JP2000302175A - 即席食品等の容器 - Google Patents
即席食品等の容器Info
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Abstract
納する即席食品等の容器であって、排湯操作の手間がか
からずに簡便、迅速に、かつ、確実、安全に行うことが
できる即席食品等の容器を提供することにある。 【解決手段】 一方に開口部を有するように底板と該底
板の周縁に設けられ、上部にフランジ部を有する周壁と
からなり、前記フランジ部の外縁から内側に入った位置
で前記周壁内面に至る陥没凹部を設けた容器本体と、前
記容器本体の開口部とほぼ同じ外形を有する蓋材とから
なり、前記容器本体のフランジ部と前記蓋材とを前記陥
没凹部が内側となるように剥離可能な熱接着部で密封し
た即席食品等の容器において、前記蓋材の前記陥没凹部
に対応する位置に前記蓋材を剥離するための第1剥離用
突片が設けられると共に、前記第1剥離用突片を設けた
以外の前記蓋材の位置に第2剥離用突片を設けたことを
特徴とする即席食品等容器。
Description
湯することにより麺体を湯戻しした後に、排湯して適食
とする乾燥麺、生麺等の食品を収納した即席食品等の容
器に関し、さらに詳しくは、排湯操作を簡便、迅速に行
うことができるようにした即席食品等の容器に関するも
のである。
器、たとえば、即席食品として焼きそばが収納された容
器は、まず容器本体からプラスチック蓋を外して熱湯を
注湯し、再度蓋をして乾燥麺を湯戻しし、次に蓋に欠設
された切欠を起こして通孔を確保して後、容器を傾けて
湯を通孔から排出して湯切りを行い、再度蓋を外して湯
戻しした麺をほぐしながら別添のソースをまぶして、食
していた。この焼きそばに代表されるように、熱湯の注
湯と排湯をして適食となる乾燥麺、生麺等の食品を収納
した即席食品等の容器には、次のような問題があった。
が面倒であるといった問題、蓋に設けられた切欠を起
こして通孔を確保する操作が結構手間であるといった問
題、手指等で容器を保持して排湯せねばならないが、
容器容量に対して湯戻しに必要な湯量が多いために、熱
湯をこぼす虞があり細心の注意を払わねばならないとい
った問題や、こぼした時には軽い火傷を負うといった問
題、さらには、排湯時、容器を傾けて湯を通孔から排
出せねばならないが、湯を含んだ相当な重量の麺が一方
に偏在するので、容器本体から蓋が外れないように容器
本体と蓋とを所定以上の力で押さえつけなければならな
いといった問題、また、時には湯戻しした麺を容器から
こぼしてしまうといった問題等があり、これらの問題を
解決する即席食品等の容器が要望されていた。
る問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とする
ところは、注湯排湯して適食となる即席焼きそばに代表
される乾燥麺、生麺等を収納する即席食品等の容器であ
って、排湯操作の手間がかからずに簡便、迅速に、か
つ、確実、安全に行うことができる即席食品等の容器を
提供することにある。
を達成するために、請求項1に記載の発明の即席食品等
の容器は、一方に開口部を有するように底板と該底板の
周縁に設けられ、上部にフランジ部を有する周壁とから
なり、前記フランジ部の外縁から内側に入った位置で前
記周壁内面に至る陥没凹部を設けた容器本体と、前記容
器本体の開口部とほぼ同じ外形を有する蓋材とからな
り、前記容器本体のフランジ部と前記蓋材とを前記陥没
凹部が内側となるように剥離可能な熱接着部で密封した
即席食品等を収納する容器において、前記蓋材の前記陥
没凹部に対応する位置に前記蓋材を剥離するための第1
剥離用突片が設けられると共に、前記第1剥離用突片を
設けた以外の前記蓋材の位置に第2剥離用突片を設けた
ことを特徴とするものである。
載の即席食品等の容器において、前記陥没凹部が連続し
ない複数個からなり、隣り合う前記陥没凹部間が前記蓋
材と剥離可能に熱接着されていることを特徴とするもの
である。
設けられた第2剥離用突片を手指でもって蓋材を所定位
置まで開封して注湯口を設けると共に、たとえば、即席
焼きそば上に置かれたソース等の液体調味料を取り出し
た後に、該注湯口から熱湯を適量注湯し、蓋材の開封し
た部分を元に戻し、湯戻しが完了後に、今度は蓋材に設
けられた第1剥離用突片を手指でもって蓋材を剥離する
ことにより陥没凹部を露出させ、その後に手指等で容器
を持って陥没凹部が下側になるように傾けることによ
り、余剰な湯を陥没凹部から排出して湯切りを行い、そ
の後、蓋材を容器本体から完全に取り去り、湯戻しした
