JP2003002364A - 包装物 - Google Patents

包装物

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JP2003002364A
JP2003002364A JP2001190923A JP2001190923A JP2003002364A JP 2003002364 A JP2003002364 A JP 2003002364A JP 2001190923 A JP2001190923 A JP 2001190923A JP 2001190923 A JP2001190923 A JP 2001190923A JP 2003002364 A JP2003002364 A JP 2003002364A
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Tadao Tsukioka
忠夫 月岡
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Tsukioka KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 袋、容器あるいは塞ぎ材によって塞がれた凹
部等からなる収納部に直接手で触れることなく、その収
納部内の添加材もしくは混入材等の副材を、主材に、添
加もしくは混入等することができる包装物を提供する。 【解決手段】 包装物としての包装食品1は、包装本体
2と、この包装本体2に収納される主材3と、副材4、
4が収められた第一および第二収納部5、6とを備えて
いる。そして、それら第一および第二収納部5、6は、
包装本体2の内側に固着されており、かつ、それら第一
および第二の収納部5、6を、包装本体2の外からの操
作で、包装本体2内に開封することができる開封部材7
が、前記第一および第二収納部5、6に設けられてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、主材と、その主
材に添加または混入等したり、または、前記主材を浸し
たり等するための、添加材もしくは混入材等の、また
は、浸し材等の、副材を収めた、収納部とを備える、包
装食品等の包装物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の包装物には、例えば、飲食用の主
材としてのインスタント麺を包装した、カップ入りイン
スタント麺等の包装食品があった。この包装食品は、食
器を兼ねたカップと、そのカップの開口を塞ぐ蓋材とか
らなる包装本体を備えるとともに、飲食用の副材として
の具とか、粉末スープあるいは液体スープをそれぞれ個
別に収めた収納袋を備えていた。これら収納袋は、合成
樹脂フィルム製の袋とかアルミニウムを基材とした多層
フィルム製の袋からなっており、その周縁部に設けられ
た切り込みを利用することで、手で切り裂いて開封する
ことができた。そして、この包装食品は、包装本体のカ
ップに、インスタント麺と、各収納袋とを入れた後、そ
のカップの開口を蓋材で塞いで密封するとともに、収縮
フィルムで外装することで、それらインスタント麺およ
び各収納袋を包装していた。そして、食事をするときに
は、外装フィルムを破るとともに蓋材を少し開けてから
各収納袋を取り出し、そのカップに湯を注ぐ前、あるい
は、カップに湯を注いでから所定の時間が経過した後
に、収納袋を開封して、その中に収められた具とか、粉
末スープあるいは液体スープを、インスタント麺に、添
加もしくは混入等していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の包装
食品では、各収納袋を手で開封するため、その際に、そ
の中に収められた具とか、粉末スープあるいは液体スー
プが手に付いて汚れてしまったり、開封した勢いで、具
とか、粉末スープあるいは液体スープが飛散し、テーブ
ルや床などを汚してしまうという問題があった。また、
従来の包装食品は、蓋材を少し開けてから各収納袋を取
り出さなければならないので面倒であった。
【0004】この発明は、上記した従来の問題点を解決
するためになされたものであり、その目的は、袋、容器
あるいは塞ぎ材によって塞がれた凹部、もしくは、その
他の収納態様からなる、収納部に直接手で触れることな
く、その収納部内に収められた添加材もしくは混入材等
の、または、浸し材等の、副材を、主材に、添加もしく
は混入等したり、または、前記主材を浸したり等するこ
とができる、包装食品その他の包装物を提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係る包装食品
は、前記目的を達成するために、次の構成からなる。す
なわち、請求項1に記載の発明に係る包装物は、包装本
体と、その包装本体に収納される主材と、その主材に添
加もしくは混入等したり、または、前記主材を浸したり
等するための、添加材もしくは混入材等の、または、浸
し材等の、副材を収めてなる、1または2以上の収納部
とを備える包装物である。そして、前記収納部には、そ
の収納部を前記包装本体の外からの操作で、前記包装本
体内に開封することができる、開封部材が設けられてい
る。これによれば、包装本体の外から開封部材を操作し
て、収納部を包装本体内に開封することにより、その収
納部に収められた添加材もしくは混入材等の、または、
浸し材等の、副材を、主材に、添加あるいは混入等した
り、または、前記主材を浸したり等することができる。
