JP2000306970A - 搬送方法および搬送装置 - Google Patents

搬送方法および搬送装置

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JP2000306970A
JP2000306970A JP11135999A JP11135999A JP2000306970A JP 2000306970 A JP2000306970 A JP 2000306970A JP 11135999 A JP11135999 A JP 11135999A JP 11135999 A JP11135999 A JP 11135999A JP 2000306970 A JP2000306970 A JP 2000306970A
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Katsu Maeda
克 前田
Toshiharu Tsubata
敏晴 津幡
Tsutomu Ozawa
津登務 小沢
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 個々の板状体のいかなる撓み量にも対応して
搬出を行うことができ、構造上搬出不可能な場合には搬
出を中止するなどしてロボットの板状体支持部と板状端
側面の衝突を回避し、搬送の信頼性を挙げる。 【解決手段】 複数枚の板状体2を一定間隔を開けて棚
積みしたカセット1から板状体2を搬送する板状体支持
部3aを有するハンド3と、ハンド3に取り付けられて
カセット1内の板状体2の有無を検出するセンサー4
と、カセット1の上下可動機構14と、上下可動機構1
4の現在位置および板状体搬送の各工程における動作ポ
イントおよびセンサー4の検出状態を認識および記憶す
るデータ処理手段6を備え、板状体2の撓み量をデータ
処理手段6内で計算する撓み量計算手段と、データ処理
手段6に記憶された上下可動機構14の動作ポイントか
ら撓み量分だけ下に補正された補正動作ポイントを記憶
する記憶手段とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、LCD(液晶ディ
スプレイ)基板などの板状体の搬送方法および搬送装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術として、カセット内に棚積み式
にした板状体のマッピング動作(カセット内でのウエハ
(板状体)収納枚数およびその収納位置を検出する動
作)を上下可動機構に取り付けられた光電センサーなど
による上下可動時の検出により行い(特開平1―144
647号公報)、その他検出時に位置記憶データをもと
に板状体の収納されているカセット段数を把握し、該当
する段数の位置決めポイントにてロボットの板状体支持
部による搬出入を行う装置が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年、基板の大型化、
薄型化が進んでいる中で、前後方向から搬送可能なカセ
ット内に収納されている基板は一般的に左右両端にて支
持されており、基板の重みによる撓みが生ずる場合があ
る。
【0004】前述した従来技術では、カセット各段にお
ける基板等の板状体の搬出入時におけるロボットの板状
体支持部の位置決めポイントは、板状体の撓み分を考慮
した設定が必要になるが、個々の板状体により撓み量に
バラツキがあり、撓み量が考慮の範囲を超えた板状体が
カセット内に収納されている場合、板状体の搬出時にロ
ボットの板状体支持部が板状体の端面に衝突する危険性
がある。
【0005】本発明は、上記従来技術の問題点に鑑みて
なされたもので、個々の板状体のいかなる撓み量にも対
応して搬出を行うことができ、構造上搬出不可能な場合
には搬出を中止するなどしてロボットの板状体支持部と
板状体端面の衝突を回避し、搬送の信頼性を挙げること
ができる搬送方法と搬送装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1に係る搬送方法は、複数枚の板状
体を一定間隔を開けて棚積みしたカセットからハンドに
より板状体を搬送する際、上記ハンドまたは上記カセッ
トを上下可動機構にて相対移動して上記カセット内の上
記各板状体をセンサーで検出し、上記上下可動機構の現
在位置および各板状体搬送の各工程における動作ポイン
トと上記センサーの検出状態をデータ処理手段により認
識および記憶して行う搬送方法において、上記板状体の
撓み量を上記データ処理手段内の撓み量計算手段で計算
し、上記データ処理手段に記憶された上記上下可動機構
の動作ポイントから上記撓み量分だけ下に補正された補
正動作ポイントを上記データ処理手段内の記憶手段に記
憶させ、上記補正動作ポイントで上記ハンドを上記カセ
