JP2003068054A - 情報記録媒体記録再生装置及び情報記録媒体記録方法 - Google Patents

情報記録媒体記録再生装置及び情報記録媒体記録方法

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JP2003068054A
JP2003068054A JP2001254788A JP2001254788A JP2003068054A JP 2003068054 A JP2003068054 A JP 2003068054A JP 2001254788 A JP2001254788 A JP 2001254788A JP 2001254788 A JP2001254788 A JP 2001254788A JP 2003068054 A JP2003068054 A JP 2003068054A
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JP2001254788A
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English (en)
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Masaya Narisawa
真弥 成沢
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Denon Ltd
Original Assignee
Denon Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】情報記録媒体記録再生装置及び情報記録媒体記
録方法において、アナログ信号で入力される音楽信号又
は映像信号の記録を行う場合に、入力信号の区切りを正
しく認識し、入力信号の区切りとしてのインクリメント
ポイントを記録することができる装置及び方法を提供す
る。 【解決手段】トラックナンバー繰り上げ時間において、
入力信号が有する信号レベルxが無音基準レベルa以下で
あるときにインクリメントポイントを記録する。また
は、トラックナンバー繰り上げ時間を含む有効期間Tに
おいて、入力信号レベルxが無音基準レベルa以下である
期間が予め定めた時間t以上のときインクリメントポイ
ントを記録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する分野】本発明は、メインデータを記録す
るメインデータ記録領域とこのメインデータを管理する
管理データを記録する管理データ記録領域を有する情報
記録媒体に記録再生を行う情報記録媒体記録再生装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】ミニディスク(以下、MDという。)のよ
うに、メインデータとして音楽や音声などのオーディオ
データを記録することのできるデータ書き換え可能な情
報記録媒体が知られている。このような情報記録媒体で
は、メインデータとこのメインデータを管理する管理デ
ータとが記録されている。この管理データは、UTOC(Us
er Table Of Contents)領域に記録されていて、メイン
データの記録、編集、消去等の操作に応じてこの管理デ
ータも書き換えられる。
【0003】MD記録再生装置には、入力されたメインデ
ータの信号レベルが基準レベル以下である部分を検出し
て自動的にトラックナンバーを繰り上げる自動マーキン
グ機能がある。例えば、アナログ信号が入力信号である
録音の場合はメインデータしかMD記録再生装置に入力さ
れず、トラックナンバーに関する情報が入力されない。
自動マーキング機能は、メインデータの信号レベルがあ
る基準レベルを下回り、その状態が設定時間経過した場
合に、曲と曲の区切りであると決定してインクリメント
ポイント(即ちトラックナンバーの変化点)を記録す
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】アナログレコードプレ
ーヤやカセットテーププレーヤ等からメインデータをア
ナログ信号で入力し録音を行う場合は、インクリメント
ポイントが本来の曲と曲との区切りで記録されない場合
がある。例えば、クラシック音楽の楽曲中の静寂部は信
号レベルが基準レベルを下回ることがあるため、誤っ
て、その部分でインクリメントポイントが記録されてし
まうことがある。
【0005】このようなときは、MDのような書き換え可
能な情報記録媒体であれば、録音後に、本来の曲と曲と
の区切りにインクリメントポイントを記録する編集を行
い、UTOC領域に記録された管理データを書き換えること
ができる。しかし、このような編集を行うには、その編
集機能の理解と複雑な編集操作を必要とする。また、イ
ンクリメントポイントを変更する編集箇所は1箇所とは
限らず複数箇所に対して行う場合もあり得るので、編集
に多くの時間を費やしてしまう。また、1回のみ書き込
み可能なCD−R(Compact Disc-Recordable)を記録媒体
とする場合では、MDとは異なりインクリメントポイント
を変更する編集を行うことができない。
【0006】本発明は、上記の課題を解決し、アナログ
