JP7338150B2 - パウチ - Google Patents

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Description

本発明は、複数の収容部を有し、簡易な作業により複数の収容部の内容物を混ぜるためのパウチに関する。
従来、食品を収容したパウチと呼ばれる包装袋が知られている。これらのパウチには、複数の空間を備えたものもあり、調理過程において使用される順番が早いほど、開口部に近い空間に収容した包装袋も知られている(特許文献1参照)。一方、四角形状の2枚のフィルムから構成され、一辺の方向が対向する他辺の方向と直交するように形成され、四面体状となる包装体も知られている(特許文献2参照)。
特開2013-227028号公報 特開2007-284077号公報
しかしながら、上記従来の包装体では、主となる食品と、調味料を内容物とする場合、複数の袋に入れる等しなければならず、調味料の小袋を開けるときに手を汚す、調味料の種類が多い場合、使用後の小袋の処理が煩わしい、開ける・入れる・かき混ぜる、といった3動作が必要であり手間が掛かる、等の問題がある。
そこで、本発明は、簡易な作業により複数の収容部に入った内容物を混ぜることが可能な構造のパウチを提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明は、
三角形状の4つの面により囲まれた第1の収容部と、
前記4つの面のうち2つの面が共有する一辺に沿って形成された仕切りシール部を介して配置された第2の収容部と、を有し、
前記2つの面以外の他の2つの面が共有する一辺に沿って形成された底部シール部が、前記仕切りシール部と交差する方向に配置されていることを特徴とするパウチを提供する。
また、本発明のパウチは、前記仕切りシール部のシール強度は、前記第2の収容部を画成する他のシール部のシール強度よりも弱いことを特徴とする。
また、本発明のパウチは、前記パウチを形成するフィルムは、互いに対向する面にシーラント層を有する積層フィルムで構成されており、当該積層フィルムは、シール温度によりシール強度が異なるものであることを特徴とする。
また、本発明のパウチは、前記仕切りシール部から前記第2の収容部側に延びる区分シール部をさらに有し、当該区分シール部により区分されて、前記第2の収容部を複数有することを特徴とする。
また、本発明のパウチは、前記第2の収容部を介して前記仕切りシール部と対向する上部シール部に沿った縁に、開封を容易にするための開封手段が形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、簡易な作業により複数の収容部に入った内容物を混ぜることが可能な構造のパウチを提供することができる。
2枚の積層フィルムを貼り合わせた状態を示す図である。 本発明の一実施形態に係るパウチを構成するフィルムを示す分解図である。 本発明の一実施形態に係るパウチを示す正面図である。 本発明の一実施形態に係るパウチを示す側面図である。 本発明の一実施形態に係るパウチを示す斜視図である。 1つの第2収容部に圧力が加えられ、仕切りシール部の一部が剥離した状態のパウチを示す正面図である。 もう1つの第2収容部に圧力が加えられ、仕切りシール部の一部が剥離した状態のパウチを示す正面図である。 第1収容部を開封した状態におけるパウチの正面図である。
以下、本発明の好適な実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
<1.パウチの全体構成>
図1は、本発明の一実施形態に係るパウチの作成過程において2枚の積層フィルムを貼り合わせた状態を示す図である。図2は、本発明の一実施形態に係るパウチを構成するフィルムを示す分解図である。図3は、本発明の一実施形態に係るパウチを示す正面図である。図4は、本発明の一実施形態に係るパウチを示す側面図である。図1に示した作成過程におけるパウチは、内容物が充填される前の状態(内容物が充填されていない状態)のパウチを示したものである。図1に示した状態では、正面視において四角形状であり、正方形に近い長方形状である積層フィルムが2枚重ね合わせられて、シール部により貼り合わされた状態となっている。本実施形態において、四角形状とは、四隅が直角の形状だけでなく、四角形の各隅が面取りされて、外に凸の円弧状となったものも含む概念である。本発明において、パウチは、内容物が充填されていない状態のパウチに限らず、内容物が充填されている状態のパウチも含む概念である。
