JP2000307581A - スレーブ装置 - Google Patents
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Abstract
テムを構成できるスレーブ装置を提供する。 【解決手段】 入力機器25からの入力信号を、I/O
用カスタムIC31および専用通信マイコン11によっ
てデバイスネットに準拠したシリアル信号にしてプログ
ラマブルコントローラに送信する一方、プログラマブル
コントローラからのデバイスネットに準拠したシリアル
信号を受信して専用通信マイコン11およびI/O用カ
スタムIC32によってパラレルの出力信号にして出力
機器26に出力するように構成している。
Description
ット(Device Net:登録商標)などの所定の通信規格に
準拠したネットワークで構成される省配線システムおよ
びそれに好適なスレーブ装置に関する。
線システムとして、図7に示されるように、マスタ装置
としてのプログラマブルコントローラ(PLC)1と、
スレーブ装置としての入力用ターミナル50あるいは出
力用ターミナル51とを、分岐用コネクタ2を介して接
続するとともに、入力用ターミナル50に、リミットス
イッチや各種センサ等の入力機器(図示せず)を接続
し、あるいは、出力用ターミナル51に、エアーバルブ
やアクチュエータ等の出力機器(図示せず)を接続して
いる。
ターミナル50あるいは出力用ターミナル51との間
は、電源線2本、信号線2本、シールド線1本のデバイ
スネット標準ケーブル7で接続されており、入力用ター
ミナル50は、入力機器からの信号を取り込んでデバイ
スネットに準拠したシリアル信号に変換してプログラマ
ブルコントローラ1に送信する一方、出力用ターミナル
51は、プログラマブルコントローラ1からのデバイス
ネットに準拠したシリアル信号を、パラレル信号に変換
して出力機器に出力するものである。なお、2aは、通
信安定用の終端抵抗である。
図であり、この入力用ターミナル50は、入力点数が1
6点であって、スイッチやセンサなどの各入力機器25
からのオンオフの入力信号は、各入力回路27および各
フォトカプラ29を介してI/O用カスタムIC31a
に与えられて4ビットの入力データに変換されて専用通
信マイコン11aに与えられ、専用通信マイコン11a
では、この4ビットの入力データを、デバイスネットに
準拠したシリアル信号に変換して送信用フォトカプラ3
3およびドライバ・レシーバ34を介してプログラマブ
ルコントローラ1に送信するものである。なお、37
は、電源を立ち上げたときに、初期状態にリセットする
リセット回路、38aは電源が正常に供給されているか
否かなどを表示するLEDを備える表示部、9aは通信
速度などを設定するための設定部、39は専用通信マイ
コン11aを動作させるための16MHzのクロックを
発振する発振回路、40はメーカ出荷時に当該入力用タ
ーミナル固有のコード番号が書き込まれるEEPRO
M、19は内部回路に電源を供給する絶縁型DC電源、
36は通信電源回路である。
ロック図に示されるように、プログラマブルコントロー
ラ1からドライバ・レシーバ34および受信用のフォト
カプラ35を介してデバイスネットに準拠したシリアル
信号を専用通信マイコン11bに取り込んで4ビットに
出力データに変換してI/O用カスタムIC32bに出
力し、I/O用カスタムIC32bでは、4ビットの出
力データを、パラレルの出力信号に変換してフォトカプ
ラ30および出力回路28を介して表示灯やバルブなど
の各出力機器26に出力するものである。
ットに準拠した省配線システム用いられるスレーブ装置
としてのターミナルは、入力専用の入力用ターミナルと
出力専用の出力用ターミナルとに限られており、このた
め、入力機器および出力機器を用いる省配線システムを
構成する場合には、入力用ターミナルおよび出力用ター
ミナルが個別に必要となり、コストが高くつくととも
に、設置箇所も個別に必要となってその分スペースが必
要になるといった難点がある。
であって、低いコストでしかもコンパクトに省配線シス
テムを構成できるスレーブ装置を提供することを目的と
する。
を達成するために、次のように構成している。