麺をほぐしながら別添のソースをまぶすことにより食せ
る状態となる。すなわち、湯切口が陥没凹部として既設
されており、蓋材を剥離して陥没凹部を露出することに
より、誰でも同じ大きさの湯切口を得ることができ、従
来のように蓋に欠設された切欠を起こして排湯のための
通孔を確保する場合に生じた湯切口の大きさのバラツキ
による湯切り時間や残湯量に差を生じることがなく、メ
ーカーが狙った食味や食感を誰もが等しく得ることがで
きる。また、湯切時には、湯切口と注湯口を設けた以外
の箇所は容器本体と蓋材とが熱接着により接着されてい
るために取扱が容易であり、従来のように注湯した熱湯
をこぼすこともなく、また、容器本体と蓋材とを強い力
で押さえる必要もなく、さらに湯切り時に湯戻しした麺
をこぼすこともない。また、麺の太さや湯切り時間等を
考慮して、メーカーが求める食味や食感を得ることがで
きる最適な形状、寸法、個数の陥没凹部を形成すること
ができる。
2のいずれかに記載の即席食品等の容器において、前記
陥没凹部を設けたフランジ部が突出フランジ部からなる
ことを特徴とするものである。このように構成すること
により、残湯の湯切りを一層スムーズに行うことがで
き、湯切り後に残る残湯量を一層少なくすることができ
る。
3のいずれかに記載の即席食品等の容器において、前記
陥没凹部を設けたフランジ部の前記剥離可能な熱接着部
が該熱接着部の外縁から内縁近傍まで前記陥没凹部を露
出させて湯切口とするための陥没凹部露出領域を有し、
該陥没凹部露出領域が前記剥離可能な熱接着部の剥離強
度より弱い弱熱接着部にて形成されていることを特徴と
するものである。
4のいずれかに記載の即席食品等の容器において、前記
陥没凹部を設けたフランジ部の前記剥離可能な熱接着部
が該熱接着部の外縁から内縁近傍まで前記陥没凹部を露
出させて湯切口とするための陥没凹部露出領域を有し、
該陥没凹部露出領域の前記剥離可能な熱接着部内に少な
くとも陥没凹部を取り囲む未接着部を有していることを
特徴とするものである。
5のいずれかに記載の即席食品等の容器において、前記
陥没凹部を設けたフランジ部の前記剥離可能な熱接着部
が該熱接着部の外縁から内縁近傍まで前記陥没凹部を露
出させて湯切口とするための陥没凹部露出領域を有し、
該陥没凹部露出領域の前記蓋材に前記陥没凹部の一部を
露出可能とする切取手段が形成されていることを特徴と
するものである。
より、陥没凹部露出領域を容易に剥離ないし切り取るこ
とができると共に、陥没凹部露出領域を越えて剥離ない
し切り取ることを防止することができ、設計通り(所
望)の湯切口を確実に設けることができる。
実施形態を図面等を用いて以下に更に詳しく説明する。
図1は本発明にかかる即席食品等の容器の第1実施形態
を示す斜視図、図2は図1の要部拡大斜視図、図3はそ
の使用状態を示す説明図、図4は本発明にかかる即席食
品等の容器の第2実施形態を示す要部拡大斜視図、図5
は本発明にかかる即席食品等の容器の第3実施形態を示
す要部拡大斜視図、図6は本発明にかかる即席食品等の
容器の第4実施形態を示す要部拡大斜視図、図7は本発
明にかかる蓋材の層構成図であり、図中の1,1’,
1'',1''' は即席食品等の容器、2,2’は陥没凹
部、3は熱接着部、4,4’は第1剥離用突片、5は第
2剥離用突片、6は切取手段、10は蓋材、20は容器本
体、30は陥没凹部露出領域、60は基材、70は熱接着性接
着層、201 は底板、210 は周壁、211 はフランジ部、33
0は未接着部をそれぞれ示す。
容器の第1実施形態を示す斜視図、図2は図1の要部拡
大斜視図であって、即席食品等の容器1は、一方に略四
角形状の開口部を有するように底板201 と該底板201 の
周縁に設けられ、上部にフランジ部211 を有する周壁21
0 とからなり、角部に位置する前記フランジ部211 に前
記フランジ部211 の外縁から内側に入った位置で前記周
壁210 内面に至る陥没凹部2を設けた略直方体形状の容
器本体20と、前記容器本体20の開口部とほぼ同じ外形を
有する蓋材10とからなり、前記容器本体20のフランジ部
211 と前記蓋材10とを剥離可能な熱接着部3で密封した
構成からなると共に、前記陥没凹部2を設けたフランジ
部211 の前記剥離可能な熱接着部3が該熱接着部3の外
縁から内縁近傍まで前記陥没凹部2を露出させて湯切口
とするための陥没凹部露出領域30を有し、該陥没凹部露
出領域30に対応する前記蓋材10に前記蓋材10を剥離する
ための第1剥離用突片4が設けられると共に、前記蓋材