信号で入力される音楽信号又は映像信号の記録を行う場
合に、入力信号の区切りを正しく認識し、入力信号の区
切りとしてのインクリメントポイントを記録することが
できる情報記録媒体記録再生装置を提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1記載の発明では、メインデータを記録す
るためのメインデータ記録領域と前記メインデータ記録
領域に記録されたメインデータを管理する管理データを
記録するための管理データ記録領域とを有する情報記録
媒体に対しメインデータと管理データの記録再生を行う
情報記録媒体記録再生装置において、前記メインデータ
を前記メインデータ記録領域に記録するメインデータ記
録手段と、前記メインデータのトラックナンバー繰り上
げを行う時間を入力するトラックナンバー繰り上げ時間
入力手段と、前記トラックナンバー繰り上げ時間入力手
段により入力したトラックナンバー繰り上げ時間を記憶
し前記トラックナンバー繰り上げ時間において前記メイ
ンデータの信号レベルが予め定めた無音基準レベル以下
であるときにインクリメントポイントを記憶する記憶手
段と、前記記憶手段により記憶したインクリメントポイ
ントで前記メインデータのトラックナンバーを繰り上げ
るように前記管理データを記録する管理データ記録手段
とを備えることを特徴とする。
【0008】また、請求項2記載の発明では、請求項1
記載の情報記録媒体記憶再生装置において、前記記憶手
段は前記トラックナンバー繰り上げ時間を複数記憶する
ことを特徴とする。
【0009】また、請求項3記載の発明では、請求項1
または請求項2記載の情報記録媒体記録再生装置におい
て、前記無音基準レベルを設定するレベル入力手段を備
えることを特徴とする。
【0010】また、請求項4記載の発明では、メインデ
ータを記録するためのメインデータ記録領域と前記メイ
ンデータ記録領域に記録されたメインデータを管理する
管理データを記録するための管理データ記録領域とを有
する情報記録媒体に対しメインデータと管理データの記
録再生を行う情報記録媒体記録再生装置において、前記
メインデータをメインデータ記録領域に記録するメイン
データ記録手段と、前記メインデータのトラックナンバ
ー繰り上げを行う時間を入力するトラックナンバー繰り
上げ時間入力手段と、前記メインデータの信号レベルが
予め定めた無音基準レベル以下である時間を測定する時
間測定手段と、前記トラックナンバー繰り上げ時間入力
手段により入力されたトラックナンバー繰り上げ時間を
記憶し前記トラックナンバー繰り上げ時間を含む予め定
められた有効期間T内において、前記時間測定手段によ
り測定された時間が予め定めた基準時間t以上のときイ
ンクリメントポイントを記憶するインクリメント記憶手
段と、前記記憶手段により記憶したインクリメントポイ
ントで前記メインデータのトラックナンバー繰り上げる
ように前記管理データを記録する管理データ記録手段を
備えることを特徴とする。
【0011】また、請求項5記載の発明では、請求項4
記載の情報記録媒体記録再生装置において、前記記憶手
段は前記トラックナンバー繰り上げ時間を複数記憶する
ことを特徴とする。
【0012】また、請求項6記載の発明では、請求項4
または請求項5記載の情報記録媒体記録再生装置におい
て、前記無音基準レベルを設定するレベル入力手段を備
えることを特徴とする。
【0013】また、請求項7記載の発明では、請求項4
乃至請求項6のいずれか1項に記載の情報記録媒体記録
再生装置において、前記予め定められた有効期間Tを設
定する有効期間入力手段を備えることを特徴とする。
【0014】また、請求項8記載の発明では、請求項4
乃至請求項7のいずれか1項に記載の情報記録媒体記録
再生装置において、前記予め定めた基準時間tを設定す
る期間入力手段を備えることを特徴とする。
【0015】また、請求項9記載の発明では、メインデ
ータを記録するためのメインデータ記録領域と前記メイ
ンデータ記録領域に記録されたメインデータを管理する
管理データを記録するための管理データ記録領域とを有
する情報記録媒体に対しメインデータと管理データの記
録を行う情報記録媒体記録方法において、トラックナン
バー繰り上げ時間及び無音基準レベルを設定するステッ
プと、前記メインデータの記録を開始してから設定した
前記トラックナンバー繰り上げ時間に達したか否かを判
定するステップと、前記メインデータの信号レベルが前
記無音基準レベル以下か否かを判定するステップと、前
記トラックナンバー繰り上げ時間において、前記信号レ
ベルが前記無音基準レベル以下であるときにインクリメ
ントポイントを記憶するステップと、前記インクリメン
トポイントでトラックナンバーを繰り上げるように前記
情報記録媒体の管理データ記録領域に管理データを記録
するステップとを備えることを特徴とする。
【0016】また、請求項10記載の発明では、メイン
データを記録するためのメインデータ記録領域と前記メ
インデータ記録領域に記録されたメインデータを管理す
る管理データを記録するための管理データ記録領域とを
有する情報記録媒体に対しメインデータと管理データの
記録を行う情報記録媒体記録方法において、トラックナ
ンバー繰り上げ時間、無音基準レベル、前記トラックナ
ンバー繰り上げ時間を含む期間である有効期間及び曲間
の無音部であると判断する基準時間tを設定するステッ
プと、前記メインデータの信号レベルが前記無音基準レ
ベル以下か否かを判定するステップと、前記信号レベル
が前記無音基準レベル以下である時間が前記基準時間t
以上か否かを判定するステップと、前記信号レベルが前
記無音基準レベル以下である時間が前記基準時間t以上
のとき前記信号レベルが前記無音基準レベル以下である
時間が有効期間T内にあるか否かを判定するステップ
と、前記信号レベルが前記無音基準レベル以下である時
間が有効期間T内にあるときインクリメントポイントを
記憶するステップと、前記インクリメントポイントでト
ラックナンバーを繰り上げるように管理データを記録す
るステップを備えることを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、本発明による情報記録媒
体記録再生装置の第一実施例の構成図である。この情報
記録媒体記録再生装置は、情報記録媒体であるMD1に、
光学ヘッド3が出射したレーザー光を照射し、記録デー
タに応じた変調磁界を磁気ヘッド4により印加すること
でデータの記録を行う。再生は、MD1の記録トラック
を、光学ヘッド3が出射したレーザ光でトレースするこ
とにより行う。
【0018】光学ヘッド3は、レーザ光源、レンズ、光
検出器等からなり、MD1に対し磁気ヘッド4と反対側に
設けられている。光学ヘッド3の光検出器からの出力
は、再生アンプ5に出力される。再生アンプ5は、光学
ヘッド3の出力からフォーカスエラー信号やトラッキン
グエラー信号を分離しサーボ制御回路6に出力する。ま
た、光学ヘッド出力の高周波信号を再生アンプ5で2値
化して、EFM(Eight toFourteen Modulation)デコーダ
7へ供給する。
【0019】サーボ制御回路6は、フォーカスサーボ制
御回路、トラッキングサーボ制御回路、スピンドルサー
ボ制御回路及びスライドサーボ制御回路等から構成され
る。フォーカスサーボ制御回路とトラッキングサーボ制
御回路は、レーザ光を記録トラックへ正しく位置させる
機能を有し、フォーカスエラー信号とトラッキングエラ
ー信号が0になるように制御を行う。スピンドルサーボ
制御回路は、MD1を所定の回転速度で回転駆動するよう
にスピンドルモータ2を制御する。
【0020】スライドサーボ制御回路は、CPU(Central
Processing Unit)8の制御部28によりMD1の目的ト
ラックへ光学ヘッド3及び磁気ヘッド4を移動させる機
能を有している。サーボ制御回路6は、サーボ制御され
る各部の動作状態を示す情報を制御部28に供給する。
【0021】制御部28に接続された操作部9から、記
録モードや再生モードなどの情報記録媒体記録再生装置
の動作モードを入力指定することができ、操作部9から
入力指定される動作モードに従って、制御部28は記録
制御、再生制御を行う。また、制御部28は、MD1のUTO
C領域に記録された管理データに基づき、光学ヘッド3
及び磁気ヘッド4がトレースする位置を制御する。制御
部28に接続されたディスプレイ10は、MD1に現在記
録データを記録しているトラックや記録時間あるいは、
MD1から現在記録データが再生されているトラックや再
生時間等の表示を行う。
【0022】本実施例の情報記録媒体記録再生装置は、
記録を行うため、ローパスフィルタ(LPF)11、アナ
ログデジタル変換装置(A/D変換装置)12、ATRAC(Ad
aptive TRansform Acoustic Coding)エンコーダ13、
ショックプルーフメモリシステムコントローラ14、RA
M(Randam Access Memory)15、EFMエンコーダ16及
び磁気ヘッド駆動回路17を備えている。
【0023】また、再生を行うために、EFMデコーダ
7、ショックプルーフメモリシステムコントローラ1
4、RAM15、ATRACデコーダ18、デジタルアナログ変
換装置(D/A変換装置)19及びLPF20を備えている。
【0024】インクリメントポイントを記録するため
に、A/D変換装置12の出力をCPU8の信号レベル検出回
路21に入力する。信号レベル検出回路21はメインデ
ータの信号レベルxを検出する回路である。
【0025】CPU8は、信号レベル検出回路21とトラ
ックナンバー繰り上げを行う時間を複数記憶する記憶手
段23と制御部28とを備えている。操作部9は、トラ
ックナンバー繰り上げ時間入力手段22と無音基準レベ
ルaを入力するレベル入力手段24を備えている。
【0026】次に、本実施例の情報記録媒体記録再生装
置の動作について説明する。MD1へデータを記録する場
合、アナログ入力端子(Ain)から入力されたアナログ
オーディオ信号は、先ず、LPF11を介してA/D変換装置
12でサンプリング、量子化されてATRACエンコーダ1
3へ入力される。
【0027】LPF11は、サンプリング周波数の1/2
以上の高周波数成分を遮断するカットオフ特性を有し、
エリアシングノイズを防止する。ATRACエンコーダ13
は、所定のサンプリング周波数(例えば、44.1kH