置は、入力機器からの入力信号を取り込んで所定の通信
規格に準拠してマスタ装置に送信する一方、該マスタ装
置から前記所定の通信規格に準拠して送信される出力信
号を受信して出力機器に出力する入出力用の通信手段を
備えている。
項1記載の発明において、当該スレーブ装置を、入力機
器および出力機器が接続可能なI/Oボードと、マスタ
装置に接続されるとともに、前記通信手段を有する通信
ボードとを備えたボードタイプに構成し、前記両ボード
を、ボード用コネクタで接続分離可能としている。
項2記載の発明において、前記I/Oボードは、入力機
器および出力機器をケーブルを介して接続するための機
器用コネクタを備え、前記I/Oボードと前記通信ボー
ドとは、少なくともそのボードの一部が互いに対向した
状態で接続されるものである。
項2または3記載の発明において、前記通信ボードに
は、入力機器のみが接続可能な入力専用I/Oボードあ
るいは出力機器のみが接続可能な出力専用I/Oボード
が、前記ボード用コネクタで接続分離可能であり、前記
通信手段は、通信ボードへの前記入力専用I/Oボード
あるいは出力専用I/Oボードの接続に応じて、入力機
器からの入力信号を取り込んで前記所定の通信規格に準
拠してマスタ装置に送信する入力専用動作あるいはマス
タ装置から前記所定の通信規格に準拠して送信される出
力信号を受信して前記出力機器へ出力する出力専用動作
への切り替えが可能である。
項2ないし4のいずれかに記載の発明において、前記I
/Oボードには、光結合素子が設けられ、前記光結合素
子を介して前記通信ボードとの間の信号の送受を行うも
のである。
ば、入力機器からの入力信号を取り込んで所定の通信規
格に準拠してマスタ装置に送信する一方、該マスタ装置
から前記所定の通信規格に準拠して送信される出力信号
を受信して出力機器に出力するので、従来の入力専用あ
るいは出力専用のスレーブ装置とは異なり、本発明のス
レーブ装置一台で、入力用および出力用に兼用できるこ
とになる。
(インターフェイス)ボードと通信ボードとを備えたボ
ード(基板)タイプで構成しているので、ケースが無い
分、小型化を図ることができる。
ボードは、入力機器および出力機器をケーブルを介して
接続するための機器用コネクタを備えているので、複数
の入力機器および出力機器を接続する作業が、容易であ
り、また、両ボードは、少なくともそのボードの一部が
互いに対向した状態で接続されるので、一枚のボードで
構成する場合に比べて、ボードの投影面積を小さくで
き、したがって、当該スレーブ装置を設置する際の設置
面積を小さくできる。
ードのボード用コネクタには、入力専用I/Oボードあ
るいは出力専用I/Oボードが接続分離可能であり、通
信手段は、入力専用I/Oボードあるいは出力専用I/
Oボードの接続に応じて、入力専用動作あるいは出力専
用動作への切り替えが可能であるので、入出力兼用のみ
ならず、入力専用あるいは出力専用としても使用でき
る。
ボードは、光結合素子を備えて、該光結合素子を介して
前記通信ボードとの間の信号の送受を行うので、通信手
段と、入力機器側あるいは出力機器側とを電気的に絶縁
してノイズなどの影響を遮断できる。
施の形態について、詳細に説明する。
た省配線システムの全体構成図であり、従来例に対応す
る部分には、同一の参照符号を付す。
準拠したネットワークで構成されており、マスタ装置
(マスタユニット)としてのプログラマブルコントロー
ラ(PLC)1と、このプログラマブルコントローラ1
に分岐用コネクタ2を介して接続された本発明に係るス
レーブ装置としての入出力用ターミナル3とを備えてお
り、この入出力用ターミナル3には、図示しないコネク
タおよびフラットケーブルを介して、例えば近接センサ
やリミットスイッチなどの入力機器あるいは表示灯やバ
ルブなどの出力機器が接続される。分岐用コネクタ2に
は、通信安定用の終端抵抗2aが接続されている。
に係る入出力用ターミナル3とは、デバイスネットに準
拠した通信を行うものであって、後述のように、入力お
よび出力のいずれにも対応できるように構成されてい
る。
ナル3の外観を示す分解斜視図であり、図3は、その組
み立て状態を示す図である。
