくはスルホ基を有するフェニル基がよ
り好適であり、置換基の数は1又は2、中でも1のもの
が好適に用いられる。
【0014】qが0の場合には、Zが置換基としてカル
ボキシ基で置換されているフェニル基であるのが好まし
い。また、qが1の場合には、Zが水素原子であるのが
好ましい。一般式(1)の色素は、ベンゼン環Aに水酸
基又は更に好ましくはアミノ基を1個有するものである
が、その置換位置は、アゾ基に対してp−位であること
が好ましい。又、ベンゼン環Aに置換するカルボキシル
基は、アゾ基に対して、m−位に置換していることが好
ましい。
【0015】本発明の色素は黒色系記録液の色素として
好適である。また、本発明の色素は、特にインクジェッ
ト用記録液として最適であり、インクジェット記録方法
に適用することにより、印字濃度が高く、印字品位に優
れた記録が可能となる。本発明の色素を、記録液に適用
するに当たり、一般式(1)で表される遊離酸の形のま
ま使用しても良いが、酸基の一部又は全部を所望の塩型
に変換して使用しても良い。塩を形成する対イオンとし
ては、リチウム、ナトリウム、カリウム等のアルカリ金
属イオン、アンモニウムイオン、及び置換アミン類から
なる群から選ばれる、1種または2種以上のイオンが用
いられる。置換アミン類の具体例としては、置換基が炭
素数1〜4のアルキル基及び/又は炭素数1〜4のヒド
ロキシアルキル基であるモノ−、ジ−、トリ−置換アミ
ンが挙げられる。また、それら対イオンは異なる種類の
ものが併用されても良い。
【0016】本発明でこのような高機能が発揮できる機
構は定かではないが、一般式(1)におけるナフチル基
に2個のスルホン基を導入すること、或いは該ナフチル
基上のアミノ基上にアニオン性基で置換され得るフェニ
ル基を導入する事により、一般式(1)においてAで示
されるフェニル基に導入した水酸基あるいはアミノ基と
同式のナフタレン環上のスルホン基との相互作用がより
強固なものとなり、色素分子同士が相互作用しつつ、紙
内部への色素移動を抑制し印字濃度を向上させているも
のと考えている。更に一般式(1)においてBで示され
るフェニル基を2個のメトキシ基で置換したことによ
り、色素の光吸収波長が黒色色素に相応しい範囲に調整
され、画像の黒さがより好ましく向上し、かつその2個
のメトキシ基の適度な嵩高さにより、専用紙上に付与さ
れた後の色素の凝集状態が適切に調整され、優れた耐光
堅牢度に至ったものと考えられる。本発明の色素の具体
例とその最大吸収波長を、以下の表−1に示したが、本
発明色素はこれらに限定されるものではない。
【0017】
【表1】
【0018】
【表2】
【0019】
【表3】
【0020】一般式(1)で示されるジスアゾ色素は、
それ自体周知の方法〔例えば、細田豊著「新染料化学」
(昭和48年12月21日 技報堂発行)第396〜4
09頁参照〕に従って、ジアゾ化、カップリング工程を
経て製造することが出来る。例えば、mが1、1が0の
色素は、置換基X及びカルボキシル基を有するニトロア
ニリンをジアゾ化し、2,5−ジメトキシアニリンとカ
ップリングさせた後、生成物をジアゾ化し、ナフトール
誘導体とカップリングさせ、更に得られたジスアゾ化合
物のニトロ基を還元することにより得られる。
【0021】本発明の記録液は、水性媒体と、一般式
(1)で示される少なくとも1種の色素又はその塩を含
有するものである。記録液中における一般式(1)の色
素の含有量としては、記録液全量に対して0.5〜10
重量%、特に1〜3重量%程度が好ましい。記録液に用
いられる溶剤としては、水及び水溶性有機溶剤として、
例えばエチレングリコール、プロピレングリコール、ブ
チレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレ
ングリコール、ポリエチレングリコール(#200)、
ポリエチレングリコール(#400)、グリセリン、N
−メチルピロリドン、N−エチルピロリドン、1,3−
ジメチルイミダゾリジノン、チオジエタノール、ジメチ
ルスルホキシド、エチレングリコールモノアリルエーテ
ル、エチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレ
ングリコールモノメチルエーテル、2−ピロリドン、ス
ルホラン、エチルアルコール、イソプロパノール等を含
有しているのが好ましい。これ等の水溶性有機溶剤は、
通常記録液の全量に対して1〜50重量%の範囲で使用
される。一方、水は記録液の全量に対して45〜95重
量%の範囲で使用される。
【0022】本発明の記録液は、その全量に対して0.
