JP2000305335A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2000305335A
JP2000305335A JP11110701A JP11070199A JP2000305335A JP 2000305335 A JP2000305335 A JP 2000305335A JP 11110701 A JP11110701 A JP 11110701A JP 11070199 A JP11070199 A JP 11070199A JP 2000305335 A JP2000305335 A JP 2000305335A
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Megumi Saito
恵 斎藤
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  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 転写材のサイズによらずに色ずれ量を少なく
して、良好な画像を得ることを可能とした中間転写体方
式の画像形成装置を提供することである。 【解決手段】 画像形成装置は、画像形成可能な最大転
写材サイズがA3で、中間転写ドラム14は約500m
mの周長を有し、小サイズ転写材の画像として、1画像
目を転写ドラムの基準位置0mmから140mmまで、
2画像目を中間転写ドラムのほぼ中央部の基準位置から
250mmより390mmまでの領域に形成した。この
条件では、従来、中間転写ドラムの周方向前半領域のイ
エローに(+)方向に大きな色ずれが生じるので、予
め、装置に感光ドラムに対し画像を書き出す画像データ
の補正値を設定しておき、中間転写ドラムの前半領域に
形成される1画像目について、イエローのみを(−)方
向へ1ドットシフトさせた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、紙等の記録材に複
数色の画像を形成する電子写真複写機、プリンタ、ファ
ックス等の画像形成装置に関し、特に中間転写方式にお
ける色ずれを解消した画像形成装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の画像形成装置として、図6に、中
間転写方式のフルカラーレーザビームプリンタを示す。
【0003】本プリンタは、電子写真技術を応用してフ
ルカラー画像を形成しており、装置の動作を説明する
と、まず、ホストコンピュータから送られた画像情報信
号により、スキャナー5からのレーザー光の強度を変調
し、その変調されたレーザー光を感光ドラム6の表面に
照射して、表面に静電潜像をレーザー光照射部として形
成する。
【0004】これに合わせて、回転ロータリ26に搭載
された所定の色の現像剤(トナーまたはトナーと磁性キ
ャリア)を収納した現像器22、23、24または25
を感光ドラム6と対向した現像位置に移動し、その現像
器の現像スリーブ7、11、12または13に現像バイ
アスを印加し、現像バイアスの電圧と感光ドラム6上の
潜像部の表面電位が形成する電界により、現像スリーブ
上に担持したトナーを潜像部に選択的に付着させて現像
し、潜像をトナー像として可視化する。
【0005】その後、感光ドラム6と接触して矢印方向
に移動する中間転写ドラム14に図示しない1次転写電
源から転写バイアスを印加することにより、感光ドラム
6上のトナー像を中間転写ドラム14の表面に転写する
(1次転写)。フルカラー画像の場合は、通常、これを
イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4色について
繰り返し、中間転写ドラム14上に4色のトナー像を重
ね合わせて転写したカラー画像を形成する。
【0006】一方、収納カセット2内の転写材Pが給紙
ローラ15によって1枚ずつ取り出され、搬送ローラ1
6によって中間転写ドラム14に向けて搬送される。搬
送された転写材Pは、レジストローラ3により中間転写
ドラム14での画像形成とタイミングを調整して供給さ
れ、その転写材Pを転写ローラ17が挟んで中間転写ド
ラム14の表面に密着させる。そして転写ローラ17に
図示しない2次転写電源から転写バイアスを印加するこ
とにより、中間転写ドラム14上の4色のトナー像を一
括して転写材Pの表面に転写する(2次転写)。
【0007】トナー像を転写された転写材Pは定着器8
へ送られ、そこで熱ローラによる加熱および加圧によっ
てトナー像が定着され、フルカラーの永久画像とされ
る。その後、転写材Pは、排紙ローラ14、搬送ローラ
30および排紙ローラ9により装置の上方に搬送して、
装置上面のトレイ10に排出される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記の画像形成装置で
は、フルカラーの画像形成をする場合、中間転写ドラム
14上で4色のトナー像を重ねるため、中間転写ドラム
14に対する各色のトナー像の書き出し位置(転写開始
位置)から書き終わり位置(転写終了位置)までが精度
よく重なっていなければならない。
【0009】ところが、中間転写ドラム14の軸精度、
真円度等により、画像の書き出し位置から書き終り位置
までの全ての部分で色ずれがないようにすることは、非
常に困難であり、中間転写ドラム14の周方向上の位置
によっては大きな色ずれ量が生じる。
【0010】画像形成装置は、画像形成が可能な最大の
転写材サイズに合わせて中間転写ドラム14の周長を定
めており、最大サイズ転写材の画像形成時には、中間転
写ドラムの周方向のほぼ全域を使用する。通常、中間転
写ドラム14の1周上における画像の色ずれ量は、最大
サイズ転写材の画像の副走査方向の中央部で0になるよ
うに調整してあるので、一般に最大サイズ転写材の画像
では、その先端および後端に色ずれが生じる。
【0011】また画像形成する転写材のサイズにかかわ
らず、普通、中間転写ドラムに対する画像の書き出し位
置を同位置としているので、たとえば葉書のような小サ
イズ転写材の画像形成では、中間転写ドラムの使用領域
は大サイズ転写材画像の先端部に相当する部分のみで、
その他の部分は使用しない。このような中間転写ドラム
の先端部分しか使用しない小サイズ転写材の画像では、
転写材上の画像全体に色ずれが生じてしまう。
【0012】その色ずれの様子を図7に示す。図7
(a)は、中間転写ドラム14の周面の展開図ある。図
7(b)は、各色の色ずれ量を示すグラフで、横軸は、
転写ドラムの画像書き出し位置である基準位置からの周
方向上の距離を示し、縦軸は仮にマゼンタ(Magen
ta)を基準としたときの他の色の周方向への位置ずれ
量、つまり周方向への色ずれ量を示す。色ずれ量0が完
全にマゼンタと位置が一致する。図7(c)は、4色間
のずれ量のうちの最大の色ずれ量を示すグラフである。
【0013】この画像形成装置は、画像形成可能な最大
転写材サイズがA3であり、中間転写ドラム14はこれ
に合わせた約500mmの周長を有している。図7
(c)に示されるように、この装置の例では、色ずれ量
は、おおよそ中間転写ドラムの基準位置から250mm
の中央部近辺で最も少なく、それよりも左側の中間転写
ドラムの周方向前半領域で非常に大きく、特に基準位置
に近づくほど大きく著しく大きくなっている。
【0014】図7(b)からわかるように、中間転写ド
ラムの前半領域で色ずれ量が非常に大きくなっているの
は、その前半領域での第1色目のイエロー(Yello
w)の(+)方向の大きな色ずれに基づいている。その
原因は正確には分からないが、中間転写ドラム14へ未
だトナー像が転写されていない1色目の1次転写時に
は、中間転写ドラム14の感光ドラム6との摩擦が大き
く、1色目転写時の中間転写ドラム14の周速が先端側
の領域では速いことが1つの要因ははないかと考えら得
る。
【0015】この画像形成装置において、葉書サイズの
小サイズ転写材に画像形成する場合、図8に示すよう
に、中間転写ドラム13上に1画像目、2画像目という
ように画像を2つ形成できるが、図7(a)に示すよう
に、1画像目は、転写ドラムの基準位置0mmから14
0mmまで、2画像目は、中間転写ドラムのほぼ中央部
の基準位置から250mmより390mmまでの領域に
形成する。すると、図7(b)、(c)から、転写ドラ
ム基準の0〜140mmの間に形成される1画像目で、
色ずれ量が最大92μm、平均62μmとなり、色ずれ
が大きく目立つ画像になってしまう。
【0016】転写材上の画像の色ずれは、転写材中央部
で最も目につきやすいが、このように、大サイズ転写材
の画像が形成可能な中間転写体方式の画像形成装置で小
サイズ転写材の画像を形成したのでは、転写材中央部で
色ずれ量が最適にならない。
【0017】以上のような問題は、複数の感光ドラムを
備え、その感光ドラム上に1色ずつトナー像を形成し
て、その各色のトナー像を中間転写ベルト上に重ね合わ
せて転写し、中間転写ベルト上の複数色のトナー像を転
写材上に一括して転写する形式の画像形成装置において
も同様に生じる。
【0018】したがって、本発明の目的は、転写材のサ
イズによらずに色ずれ量を少なくして、良好な画像を得
ることを可能とした中間転写体方式の画像形成装置を提
供することである。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明に係る
画像形成装置にて達成される。要約すれば、本発明は、
1つの像担持体上に順次形成した複数色の画像、または
複数の像担持体上に1色ずつ形成した複数色の画像を、
中間転写体上に重ね合わせて転写し、その中間転写体上
の複数色の画像を転写材上に一括して転写して、前記転
写材に複数色の画像を形成する画像形成装置において、
前記画像形成装置は、予め、前記中間転写体上の複数色
の画像の前記中間転写体の周方向上の各位置における周
方向の位置ずれ量を調べることによって、前記像担持体
に対する各色の画像の書き出し位置について、前記転写
材のサイズに応じた補正値を装置に固有に設定されてお
り、前記転写材への画像形成時、前記転写材のサイズに
応じて、前記像担持体に対する各色の画像の書き出し位
置を補正値だけ補正することを特徴とする画像形成装置
である。
【0020】本発明によれば、前記転写材が、前記中間
転写体の周方向に少なくとも2枚入る大きさのサイズで
あるとき、前記中間転写体上に複数色の画像を前記中間
転写体の周方向に少なくとも転写材2枚分転写し、前記
転写材のサイズに応じた前記各色の画像の書き出し位置
の補正を、少なくともその1枚目の転写材に対する各色
の画像に適用する。
【0021】また、本発明によれば、前記転写材が、前
記中間転写体の周方向に少なくとも2枚入る大きさのサ
イズであるとき、前記中間転写体上に複数色の画像を前
記中間転写体の周方向中央部を中心に周方向に転写材1
枚分転写するように、前記像担持体に対する各色の画像
の書き出しを前記転写材のサイズに応じた位置で行うよ
うにすることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る実施例を図面
に則して更に詳しく説明する。
【0023】実施例1 本発明は、中間転写方式の画像形成装置において、画像
形成する転写材のサイズにかかわらず、転写材上の画像
に大きな色ずれが生じるのを防止したことに特徴があ
る。したがって、画像形成装置自体の構成は、図6に示
した従来の画像形成装置と基本的に同じなので、以下、
本発明の説明において、必要に応じて図6を参照する。
本実施例では、転写材のサイズにより画像の書き出し位
置を変えて、色ずれ量の大きさを制御した。
【0024】前述したように、図6の画像形成装置にお
いて、通常、中間転写ドラム14の1周上における画像
の色ずれ量は、最大転写材サイズの画像の副走査方向の
中央部で0になるように調整してあるので、最大サイズ
転写材の画像では、その先端および後端に色ずれが生じ
る。また画像形成する転写材のサイズにかかわらず、普
通、画像の書き出し位置を同位置としているので、小サ
イズ転写材のように中間転写ドラム14の先端部分しか
使用しない場合には、その転写材上の画像全体に色ずれ
が生じてしまう。
【0025】そこで、本実施例では、予め画像形成装置
の出荷時に、中間転写ドラム14上の複数色の画像の中
間転写ドラム周方向上の各位置における周方向の位置ず
れ量を調べて、感光ドラム6に対する各色の画像の書き
出し位置について、転写材のサイズに応じた色ずれ補正
値を装置に設定しておく。そしてその補正値と給紙カセ
ット2などからの転写材サイズ情報により、補正の必要
があれば、その必要な色の画像データの書き出し位置を
補正して、感光ドラム6に対するドットによる潜像の書
き出しを、副走査方向に色ずれ補正位置相当分だけ移動
して行い、その転写材サイズでの画像の色ずれ量を少な
くするものである。
【0026】図1に、本実施例による色ずれ補正動作を
示すブロック図を掲げる。図1において、転写材カセッ
トあるいはマルチ給紙のオペレーションパネルからの転
写材サイズ信号がコントローラに入力される。装置の色
ずれ補正値格納メモリには、予め装置出荷時に転写材サ
イズごとの色ずれ補正値が書き込まれている。コントロ
ーラは、そのメモリに書き込まれた転写材サイズごとの
色ずれ補正値を参照して、画像形成する転写材に対し色
ずれ補正の必要性を判断し、必要性があれば、必要な色
の画像データを補正値を基に副走査方向へシフトして、
その色の画像書き出し位置を変える。
【0027】そして、上記の画像書き出し位置を補正し
た画像データを用いて、感光ドラム6に静電潜像を形成
したら、その後は、潜像の現像以下、通常の中間転写方
式の画像形成工程を行えばよい。
【0028】本実施例を、先の図7〜図8のように、中
間転写ドラム14上に2つの画像を形成する例に適用し
た場合について示す。本例は、葉書サイズの小サイズ転
写材に画像形成する場合である。画像形成装置は、画像