部品が実装されてなるボード(基板)タイプに構成され
ており、通信ボード4とI/Oボード5とを備えてい
る。
端側に、マスタ装置としてのプログラマブルコントロー
ラ1に接続するための図1に示されるデバイスネット標
準ケーブル7が接続されるマスタ接続用コネクタ部8
と、通信速度や当該入出力用ターミナル3のノードアド
レスなどを設定するための複数のディップスイッチから
なる設定部9とが設けられるとともに、この設定部9に
近接して電源が正常に供給されているか否かなどを表示
するための二つのLED10からなる表示部が設けられ
ている。また、この通信ボード4の基板6の表面には、
プログラマブルコントローラ1との間で通信するための
入出力用の通信手段を構成する専用通信マイコン11が
実装され、さらに、コンデンサ12やその他の電子部品
が実装されている。また、この基板4の裏面には、通信
ボード4を、I/Oボード5に着脱自在に接続するため
のボード接続用コネクタ部13が設けられるとともに、
前記専用通信マイコン11と共に通信手段を構成するI
/O用カスタムICやその他の電子部品が実装されてい
る。この通信ボード4の基板6の隅部の4箇所には、I
/Oボード5との間に介装されるスペーサ14が、六角
ナット15によって取り付けられる。
基板6よりも大きな面積の矩形の基板16を備えてお
り、この基板16の表面の一端側には、入力機器および
出力機器をフラットケーブルおよびコネクタを介して接
続するための機器接続用コネクタ部17が設けられてお
り、また、この機器接続用コネクタ部17よりも基板1
6の内側には、内部回路に供給するための本体電源を接
続するための電源用端子台18と、絶縁型DC電源(D
C−DCコンバータ)19と、コンデンサ20その他の
電子部品が搭載されており、さらに、通信ボード4に対
向する領域には、前記通信ボード4のボード接続用コネ
クタ部13に対応して嵌合離脱可能なボード接続用コネ
クタ部21が設けられるとともに、抵抗、フォトカプラ
その他の電子部品が実装されている。
する領域には、図2に示されるように通信ボード4に取
り付けられた4つのスペーサ14の端部がそれぞれ臨む
取付孔22が形成されており、両ボード4,5を対向さ
せてボード用コネクタ部13,21を嵌合させ、さら
に、前記取付孔22を介してスペーサ14にネジ23を
締め付けることにより、通信ボード4が、その全面が対
向した状態でI/Oボード5に固定的に取り付けられ
る。また、このネジ23を外すことによって、両ボード
4,5を分離することができる。
箇所には、当該入出力用ターミナル3を、例えば、取り
付けパネルなどにネジで設置するための設置用孔24が
形成されている。
ナル3のブロック図であり、上述の図8および図9の従
来例に対応する部分には、同一の参照符号を付す。
および出力点数がそれぞれ16点であって、スイッチな
どの入力機器25には、入力端子IN00〜IN15
が、バルブなどの出力機器26には、出力端子OUT0
0〜OUT15が、それぞれ割り当てられている。
IN15に個別的に対応する入力回路27と、各出力端
子OUT00〜OUT15に個別的に対応する出力回路
28とを備えるとともに、各入力回路27に個別的に対
応する光結合素子としてのフォトカプラ29と、各出力
回路28に個別的に対応するフォトカプラ30と、上述
の絶縁型DC電源19とを備えており、前記フォトカプ
ラ29,30と前記絶縁型DC電源19とによって、I
/Oボード5の入出力側と通信ボード4とは電気的に絶
縁されており、通信ボード6の専用通信マイコン11や
I/O用カスタムIC31,32などがノイズ等の影響
を受けないように構成されている。また、このI/Oボ
ード5には、機器接続用コネクタ部17を介してI/O
用の電源が供給される。
9を介して与えられる各入力回路27からの入力信号
を、4ビットの入力データに変換して専用通信マイコン
11に与えるI/O用カスタムIC31と、専用通信マ
イコン11からの4ビットの出力データを、各フォトカ
プラ30を介して各出力回路に28与えるようにパラレ
ルの出力信号に変換するI/O用カスタムIC32と、
I/O用カスタムIC31からの4ビットの入力データ
を、デバイスネットに準拠したシリアル信号に変換して