【0006】また、請求項2に記載の発明に係る包装物
のように、前記主材および副材は、飲食物からなるのが
望ましい。これにより、飲食物からなる副材が、飲食物
からなる主材に、添加もしくは混入等される。または、
その主材は、飲食物からなる副材に浸される。
【0007】また、請求項3に記載の発明に係る包装物
のように、前記開封部材は、その一端側が前記収納部に
取り付けられており、また、その他端側が、前記包装本
体外で引っ張ることができるように、前記包装本体外に
引き出されているか、あるいは、前記包装本体外に引き
出し可能に前記包装本体内に入れられており、その他端
側を引っ張り操作することにより、前記収納部を開封で
きるようになっているのが望ましい。これにより、包装
本体外に引き出された、開封部材の他端側を引っ張り操
作することで、あるいは、開封部材の他端側を包装本体
外に引き出すとともに引っ張り操作することで、収納部
は、容易に開封される。
【0008】また、請求項4に記載の発明に係る包装物
のように、前記包装本体は、上方に開口を有する器材
と、その器材の開口を被う蓋材とからなり、前記収納部
は、前記蓋材に設けられているのが望ましい。これによ
り、収納部は、器材に入れられた主材の上方に位置する
ことになるので、開封部材を操作して、収納部を包装本
体の外から開封することにより、副材は、主材に落ち
て、添加もしくは混入等されたり、または、落ちた副材
により、前記主材が浸される。そして、蓋材を包装本体
から取り除くことで、収納部も同時に取り除かれる。
【0009】また、請求項5に記載の発明に係る包装物
のように、前記収納部は2以上設けられ、それら収納部
には、それぞれ異なる種類の前記副材が収められている
のが望ましい。これにより、異なる種類の副材が、主材
に添加あるいは混入等されたり、または、前記異なる種
類の副材により、前記主材が浸される。
【0010】また、請求項6に記載の発明に係る包装物
のように、前記開封部材は、前記各収納部を個別に開封
できるように取り付けられているのが望ましい。これに
より、各収納部に取り付けられた開封部材を操作するこ
とで、それぞれ異なる種類の副材が収められた各収納部
は、個別に包装本体2内に開封される。
【0011】また、請求項7に記載の発明に係る包装物
のように、前記各収納部は、順につながっており、ま
た、前記開封部材は、前記順につながった収納部の内
の、一つの収納部に取り付けられており、前記開封部材
を引っ張り操作することにより、前記各収納部は、その
開封部材が取り付けられた収納部から順に開封されるの
が望ましい。これにより、一つの開封部材の操作で、そ
れぞれ異なる種類の副材が収められた各収納部は順に、
包装本体2内に開封されて、それら副材が、主材に、順
に添加あるいは混入等される。または、前記主材は、そ
れら副材によって、順に浸される。
【0012】また、請求項8に記載の発明に係る包装物
のように、前記開封部材は、その主体部が糸状、紐状ま
たはテープ状の開封部材からなり、その開封部材には、
その長手方向に沿って、前記開封部材の引っ張り量から
前記収納部の開封具合を認識することができる印が設け
られているのが望ましい。これにより、開封部材の長手
方向に沿って設けられた印によって、収納部が包装本体
の外から見えない場合でも、その収納部の開封具合を認
識することができるようになる。
【0013】また、請求項9に記載の発明に係る包装物
のように、前記包装本体は、前記収納部を見ることがで
きるように、全部あるいは一部が透明となっており、ま
た、前記収納部は、全部あるいは一部が透明な袋からな
っているとともに、前記包装本体の内側に固着されてい
るのが望ましい。これにより、包装本体の透明になって
いる部分から、袋からなる収納部を見ることによって、
包装本体外から、収納部に収められた副材を視認するこ
とができる。
【0014】また、請求項10に記載の発明に係る包装
物のように、前記収納部は、開口を備える容器からなっ
ているとともに、前記開口が前記包装本体によって塞が
れるようにして、前記包装本体の内側に固着されてお
り、前記包装本体は、前記収納部の開口を塞ぐ部分の、
全部あるいは一部が透明となっているのが望ましい。こ
れにより、包装本体の透明になっている部分から、容器
からなる収納部に収められた副材を視認することができ
る。
【0015】また、請求項11に記載の発明に係る包装
物のように、前記収納部は、前記包装本体に形成され
た、その内側から窪む凹部と、その凹部を塞ぐ塞ぎ材と
からなり、前記凹部は、全部あるいは一部が透明となっ
ており、また、前記塞ぎ材に、前記開封部材が取り付け
られているのが望ましい。これにより、包装本体外か
ら、収納部に収められた副材を視認することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係る包装物の一
実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0017】図1ないし図5は、本発明に係る包装物の
第一の実施の形態を示す。図中符号1は、包装物として
の、カップ入りインスタント麺等の包装食品である。こ
の包装食品1は、包装本体2と、その包装本体2に収納
された飲食物からなる主材3と、その主材3に添加もし
くは混入等するための、添加材もしくは混入材等の飲食
物からなる副材4、4を収めてなる、第一収納部5およ
び第二収納部6とを備えている。そして、第一収納部5
には、第一および第二収納部5、6を、包装本体2の外
からの操作で開封することができる、開封部材7が設け
