JP2000309514A - 染毛料組成物 - Google Patents
染毛料組成物Info
- Publication number
- JP2000309514A JP2000309514A JP11121039A JP12103999A JP2000309514A JP 2000309514 A JP2000309514 A JP 2000309514A JP 11121039 A JP11121039 A JP 11121039A JP 12103999 A JP12103999 A JP 12103999A JP 2000309514 A JP2000309514 A JP 2000309514A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- acid
- hair
- poe
- oil
- composition
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Cosmetics (AREA)
Abstract
理後の髪の感触を良くし、かつ保存安定性に優れた染毛
料組成物を提供する。 【解決手段】 (A)カルボキシビニルポリマーおよび
/またはアクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体、
および(B)アクリル酸アミドと2−アクリル酸アミド
−2−メチルプロパンスルホン酸との共重合体を含有す
ることを特徴とする染毛料組成物。
Description
く、垂れ落ちがなく、染毛性に優れ、かつ保存安定性に
優れた染毛料組成物に関する。
化染毛剤が主流であり、液体式、クリーム式などの剤型
で提供されている。一方、直接染料を主剤とする染毛料
も多く使用されてきている。直接染料の中でも酸性染料
を配合して成る染毛料組成物を酸性染毛料といい、広く
普及している。この酸性染毛料は、その多くが液状であ
るため、染液の垂れ落ちがないように増粘剤により適度
な粘度に調整されている。
発揮する大きな条件として、組成物のpHを1.5〜
4.0の範囲に調整することが重要であり、pH4.0
以上では染毛力が著しく低下し、染毛料としての効果を
十分に発揮し得ない。一方、毛髪への染液の付着量を増
加させたり、染液の垂れ落ちを防ぐために、高分子化合
物を配合して増粘させるのが常であるが、上記のpH条
件下で、高温下(40℃以上)や長期間に渡り一定の粘
度を確保することは困難であり、粘度が低下して液状に
なったり、粘度が高くなりすぎて頭髪に塗布できなくな
ったりするため、より安定な高分子化合物を選択し配合
することが大きな課題となっている。
キシエチルセルロースは、塗布時の垂れ落ちが少なく、
染毛性に優れるためによく使用されるが、毛髪への付着
性が悪く、均一に塗布し、均一な染色結果を得ることに
やや問題があった。また、粘度の保存安定性に欠けるも
のであった。一方、キサンタンガムは、保存安定性や毛
髪への付着性はよいものの、粘質上垂れ落ち等の問題が
あった。さらにカルボキシビニルポリマーは、上記の問
題は解決されるものの、処理後の髪の感触を悪くすると
いう問題点があった。これらの欠点を解決すべく、数種
類の増粘剤を組み合わせて改良が試みられているが、満
足できるものは無かった。
粘度や流動性を持ち、毛髪への付着性が良く、処理後の
髪の感触を良くし、かつ保存安定性に優れた製品が望ま
れている。本発明は、このような問題点を解決するため
になされたものである。
を解決すべく鋭意検討を重ねた結果、特定の増粘剤を組
み合わせることにより、カルボキシビニルポリマーを単
独で使用したときの問題点を解決し、毛髪に均一に良く
付着し、垂れ落ちることがなく、処理後の髪の感触が良
く、かつ高温(40℃以上)下や長期間に渡り一定の粘
度を確保できることを見いだし、本発明を完成させるに
至った。
(B); (A)カルボキシビニルポリマーおよび/またはアクリ
ル酸・メタクリル酸アルキル共重合体 (B)ポリアクリル酸アミドと2−アクリル酸アミド−
2−メチルプロパンスルホン酸との共重合体 を含有することを特徴とする染毛料組成物を提供するも
のである。
は、市販品としてはカーボポール934、940、94
1、980、981(グッドリッチ社製)、ハイビスワ
コー104、105(和光純薬株式会社製)等が挙げら
れ、アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体として
