JP2000303926A - 内燃機関のための流入機構 - Google Patents
内燃機関のための流入機構Info
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- 238000000034 method Methods 0.000 claims 1
- 210000005069 ears Anatomy 0.000 abstract description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 2
- 230000009286 beneficial effect Effects 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
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- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 流入機構によって生ぜしめられる音構造が人
の耳に快適と感じられるように構成された流入機構を提
供する。 【解決手段】 内燃機関のための流入機構であって、吸
気装置または空気フィルタまたはこれに類するものによ
って形成されていて、壁5,6を有するケーシングが設
けられており、前記壁5,6によって、吸込空気によっ
て貫流される内室が制限されている形式のものに、前記
壁5,6が、規定された周波数を得るために比較的薄い
壁状の面12,13;14,15;16,17;18,
19を有している。
の耳に快適と感じられるように構成された流入機構を提
供する。 【解決手段】 内燃機関のための流入機構であって、吸
気装置または空気フィルタまたはこれに類するものによ
って形成されていて、壁5,6を有するケーシングが設
けられており、前記壁5,6によって、吸込空気によっ
て貫流される内室が制限されている形式のものに、前記
壁5,6が、規定された周波数を得るために比較的薄い
壁状の面12,13;14,15;16,17;18,
19を有している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関のための
流入機構であって、吸気装置または空気フィルタまたは
これに類するものによって形成されていて、壁を有する
ケーシングが設けられており、前記壁によって、吸込空
気によって貫流される内室が制限されている形式のもの
に関する。
流入機構であって、吸気装置または空気フィルタまたは
これに類するものによって形成されていて、壁を有する
ケーシングが設けられており、前記壁によって、吸込空
気によって貫流される内室が制限されている形式のもの
に関する。
【0002】
【従来の技術】聴覚的に知覚可能な音が放出される製品
は、その音作用が人の耳に快適と感じられる場合には良
品とみなされる。このことはとりわけ内燃機関を用いて
駆動される乗用車に当てはまる。乗用車の乗員、特に運
転手は内燃機関によって生ぜしめられる音構造を特に重
視する。内燃機関からの音構造の品質は車の品質にとっ
て重要であり、この音構造の品質を、騒音・振動・粗さ
(NVH)の技術的な専門分野の知識を使用することに
よって最適化することができる。
は、その音作用が人の耳に快適と感じられる場合には良
品とみなされる。このことはとりわけ内燃機関を用いて
駆動される乗用車に当てはまる。乗用車の乗員、特に運
転手は内燃機関によって生ぜしめられる音構造を特に重
視する。内燃機関からの音構造の品質は車の品質にとっ
て重要であり、この音構造の品質を、騒音・振動・粗さ
(NVH)の技術的な専門分野の知識を使用することに
よって最適化することができる。
【0003】ドイツ連邦共和国特許第3011294号
明細書により公知である流入機構は空気吸込管を備えた
ケーシングと、吸気管に結合された管路とを有してい
る。このケーシングは壁を有しており、この壁は、吸込
空気によって貫流された室を制限している。
明細書により公知である流入機構は空気吸込管を備えた
ケーシングと、吸気管に結合された管路とを有してい
る。このケーシングは壁を有しており、この壁は、吸込
空気によって貫流された室を制限している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、流入機構に
よって生ぜしめられる音構造が人の耳に快適と感じられ
るように構成された流入機構を提供することである。
よって生ぜしめられる音構造が人の耳に快適と感じられ
るように構成された流入機構を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明を解決するために
本発明では、壁が、規定された周波数を得るために比較
的薄い壁状の面を有しているようにした。
本発明では、壁が、規定された周波数を得るために比較
的薄い壁状の面を有しているようにした。
【0006】
【発明の効果】本発明により得られる主な利点は次の点
にある。すなわち流入機構は、ケーシングの壁に取り付
けられた薄い壁状の面によって規定される周波数を放出