10の前記第1剥離用突片4と略対向する位置に注湯口と
するための第2剥離用突片5が設けられている。ちなみ
に、本実施例において、前記熱接着部3は前記フランジ
部211 全面に設けられていると共に、前記陥没凹部露出
領域30は前記フランジ部211 の外縁を形成する二辺と前
記陥没凹部2を前記フランジ部211 の内縁近傍で横断
し、前記フランジ部211 の外縁を形成する二辺に対して
底辺となる直線で囲まれた略三角形状をした領域であ
る。
レンペーパー、ハイインパクトポリスチレンシート、ポ
リプロピレンシート、ポリアミドとポリエチレンないし
ポリプロピレンとの積層シート、ポリエチレンとポリプ
ロピレンとの積層シート等を周知の真空成形法や圧空成
形法で成形して容器としたもの、ポリプロピレン、ポリ
スチレン等の射出成形用樹脂を射出成形して容器とした
もの、あるいは、発泡スチレン製容器、紙製容器、ある
いは、これらからなる二重容器などの熱湯により調理す
る即席食品用容器として用いられている周知のものを挙
げることができる。
うに、基材60の一方の面に熱接着性接着層70を設けた構
成からなる積層材であって、前記基材60としては、紙、
アルミニウム等の金属箔、あるいは、ポリプロピレン等
のオレフィン系樹脂やポリエステル、ポリアミド等の合
成樹脂製シート(合成紙を含む)の単体ないしこれらの
組み合わせによる積層体を挙げることができる。また、
前記熱接着性接着層70としては、ポリエチレン、ポリプ
ロピレン、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−
酢酸ビニル共重合体、アイオノマー樹脂、塩化ビニル−
酢酸ビニル共重合体、アクリル酸樹脂、メタクリル酸樹
脂、あるいは、エチレンとアクリル酸の共重合体、エチ
レンとメタクリル酸の共重合体、エチレンとアクリル酸
エステルの共重合体、エチレンとメタクリル酸エステル
の共重合体、ポリエステル樹脂等の単体ないし複合体を
挙げることができる。これらの樹脂は、容器本体の構成
に応じて、易開封性となるものを適宜選択して用いれば
よい。また、基材60には、通常印刷層が設けられてい
る。
方法について、即席食品が即席焼きそばの場合を例に挙
げて説明する(焼きそば等の内容物は図示せず)。ま
ず、図1に示す本発明の即席食品等の容器1の蓋材10に
設けられた第2剥離用突片5を手指で摘んで捲り上げ
て、容器本体20から約1/2程度まで前記蓋材10を剥離
して図3(a)に示すように注湯口Aを設け、この注湯
口Aから内部に収納された調味料等を取り出して後に、
また、場合によっては乾燥野菜等のかやくを入れた後
に、この注湯口Aから内部に所要量熱湯を注湯してか
ら、前記蓋材10の前記剥離した部分を再度容器に被せ
(図1に示すような状態)、この状態で所要時間調理し
て後に(湯戻して後に)、今度は図3(b)に示すよう
に前記蓋材10に設けられた第1剥離用突片4を手指で摘
んで捲り上げて、陥没凹部露出領域30だけ前記蓋材10を
剥離して陥没凹部2を露出させ、この箇所が下側となる
ように傾けて、この陥没凹部2と前記蓋材10とで形成さ
れる湯切口から容器本体20内の残湯を排出し(容器1の
保持手段は図示せず)、その後、容器本体20から蓋材10
を全部捲り取って容器開口部を露出させて、調味料等を
添加して後に喫食する。このように、残湯を排出する湯
切口が容器本体20に形成された陥没凹部2と前記蓋材10
とで形成されているために、従来技術の項で説明した
、、、の問題が生じることはない。
品等の容器1は、通常は、本容器1を使用する時まで、
容器1に塵埃等の異物が付着しないように、また、改鼠
防止を目的として容器1全体が熱収縮フィルム等で被覆
されて保護されている。
本発明の第1の実施形態の即席食品等の容器1におい
て、陥没凹部露出領域30の熱接着部3の剥離強度をその
他の熱接着部3の剥離強度よりも弱い弱熱接着部とした
本発明の第2の実施形態の即席食品等の容器とすること
により、湯切り時に第1剥離用突片4を手指で摘んで捲
り上げて、陥没凹部露出領域30だけ前記蓋材10を剥離し
て陥没凹部2を露出させる場合、前記陥没凹部露出領域
30を越えるときの剥離強度がそれまでの前記陥没凹部露
出領域30内のときの剥離強度と一線を画する程度強くな
るために、前記陥没凹部露出領域30のみを的確に剥離す
ることができ、設計通り(所望)の湯切口を確実に設け
ることができる。
とえば、容器1の材質がポリスチレンペーパーの場合で
あれば、蓋材10の熱接着性接着層70のうちで熱接着部3
を5〜50g/10分程度の低メルトフローレート(MFR)