z)のデジタルデータがA/D変換装置12から送られる
と、このデジタルデータに対してATRAC方式のデータ圧
縮を行う。A/D変換装置12のサンプリング周波数が4
4.1kHzでなければ、44.1kHzへサンプリング周波
数変換処理を行ってATRACエンコーダ13へデータを出
力する。
【0028】ATRACエンコーダ13で圧縮されたメイン
データは、ショックプルーフメモリシステムコントロー
ラ14に出力される。ショックプルーフメモリシステム
コントローラ14は、RAM15にメインデータを蓄え
る。
【0029】RAM15は、少なくとも1クラスタ分のメ
インデータを記憶し、制御部28の指示によりクラスタ
単位でショックプルーフメモリシステムコントローラ1
4へメインデータを出力する。
【0030】EFMエンコーダは、ショックプルーフメモ
リシステムコントローラ14から出力されたデータをリ
アルタイムにEFM信号にエンコードし、磁気ヘッド駆動
回路17へ出力する。磁気ヘッド駆動回路17は、上記
メインデータに応じた変調磁界をMD1に印加するように
磁気ヘッド4を駆動する。また、制御部28は、ショッ
クプルーフメモリシステムコントローラ14に対する上
述のメモリ制御を行うとともに、このショックプルーフ
メモリシステムコントローラ14から読み出される上記
メインデータをMD1のメインデータ記録領域の記録トラ
ックに連続的に記録するように記録位置の制御を行う。
【0031】制御部28は、MD1の記録位置を指定する
制御信号をサーボ制御回路6へ出力することにより、メ
インデータの記録位置を制御する。
【0032】制御部28は、操作部9から、録音停止の
指示があれば、その時点までの入力信号の記録処理を完
了させた後、UTOC領域へトラックナンバー等の管理デー
タの記録の指示を行う。
【0033】次に、本実施例の情報記録媒体記録再生装
置の再生動作について説明する。制御部28は、操作部
9により指示された位置まで、光学ヘッド3の位置を移
動するようにサーボ制御回路6を制御して再生を行う。
【0034】光学ヘッド3の出力の高周波信号は、再生
アンプ5により2値化され、EFMデコーダ7へ出力され
る。EFMデコーダ7は、EFM信号をデコードし、クラスタ
単位のデータをショックプルーフメモリシステムコント
ローラ14を通じてRAM15へ出力する。RAM15へのデ
ータの書き込み、読み出しはショックプルーフメモリシ
ステムコントローラ14により行われる。RAM15に
は、EFMデコーダ7からクラスタ単位で転送されるメイ
ンデータが書き込まれる。RAM15に書き込まれたメイ
ンデータは、ATRACデコーダ18が必要とするタイミン
グでATRACデコーダ18へ出力される。
【0035】ATRACデコーダ18は、RAM15から出力さ
れたメインデータを伸張する。伸張されたメインデータ
は、D/A変換装置19へ出力される。D/A変換装置19
は、メインデータをアナログオーディオ信号に変換す
る。このD/A変換装置19から得られるアナログオーデ
ィオ信号はLPF20を介して出力端子(Aout)へ出力さ
れる。
【0036】インクリメントポイントを記録する動作に
ついて説明する。アナログ入力端子(Ain)から入力さ
れたアナログオーディオ信号はLPF11を介してA/D変換
装置12へ入力され、デジタルデータ(メインデータ)
に変換される。A/D変換装置12から出力されたメイン
データは信号レベル検出回路21に入力される。信号レ
ベル検出回路21は、メインデータの信号レベルxを検
出して、制御部28に出力する。
【0037】制御部28は、操作部9のトラックナンバ
ー繰り上げ時間入力手段22から入力された情報と信号
レベル検出回路21から出力された信号レベルxに基づ
いてインクリメントポイントを記憶するか否かを判別す
る。制御部28は、トラックナンバー繰り上げ時間にお
いて、信号レベル検出回路21から出力された信号レベ
ルxが無音基準レベルa以下であるときにインクリメント
ポイントを記憶する。制御部28は、メインデータ記録
後に、このインクリメントポイントでメインデータのト
ラックナンバーをnトラックからn+1トラックに繰り上
げるように管理データをUTOC領域に記録するように制御
する。
【0038】操作部9には、無音基準レベルaの値を入
力するレベル入力手段24が備えられている。無音基準
レベルaの入力方法は、例えば、音源であるアナログレ
コードの無音部を再生して、ディスプレイ10に信号レ
ベルを表示させてそれを参考にして入力するなどの方法
がある。
【0039】無音基準レベルの決定方法について述べ
る。ここではアナログレコードについての無音基準レベ
ルの決定方法について述べる。図2に、アナログレコー
ドのオーディオ信号スペクトル図を示す。図2の下の曲
線は、アナログレコードのサーフェィスノイズであり、
曲と曲の間の無音部の信号レベルである。
【0040】図2において、ノイズのレベルは−70dB
程度であるが、ノイズのパワーは伝送帯域全体にわたっ
た積分値となるので、−45dB〜−50dB程度の値とな
る。したがって、アナログレコードに録音されたオーデ
ィオ信号のパワーは、最低値が−45dBから−50dB程
度となる。本実施例では−50dBを下限値とする。アナ
ログレコードに録音されたオーディオ信号のパワーは、
内周部、外周部または周波数によって違いはあるが、最
高値を約0dBとし、この0dBを上限値とする。このよう
にアナログレコードに録音されたオーディオ信号のパワ
ー範囲は、−50dBから0dBまでの50dBとなる。
【0041】図3に、オーディオ機器の信号レベルを示
す。図3では、dBs単位で記載されているので単位を整
合する。図3に示すように、アナログレコードに録音さ
れたオーディオ信号のパワーの上限値は4dBsである。
アナログレコードの上限値から50dBsの範囲は−46d
Bsとなり、この値を無音基準レベルと決定することがで
きる。
【0042】CDにおいては、ノイズは量子化ノイズのみ
である。このため無音部の出力レベルを下限値の近くま
で設定することができる。CDの無音部は−82dBs近傍
であるから、例えば、無音基準レベルを−75dBsとす
ることができる。
【0043】図4に、トラックナンバーを繰り上げる方
法を説明する図を示す。アナログレコードプレーヤやカ
セットテーププレーヤ等からアナログオーディオ信号が
入力され、その信号レベルxがトラックナンバー繰り上
げ時間において、無音基準レベルa以下であるときに制
御部28はインクリメントポイントを記憶する。
【0044】このようにして、記憶したインクリメント
ポイントに対応するアドレスにおいてメインデータのト
ラックナンバーをnトラックからn+1トラックに繰り上
げるように制御部28は、UTOC領域に管理データを記録
する。図5に、トラックナンバーを繰り上げる方法を説
明するフローチャートを示す。
【0045】ステップS1は、処理の開始を示すステッ
プである。情報記録媒体記録再生装置に電源が入って各
種動作に対する指示の入力待ちの状態である。
【0046】ステップS2は、トラックナンバー繰り上
げ時間を1又は複数設定するステップである。トラック
ナンバー繰り上げ時間入力手段22から入力操作を行
い、トラックナンバー繰り上げ時間を設定する。トラッ
クナンバー繰り上げ時間の決定方法は、例えば、アナロ
グレコードやカセットテープに表示されたトラック毎の
収録時間等を参照する方法、または、予め各トラックを
再生して収録時間を計測するか若しくはディスプレイに
表示された再生時間を見て決定する方法がある。
【0047】ステップS3は、無音基準レベルaを設定す
るステップである。無音基準レベル入力手段24から入
力操作を行う。無音基準レベルaの設定は次のように行
われる。RECボタンを押しアナログレコードやカセット
テープ等の無音部の再生を開始すると、ディスプレイ1
0に信号レベルの数値が表示される。この数値を基にし
て無音基準レベルaを設定する。
【0048】ステップS4は、録音ボタンが押された状
態であるかを制御部28が判定するステップである。情
報記録媒体記録再生装置における録音動作の入力方法は
多種あるが、本実施例では録音ボタンが押され、次に再
生ボタンが押されたらステップ5に進み、録音ボタンが
押されていなければステップS4に戻り繰り返し入力を
受け付ける。
【0049】ステップS5は、録音が開始されステップS
2で設定されたトラックナンバー繰り上げ時間に達した
か否かを制御部28が判定するステップである。トラッ
クナンバー繰り上げ時間に達した場合は、ステップS6
に進み、トラックナンバー繰り上げ時間に達していない
場合は、ステップS5に戻る。
【0050】ステップS6は、トラックナンバー繰り上
げ時間に達したとき、信号レベルxがステップS3で設定
された無音基準レベルa以下であるか否かを制御部28
が判定するステップである。信号レベルxが無音基準レ
ベルa以下であるときはステップS7に進み、信号レベル
xが無音基準レベルaを越えるときはステップS6に戻
る。
【0051】ステップS7は、トラックナンバー繰り上
げ時間において、信号レベルxが無音基準レベルa以下で
あるとき制御部28がインクリメントポイントを記憶す
るステップである。
【0052】ステップS8は、記憶手段23に次のトラ
ックナンバー繰り上げ時間が記憶されているか否かを制
御部28が判定するステップである。次のトラックナン
バー繰り上げ時間が設定されている場合はステップS5
に戻り、次のトラックナンバー繰り上げ時間が設定され
ていない場合はステップS9に進む。
【0053】ステップS9は、録音時間が終了、また
は、停止ボタンを押して録音終了を行うステップであ
る。
【0054】ステップS10では、制御部28は記憶し
たインクリメントポイントでトラックナンバーを繰り上
げるように管理データをUTOC領域に記録させる制御を行
う。
【0055】ステップS11は、処理を終了するステッ
プである。パワースイッチを押し、電源の供給を停止す
る。
【0056】図6は本発明による情報記録媒体記録再生
装置の第二実施例の構成図である。第二実施例の情報記
録媒体記録再生装置は、第一実施例の情報記録媒体記録
再生装置の構成に加え、CPU8が時間測定手段25を備
え、操作部9が有効期間入力手段26と期間入力手段2
7を備えた構成となっている。第二実施例の情報記録媒
体記録再生装置の構成のうち、第一実施例の情報記録媒
体記録再生装置の構成と同一部分には同一の符号を付
し、その説明を省略する。ここでは、第二実施例の情報
記録媒体記録再生装置におけるインクリメントポイント
を記録する動作について説明する。
【0057】アナログ入力端子(Ain)から入力された
アナログオーディオ信号はLPF11を介してA/D変換装置
12へ入力され、デジタルデータ(メインデータ)に変
換される。A/D変換装置12から出力されたメインデー
タは信号レベル検出回路21に入力される。信号レベル
検出回路21は、メインデータの信号レベルxを検出し
て時間測定手段25に出力する。
【0058】時間測定手段25は、メインデータの信号
レベルxが無音基準レベルa以下である時間を測定する。
【0059】制御部28は、トラックナンバー繰り上げ
時間入力手段22と有効期間入力手段26と期間入力手
段27とからの入力に基づいてインクリメントポイント
を記憶するか否かを判別する。制御部28は、トラック
ナンバー繰り上げ時間を含む有効期間Tにおいて、メイ
ンデータの信号レベルxが無音基準レベルa以下である時
間が予め定めた時間t以上のときインクリメントポイン
トを記憶する。制御部28は、メインデータ記録後に、
この記憶したインクリメントポイントでメインデータの
トラックナンバーをnトラックからn+1トラックに繰り
上げるようにUTOC領域に記録するように制御する。
【0060】トラックナンバーを繰り上げるか否かを判
定する方法は、例えば、無音基準レベルaを−40dBsと
し、信号レベルxが無音基準レベルa以下である時間が2
秒以上であるとき曲間の無音部であると判断するよう
に、期間入力手段27より時間tを2秒として入力す
る。また、有効期間入力手段26より有効期間Tをトラ
ックナンバー繰り上げ時間の前後5秒と入力する。図7
に、トラックナンバーを繰り上げる方法を説明する図を
示す。図7に示すように、トラックナンバー繰り上げ時
間の前後5秒間の有効期間Tで信号レベルxが−40dBs
以下である期間が2秒以上ある場合、制御部28は、有
効期間T内にインクリメントポイントを設定する。
【0061】図8に、トラックナンバーを繰り上げる他
の方法を説明する図を示す。図8に示すように、トラッ
クナンバー繰り上げ時間を含む有効期間Tと信号レベルx
が−40dBs以下の期間が2秒以上ある期間の一部が重
なっていればインクリメントポイントをその重なってい
る期間内に設定する。
【0062】無音基準レベルの決定方法は第一実施例と
同一なのでその説明を省略する。図9に、第二実施例に
おけるトラックナンバーを繰り上げる方法を説明するフ
ローチャートを示す。第一実施例と同一のステップには
同一の符号を付した。
【0063】ステップS1は、処理の開始を示すステッ
プである。情報記録媒体記録再生装置に電源が入って各
種動作に対する指示の入力待ちの状態である。
【0064】ステップS2は、トラックナンバー繰り上
げ時間を1又は複数設定するステップである。トラック
ナンバー繰り上げ時間入力手段22から入力操作を行
い、トラックナンバー繰り上げ時間を設定する。
【0065】ステップS3は、無音基準レベルaを設定す
るステップである。無音基準レベル入力手段24から入
力操作を行う。
【0066】ステップS12は、トラックナンバー繰り
上げ時間を含む有効期間Tの時間を設定するステップで
ある。有効期間入力手段26から入力操作を行い有効期
間Tを決定する。
【0067】ステップS13は、曲間の無音部であると
判断する基準時間tを設定するステップである。期間入
力手段27から入力操作を行い基準時間tを決定する。
【0068】ステップS4は、録音ボタンが押された状
態であるかを制御部28が判定するステップである。
【0069】ステップS14は、録音が開始されてから
信号レベル検出回路21より検出されている信号レベル
xが無音基準レベルa以下か否かを制御部28が判定する
ステップである。信号レベルxが無音基準レベルa以下の
場合はステップS15に進み、信号レベルxが無音基準レ
ベルaを超える場合はステップS14に戻る。
【0070】ステップS15は、時間測定手段25が、
信号レベルxが無音基準レベルa以下である時間が期間入
力手段27から設定された基準時間t以上か否かを制御
部28が判定するステップである。測定した時間が基準
時間t以上の場合はステップS16に進み、基準時間t未
満の場合はステップS14に戻る。
【0071】ステップS16は、基準時間t以上の無音基
準レベルaの期間が有効期間T内若しくは有効期間Tと一
部が重なっているか否かを制御部28が判定するステッ
プである。有効期間T内若しくは有効期間Tと一部が重な
っている場合はステップS7に進み、有効期間T外である
場合はステップS14に戻る。
【0072】ステップS7は、有効期間T内において、信
号レベルxが無音基準レベルa以下であるとき制御部28
がインクリメントポイントを記憶するステップである。
【0073】ステップS8は、記憶手段23に次のトラ
ックナンバー繰り上げ時間が記憶されているか否かを制
御部28が判定するステップである。次のトラックナン
バー繰り上げ時間が設定されている場合はステップS5
に戻り、次のトラックナンバー繰り上げ時間が設定され
ていない場合はステップS14に戻る。
【0074】ステップS9は、録音時間が終了、また
は、停止ボタンを押して録音終了を行うステップであ
る。
【0075】ステップS10では、制御部28は、記憶
したインクリメントポイントでトラックナンバーを繰り
上げるように管理データをUTOC領域に記録させる制御を
行う。
【0076】ステップS11は、処理を終了するステッ
プである。パワースイッチを押し、電源の供給を停止す
る。
【0077】なお、上述の実施形態では、情報記録媒体
がMDであるとしたが、MDに限らずCD-R等の記録媒体に対
しても本発明を適用することができる。
【0078】また、上述の実施形態では、メインデータ
がオーディオデータである場合について説明したが、メ
インデータが映像データである場合についても本発明を
適用することができる。
【0079】
【発明の効果】本発明による情報記録媒体記録再生装置
によれば、アナログレコードプレーヤやカセットテープ
プレーヤ等から出力されるアナログ信号を入力として録
音を行う場合でも、予め設定した時間でインクリメント
ポイントを記録して、入力信号の区切りを正しく認識す
ることができる。また、予め設定した時間が入力信号の
区切りとずれていても、設定した有効期間内であれば入
力信号の区切りとしてのインクリメントポイントを記録
することができ、入力信号の区切として正しく認識する
ことができる。
【0080】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例の情報記録媒体記録再生装
置を示す構成図。
【図2】アナログレコードのオーディオ信号スペクトル
図。
【図3】オーディオ機器の信号レベルを示す図。
【図4】本発明の第一実施例において、トラックナンバ
ーを繰り上げる方法を説明する図。
【図5】本発明の第一実施例において、トラックナンバ
ーを繰り上げる方法を説明するフローチャート。
【図6】本発明の第二実施例の情報記録媒体記録再生装
置を示す構成図。
【図7】本発明の第二実施例において、トラックナンバ
ーを繰り上げる方法を説明する図。
【図8】本発明の第二実施例において、トラックナンバ
ーを繰り上げる方法を説明する図。
【図9】本発明の第二実施例において、トラックナンバ
ーを繰り上げる方法を説明するフローチャート。
【符号の説明】
1 ミニディスク 2 スピンドルモータ 3 光学ヘッド 4 磁気ヘッド 5 再生アンプ 6 サーボ制御回路 7 EFMデコーダ 8 CPU 9 キーボード 10 ディスプレイ 11 LPF 12 A/D変換装置 13 ATRACエンコーダ 14 ショックプルーフメモリーシス
テムコントローラ 15 RAM 16 EFMエンコーダ 17 磁気ヘッド駆動回路 18 ATRACデコーダ 19 D/A変換装置 20 LPF 21 信号レベル検出回路 22 繰り上げ時間入力手段 23 記憶手段 24 無音基準レベル入力手段 25 時間測定手段 26 有効期間入力手段 27 期間入力手段 28 制御部
フロントページの続き Fターム(参考) 5D044 AB05 BC06 CC04 DE03 DE12 DE38 DE49 DE53 EF05 FG18 GK11 HL14 5D110 AA17 AA19 AA27 DA01 DA06 DA12 DA15 DB03 DB05 DC15 DE03

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】メインデータを記録するためのメインデー
    タ記録領域と前記メインデータ記録領域に記録されたメ
    インデータを管理する管理データを記録するための管理
    データ記録領域とを有する情報記録媒体に対しメインデ
    ータと管理データの記録再生を行う情報記録媒体記録再
    生装置において、 前記メインデータを前記メインデータ記録領域に記録す
    るメインデータ記録手段と、前記メインデータのトラッ
    クナンバー繰り上げを行う時間を入力するトラックナン
    バー繰り上げ時間入力手段と、前記トラックナンバー繰
    り上げ時間入力手段により入力したトラックナンバー繰
    り上げ時間を記憶し前記トラックナンバー繰り上げ時間
    において前記メインデータの信号レベルが予め定めた無
    音基準レベル以下であるときにインクリメントポイント
    を記憶する記憶手段と、前記記憶手段により記憶したイ
    ンクリメントポイントで前記メインデータのトラックナ
    ンバーを繰り上げるように前記管理データを記録する管
    理データ記録手段とを備えることを特徴とする情報記録
    媒体記録再生装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の情報記録媒体記録再生装置
    において、前記記憶手段は前記トラックナンバー繰り上
    げ時間を複数記憶することを特徴とする情報記録媒体記
    録再生装置。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2記載の情報記録媒
    体記録再生装置において、前記無音基準レベルを設定す