し、この周波数は和声学にのっとって所定の割合で生ぜ
しめられ望ましい有利な精神音響的な作用を人の耳に及
ぼす。ケーシングを適当に構成することによって、面を
採算のとれるコストでケーシング内に組み込むことがで
きる。面は吸気装置の容器の壁に取り付けられていると
特に有利な機能が得られる。次いでこれらの面に取り付
けられた質量部材によって周波数の放出が所望のように
最適化される。
にある。すなわち流入機構は、ケーシングの壁に取り付
けられた薄い壁状の面によって規定される周波数を放出
し、この周波数は和声学にのっとって所定の割合で生ぜ
しめられ望ましい有利な精神音響的な作用を人の耳に及
ぼす。ケーシングを適当に構成することによって、面を
採算のとれるコストでケーシング内に組み込むことがで
きる。面は吸気装置の容器の壁に取り付けられていると
特に有利な機能が得られる。次いでこれらの面に取り付
けられた質量部材によって周波数の放出が所望のように
最適化される。
【0007】
【発明の実施の形態】次に図面に基づき本発明による実
施の形態を詳説する。
施の形態を詳説する。
【0008】詳しく図示していない内燃機関が流入機構
1を有している。この流入機構1は本実施例では吸気装
置2によって形成されている。同様に上位概念部におい
て空気フィルタも流入機構に該当している。
1を有している。この流入機構1は本実施例では吸気装
置2によって形成されている。同様に上位概念部におい
て空気フィルタも流入機構に該当している。
【0009】吸気装置2は空気流入部3を有しており、
この空気流入部3は容器4に開口する。詳しく図示され
ていないスロットルバルブ管片が空気流入部3に前置さ
れている。容器4は壁5,6を有しており、これらの壁
5,6は内室7を制限している。内燃機関の運転時に内
室7は吸込空気によって貫流される。
この空気流入部3は容器4に開口する。詳しく図示され
ていないスロットルバルブ管片が空気流入部3に前置さ
れている。容器4は壁5,6を有しており、これらの壁
5,6は内室7を制限している。内燃機関の運転時に内
室7は吸込空気によって貫流される。
【0010】4つの供給管路8,9,10,11が容器
4から離れる方向に案内されている。これらの供給管路
8,9,10,11は内燃機関のシリンダヘッド24に
接続されている。金属またはプラスチックまたはこれに
類するものから製造された吸気装置2は列形内燃機関に
組み付けるために形成されているが、相応するアダプタ
によって別の構造形式の内燃機関に適合させることもで
きる。
4から離れる方向に案内されている。これらの供給管路
8,9,10,11は内燃機関のシリンダヘッド24に
接続されている。金属またはプラスチックまたはこれに
類するものから製造された吸気装置2は列形内燃機関に
組み付けるために形成されているが、相応するアダプタ
によって別の構造形式の内燃機関に適合させることもで
きる。
【0011】前記壁5,6には比較的薄い壁状の、一種
のダイヤフラムとして形成された面12,13;14,
15;16,17;18,19が設けられている。これ
らの面12,13;14,15;16,17;18,1
9は壁5,6のその他の領域、つまりこれらの面以外の
領域よりも薄く形成されていて、このことは面厚さFd
<壁厚さWdで示すことができる。図2には面12が原
理的に示されている。面12は内面側20に一種のプレ
ート状に形成された質量部材21を有している。この質
量部材21は面12の領域にだけ設けられており、適当
な手段を用いて質量部材21の位置が保持されるように
なっている。
のダイヤフラムとして形成された面12,13;14,
15;16,17;18,19が設けられている。これ
らの面12,13;14,15;16,17;18,1
9は壁5,6のその他の領域、つまりこれらの面以外の
領域よりも薄く形成されていて、このことは面厚さFd
<壁厚さWdで示すことができる。図2には面12が原
理的に示されている。面12は内面側20に一種のプレ
ート状に形成された質量部材21を有している。この質
量部材21は面12の領域にだけ設けられており、適当
な手段を用いて質量部材21の位置が保持されるように
なっている。
【0012】面12,13;14,15;16,17;
18,19を円形または正方形または方形に形成するこ
とができる。しかしまたこれ以外の形状、例えば楕円形
または多角形またはこれに類する形状であってもよい。
さらにこれらの面を種々異なる大きさ、例えば面18>
面19であるように形成することも可能である。これら
の面の形、大きさ、位置を相互に、計算によってまたは
経験的に規定することができる。
18,19を円形または正方形または方形に形成するこ
とができる。しかしまたこれ以外の形状、例えば楕円形
または多角形またはこれに類する形状であってもよい。
さらにこれらの面を種々異なる大きさ、例えば面18>
面19であるように形成することも可能である。これら
の面の形、大きさ、位置を相互に、計算によってまたは
経験的に規定することができる。
【0013】面12,13;14,15;16,17;
18,19は供給管路8,9,10,11の領域に設け
られている。これらの供給管路8,9,10,11は互
い間隔をおいて延在しており、かつこれらの供給管路に
は噴射ノズルのための管片22が設けられている。少な
くとも面14,15は容器4の長手方向C−Cで見て面
寸法Fmを有しており、この面寸法Fmはこれに相応す
る供給管路(例えば10)の横断面寸法Qmより大き
い。
18,19は供給管路8,9,10,11の領域に設け
られている。これらの供給管路8,9,10,11は互
い間隔をおいて延在しており、かつこれらの供給管路に
は噴射ノズルのための管片22が設けられている。少な
くとも面14,15は容器4の長手方向C−Cで見て面
寸法Fmを有しており、この面寸法Fmはこれに相応す
る供給管路(例えば10)の横断面寸法Qmより大き
い。
【0014】図3によれば面12は局所的な横断面減少
部によって形成される。この横断面減少部の厚さQdは
壁5の厚さWdよりも薄い。壁の厚さWdと横断面減少
部の厚さQdとの間には移行部23が示されている。
部によって形成される。この横断面減少部の厚さQdは
壁5の厚さWdよりも薄い。壁の厚さWdと横断面減少
部の厚さQdとの間には移行部23が示されている。
【図1】吸気装置によって形成された、内燃機関のため
の流入機構の概略図である。
の流入機構の概略図である。
【図2】図1のII−II線に沿った断面図である。
【図3】別の実施形態を示した、図2相応の断面図であ
る。
る。
1 流入機構、 2 吸気装置、 3 空気流入部、
4 容器、 5,6壁、 7 内室、 8,9,10,
11 供給管路、 12,13,14,15,16,1
7,18,19 面、 20 内側、 21 質量部
材、 22 管片、 23 移行部、 24 シリンダ
ヘッド、 Fd 面の厚さ、 Wd 壁の厚さ、 Qd
横断面の厚さ、 Qm 横断面寸法、 Fm 面寸法
4 容器、 5,6壁、 7 内室、 8,9,10,
11 供給管路、 12,13,14,15,16,1
7,18,19 面、 20 内側、 21 質量部
材、 22 管片、 23 移行部、 24 シリンダ
ヘッド、 Fd 面の厚さ、 Wd 壁の厚さ、 Qd
横断面の厚さ、 Qm 横断面寸法、 Fm 面寸法
Claims (9)
- 【請求項1】 内燃機関のための流入機構であって、吸
気装置または空気フィルタまたはこれに類するものによ
って形成されていて、壁(5,6)を有するケーシング
が設けられており、前記壁(5,6)によって、吸込空
気によって貫流される内室が制限されている形式のもの
において、 前記壁(5,6)が、規定された周波数を得るために比
較的薄い壁状の面(12,13;14,15;16,1
7;18,19)を有していることを特徴とする、内燃
機関のための流入機構。 - 【請求項2】 前記面(12,13;14,15;1
6,17;18,19)が円形または正方形または方形
に形成されている、請求項1記載の流入機構。 - 【請求項3】 前記壁(5,6)が、種々異なる大きさ
の面(12,13;14,15;16,17;18,1
9)を有している、請求項1または2記載の流入機構。 - 【請求項4】 流入機構が、容器(4)を有する吸気装
置によって形成されていて、前記容器(4)が内燃機関
のシリンダヘッド(24)に接続された供給管路(8,
9,10,11)を有しており、前記面(12,13;
14,15;16,17;18,19)が前記容器
(4)の壁(5,6)に前記供給管路(8,9,10,
11)の領域において設けられている、請求項1から3
までのいずれか1項記載の流入機構。 - 【請求項5】 前記面(14,15)が前記供給管路
(8,9,10,11)よりも少なくとも部分的に大き
く形成されている、請求項4記載の流入機構。 - 【請求項6】 前記面(12,13;14,15;1
6,17;18,19)全てがほぼ四角形に形成されて
いる、請求項5記載の流入機構。 - 【請求項7】 前記面(12,13)が前記壁(5,
6)の局所的な横断面減小部によって形成されている、
請求項1から6までのいずれか1項記載の流入機構。 - 【請求項8】 前記面(12,13;14,15;1
6,17;18,19)が有利には金属的な質量部材
(21)を有している、請求項1から7までのいずれか
1項記載の流入機構。 - 【請求項9】 前記質量部材(21)が一種のプレート
として形成されている、請求項8記載の流入機構。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19915592.5 | 1999-04-07 | ||
DE19915592A DE19915592A1 (de) | 1999-04-07 | 1999-04-07 | Einlaßorgan für eine Brennkraftmaschine |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000303926A true JP2000303926A (ja) | 2000-10-31 |
Family
ID=7903726
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000102576A Withdrawn JP2000303926A (ja) | 1999-04-07 | 2000-04-04 | 内燃機関のための流入機構 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6523516B1 (ja) |
EP (1) | EP1043493B1 (ja) |
JP (1) | JP2000303926A (ja) |
DE (2) | DE19915592A1 (ja) |
ES (1) | ES2193015T3 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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FR2840652B1 (fr) * | 2002-06-07 | 2006-09-01 | Trelleborg Automotive France | Dispositif d'attenuation des bruits issus du fonctionnement du moteur a combustion interne et/ou du systeme de climatisation d'un vehicule |
DE10251117A1 (de) * | 2002-11-02 | 2004-05-19 | Deutsche Montan Technologie Gmbh | Vorrrichtung zum Erzeugen eines Frequenzspektrums in einer Rohrleitung |
DE102008030197A1 (de) * | 2008-06-25 | 2009-12-31 | Mahle International Gmbh | Luftfilter und damit ausgestattete Frischluftanlage |
Family Cites Families (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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DE3011294C2 (de) * | 1980-03-24 | 1983-04-21 | Mitsubishi Denki K.K., Tokyo | Ansaugsystem für eine Brennkraftmaschine |
JPS58128915A (ja) * | 1982-01-28 | 1983-08-01 | Nissan Motor Co Ltd | エアインテ−クボツクスの吸音材支持構造 |
US4727651A (en) * | 1985-01-08 | 1988-03-01 | Komatsu Zenoah Co. | Chain saw |
DE3742322A1 (de) * | 1986-12-23 | 1988-07-07 | Volkswagen Ag | Ansaugsystem fuer eine hubkolben-brennkraftmaschine |
JPS63255527A (ja) * | 1987-04-13 | 1988-10-21 | Sanshin Ind Co Ltd | 船舶推進機の騒音低減装置 |
EP0435588A3 (en) * | 1989-12-27 | 1992-06-24 | Cadillac Rubber & Plastics, Inc. | Air intake duct and method for making same |
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-
1999
- 1999-04-07 DE DE19915592A patent/DE19915592A1/de not_active Ceased
-
2000
- 2000-02-12 EP EP00102902A patent/EP1043493B1/de not_active Expired - Lifetime
- 2000-02-12 DE DE50002041T patent/DE50002041D1/de not_active Expired - Lifetime
- 2000-02-12 ES ES00102902T patent/ES2193015T3/es not_active Expired - Lifetime
- 2000-04-04 JP JP2000102576A patent/JP2000303926A/ja not_active Withdrawn
- 2000-04-06 US US09/543,784 patent/US6523516B1/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
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