JP2005298014A - 食品容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 湯切りを安定して簡単かつスムーズに、しかも、湯が容器本体内に残ることなく行い得る食品容器を提供すること。
【解決手段】 容器本体11の上面にシート蓋12が設けられている。
シート蓋12の下層12bには複数の湯切り孔35が透設されている。また、前記下層12bの端縁が容器本体11内の凹部を跨ぐように配置されて、その端縁とフランジ13の内周縁との間に湯切り間隙36が形成されている。容器本体11内の湯は前記湯切り孔35及び湯切り間隙36から排出される。
【選択図】 図3

Description

この発明は、インスタント食品を収容するとともに、湯切り機能を備えた食品容器に関するものである。
例えば、乾燥状態のインスタント焼きそばが収容された容器に、熱湯を注いで焼きそばを復元させた後、湯を湯切り口から廃棄し、その後、麺に味付けを施して食用に供されるようにしたパックが広く流通している。
ここで、容器に湯切り機能を供えさせる手段としては、各種のものが提案されている。例えば、容器本体の開口縁に貼着されたシート蓋の一部を切り取り、または剥離させて、容器本体の一部を露出させることにより、シート蓋と容器本体の縁部との間から湯切りできるようにした蓋の縁部湯切り構成(例えば、特許文献1)、シート蓋を2層構造にして、下層から上層を剥離させることにより、下層に透設された湯切り孔が現出されるようにした湯切り孔構成、容器本体に対して開閉可能に被せられている比較的剛性のある板状蓋の縁部に切り込みを入れて、湯切りの際には、切り込み片を開放させるようにした切り込み構成等が一般的である。
特開2001−171545号公報
しかしながら、前記蓋の縁部湯切り構成においては、手の指で蓋の端を掴んで引き剥がすときの力加減が人や場合によってまちまちである。そのため、蓋を剥がし過ぎて湯切り口を広く開き過ぎるということが多々起こる。そして、湯切り口が広く開き過ぎてしまうと、容器を傾けて湯切り口から湯を排出するときに、麺や具などが湯と共に流れ出てしまうということ起こりやすい。逆に、湯切り口が狭くなりすぎることもあり、この場合には、湯切りがスムーズに行われない。つまり、この蓋の縁部湯切り構成においては、湯切り機能の安定確保が困難である。
前記湯切り孔構成においては、湯切り孔と容器本体のフランジとの位置合わせが難しく、湯切り孔を容器本体のフランジところにまで近接させると、湯切り孔がフランジの上面にかかって、その部分におけるシート蓋と容器本体との間の貼着面積が狭くなり、密封性に問題が生じてくるおそれがある。逆に余裕を見込んで、湯切り孔を容器本体の内方に設けると、その湯切り孔の縁部とフランジとの間の空間部分に捨てられるべき湯が残り、焼きそばの風味が損なわれる原因となった。
前記切り込み構成においては、切り込み片をひとつずつ、手で大きく開放させないと、湯切りがスムーズに行われず、面倒であるばかりでなく、湯切りのために、容器全体を傾けるときに、板状蓋を手で押さえていないと、その板状蓋は被せられているのみであるため板状蓋が開いて、焼きそば麺や薬味等が湯とともに流れ出てしまうおそれが多分にある。
この発明は、前記のような問題点を解決するためになされたものであって、湯切りを安定して簡単かつスムーズに、しかも、湯が容器本体内に残ることなく行い得る食品容器を提供することにある。
以上の目的を達成するために、請求項1に記載の発明においては、上端の開口縁にフランジを有する容器本体と、前記フランジの上面に貼着されて容器本体の開口縁を閉鎖するシート蓋とを備えた食品容器において、前記シート蓋にはその外周端縁に近接して湯切り孔を透設するとともに、その湯切り孔からの湯切り方向においてシート蓋の外周端縁と容器本体の開口縁との間に湯切り間隙を形成した。
請求項2に記載の発明においては、請求項1に記載の発明において、前記シート蓋は、上下2層構造にして、上層を下層に対して剥離可能に貼付し、前記湯切り孔を前記下層に透設するとともに、前記湯切り間隙を下層の端縁と容器本体の開口縁との間に形成した。
請求項3に記載の発明においては、請求項1または2に記載の発明において、容器本体及びシート蓋が全体としてほぼ多角形状をなし、湯切り孔及び湯切り間隙がコーナ部に形成された。
請求項4に記載の発明においては、請求項1〜3のうちのいずれか一項に記載の発明において、容器本体の開口縁に凹部を形成し、シート蓋の端縁を前記凹部に跨がせることにより前記湯切り間隙を形成した。
この発明によれば、容器本体内の湯を湯切り孔及び湯切り間隙の双方から捨てることができて、湯切り孔を容器本体のフランジに近接させる必要がなく、湯切りを安定して簡単かつスムーズに、しかも、容器本体内に残ることなく行い得て、容器本体内の食品を高い風味で食膳に供することができる。
(実施形態)
以下、本発明を具体化した食品容器の一実施形態を図1〜図8にしたがって説明する。
図1〜図3に示すように、この実施形態の食品容器は、全体として平面ほぼ四角形をなし、焼きそば等の乾燥食品が収容された容器本体11と、その容器本体11の上面開口に貼着されたシート蓋12とからなり、焼きそば等の内容物が復元されて食されるときには、シート蓋12は容器本体11から剥離除去される。
容器本体11は、発泡ポリスチレン等の発泡樹脂材をもって上広がり形状に成形されており、その上端開口縁の全周には、外方に向かって所定幅の上面を平らにしたフランジ13が張出し形成されている。フランジ13の外周縁は下向きに折れ曲がった形に形成される。
