JP6688682B2 - 食品包装容器 - Google Patents

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本発明は、喫食される食材(食品)とこの食材を調味材によって味付けしたり、更に同時に喫食する他の食材等を混ぜ合わせたりできるように、これらを同一の容器内に分離した状態で封入しておいて、喫食時には容器内で混ぜ合わせし、そのまま喫食できるようにした食品包装容器に関する。
従来から、例えばコンビニエンスストア、スーパーマーケット等において喫食可能な状態にした各種の惣菜、弁当等を所定容器・袋等で包装したパック詰め食品が陳列販売されている。これらのパック詰めされた食品、例えば野菜サラダとした生野菜類や、枝豆等のいわゆる肴食品では予めの味付けによっては食品本来の風味・新鮮さが減殺されてしまうために喫食直前にドレッシングや味付け用塩等を振りかけて調味することとしている。そのために、これらの食品等をパック包装した容器内等には所定量の調味液、調味料等の調味材を別包装して同梱させている。
このような調味液等を別包装として封入するようにした従来の包装形態として、例えば特許文献1に示されるレトルト中間食品及びこれを用いた家畜の内臓料理の調理方法があり、特許文献2に示される調理用包装体を利用した食品セットとその調理方法がある。特許文献1における中間食品の包装は、短時間で所定の鍋料理などが調理できるように各種の食材等を包装した第1包装袋と、その味付け用の調味液等を封入した第2包装袋とを同梱して成る。特許文献2における調理用包装体は、二重構造をなす包装袋とし、調味液を収容した内袋に設けた易剥離性仮接着部が電子レンジ等による加熱時に破断することで調味液を食材に噴出混合させるようにして成る。
特開2005−237321号公報 特開2005−350109号公報
ところが、特許文献1による中間食品の包装形態では、調理すべくした加熱用鍋内に投入し、加熱する鍋料理とする際の食材と、その食材用の調味液等を纏めて封入しているのであり、食材等と調味液とはこれらを包装している包装容器・袋から取り出して鍋等に投入することで調理が容易となるようにしているにすぎない。ただ、このような食材と調味液等との同一封入形態は、例えばこれを生野菜等によるサラダ料理に適用するにしても、封入された包装形態からそれらを取り出して調味するから、従来と同様な手間が掛かることに変わりはない。また特許文献2による電子レンジ用の包装形態では、喫食時に電子レンジ機器の使用を前提とする包装であり、電子レンジによって加熱・加圧されることで破断されるとする内袋の易剥離性仮接着部構造を電子レンジ機器の使用が必要でない食品に適用するには困難である。
そこで本発明は上述したような従来存した諸事情に鑑み創出されたもので、調味される食材と、その食材用の各種の調味材(調味料、調味液等)とを分離区画部分によって相互に分離した状態で単一の包装体中に封入しておき、喫食時には外部からの適度な押圧作用を付与してその包装体中における分離区画部分を剥離して内部を一体状にすることでその包装体中で調味材を食材等に供給でき、混ぜ合わせることで調味可能にしてそのまま喫食できるようにした食品包装容器を提供することにある。
上述した課題を解決するため、本発明にあっては、後述する発明を実施するための形態における使用符号を付記して説明すると、4つの三角形状の側壁片、辺縁部、角隅部を有して三角錐体状に形成されて食材Fが収納される容器本体1と、この容器本体1のいずれかの角隅部に、この角隅部における容器本体1を形成して対向している側壁片相互が接合形成された易剥離性シール11によって本体側内部と区画されていて、調味材Dが封入される調味材封入部10と、調味材封入部10に対する外部からの押圧作用で前記易剥離性シール11を剥離させるに足るガス量が調味材封入部10に充填された状態で調味材封入部10、容器本体1それぞれの開口部5を閉塞している閉塞シール部15と、調味材封入部10に対向した辺縁部に設けた開封破断用切欠部12とを備えることを特徴とする。
開封破断用切欠部12は、調味材封入部10が形成されている容器本体1の側壁片が、この側壁片と対向している他の側壁片とを連続させている辺縁部に設けられて構成することができる。
