JP2000302177A - 包装用容器 - Google Patents

包装用容器

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JP2000302177A
JP2000302177A JP11111178A JP11117899A JP2000302177A JP 2000302177 A JP2000302177 A JP 2000302177A JP 11111178 A JP11111178 A JP 11111178A JP 11117899 A JP11117899 A JP 11117899A JP 2000302177 A JP2000302177 A JP 2000302177A
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敏彦 岸
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 湯切り時に蓋が外れるおそれがなく、かつ迅
速に排出できる容器を得ることを課題とする。 【解決手段】 容器本体1の開口部をフィルム5で密封
し、容器本体1に食品の流出を防止するための堰3を設
け、堰3と容器本体1の内壁との間に液体の排出路4を
設けて、包装用容器を構成する。 【作用】 フィルムの一部を容器本体から剥離して湯な
どを注いだ後、堰の近傍でフィルムの一部を剥離して液
体を排出する。内容物は堰にせき止められるので流出し
ない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、食品、特に即席
焼きそばのように、容器に即席食品を収納し、湯などの
液体を注いで乾燥した食品を戻し、その後液体を排出し
て食する食品の包装に適した包装用容器に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来の即席焼きそばの容器は、容器本体
の口部に成形した蓋体を嵌装し、蓋体の一側に湯切り用
の小孔となる開口予定部を形成した構成となっている。
そして、蓋を開けて容器内に湯を注いだ後、前記開口予
定部を開口して湯切り用の小孔を形成して蓋をかぶせ、
前記小孔から湯を排出するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の容器は、成
形した蓋体を容器本体に嵌装した構成であるから、湯切
りの際に蓋体を手で押さえなければ、蓋がはずれて、食
品が湯と共に流出したり、予期しない場所から湯が流出
してやけどを負う危険があった。また、包装された食品
を食する際に、容器に湯などの液体を注ぎ、乾燥した食
品を戻した後に液体を排出して使用するための容器は、
湯などを迅速に排出できることが望ましい。しかしなが
ら、従来の容器においては液体の排出路(湯切り用の小
孔)が小さく、湯の排出に時間がかかり、いっそう迅速
に排出できる容器が望まれていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明の包装用容器
は、上方が開口した容器本体の開口縁にフィルムを固着
して開口部をフィルムで密封してなり、前記容器本体に
食品を収納するためのものである。前記容器本体は、口
部内側に段部を設け、この段部に液体排出時に即席食品
の流出を防止するための堰を突設し、前記堰と容器本体
の内壁との間に液体の排出路を設け、前記フィルムの一
部を容器本体から剥離して液体を注いだ後、前記堰の近
傍でフィルムの一部を剥離して液体を排出するように構
成する。前記堰は、その上端がフィルムに接する高さと
することが好ましい(請求項2)。なお、堰の具体的な
形状は、即席食品の流出が阻止されれば任意である。ま
た、堰は二重あるいは三重に配設することもできる(請
求項3)。前記堰の位置は、容器本体が平面方形の場合
は隅部に設けるのが一般的であるが、容器本体の縁に沿
って複数並列して設けることもできる。
【0005】
【作用】この発明において、液体の排出の際に即席焼き
そばなどの収納物は堰にせき止められるので流出するこ
とがない。そして、容器本体の開口部を被覆するフィル
ムは開口縁部に固着されているので、容器本体に注いだ
湯などの液体を排出する際に容器を傾けても、不慮の位
置から液体が流出するおそれがない。したがって、従来
の容器のように蓋体を押さえなくとも内容物が流出した
り、液体が人体にふれるおそれがない。また、堰と内壁
との間の排出路は断面積を大きくとることが可能である
から、液体は迅速に排出される。
【0006】
【発明の実施の形態】図1において、平面方形とした容
器本体1の一隅の口部内側に段部2が形成してある。そ
して、容器本体1の一隅において、段部2に堰3が突設
してあり、堰3と容器本体の内壁1aとの間に液体排出
路4となる間隙が設けてある。前記堰3は容器本体に収
納された即席焼きそばなどの収納物が液体排出時に流出
することを阻止するためのものであり、その高さは上端
が容器本体を密封するフィルム5に接するものとして、
堰3の上端とフィルム5は固着してある。
【0007】前記容器本体1は即席焼きそばなどの食品
6が収納され、フィルム5を容器本体1の上縁部1bに
固着して密封してある。前記フィルム5は、前記堰3に
沿ってミシン目7が形成してあり、液体排出の際にフィ
ルム5が堰3部分を超えて剥離されにくいようにしてあ
る。
【0008】図3は、堰を二重に形成したものである。
すなわち、平面方形とした容器本体1の隅部において、
段部2上に内側堰3a、外側堰3bを設け、内側堰3a
に沿ってフィルム5にミシン目7を設けてある。この実
施形態によれば、堰が二重に配設してあるので、内容物
による排出路4の目詰まりが生じにくい。なお、堰を三
重あるいはそれ以上に配設することもでき、その場合に
は目詰まりのおそれが一層減少する。
【0009】図4は、容器本体1の一辺にそって多数の
堰を並列させたものである。すなわち、平面方形とした
容器本体の一辺にそって、段部2上に内側堰3a、外側
堰3bを多数、千鳥状に所定間隔で並列して設け、並列
した内側堰3aに沿ってフィルム5にミシン目7を設け
てある。この実施形態によれば、排出路4の断面積を可
及的に大きくできるので、きわめて迅速な排出が可能と
ある。なお、この場合にも堰は一重又は三重に形成する
こともできる。
【0010】図5は、容器本体1を円形としてその一側
に平面三日月状の段部2を形成し、段部2の上に堰3を
設けたものである。
【0011】上記各実施形態の包装用容器の使用方法
を、食品6として即席焼きそばを包装した場合を例にと
って説明する。まず、フィルム5を堰3と反対側の位置
において一部剥離して注入口を形成し、容器本体1に熱
湯を注ぐ。その後、剥離したフィルム5を戻して注入口
を閉鎖し、収納された即席焼きそばが戻ったところで、
堰3側のフィルムをミシン目7に沿って切り取り排出路
4を露出させる。この状態で容器を傾けると、湯は排出
路4から排出され、容器内の食品(そば麺)は堰3に阻
止されて排出されない。
【0012】この発明の容器の用途は即席焼きそばの包
装に限定されるものではなく、湯で戻して食するように
した乾燥野菜、海藻類などの包装、あるいは水洗いして
食するように加工されたざるそば(そば麺)などの包装
にも使用することができる。
【0013】
【発明の効果】この発明によれば以下のような効果を得
ることができる。 (1)容器本体に食品の流出を防止する堰を設けたの
で、蓋に加工を施すことなく水切り可能な容器とするこ
とができる。そして、堰の配置態様を選択することによ
り、排出路を大きくすることができ、迅速な水切りが可
能となる。 (2)蓋となるフィルムは容器本体の口部に固着したの
で、 (2−1)水切りの際に蓋部分(フィルム)を押さえな
くともフィルムが剥がれることはなく、不慮の位置から
水が流出するおそれはなく、熱湯を使用した場合におけ
るやけどの危険も可及的に回避できる。 (2−2)水切りの際に蓋部分を押さえなくとも不慮に
過大な流出口が形成されるおそれがなく、収納された食
品が一機に流出する多量の水と共に流出することはな
い。 (2−3)水切りの際に蓋を押される必要がないので、
熱湯を使用した場合にも熱さを感じることがない(従来
は蓋体は薄く、比較的断熱性が低いために、蓋を押さえ
る際に熱さを感じることがあった)。 (2−4)食品包装状態における容器内の気密性が高
く、食品の保存性が向上するほか、従来容器の気密性が
低いために個別包装して容器に収納しなければならなか
った薬味を、個別包装せずに裸のままで容器に収納する
こともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施形態の平面図である。
【図2】 同じく容器本体の堰部分の斜視図である。
【図3】 堰を二重に形成した実施形態の堰部分の平面
図である。
【図4】 容器本体の一辺に沿って堰を形成した実施形
態の堰部分の平面図である。
【図5】 容器本体を円形とした実施形態の堰部分の平
面図である。
【符号の説明】
1 容器本体 1a 内壁 2 段部 3 堰 3a 内側堰 3b 外側堰 4 排出路 5 フィルム 6 食品 7 ミシン目

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上方が開口した容器本体の開口縁部にフ
    ィルムを固着して開口部をフィルムで密封してなり、前
    記容器本体に食品を収納するための容器であって前記容
    器本体は、口部内側に段部を有し、この段部に液体排出
    時に食品の流出を防止するための堰を突設し、前記堰と
    容器本体の内壁との間に液体の排出路を設け、前記フィ
    ルムの一部を容器本体から剥離して液体を注いだ後、前
    記堰の近傍でフィルムの一部を剥離して液体を排出する
    ようにした、包装用容器
  2. 【請求項2】 堰は、その上端をフィルムに接する高さ
    とした、請求項1記載の包装用容器
  3. 【請求項3】 堰は、二重又は三重に形成した、請求項
    1記載の包装用容器
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9061796B2 (en) 2009-04-23 2015-06-23 H.J. Heinz Company Multi-function condiment container

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