1〜10重量%、好ましくは2〜8重量%の尿素、チオ
尿素、ビウレット、セミカルバジドから選ばれる化合物
を添加したり、又0.001〜5.0重量%の界面活性
剤を添加することによって、印字後の速乾性及び印字品
位をより一層改良することができる。界面活性剤として
は、非イオン性界面活性剤が好ましいが、ポリマー系や
陰イオン性の活性剤も用いることができる。
【0023】非イオン性界面活性剤としては、例えばポ
リオキシエチレンアルキルエーテル類、ポリオキシエチ
レンアルキルアリールエーテル類、ポリオキシエチレン
誘導体類、オキシエチレン/オキシプロピレンブロック
コポリマー類、ソルビタン脂肪酸エステル類、ポリオキ
シエチレンソルビタン脂肪酸エステル類、ポリオキシエ
チレンソルビトール脂肪酸エステル類、グリセリン脂肪
酸エステル類、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル類、
ポリオキシエチレンアルキルアミン類等が挙げられる。
【0024】陰イオン性界面活性剤としては、例えば脂
肪酸塩類、アルキル硫酸エステル塩類、アルキルベンゼ
ンスルフォン酸塩類、アルキルナフタレンスルフォン酸
塩類、アルキルスルホコハク酸塩類、アルキルジフェニ
ルエーテルスルフォン酸塩類、アルキルリン酸塩類、ポ
リオキシエチレンアルキル硫酸エステル塩類、ポリオキ
シエチレンアルキルアリール硫酸エステル塩類、アルカ
ンスルフォン酸塩類、ナフタレンスルフォン酸ホルマリ
ン縮合物類、ポリオキシエチレンアルキルリン酸エステ
ル類、α−オレフィンスルフォン酸塩類等が挙げられ
る。
【0025】また、ポリマー系界面活性剤としてはポリ
アクリル酸、スチレン/アクリル酸共重合体、スチレン
/アクリル酸/アクリル酸エステル共重合体、スチレン
/マレイン酸共重合体、スチレン/マレイン酸/アクリ
ル酸エステル共重合体、スチレン/メタクリル酸共重合
体、スチレン/メタクリル酸/アクリル酸エステル共重
合体、スチレン/マレイン酸ハーフエステル共重合体、
スチレン/スチレンスルフォン酸共重合体、ビニルナフ
タレン/マレイン酸共重合体、ビニルナフタレン/アク
リル酸共重合体あるいはこれらの塩等が挙げられる。
【0026】本発明の記録液は、筆記用具用或いはイン
クジェット記録用に使用されるが、特にインクジェット
用の記録液として好適である。普通紙に記録した場合、
黒色系の記録物を得ることができ、その印字濃度及び堅
牢性に優れ、また、写真等に用いられる光沢紙や光沢フ
ィルム上での耐光性も優れており、記録液としての保存
安定性も良好である。
【0027】インクジェット用記録液の中でも、高浸透
性インク(即乾性インク)として用いた場合に十分な記
録濃度を達成できるが、かかる高浸透性インクとは一般
的に界面活性剤を添加して紙への浸透速度と高めたイン
クであり、表面張力が40mN/m以下と低い。本発明を表
面張力が40mN/m以下であるインクジェット用記録液と
して用いるのが好ましく、さらに表面張力が30mN/m以
下であるのが望ましい。
【0028】
【実施例】以下本発明を実施例について更に詳細に説明
するが、本発明はその要旨を越えない限りこれ等の実施
例に限定されるものではない。なお、実施例中の色素N
o.は前記表−1の色素No.に対応する。又「部」は
特記しない限り「重量部」を意味する。
【0029】製造例1 2−ニトロ−5−アミノ安息香酸46部を水600部に
懸濁し、25%苛性ソーダ水溶液を加えてpHを9に調
整した後、18部の亜硝酸ソーダを添加溶解した。91
部の35%塩酸を予め加えておいた水600部に前述の
溶解液を0〜5℃にて添加し、2−ニトロ−5−アミノ
安息香酸をジアゾ化した。その後2部のスルファミン酸
を添加し、2−ニトロ−5−アミノ安息香酸のジアゾ液
を得た。
【0030】別に、38部の2,5−ジメトキシアニリ
ンを水2700部に懸濁させ、26部の35%塩酸を加
え、60℃に昇温して均一な溶液を得た。この液を冷却