のエチレン−メタクリル酸共重合体を用い、容器1の陥
没凹部露出領域30に相対する熱接着部3の部分に30〜20
0g/10分程度の高メルトフローレート(MFR)のエチ
レン−メタクリル酸共重合体を用いることにより弱熱接
着部とする方法がある。なお、MFRは熱可塑性樹脂の
溶融時における流動性を示す尺度であって、日本工業規
格(JIS)に規定されたものであり、10分間にオリフ
ィスより押し出された重量をグラム表示するものであ
る。
第2実施形態を示す要部拡大斜視図であって、本発明の
即席食品等の容器1’は、陥没凹部露出領域30の剥離可
能な熱接着部3内に陥没凹部2を取り囲む未接着部330
を有している以外は第1の実施形態と同じである。この
ように構成することにより、上記で説明した陥没凹部露
出領域30を弱熱接着部とする本発明の第1の実施形態の
即席食品等の容器と同じ効果を得ることができる。
第3実施形態を示す要部拡大斜視図であって、本発明の
即席食品等の容器1''は、図1、2に示す陥没凹部露出
領域30の蓋材10が切り取り可能なように、前記蓋材10に
前記フランジ部211 の外縁を形成する二辺に対して底辺
となる直線上に切取手段6(図5においてはミシン目を
図示)が設けられると共に、前記切取手段6に沿って前
記陥没凹部露出領域30の蓋材10を切り取り易いように第
1剥離用突片4’が前記フランジ部211 の外縁を形成す
る二辺のうちの一辺に突出して設けられている以外は、
図1、2に示す本発明の第1の実施形態の即席食品等の
容器1と同じである。このように構成することにより、
湯切口を設ける際に、前記第1剥離用突片4’を手指で
摘んで前記切取手段6に沿って矢印Bの方向に捲り上げ
ることにより、前記陥没凹部露出領域30のみを的確に剥
離することができ、設計通り(所望)の湯切口を確実に
設けることができる。
材10に設けたミシン目に限ることはなく、たとえば、蓋
材10の基材60の一方の面に設けた熱接着性接着層70側か
ら形成されたハーフカットであっても構わない。また、
図5においては、前記第1剥離用突片4’を前記フラン
ジ部211 の外縁を形成する二辺のうちの一辺に設けた
が、二辺に設けてもよい。また、前記切取手段6は、本
発明の第1、第2の実施形態の即席食品等の容器に設け
ることもでき、このように本発明の第1、第2の実施形
態の即席食品等の容器に前記切取手段6を設けることに
より、一層前記陥没凹部露出領域30のみを的確に剥離す
ることができ、設計通り(所望)の湯切口を確実に設け
ることができる。
第4実施形態を示す要部拡大斜視図であって、本発明の
即席食品等の容器1''' は、図1、2に示す陥没凹部2
が連続しない3個の陥没凹部2’からなり、隣り合う前
記陥没凹部2’間が前記蓋材と剥離可能に熱接着されて
いる以外は、図1、2に示す本発明の第1の実施形態の
即席食品等の容器1と同じである。本容器1''' につい
ても、第2、第3に示した実施形態を採ることもでき
る。
等の容器は、本発明の即席食品等の容器の代表的な実施
形態を示したものであって、本発明の構成を逸脱しない
範囲においては、すべて本発明の即席食品等の容器に含
まれる。また、容器本体に設ける陥没凹部の形状、個
数、大きさ等の構成、あるいは、陥没凹部露出領域の大
きさ等は、麺の太さや、残湯の排出時間、残湯の排出時
の方向安定性等の要件により、適宜構成を決めればよ
い。また今まで、容器本体を略直方体形状で説明してき
たが、この形状についてもこだわることなく、色々な角
形、あるいは、丸形状であっても構わない。また、陥没
凹部を設けるフランジ部についても角部に限ることはな
く、たとえば、陥没凹部を設けるフランジ部を突出した
フランジ部とすることにより、角部に限ることはなく辺
に設けることもできるし(当然、角部に設けてもよ
い)、また、残湯の湯切りを一層スムーズに行うことが
でき、湯切り後に残る残湯量を一層少なくすることがで
きる。
注湯排湯して適食となる即席焼きそばに代表される乾燥
麺、生麺等を収納する即席食品等の容器であって、排湯
操作の手間がかからずに簡便、迅速に、かつ、確実、安
全に行うことができるという効果を奏するものである。
形態を示す斜視図である。
形態を示す要部拡大斜視図である。
形態を示す要部拡大斜視図である。
形態を示す要部拡大斜視図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 一方に開口部を有するように底板と該底
板の周縁に設けられ、上部にフランジ部を有する周壁と
からなり、前記フランジ部の外縁から内側に入った位置