はPEMULEN TR−1、TR−2(グッドリッチ
社製)等が挙げられる。
ル酸アミド−2−メチルプロパンスルホン酸との共重合
体は、セピゲル305(セピック社製)の名称で混合物
が市販されている。
成分(B)の配合量の合計は0.5〜20重量%で、
0.5重量%より少ないと使用に充分な粘度を得ること
ができず、20重量%を超える場合は、粘度が高くなり
すぎて毛髪への付着性や流動性が悪くなる。
トロ−o−フェニレンジアミン、2−ニトロ−p−フェ
ニレンジアミン、ピクラミン酸、1−アミノ−4−メチ
ルアントラキノン、1,4−ジアミノアントラキノン、
2−アミノ−4−ニトロフェノール、2−アミノ−5−
ニトロフェノール、ピクリン酸、およびその塩、「医薬
品等に使用することができるタール色素を定める省令」
(昭和41年告示、厚生省)により定められた酸性染料
である、赤色2号、赤色3号、赤色102号、赤色10
4号の(1)、赤色105号の(1)、赤色106号、
赤色201号、赤色227号、赤色230号の(1)、
赤色230号の(2)、赤色231号、赤色232号、
赤色401号、赤色502号、赤色503号、赤色50
4号、赤色506号、黄色4号、黄色5号、黄色202
号の(1)、黄色202号の(2)、黄色203号、黄
色402号、黄色403号の(1)、黄色406号、黄
色407号、だいだい色205号、だいだい色207
号、だいだい色402号、緑色3号、緑色204号、緑
色205号、緑色401号、緑色402号、紫色401
号、青色1号、青色2号、青色202号、青色203
号、青色205号、かっ色201号、黒色401号など
が挙げられる。一般に所望の色合を提供するために、こ
れらの1種または2種以上を任意に組み合わせて用いら
れる。この直接染料の配合量は、0.001〜5.0重
量%が好ましく、0.001重量%未満では染色性が十
分に発揮できず、5重量%を超えても染色性の向上は認
められない。また、0.15〜3重量%が特に好まし
い。
ルアルコール、イソプロピルアルコール、ブチルアルコ
ール、ベンジルアルコール、2−フェニルエチルアルコ
ール、ケイ皮アルコール、フェニルプロパノール、α−
メチルベンジルアルコール、ジメチルベンジルカルビノ
ール、2−ベンジルオキシエタノール、フェノキシエタ
ノール、フェネチルアルコール、p−アニシルアルコー
ル、2−ベンジルオキシアルコール等の一価アルコー
ル、エチレングリコール、プロピレングリコール、1、
3−ブチレングリコール、イソプレングリコール、グリ
セリン、ジグリセリン、ジプロピレングリコール等の多
価アルコール、N−メチルピロリドン等のN−アルキル
ピロリドン類が挙げられ、これらの有機溶剤は、1種ま
たは2種以上を任意に組み合わせて用いることができ
る。
酸を用いることが可能であり、例えばクエン酸、グリコ
ール酸、コハク酸、酒石酸、乳酸、フマル酸、リンゴ
酸、レブリン酸、酪酸、吉草酸、シュウ酸、マレイン
酸、フマル酸、マンデル酸等の有機酸、リン酸、塩酸、
硫酸、硝酸等の無機酸を挙げることができる。
ム塩、アンモニウム塩等を同時に配合することによって
系内に緩衝能をもたせることが可能である。このことに
より、経時におけるpH変化を少なくすることができ、
系の安定化につながる。酸の配合量は、組成物のpHを
1.5〜4.0に調整するのに必要な量である。pHが
1.5より低いと染料の安定性や皮膚への刺激の面から
好ましくなく、4.0より大きいと充分な染毛力が得ら
れない。
泡末状等、種々の形態をとることができる。
的、質的範囲で、目的に応じてその他の高分子化合物、
油性成分、界面活性剤、高級アルコール、高級脂肪酸、
エステル類、シリコーン類、噴射剤、香料、防腐剤、紫
外線吸収剤、酸化防止剤、殺菌剤等の公知の化粧品成分
も配合することができる。
子化合物としては、主にノニオン性もしくはアニオン性
高分子化合物が用いられ、例えばアラビアガム、カラギ
ーナン、ガラクタン、グアーガム、クインスシードガ
ム、ローカストビーンガム、トラガカントガム、ペクチ
ン、マンナン、デンプン、キサンタンガム、デキストラ
ン、ヒアルロン酸、カードラン、サクシノグルカン、ゼ
ラチン、コラーゲン、カゼイン、アルブミン等の天然高
分子、メチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキ
シエチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、メ
チルヒドロキシプロピルセルロース等のセルロース系高
分子、カルボキシメチルデンプン、メチルデンプン、可
溶性デンプン等のデンプン系高分子、アルギン酸塩、ア
ルギン酸プロピレングリコールエステル等のアルギン酸
系高分子等から成る半合成高分子、さらに合成高分子と
してポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポ
リビニルメチルエーテル、ポリアクリル酸ソーダ等のビ
ニル系高分子、ポリエチレンオキシド、エチレンオキシ
ド・プロピレンオキシドブロック共重合体、ベントナイ
ト、ラポナイト等の無機物系高分子等が挙げられる。
物を配合することもできる。例えば、ヒドロキシエチル
セルロースジメチルジアリルアンモニウムクロリド共重
合体、ヒドロキシエチルセルロースヒドロキシプロピル
トリメチルアンモニウムクロリド等のカチオン化セルロ
ース、ビニルピロリドン・ジメチルアミノエチルメタク
リル酸共重合体のカチオン化物等の4級化ポリビニルピ
ロリドン誘導体、ジメチルジアリルアンモニウムクロリ
ドのホモポリマー、ジメチルジアリルアンモニウムクロ
リド・アクリルアミド共重合体ジメチルジアリルアンモ
ニウムクロリド・アクリル酸共重合体等のジアリル第4
級化アンモニウム塩重合物誘導体およびカチオン化グア
ーガム等を挙げることができる。
フィン、流動イソパラフィン、軽質流動イソパラフィ
ン、ワセリン、スクワラン、マイクロクリスタンワック
ス、セレシン、プリスタン等の炭化水素、オリーブ油、
ツバキ油、茶実油、サザンカ油、サフラワー油、ヒマワ
リ油、大豆油、綿実油、ゴマ油、牛脂、カカオ脂、トウ
モロコシ油、落花生油、ナタネ油、コメヌカ油、コメ胚
芽油、小麦胚芽油、ハトムギ油、ブドウ種子油、アルモ
ンド油、アボガド油、カロット油、マカデミアナッツ
油、ヒマシ油、アマニ油、ヤシ油、ミンク油、卵黄油等
の油脂、ミツロウ、キャンデリラロウ、カルナウバロ
ウ、ホホバ油、ラノリン等のロウ類が挙げられ、一種も
しくは二種以上を混合して用いることができる。上記の
うち、配合しやすさから液状油成分が好ましく、特に流
動パラフィン、流動イソパラフィン、軽質流動イソパラ
フィン、スクワラン等の炭化水素は化学的に安定で、ま
た髪の感触をよりよくするので好ましい。
1:0.5〜0.8であることが、組成物処理後の髪の
感触や保存安定性の面から好ましい。
剤、カチオン性界面活性剤、ノニオン性界面活性剤およ
び両イオン性界面活性剤が挙げられる。
硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸トリエタノールアミン、
ラウリル硫酸アンモニウム、セチル硫酸ナトリウム、ス
テアリル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸カリウム等のア
ルキル硫酸塩、POEラウリルエーテル硫酸ナトリウ
ム、POEラウリルエーテル硫酸トリエタノールアミ
ン、POEラウリルエーテル硫酸アンモニウム、POE
アルキルエーテル硫酸ナトリウム、POEアルキルエー
テル硫酸トリエタノールアミン、POEアルキルエーテ
ル硫酸アンモニウム、POEノニルフェニルエーテル硫
酸ナトリウム等のポリオキシエチレンアルキル/アルキ
ルアリルエーテル硫酸塩、スルホコハク酸ナトリウム、
スルホコハク酸ラウリル二ナトリウム、POEスルホコ
ハク酸二ナトリウム、POEスルホコハク酸ラウリル二
ナトリウム、スルホコハク酸POEラウロイルエタノー
ルアミドエステル二ナトリウム、ウンデシレノイルアミ
ドエチルスルホコハク酸二ナトリウム等のスルホコハク
酸塩、ヤシ油脂肪酸メチルタウリンナトリウム、ラウロ
イルメチルタウリンナトリウム等のN−アシルスルホン
酸塩、ドデシルベンゼンスルホン酸トリエタノールアミ
ン等のアルキルベンゼンスルホン酸塩、テトラデセンス
ルホン酸ナトリウム等のα−オレフィンスルホン酸塩、
ラウロイルサルコシンナトリウム、N−ラウロイル−L
−グルタミン酸ナトリウム、N−ステアロイル−L−グ
ルタミン酸二ナトリウム、N−ミリストイル−L−グル
タミン酸ナトリウム等のN−アシルアミノ酸塩、POE
ラウリルエーテルリン酸等のPOEアルキルエーテルリ
ン酸およびその塩等が挙げられる。上記のうち、α−オ
レフィンスルホン酸塩型のアニオン性界面活性剤が特に
好ましい。