し、上述の2−ニトロ−5−アミノ安息香酸のジアゾ液
を添加し、生じた固形分を濾取した。さらにこれを水2
400部に懸濁し、25%苛性ソーダ水溶液にてpHを
12に調整し、均一なモノアゾ化合物の溶液を得た。こ
のモノアゾ化合物の溶液に、33部の亜硝酸ソーダを添
加溶解し、0〜5℃にて、35部の塩酸を含む1500
部の水に、滴下してモノアゾ化合物のジアゾ化を行っ
た。更に13部のスルファミン酸を加えて、モノアゾ化
合物のジアゾ液を得た。
【0031】69部のRR酸を1500部の水に懸濁さ
せ、苛性ソーダでpHを9に調整して均一な溶液を得
た。この溶液を冷却し、0〜5℃にて上述のモノアゾ化
合物のジアゾ液を滴下し、カップリングさせた。滴下の
際、25%苛性ソーダ水溶液を用いて、カップリング浴
のpHを9〜10に調整した。得られたジスアゾ化合物
の液に水硫化ソーダ22部を加え、温度を50〜55℃
に昇温し、ニトロ基を還元したのち、この液を25℃に
冷却し、200部の食塩を加え、固形分を濾取した。得
られた湿ケーキを3500部の水に溶解して、35%塩
酸水溶液を加え、pH1にて酸析を行い、生じた固形分
を濾取した。得られた色素を乾燥して、表−1のNo.
1の色素100部を遊離酸の形で得た。得られた色素の
最大吸収波長は607nmであった。(溶媒は水、対イ
オンはリチウムイオン)。同様にして表−1記載のN
o.2〜No.13の色素を得た。
【0032】実施例1 ジエチレングリコールモノブチルエーテル10部、グリ
セリン10部、2ーピロリドン5部、オルフィンSTG
(非イオン系界面活性剤、日信化学工業(株)製)0.
5部、前記表−1のNo.1の色素(遊離酸形、以下同
じ)3部に水を加え、水酸化リチウム水溶液でpHを9
に調整して全量を100部とした。この組成物を充分に
混合して溶解し、孔径1μmのテフロンフィルターで加
圧濾過した後、真空ポンプ及び超音波洗浄機で脱気処理
して記録液を調製した。得られた記録液の表面張力は2
8mN/mであった。
【0033】得られた記録液を使用し、インクジェット
プリンター(商品名MJー810C、セイコーエプソン
(株)製)を用いて電子写真用紙(普通紙、富士ゼロッ
クス(株)製)とインクジェット用フォト光沢紙(MJ
A4SP3紙、セイコーエプソン(株)製)とにインク
ジェット記録を行い、高濃度の黒色印字物を得た。普通
紙上の印字濃度を、グレタグマクベスRD918(マク
ベス社製)にて測定したところ、OD値で1.35との
良好な値を得た。
【0034】更に、下記(a)、(b)及び(c)の方
法による諸評価を行った。 (a)記録画像の耐光性:インクジェット用フォト光沢
紙(MJA4SP3紙、セイコーエプソン(株)製)上
の記録画像を、キセノンフェードメーター(アトラス社
製)を用いて80時間照射し、その前後の変退色度合い
を、日本電色(株)製色差計シグマ80にて測定し、△
E値の形で定量化した。ここで△E値は、変退色度合い
を表す数値であり、数値が大きければ変退色度合い大き
く、すなわちその画像の光堅牢性が低い事を表す。
【0035】試験の結果、本色素の、インクジェット用
フォト光沢紙における耐光堅牢度は、△Eにして、1
0.2との良好な値が得られ、光変退色度合いを従前の
色素の半分程度に抑制することができた。(表−2参
照) (b)記録画像の耐水性:水中に記録紙を5秒間浸漬し
た後の画像の滲みを調べたが、画像の滲みは僅かであ
り、又濃度の低下も小さかった。 (c)記録液の保存安定性:記録液をテフロン容器に密
閉し、5℃及び60℃で1ケ月間保存した後の変化を調
べたところ、不溶物の析出は認められなかった。
【0036】実施例2 実施例1において用いた前記表−1No.1の色素の代
わりに、前記表−1No.2の色素及び中和剤としてア
ンモニア水をそれぞれ使用した以外は、実施例1の方法
により記録液を調製し、印字を行い、この記録物に対し
て実施例1同様に、上記(a)〜(c)の諸評価を行っ
た。得られた記録液の表面張力は28mN/mであった。そ