形成可能な最大転写材サイズがA3で、中間転写ドラム
14は約500mmの周長を有し、1画像目を転写ドラ
ムの基準位置0mmから140mmまで、2画像目を中
間転写ドラムのほぼ中央部の基準位置から250mmよ
り390mmまでの領域に形成している。
【0029】色ずれは、中間転写ドラム14の周方向の
ほぼ中央で0となるように合わせてあり、図7の場合、
大きな色ずれは、中間転写ドラムの周方向前半領域のイ
エロー(Yellow)に(+)方向に生じている。
【0030】本実施例では、これを補正するために、中
間転写ドラム14の色ずれ補正領域を中間転写ドラムの
周方向前半と後半に大きくを分け、中間転写ドラムの前
半領域に形成される1画像目について、イエローのみを
(−)方向へ1ドットシフトさせた。
【0031】本実施例における色ずれの様子を図2に示
す。図2(a)〜(c)の意味は図7(a)〜(c)と
同様で、図2(a)は、中間転写ドラム14の周面の展
開図である。図2(b)は、各色の色ずれ量を示すグラ
フで、横軸は、転写ドラムの画像書き出し位置である基
準位置からの周方向上の距離を示し、縦軸は仮にマゼン
タ(Magenta)を基準としたときの他の色の周方
向への位置ずれ量、つまり周方向への色ずれ量を示す。
色ずれ量0が完全にマゼンタと位置が一致する。図2
(c)は、4色間のずれ量のうちの最大の色ずれ量を示
すグラフである。
【0032】中間転写ドラム0〜140mm間に形成さ
れる1画像目において、図7の場合は、色ずれ量が最大
92μm、平均62μmであったのに対し、本実施例で
は、図2から、色ずれ量が最大50μm、平均26μm
に改善されているのが確認できる。
【0033】以上のように、本実施例では、予め、画像
形成装置ごとに、中間転写体周方向上の各位置における
各色の周方向の色ずれ量を調べて、像担持体に対する各
色の画像の書き出し位置について、転写材のサイズに応
じた補正値を装置に設定しておき、画像形成時、転写材
のサイズに応じて、その装置特有の各色の色ずれ補正を
行うようにしたので、転写材のサイズによらずに、転写
材に画像領域内の色ずれを低減した良好な画像を得るこ
とができた。
【0034】実施例2 本実施例では、転写材が小サイズのときに、中間転写ド
ラム14の中心に画像の中心をあわせ、色ずれを小さく
したことが特徴である。
【0035】画像形成装置の出荷時に、中央部で色ずれ
が最も少なくなるように調整された中間転写ドラム14
に対し、実施例1では、従来と同様、中間転写ドラムの
基準位置から画像を形成し始めているが、本実施例で
は、転写材サイズにより中間転写ドラムの全色の画像デ
ータ書き出し位置を変えて、画像の中央部に丁度中間転
写ドラムの中央部が合致するようにし、どのようなサイ
ズの転写材でも、常に画像の中心部で色ずれが小さくな
るようにした。
【0036】本実施例による色ずれ制御動作を図3によ
り説明すると、同図において、画像形成時、転写材カセ
ットあるいはマルチ給紙のオペレーションパネルからの
転写材サイズ信号がコントローラに入力され、コントロ
ーラは、予め装置出荷時にメモリに書き込まれた転写材
サイズごとの書き出し位置を参照し、各転写材に対応す
る書き出し位置を基に、全色の画像データの画像書き出
し位置を変え、画像書き出し位置を変えた画像データに
よる感光ドラム6への潜像形成、現像、転写により、中
間転写ドラム14上に4色のトナー像を重畳転写した画
像の中央部を、中間転写ドラム14の中央部とほぼ一致
するようにする。
【0037】中間転写ドラム14上に4色のトナー像を
転写したら、上記の転写材サイズごとの書き出し位置の
情報により、中間転写ドラム上の画像先端が転写材先端
に合致するように転写材の給紙タイミングを遅らせて、
転写材上に4色のトナー像を転写する。その後は、定着
を経て画像形成を終了すればよい。
【0038】本実施例における色ずれの様子を図4に示
す。中間転写ドラム14には、図5のように1画像を形
成した。これまでと同様、図4(a)は、中間転写ドラ
ム14の周面の展開図、図4(b)は、マゼンタ基準の
各色の色ずれ量を示すグラフ、図4(c)は、4色間の
ずれ量のうちの最大の色ずれ量を示すグラフである。
【0039】図4に示すように、画像は、中間転写ドラ
ム14の周方向中央部に画像の中央部が一致するよう
に、中間転写ドラム基準から170〜310mmの間に
形成している。図7の場合は、中間転写ドラム基準の0
〜140mm間に形成した1画像目において、色ずれ量
が最大92μm、平均62μmであったのに対し、本実
施例では、図4から、色ずれ量が最大46μm、平均2
7μmに改善されているのが確認できる。
【0040】以上のように、本実施例では、画像を中間
