JP2000307798A - イメージセンサ駆動装置および画像読取装置 - Google Patents

イメージセンサ駆動装置および画像読取装置

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JP2000307798A
JP2000307798A JP11115388A JP11538899A JP2000307798A JP 2000307798 A JP2000307798 A JP 2000307798A JP 11115388 A JP11115388 A JP 11115388A JP 11538899 A JP11538899 A JP 11538899A JP 2000307798 A JP2000307798 A JP 2000307798A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 イメージ・センサにより被写体画像を読み取
らせるためのイメージセンサ駆動装置および画像読取装
置に関し、読み取り速度の高速化が光学的制限を受けな
いようにする。 【解決手段】 複数の電荷蓄積部のいずれかから対応す
るシフトレジスタへの電荷転送を制御するためのシフト
・パルスSHg(B)と、他の電荷蓄積部から対応する
シフトレジスタへの電荷転送を制御するための、シフト
・パルスSHgとは異なる位相(逆相)のシフト・パル
スSHr,SHb(A,B)を用いてリニア・イメージ
センサからの電荷読み出しを制御して、原稿画像に対す
る縮小読み取りを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はイメージセンサ駆動
装置および画像読取装置に関し、特に、イメージ・セン
サを駆動することで被写体の画像を読み取って電気信号
に変換するためのイメージセンサ駆動装置および当該イ
メージセンサ駆動装置を用いた画像読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は1:2光学系を備えた画像読取装
置の一従来例の概略構成を示す二面図であり、(a)は
外観の上面図、(b)は内部の側面図である。
【0003】2は外カバーである。1はCCDセンサ等
のリニア・イメージセンサであり、R色、G色、B色の
3ライン・カラーフィルタと、各色毎に独立した電荷蓄
積部と、各電荷蓄積部における電荷量を制御可能なRG
B独立した電荷制御手段を含んでいる。
【0004】3は原稿台ガラスで、主走査白色基準板9
と副走査白色基準板10を貼合わせて構成される。5は
光源ユニットで、ランプLと第1ミラーM1で構成され
ている。ランプLにより照射された読取原稿Pからの反
射光は、第1ミラーM1を介して第2ミラーM2、第3
ミラーM3により折り返し、シェーディング補正板7お
よびレンズ8を経由してリニア・イメージセンサ1の結
像面に入射し、これにより読取原稿Pの画像が光学的に
結像される。
【0005】図4は、上記光学系における読み取り原稿
とリニア・イメージセンサの光学的結像例を模式的に示
す説明図であり、便宜的に光学経路を直線状としてあ
る。
【0006】図4中の光学系走査方向Aに図2中の光源
ユニット5によって走査することで原稿画像読み取りを
可能としており、上記カラーフィルタを有するリニア・
イメージセンサ1に結像する原稿画像は、図中の原稿画
像P上で各色毎にL1のライン・オフセットを持つ(等
倍読み取り時)。
【0007】図5は本発明を適用可能な画像読取装置が
備える画像読み取り処理のための電気回路の一例を示す
ブロック図である。
【0008】CCD駆動回路203からの後述各種パル
ス(図6参照)により駆動されるリニア・イメージセン
サ1によって光電変換された画像信号は、アナログ・ゲ
イン調整回路(アナログ増幅回路)201によってゲイ
ン調整されて所定レベルにクランプされた後、A/Dコ
ンバータ202によってデジタル・データとされる。
【0009】204は主走査のシェーディングを補正す
る補正データが記憶されたシェーディングRAM(ラン
ダム・アクセス・メモリ)であり、光学系の配光特性記
憶用に用いられる。240はオフセットRAMであり、
画像データの読み出し、書き込みを行って画像データの
拡大、縮小を制御するために用いられる。205は画像
データ処理制御回路であり、シェーディングRAM20
4を制御する画像処理回路205aと、オフセットRA
M240を制御するオフセット・メモリ制御回路205
bで構成される。
【0010】シェーディング補正は、原稿画像読み取り
に先立って主走査白色基準板9を読み取って得られるシ
ェーディング・データを入力し、上記補正データを記憶
したシェーディングRAM204を用いて行なわれる。
オフセットRAM240はR,G,B各色のライン・オ
フセットを補正するために用いられるだけでなく、読み
取られた画像データを一時格納しておき、変倍(縮小、
拡大)時には格納したデータに間引き処理や補間処理を
施して読み出すことで変倍データを生成するために用い
られる。
【0011】206は画像信号を2値化する2値化回路
である。インターフェース回路207は、例えばパーソ
ナル・コンピュータ等のホスト装置となる外部装置25
0との間でコントロール信号の受授や画像信号の出力を
行なう。
【0012】CPU(中央演算処理装置)208はマイ
クロ・コンピュータ形態であり、予め制御プログラムを
格納したROM208Aと、作業領域としてのRAM2
08Bとを備える。CPU208は、ROM208Aに
格納した制御プログラムにしたがって各部の制御を行な
う。タイミング信号発生回路209は、CPU208の
設定に応じて水晶発振器(O.S.C)210の出力を
分周し、動作の基準となる各種タイミング信号を発生す
る。
【0013】図6は本発明を適用可能な画像読取装置に
用いられるリニア・イメージセンサの概略構成例を簡易
的に示す回路図である。
【0014】図6中、R色、G色、B色の配置順はオン
チップ・マウントされるカラーフィルタの種別に依存す
るもので、特に限定されるものではない。ここでは、説
明の便宜上、図6に示したような色配列としたものであ
る。また、カラー・フィルタの種別も原色(R,G,
B)フィルタに限定されるものではなく、補色(Cy,
Y,Mz)フィルタであってもよい。
【0015】図6において、RGB各々の感光部フォト
・ダイオードを通して各電荷蓄積部101r,101
g,101bに蓄積された各色画像データは、CCD駆
動回路203から端子P7、P8、P9に入来する各シ
フト・パルスSHr,SHg,SHbによって、各シフ
トゲート102r,102g,102bを通じて各シフ
トレジスタ103r,103g,103bに転送され
る。転送された各画像データは、CCD駆動回路203
から端子P4、P5、P6に入来する転送クロックФ
r,Фg,Фbによって順次各出力バッファ60,6
1,62に入力され、蓄積部101r,101g,10
1bで配列されていた画素順で、CCD駆動回路203
から端子P10に入来するリセット・パルスRS毎に各
バッファ60,61,62よりイメージセンサ出力Vo
r,Vog,Vobとして出力される。
【0016】各電荷蓄積部101r,101g,101
bの各色のライン間隔は、原稿画像P上でL1に相当す
ることは、図3および図4を参照して既に説明した通り
である。
【0017】図7は、図6に示したリニア・イメージセ
ンサの駆動タイミングの従来例を表すタイミング・チャ
ートである。
【0018】図7(A),(B),(C)のシフト・パ
ルスSHr,SHg,SHbは、各色とも通常は画像読
取装置の同期信号HSYNC(図7(D))と同位相で
使用する。電荷蓄積部101r,101g,101bに
蓄積される各色画像データの各々の1ライン分の画像デ
ータは、シフト・パルスSHr,SHg,SHbによっ
てシフトゲート102r,102g,102bをON/
OFFする時間Tnに依存して決定される。光学系駆動
用のモータ4(図3(b))の制御や画像処理を含む拡
大/縮小は同期信号HSYNCによって行なわれるた
め、画像処理を容易にする上では、シフト・パルスSH
r,SHg,SHbを各色とも同期信号HSYNCと同
位相とすると有利である。
【0019】また、縮小画像を得る際に、等倍で読み取
った画像から全て画像処理によって当該画像を生成する
とデジタル歪を生じ易く、かつ縮小画像のためデータが
少容量であるにも拘わらず画像処理により総対的な画像
読み取り速度が遅くなるため、走査方向についてはHS
YNC中における光学系の走査位置を増す(走査速度を
速くする)ことで縮小画像を得る手段が知られている。
【0020】しかしながら、リニア・イメージセンサを
含む光学系に起因してRGBの3色の画像データが光学
的にオフセットを持つため、図7(E)の原稿画像デー
タとしてはRn、Gn−1、Bn−2(Rn+1、G
n、Bn−1あるいはRn+2、Gn+1、Bn)の3
/12オフセットを持つ。したがって、このライン・オ
フセット以内の光学的縮小画像しか得ることができな
い。つまり、リニア・イメージセンサを含んだ光学系の
ライン・オフセットが同一の読み取りライン(画素)を
リアルタイムで読み取ることができない場合以外は、ラ
イン・オフセットが少ないほど、縮小画像読み取りにお
ける光学系の走査速度が制限を受ける。
【0021】図8は、従来の画像読取装置における光学
的最大縮小時の画像データの一例を示す説明図である。
【0022】図8は等倍時に4ライン間隔のライン・オ
フセットL1を持つ画像読み取り装置を一例として示し
ており、当該オフセットL1における光学的最大縮小画
像は1/4倍までの縮小率に限られることを表してい
る。すなわち、図8から、当該縮小率を1/4倍以上と
するようにA方向の走査速度を速くすると、次隣の別の
色のライン(画素)を含んで読み込んでしまい、このこ
とが色ずれの原因となることが分かる。
【0023】なお、リニア・イメージセンサの画素配列
方向(主走査方向)における縮小手段としては、リニア
・イメージセンサ内にて画素加算を行うか、あるいはデ
ジタル的に加算平均処理を行なうなどの間引き手段が知
られているが、本発明には関係無いので説明を省略す
る。
【0024】図8を参照して説明した考え方にしたがえ
ば、例えばRGB各色1ライン間隔のライン・オフセッ
トを持つ画像読取装置の場合には、図7のような従来例
の駆動タイミングによると光学的には縮小画像を得るこ
とはできないことになる。このため、デジタル処理によ
り縮小画像を得ることを余儀なくされ、縮小時において
も読み取り速度を速くすることができないことになる。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】上記した通り従来の画
像読取装置では、リニア・イメージセンサを含む光学系
のRGB各色のライン・オフセットに起因して、そのラ
イン・オフセット分の1までの縮小率のものしか光学的
縮小画像を得ることが出来なかった。これにより、ライ
ン・オフセットが少ない光学系を備えた従来の画像読取
装置においては、縮小画像を得るための読み取り速度が
光学的な制限を受け、読み取り速度の高速化に困難を伴
うという課題があった。
【0026】そこで、本発明は上記の課題に鑑みてなさ
れたものであって、読み取り速度の高速化が光学的な制
限を受けることのないイメージセンサ駆動装置およびお
よび当該イメージセンサ駆動装置を用いた画像読取装置
を提供することを目的とする。
【0027】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに請求項1の発明は、略同一方向に所定間隔で配列さ
れるとともに異なる色フィルタを備えており、入力光に
応じて電荷を蓄積する複数の電荷蓄積手段と、各電荷蓄
積手段に対応して設けられており、該電荷蓄積手段に蓄
積された電荷を転送する複数の転送手段とを有するリニ
ア・イメージセンサからの電荷読み出しを制御する駆動
パルスを生成するイメージセンサ駆動装置において、前
記複数の電荷蓄積手段からの出力電荷の各位相を制御し
て、原稿画像に対して前記リニア・イメージセンサを用
いた光学的縮小読み取りを行わせるものを提供する。
【0028】また、請求項2の発明は、請求項1におい
て、前記複数の電荷蓄積手段のいずれかから対応する転
送手段への電荷転送を制御するための第1のシフト・パ
ルスと、他の電荷蓄積手段から対応する転送手段への電
荷転送を制御するための、前記第1のシフト・パルスと
は異なる位相の第2のシフト・パルスを用いて前記リニ
ア・イメージセンサからの電荷読み出しを制御すること
で前記光学的縮小読み取りを行わせるイメージセンサ駆
動装置を提供する。
【0029】また、請求項3の発明は、請求項2におい
て、前記異なる位相は逆相であり、いずれか一方の位相
は前記リニア・イメージセンサからの前記出力電荷に基
づいて画像処理を行う装置の同期信号と同相であるイメ
ージセンサ駆動装置を提供する。
【0030】また、請求項4の発明は、略同一方向に所
定間隔で配列されるとともに異なる色フィルタを備えて
おり、入力光に応じて電荷を蓄積する複数の電荷蓄積手
段と、各電荷蓄積手段に対応して設けられており、該電
荷蓄積手段に蓄積された電荷を転送する複数の転送手段
とを有するリニア・イメージセンサと、前記リニア・イ
メージセンサからの電荷読み出しを制御する駆動パルス
を生成するイメージセンサ駆動手段とを備えた画像読取
装置において、前記イメージセンサ駆動手段は、前記複
数の電荷蓄積手段からの出力電荷の各位相を制御して、
原稿画像に対して前記リニア・イメージセンサを用いた
光学的縮小読み取りを行わせるものを提供する。
【0031】また、請求項5の発明は、請求項4におい
て、前記イメージセンサ駆動手段は、前記複数の電荷蓄
積手段のいずれかから対応する転送手段への電荷転送を
制御するための第1のシフト・パルスと、他の電荷蓄積
手段から対応する転送手段への電荷転送を制御するため
の、前記第1のシフト・パルスとは異なる位相の第2の
シフト・パルスを用いて前記リニア・イメージセンサか
らの電荷読み出しを制御することで前記光学的縮小読み
取りを行わせる画像読取装置を提供する。
【0032】また、請求項6の発明は、請求項5におい
て、前記異なる位相は逆相であり、いずれか一方の位相
は前記リニア・イメージセンサからの前記出力電荷に基
づいて画像処理を行うための同期信号と同相である画像
読取装置を提供する。
【0033】
【作用】上記した構成によれば、原稿画像を走査しなが
ら縮小画像を得るためのリニア・イメージセンサ内の各
電荷蓄積手段からの出力電荷の位相を別々に制御するこ
とができる。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0035】図1は、本発明に係る画像処理装置に用い
られるリニア・イメージセンサの駆動タイミングの一実
施の形態を示すタイミング・チャートである。図1は、
説明を容易とするために、等倍読み取り時に4ライン間
隔のRGBライン・オフセットを有する画像読取装置に
おける最大光学的縮小時(1/8倍)での駆動タイミン
グを示している。
【0036】また、本実施の形態においても、図3〜図
6を参照して既に説明した装置の構成要素と同一のもの
が使用されるが、これら従来要素と異なるのは図5中に
203を付したCCD駆動回路からのシフト・パルスの
位相関係である。
【0037】具体的には、図1(A)に示したR色のシ
フト・パルスSHrおよび同(C)に示したB色のシフ
ト・パルスSHbが共に従来と同様に画像処理装置の同
期信号HSYNCと同位相であるのに対して、図1
(B)に示したG色のシフト・パルスSHgはこれらと
は異なる位相とされている。すなわち、図示の通り1/
2周期(Tn/2)遅延させてある。
【0038】上記位相関係によりリニア・イメージセン
サにおける蓄積時間に位相差が設定され、これにより、
シフト・パルスSHgを用いた電荷蓄積部101gから
シフトレジスタ103gへのG色画像データ(電荷量)
の転送が、電荷蓄積部101r,101gからシフトレ
ジスタ103r,103gへのRおよびB色画像データ
(電荷量)の転送に対してTn/2分遅延する。各シフ
トレジスタ103r,103g,103gから各出力バ
ッファ60,61,62への読み出しは従来と同一タイ
ミングの転送クロックФr,Фg,Фbにしたがって行
われ、各出力バッファ60,61,62からの出力は従
来と同一タイミングのリセット・パルスRSにしたがっ
て行われる(図6参照)。
【0039】その結果、図1(E)に示したR色とB色
の画像データ・ラインに対し、図1(F)に示したG色
の画像データ・ラインは1/2周期(Tn/2)遅れて
出力される。したがって、A/Dコンバータ202から
出力される原稿画像データとしてはRn、Gn−1、B
n−1(Rn+1、Gn、BnあるいはRn+2、Gn
+1、Bn+1)のオフセットが生じ、当該オフセット
が生じた状態でオフセットRAM240に書き込まれる
ことになる。
【0040】この様に等倍読み取り時に4ライン間隔の
RGBライン・オフセットを有する場合、従来の駆動タ
イミングでは光学的最大縮小画像は1/4倍までの縮小
率のものに限られていたのに対し、本発明に係る駆動タ
イミングを用いた画像読取装置によれば、色ずれを生じ
ることなく、1/8倍までの縮小率で光学的に読み取る
ことが可能となり、これにより走査速度の高速化を実現
することが出来る。
【0041】図2は本発明に係る画像処理装置における
光学的最大縮小時の画像データの一例を示す説明図であ
り、上記効果を明瞭に示すものである。
【0042】図2は等倍時に4ライン間隔のライン・オ
フセットL1を持つ画像読み取り装置を一例として示し
ており、当該オフセットL1における光学的最大縮小画
像が、本発明により1/8倍までの縮小率に改善され得
ることを表している。
【0043】本実施の形態では、説明の便宜上、等倍時
の読み取りライン・オフセットが4ラインのイメージセ
ンサについて説明したが、あらゆるライン・オフセット
を持つ光学系において本発明を効果的に適用することが
できる。
【0044】
【発明の効果】本発明に係るイメージセンサ駆動装置お
よび画像読取装置によれば、原稿画像を走査しながら縮
小画像を得るためのリニア・イメージセンサ内の各電荷
蓄積手段からの出力電荷の位相を別々に制御することで
各電荷蓄積手段からの異なる色信号等による色ずれを防
ぐことができるので、光学的最大縮小読取り時の光学系
の走査速度を改善することが可能であり、結果として縮
小読み取り時における画像読み取りの高速化が図れると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像処理装置に用いられるリニア
・イメージセンサの駆動タイミングの一実施の形態を示
すタイミング・チャートである。
【図2】本発明に係る画像処理装置における光学的最大
縮小時の画像データの一例を示す説明図である。
【図3】1:2光学系を備えた画像読取装置の一従来例
の概略構成を示す二面図である。
【図4】1:2光学系における読み取り原稿とリニア・
イメージセンサの光学的結像例を模式的に示す説明図で
ある。
【図5】本発明を適用可能な画像読取装置が備える画像
読み取り処理のための電気回路の一例を示すブロック図
である。
【図6】本発明を適用可能な画像読取装置に用いられる
リニア・イメージセンサの概略構成例を簡易的に示す回
路図である。
【図7】本発明を適用可能な画像読取装置に用いられる
リニア・イメージセンサの駆動タイミングの従来例を表
すタイミング・チャートである。
【図8】従来の画像読取装置における光学的最大縮小時
の画像データの一例を示す説明図である。
【符号の説明】
60,61,62 出力バッファ 101r,101g,101b 電荷蓄積部 102r,102g,102b シフトゲート 103r,103g,103b シフトレジスタ 203 CCD駆動回路 SHr,SHg,SHb シフト・パルス Фr,Фg,Фb 転送クロック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/04 Fターム(参考) 4M118 AA10 AB10 BA10 DB01 FA08 GC08 5C051 AA01 BA03 DA03 DB01 DB09 DB12 DB23 DE02 DE15 DE19 DE22 5C072 AA01 BA03 BA09 DA09 EA05 FB19 FB23 FB27 QA10 QA17 UA06 UA14 UA18

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略同一方向に所定間隔で配列されるとと
    もに異なる色フィルタを備えており、入力光に応じて電
    荷を蓄積する複数の電荷蓄積手段と、各電荷蓄積手段に
    対応して設けられており、該電荷蓄積手段に蓄積された
    電荷を転送する複数の転送手段とを有するリニア・イメ
    ージセンサからの電荷読み出しを制御する駆動パルスを
    生成するイメージセンサ駆動装置において、前記複数の
    電荷蓄積手段からの出力電荷の各位相を制御して、原稿
    画像に対して前記リニア・イメージセンサを用いた光学
    的縮小読み取りを行わせることを特徴とするイメージセ
    ンサ駆動装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記複数の電荷蓄積手段のいずれかから対応する転送手
    段への電荷転送を制御するための第1のシフト・パルス
    と、他の電荷蓄積手段から対応する転送手段への電荷転
    送を制御するための、前記第1のシフト・パルスとは異
    なる位相の第2のシフト・パルスを用いて前記リニア・
    イメージセンサからの電荷読み出しを制御することで前
    記光学的縮小読み取りを行わせることを特徴とするイメ
    ージセンサ駆動装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 前記異なる位相は逆相であり、いずれか一方の位相は前
    記リニア・イメージセンサからの前記出力電荷に基づい
    て画像処理を行う装置の同期信号と同相であることを特
    徴とするイメージセンサ駆動装置。
  4. 【請求項4】 略同一方向に所定間隔で配列されるとと
    もに異なる色フィルタを備えており、入力光に応じて電
    荷を蓄積する複数の電荷蓄積手段と、各電荷蓄積手段に
    対応して設けられており、該電荷蓄積手段に蓄積された
    電荷を転送する複数の転送手段とを有するリニア・イメ
    ージセンサと、 前記リニア・イメージセンサからの電荷読み出しを制御
    する駆動パルスを生成するイメージセンサ駆動手段とを
    備えた画像読取装置において、 前記イメージセンサ駆動手段は、前記複数の電荷蓄積手
    段からの出力電荷の各位相を制御して、原稿画像に対し
    て前記リニア・イメージセンサを用いた光学的縮小読み
    取りを行わせることを特徴とする画像読取装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 前記イメージセンサ駆動手段は、前記複数の電荷蓄積手
    段のいずれかから対応する転送手段への電荷転送を制御
    するための第1のシフト・パルスと、他の電荷蓄積手段
    から対応する転送手段への電荷転送を制御するための、
    前記第1のシフト・パルスとは異なる位相の第2のシフ
    ト・パルスを用いて前記リニア・イメージセンサからの
    電荷読み出しを制御することで前記光学的縮小読み取り
    を行わせることを特徴とする画像読取装置。
  6. 【請求項6】 請求項5において、 前記異なる位相は逆相であり、いずれか一方の位相は前
    記リニア・イメージセンサからの前記出力電荷に基づい
    て画像処理を行うための同期信号と同相であることを特
    徴とする画像読取装置。
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