の結果、実施例1と同様に何れも良好な結果を得た。
(表−2参照)
【0037】実施例3 実施例1において用いた前記表−1No.1の色素の代
わりに、前記表−1No.3の色素及び中和剤としてア
ンモニア水をそれぞれ使用した以外は、実施例1の方法
により記録液を調製し、印字を行い、この記録物に対し
て実施例1同様に、上記(a)〜(c)の諸評価を行っ
た。得られた記録液の表面張力は28mN/mであった。そ
の結果、実施例1と同様に何れも良好な結果を得た。
(表−2参照)
【0038】比較例1 実施例1において用いた前記表−1No.1の色素の代
わりに、表−2においてaと記した色素(特開平6ー2
20377号公報の請求範囲に含まれる色素)、及び中
和剤としてアンモニア水をそれぞれ使用した以外は、実
施例1の方法により記録液を調製し、印字を行い、この
記録物に対して実施例1同様に、上記(a)〜(c)の
諸評価を行った。得られた記録液の表面張力は28mN/m
であった。得られた印字物の普通紙上の印字濃度はほぼ
良好だったものの、フォト光沢紙上の耐光堅牢度は不十
分であった。(表−2参照)
【0039】比較例2 実施例1において用いた前記表−1No.1の色素の代
わりに、表−2においてbと記した色素、及び中和剤と
してアンモニア水をそれぞれ使用した以外は、実施例1
の方法により記録液を調製した。これを用いて印字を行
い、この記録物に対して実施例1同様に、上記(a)〜
(c)の諸評価を行った。得られた記録液の表面張力は
28mN/mであった。しかし、普通紙上の印字濃度が著し
く低くなったうえに、耐光堅牢度も不十分であった。
(表−2参照)
【0040】比較例3 実施例1において用いた前記表−1No.1の色素の代
わりに、表−2においてcと記した色素を使用した以外
は、実施例1の方法により記録液を調製した。これを用
いて印字を行い、この記録物に対して実施例1同様に、
上記(a)〜(c)の諸評価を行った。得られた記録液
の表面張力は28mN/mであった。しかし普通紙上の印字
濃度、フォト光沢紙上の耐光堅牢度共に不十分であっ
た。(表−2参照)
【0041】比較例4 実施例1において用いた前記表−1No.1の色素の代
わりに、表−2においてdと記した色素(特開平6ー2
20377号公報の実施例12の色素)を使用した以外
は、実施例1の方法により記録液を調製し、印字を行
い、この記録物に対して実施例1同様に、上記(a)〜
(c)の諸評価を行った。得られた記録液の表面張力は
28mN/mであった。その結果、フォト光沢紙上の耐光堅
牢度はほぼ良好だったものの、普通紙上の印字濃度は不
十分であった。(表−2参照)
【0042】比較例5 実施例1において用いた前記表−1No.1の色素の代
わりに、表−2においてeと記した色素(特開平4ー3
04274号公報の実施例イの色素)を使用した以外
は、実施例1の方法により記録液を調製し、印字を行
い、この記録物に対して実施例1同様に、上記(a)〜
(c)の諸評価を行った。得られた記録液の表面張力は
28mN/mであった。その結果、フォト光沢紙上の耐光堅
牢度はほぼ良好だったものの、普通紙上の印字濃度は不
十分であった。(表−2参照) 表−2に記載した結果からも明らかなように、本発明に
よれば、特に高浸透性インクとした場合に普通紙上での
記録濃度がいずれも1.3以上と極めて濃い記録が得ら
れ、しかも耐光堅牢度も△E値が10程度と優れてお
り、極めて高品位の黒色系記録が可能となる。
【0043】実施例4 ジエチレングリコール10部、イソプロピルアルコール
3部、サーフィノール104(低分子非イオン系界面活
性剤、日信化学工業(株)製)1部、前記表−1のN
o.4の色素(遊離酸形、以下同じ)3部に水を加え、
水酸化リチウム水溶液でpHを9に調整して全量を10
0部として記録液を調製した。得られた記録液の表面張
力は30mN/mであった。この記録液を実施例1と同様に
処理し、また実施例1同様インクジェット記録と評価を
行い高濃度の黒色記録物を得た。更に上記(a)、