られている。
【0018】包装本体2は、上方に開口8aを有する、
縦断面台形状の器材としてのカップ8と、そのカップ8
の開口8aを被う、平面視ほぼ円形状の蓋材9とからな
る。カップ8は、例えば発泡スチロール製であって、前
記開口8aの周縁につば部8bが形成されている。蓋材
9は、例えば、アルミニウムおよび紙を基材とした複合
シート材、あるいは、プラスチックシート材からなり、
周縁に、つまみ部9aが形成されている。
【0019】主材3は、飲食物であるラーメン、うど
ん、そばあるいはスパゲティ等のインスタント麺からな
り、前記カップ8に入れられている。
【0020】第一収納部5および第二収納部6は、食品
包装用の包装材、例えば、開封が容易な易開封性合成樹
脂フィルム製の平面視長方形状の、全部あるいは一部が
透明な袋からなり、第一収納部5には、飲食物からなる
副材4としての、蒲鉾、ネギあるいはメンマ等の乾燥副
食材等の具が収められている。第二収納部6には、第一
収納部5に収められた前記副材4とは異なる種類の前記
副材4としての粉末スープが収められており、これら第
一および第二収納部5、6は、第一収納部5を先順位と
して、それらの隣接区画端5a、6aで順につながっ
て、一体となっている。そして、これら第一および第二
収納部5、6は、その第二収納部6が、蓋材9のつまみ
部9a側となるようにして、蓋材9の内側に、接着によ
り固着されている。なお、第一および第二収納部5、6
は、全部あるいは一部が透明な袋からなるので、蓋材9
を開けて、第一および第二収納部5、6を見ることによ
って、それらの中身を見ることができるようになってい
る。また、前記包装本体2は、前記第一および第二収納
部5、6を見ることができるように、蓋材9の全部ある
いは一部が透明となっていてもよい。これにより、包装
本体2外から、第一および第二収納部5、6に収められ
た副材4、4を視認することができる。これによって、
第一および第二収納部5、6が包装本体2内に開封され
ることにより、副材4、4が、前記主材3に添加もしく
は混入等される状態を確認することができるようにな
る。また、カップ8の全部あるいは一部が透明となって
いてもよい。勿論、第一および第二収納部5、6は、不
透明で中身が見えないような袋であってもよい。
【0021】開封部材7は、例えば、その主体部がテー
プ状からなり、その一端7a側が、前記順につながった
第一および第二収納部5、6の内の一つの収納部、すな
わち、先順位である第一収納部5の一端5b(前記隣接
区画端5aと反対側の端)側につながるように取り付け
られており、また、その他端7b側が、包装本体2外で
引っ張ることができるように、前記包装本体2外に引き
出されている。そして、開封部材7の他端7b側を、カ
ップ8のつば部8bと、蓋材9のつまみ部9aとで挟む
ようにして、蓋材9の周縁の全てをカップ8のつば部8
bに固着し、カップ8の開口8aを塞ぐ。こうして、前
記主材3と、それぞれ異なる種類の前記副材4、4が収
められた第一および第二収納部5、6とが、包装本体2
内に密封されるようにして包装されるともに、それら第
一および第二収納部5、6は、包装本体2内で、カップ
8に入れられた前記主材3の上方に位置することにな
る。そして、開封部材7の他端7b側は、包装本体2の
蓋材9を開封する箇所に配置されることになり、蓋材9
の開封によって引っ張り操作することが可能になる。
【0022】そして、その一つの開封部材7を引っ張り
操作することにより、前記第一および第二収納部5、6
は、その開封部材7が取り付けられた前記第一収納部5
の一端5bから順に、第二収納部6の一端6b(前記隣
接区画端6aと反対側の端)まで切り裂かれて開封され
るようになっている。また、それら第一および第二収納
部5、6の底部には、切り裂き開口Kが、第一および第
二収納部5、6の底部を形成する易開封性合成樹脂フィ
ルムが開封部材7によって取り除かれることで形成され
る(図4参照)。この切り裂き開口Kは、図示実施の形
態においては、第一収納部5の一端5b、すなわち、第
一収納部5が切り裂かれる始めの部分が、第一収納部5
の隣接区画端5aに向かうほど広がっている。なお、第
一および第二収納部5、6の易開封性合成樹脂フィルム
に、所定の方向および所定の位置で裂けることができる
ように、切り裂き方向の方向性が設けられることによっ
て、所定形状に切り裂かれた切り裂き開口Kが形成され
るようになっている。
【0023】次に、包装物としての包装食品1の調理方
法を、図に基づいて説明する。始めに、包装食品1であ
るカップ入りインスタント麺が、図示しない収縮フィル
ムで外装されている場合、その外装フィルムを破った後
で、包装本体2の蓋材9のつまみ部9aをつまんでその
蓋材9を少し開ける。このとき、開封部材7の他端7b
が、包装本体2のカップ8のつば部8bに固着している
場合には、そのつば部8bから、開封部材7の他端7b
を取り外す。そして、その開封部材7の他端7b側を、
包装本体2の外から引っ張り操作すると、開封部材7の
一端7a側が、第一収納部5の一端5bを切り裂き、さ
らに、引っ張り操作を続けることにより、第一収納部5
は、切り裂き開口Kを形成するようにして、包装本体2
内に除々に開封される(図2参照)。そして、第一収納
部5を開封することにより、この第一収納部5に収めら
れた飲食物からなる副材4である、蒲鉾、ネギあるいは
メンマ等の具は、切り裂き開口Kを介して、飲食物から
なる主材3であるインスタント麺のほぼ上方から、その