リルトリメチルアンモニウム、塩化セチルトリメチルア
ンモニウム、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、
塩化アルキルトリメチルアンモニウム、塩化ジステアリ
ルジメチルアンモニウム、臭化ラウリルトリメチルアン
モニウム、臭化セチルトリメチルアンモニウム、臭化ス
テアリルトリメチルアンモニウム等が挙げられる。
リセリン脂肪酸エステル類、POE脂肪酸エステル類、
POEアルキルエーテル類、POEアルキルフェニルエ
ーテル類、POE・POPアルキルエーテル類、ソルビ
タン脂肪酸エステル類、POEソルビタン脂肪酸エステ
ル類、POEソルビット脂肪酸エステル類、グリセリン
またはポリグリセリン脂肪酸類、プロピレングリコール
脂肪酸エステル類、硬化ヒマシ油誘導体類、POEヒマ
シ油または硬化ヒマシ油誘導体、グリセリンアルキルエ
ーテル類、テトラPOE・テトラPOPエチレンジアミ
ン縮合物類、POEミツロウ・ラノリン誘導体、アルカ
ノールアミド類、POEプロピレングリコール脂肪酸エ
ステル、POEアルキルアミン、POE脂肪酸アミド、
ショ糖脂肪酸エステル、POEノニルフェニルホルムア
ルデヒド縮合物、アルキルエトキシジメチルアミンオキ
シド等が挙げられ、好ましいのは、POEアルキルエー
テル類、POEアルキルフェニルエーテル類、POE・
POPアルキルエーテル類、POEソルビタン脂肪酸エ
ステル類である。この内、特に好ましいのはPOEアル
キルエーテル類であり、例えばPOEラウリルエーテ
ル、POEセチルエーテル、POEステアリルエーテ
ル、POEベヘニルエーテル等が挙げられる。
デシル−N,N,N−(ヒドロキシエチルカルボキシメ
チル)−2−イミダゾリンナトリウム、2−ココイル−
2−イミダゾリニウムヒドロキサイド−1−カルボキシ
エチロキシ二ナトリウム塩、2−ヘプタデシル−N−カ
ルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウ
ムベタイン等のイミダゾリン系両性界面活性剤、ラウリ
ルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ココアミドプロピルベ
タイン、オレアミドプロピルベタイン、ラウラミドプロ
ピルベタイン、ココベタイン、オレイルベタイン、ラウ
リルベタイン、セチルベタイン、スルホベタイン等のベ
タイン系両性界面活性剤等が挙げられる。これらのう
ち、ココアミドプロピルベタイン、ラウリルジメチルア
ミノ酢酸ベタイン等のベタイン系両性界面活性剤が特に
好ましい。
は1:0.1〜0.3であると、組成物の毛髪への付着
性や保存安定性の面から好ましい。
ル、ミリスチルアルコール、セチルアルコール、セトス
テアリルアルコール、ステアリルアルコール、ベヘニル
アルコール、オレイルアルコール、イソステアリルアル
コール等が挙げられる。
チン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘニン酸、オ
レイン酸、ヒドロキシステアリン酸、ウンデシレン酸、
トール酸、イソステアリン酸、リノール酸、リノレイン
酸等が挙げられる。
ピル、オクタン酸セチル、イソオクタン酸セチル、ミリ
スチン酸オクチルドデシル、パルミチン酸イソプロピ
ル、ステアリン酸ブチル、ステアリン酸ステアリル、ラ
ウリン酸ヘキシル、ミリスチン酸ミリスチル、オレイン
酸デシル、ジメチルオクタン酸ヘキシルデシル、乳酸セ
チル、乳酸ミリスチル、酢酸ラノリン、ステアリン酸イ
ソセチル、イソステアリン酸イソセチル、12−ヒドロ
キシステアリン酸コレステリル、ジ−2−エチルヘキシ
ル酸エチレングリコール、ジペンタエリスリトール脂肪
酸エステル、モノイソステアリン酸N−アルキルグリコ
ール、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、リンゴ酸
ジイソステアリル、ラノリン誘導体等が挙げられる。シ
リコーン類としては、ジメチルポリシロキサン、メチル
フェニルポリシロキサン、メチルシクロポリシロキサ
ン、ポリエーテル変性シリコーン、アミノ変性シリコー
ン、ベタイン変性シリコーン、アルキル変性シリコー
ン、アルコキシ変性シリコーン等が挙げられる。
るが、噴射剤としては、LPG、DME、ヘキサンおよ
びイソペンタン等が挙げられる。
的に説明するが、本発明は、その要旨を越えない限り、