ットに出入りさせることを特徴とする。
【0007】また、本発明の請求項2に係る搬送方法
は、請求項1の構成にあって、上記板状体は、平面ディ
スプレイの表面基板であることを特徴とする。
【0008】本発明の請求項3に係る搬送装置は、複数
枚の板状体を一定間隔を開けて棚積みしたカセットから
上記板状体を搬送する支持部を有するハンドと、上記ハ
ンドに取り付けられて上記カセット内の板状体の有無を
検出するセンサーと、上記ハンドまたは上記カセットを
相対移動させる上下可動機構と、上記上下可動機構の現
在位置および板状体搬送の各工程における動作ポイント
および上記センサーの検出状態を認識および記憶するデ
ータ処理手段とからなる搬送装置において、上記板状体
の撓み量を上記データ処理手段内で計算する撓み量計算
手段と、上記データ処理手段に記憶された上記上下可動
機構の動作ポイントから上記撓み量分だけ下に補正され
た補正動作ポイントを記憶する記憶手段とを有すること
を特徴とする。
【0009】また、本発明の請求項4に係る搬送装置
は、請求項3の構成にあって、上記板状体は、平面ディ
スプレイの表面基板であることを特徴とする。
【0010】すなわち、上記請求項1または請求項3に
あっては、マッピング動作時に各板状体の左右方向の中
央部を反射型または透過型の光電センサー等のセンサー
によって歪んでいる各板状体の最下端位置をそれぞれ検
出し、その各検出位置をデータ処理手段により記憶す
る。そして、検出された板状体の収納されているカセッ
ト段数におけるあらかじめ記憶された撓み量がゼロの板
状体の収納位置とマッピング時に収納されていた各板状
体の検出位置をデータ処理手段内の撓み量計算手段で計
算し、その値だけ該当するカセット段数におけるあらか
じめ設定された位置決めポイントから補正した各値をデ
ータ処理手段内の記憶装置に記憶し、記憶した各々の値
を用いてハンドによる各板状体の搬出動作を行う。ま
た、上記補正値が大きすぎて構造上不可能な値であった
場合は、搬出動作を行わず異常処理等をする。これによ
り、各板状体の搬出時に、収納されている各板状体の撓
みの最下端位置から常に一定量を分離れた位置にハンド
の板状体支持部を移動可能にし、各板状体の端面と板状
体支持部が衝突したり接したりする危険性をなくす。
【0011】また、請求項2または請求4にあっては、
平面ディスプレイの表面基板の搬送を行う。
【0012】
【発明の実施の形態】[実施の形態1]本発明の実施の
形態1を図1〜4に基いて説明する。図1は本実施の形
態1に係る搬送装置の概略を示す構成図、図2は板状体
搬送用のハンドを示す図、図3は本実施の形態に係る搬
送方法を説明するための図、図4は搬送方法におけるデ
ータ処理のフローチャートを示す図である。
【0013】図1において、ロボット5の一部を構成し
ている板状体搬送用のハンド3の移動方向であるX方向
に板状体2の出し入れが可能なように開放された板状体
収納カセット(以下、単にカセットという)1内に、カ
セット1の内側に対向して設けた突出部(図示省略)に
より板状体2の両側端面(図において左右両側端面)が
一定間隔M(ピッチM)を開けて支持されるとともに、
板状体2の左右方向の中央部分が重みで撓んだ複数の板
状体2が棚積み式に収納されている。なお、板状体収納
カセット1は、正面から見た状態を示し、紙面の表面側
から裏面側に板状体2の出し入れが行われる開口が形成
されている。また、ロボット5は、側面から見た状態を
示している。よって、使用に際してはハンド3とカセッ
ト1の開口が対向するように配置される。
【0014】ロボット5は、上記ハンド3と、このハン
ド3をX方向で進退させるハンド移動機構17,18
と、ハンド3をθ方向に回転するθ方向回転軸5bと、
ロボット5の上記各部品の進退および回転動作制御を行
う制御部と駆動源を内蔵するロボット制御機構部5aか
らなっている。
【0015】ハンド3は、ロボット5のθ方向回転軸5
bによるθ方向の回転により360度方向に向くことが
できるとともに、θ方向回転軸5bと共に回転するハン
ド移動機構17,18によりX方向で進退動できるよう
になっている。したがって、ハンド3は、図1の状態か
ら90度あるいは270度を回転させてカセット1の開
口に向かい、その後にカセット3への出し入れが可能に
なる。
【0016】このハンド3は、図2に示すようにコの字
形状であって、両腕の先端側がカセット1の開口側から
内部に進入し、両腕の先端側で板状体2の両側端面を支
持するようになっている。そして、ハンド3の板状体2
を支持する部位となる板状体支持部3aと対向する側の
端面 (すなわち、コの字形状の基部の背側)には、上
記ハンド移動機構17の一端が支軸を介して回動可能に
取り付けられるとともに、ハンド移動機構17の他端に
支軸を介してハンド移動機構18の一端が回動可能に取
り付けられている。ハンド移動機構18は上記ロボット
制御機構部5aにより制御され、ハンド移動機構17と
ハンド移動機構18とのなす角度βを制御することによ
り、ハンド3がX方向で進退するようになっている。ま
た、コの字形状の背側には、カセット1に棚積みした板
状体2の左右方向の中央部の端面が検出可能な反射式光
電センサー(以下、単にセンサーという)4が取り付け
られている。
【0017】上記カセット1は、上下可動機構14によ
りZ方向に移動可能である。上下可動機構14は、カセ
ット1を支持してZ方向に移動させるZ方向移動軸14
aと、Z方向移動軸14aの上下動作の制御を行う制御
部および駆動源を内蔵した上下可動制御機構部14bと
により構成されている。上下可動機構14によるZ方向
のカセット1の現在位置(例えば、カセット1の最下端
を基準にしたときの高さ位置)および各工程における動
作ポイント(すなわち、カセット1から板状体2を搬出
(または搬入)するために、カセット1が所定の位置で
停止したときの板状体2の高さ位置のポイント)、カセ
ット1が移動しているときにセンサー4で検出されるセ
ンサー4の検出状態は、データ処理手段6で管理してい
る。
【0018】ここで、上記各工程とは、カセット1内の
板状体2をハンド3により取り出す際、または板状体2
をハンド3によりカセット1内に搬入する際のロボット
5の動作の各工程をいう。具体的には、板状体2を取り
出す際(排出する際)は、ハンド3を板状体2の下に挿
入する工程→板状体2をハンド3が完全に支持するまで
カセット1が下降(またはロボット3が上昇)する工程
→ハンド3をカセット1の外に移動する工程をいう。ま
た、板状体2を搬入する際は、板状体2の載ったハンド
3を板状体2を支持するカセット1内の突起部上方に挿
入する工程→板状体2がカセット内の突起部に完全に支
持されるまでカセット1が上昇(またはロボット5が下
降)する工程→ハンド3をカセット1の外へ移動する工
程をいう。
【0019】板状体2の両側端面(カセット1の突起部
に支持される両側端面)の位置するポイント7(板状体
2の載置ポイント7)、および、撓み量がゼロの板状体
2の搬出時にハンド3の板状体支持部3aを板状体2の
下に移動させる(挿入する)際のZ方向で載置ポイント
7から距離L2だけ下に位置するポイント8(すなわ
ち、板状体支持部3aが板状体2に当接することなく常
にハンド3を確実に挿入できるように板状体2を支持し
た載置ポイント7から下方に離れる距離L2に対応する
ポイント8)は、あらかじめデータ処理手段6に記憶さ
れている。このポイント8が動作ポイントに該当する。
【0020】次に、上記構成の搬送装置による板状体の
搬送方法を図1、図3および図4に基いて説明する。図
1において、初期設定として、ロボット5によってθ方
向で回転させ、センサー4がカセット1の開口部におい
て板状体2に向かう方向にするとともに、X方向で移動
させてセンサー4が板状体2幅の中央(すなわち、湾曲
するように下方向に歪んだときの最下端となる位置)の
端面と対向して、この端面を検出可能な距離の位置にす
る。さらに、上下可動機構14によってZ方向でカセッ
ト1を上動させて、センサー4がカセット1内の最下段
の板状体収納位置より十分下に位置するポイント(下動
原点)12(以下、最下端位置12という)になるよう
に、カセット1を上方に移動させる。
【0021】次に、カセット1をZ方向でセンサー4が
カセット1内の最上段の板状体収納位置より十分上に位
置するポイント(上動原点)11(以下、最上端位置1
1という)に移動させるようにカセット1を下降させ、
その途中で、センサー4による各板状体2の撓んだ中央
部分の検出により得られる各板状体2の撓みの最下端位
置9と収納されているカセット段数をデータ処理手段6
に記憶する。そこで、カセット1内に板状体2を支持す
るときの板状体2の端面の載置ポイント7と撓みの最下
端位置9のZ方向における差L1をデータ処理手段6内
の撓み量計算手段で計算し、板状体2の撓み量L1を求
める。上記カセット段数は、該当する段数における板状
体2の両端面の載置ポイント7とその1段下における板
状体2の両端面の載置ポイント7の間の領域においてセ
ンサー4が検査できるか否かで判断される。
【0022】次いで上記のように、板状体2の撓み量が
ゼロの状態時において、ハンド3の板状体支持部3aを
挿入するときに歪みのない板状体2より下側に離す距離
L2に対して、板状体2の撓み量L1を加算した値、す
なわち距離L2に対してL1に相当するL3を、L1=
L3となるよう動作ポイント8からL3だけ下に位置す
るポイント10(すなわち、動作ポイント8から撓み量
L3の分だけ下に補正されたL2+L3となるポイント
10)を決定するとともに、そのポイント10をデータ
処理手段6内の記憶手段に記憶し、そのポイント10
を、実際にカセット1内に収納された板状体2の搬出時
に、ハンド3の板状体支持部3aを板状体2の下に挿入
する際のZ方向の補正動作ポイント10とする。
【0023】その後図3に示す如く、ロボット5のθ方
向回転軸5bによってハンド3をθ方向に180度回転
させ、カセット1の開口部の方向に板状体支持部3aを
向け、データ処理手段6で制御される上下可動機構14
の上下可動制御機構部14bによりZ方向移動軸14a
をデータ処理手段6内の記憶手段に記憶された補正動作
ポイント10に基いてカセット1を駆動する。すなわ
ち、カセット1をZ方向に移動し、取り出す板状体2に
対する補正動作ポイント10の高さにする。そして、カ
セット1が動作ポイント10の高さにおいて、ハンド移
動機構17,18によってハンド3を板状体2の下にX
方向に挿入し、板状体支持部3aに板状体2が完全に載
るまでカセット1をZ方向移動軸14aにより下降させ
た後、ハンド3をカセット1の外に移動させることで板
状体2をカセット1から取り出す。このハンド3の挿入
に際しては、L2+L3の値と板状体収納ピッチMが比
較され、この比較値がL2+L3より大きくないときの
み、ハンド3がカセット1に挿入される。
【0024】また、L2+L3の値がカセット1の板状
体収納ピッチMを越える場合は、ハンド3の挿入は不可
能であるので、上記の動作を行わずにエラーとし、ハン
ド3の挿入を行わない。そして、カセット1の別の段に
支持されている板状体2の取り出しを行うため、その板
状体2の補正動作ポイント10をL2+L3で決定し、
その板状体2の取り出し工程に移る。
【0025】本実施の形態によれば、カセット1内の板
状体2を搬出する際、板状体支持用のハンド3を必ず板
状体2の撓みの最下端位置9からL2だけ下の位置に挿
入するため、すなわち、板状体支持部3aが板状体2に
当接することなく常に確実に挿入できる距離だけ下方に
離した状態で挿入するため、板状体2とハンド3の衝突
を防止することができる。
【0026】[実施の形態2]本発明の実施の形態2を
図5に基いて説明する。図5は本実施の形態に係る搬送
装置の概略を示す構成図である。
【0027】図5において、ロボット5は、X,θ方向
の他にハンド3をZ方向に移動可能となっており、カセ
ット1は固定されている。すなわち、ロボット5は、ロ
ボット制御機構部5aの内部に、ロボット5の各部品の
回転(θ方向回転軸5b)および進退動作(ハンド移動
機構17,18)の制御を行う制御部と駆動源ととも
に、ハンド3をθ方向回転軸5bとハンド移動機構1
7,18を介してZ方向に移動し所定位置に停止させる
ための制御部と駆動源からなる上下可動機構部5cを内
蔵していることになる。
【0028】また、ロボット5のX,Z,θ方向の現在
値およびハンド3による板状体2のカセット1に対する
排出・搬入の各工程のポイント7〜12、センサー4の
検出状態はデータ処理手段6で管理している。その他の
構成は実施の形態1と同様である。
【0029】上記構成の搬送装置による板状体の搬送方
法は、図5において、実施の形態1におけるカセット1
のZ方向の動作を、ロボット5の上下可動機構部5cが
ハンド3をZ方向に移動させて行う。その他は実施の形
態1と同様である。
【0030】本実施の形態によれば、X,Z,θ方向に
ついて、1台のロボット5でハンド3を動作させてでき
るので、実施の形態1に比べ構造を簡略化することがで
きる。また、カセット1が固定されているので、カセッ
ト1の上下動作によって生ずるカセット1内部に支持し
た板状体2へ作用するカセット1の移動方向と反対方向
の力等の負担や板状体の位置ずれがない。
【0031】[実施の形態3]本発明の実施の形態3を
図6および図7に基いて説明する。図6は本実施の形態
に係る搬送装置の概略を示す構成図、図7は透過型光電
センサーの連結部材を示す平面図である。
【0032】図6において、本実施の形態では、実施の
形態1,2の反射式光電センサー4に代えて、透過型光
電センサーを備えている。透過型光電センサーの投光部
4aは、反射式センサー4を取り付けているハンド3の
背側に取り付けられ、受光部4bはカセット1を挟んで
反対側に配置されている。投光部4aと受光部4bは連
結部材13で連結され、Z方向に連動するようになって
いる。連結部材13は、図7に示すように、カセット1
より大きいコの字形状となっており、カセット1を内側
に配置してカセット1の板状体2を出入するカセット1
の両開口に、透過型光電センサーの投光部4aと受光部
4bを対向して位置させることができるようになってい
る。その他の構成は実施の形態2と同様である。
【0033】上記構成の搬送装置による板状体の搬送方
法は、図6において、実施の形態1,2における反射式
光電センサー4の検出動作を透過型光電センサーの投光
部4aと受光部4bで行い、透過型光電センサーとカセ
ット1とのZ方向の相対移動は、ロボット5の上下可動
機構部5cにより連結部材13を介して行う。その他は
実施の形態2と同様である。
【0034】本実施の形態によれば、透過型光電センサ
ーを用いることで、実施の形態2より板状体2の検出の
信頼性を高くすることができる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
および請求項3に係る搬送方法および搬送装置によれ
ば、カセットに棚積み状態で収納された複数枚の各板状
体の撓み量に応じてハンドの出し入れのポイントの補正
が可能なため、板状体の撓み量が大きい場合でもハンド
と板状体の衝突の危険性がなく、安全に各板状体の搬送
を行うことができる。
【0036】また、本発明の請求項2および請求項4に
係る搬送方法および搬送装置によれば、請求項1,3と
同様に、安全に平面ディスプレイの表面基板を搬送する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る搬送装置の概略を
示す構成図である。
【図2】板状体搬送用のハンドを示す図である。
【図3】本発明の実施の形態1に係る搬送方法を説明す
るための図である。
【図4】本発明の実施の形態1に係る搬送方法における
データ処理のフローチャートを示す図である。
【図5】本発明の実施の形態2に係る搬送装置の概略を
示す構成図である。
【図6】本発明の実施の形態3に係る搬送装置の概略を
示す構成図である。
【図7】本発明の実施の形態3に係る搬送装置のセンサ
ーの取り付け位置を示す平面図である。
【符号の説明】
1 板状体収納カセット 2 板状体 3 ハンド 3a 板状体支持部 4 反射型光電センサー 4a 透過型光電センサーの投光部 4b 透過型光電センサーの受光部 5 ロボット 6 データ処理手段 7 載置ポイント 8 動作ポイント 9 撓みの最下端位置 10 補正動作ポイント 11 最上端位置 12 最下端位置 14 上下可動機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小沢 津登務 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 Fターム(参考) 5F031 CA05 FA01 FA07 FA11 GA43 GA47 GA49 JA05 JA22 PA03 PA13

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数枚の板状体を一定間隔を開けて棚積
    みしたカセットからハンドにより板状体を搬送する際、
    上記ハンドまたは上記カセットを上下可動機構にて相対
    移動して上記カセット内の上記各板状体をセンサーで検
    出し、上記上下可動機構の現在位置および各板状体搬送
    の各工程における動作ポイントと上記センサーの検出状
    態をデータ処理手段により認識および記憶して行う搬送
    方法において、 上記板状体の撓み量を上記データ処理手段内の撓み量計
    算手段で計算し、上記データ処理手段に記憶された上記
    上下可動機構の動作ポイントから上記撓み量分だけ下に
    補正された補正動作ポイントを上記データ処理手段内の
    記憶手段に記憶させ、上記補正動作ポイントで上記ハン
    ドを上記カセットに出入りさせることを特徴とする搬送
    方法。
  2. 【請求項2】 上記板状体は、平面ディスプレイの表面
    基板であることを特徴とする請求項1記載の搬送方法。
  3. 【請求項3】 複数枚の板状体を一定間隔を開けて棚積
    みしたカセットから上記板状体を搬送する支持部を有す
    るハンドと、上記ハンドに取り付けられて上記カセット
    内の板状体の有無を検出するセンサーと、上記ハンドま
    たは上記カセットを相対移動させる上下可動機構と、上
    記上下可動機構の現在位置および板状体搬送の各工程に
    おける動作ポイントおよび上記センサーの検出状態を認
    識および記憶するデータ処理手段とからなる搬送装置に
    おいて、 上記板状体の撓み量を上記データ処理手段内で計算する
    撓み量計算手段と、上記データ処理手段に記憶された上
    記上下可動機構の動作ポイントから上記撓み量分だけ下
    に補正された補正動作ポイントを記憶する記憶手段とを
    有することを特徴とする搬送装置。
  4. 【請求項4】 上記板状体は、平面ディスプレイの表面
    基板であることを特徴とする請求項3記載の搬送装置。
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