主材3に落ちて、添加される。また、第二収納部6に収
められた飲食物からなる副材4である粉末スープが、湯
を注ぐ前に前記主材3に添加するものである場合、第一
収納部5を完全に開封した後で、開封部材7の他端7b
側を、さらに引っ張り操作することで、第二収納部6が
第一収納部5に続けて順に、包装本体2内に開封され
て、前記副材4である粉末スープが、前記主材3である
インスタント麺に添加される。したがって、図示実施の
形態においては、一つの開封部材7の操作で、前記主材
3であるインスタント麺には、それぞれ異なる種類の前
記副材4、4が、順に添加されるようになっている。こ
うして、前記主材3に、異なる種類の前記副材4、4を
添加した状態で、カップ8に湯を注ぐことにより、包装
食品1は、調理される。そして、包装食品1の調理後、
蓋材9を包装本体2から取り除くことで、第一および第
二収納部5、6も同時に取り除かれる。
【0024】また、第二収納部6に収められた飲食物か
らなる副材4が、例えば、液体スープであって、カップ
8に湯を注いでから所定の時間過ぎた後で、前記主材3
であるインスタント麺が入った湯に混入するものである
場合は、第一収納部5を開封しただけの状態で、カップ
8に湯を注ぐ。そして、開封部材7の一端7a側を包装
本体2外に引き出した状態で、蓋材9でカップ8の開口
8aを再び被い、前記所定の時間が過ぎた後で、開封部
材7の他端7bを、包装本体2外で引っ張り操作する。
これによって、第二収納部6が、包装本体2内に開封さ
れて、前記副材4である液体スープが落下し、インスタ
ント麺が入った湯に混入される。
【0025】この第一の実施の形態に示す包装物として
の包装食品1によれば、一つの開封部材7の他端7b側
を引っ張り操作することで、それぞれ異なる種類の飲食
物からなる副材4、4が収められた第一収納部5と第二
収納部6とを、包装本体2の外から、それら第一および
第二収納部5、6に、直接手で触れずに順に、包装本体
2内に開封することができるので、手が汚れない。しか
も、異なる種類の前記副材4、4を飲食物からなる主材
3に、順に添加もしくは混入等することができるので、
それら副材4、4の添加あるいは混入等を間違いなく順
番に行なうことができる。
【0026】また、包装本体2は、前記開封部材7の他
端7b側を、包装本体2外に出ている状態で包装してい
るので、その開封部材7の他端7b側を、容易に引っ張
り操作することができる。また、蓋材9が、カップ8の
開口8aを被った状態では、第一および第二収納部5、
6は、そのカップ8に入れられた前記主材3の上方に位
置することになるので、前記異なる種類の副材4、4
を、前記主材3に、確実に添加もしくは混入等すること
ができる。
【0027】なお、本発明に係る包装物は、上述した実
施の形態に限定されるわけではなく、その他種々の変更
が可能である。例えば、第一収納部5と第二収納部6と
は、つながって一体となっているが、図6に示される第
二の実施の形態の包装物としての包装食品1のように、
それぞれ異なる種類の飲食物からなる副材4、4が収め
られた第一収納部5と第二収納部6とが個別に、包装本
体2の蓋材9の内側に固着されていてもよい。そして、
主体部がテープ状からなる開封部材7は、これら第一お
よび第二収納部5、6を、個別に開封できるように、第
一収納部5と第二収納部6とにそれぞれ取り付けられて
いてもよい。これにより、第一収納部5と第二収納部6
とに取り付けられた開封部材7、7を引っ張り操作する
ことで、それぞれ異なる種類の前記副材4、4が収めら
れた第一収納部5と第二収納部6とを、個別に包装本体
2内に開封することができる。
【0028】また、以上においては、包装本体2である
蓋材9に、二つの収納部、すなわち、第一収納部5と第
二収納部6が固着されていたが、それぞれ異なる種類の
飲食物からなる副材を収めた収納部を、3つ以上その蓋
材9に固着してもよいし、一つだけ固着してもよい。例
えば、図7に示される第三の実施の形態の包装物として
の包装食品1のように、3つの収納部、すなわち、第一
収納部5、第二収納部6および第三収納部11が、順に
隣り合うようにして固着されていてもよい。この第三の
実施の形態の包装物としての包装食品1においても、主
体部がテープ状からなる開封部材7は、第一収納部5、
第二収納部6および第三収納部11を、個別に包装本体
2内に開封できるように、第一収納部5、第二収納部6
および第三収納部11にそれぞれ取り付けられている。
【0029】また、図8は、第四の実施の形態の包装物
としての包装食品1であって、この包装食品1の蓋材9
の内側に、順につながった第一収納部5、第二収納部6
および第三収納部11が固着されている。そして、主体
部がテープ状からなる開封部材7、7が、第一収納部5
に取り付けられており、その開封部材7には、その長手
方向に沿って、開封部材7の引っ張り量から、それら第
一収納部5、第二収納部6および第三収納部11の開封
具合を認識することができる印12が設けられている。
この印12は、例えば、第一収納部5の開封方向の長さ
と同じ長さで開封部材7に印刷された第一印刷部12a
と、この第一印刷部12aと連続するようにして、第二
収納部6の開封方向の長さと同じ長さで開封部材7に印
刷された第二印刷部12bと、同じく、この第二印刷部
12bと連続するようにして、第三収納部11の開封方
向の長さと同じ長さで開封部材7に印刷された第三印刷
部12cとからなる。これら第一印刷部12a、第二印
刷部12bおよび第三印刷部12cには、それぞれ異な