本明細書においては、図1に示した状態で、パウチの上下と両側を定義する。上方に示す16がパウチの上縁であり、上縁16に対向する17が下縁となる。上縁16と下縁17を結ぶ方向における両側部はヒートシールがなされ、網掛けで示した第1側部シール部5a、第2側部シール部5bが形成されている。この状態ではパウチは、四角形状であり、両側部等には、商品の充填前においてシール部が形成されている。パウチの上縁16を含む上部シール予定部4a(一点鎖線より上方)、パウチの下縁17を含む底部シール予定部6a(一点鎖線より下方)は、内容物の充填前は、ヒートシールされておらず、第1収容部11、第2収容部12a、12bに続く開口部15a、15b、15cが形成されている。なお、通常の使用状態を想定して、便宜上、上縁、下縁などと上下を定義しているが、実際には、上縁を上方以外に向けて使用することも可能であるし、下縁を下方以外に向けて使用することも可能である。その意味で、現実の使用時において、上縁16が上方、下縁17が下方を向いていることを限定するものではない。
<2.フィルム構成>
本実施形態のパウチは、図2に示すように、四角形状の表面フィルム1と、表面フィルム1と同一形状の裏面フィルム2の2つの積層フィルムで構成されている。本実施形態のパウチは、表面フィルム1、裏面フィルム2の2枚のフィルムが所定の箇所において所定のシール温度によりヒートシール(熱融着)されることにより形成される。
<3.各シール部>
本実施形態のパウチは、内容物の充填前は、図1に示すように、第1側部シール部5aと、第2側部シール部5bと、仕切りシール部7と、区分シール部8と、を備え、上部シール予定部4aに開口部15b、15cが形成され、底部シール予定部6aに開口部15aが形成されている。上縁16に沿った上部シール予定部4aは、内容物の充填前は、ヒートシールされておらず、充填後にヒートシールされて上部シール部となる部分である。下縁17に沿った底部シール予定部6aは、内容物の充填前は、ヒートシールされておらず、充填後に底部シール部となる部分である。図1においては、ヒートシールされた各シール部に対応する領域を網掛けして示している。第1側部シール部5a、第2側部シール部5bは、いずれも、表面フィルム1と裏面フィルム2がヒートシールされて接合されたものである。第1側部シール部5aは、第1側縁(図1における左端)を含むように形成されており、第2側部シール部5bは、第2側縁(図1における右端)を含むように形成されている。第1側部シール部5a、第2側部シール部5bのシール幅W1は、表面フィルム1、裏面フィルム2の側縁どうしを結ぶ方向(図1の左右方向)が110mm、表面フィルム1、裏面フィルム2の上縁16と下縁17を結ぶ方向(図1の上下方向)が140mmである場合、すなわち積層フィルムのサイズが110mm×140mmである場合、3mm以上15mm以下とすることが好ましい。なお、シール幅W1は、シール部が延びる方向と直交する方向における幅である。
仕切りシール部7も、表面フィルム1と裏面フィルム2がヒートシールされて接合されたシール部である。仕切りシール部7は、第1側部シール部5aから第2側部シール部5bに亘って形成されている。仕切りシール部7により、第1収容部11と、第2収容部12a、12bの間が仕切られる。仕切りシール部7は、上縁16、下縁17に沿って形成されている。仕切りシール部7のシール幅W2は、積層フィルムのサイズが110mm×140mmである場合、7mm以上20mm以下とすることが好ましい。なお、シール幅W2は、仕切りシール部7が延びる方向(長手方向:図1における左右方向)と直交する方向における幅である。
区分シール部8も、表面フィルム1と裏面フィルム2がヒートシールされて接合されたシール部である。区分シール部8により、第2収容部12aと第2収容部12bが区分される。区分シール部8は、上縁16と下縁17を結ぶ方向に沿って形成されている。区分シール部8のシール幅W3は、積層フィルムのサイズが110mm×140mmである場合、7mm以上20mm以下とすることが好ましい。なお、シール幅W3は、区分シール部8が延びる方向(長手方向:図1における上下方向)と直交する方向における幅である。
後述するように、本実施形態では、仕切りシール部7はイージーピール性(易剥離性)を有しており、このイージーピール性を利用して、第2収容部12a、12bからの圧力により仕切りシール部7の一部を剥離させ、第2収容部12a、12bから第1収容部11に内容物を押し出すことができるようになっている。イージーピール性を持たせるため、仕切りシール部7は、ヒートシール強度が5N/15mm以上25N/15mm以下とすることが好ましい。また、仕切りシール部7以外のシール部である第1側部シール部5a、第2側部シール部5b、区分シール部8、後述する底部シール部6、上部シール部4は、ともにヒートシール強度が25N/15mm超とすることが好ましい。なお、ヒートシール強度の測定法は、JIS Z-0238に準拠したものである。
ヒートシール部のシール強度の強弱については、様々な手法で設定することができるが、本実施形態では、シール温度の違いによりシール強度が異なる積層フィルムを表面フィルム1、裏面フィルム2として用いることにより、シール強度の強弱を異ならせている。図1に示すように、仕切りシール部7と第1側部シール部5a、第2側部シール部5b、区分シール部8は、連続して形成されている。図1に上下方向の破線で示す箇所が、仕切りシール部7と、第1側部シール部5a、第2側部シール部5b、区分シール部8の境界となっている。
シール部の形成順序としては、特に限定はされないが、本実施形態では、シール強度の違いに応じて行う。具体的には、まず、両側縁をそれぞれ含む両側部と、第2収容部12aと第2収容部12bを区分する位置と、において相対的に高いシール温度でヒートシールを行って、第1側部シール部5a、第2側部シール部5b、区分シール部8を一括して形成する。
続いて、第1収容部11と、第2収容部12a、12bの間において、相対的に低いシール温度でヒートシールを行って、仕切りシール部7を形成する。本実施形態では、2枚のフィルムを重ねてヒートシールにより所定のシール部を形成することにより、第1収容部11と第2収容部12a、12bを仕切ることができるので、複数の収容部に入った内容物を簡易に混ぜることが可能な構造のパウチを、簡易に製造することが可能となる。上記各シール部によりパウチには第1収容部11と第2収容部12a、12bの3つの空間が区画される。第1収容部11は、最も容積の大きい内容物を収容するための空間である。第2収容部12a、12bは、比較的容積の小さい内容物を収容するための空間である。
<4.開封手段>
本実施形態では、区分シール部8と重なる上縁16に開封手段14が形成されている。本実施形態では、開封手段14は、切り込みであり、上部シール予定部4aと区分シール部8が重なる部分に設けられている。開封手段14は切り欠きであってもよく、フィルムの一部または全部を貫通する傷痕群であってもよい。あるいは、開封手段14は、上縁16から区分シール部8を通って下縁17に向かって延びる易開封線であってもよい。表面フィルム1、裏面フィルム2を構成する積層フィルムは、後述するように少なくとも基材層とシーラント層を備えているが、易開封線は、基材層を貫通し、且つ、シーラント層を貫通しないハーフカット線としてもよい。ハーフカット線は、刃物を用いて形成してもよいし、レーザー加工により形成してもよい。また、ハーフカット線は、連続的に延びる線であってもよいし、断続的に延びる線であってもよい。また、ハーフカット線は、上縁16から下縁17に至るように設けてもよい。これらに限定されず、開封手段14は、開封を容易にするための構造を備えていればよい。
<5.内容物の充填、密封>
図1に示した状態から、収容部に内容物を充填し、上部シール予定部4a、底部シール予定部6aにヒートシールすることによりシール部を形成して、密封する。収容およびヒートシールの順序としては、どのような順序であってもよいが、ここでは、先に上部シール部側をシールする場合について説明する。まず、図1に示したように、上縁16を上方に向けた状態で、開口部15b、15cを介して第2収容部12a、12bにそれぞれ内容物を充填する。そして、上縁16に沿ってヒートシールを行い、上部シール部4を形成する。上部シール部4のシール幅W4は、積層フィルムのサイズが110mm×140mmである場合、3mm以上15mm以下とすることが好ましい。なお、シール幅W4は、上部シール部4が延びる方向(長手方向:図3における左右方向)と直交する方向における幅である。
次に、下縁17を上方に向けた状態で、開口部15aを介して第1収容部11に内容物を充填する。そして、下縁17に沿ってヒートシールを行い、底部シール部6を形成する。ただし、底部シール部6は、下縁17の側縁と交わる部分の点である下端17a、17bを重ね合わせた状態で、表面フィルム1における下縁17の中点である下端17cから裏面フィルム2における下縁17の中点である下端17dに亘って形成される。底部シール部6のシール幅W5は、積層フィルムのサイズが110mm×140mmである場合、7mm以上20mm以下とすることが好ましい。なお、シール幅W5は、底部シール部6が延びる方向(長手方向:図4における左右方向)と直交する方向における幅である。
図3、図4、図5は、上述のようにして形成された本実施形態に係るパウチを示す図である。図3は、図1と同様、表面フィルム1側から見た正面図である。図4は、図3における矢印A側から見た側面図である。図5は本発明の一実施形態に係るパウチを示す斜視図である。図3、図4、図5においては、図面が煩雑になるのをさけるため、内容物を省略した状態で示している。図3、図4、図5からわかるように、上部シール部4と底部シール部6は互いに交差する方向に沿って形成される。特に、本実施形態においては、上部シール部4と底部シール部6は互いに直交する方向に沿って形成されている。
<6.収容部>
本実施形態のパウチにおける収容部としては、相対的に容積の大きい第1の収容部である第1収容部11と、相対的に容積の小さい第2の収容部である第2収容部12a、12bがある。第1収容部11は、三角形状の4つの面により囲まれて形成されている。第2収容部12a、12bは、第1収容部11と仕切りシール部7を介した位置に配置されている。第1収容部11は、第1側部シール部5aの内縁と、第2側部シール部5bの内縁と、底部シール部6の内縁と、仕切りシール部7の縁と、で画成されている。第2収容部12aは、第1側部シール部5aの内縁と、上部シール部4の内縁と、仕切りシール部7の縁と、区分シール部8の縁と、で画成されている。第2収容部12bは、第2側部シール部5bの内縁と、上部シール部4の内縁と、仕切りシール部7の縁と、区分シール部8の縁と、で画成されている。
図3、図4、図5に示すように、充填・密封後の第1収容部11は、三角形状の4つの面S1、S2、S3、S4により囲まれた状態となる。面S1、面S3は互いに対向しており、ともに面S2、面S4と折部を介して連接されている。同様に、面S2、面S4は互いに対向しており、ともに面S1、面S3と折部を介して連接されている。図5において、破線は面S3と面S4の境界となる折部を示している。また、二点鎖線は、開封手段14である切込みから切込みを広げていった際に、分離される予定の線である。三角形状の面S1、面S3の底辺は上縁16側にあり、三角形状の面S2、面S4の底辺は下縁17側にある。第1収容部11と第2収容部12a、12bは、4つの面のうち2つの面S1、面S3が共有する一辺(仕切りシール部7の下縁17寄りの縁7a)に沿って形成された仕切りシール部7を介して形成されている。図5に示すように、面S1は表面フィルム1により構成され、面S2は表面フィルム1と裏面フィルム2の半分ずつで構成され、面S3は裏面フィルム2により構成され、面S4は表面フィルム1と裏面フィルム2の半分ずつで構成される。
<7.内容物>
内容物は、混ぜ合わせて有益なものであれば、特に限定されず、液状のもの、固形状のもの等、様々な態様のものが対象となる。仕切りシール部7が剥離して、第2収容部12a、12bから第1収容部11に入り込ませることを想定しているためである。特に、本実施形態に係るパウチを1次包材として用いる内容物が適している。最も容積の大きい第1収容部11に食材、第1収容部11と仕切りシール部7を介した第2収容部12a、12bにそれぞれ調味料を収容することが考えられる。より具体的な例としては、第1収容部11に食材である「じゃこ」、第2収容部12aに醤油、第2収容部12bに「ごま」を収容する。この例に限定されず、容積の小さい第2収容部12a、12bには、からし、唐辛子パウダー、納豆など、容積の大きい第1収容部11に収容された食材に混ぜ合わせられる様々な調味料等を収容することができる。
<8.使用時の作用>
第1収容部11に内容物が充填された状態の図3、図4、図5に示すパウチにおいて、第2収容部12aに外側から指で押圧して力を加える。すると、第2収容部12a内の空気が圧縮されて内部の圧力が高まり、上部シール部4、第1側部シール部5a、仕切りシール部7、区分シール部8を押す力が働く。上部シール部4、第1側部シール部5a、区分シール部8におけるシール強度は、仕切りシール部7におけるシール強度よりも強い。そのため、このように第2収容部12aから仕切りシール部7に圧力を加え続けると、やがて、最もシール強度の弱い仕切りシール部7が剥離し始め、最終的に仕切りシール部7のシール幅全体に亘って剥離し、第1収容部11と第2収容部12aが連通する。第1収容部11と第2収容部12aが連通すると、第2収容部12aに加わっている圧力により、仕切りシール部7により生じた開口から、第2収容部12a内の内容物が第1収容部11に押し出される。
図6は、第2収容部12aに圧力が加えられ、仕切りシール部7の一部が剥離した状態のパウチを示す正面図である。図6に示すように、第2収容部12aから仕切りシール部7に圧力を加え続けると、第2収容部12aに接する仕切りシール部7の一部が剥離し、矢印Bで示すような方向に、第2収容部12aから第1収容部11に内容物が入り込む。これにより、第2収容部12aに収容されていた内容物が第1収容部11に収容されている内容物と接触することになる。
さらに、図6に示した状態において、第2収容部12bに外側から指で押圧して力を加える。すると、第2収容部12b内の空気が圧縮されて内部の圧力が高まり、上部シール部4、第2側部シール部5b、仕切りシール部7、区分シール部8を押す力が働く。上部シール部4、第2側部シール部5b、区分シール部8におけるシール強度は、仕切りシール部7におけるシール強度よりも強い。そのため、このように第2収容部12bから仕切りシール部7に圧力を加え続けると、やがて、最もシール強度の弱い仕切りシール部7が剥離し始め、最終的に仕切りシール部7のシール幅全体に亘って剥離し、第1収容部11と第2収容部12bが連通する。第1収容部11と第2収容部12bが連通すると、第2収容部12bに加わっている圧力により、仕切りシール部7により生じた開口から、第2収容部12b内の内容物が第1収容部11に押し出される。
図7は、第2収容部12bに圧力が加えられ、仕切りシール部7の一部が剥離した状態のパウチを示す正面図である。図7に示すように、第2収容部12bから仕切りシール部7に圧力を加え続けると、第2収容部12bに接する仕切りシール部7の一部が剥離し、矢印Cで示すような方向に、第2収容部12bから第1収容部11に内容物が入り込む。これにより、第2収容部12bに収容されていた内容物が第1収容部11に収容されている内容物と接触することになる。以上の結果、第2収容部12aに収容されていた内容物、第2収容部12bに収容されていた内容物が、ともに第1収容部11に内に入り込み、第1収容部11に収容されている内容物と接触する。この状態で、第1収容部11を揉みこむことにより、複数の内容物を混ぜ合わせることができる。例えば、第1収容部11に食材、第2収容部12a、12bに異なる調味料が収容されていた場合、食材に複数の調味料を混ぜ込んで味付けすることができる。
内容物を全て第1収容部11にまとめた後、開封手段14を用いて開封を行う。これにより、区分シール部8を通って、表面フィルム1、裏面フィルム2をそれぞれ二分するように、切込みが広がっていく。切込みが最終的に表面フィルム1、裏面フィルム2それぞれの底部シール部6まで達すると、第1収容部11が完全に2つに分離され、内容物を取り出すことができる。もちろん、底部シール部6まで切込みを広げず、第1収容部11が十分に開いた状態で、第1収容部11から内容物を取り出すようにしてもよい。図8は第1収容部11を開封した状態におけるパウチの正面図である。図8に示すように、開封手段14を利用することにより、パウチは底部シール部6を残して分離される。
<9.フィルムの詳細>
パウチの表面・裏面は、積層フィルムである表面フィルム1・裏面フィルム2により構成することができる。本実施形態では、積層フィルムは、少なくとも、外側から、基材層、シーラント層を含む積層体である。例えば、積層フィルムは、外側から順に、基材層、印刷層、他の層、シーラント層を積層して形成されている。印刷層、他の層は必須ではない。シーラント層は、パウチの最内面を構成する層である。パウチが、熱に対する耐性を必要とされる場合は、基材層は、耐熱性をもつ材料からなることが好ましい。基材層の材料としては、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレートなどのポリエステルフィルム、ナイロンなどのポリアミドフィルム、ポリプロピレンフィルムなどを用いることができる。厚みは、10μm~50μm程度である。基材層は、二軸延伸されていることが好ましい。本実施形態では、液体や粘性体を内容物として吐出するため、ポリエチレンテレフタレート等よりも比較的軟質なナイロン等の方が好ましい。
また、積層フィルムは、複数の基材層を備えていてもよい。複数の基材層として第1基材層、第2基材層を備えることができる。第1基材層、第2基材層としては、上記材料の中から、適宜組み合わせて採用することができる。例えば、最外層である第1基材層としてポリエチレンテレフタレートを用い、内層(シーラント層側)である第2基材層としてポリアミドを用いることができる。第2基材層を用いる場合は、パウチの上縁から下縁に向かって延伸されていることが好ましい。第2基材層としては、例えば、バリア性に優れたMXD(メタキシレンジアミン)を含む、ユニチカ株式会社製「エンブレム(登録商標)NC」を用いることができる。また、第2基材層として、ユニチカ株式会社製「エンブレット(登録商標)PC」や、ユニチカ株式会社製「エンブレット(登録商標)PCBC」などのポリエステルを用いてもよい。第1基材層と第2基材層は、例えばドライラミネート法を用いて積層することができる。
印刷層は、商品内容を表示したり美感を付与したりカット部分を表示したりするために設けられる。印刷層は、バインダーと顔料を含む印刷インキにより形成される。シーラント層は、積層フィルムのうち、製袋してパウチとするときの最も袋の内方となる側に配置される。シーラント層の材料としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン-酢酸ビニル共重合体、エチレン-プロピレンブロック共重合体などのポリオレフィン系樹脂などが採用できる。本実施形態では、シーラント層は、イージーピール性を発現させる必要がある。イージーピール性(易開封性)を発現させるために、シーラント層は、一の樹脂と、一の樹脂とは非相溶性の樹脂とを含む混合樹脂であってもよい。このような混合樹脂としては、ポリエチレンとポリプロピレンや、ポリエチレンとポリブテンなどが挙げられる。また、イージーピール性(易開封性)を発現させるため、シーラント層に、易剥離性熱可塑性樹脂を含むようにしてもよい。易剥離性熱接着性樹脂としては、エチレン- 酢酸ビニル共重合体を主成分とする変成ポリオレフィン系樹脂が使用できる。易剥離性熱接着性樹脂としては、例えば、三井化学東セロ(株) 製:TAF-650C 、東レフィルム加工(株)製:7601A 、東レフィルム加工(株)製:9501E、ジェイフィルム(株)製:SMX、三井・デュポン ポリケミカル(株)製:ロック&ピール、などを好適に用いることができる。シーラント層の厚みは、20μm以上100μm以下である。シーラント層は未延伸であることが好ましい。