で前記周壁内面に至る陥没凹部を設けた容器本体と、前
記容器本体の開口部とほぼ同じ外形を有する蓋材とから
なり、前記容器本体のフランジ部と前記蓋材とを前記陥
没凹部が内側となるように剥離可能な熱接着部で密封し
た即席食品等を収納する容器において、前記蓋材の前記
陥没凹部に対応する位置に前記蓋材を剥離するための第
1剥離用突片が設けられると共に、前記第1剥離用突片
を設けた以外の前記蓋材の位置に第2剥離用突片を設け
たことを特徴とする即席食品等の容器。 - 【請求項2】 前記陥没凹部が連続しない複数個からな
り、隣り合う前記陥没凹部間が前記蓋材と剥離可能に熱
接着されていることを特徴とする請求項1記載の即席食
品等の容器。 - 【請求項3】 前記陥没凹部を設けたフランジ部が突出
フランジ部からなることを特徴とする請求項1、2のい
ずれかに記載の即席食品等の容器。 - 【請求項4】 前記陥没凹部を設けたフランジ部の前記
剥離可能な熱接着部が該熱接着部の外縁から内縁近傍ま
で前記陥没凹部を露出させて湯切口とするための陥没凹
部露出領域を有し、該陥没凹部露出領域が前記剥離可能
な熱接着部の剥離強度より弱い弱熱接着部にて形成され
ていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載
の即席食品等の容器。 - 【請求項5】 前記陥没凹部を設けたフランジ部の前記
剥離可能な熱接着部が該熱接着部の外縁から内縁近傍ま
で前記陥没凹部を露出させて湯切口とするための陥没凹
部露出領域を有し、該陥没凹部露出領域の前記剥離可能
な熱接着部内に少なくとも陥没凹部を取り囲む未接着部
を有していることを特徴とする請求項1〜4のいずれか
に記載の即席食品等の容器。 - 【請求項6】 前記陥没凹部を設けたフランジ部の前記
剥離可能な熱接着部が該熱接着部の外縁から内縁近傍ま
で前記陥没凹部を露出させて湯切口とするための陥没凹
部露出領域を有し、該陥没凹部露出領域の前記蓋材に前
記陥没凹部の一部を露出可能とする切取手段が形成され
ていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載
の即席食品等の容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11113841A JP2000302175A (ja) | 1999-04-21 | 1999-04-21 | 即席食品等の容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11113841A JP2000302175A (ja) | 1999-04-21 | 1999-04-21 | 即席食品等の容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000302175A true JP2000302175A (ja) | 2000-10-31 |
Family
ID=14622404
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11113841A Pending JP2000302175A (ja) | 1999-04-21 | 1999-04-21 | 即席食品等の容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000302175A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001163359A (ja) * | 1999-12-03 | 2001-06-19 | Risu Pack Co Ltd | 包装用容器 |
JP2008195427A (ja) * | 2007-02-14 | 2008-08-28 | Yamatsuji Sangyo Kk | 食品収容容器 |
-
1999
- 1999-04-21 JP JP11113841A patent/JP2000302175A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001163359A (ja) * | 1999-12-03 | 2001-06-19 | Risu Pack Co Ltd | 包装用容器 |
JP2008195427A (ja) * | 2007-02-14 | 2008-08-28 | Yamatsuji Sangyo Kk | 食品収容容器 |
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