(b)及び(c)の方法による諸評価を行った。その結
果は、いずれも良好であった。
【0044】
【表4】
【0045】
【表5】
【0046】実施例5 グリセリン5部、エチレングリコール10部、前記表−
1No.5の色素2.5部に水を加え、アンモニア水で
pHを9に調整して全量を100部とし、この組成物を
実施例1に記載の方法により処理して記録液を調製し
た。この記録液を用いて、実施例1と同様に印字を行っ
た結果、高濃度の黒色記録物を得た。またこの記録物に
対し、実施例1の(a)〜(c)による諸評価を行っ
た。その結果、実施例1と同様に何れも良好な結果が得
られた。
【0047】実施例6 ジエチレングリコール10部、N−メチルピロリドン5
部、イソプロピルアルコール3部、前記表−1No.3
の色素3部に水を加え、アンモニア水でpHを9に調整
して全量を100部とし、この組成物を実施例1に記載
の方法により処理して記録液を調製した。この記録液を
用いて、実施例1と同様に印字を行った結果、高濃度の
黒色記録物を得た。またこの記録物に対し、実施例1の
(a)〜(c)による諸評価を行った。その結果、実施
例1と同様に何れも良好な結果が得られた。
【0048】実施例7〜13 実施例1において用いた前記表−1No.1の色素の代
わりに、前記表−1No.7〜No.13の色素及び同
表に記載の対イオンを与える中和剤をそれぞれ使用した
以外は、実施例1の方法により記録液を調製し、印字を
行い、この記録物に対して実施例1の(a)〜(c)に
よる諸評価を行った。その結果、実施例1と同様に何れ
も良好な結果を得た。
【0049】
【発明の効果】本発明の記録液は、インクジェット記録
用、筆記用具用として用いられ、普通紙に記録した場
合、黒色系の記録物を得ることができ、その印字濃度及
び耐光性、耐水性が優れている他、記録液としての保存
安定性も良好である。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊離酸の形が下記一般式(1)で表され
    ることを特徴とするジスアゾ色素。 【化1】 (式中、Xはカルボキシル基、スルホ基又は水素原子を
    表し、1及びmは、それぞれ0又は1を表し、かつ、1
    +m=1である。qは0又は1を表し、Zは水素原子、
    又はカルボキシル基もしくはスルホ基で置換されていて
    も良いフェニル基を表す。但し、qが0の時、Zはカル
    ボキシル基もしくはスルホ基で置換されていても良いフ
    ェニル基を表す。)
  2. 【請求項2】 一般式(1)において、mが1であるこ
    とを特徴とする請求項1に記載のジスアゾ色素。
  3. 【請求項3】 一般式(1)において、Zがカルボキシ
    ル基で置換されているフェニル基であることを特徴とす
    る請求項1〜2に記載のジスアゾ色素。
  4. 【請求項4】 一般式(1)において、qが0であるこ
    とを特徴とする請求項1〜3に記載のジスアゾ色素。
  5. 【請求項5】 一般式(1)において、qが1であり、
    かつZが水素原子であることを特徴とする請求項1〜2
    のいずれかに記載のジスアゾ色素。
  6. 【請求項6】 水性媒体と、請求項1〜5に記載のジス
    アゾ色素を含有することを特徴とする記録液。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の記録液を用いることを
    特徴とするインクジェット用記録液。
  8. 【請求項8】 インクジェット用記録液の表面張力が4
    0mN/m以下であることを特徴とする請求項7に記載のイ
    ンクジェット用記録液。
  9. 【請求項9】 請求項7〜8に記載のインクジェット用
    記録液を用いることを特徴とするインクジェット記録方
    法。
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