転写体の周方向中央部を中心に周方向に転写材1枚分転
写するように、像担持体に対する各色の画像の書き出し
を転写材のサイズに応じた位置で行うようにしたので、
転写材に画像領域内の色ずれを低減した良好な画像を得
ることができた。
【0041】以上の実施例では、中間転写方式の画像形
成装置は、いずれも、像担持体を1つ備えた形式のもの
について説明したが、本発明はこれに限られず、複数の
像担持体を備え、その像担持体上に1色ずつトナー像を
形成して、その各色のトナー像をベルト状の中間転写体
上に重ね合わせて転写し、中間転写体上の複数色のトナ
ー像を転写材上に一括して転写する形式の画像形成装置
に対しても、同様に適用することができる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
転写材のサイズに応じ、像担持体に対する各色の画像デ
ータの書き出し位置を補正する等により、中間転写体上
での各色の画像の書き出し位置を制御するようにしたの
で、転写材サイズによらずに、容易に色ずれを低減した
カラー画像を転写材上に得ることができ、カラー画像の
画質を向上できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の一実施例による色ずれ
補正動作を説明するブロック図である。
【図2】図1の色ずれ補正を行ったときの中間転写ドラ
ム上における色ずれの様子を示す説明図である。
【図3】本発明の他の実施例による色ずれ制御動作を説
明するブロック図である。
【図4】図3の色ずれ制御を行ったときの中間転写ドラ
ム上における色ずれの様子を示す説明図である。
【図5】図3の色ずれ制御に従い中間転写ドラムへ画像
を1つ形成するところを示す斜視図である。
【図6】従来の画像形成装置を示す概略図である。
【図7】従来の画像形成装置の中間転写ドラム上におけ
る色ずれの様子を示す説明図である。
【図8】図7の中間転写ドラム上に小サイズ転写材の画
像を2つ形成するところを示す斜視図である。
【符号の説明】
5 スキャナー 6 感光ドラム 14 転写ドラム 22〜25 現像器 P 転写材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1つの像担持体上に順次形成した複数色
    の画像、または複数の像担持体上に1色ずつ形成した複
    数色の画像を、中間転写体上に重ね合わせて転写し、そ
    の中間転写体上の複数色の画像を転写材上に一括して転
    写して、前記転写材に複数色の画像を形成する画像形成
    装置において、前記画像形成装置は、予め、前記中間転
    写体上の複数色の画像の前記中間転写体の周方向上の各
    位置における周方向の位置ずれ量を調べることによっ
    て、前記像担持体に対する各色の画像の書き出し位置に
    ついて、前記転写材のサイズに応じた補正値を装置に固
    有に設定されており、前記転写材への画像形成時、前記
    転写材のサイズに応じて、前記像担持体に対する各色の
    画像の書き出し位置を補正値だけ補正することを特徴と
    する画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記転写材が、前記中間転写体の周方向
    に少なくとも2枚入る大きさのサイズであるとき、前記
    中間転写体上に複数色の画像を前記中間転写体の周方向
    に少なくとも転写材2枚分転写し、その際に、前記転写
    材のサイズに応じた前記各色の画像の書き出し位置の補
    正を、少なくともその1枚目の転写材に対する各色の画
    像に適用する請求項1の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 1つの像担持体上に順次形成した複数色
    の画像、または複数の像担持体上に1色ずつ形成した複
    数色の画像を、中間転写体上に重ね合わせて転写し、そ
    の中間転写体上の複数色の画像を転写材上に一括して転
    写して、前記転写材に複数色の画像を形成する画像形成
    装置において、前記転写材が、前記中間転写体の周方向
    に少なくとも2枚入る大きさのサイズであるとき、前記
    中間転写体上に複数色の画像を前記中間転写体の周方向
    中央部を中心に周方向に転写材1枚分転写するように、
    前記像担持体に対する各色の画像の書き出しを前記転写
    材のサイズに応じた位置で行うことを特徴とする画像形
    成装置。
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