開封破断用切欠部12を開始端として容器本体1が開封破断されるよう相対向している側壁片は、この開封破断方向に沿う易裂方向性を有する形成素材2によって容器本体1を構成することができる。
易剥離性シール11は、開口している容器本体1内への所定のガス量の充填と共に食材Fを収納した後で、容器本体1の開口部5がわに形成される調味材封入部10における容器本体1の本体側内部との区画部位と、容器本体1自体の開口部5の閉塞部位とに連続した状態で設けて構成することができる。
容器本体1に区画形成した調味材封入部10内への所定のガス量の充填と共に調味材Dを収納した後で、調味材封入部10の開口部位、容器本体1の前記易剥離性シール11部位が共に前記閉塞シール部15によって閉塞されていることで構成することができる。
以上のように構成された本発明に係る食品包装容器にあって、調味材封入部10に対する外部からの押圧作用は、容器本体1の本体側内部と調味材封入部10とを区画している易剥離性シール11を剥離させ、調味材封入部10に封入されていた調味材Dを容器本体1の本体側内部に収納している所定の食材Fに供給させ、その後、例えば容器本体1を揺り動かすことで容器本体1内部で食材Fを調味させる。調味させた食材Fは、開封破断用切欠部12から開封破断させた容器本体1内から直接に喫食可能にさせる。
閉塞された開口部5は、調味材封入部10に対する外部からの押圧作用に耐えて易剥離性シール11部分を剥離させ、食材Fに供給された調味材Dと食材Fとを容器本体1内で混ぜ合わせるときの容器本体1の揺り動かしによっても、容器本体1の外部に食材F等を飛散させない。
容器本体1内へに食材Fを収納した後の、調味材封入部10を区画形成する易剥離性シール11を容器本体1の開口部5に連続させて設けることで、容器本体1の本体側内部の食材Fと共に所定のガス量の充填で容器本体1の本体側内部を充満状態とさせる。また、調味材封入部10への調味材Dを所定のガス量の充填と共に収納し、調味材封入部10、容器本体1の開口部5の閉塞シール部15による閉塞で、調味材封入部10に対する外部からの押圧作用は容器本体1の閉塞状態を維持したままで易剥離性シール11を剥離させ、調味材封入部10を容器本体1の本体側内部と連通させる。
容器本体1が開封破断用切欠部12を開始端として破断される易裂方向性ある形成素材2によって形成されることで、この易裂方向性に沿った破断作用によって容器本体1を開封破断させ、予定される開封ラインに沿って容器本体1を確実に開封させる。
本発明は以上説明したように構成されているため、調味される例えば枝豆である食材Fと、その食材F用の塩粒その他の調味液・調味料等の調味材Dとを相互に分離した状態で単一の袋状の容器本体1内に封入した状態で供給販売でき、喫食時には外部からの適度な圧迫力・押圧作用の付与でその容器本体1内の食材Fに調味材封入部10から調味材Dを供給噴出でき、容器本体1内で混ぜ合わせることで調味可能にし、容器本体1を破断開封することでそのまま喫食できる。
すなわちこれは本発明において、三角錐体状に形成されて食材Fが収納される容器本体1と、この容器本体1の角隅部に対向している側壁片相互が接合形成された易剥離性シール11によって本体側内部と区画されて、調味材Dが封入される調味材封入部10と、調味材封入部10に対する外部からの押圧作用で前記易剥離性シール11を剥離させるに足るガス量が調味材封入部10に充填された状態で調味材封入部10、容器本体1それぞれの開口部5を閉塞している閉塞シール部15と、調味材封入部10に対向した辺縁部に設けた開封破断用切欠部12とを備えて成るからである。これによって、所定の食材Fと調味材Dとの同一の容器本体1内での分離収納、調味材封入部10に対する押圧作用に伴う易剥離性シール11の剥離による調味材Dの食材Fへの噴射供給、容器本体1の振り動かしによる調味、破断開封後の容器本体1を食器代用とする喫食可能等を実現できる。
また、開封破断用切欠部12は、調味材封入部10に対向した辺縁部に、例えば調味材封入部10が形成されている容器本体1の側壁片と対向している他の側壁片とを連続させている辺縁部に設けられていることで、調味材封入部10の反対側の辺縁部から容器本体1を開封破断でき、取扱いが容易である。