る模様あるいは色などが印刷されており、開封部材7を
引っ張り操作する際、蓋材9外に引き出された印12を
確認することで、それら第一収納部5、第二収納部6お
よび第三収納部11が包装本体2の外から見えない場合
でも、それら第一収納部5、第二収納部6および第三収
納部11の開封具合を認識することができる。なお、開
封部材7には、印12に代えて、内容物の名称、あるい
は、引っ張り操作をする順番等を印刷してもよいし、そ
れら第一収納部5、第二収納部6および第三収納部11
が不透明である場合、それら第一、第二および第三収納
部5、6、11に、内容物の名称、あるいは、引っ張り
操作をする順番等を印刷してもよい。
【0030】また、収納部の下部を開口した切り裂き開
口Kは、収納部に収められた飲食物からなる副材4を落
とすことができるのであれば、必ずしも既述したように
形成される必要はない。例えば、図9および図10に示
される、第五の実施の形態のように、平面視長方形状の
収納部13の底部を、ほぼ全面的に開口するように形成
された切り裂き開口Kであってもよく、特に限定されな
い。
【0031】また、主体部がテープ状からなる開封部材
7は、既述の第四の実施の形態、並びに、図11および
図12に示される第六の実施の形態ように、収納部5、
13に取り付けられる開封部材7の一端7a側の幅が、
収納部5、13の幅とほぼ同じ幅で形成されて、収納部
5、13の一端5a、13aに取り付けられるとよい。
このように取り付けることで、収納部5、13を、その
収納部5、13の幅とほぼ同じ幅で、確実に切り裂いて
開口することができるようになる。
【0032】また、図13および図14に示される第七
の実施の形態のように、平面視長方形状の収納部13
の、対角線上の両端部に、主体部がテープ状からなる二
つの開封部材7、7がそれぞれ取り付けられて、その収
納部13を両側から切り裂くようにしてもよい。このよ
うに、一つの収納部13に、二つ以上の開封部材7、7
を取り付けることによって、その収納部13を確実に包
装本体2内に開封することができるようになる。また、
既述したように二つ以上の収納部が順につながっている
場合においても、2つ以上の開封部材7、7を取り付け
てもよい。
【0033】また、第一の実施の形態の包装物としての
包装食品1においては、第一および第二収納部5、6
は、平面視長方形状の袋であるが、円形状、四角形状、
扇形状、三角形状その他の形状であってもよく、また各
収納部は、それぞれ違った形状、大きさであってもよ
い。
【0034】また、包装本体2は、開封部材7の他方側
7bが包装本体2内に入れられた状態で包装されていて
もよい(図1において、二点鎖線で示す)。これによ
り、包装本体2が開封される前の状態では、開封部材7
の他方側7bは、包装本体2外に出ていないので、誤っ
て開封部材7の他方側7bを引っ張り操作することを防
止することができる。なお、開封部材7は、その主体部
が糸状、紐状からなる、テープ状以外の開封部材であっ
てもよいし、それ以外の、例えば、収納部を刺して破る
針その他の開封部材であってもよい。
【0035】また、図15および図16に示される第八
の実施の形態の、包装物としての、カップ入りインスタ
ント麺等の包装食品ように、第一収納部5、第二収納部
6、第三収納部11および第四収納部14が、包装本体
2の蓋材9に形成された、その内側から窪む各凹部1
5、15と、それら凹部15、15を塞ぐ塞ぎ材16と
からなってもよい。包装本体2の蓋材9は、カップ8に
着脱自在に取り付けられるものであって、その蓋材9に
は、蓋材9をカップ8に取り付けた状態で、湯を入れた
り出したりするための出し入れ口部Mが設けられてい
る。そして、少なくとも前記各凹部15、15は、全部
(あるいは一部)が透明となっており、また、前記各塞
ぎ材16に、前記開封部材7、7の一端7a、7a側が
取り付けられている。なお、第一収納部5には、前記副
材4である蒲鉾あるいはネギ等の具が、第二収納部6に
は、前記副材4である粉末スープが、第三収納部11に
は、前記副材4である液体スープが、第四収納部14に
は、前記副材4である生メンマ等の具がそれぞれ収めら
れている。また、開封部材7、7の他端7b、7b側
は、カップ8と蓋材9とに挟まれるようにして、包装本
体2外に引き出されている。この第八の実施の形態によ
れば、包装本体2外から、第一、第二、第三および第四
収納部5、6、11、14に収められた各副材4、4を
確認することができるので、前記主材3に、それら副材
4、4の添加あるいは混入等を間違いなく行なうことが
できる。また、このように、第一、第二、第三および第
四収納部5、6、11、14の中身が見えることによっ
て、主材3に、添加あるいは混入等をしたくない副材4
(例えば、前記副材4である蒲鉾あるいはネギ等の具)
がある場合、その福材4がどの収納部に収められている
かを一目で判別することができる。したがって、第八の
実施の形態のように、収納部が複数ある場合、開封した
い収納部のみを選択して開封することができる。勿論、
これら凹部15、15を含む蓋材9が全部透明になって
いてもよいし、逆に、全部不透明となっていてもよい。
【0036】また、包装物としての包装食品1は、カッ
プ入りインスタント麺以外の包装食品、例えば、図17
に示される第九の実施の形態のように、カップ入りイン
スタントコーヒーであってもよい。この包装食品1であ
るカップ入りインスタントコーヒーは、包装本体2が、
カップ8と蓋材9とからなり、そのカップ8に、飲食物
からなる主材3であるコーヒー飲料が入れられている。