以下の実施例の記載に限定されるものではない。また、
%は特記しない限り重量基準であり、有効濃度である。
〜4とその結果を表2に示す。各染毛料組成物は定法に
より製造し、性能評価を行った。
5を塗布し、45℃で10〜15分放置し、さらに室温
で5〜10分放置後、通常のシャンプーにて洗浄、乾燥
させた。この毛束の染まり具合を、目視にて評価した。
さらに、実際にパネラーに使用してもらい、付着性、感
触、垂れ落ちを官能評価した。 ・保存安定性試験 実施例1〜6および比較例1〜5を、40℃の恒温槽中
で6ヶ月間保存し、保存前後の粘度を評価した。試験を
行い、表1の結果を得た。評価基準は以下に示す通りで
ある。 ・付着性 ○:髪質を選ばず良好。 △:髪質に依存するが概ね良好。 ×:悪い。 ・垂れ落ち ○:垂れ落ちない。 △:あまり垂れ落ちない。 ×:垂れ落ちしやすい。 ・染毛力 ○:良好。 △:ふつう。 ×:悪い。 ・感触 ○:良好。 △:ふつう。 ×:悪い。 ・保存安定性 ○:保存前後の粘度がほとんど変わらなかった。 △:保存後にやや粘度が低下した。 ×:粘度が低下し、液状になった。
毛料の問題点を克服し、いずれも付着性がよく、垂れ落
ちがなく、染毛力に優れ、処理後の髪の感触が良く、し
かも保存安定性が良好であった。
着性が良く、垂れ落ちがなく、染毛性に優れ、処理後の
髪の感触が良く、かつ高温(40℃以上)下や長期間に
渡る保存安定性に優れた染毛料組成物を得ることができ
る。
2)
(B); (A)カルボキシビニルポリマーおよび/またはアクリ
ル酸・メタクリル酸アルキル共重合体 (B)アクリル酸アミドと2−アクリル酸アミド−2−
メチルプロパンスルホン酸との共重合体 を含有することを特徴とする染毛料組成物を提供するも
のである。
アミド−2−メチルプロパンスルホン酸との共重合体
は、セピゲル305(セピック社製)の名称で混合物が
市販されている。
Claims (2)
- 【請求項1】 次の(A)および(B); (A)カルボキシビニルポリマーおよび/またはアクリ
ル酸・メタクリル酸アルキル共重合体 (B)ポリアクリル酸アミドと2−アクリル酸アミド−
2−メチルプロパンスルホン酸との共重合体 を含有することを特徴とする染毛料組成物。 - 【請求項2】 直接染料、酸および有機溶剤を含有し、
pH1.5〜4.0であることを特徴とする請求項1記
載の染毛料組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12103999A JP4107762B2 (ja) | 1999-04-28 | 1999-04-28 | 染毛料組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12103999A JP4107762B2 (ja) | 1999-04-28 | 1999-04-28 | 染毛料組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000309514A true JP2000309514A (ja) | 2000-11-07 |
JP4107762B2 JP4107762B2 (ja) | 2008-06-25 |
Family
ID=14801314
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12103999A Expired - Fee Related JP4107762B2 (ja) | 1999-04-28 | 1999-04-28 | 染毛料組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4107762B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1377260A1 (en) * | 2001-04-12 | 2004-01-07 | Ondeo Nalco Company | Hair fixative composition containing an anionic polymer |
JP2005104883A (ja) * | 2003-09-30 | 2005-04-21 | Mandom Corp | 酸性染毛剤組成物 |
JP2006070030A (ja) * | 2004-09-04 | 2006-03-16 | Wella Ag | ポリマーの組合せを含む毛髪処理剤 |