この開封破断用切欠部12を開始端とする開封破断に際し、その開封破断方向に沿う易裂方向性を有する形成素材2によって容器本体1が形成されていることで、調味後の容器本体1を簡単、速やかに開封破断でき、喫食も容易にする。
易剥離性シール11は、容器本体1の開口部5がわに形成される調味材封入部10における容器本体1の本体側内部との区画部位と、容器本体1自体の開口部5の閉塞部位とに連続した状態で設けることで、容器本体1の本体側内部に収納した食材F、所定量で充填したガスを一時的にでも容器本体1内に封止した状態で保持できる。この状態で、調味材封入部10内に所定の調味材Dを収納するときには、容器本体1内に調味材Dが誤って収納されることはなく、食材Fと調味材Dとを確実に分離した状態で容器本体1内で分離収納できる。
調味材封入部10内への所定のガス量の充填と共に調味材Dを収納した後で、調味材封入部10の開口部位、容器本体1の易剥離性シール11部位が共に閉塞シール部15によって閉塞されていることで、食材F、調味材D等が所定量のガス量による充満状態で収納されていても、容器本体1、調味材封入部10それぞれが不用意に開封されることはない。また、調味材封入部10に対する外部からの押圧作用によっても開口部5を開口させることなく、その押圧作用は易剥離性シール11を剥離させるものとなり、調味材Dが容器本体1内の食材Fに噴射供給される。その後の調味のために、容器本体1を振り動かしても閉塞シール部15によって容器本体1は閉塞されたままであるから、容器本体1内の食材F等は容器本体1外に飛散されることなく、容器本体1内で食材F、調味材Dを混じり合わせることができる。
尚、上記の課題を解決するための手段、発明の効果の項それぞれにおいて付記した符号は、図面中に記載した構成各部を示す部分との参照を容易にするために付した。本発明は、これらの記載、図面中の符号等によって示された構造・形状等に限定されない。
本発明を実施するための一形態を示す斜視図である。 同じく正面図である。 同じく側面図である。 同じく易剥離性シールを剥離して調味材封入部内の調味材の容器本体内の食材への供給状態を示す断面図である。 同じく調味作業時に振り動かしている容器本体の斜視図である。 同じく容器本体を開封した喫食時の斜視図である。
以下、図面を参照して本発明を実施するための一形態を説明すると、図において示される符号1は4面体で三角錘体を呈している袋状の容器本体であり、この容器本体1は、三角形状の4つの側壁片によって容器本体1自体が三角錘となるように形成されている。すなわち、例えば同一矩形状、望ましくはほぼ正方形状の形成素材2である合成樹脂製フィルムを重ね合わせて1つの側部縁分を開口部5となして他の3辺である、底部縁3、左右の側部縁4がシール閉塞されると共に、開口部5は底部縁3に対して直交する方向となるよう、左右の側部縁4の開口端を突き合わせ配置して閉塞シールされることで、ほぼ三角錘体状の容器本体1として形成されるようになっている。
なお、このように4つの三角形状の側壁片から成る容器本体1は、上述のようにほぼ正方形状に裁断された形成素材2による底部縁3、左右の側部縁4、開口部5それぞれのシール閉塞処理によらずに、連続供給される筒状素材に対する、所定間隔を空けた相対向したシール刃相互を直交する方向で進退移動することで形成したシール閉塞部(15)によっても構成することができ、三角錘体状の容器本体1を形成する方法・手順については特に限定されるものではない。
この容器本体1内には、所定の食材F、例えば茹で上げて常温に冷却された枝豆や、適宜に冷却されて生野菜サラダとするカットされた所定量の各種の野菜・惣菜等が調味前の状態で収納される。また、容器本体1における4箇所の角隅部のいずれかに、隅部を形成している相対向している側壁片相互を接合形成する易剥離性シール11によって、この角隅部と対向する縁部がわである容器本体1の本体側内部とは区画された調味材封入部10が配置形成されており、この調味材封入部10に対向する辺縁部、具体的には前記底部縁3には、容器本体1の側壁片を開封破断線14に沿って破断させて容器本体1を開封させる切裂開始端となる開封破断用切欠部12が設けられている。