蓋材9の内側には、開口を備える容器からなる第一およ
び第二収納部5、6が、その開口を塞ぐようにして、蓋
材9の内側で固着されており、それら第一収納部5また
は第二収納部6には、飲食物からなる副材4、4である
シロップまたは生クリームが収められている。また、こ
れら第一および第二収納部5、6の底部には、開封部材
7、7の一端7a、7a側がそれぞれ取り付けられてい
るとともに、それら開封部材7、7の他端7b、7b側
が、包装本体2に引き出された状態で、この包装食品1
は包装されている。そして、蓋材9を少し開けて、各開
封部材7、7の他端7b、7b側を包装本体2の外から
それぞれ引っ張り操作することにより、第一収納部5と
第二収納部6とがそれぞれ包装本体2内に開封されて、
前記副材4、4であるシロップまたは生クリームが落下
して、前記主材3であるコーヒー飲料に混入される。な
お、開封部材7は、容器からなる第一および第二収納部
5、6全体を蓋材9から取り外すことにより、第一およ
び第二収納部5、6を実質的に開封するような構造であ
ってもよい。また、第一および第二収納部5、6は、カ
ップ8の内側上方に固着されていてもよい。また、包装
本体2は、前記第一および第二収納部5、6の開口を塞
ぐ部分の、全部あるいは一部が透明となっていてもよ
い。これによって、包装本体2外から、第一および第二
収納部5、6に収められた前記副材4、4を視認するこ
とができるので、主材3に、それら副材4、4の添加あ
るいは混入等を間違いなく行なうことができるようにな
る。
【0037】また、包装物としての包装食品1は、図1
8に示される第十の実施の形態のように、袋からなる包
装本体2と、飲食物からなる主材3であるポテト菓子
と、飲食物からなる副材4、4である海苔、塩等とを備
える、ポテト菓子等の袋入りのお菓子であってもよい。
この包装本体2の内側側方には、前記副材4、4が収め
られた第一および第二収納部5、6が固着されている。
また、これら第一および第二収納部5、6には、開封部
材7、7の一端7a、7a側がそれぞれ取り付けられて
おり、それらの他端7b、7b側が、包装本体2に引き
出された状態で包装されている。そして、包装本体2を
開いて、各開封部材7、7の他端7b、7b側を包装本
体2の外からそれぞれ引っ張り操作することにより、第
一収納部5と第二収納部6とがそれぞれ包装本体2内に
開封されて、前記副材4、4である海苔、塩等が、主材
3であるポテト菓子に混入する。このとき、第一および
第二収納部5、6が、包装本体2の側方に固着されてい
ることから、前記副材4、4である海苔、塩は、主材3
であるポテト菓子の上方部分に添加されないが、包装本
体2の開封部分を閉じて、包装本体2を振ることによ
り、前記副材4、4である海苔、塩を、主材3であるポ
テト菓子の全体に添加することができる。このように、
第一収納部5および第二収納部6は、必ずしも上方に固
着される必要はなく、第九の実施の形態のように、包装
本体2の側方に固着してもよく、あるいは、包装本体2
の下方に固着していてもよい。
【0038】また、包装物としての包装食品1は、図示
実施の形態で示したカップ入りインスタント麺、カップ
入りインスタントコーヒー、袋入りお菓子に限定される
わけではなく、例えば、主材がご飯で、副材がカレール
ーからなる、容器入り即席カレーであってもよく、さら
には、主材がコーンスープで、副材がとうもろこしの実
からなる、容器入り即席スープ、その他の包装食品であ
ってもよい。また、飲食物からなる主材3は、ご飯、ポ
テト菓子以外のお菓子、ケーキ、果物、刺身等の生も
の、ココア等の飲み物その他の飲食物からなる主材であ
ってもよい。また、添加材もしくは混入材等の飲食物か
らなる副材4は、ネギあるいはメンマ等の乾燥副食材等
の具、粉末スープ、液体スープ以外の、例えば、カレー
のルー、味噌、しょうゆ、砂糖、塩、酢、等の調味料、
チョコチップ等のトッピング材、チョコクリーム、鰹
節、しょうが、わさび、からしその他の飲食物からなる
副材であってもよい。また、飲食物からなる副材4は、
例えば、飲食物からなる主材3である、インスタント麺
等を浸す、湯水を加えたりなど薄めたりしない、液体ス
ープであってもよい。
【0039】また、包装物は、包装食品1以外のもの、
例えば、図19に示される第十一の実施の形態のよう
に、殺虫効果のある煙を発生させることができる構造
の、包装薬剤17であってもよい。この包装薬剤17
は、包装本体が、器材としての、合成樹脂製の容器体1
8と、この容器体18に着脱自在に取り付けられる蓋材
9とからなり、その容器体18に、主材3である薬剤が
収納されている。蓋材9は、中央が開口する蓋材本体2
0aと、その蓋材本体20aの開口20bを塞ぐように
して、蓋材本体20aの内側に配置された、ボール紙2
0cとからなり、そのボール紙20cの内側、すなわ
ち、蓋材9の内側に、透明な袋からなる収納部13が固
着されている。この収納部13には、浸し材等の副材4
である、前記薬剤に化学反応する水が適正量だけ収めら
れており、また、この収納部13には、開封部材7の一
端7a側が取り付けられている。この開封部材7は、ボ
ール紙20cの貫通孔20dと、蓋材本体20aの開口
20bとに通されて、包装本体2外に引き出されてい
る。ここで、第十一の実施の形態の包装薬剤17の使用
方法について説明する。この包装薬剤17は、蓋材9を
容器体18から取り外して、主材3である薬剤3を容器
体18から取り出した後、再び蓋材9を容器体18に取
り付ける。そして、開封部材7を引っ張り操作すること
により、収納部13が包装本体2内に開封されて、前記
副材4である水が容器体18内に流れ落ち、この容器体
18には、前記副材4である水が、適正量だけ入る。そ
して、主材3である薬剤の一部(あるいは全部)を、容
器体18に入れるとともに、その一部(あるいは全部)
を浸し材等の副材4である水に浸し、その後、ボール紙
20cを取り除いた、蓋材本体20aのみからなる蓋材
9を容器体18に取り付ける。なお、ボール紙20cを
取り除くことにより、収納部13も同時に取り除かれ
る。こうして、主材3である薬剤の一部(あるいは全
部)が、浸し材等の副材4である水に浸かることによ
り、前記煙が発生する。この第十一の実施の形態によれ
ば、包装本体2外からの引っ張り操作で、前記副材4で
ある水を、容器体18に入れることができる。しかも、
収納部13に、前記副材4である水が適正量だけ収めら
れているので、水を量って入れる必要がなくなる。ま
た、上記によれば、主材3である薬剤を容器体18から
取り出した後、収納部13を包装本体2内に開封した
が、主材3である薬剤を容器体18を取り出さずに、収
納部13を包装本体2内に開封して、主材3を水で浸す
ような構造であってもよい。
【0040】また、包装物は、例えば、脱臭効果のある
煙を発生させることができる、包装脱臭剤であってもよ
く、勿論、包装脱臭剤以外のものであってもよい。した
がって、主材3は、薬剤、脱臭剤、飲食物以外のもので
あってもよく、副材4も、主材3に添加もしくは混入等
したり、または、前記主材3を浸したり等するための、
添加材もしくは混入材等、または、浸し材等であれば、
水、飲食物以外のものであっても構わない。
【0041】
【発明の効果】請求項1に記載された包装物によれば、
手を汚さずに、副材を主材に、添加もしくは混入等する
ことができたり、または、前記主材を浸したり等するこ
とができる。
【0042】また、請求項2に記載された包装物によれ
ば、手を汚さずに、飲食物からなる副材を、飲食物から
なる主材に、添加もしくは混入等することができたり、
または、前記主材を浸したり等することができる。
【0043】また、請求項3に記載された包装物によれ
ば、加えて、包装本体外に引き出した、開封部材の他端
側を引っ張り操作することで、あるいは、開封部材の他
端側を包装本体外に引き出すとともに引っ張り操作する
ことで、副材が収められた収納部を、容易に開封するこ
とができる。
【0044】また、請求項4に記載された包装物によれ
ば、加えて、副材を主材に、確実に添加もしくは混入等
することができたり、または、前記主材を浸したり等す
ることができる。
【0045】また、請求項5に記載された包装物によれ
ば、加えて、異なる種類の副材を、主材に添加あるいは
混入等することができたり、または、前記主材を浸した
り等することができる。
【0046】また、請求項6に記載された包装物によれ
ば、加えて、各収納部に設けられた開封部材を操作する
ことにより、それぞれ異なる種類の副材が収められた各
収納部を、個別に包装本体内に開封することができる。
【0047】また、請求項7に記載された包装物によれ
ば、加えて、一つの開封部材の操作で、それぞれ異なる
種類の副材が収められた各収納部を順に、包装本体内に
開封することができるので、主材に、それら副材を添加
あるいは混入等したり、または、前記主材を副材に浸し
たり等することを、間違いなく順番に行なうことができ
る。
【0048】また、請求項8に記載された包装物によれ
ば、加えて、収納部が包装本体の外から見えない場合で
も、その収納部の開封具合を認識することができる。
【0049】また、請求項9ないし11に記載された包
装物によれば、加えて、包装本体外から、収納部に収め
られた副材を視認することができるので、主材に、それ
ら副材を添加あるいは混入等したり、または、前記主材
を副材に浸したり等することを、間違いなく行なうこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る包装物の、第一の実施の形態の
縦断面図である。
【図2】収納部が開封された状態を示す、図1相当図で
ある。
【図3】図1における、A−A線による拡大矢視図であ
る。
【図4】図2における、B−B線による拡大矢視図であ
る。
【図5】他の収納部が開封された状態を示す、図1相当
図である。
【図6】この発明に係る包装物の、第二の実施の形態の
縦断面図である。
【図7】この発明に係る包装物の、第三の実施の形態
の、収納部を開封する状態を示す平面図である。
【図8】この発明に係る包装物の、第四の実施の形態
の、収納部を開封する状態を示す平面図である。
【図9】この発明に係る包装物の、第五の実施の形態
の、収納部の平面図である。
【図10】同じく、第五の実施の形態において、収納部
を開封している状態を示す平面図である。
【図11】この発明に係る包装物の、第六の実施の形態
の、収納部の平面図である。
【図12】同じく、第六の実施の形態において、収納部
を開封している状態を示す平面図である。
【図13】この発明に係る包装物の、第七の実施の形態
の、収納部の平面図である。
【図14】同じく、第七の実施の形態において、収納部
を開封している状態を示す平面図である。
【図15】この発明に係る包装物の、第八の実施の形態
の縦断面図である。
【図16】同じく、第八の実施の形態において、収納部
を開封している状態を示す平面図である。
【図17】この発明に係る包装物の、第九の実施の形態
の縦断面図である。
【図18】この発明に係る包装物の、第十の実施の形態
の斜視図である。
【図19】この発明に係る包装物の、第十一の実施の形
態の、収納部を開封している状態を示す縦断面図であ
る。
【符号の説明】
1 包装食品(包装物) 2 包装本体 3 主材 4 副材 5 第一収納部(収納部) 6 第二収納
部(収納部) 7 開封部材 7a 開封部材
の一端 7b 開封部材の他端 8 カップ
(器材) 8a 開口 9 蓋材 11 第三収納部(収納部) 12 印 13 収納部 14 第四収納
部(収納部) 15 凹部 16 塞ぎ材 17 包装薬剤(包装物) 18 容器体
(器材)
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B65D 81/32 B65D 81/32 G Fターム(参考) 3E067 AA11 AB01 AC06 BA07C BA12B BB14B BB17C CA11 CA18 EA04 EA32 EB08 EB27 EC33 EE28 EE30 FA05 FC01 3E084 AA02 AA12 AA24 AB10 BA02 BA06 BA08 BA09 CA01 CB04 CC02 CC03 FD13 GB12 GB13 GB17 HA03 HC02 HC03 HD01 JA02 4B046 LA02 LA05 LB06 LC11 LE18 LP71

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 包装本体と、 その包装本体に収納される主材と、 その主材に添加もしくは混入等したり、または、前記主
    材を浸したり等するための、添加材もしくは混入材等
    の、または、浸し材等の、副材を収めてなる、1または
    2以上の収納部とを備える包装物であって、 前記収納部には、その収納部を前記包装本体の外からの
    操作で、前記包装本体内に開封することができる、開封
    部材が設けられていることを特徴とする包装物。
  2. 【請求項2】 前記主材および副材は、飲食物からなる
    ことを特徴とする請求項1に記載の包装物。
  3. 【請求項3】 前記開封部材は、その一端側が前記収納
    部に取り付けられており、また、その他端側が、前記包
    装本体外で引っ張ることができるように、前記包装本体
    外に引き出されているか、あるいは、前記包装本体外に
    引き出し可能に前記包装本体内に入れられており、 その他端側を引っ張り操作することにより、前記収納部
    を開封できるようになっていることを特徴とする請求項
    1または2に記載の包装物。
  4. 【請求項4】 前記包装本体は、上方に開口を有する器
    材と、その器材の開口を被う蓋材とからなり、前記収納
    部は、前記蓋材に設けられていることを特徴とする請求
    項1ないし3のいずれか1項に記載の包装物。
  5. 【請求項5】 前記収納部は2以上設けられ、それら収
    納部には、それぞれ異なる種類の前記副材が収められて
    いることを特徴とする請求項3または4に記載の包装
    物。
  6. 【請求項6】 前記開封部材は、前記各収納部を個別に
    開封できるように取り付けられていることを特徴とする
    請求項5に記載の包装物。
  7. 【請求項7】 前記各収納部は、順につながっており、
    また、前記開封部材は、前記順につながった収納部の内
    の、一つの収納部に取り付けられており、 前記開封部材を引っ張り操作することにより、前記各収
    納部は、その開封部材が取り付けられた収納部から順に
    開封されることを特徴とする請求項5に記載の包装物。
  8. 【請求項8】 前記開封部材は、その主体部が糸状、紐
    状またはテープ状からなり、その開封部材には、その長
    手方向に沿って、前記開封部材の引っ張り量から前記収
    納部の開封具合を認識することができる印が設けられて
    いることを特徴とする請求項3ないし7のいずれか1項
    に記載の包装物。
  9. 【請求項9】 前記包装本体は、前記収納部を見ること
    ができるように、全部あるいは一部が透明となってお
    り、また、 前記収納部は、全部あるいは一部が透明な袋からなって
    いるとともに、前記包装本体の内側に固着されているこ
    とを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1項に記載
    の包装物。
  10. 【請求項10】 前記収納部は、開口を備える容器から
    なっているとともに、前記開口が前記包装本体によって
    塞がれるようにして、前記包装本体の内側に固着されて
    おり、前記包装本体は、前記収納部の開口を塞ぐ部分
    の、全部あるいは一部が透明となっていることを特徴と
    する請求項1ないし8のいずれか1項に記載の包装物。
  11. 【請求項11】 前記収納部は、前記包装本体に形成さ
    れた、その内側から窪む凹部と、その凹部を塞ぐ塞ぎ材
    とからなり、 前記凹部は、全部あるいは一部が透明となっており、ま
    た、前記塞ぎ材に、前記開封部材が取り付けられている
    ことを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1項に記
    載の包装物。
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