    るレベル入力手段を備えることを特徴とする情報記録媒
    体記録再生装置。
  4. 【請求項4】メインデータを記録するためのメインデー
    タ記録領域と前記メインデータ記録領域に記録されたメ
    インデータを管理する管理データを記録するための管理
    データ記録領域とを有する情報記録媒体に対しメインデ
    ータと管理データの記録再生を行う情報記録媒体記録再
    生装置において、 前記メインデータをメインデータ記録領域に記録するメ
    インデータ記録手段と、前記メインデータのトラックナ
    ンバー繰り上げを行う時間を入力するトラックナンバー
    繰り上げ時間入力手段と、前記メインデータの信号レベ
    ルが予め定めた無音基準レベル以下である時間を測定す
    る時間測定手段と、前記トラックナンバー繰り上げ時間
    入力手段により入力されたトラックナンバー繰り上げ時
    間を記憶し前記トラックナンバー繰り上げ時間を含む予
    め定められた有効期間T内において、前記時間測定手段
    により測定された時間が予め定めた基準時間t以上のと
    きインクリメントポイントを記憶する記憶手段と、前記
    記憶手段により記憶したインクリメントポイントで前記
    メインデータのトラックナンバー繰り上げるように前記
    管理データを記録する管理データ記録手段を備えること
    を特徴とする情報記録媒体記録再生装置。
  5. 【請求項5】請求項4記載の情報記録媒体記録再生装置
    において、前記記憶手段は前記トラックナンバー繰り上
    げ時間を複数記憶することを特徴とする情報記録媒体記
    録再生装置。
  6. 【請求項6】請求項4または請求項5記載の情報記録媒
    体記録再生装置において、前記無音基準レベルを設定す
    るレベル入力手段を備えることを特徴とする情報記録媒
    体記録再生装置。
  7. 【請求項7】請求項4乃至請求項6のいずれか1項に記
    載の情報記録媒体記録再生装置において、前記予め定め
    られた有効期間Tを設定する有効期間入力手段を備える
    ことを特徴とする情報記録媒体記録再生装置。
  8. 【請求項8】請求項4乃至請求項7のいずれか1項に記
    載の情報記録媒体記録再生装置において、前記予め定め
    た基準時間tを設定する期間入力手段を備えることを特
    徴とする情報記録媒体記録再生装置。
  9. 【請求項9】メインデータを記録するためのメインデー
    タ記録領域と前記メインデータ記録領域に記録されたメ
    インデータを管理する管理データを記録するための管理
    データ記録領域とを有する情報記録媒体に対しメインデ
    ータと管理データの記録を行う情報記録媒体記録方法に
    おいて、 トラックナンバー繰り上げ時間及び無音基準レベルを設
    定するステップと、前記メインデータの記録を開始して
    から設定した前記トラックナンバー繰り上げ時間に達し
    たか否かを判定するステップと、前記メインデータの信
    号レベルが前記無音基準レベル以下か否かを判定するス
    テップと、前記トラックナンバー繰り上げ時間におい
    て、前記信号レベルが前記無音基準レベル以下であると
    きにインクリメントポイントを記憶するステップと、前
    記インクリメントポイントでトラックナンバーを繰り上
    げるように前記情報記録媒体の管理データ記録領域に管
    理データを記録するステップとを備えることを特徴とす
    る情報記録媒体記録方法。
  10. 【請求項10】メインデータを記録するためのメインデ
    ータ記録領域と前記メインデータ記録領域に記録された
    メインデータを管理する管理データを記録するための管
    理データ記録領域とを有する情報記録媒体に対しメイン
    データと管理データの記録を行う情報記録媒体記録方法
    において、 トラックナンバー繰り上げ時間、無音基準レベル、前記
    トラックナンバー繰り上げ時間を含む期間である有効期
    間T及び曲間の無音部であると判断する基準時間tを設定
    するステップと、前記メインデータの信号レベルが前記
    無音基準レベル以下か否かを判定するステップと、前記
    信号レベルが前記無音基準レベル以下である時間が前記
    基準時間t以上のとき前記信号レベルが前記無音基準レ
    ベル以下である時間が前記基準時間t以上か否かを判定
    するステップと、前記信号レベルが前記無音基準レベル
    以下である時間が前記基準時間t以上のとき前記信号レ
    ベルが前記無音基準レベル以下である時間が有効期間T
    内にあるか否かを判定するステップと、前記信号レベル
    が前記無音基準レベル以下である時間が有効期間T内に
    あるときインクリメントポイントを記憶するステップ
    と、前記インクリメントポイントでトラックナンバーを
    繰り上げるように管理データを記録するステップを備え
    ることを特徴とする情報記録媒体記録方法。
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