調味材封入部10には、容器本体1内に収納されている食材Fに対応して、例えば枝豆用の塩粒その他の香辛料・胡麻・スパイスその他の調味料等の調味材Dが封入されるようになっている。もとより、食材F、調味材D等はこれらに限定されず、喫食時に調味されるのが望ましい様々なカットされた蒸しジャガイモ、生野菜等の食材F、これに対応するマヨネーズ等の調味材Dであっても良い。すなわち、調味材封入部10には、食材Fに対応した調味液、調味料とされるも、これ等に限らず、例えば湿気分が含まれている食材Fに混ぜ合わせるようにした、乾燥されている顆粒状・小塊状等の豆・乾燥果実・種子類等の食材Fであっても良く、要は、容器本体1内に収納された食材Fに混ぜ合わせられることで、あるいは混ぜ合わせることが好適な喫食可能となる各種の食材Fであって良い。
図示例にあって、容器本体1は上記したように、同一矩形状の一対の形成素材2を重ね合わせ、底部縁3、左右の側部縁4それぞれがシール閉塞されると共に、形成素材2それぞれで開口端縁部分を折り合わせるように左右の側部縁4の開口端を合致させて底部縁3に対してほぼ直交する方向に沿って開口部5が閉塞されることで三角錐体状に形成されている。
尚、この容器本体1における本体側内部に所定の食材Fが収納されるとき、この食材Fと共に所定量のガス、例えば大気、窒素ガス、炭酸ガス等の所定のガスが所定量で充填されることで、容器本体1の外形が保持できるようにしており、食材Fが投入収納されるとき、所定量のガスが共に充填されて、開口部5が閉塞シール(15)されることで密封されるようになっている。
調味材封入部10は、例えば容器本体1の開口部5における折り合わせた形成素材2それぞれにおける開口端縁部分のいずれか一方の開口端において、形成素材2における折り合わせて相対向した側壁片相互間を、開口端から所定間隔を隔てて易剥離性シール11によって接合形成することで、容器本体1における底部縁3がわである前記の本体側内部と区画された所定の内部容量を有するものとして形成される。この易剥離性シール11は、十分なガス量が充填されることで閉塞された調味材封入部10に対する外部からの押圧作用で形成素材2自体を切裂させることなく側壁片相互を剥離させて、容器本体1の本体側内部と通じて一体空間を形成するようにしている。
尚、図示にあっての調味材封入部10は、いずれか一方の前記の形成素材2における開口端縁部分に、左右の側部縁4の開口端とその形成素材2のほぼ半ば位置とを結ぶ直線状、彎曲線状等の分離区画線に沿って形成された前記易剥離性シール11によって区画形成されている。
こうして形成される調味材封入部10は、食材Fに対応した調味材Dが投入収納されるとき、上記したようにこの調味材封入部10に対する外部からの押圧作用で前記易剥離性シール11が剥離させるに足る所定のガス、例えば大気、窒素ガス、炭酸ガス等が調味材Dと共に充填されて、開口部5が閉塞シール部15によって閉塞されることで密封されるようになっている。
前記開封破断用切欠部12は、調味材封入部10が形成されている容器本体1の側壁片が、この側壁片と対向している他の側壁片とを連続させている辺縁部に設けられている。図示にあっては容器本体1における前記底部縁3のほぼ中央位置に形成してあり、図示のように底部縁3のほぼ中央位置で、重ね合わせられる前記形成素材2の底部縁側の辺縁部分の重ね合わせ部分の一部を接合して開封破断シール部13とすると共に、この開封破断シール部13の辺縁の一部を三角形状に切り欠くことで形成してある。この開封破断用切欠部12を容器本体1の破断開始端として、容器本体1の形成素材2である側壁片を開口部5に至るまで開封破断線14に沿って切裂することで容器本体1を破断開封できるようにしており、開封後では、図6に示すように、前記開口部5が中央に位置されることで左右に分割された器状の容器態様となるようにしている。
また、容器本体1は、開封破断用切欠部12における鋭角状の奥部に対する破断力が作用することで容器本体1が開封できるように、底部縁3から開口部5に至る破断方向に沿うような易裂方向性を有する形成素材2によって形成されていることが望ましく、この易裂方向性は開封破断線14に沿ったものとしてある。
以上のように構成された調味材封入部10を備えた容器本体1に、所定の食材F、調味材Dを投入収納し、閉塞密封するときの手順の一例を以下に説明する。先ず、例えば一対の形成素材2の閉塞シール処理によって開口部5が設けられている容器本体1を形成し、開口部5から所定の食材Fを投入収納すると共に所定量のガスを容器本体1に充填する。次いで、易剥離性シール11を容器本体1の開口部5がわに形成すると同時に、調味材封入部10における開口部分以外の開口部5をも仮状態ででも例えば易剥離性シール11によって一旦シールする。このシールは、易剥離性シール11と同様なシール力で足り、容器本体1における本体側内部を仮状態ででも一旦は閉塞することで、調味材封入部10内への調味材Dの投入時に本体側内部に調味材Dを誤って投入することがない。その後、開口されている調味材封入部10内に所定の調味材Dを投入収納すると共に所定量のガスを調味材封入部10に充填し、調味材封入部10の開口部及び容器本体1の開口部5を共に閉塞シール部15によってしっかりと閉塞し密封するのである。
そして、必要があれば適宜に包装し、出荷され、店頭にて陳列販売される。
喫食時には、図4に示すように調味材封入部10を外部から押圧して調味材封入部10の内部圧力を増大させることで易剥離性シール11を剥離させる。すると、調味材封入部10内の調味材Dが容器本体1内に収納してあった食材Fに供給されるものとなり、その状態で容器本体1を適宜に揺り動かし(図5参照)、容器本体1内で食材Fと調味材Dとを混ぜ合わせることで調味する。その後、開封破断用切欠部12を開封開始端として容器本体1を開封破断線14に沿って開封破断し、図6に示すように調味材封入部10がわを容器本体1の底部としてそのまま食器代用としてあるいは他の食器等に移し替えて喫食すれば良い。尚、喫食に際し、調味材封入部10内に調味材Dが残っていれば、調味材Dを食材Fに付着させることも可能である。
F…食材 D…調味材
1…容器本体 2…形成素材
3…底部縁 4…側部縁
5…開口部
10…調味材封入部 11…易剥離性シール
12…開封破断用切欠部 13…開封破断シール部
14…開封破断線 15…閉塞シール部

Claims (5)

  1. 4つの三角形状の側壁片、辺縁部、角隅部を有して三角錐体状に形成されて食材が収納される容器本体と、この容器本体のいずれかの角隅部に、この角隅部における容器本体を形成して対向している側壁片相互が接合形成された易剥離性シールによって本体側内部と区画されていて、調味材が封入される調味材封入部と、調味材封入部に対する外部からの押圧作用で前記易剥離性シールを剥離させるに足るガス量が調味材封入部に充填された状態で調味材封入部、容器本体それぞれの開口部を閉塞している閉塞シール部と、調味材封入部に対向した辺縁部に設けた開封破断用切欠部とを備えることを特徴とする食品包装容器。
  2. 開封破断用切欠部は、調味材封入部が形成されている容器本体の側壁片が、この側壁片と対向している他の側壁片とを連続させている辺縁部に設けられている請求項1に記載の食品包装容器。
  3. 開封破断用切欠部を開始端として容器本体が開封破断されるよう相対向している側壁片は、この開封破断方向に沿う易裂方向性を有する形成素材によって容器本体を形成してある請求項1または2に記載の食品包装容器。
  4. 易剥離性シールは、開口している容器本体内への所定のガス量の充填と共に食材を収納した後で、容器本体の開口部がわに形成される調味材封入部における容器本体の本体側内部との区画部位と、容器本体自体の開口部の閉塞部位とに連続した状態で設けてある請求項1乃至3のいずれかに記載の食品包装容器。
  5. 容器本体に区画形成した調味材封入部内への所定のガス量の充填と共に調味材を収納した後で、調味材封入部の開口部位、容器本体の前記易剥離性シール部位が共に前記閉塞シール部によって閉塞されている請求項1乃至4のいずれかに記載の食品包装容器。
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