積層フィルムは、他の層を含んでいてもよい。他の層は、基材層の外側に設けられていてもよいし、基材層とシーラント層の間に設けられていてもよい。他の層としては、水蒸気その他のガスバリア性、遮光性など、必要とされる機能に応じて、適切なものが選択される。例えば、他の層がガスバリア層の場合、アルミニウムなどの金属や酸化アルミニウムなどの金属酸化物や酸化珪素などの無機酸化物の蒸着層が設けられる。蒸着層は、基材層に積層してもよいし、シーラント層に蒸着してもよい。あるいは、アルミニウムなどの金属箔を設けてもよい。その他にも、エチレン-ビニルアルコール共重合体(EVOH)、ポリ塩化ビニリデン樹脂(PVDC)や、ナイロンMXD6などの芳香族ポリアミドなどの、ガスバリア性を有する樹脂層を設けてもよい。各層は、ドライラミネート法や溶融押し出し法などを用いて積層することができる。
<10.実施例>
(実施例1)
最初に、積層フィルムを準備した。具体的には、まず、厚みが12μmの透明蒸着ポリエチレンテレフタレート(VMPET)フィルムにグラビア印刷層(GR)を形成した後、接着剤層を介してグラビア印刷層の面と厚み15μmの透明蒸着ナイロン(ONY)フィルムを貼り合わせた。続いて、接着剤層を介して透明蒸着ナイロンフィルムと厚み30μmのイージーピールフィルムを貼り合わせた。これにより、VMPET/印刷層(GR)/接着剤層(DL)/ONY/接着剤層(DL)/イージーピールフィルム、が順に積層された積層フィルムを表面フィルム1、裏面フィルム2用の包装材料として形成した。ナイロンフィルムは、二軸延伸され、上縁から下縁に向かう方向に区分シール部8と重なる位置にハーフカットが形成されたものを用いた。接着剤層は、アクリルポリオールとイソシアネート化合物との硬化物である。イージーピールフィルムとして、三井・デュポン ポリケミカル(株)製:ロック&ピールを用いた。
積層フィルムを、110mm×140mmに切り出して表面フィルム1と裏面フィルム2を形成した。同一サイズの表面フィルム1、裏面フィルム2の4隅を合わせて、シーラント層側が対向するようにして重ね合わせた後、側部と底部を180度のシール温度でヒートシールして、第1側部シール部5a、第2側部シール部5b、区分シール部8を形成した。第1側部シール部5a、第2側部シール部5bのシール幅W1=5mmとし、区分シール部8のシール幅W3=10mmとした。続いて、第1側部シール部5aから第2側部シール部5bに亘って所定の箇所を所定の幅で140度のシール温度でヒートシールして、仕切りシール部7を形成した。仕切りシール部7のシール幅W2=10mmとした。この結果、図1に示したような作成途中のパウチ(上部シール部、底部シール部が形成されていない状態のパウチ)が得られた。このようなパウチの上縁16を上側に向けた状態で、開口部15b、15cを介して第2収容部12a、12bにそれぞれ内容物として「醤油」、「ごま」を充填した。その後、上縁16に沿ってヒートシールを行い、上部シール部4を形成した。上部シール部4のシール幅W4=5mmとした。続いて、下縁17を上側に向け、開口部15aを介して第1収容部11に内容物として「じゃこ」を充填した。その後、下縁17の側縁と交わる部分の点である下端17a、17bを重ね合わせ、下縁17に沿ってヒートシールを行い、底部シール部6を形成した。この結果、図3、図4、図5に示したような第1収容部11が4面に囲まれたパウチが得られた。底部シール部6のシール幅W5=10mmとした。
(実施例2)
積層フィルムの構成を、ポリエチレンテレフタレート(PET)12μm/グラビア印刷層(GR)/ポリエチレン(PE)13μm/アルミニウム箔(ALM)6μm/アンカーコート(AC)/ポリエチレン(PE)13μm/イージーピールフィルム30μmとした。最も外側の基材層であるポリエチレンテレフタレートに、開封手段14となるミシン目を形成した。それ以外は、実施例1と同様にしてパウチを作成した。
(実施例3)
積層フィルムの構成を、VMPET12μm/印刷層(GR)/接着剤層(DL)/ONY15μm/接着剤層(DL)/イージーピールフィルム30μm、とした。内側の第2基材層であるナイロン(ONY)は上縁16から下縁17に向かって延伸されたものを用いた。それ以外は、実施例1と同様にしてパウチを作成した。
(評価)
実施例1~3のいずれの場合も、第2収容部12a、12bに外側から指で押圧して力を加えると、仕切りシール部7が剥離し、それぞれ第1収容部11と連通させた。そして、仕切りシール部7に生じた開口から、第2収容部12a、12b内の内容物が第1収容部11に押し出された。