JP2007182455A (ja) * | 2001-02-16 | 2007-07-19 | L'oreal Sa | ケラチン物質のメークアップ、手入れ、トリートメント方法 |
JP2008260698A (ja) * | 2007-04-10 | 2008-10-30 | Arimino Kagaku Kk | 酸性染毛料 |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07101841A (ja) * | 1993-09-30 | 1995-04-18 | Shiseido Co Ltd | 頭髪用酸性染毛料組成物 |
JPH08245348A (ja) * | 1995-02-22 | 1996-09-24 | Wella Ag | 毛髪染色剤 |
JPH10158129A (ja) * | 1996-12-02 | 1998-06-16 | Kanebo Ltd | ジェル状一時染毛剤組成物 |
JPH10212219A (ja) * | 1997-01-31 | 1998-08-11 | Yamahatsu Sangyo Kk | 頭髪用酸性染毛料組成物 |
JP2000159644A (ja) * | 1998-12-02 | 2000-06-13 | Moltobene:Kk | 頭髪用酸性染毛料組成物 |
JP2002509097A (ja) * | 1998-01-13 | 2002-03-26 | ロレアル | ラッカーゼを含有するケラチン繊維の酸化染色用組成物及びこの組成物を使用する染色方法 |
JP3699574B2 (ja) * | 1997-10-30 | 2005-09-28 | ホーユー株式会社 | 染毛料組成物 |
-
1999
- 1999-04-28 JP JP12103999A patent/JP4107762B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07101841A (ja) * | 1993-09-30 | 1995-04-18 | Shiseido Co Ltd | 頭髪用酸性染毛料組成物 |
JPH08245348A (ja) * | 1995-02-22 | 1996-09-24 | Wella Ag | 毛髪染色剤 |
JPH10158129A (ja) * | 1996-12-02 | 1998-06-16 | Kanebo Ltd | ジェル状一時染毛剤組成物 |
JPH10212219A (ja) * | 1997-01-31 | 1998-08-11 | Yamahatsu Sangyo Kk | 頭髪用酸性染毛料組成物 |
JP3699574B2 (ja) * | 1997-10-30 | 2005-09-28 | ホーユー株式会社 | 染毛料組成物 |
JP2002509097A (ja) * | 1998-01-13 | 2002-03-26 | ロレアル | ラッカーゼを含有するケラチン繊維の酸化染色用組成物及びこの組成物を使用する染色方法 |
JP2000159644A (ja) * | 1998-12-02 | 2000-06-13 | Moltobene:Kk | 頭髪用酸性染毛料組成物 |
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
フレグランスジャーナル, vol. 1992年3月号, JPN4004010508, pages 83 - 84, ISSN: 0000901059 * |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007182455A (ja) * | 2001-02-16 | 2007-07-19 | L'oreal Sa | ケラチン物質のメークアップ、手入れ、トリートメント方法 |
EP1377260A1 (en) * | 2001-04-12 | 2004-01-07 | Ondeo Nalco Company | Hair fixative composition containing an anionic polymer |
EP1377260A4 (en) * | 2001-04-12 | 2004-08-11 | Ondeo Nalco Co | HAIR FIXING COMPOSITION WITH AN ANIONIC POLYMER |