送信用のフォトカプラ33を介して変復調などを行うド
ライバ・レシーバ34に出力する一方、受信用のフォト
カプラ35を介してドライバ・レシーバ34から与えら
れるデバイスネットに準拠したシリアル信号を、4ビッ
トの出力データに変換してI/O用カスタムIC32に
出力する専用通信マイコン11と、前記ドライバ・レシ
ーバ34に電源を供給する通信電源回路36と、電源線
2本、信号線2本およびシールド線1本のデバイスネッ
ト標準ケーブルを介してプログラマブルコントローラ1
に接続できるように対応する端子を有する上述のマスタ
接続用コネクタ部8とを備えている。
げたときに、初期状態にリセットするリセット回路37
と、上述の複数のLED10を備える表示部38と、上
述の複数のディップスイッチからなる設定部9と、マイ
コン11を動作させるための16MHzのクロックを発
振する発振回路39と、メーカ出荷時に当該入出力用タ
ーミナル固有のコード番号が書き込まれるEEPROM
40とを備えている。
31,32、専用通信マイコン11によって、入力機器
25からのオンオフの入力信号を取り込んでデバイスネ
ットに準拠したシリアル信号に変換してプログラマブル
コントローラ1に送信する一方、プログラマブルコント
ローラ1からのデバイスネットに準拠したシリアル信号
を受信してパラレルの出力信号に変換して出力機器26
に与えるので、従来の入力用ターミナルと出力用ターミ
ナルとを一台で兼用できることになり、コストの低減を
図ることができるとともに、設置スペースも少なくて済
むことになる。
用通信マイコン11による入力用の動作は、上述の図8
の従来例と基本的に同様であり、I/O用カスタムIC
32および専用通信マイコン11による出力用の動作
は、上述の図9の従来例と基本的に同様である。
ル3は、ボードタイプであるので、設置スペースがさら
に少なくて済むことになる。
3には、入力機器25および出力機器26の両者を接続
したけれども、入力機器25あるいは出力機器26の一
方のみを接続して入力動作のみあるいは出力動作のみを
行わせてもよい。この場合は、入力点数16点の入力用
ターミナル、あるいは、出力点数16点の出力用ターミ
ナルとして使用することになる。
は、上述のように、I/Oボード5を接続分離できるも
のであって、前記I/Oボード5に代えて、図5に示さ
れる入力専用I/Oボード5aを接続して入力専用ター
ミナル3aとすることもできる。
は、上述の図4のI/Oボード5の各出力回路28およ
びそれ対応する各フォトカプラ30が入力用に置き換え
られた構成を有しており、IN00〜IN31の32点
の入力点数を有しており、その他の構成は、上述のI/
Oボード5と基本的に同様である。
4と同じであるが、入力専用I/Oボード5aを接続す
る場合には、この通信ボード4の専用通信マイコン11
の所定の端子を開放するとともに、両I/O用カスタム
IC31,32の所定の端子をそれぞれ0Vに接続す
る。
び両I/O用カスタムIC31,32は、入力専用とし
て動作を行うものである。
機器25からのオンオフの入力信号は、入力専用I/O
ボード5aの各入力回路27および各フォトカプラ29
を介して通信ボード4の両I/O用カスタムIC31,
32にそれぞれ与えられて4ビットの入力データにそれ
ぞれ変換されて専用通信マイコン11に与えられ、専用
通信マイコン11では、この4ビットの入力データを、
デバイスネットに準拠したシリアル信号に変換して送信
用フォトカプラ33およびドライバ・レシーバ34を介
してプログラマブルコントローラ1に送信するものであ
り、これによって、入力点数32点の入力専用ターミナ
ル3aとなる。
ード5に代えて、図6に示される出力専用I/Oボード
5bを接続して出力専用ターミナル3bとして動作させ
ることもできる。
は、上述の図4のI/Oボード5の各入力回路27およ
びそれに対応する各フォトカプラ29が出力用に置き換
えられた構成を有しており、OUT00〜OUT31の
32点の出力点数を有しており、その他の構成は、上述
のI/Oボード5と基本的に同様である。
ボード4と同じであるが、出力専用I/Oボード5bを
接続する場合には、この通信ボード4の専用通信マイコ
ン11の前記所定の端子と、両I/O用カスタムIC3
1,32の前記所定の端子とを、例えばジャンパ線など
でそれぞれ接続する。
び両I/O用カスタムIC31,32は、出力専用とし
て動作を行うものである。
ルコントローラ1からドライバ・レシーバ34および受
信用のフォトカプラ35を介してデバイスネットに準拠
したシリアル信号を専用通信マイコン11に取り込んで
4ビットに出力データに変換して両I/O用カスタムI
C31,32にそれぞれ出力し、両I/O用カスタムI
C31,32では、4ビットの出力データを、パラレル
の出力信号にそれぞれ変換してI/Oボード5bの各フ
ォトカプラ30および各出力回路28を介して表示灯や
バルブなどの各出力機器26に出力するものであり、こ
れによって、出力点数32点の出力専用ターミナル3b
となる。
ボード5を接続した入出力兼用の場合には、通信ボード
4の専用通信マイコン11の前記所定の端子が、I/O
用カスタムIC32の前記所定の端子に接続され、I/
O用カスタムIC31の前記所定の端子が、0Vに接続
され、これによって、専用通信マイコン11は、上述の
ように、入出力兼用の動作を行い、I/O用カスタムI
C32は出力用として、I/O用カスタムIC31は、
入力用としてそれぞれ動作するものである。
I/Oボード5、入力専用I/Oボード5aあるいは出
力専用I/Oボード5bを接続して通信ボード4を切り
替えることにより、入出力用ターミナル、入力専用ター
ミナルあるいは出力専用ターミナルとして機能させるこ
とができ、省配線システムの構成に応じて容易に機能を
選択できることになる。
類に限らず、入力点数あるいは出力点数を異ならせた
り、機器との接続部の構成を異ならせた、例えば端子台
を用いたような様々な種類を準備し、用途に応じて通信
ボードに最適なI/Oボードを接続できるようにしても
よい。
では、スレーブ装置を2枚のボードで分離可能に構成し
たけれども、本発明の他の実施の形態として、一枚のボ
ードで構成してもよい。
け、接続されるI/Oボードの種類に応じた設定を行う
ことにより、I/Oボードの種類に応じた動作を行わせ
るようにしてもよい。
I/Oボードを収納した構成としてもよい。
に対する出力信号は、オンオフ信号に限らず、アナログ
信号であってもよく、この場合には、アナログ信号をバ
イナリデータに変換する回路等を追加すればよい。
して、デバイスネットに適用して説明したけれども、本
発明は、デバイスネットに限らず、その他の通信規格、
例えば、インターバスエス(Interbus-S)、プロフィバ
ス(Proftbus)などに適用してもよい。
限らず、さらに入出力点数を増やしてもよいのは勿論で
ある。
な効果が奏される。
一台で、入力用および出力用に兼用できるので、従来の
ように、入力専用および出力専用のスレーブ装置を個別
に設ける必要がなく、コストを低減できるとともに、設
置スペースも少なくて済むことになる。
と通信ボードとを備えたボード(基板)タイプで構成し
ているので、ケースが無い分、小型化を図ることがで
き、また、ユーザは、用途や設置環境などに応じて準備
したケースなどを用いて当該スレーブ装置を設置できる
ことになる。
は、入力機器および出力機器をケーブルを介して接続す
るための機器用コネクタを備えているので、複数の入力
機器および出力機器を接続する際の接続作業が容易とな
る。また、両ボードは、少なくともそのボードの一部が
互いに対向した状態で接続されるので、一枚のボードで
構成する場合に比べて、ボードの投影面積を小さくで
き、したがって、当該スレーブ装置を設置する際の設置
面積を小さくできる。
ボード用コネクタには、入力専用I/Oボードあるいは
出力専用I/Oボードが接続分離可能であり、通信手段
は、入力専用I/Oボードあるいは出力専用I/Oボー
ドの接続に応じて、入力専用動作あるいは出力専用動作
への切り替えが可能であるので、入出力兼用のみなら
ず、入力専用あるいは出力専用としても使用できる。
は、光結合素子を備えて、該光結合素子を介して前記通
信ボードとの間の信号の送受を行うので、通信手段と、
入力機器側あるいは出力機器側とを電気的に絶縁してノ
イズなどの影響を遮断できる。
を備えたシステムの構成図である。
図である。
る。
る。
ーラ(マスタ装置) 3 入出力用ターミナル(ス
レーブ装置) 4 通信ボード 5 I/Oボード 13,21 ボード接続用コネクタ部 17 機器接続用コネクタ部 11 専用通信マイコン 29,30 フォトカプラ 31,32 I/O用カスタムIC
Claims (5)
- 【請求項1】 入力機器からの入力信号を取り込んで所
定の通信規格に準拠してマスタ装置に送信する一方、該
マスタ装置から前記所定の通信規格に準拠して送信され
る出力信号を受信して出力機器に出力する入出力用の通
信手段を備えることを特徴とするスレーブ装置。 - 【請求項2】 当該スレーブ装置を、入力機器および出
力機器が接続可能なI/Oボードと、マスタ装置に接続
されるとともに、前記通信手段を有する通信ボードとを
備えたボードタイプに構成し、前記両ボードを、ボード
用コネクタで接続分離可能とした請求項1記載のスレー
ブ装置。 - 【請求項3】 前記I/Oボードは、入力機器および出
力機器をケーブルを介して接続するための機器用コネク
タを備え、 前記I/Oボードと前記通信ボードとは、少なくともそ
のボードの一部が互いに対向した状態で接続される請求
項2記載のスレーブ装置。 - 【請求項4】 前記通信ボードには、入力機器のみが接
続可能な入力専用I/Oボードあるいは出力機器のみが
接続可能な出力専用I/Oボードが、前記ボード用コネ
クタで接続分離可能であり、 前記通信手段は、通信ボードへの前記入力専用I/Oボ
ードあるいは出力専用I/Oボードの接続に応じて、入
力機器からの入力信号を取り込んで前記所定の通信規格
に準拠してマスタ装置に送信する入力専用動作あるいは
マスタ装置から前記所定の通信規格に準拠して送信され
る出力信号を受信して前記出力機器へ出力する出力専用
動作への切り替えが可能である請求項2または3記載の
スレーブ装置。 - 【請求項5】 前記I/Oボードには、光結合素子が設
けられ、前記光結合素子を介して前記通信ボードとの間
の信号の送受を行う請求項2ないし4のいずれかに記載
のスレーブ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11110356A JP2000307581A (ja) | 1999-04-19 | 1999-04-19 | スレーブ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11110356A JP2000307581A (ja) | 1999-04-19 | 1999-04-19 | スレーブ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000307581A true JP2000307581A (ja) | 2000-11-02 |
Family
ID=14533711
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11110356A Pending JP2000307581A (ja) | 1999-04-19 | 1999-04-19 | スレーブ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000307581A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009037550A (ja) * | 2007-08-03 | 2009-02-19 | Delta Electronics Inc | マスタースレーブカードシステムとその処理方法 |
-
1999
- 1999-04-19 JP JP11110356A patent/JP2000307581A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009037550A (ja) * | 2007-08-03 | 2009-02-19 | Delta Electronics Inc | マスタースレーブカードシステムとその処理方法 |
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