JP2000306338A - デジタル音声再生装置 - Google Patents
デジタル音声再生装置Info
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- JP2000306338A JP2000306338A JP11114377A JP11437799A JP2000306338A JP 2000306338 A JP2000306338 A JP 2000306338A JP 11114377 A JP11114377 A JP 11114377A JP 11437799 A JP11437799 A JP 11437799A JP 2000306338 A JP2000306338 A JP 2000306338A
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- Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 記録媒体の時間情報を用いてデジタル音声信
号を比較する場合、比較位置がずれることがあった。 【解決手段】 記録媒体に記録されたデジタル音声信号
を再生するデジタル音声再生装置は、再生する音声信号
のサンプリングデータ毎に識別番号を付与して時間情報
とともに記憶する。音声信号データ毎の時間情報に付与
する識別番号と、記憶した音声信号データの時間情報に
付与された識別番号とを比較することにより、位置ずれ
を防止する。
号を比較する場合、比較位置がずれることがあった。 【解決手段】 記録媒体に記録されたデジタル音声信号
を再生するデジタル音声再生装置は、再生する音声信号
のサンプリングデータ毎に識別番号を付与して時間情報
とともに記憶する。音声信号データ毎の時間情報に付与
する識別番号と、記憶した音声信号データの時間情報に
付与された識別番号とを比較することにより、位置ずれ
を防止する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスク、コン
パクトディスク、ミニディスク等の記録媒体にデジタル
記録された音声信号及び時間情報を再生し、記憶部に書
き込み・読み出しを行うデジタル音声再生装置に関する
ものである。
パクトディスク、ミニディスク等の記録媒体にデジタル
記録された音声信号及び時間情報を再生し、記憶部に書
き込み・読み出しを行うデジタル音声再生装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、音声信号をデジタル記録したコン
パクトディスク(CD)、ミニディスク(MD)、デジタルオー
ディオテープ(DAT)等の記録媒体から音声信号を再生し
て記憶部(メモリ)に記憶し、記憶部に記憶した音声信号
を出力し、当該記憶した音声信号に続く音声信号を記録
媒体から再生出力する場合、記憶部に記憶した音声信号
と、記録媒体から再生出力される音声信号とが同一の音
声信号であることを判別して、両信号を接続して出力す
る必要があった。
パクトディスク(CD)、ミニディスク(MD)、デジタルオー
ディオテープ(DAT)等の記録媒体から音声信号を再生し
て記憶部(メモリ)に記憶し、記憶部に記憶した音声信号
を出力し、当該記憶した音声信号に続く音声信号を記録
媒体から再生出力する場合、記憶部に記憶した音声信号
と、記録媒体から再生出力される音声信号とが同一の音
声信号であることを判別して、両信号を接続して出力す
る必要があった。
【0003】特開平10−283732号公報に記載さ
れたデジタル音声再生装置は、記憶した音声信号と再生
出力される音声信号を比較するとともに、音声信号に付
随した記録情報である時間情報(タイムコード)を比較す
るものである。CD等の記録媒体の複数箇所に同一の音
声信号が記録されている場合、又は比較しようとする音
声信号が無音信号である場合に、異なった記録位置の信
号を同一であると判別する間違いを防止して、比較する
ものである。
れたデジタル音声再生装置は、記憶した音声信号と再生
出力される音声信号を比較するとともに、音声信号に付
随した記録情報である時間情報(タイムコード)を比較す
るものである。CD等の記録媒体の複数箇所に同一の音
声信号が記録されている場合、又は比較しようとする音
声信号が無音信号である場合に、異なった記録位置の信
号を同一であると判別する間違いを防止して、比較する
ものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】CDのデジタル音声信
号は標本化周波数44.1kHzで標本化(サンプリング)され
た、1/44100秒間隔のサンプリングデータとして
記録されている。CDのタイムコードは、デジタル音声
信号の1/75秒間のサンプリングデータの1まとまり
(フレーム)毎に、1/75秒間隔のデータとして記録さ
れている。特開平10−283732号公報に記載のデ
ジタル音声再生装置は、1フレーム内に同一の音声信号
が複数箇所記録されていた場合、1フレーム内の異なっ
た記録位置の信号を同一として判別してしまうことがあ
った。
号は標本化周波数44.1kHzで標本化(サンプリング)され
た、1/44100秒間隔のサンプリングデータとして
記録されている。CDのタイムコードは、デジタル音声
信号の1/75秒間のサンプリングデータの1まとまり
(フレーム)毎に、1/75秒間隔のデータとして記録さ
れている。特開平10−283732号公報に記載のデ
ジタル音声再生装置は、1フレーム内に同一の音声信号
が複数箇所記録されていた場合、1フレーム内の異なっ
た記録位置の信号を同一として判別してしまうことがあ
った。
【0005】例えば、ディスコ等で踊るための音楽を再
生する場合に、DJ(Disc Jocky)と呼ばれる演奏者が、
記録媒体から再生される複数の曲の一部又は全部を編集
して連続した曲として再生出力する操作を行う。CDか
らデジタル音声信号を再生して、複数の曲の連続再生を
行うために、編集位置前後の音声信号をメモリに記憶し
てCDから再生する音声信号と比較して同一であると判
別できる位置を編集位置としてサーチ(検索)する。1フ
レーム内に同一の音声信号が複数箇所記録されていて、
1フレーム内の異なった記録位置の信号を同一として判
別した場合、編集位置がずれて再生出力されることがあ
った。
生する場合に、DJ(Disc Jocky)と呼ばれる演奏者が、
記録媒体から再生される複数の曲の一部又は全部を編集
して連続した曲として再生出力する操作を行う。CDか
らデジタル音声信号を再生して、複数の曲の連続再生を
行うために、編集位置前後の音声信号をメモリに記憶し
てCDから再生する音声信号と比較して同一であると判
別できる位置を編集位置としてサーチ(検索)する。1フ
レーム内に同一の音声信号が複数箇所記録されていて、
1フレーム内の異なった記録位置の信号を同一として判
別した場合、編集位置がずれて再生出力されることがあ
った。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
の再生装置は、記録媒体にデジタル記録された音声信号
及び時間情報信号を再生する再生部と、再生部からの音
声信号を記憶する音声信号記憶部と、前記音声信号の標
本化データに識別番号を付与する識別番号付与部と、前
記音声信号の標本化データに付与された識別番号及び前
記時間情報信号を記憶する時間情報識別番号記憶部と、
前記再生部によって再生される時間情報と前記時間情報
識別番号記憶部に記憶した時間情報とを比較する時間情
報比較部と、前記再生部によって再生される音声信号に
前記識別番号付与部が付与する識別番号と前記時間情報
識別番号記憶部に記憶した識別番号とを比較する識別番
号比較部と、前記時間情報比較部及び前記識別番号比較
部の比較結果によって前記再生部から再生される音声信
号と前記音声信号記憶部に記憶した音声信号の同一性を
判別する判別部を備えるものである。
の再生装置は、記録媒体にデジタル記録された音声信号
及び時間情報信号を再生する再生部と、再生部からの音
声信号を記憶する音声信号記憶部と、前記音声信号の標
本化データに識別番号を付与する識別番号付与部と、前
記音声信号の標本化データに付与された識別番号及び前
記時間情報信号を記憶する時間情報識別番号記憶部と、
前記再生部によって再生される時間情報と前記時間情報
識別番号記憶部に記憶した時間情報とを比較する時間情
報比較部と、前記再生部によって再生される音声信号に
前記識別番号付与部が付与する識別番号と前記時間情報
識別番号記憶部に記憶した識別番号とを比較する識別番
号比較部と、前記時間情報比較部及び前記識別番号比較
部の比較結果によって前記再生部から再生される音声信
号と前記音声信号記憶部に記憶した音声信号の同一性を
判別する判別部を備えるものである。
【0007】本発明の請求項2に記載の再生装置は、再
生装置と該再生装置を制御する制御装置を備えるデジタ
ル音声再生装置において、前記制御装置は、時間情報信
号を記憶する時間情報記憶部と、音声信号の同一性を判
別する判別部を備え、前記再生装置は、記録媒体にデジ
タル記録された音声信号及び時間情報信号を再生する再
生部と、再生部からの音声信号を記憶する音声信号記憶
部と、前記音声信号の標本化データに識別番号を付与す
る識別番号付与部と、前記音声信号の標本化データに付
与された識別番号及び前記第1の時間情報記憶部からの
時間情報信号を記憶する時間情報識別番号記憶部と、前
記再生部によって再生される時間情報と前記時間情報識
別番号記憶部に記憶した時間情報とを比較する時間情報
比較部と、前記再生部によって再生される音声信号に前
記識別番号付与部が付与する識別番号と前記時間情報識
別番号記憶部に記憶した識別番号とを比較する識別番号
比較部を備え、前記判別部は、前記時間情報比較部及び
前記識別番号比較部の比較結果によって前記再生部から
再生される音声信号と前記音声信号記憶部に記憶した音
声信号の同一性を判別するものである。
生装置と該再生装置を制御する制御装置を備えるデジタ
ル音声再生装置において、前記制御装置は、時間情報信
号を記憶する時間情報記憶部と、音声信号の同一性を判
別する判別部を備え、前記再生装置は、記録媒体にデジ
タル記録された音声信号及び時間情報信号を再生する再
生部と、再生部からの音声信号を記憶する音声信号記憶
部と、前記音声信号の標本化データに識別番号を付与す
る識別番号付与部と、前記音声信号の標本化データに付
与された識別番号及び前記第1の時間情報記憶部からの
時間情報信号を記憶する時間情報識別番号記憶部と、前
記再生部によって再生される時間情報と前記時間情報識
別番号記憶部に記憶した時間情報とを比較する時間情報
比較部と、前記再生部によって再生される音声信号に前
記識別番号付与部が付与する識別番号と前記時間情報識
別番号記憶部に記憶した識別番号とを比較する識別番号
比較部を備え、前記判別部は、前記時間情報比較部及び
前記識別番号比較部の比較結果によって前記再生部から
再生される音声信号と前記音声信号記憶部に記憶した音
声信号の同一性を判別するものである。
【0008】本発明の請求項3に記載の再生装置は、請
求項1乃至請求項2に記載のデジタル音声再生装置にお
いて、前記再生部はコンパクトディスク(CD:Compact Di
sc)を再生するものである。
求項1乃至請求項2に記載のデジタル音声再生装置にお
いて、前記再生部はコンパクトディスク(CD:Compact Di
sc)を再生するものである。
【0009】本発明の請求項4に記載の再生装置は、請
求項1乃至請求項2に記載のデジタル音声再生装置にお
いて、前記再生部は圧縮記録したミニディスク(MD:Mini
Disc)を再生するものである。
求項1乃至請求項2に記載のデジタル音声再生装置にお
いて、前記再生部は圧縮記録したミニディスク(MD:Mini
Disc)を再生するものである。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は、本発明のデジタル音声再
生装置の一実施例の構成を示すブロック図である。C
D、MD等の光ディスク1は、スピンドルモータ3で円
周方向(矢印A)に回転され、光ディスク1の半径方向
(矢印B)に水平移動する光ピックアップ2によって、光
ディスク1の記録面に照射したレーザ光の反射による戻
り光を利用して、デジタル音声信号を再生する。制御用
マイクロコンピュータ(CPU:Central Processing Uni
t)6は、サーボ制御部4を介して光ディスク1の再生/
停止の動作を制御する。
生装置の一実施例の構成を示すブロック図である。C
D、MD等の光ディスク1は、スピンドルモータ3で円
周方向(矢印A)に回転され、光ディスク1の半径方向
(矢印B)に水平移動する光ピックアップ2によって、光
ディスク1の記録面に照射したレーザ光の反射による戻
り光を利用して、デジタル音声信号を再生する。制御用
マイクロコンピュータ(CPU:Central Processing Uni
t)6は、サーボ制御部4を介して光ディスク1の再生/
停止の動作を制御する。
【0011】光ピックアップ2は、光ディスク1から再
生した信号をサーボ制御部4へ出力する。サーボ制御部
4は、音声信号検出部4A、時間情報検出部4Bを備え
る。音声信号検出部4Aは、光ピックアップ2で再生さ
れた信号からデジタル音声信号を検出し、デジタル信号
処理部(DSP:Digital Signal Processor)5へ出力す
る。
生した信号をサーボ制御部4へ出力する。サーボ制御部
4は、音声信号検出部4A、時間情報検出部4Bを備え
る。音声信号検出部4Aは、光ピックアップ2で再生さ
れた信号からデジタル音声信号を検出し、デジタル信号
処理部(DSP:Digital Signal Processor)5へ出力す
る。
【0012】DSP5は、ICメモリ等の音声信号記憶
部5A、タイムコード・識別番号記憶部5B、識別番号
付与部5C、タイムコード比較部5D、識別番号比較部
5Eを備える。音声信号記憶部5Aは、DSP5に入力
されたデジタル音声信号を記憶する。光ディスク1にデ
ータ圧縮して記録したMD等の記録媒体を用いる場合、
DSP5は、データ伸長の信号処理をする。
部5A、タイムコード・識別番号記憶部5B、識別番号
付与部5C、タイムコード比較部5D、識別番号比較部
5Eを備える。音声信号記憶部5Aは、DSP5に入力
されたデジタル音声信号を記憶する。光ディスク1にデ
ータ圧縮して記録したMD等の記録媒体を用いる場合、
DSP5は、データ伸長の信号処理をする。
【0013】タイムコードは、デジタル音声信号の記録
媒体上の記録開始位置からの経過時間を示す絶対時間値
であって、記録位置情報として用いられる。時間情報検
出部4Bは、光ピックアップ2で再生された信号から、
デジタル音声信号とともに光ディスク1に記録されてい
たタイムコードを検出し、DSP5及びCPU6へ出力
する。
媒体上の記録開始位置からの経過時間を示す絶対時間値
であって、記録位置情報として用いられる。時間情報検
出部4Bは、光ピックアップ2で再生された信号から、
デジタル音声信号とともに光ディスク1に記録されてい
たタイムコードを検出し、DSP5及びCPU6へ出力
する。
【0014】識別番号付与部5Cは、音声信号記憶部5
Aに記憶されるデジタル音声信号のサンプリングデータ
に識別番号を付与する。タイムコード・識別番号記憶部
5Bは、時間情報検出部4Bによって検出されたタイム
コード、及び識別番号付与部5Cによって付与された識
別番号を記憶する。
Aに記憶されるデジタル音声信号のサンプリングデータ
に識別番号を付与する。タイムコード・識別番号記憶部
5Bは、時間情報検出部4Bによって検出されたタイム
コード、及び識別番号付与部5Cによって付与された識
別番号を記憶する。
【0015】CPU6は、タイムコード記憶部6A、判
別部6Bを備える。タイムコード記憶部6Aは、時間情
報検出部4Bによって検出されたタイムコードを記憶す
る。判別部6Bは、タイムコード比較部5D、識別番号
比較部5Eの比較結果に基づいて、デジタル音声信号の
同一性を判別し、判別結果を表示部10に出力する。
別部6Bを備える。タイムコード記憶部6Aは、時間情
報検出部4Bによって検出されたタイムコードを記憶す
る。判別部6Bは、タイムコード比較部5D、識別番号
比較部5Eの比較結果に基づいて、デジタル音声信号の
同一性を判別し、判別結果を表示部10に出力する。
【0016】タイムコードは、分を示す桁2byte、秒を
示す桁2byte、フレームを示す桁2byteの計6byteの数
値データで構成され、識別番号は2byteの数値データで
構成される。
示す桁2byte、フレームを示す桁2byteの計6byteの数
値データで構成され、識別番号は2byteの数値データで
構成される。
【0017】DSP5は、デジタル音声信号をDA変換
器(D/A)7へ出力する。DA変換器(D/A)7は、デ
ジタル音声信号をアナログ音声信号に変換し音量調整し
てスピーカ8へ出力する。スピーカ8は、アナログ音声
信号を音響出力する。
器(D/A)7へ出力する。DA変換器(D/A)7は、デ
ジタル音声信号をアナログ音声信号に変換し音量調整し
てスピーカ8へ出力する。スピーカ8は、アナログ音声
信号を音響出力する。
【0018】DSP5はタイムコード比較部5Dを備え
る。タイムコード比較部5Dは、タイムコード・識別番
号記憶部5Bに既に記憶したタイムコードと時間情報検
出部4BからDSP5に入力されるタイムコードとを比
較する。
る。タイムコード比較部5Dは、タイムコード・識別番
号記憶部5Bに既に記憶したタイムコードと時間情報検
出部4BからDSP5に入力されるタイムコードとを比
較する。
【0019】DSP5は識別番号比較部5Eを備える。
識別番号比較部5Eは、タイムコード・識別番号記憶部
5Bに既に記憶した識別番号と、DSP5へ現在入力さ
れるデジタル音声信号のサンプリングデータに識別番号
付与部5Cが付与する識別番号とを比較する。タイムコ
ード比較部5D、識別番号比較部5Eは、DSP5を構
成する回路の組合せ(ハードウェア)、又はプログラム
(ソフトウェア)により構成される。
識別番号比較部5Eは、タイムコード・識別番号記憶部
5Bに既に記憶した識別番号と、DSP5へ現在入力さ
れるデジタル音声信号のサンプリングデータに識別番号
付与部5Cが付与する識別番号とを比較する。タイムコ
ード比較部5D、識別番号比較部5Eは、DSP5を構
成する回路の組合せ(ハードウェア)、又はプログラム
(ソフトウェア)により構成される。
【0020】操作部9はCPU6に接続され、使用者
は、操作部9から、デジタル音声再生装置の再生、音声
信号の記憶又は比較等に関する操作入力を行う。表示部
10はCPU6に接続され、CPU6は、表示部10に
デジタル音声再生装置の動作、音声信号の記憶又は比較
等に関する表示出力を行う。
は、操作部9から、デジタル音声再生装置の再生、音声
信号の記憶又は比較等に関する操作入力を行う。表示部
10はCPU6に接続され、CPU6は、表示部10に
デジタル音声再生装置の動作、音声信号の記憶又は比較
等に関する表示出力を行う。
【0021】図3に、本発明のデジタル音声再生装置の
一実施例の装置の動作をフローチャートを用いて示す。
開始し(S1)、CD等の光ディスク1が再生されて(S
2)、デジタル音声信号が記憶される場合(S3でYE
S)、タイムコード記憶部6A及びタイムコード・識別
番号記憶部5Bに記憶開始位置のタイムコードTsを記
憶し、続けて、音声信号記憶部5Aへのデジタル音声信
号の記憶、識別番号付与部5Cによる識別番号の付与、
タイムコード・識別番号記憶部5Bへのタイムコード・
識別番号の記憶を行う(S5)。
一実施例の装置の動作をフローチャートを用いて示す。
開始し(S1)、CD等の光ディスク1が再生されて(S
2)、デジタル音声信号が記憶される場合(S3でYE
S)、タイムコード記憶部6A及びタイムコード・識別
番号記憶部5Bに記憶開始位置のタイムコードTsを記
憶し、続けて、音声信号記憶部5Aへのデジタル音声信
号の記憶、識別番号付与部5Cによる識別番号の付与、
タイムコード・識別番号記憶部5Bへのタイムコード・
識別番号の記憶を行う(S5)。
【0022】デジタル音声信号及びタイムコードを、D
SP5が備える図示しない記憶時間設定部に設定された
時間分記憶して記憶終了するか、又は操作部9から記憶
終了操作があるまで、音声信号記憶部5A及びタイムコ
ード・識別番号記憶部5Bへのデジタル音声信号及びタ
イムコード・識別番号の記憶を行い(S5、S6)、DS
P5にデジタル音声信号、タイムコード、識別番号を記
憶完了すると(S6でYES)、CPU6及びDSP5は
デジタル音声信号、タイムコード、識別番号の記憶を停
止する。
SP5が備える図示しない記憶時間設定部に設定された
時間分記憶して記憶終了するか、又は操作部9から記憶
終了操作があるまで、音声信号記憶部5A及びタイムコ
ード・識別番号記憶部5Bへのデジタル音声信号及びタ
イムコード・識別番号の記憶を行い(S5、S6)、DS
P5にデジタル音声信号、タイムコード、識別番号を記
憶完了すると(S6でYES)、CPU6及びDSP5は
デジタル音声信号、タイムコード、識別番号の記憶を停
止する。
【0023】CPU6は、サーボ制御部4を制御して、
タイムコード記憶部6Aに記憶したデジタル音声信号の
記憶開始時間のタイムコードTsよりも前の位置に光ピ
ックアップ2を移動させ、光ディスク1を再生する(S
7)。
タイムコード記憶部6Aに記憶したデジタル音声信号の
記憶開始時間のタイムコードTsよりも前の位置に光ピ
ックアップ2を移動させ、光ディスク1を再生する(S
7)。
【0024】光ディスク1が再生されると、サーボ制御
部4において、音声信号検出部4Aからのデジタル音声
信号のDSP5への出力と併せて、時間情報検出部4B
からタイムコードTpが順次CPU6及びDSP5へ出
力される(S8)。CPU6は、光ディスク1を再生して
出力されるタイムコードTpが、タイムコード記憶部6
Aに記憶したタイムコードTsより前の時間であること
を確認する(S9でYES)。タイムコードTpがタイム
コードTs以降の時間である場合(S9でNO)、S7へ
戻って、サーボ制御部4を介して光ピックアップ2をタ
イムコードTsより前の位置に移動しなおして、光ディ
スク1を再生し、S8からS9のタイムコードの確認を
再度行う。
部4において、音声信号検出部4Aからのデジタル音声
信号のDSP5への出力と併せて、時間情報検出部4B
からタイムコードTpが順次CPU6及びDSP5へ出
力される(S8)。CPU6は、光ディスク1を再生して
出力されるタイムコードTpが、タイムコード記憶部6
Aに記憶したタイムコードTsより前の時間であること
を確認する(S9でYES)。タイムコードTpがタイム
コードTs以降の時間である場合(S9でNO)、S7へ
戻って、サーボ制御部4を介して光ピックアップ2をタ
イムコードTsより前の位置に移動しなおして、光ディ
スク1を再生し、S8からS9のタイムコードの確認を
再度行う。
【0025】光ディスク1が再生されてデジタル音声信
号とタイムコードが、DSP5に順次入力される(S1
0)。順次入力されるタイムコードTpと、タイムコー
ド・識別番号記憶部5Bに記憶したタイムコードTs
を、タイムコード比較部5Dで比較する(S11)。
号とタイムコードが、DSP5に順次入力される(S1
0)。順次入力されるタイムコードTpと、タイムコー
ド・識別番号記憶部5Bに記憶したタイムコードTs
を、タイムコード比較部5Dで比較する(S11)。
【0026】タイムコード比較部5Dで比較した結果、
タイムコードが一致しなければ(S12でNO)、DSP
5からCPU6の判別部6Bに比較結果の信号を送り、
判別部6Bは比較結果によってデジタル音声信号が同一
でないと判別する(S15)。次に比較を行うデジタル音
声信号があれば(S16でYES)、S10へ戻って、次
のデジタル音声信号及びタイムコードTpを入力し(S
10)、タイムコードの比較を行う(S11)。S16
で、次に比較を行うデジタル音声信号がなければ(S1
6でNO)、終了する(S17)。
タイムコードが一致しなければ(S12でNO)、DSP
5からCPU6の判別部6Bに比較結果の信号を送り、
判別部6Bは比較結果によってデジタル音声信号が同一
でないと判別する(S15)。次に比較を行うデジタル音
声信号があれば(S16でYES)、S10へ戻って、次
のデジタル音声信号及びタイムコードTpを入力し(S
10)、タイムコードの比較を行う(S11)。S16
で、次に比較を行うデジタル音声信号がなければ(S1
6でNO)、終了する(S17)。
【0027】タイムコード比較部5Dで比較した結果、
タイムコードが一致すれば(S12でYES)、次に識別
番号の比較を行う。タイムコードTp以後の音声信号検
出部4AからDSP5に入力されるデジタル音声信号の
サンプリングデータに識別番号付与部5Cは識別番号を
付与して(S13)、当該識別番号とタイムコード・識別
番号記憶部5Bに既に記憶された識別番号とを識別番号
比較部5Eで比較する(S14)。
タイムコードが一致すれば(S12でYES)、次に識別
番号の比較を行う。タイムコードTp以後の音声信号検
出部4AからDSP5に入力されるデジタル音声信号の
サンプリングデータに識別番号付与部5Cは識別番号を
付与して(S13)、当該識別番号とタイムコード・識別
番号記憶部5Bに既に記憶された識別番号とを識別番号
比較部5Eで比較する(S14)。
【0028】識別番号比較部5Eで比較(S14)の結
果、識別番号が一致しなければ、CPU6の判別部6B
に比較結果の信号を送り、判別部6Bは比較結果によっ
てデジタル音声信号が同一でないと判別する(S15)。
次に比較を行うデジタル音声信号があれば(S16でY
ES)、S10へ戻って、次のデジタル音声信号及びタ
イムコードTpを入力し(S10)、タイムコードの比較
を行う(S11)。S16で、次に比較を行うデジタル音
声信号がなければ(S16でNO)、終了する(S17)。
果、識別番号が一致しなければ、CPU6の判別部6B
に比較結果の信号を送り、判別部6Bは比較結果によっ
てデジタル音声信号が同一でないと判別する(S15)。
次に比較を行うデジタル音声信号があれば(S16でY
ES)、S10へ戻って、次のデジタル音声信号及びタ
イムコードTpを入力し(S10)、タイムコードの比較
を行う(S11)。S16で、次に比較を行うデジタル音
声信号がなければ(S16でNO)、終了する(S17)。
【0029】識別番号比較部5Eで比較(S14)の結
果、識別番号が一致すれば、CPU6の判別部6Bに比
較結果の信号を送り、判別部6Bは比較結果によってデ
ジタル音声信号の同一性を判別し、判別の結果、一致し
た音声信号の情報を表示部10に出力して表示する(S
15)。次に比較を行うデジタル音声信号があれば(S1
6でYES)、S10へ戻って、次のデジタル音声信号
及びタイムコードTpを入力し(S10)、タイムコード
の比較を行う(S11)。S16で、次に比較を行うデジ
タル音声信号がなければ(S16でNO)、終了する(S
17)。
果、識別番号が一致すれば、CPU6の判別部6Bに比
較結果の信号を送り、判別部6Bは比較結果によってデ
ジタル音声信号の同一性を判別し、判別の結果、一致し
た音声信号の情報を表示部10に出力して表示する(S
15)。次に比較を行うデジタル音声信号があれば(S1
6でYES)、S10へ戻って、次のデジタル音声信号
及びタイムコードTpを入力し(S10)、タイムコード
の比較を行う(S11)。S16で、次に比較を行うデジ
タル音声信号がなければ(S16でNO)、終了する(S
17)。
【0030】図2は、本発明のデジタル音声再生装置の
一実施例の構成を示すブロック図である。図1のブロッ
ク図に示した構成に、時間情報検出部4Bから出力され
るタイムコードをCPU6に入力し、DSP5へのタイ
ムコードの入力をCPU6を介して行う構成としたもの
である。
一実施例の構成を示すブロック図である。図1のブロッ
ク図に示した構成に、時間情報検出部4Bから出力され
るタイムコードをCPU6に入力し、DSP5へのタイ
ムコードの入力をCPU6を介して行う構成としたもの
である。
【0031】デジタル音声再生装置を構成する場合、図
2に示すように、ディスク再生装置50から、CPU6
をコントロール装置60として分けて構成することがで
きる。コントロール装置60には、CPU6、CPU6
のタイムコード記憶部6A及び判別部6B、操作部9、
表示部10を備え、ディスク再生装置50と接続する。
2に示すように、ディスク再生装置50から、CPU6
をコントロール装置60として分けて構成することがで
きる。コントロール装置60には、CPU6、CPU6
のタイムコード記憶部6A及び判別部6B、操作部9、
表示部10を備え、ディスク再生装置50と接続する。
【0032】ディスク再生装置50とコントロール装置
60を分けた構成とすることにより、1台のコントロー
ル装置によって2台以上のディスク再生装置を制御する
ことができる。
60を分けた構成とすることにより、1台のコントロー
ル装置によって2台以上のディスク再生装置を制御する
ことができる。
【0033】本発明の実施の形態で述べた実施例では、
識別番号付与部をDSPに備える構成としたが、識別番
号付与部をCPUに備える構成として実施することもで
きる。
識別番号付与部をDSPに備える構成としたが、識別番
号付与部をCPUに備える構成として実施することもで
きる。
【0034】本発明の実施の形態のデジタル音声再生装
置によれば、1フレーム内の複数箇所に同一の音声信号
が記録されている場合、又は比較しようとする音声信号
が1フレーム内の無音信号である場合に、異なった記録
位置の信号を同一であると判別する間違いを防止するこ
とができる。
置によれば、1フレーム内の複数箇所に同一の音声信号
が記録されている場合、又は比較しようとする音声信号
が1フレーム内の無音信号である場合に、異なった記録
位置の信号を同一であると判別する間違いを防止するこ
とができる。
【0035】本発明の実施の形態のデジタル音声再生装
置によれば、曲と曲を接続する編集再生を行う場合、接
続位置を精度良く検出することができる。従って、曲の
接続位置のずれによって生ずる異音等を防止して、曲を
スムーズに接続した編集再生を行うことができる。
置によれば、曲と曲を接続する編集再生を行う場合、接
続位置を精度良く検出することができる。従って、曲の
接続位置のずれによって生ずる異音等を防止して、曲を
スムーズに接続した編集再生を行うことができる。
【0036】
【発明の効果】本発明のデジタル音声再生装置によれ
ば、記録媒体の時間情報を用いてデジタル音声信号の同
一性を判別する場合、識別番号を用いて、正しい位置で
判別することができる。
ば、記録媒体の時間情報を用いてデジタル音声信号の同
一性を判別する場合、識別番号を用いて、正しい位置で
判別することができる。
【図1】本発明のデジタル音声再生装置の一実施例の構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
【図2】本発明のデジタル音声再生装置の一実施例の構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
【図3】本発明のデジタル音声再生装置の一実施例の動
作を示すフローチャートである。
作を示すフローチャートである。
1 光ディスク 2 光ピックアップ 3 スピンドルモータ 4 サーボ制御部 5 デジタル信号処理部(DSP) 6 制御用マイクロコンピュータ(CPU) 7 DA変換器(D/A) 8 スピーカ 9 操作部 10 表示部
Claims (4)
- 【請求項1】 記録媒体にデジタル記録された音声信号
及び時間情報信号を再生する再生部と、該再生部からの
音声信号を記憶する音声信号記憶部と、前記音声信号の
標本化データに識別番号を付与する識別番号付与部と、
前記音声信号の標本化データに付与された識別番号及び
前記時間情報信号を記憶する時間情報識別番号記憶部
と、前記再生部によって再生される時間情報と前記時間
情報識別番号記憶部に記憶した時間情報とを比較する時
間情報比較部と、前記再生部によって再生される音声信
号に前記識別番号付与部が付与する識別番号と前記時間
情報識別番号記憶部に記憶した識別番号とを比較する識
別番号比較部と、前記時間情報比較部及び前記識別番号
比較部の比較結果によって前記再生部から再生される音
声信号と前記音声信号記憶部に記憶した音声信号の同一
性を判別する判別部を備えることを特徴とするデジタル
音声再生装置。 - 【請求項2】 再生装置と該再生装置を制御する制御装
置を備えるデジタル音声再生装置において、前記制御装
置は、時間情報信号を記憶する時間情報記憶部と、音声
信号の同一性を判別する判別部を備え、前記再生装置
は、記録媒体にデジタル記録された音声信号及び時間情
報信号を再生する再生部と、該再生部からの音声信号を
記憶する音声信号記憶部と、前記音声信号の標本化デー
タに識別番号を付与する識別番号付与部と、前記音声信
号の標本化データに付与された識別番号及び前記第1の
時間情報記憶部からの時間情報信号を記憶する時間情報
識別番号記憶部と、前記再生部によって再生される時間
情報と前記時間情報識別番号記憶部に記憶した時間情報
とを比較する時間情報比較部と、前記再生部によって再
生される音声信号に前記識別番号付与部が付与する識別
番号と前記時間情報識別番号記憶部に記憶した識別番号
とを比較する識別番号比較部を備え、前記判別部は、前
記時間情報比較部及び前記識別番号比較部の比較結果に
よって前記再生部から再生される音声信号と前記音声信
号記憶部に記憶した音声信号の同一性を判別することを
特徴とするデジタル音声再生装置。 - 【請求項3】 請求項1乃至請求項2に記載のデジタル
音声再生装置において、前記再生部はコンパクトディス
ク(CD:Compact Disc)を再生することを特徴とするデジ
タル音声再生装置。 - 【請求項4】 請求項1乃至請求項2に記載のデジタル
音声再生装置において、前記再生部は圧縮記録したミニ
ディスク(MD:Mini Disc)を再生することを特徴とするデ
ジタル音声再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11114377A JP2000306338A (ja) | 1999-04-22 | 1999-04-22 | デジタル音声再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11114377A JP2000306338A (ja) | 1999-04-22 | 1999-04-22 | デジタル音声再生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000306338A true JP2000306338A (ja) | 2000-11-02 |
Family
ID=14636174
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11114377A Withdrawn JP2000306338A (ja) | 1999-04-22 | 1999-04-22 | デジタル音声再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000306338A (ja) |
-
1999
- 1999-04-22 JP JP11114377A patent/JP2000306338A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060704 |