JP2005104883A (ja) * | 2003-09-30 | 2005-04-21 | Mandom Corp | 酸性染毛剤組成物 |
JP2006070030A (ja) * | 2004-09-04 | 2006-03-16 | Wella Ag | ポリマーの組合せを含む毛髪処理剤 |
JP2008260698A (ja) * | 2007-04-10 | 2008-10-30 | Arimino Kagaku Kk | 酸性染毛料 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4107762B2 (ja) | 2008-06-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7150868B2 (en) | Composition for blending to hair treating agent and hair treating agent | |
JP5132109B2 (ja) | 一剤式染毛剤組成物 | |
JP4312117B2 (ja) | 毛髪脱色剤組成物及び染毛剤組成物 | |
WO2005120446A1 (ja) | 染毛剤組成物 | |
JP4246884B2 (ja) | 染毛剤組成物 | |
JP2000309514A (ja) | 染毛料組成物 | |
JPH11130639A (ja) | 染毛料組成物 | |
JP2003095876A (ja) | ヘアトリートメント剤 | |
JP4787574B2 (ja) | 染毛前処理剤組成物 | |
JP4076306B2 (ja) | 染毛剤組成物 | |
JP4686283B2 (ja) | 染毛料組成物 | |
JP4598930B2 (ja) | 染毛料組成物 | |
JP3916236B2 (ja) | 毛髪脱色剤組成物及び染毛剤組成物 | |
JP4326170B2 (ja) | 染毛料組成物 | |
JP2011037750A (ja) | ノンエアゾール型泡沫染毛剤 | |
JP4246889B2 (ja) | 染毛料組成物 | |
JP3513863B2 (ja) | 酸性染毛料組成物 | |
JP4578034B2 (ja) | 染毛料組成物 | |
JP4189712B2 (ja) | 整髪料 | |
JP4259736B2 (ja) | 泡沫状染毛料組成物 | |
JP4077664B2 (ja) | 酸性染毛料組成物 | |
JPH10287535A (ja) | 半永久染毛料組成物 | |
JP4130755B2 (ja) | 毛髪化粧料組成物 | |
JP2002226341A (ja) | 染毛剤組成物及び該組成物を用いた染毛方法 | |
JP2008195663A (ja) | 染毛料組成物 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20051222 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20061124 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20071002 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20071022 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20071129 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A132 Effective date: 20080107 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080401 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080401 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110411 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140411 Year of fee payment: 6 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |