JP2014031176A - ブレンド機能を有する包装用袋 - Google Patents

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隆亮 辻本
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Abstract

【課題】簡単に隔壁シール部を剥離し、内容物をブレンドすることが可能なブレンド機能を有する包装用袋を提供する。
【解決手段】このため、包装用袋10の少なくとも上下両縁をシールして密封された密封空間を形成し、密封空間を2以上の独立した密封室23,25に区画する隔壁シール21部を設けた包装用袋10において、隔壁シール部21が、上下両縁のシールに対して垂直方向に形成されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、内容物を複数の密封室に分けて密封包装し、密封室の間を区画する隔壁シール部を剥離することで、内容物をブレンド可能なブレンド機能を有する包装用袋に関する。
従来、食品類をはじめとする各種内容物を密封包装可能で柔軟なプラスチックフィルム製の包装用袋として、周囲を外周シール部により密封シールして製袋された包装用袋がある。この包装用袋に、内部を複数の独立した密封室に区画する隔離シール部を設けて、外圧もしくは内圧により隔離シール部を剥離して各室に密封されている内容物をブレンド可能なブレンド機能を付与している。
このような包装用袋として、例えば特許文献1には、医薬品や化粧品、トイレタリー製品などにおけるA剤とB剤とを、1つの包装用袋の中央部に設けた隔壁シール部により区分した2つの密封室にそれぞれ充填密封包装して流通させる包装用袋が記載されている。この包装用袋では、使用時に包装用袋の中央部に設けた隔壁シール部を外圧若しくは内圧により破壊して剥離することにより、各室に密封されているA剤とB剤など内容物をブレンドできるようになっている。
しかし、前記包装用袋では、隔壁シール部は外周シール部のシール強度より弱く設計されているものの、包装用袋の外面を手で押圧し、内部の空気を膨張させて隔壁シール部を破壊しようとしても、隔壁シール部と外周シール部とのそれぞれに均等に圧力がかかるため、隔壁シール部のみを選択的に破壊することは難しいという問題があった。
特開2000−309350号公報
本発明は、前記従来の問題点に鑑みてなされたもので、包装用袋内を複数の独立した密封室に区画する隔壁シール部を備えたブレンド機能を有する包装用袋において、簡単に隔壁シール部を剥離し、内容物をブレンドすることが可能なブレンド機能を有する包装用袋を提供することである。
前記課題を解決するため、本発明に係るブレンド機能を有する包装用袋は、
包装用袋の少なくとも上下両縁をシールして密封された密封空間を形成し、前記密封空間を2以上の独立した密封室に区画する隔壁シール部を設けた包装用袋において、
前記隔壁シール部が、上下両縁のシールに対して垂直方向に形成されているものである。
上記構成により、上縁のシールと隔壁シール部との間、および下縁のシールと隔壁シール部との間の密封室が立体的に形成される。このため、密封室を構成する側壁を摘んで引っ張り易くなり、簡単に隔壁シール部を剥離できる。
上下両縁と、左右両縁の少なくとも一方をシールして前記密封空間を形成していることが好ましい。
左右両縁の少なくとも一方をシールすることで、このシール部を摘みつつ密封室のシール部と反対側の面を摘んで引っ張り、または左右両縁のシール部を摘んで引っ張ることで、隔壁シール部だけを簡単に破壊し剥離することができる。
前記隔壁シール部のシール強度が、前記密封空間を形成するシールのシール強度よりも弱いことが好ましい。
上記構成により、密封室を押圧し、または引っ張ることで、隔壁シール部のみを確実に剥離して、内容物をブレンドすることができる。
本発明によれば、上下両縁のシールに対して垂直方向に隔壁シール部を設けることで、密封室が立体的に形成される。更に、左右両縁の少なくとも一方をシールすることで、このシール部を摘んで引っ張り、隔壁シール部を簡単に剥離できる。
本発明の包装用袋の斜視図。 図1の反対側から見た本発明の包装用袋の斜視図。 包装用袋の正面図。 包装用袋の側面図。 包装用袋の平面図。 包装用袋の隔壁シール部を剥離している状態を示す斜視図。 包装用袋の隔壁シール部を剥離し、連通した上下の密封室内に収容されている内容物をブレンドしている状態を示す斜視図。 ブレンドした内容物を包装用袋から取り出す状態の斜視図。
以下、本発明の実施形態を、添付図面を参照しながら説明する。
図1および図2は、本発明の実施形態に係る包装用袋10を示す。この包装用袋10は、1枚のプラスチックフィルムからなる。ただし、包装用袋10はプラスチックフィルムに限定されず、紙など他の包装用シートから形成されてもよい。包装用袋10は、上縁をシールする上縁シール部14と、下縁をシールする下縁シール部15と、側縁をシールする側縁シール部16とにより密封された密封空間を内部に有している。前記上縁シール部14と、前記下縁シール部15と、前記側縁シール部16とは、包装用袋10の周縁をシールする周縁シール部を構成している。
上縁シール部14と下縁シール部15とは水平方向に平行に延びている。図3に示すように、側縁シール部16は、上縁シール部14の端部と下縁シール部15の端部とに連続し、側縁シール部16の両端が、上縁シール部14と下縁シール部15とに直交している。また、側縁シール部16は、後述する上側密封室23と下側密封室25とを構成する側壁27に沿って延びている。更に、図4に示すように、側縁シール部16は上縁シール部14と下縁シール部15との近傍では、側壁27と直交するように側壁27に対して立ち上がっている。しかし、側縁シール部16は後述する隔壁シール部21の近傍では、側壁27に沿って折り畳まれている。
包装用袋10には、上縁シール部14と下縁シール部15との中間位置に隔壁シール部21が形成されている。隔壁シール部21は水平方向に延び、側縁シール部16と直交している(図4参照)。また、隔壁シール部21は、上縁シール部14と下縁シール部15とに対して垂直方向に形成されている(図5参照)。隔壁シール部21の幅寸法は5mmから15mmであることが好ましい。なお、隔壁シール部21を周縁シール部よりも剥離しやすくするため、例えば、隔壁シール部21と周縁シール部とのシール強度を同一に設定した場合には、隔壁シール部21のシール幅を狭くし、周縁シール部のシール幅を広くする構成を採用してもよい。また、隔壁シール部21を周縁シール部よりも剥離しやすくするため、隔壁シール部21のシール強度を周縁シール部のシール強度よりも弱くする場合には、隔壁シール部21のシール時間を短くしたり、シール温度を低くしてもよく、若しくは、シール圧を低くしてもよい。また、テープ状フィルムをシール部に介在させることで、隔壁シール部21のシール強度を周縁シール部のシール強度よりも弱くする構成も採用し得る。ただし、隔壁シール部21を周縁シール部よりも剥離しやすくする方法、構成は特に限定されず、従来公知の種々の方法を用いてもよい。包装用袋10内部の密封空間は隔壁シール部21により、それぞれ独立した四面体形状の上側密封室23と下側密封室25とに区画されている。前記各密封室23,25を立体的に形成することで、側壁27を摘んで引っ張り易くなり、簡単に隔壁シール部21を剥離できる。上側密封室23には内容物31が密封包装され、下側密封室25には、内容物31とは異なる内容物32が密封包装されている。
なお、本実施形態では、隔壁シール部21を上縁シール部14と下縁シール部15との中間位置に形成したが、かかる位置に限定されない。例えば、隔壁シール部21を上縁シール部14側に形成してもよく、または、下縁シール部15側に形成してもよい。本実施形態では、包装用袋10の一方の側縁だけに側縁シール部16を設けたが、包装用袋10の左右両側縁に側縁シール部を形成してもよい。また、本実施形態では、密封室23,25を2つ設けたが、密封室の数は特に限定されない。各密封室23,25に密封充填される内容物は、図示した粉状物、粒状物のほか、固形物や液体などがある。
上記構成の包装用袋10を形成しつつ内容物を密封包装するため、上下方向に連続した帯状のプラスチックフィルムを中心線に沿って折り畳む。そして、側縁の内側面どうしを重ね合わせて熱接着し、側縁シール部16を形成する。同様に、下縁を熱接着し、下縁シール部15を形成する。次に、開口している上縁から下縁シール部15に向かって内容物32を入れて収容した後、次に、下縁シール部15から所定距離離れた位置を熱接着して隔壁シール部21を形成する。これにより、内容物32は下側密封室25内に密封包装される。この状態で更に、上縁から隔壁シール部21に向かって内容物31を入れて収容した後、隔壁シール部21から所定距離離れた位置を熱接着して上縁シール部14および次の包装用袋10の下縁シール部15を形成し、熱接着部の中間を切断する。これにより、内容物31が上側密封室23内に密封包装される。これらの工程を連続して行うことで包装用袋10を連続して製造することができる。
包装用袋10から内容物31,32を取り出す場合、まず、図6に示すように、下側密封室25の側縁シール部16と、側縁シール部16と反対側の側壁27を摘んで外方に引っ張る。これにより、隔壁シール部21が破壊され剥離し、上側密封室23と下側密封室25とが連通する。以上のように、側縁シール部16を設けることで、側縁シール部16を摘んで、隔壁シール部21を簡単に剥離することができる。その後、図7に示すように、包装用袋10を把持して上下に振り、内容物31と内容物32とをブレンドする。そして、図8に示すように、下上下縁のいずれかをはさみ等で切り落とし、ブレンドされた内容物31,32を取り出す。
なお、本実施形態では、側縁シール部16と上側密封室23の側壁27とを摘んで反対方向に引っ張ることで、隔壁シール部21を剥離したが、これに限定されない。例えば、上側密封室23を押圧し内部の空気を外方に膨張させることで、隔壁シール部21を剥離してもよい。このとき、隔壁シール部21のシール強度が周縁シール部のシール強度よりも弱いため、隔壁シール部21のみを確実に剥離できる。
10 包装用袋
14 上縁シール部(周縁シール部)
15 下縁シール部(周縁シール部)
16 側縁シール部(周縁シール部)
21 隔壁シール部
23 上側密封室
25 下側密封室

Claims (3)

  1. 包装用袋の少なくとも上下両縁をシールして密封された密封空間を形成し、前記密封空間を2以上の独立した密封室に区画する隔壁シール部を設けた包装用袋において、
    前記隔壁シール部が、上下両縁のシールに対して垂直方向に形成されていることを特徴とするブレンド機能を有する包装用袋。
  2. 上下両縁と、左右両縁の少なくとも一方をシールして前記密封空間を形成していることを特徴とする請求項1に記載のブレンド機能を有する包装用袋。
  3. 前記隔壁シール部のシール強度が、前記密封空間を形成するシールのシール強度よりも弱いことを特徴とする請求項1または2に記載のブレンド機能を有する包装用袋。
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