複数の内容物がすべて第1収容部11に集まることにより、これらを揉み込んで、混ぜ合わせることができた。その後、上縁16の中央付近から引き裂くと、実施例1~実施例3のいずれの場合も、表面フィルム1、裏面フィルム2ともに上縁16から下縁17に向かう方向に切込みが拡大し、最終的に底部シール部6まで達し、第1収容部11を開封することができた。開封により得られた開口を食器側に向けることにより、内容物に触れずに内容物を取り出すことができた。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されず、種々の変形が可能である。例えば、上記実施形態では、表面、裏面を、表面フィルム1、裏面フィルム2の計2枚の積層フィルムで構成するようにしたが、1枚の積層フィルムで構成してもよい。具体的には、表面フィルム1と裏面フィルム2が連設された1枚の積層フィルムを用いてパウチの表面、裏面を構成するようにしてもよい。この場合、一方の側縁が1枚のフィルムの折り込み部分(折り返し部分)となるため、第1側部シール部5a、第2側部シール部5bは、そのどちらか一方が形成されることになる。
また、上記実施形態では、最も容積の大きい第1収容部11と仕切りシール部7を介して、容積の比較的小さい第2収容部12a、12bの2つを形成するようにしたが、容積の比較的小さい第2収容部を1つだけ形成するようにしてもよい。この場合、区分シール部8を形成する必要はなく、上部シール部4と仕切りシール部7の間に1つの収容部のみが形成されることになる。
また、上記実施形態では、仕切りシール部のシール強度が、第2の収容部を画成する他のシール部のシール強度よりも弱くなるように形成したが、他のシール部のシール強度と同等になるように形成してもよい。ただし、その場合であっても、最初に仕切りシール部が剥離されるように、仕切りシール部のシール幅を他のシール部のシール幅より狭くするようにする必要がある。
1・・・表面フィルム
2・・・裏面フィルム
4・・・上部シール部
4a・・・上部シール予定部
5a・・・第1側部シール部
5b・・・第2側部シール部
6・・・底部シール部
6a・・・底部シール予定部
7・・・仕切りシール部
7a・・・仕切りシール部7の下縁17寄りの縁
8・・・区分シール部
11・・・第1収容部
12a、12b・・・第2収容部
14・・・開封手段
15a、15b、15c・・・開口部
16・・・上縁
17・・・下縁
17a、17b、17c、17d・・・下端
W1・・・第1側部シール部5a、第2側部シール部5bのシール幅
W2・・・仕切りシール部7のシール幅
W3・・・区分シール部8のシール幅
W4・・・上部シール部4のシール幅
W5・・・底部シール部6のシール幅

Claims (4)

  1. 三角形状の4つの面により囲まれた第1の収容部と、
    前記4つの面のうち2つの面が共有する一辺に沿って形成された仕切りシール部を介して配置された第2の収容部と、を有し、
    前記2つの面以外の他の2つの面が共有する一辺に沿って形成された底部シール部が、前記仕切りシール部と交差する方向に配置されており、
    前記仕切りシール部から前記第2の収容部側に延びる区分シール部をさらに有し、当該区分シール部により区分されて、前記第2の収容部を複数有し、
    前記第2の収容部を介して前記仕切りシール部と対向する上部シール部に沿った縁であって、前記区分シール部を延伸した位置に、開封を容易にするための開封手段が形成されていることを特徴とするパウチ。
  2. 前記仕切りシール部のシール強度は、前記第2の収容部を画成する他のシール部のシール強度よりも弱いことを特徴とする請求項1に記載のパウチ。
  3. 前記仕切りシール部のシール強度は、5N/15mm以上25N/15mm以下であり、前記第2の収容部を画成する他のシール部のシール強度は、25N/15mm超であることを特徴とする請求項に記載のパウチ。
  4. 前記パウチを形成するフィルムは、互いに対向する面にシーラント層を有する積層フィルムで構成されており、当該積層フィルムは、シール温度によりシール強度が異なるものであることを特徴とする請求項2または請求項3に記載のパウチ。
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