前記シート蓋12は、容器本体11と相似形をなし、容器本体11の上端開口を塞ぐ大きさに形成されている。このシート蓋12は、上下2層構造であって、図7及び図8に示すように、ポリエチレン等の樹脂フィルムにより上面が被覆された基紙を上層12aとしており、その裏面(下面)にはポリエチレン等の樹脂フィルムにアルミ箔を貼着したシートよりなる下層12bが貼着されている。なお、下層12bにおいて、アルミ箔は下側に設けられている。そして、このシート蓋12は、その下面外周において、前記容器本体11のフランジ13の上面に貼着されている。シート蓋12の上面には、対角線とほぼ平行をなす2本の指示線14、15が付されている。
図5に示すように、前記容器本体11の1つのコーナ部において、容器本体11の周壁には容器内方に向かって膨出部31が形成され、その上面にはフランジ13から容器内方に向かって、凸部32が延出形成されている。凸部32の上面はフランジ13の上面と同一平面を構成している。凸部32の両側おいて、膨出部31の上面には凹部33が形成されている。
一方、前記シート蓋12における下層12bのコーナ部が前記凸部32の上面に貼着されている。前記一方の指示線14の外側(コーナ端の側)において、上層12aの下面には、剥離シート41が貼着され、下層12bが粘着材を介してその剥離シート41に貼付されている。従って、同指示線14の外側の部分において上層12aが下層12bから容易に剥離されるようになっている。
さらに、上層12aは、この剥離シート41の部分において下層12bより大きく、下層12bから突出されていて、その突出部に裏面は、前記フランジ13に貼着されていない。従って、この部分は、つまみ部42として機能する。
前記指示線14の外側において、下層12bには複数の湯切り孔35が透設されている。また、前記下層12bの端縁が前記凹部33を跨ぐように配置されて、その端縁とフランジ13の内周縁との間に湯切り間隙36が形成されている。
さて、焼きそば麺等の即席食品を収容した上記構成の容器では、蓋12の湯切り孔35とは反対側で、図3に示すように、指示線15の部分までシート蓋12を所定量だけ引き剥がし、開いた口から容器本体11に熱湯を注入し、シート蓋12を再度閉鎖状態にする。
所定時間経過して、即席食品が熱湯で復元したら、容器本体11内の湯切りを行う。湯切りに際しては、シート蓋12の上層12aのつまみ部42を手の指で引張って上層12aを下層12bから引き剥がす。このようにすると、湯切り孔35及び湯切り間隙36が開放される。従って、この部分から湯が排出されるように、容器全体を傾ければ、湯切り孔35及び湯切り間隙36の双方から容器本体11内の湯を捨てて、湯切りすることができる。
そして、この場合、手の指でシート蓋12の上層12aの端を掴んで引き剥がすのみで、あらかじめ形成された湯切り孔35及び湯切り間隙36が現出するため、湯切りのための開口量は一定である。従って、たとえ扱う人が相違しても、常にスムーズかつ簡単に湯切りを行うことができる。
また、湯切り時には、シート蓋12は容器本体11に対する貼着状態に維持されるため、シート蓋12が開放されてしまうことはなく、焼きそば麺等の内容物が外部に出てしまうようなことはない。従って、容器全体を傾けるときに、蓋を手で押さえるような必要はない。
さらに、シート蓋12の下層12bと容器本体11のフランジ13との間に湯切り間隙36が形成されるように、シート蓋12を容器本体11のフランジ13及び凸部32の上面に貼着すればよいだけであるため、その貼着が容易であるばかりでなく、湯切り間隙36が存在するために、湯切り孔35の位置に関わらず、容器本体11内の湯を残らず捨てることができ、焼きそば等の風味が損なわれるのを防止できる。
以上のように、この実施形態においては、湯切りを安定して簡単かつスムーズに、しかも、湯が容器本体内に残ることなく行い得て、高い風味の食品を食膳に供することができる。
(他の実施形態)
この発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、以下のような態様で具体化してもよい。
・ 湯切り孔35及び湯切り間隙36を容器本体11及びシート蓋12のコーナ部ではなく、コーナ部間の辺部に設けること。
・ 容器本体11及びシート蓋12を平面四角形以外の多角形状、例えば五角形状、六角形状等にすること。
・ 容器本体11及びシート蓋12を平面円形にすること。
・ シート蓋12を例えば1層構造にして、湯切り孔35及び湯切り間隙36が常態としてシート蓋12の上面に現出するように構成すること。このようにすれば、上層12aの下層12bからの剥離のための構成や、その上層12aを剥離する作業が不要になる。ただし、このように構成した場合には、食品容器が消費者に届くまでの間における湯切り孔35及び湯切り間隙36の閉鎖は、食品容器全体を覆うラップシートによって行われる。
(別の技術的思想)
前記実施形態から把握される請求項記載の技術的思想以外の他の技術的思想は以下の通りである。
(1) 容器本体のフランジ部から容器内方に向かって凸部を形成するとともに、その凸部に隣接して凹部を形成し、シート蓋の端縁を前記凸部の上面に貼着した請求項1〜4のうちのいずれか一項に記載の食品容器。
(2) 前記凹部を前記凸部の両側に形成し、シート蓋の端縁を前記凸部とその両側方のフランジとの間における凹部上を跨がせた前記(1)項に記載の食品容器。
食品容器の全体を示す斜視図。 同じく断面図。 同じく湯切り時の状態を示す斜視図。 湯切り状態における湯切り時の平面図。 シート蓋を剥がした状態を示す容器本体の平面図。 図5のA−A線における断面図。 湯切り状態における図6のB−B線位置の断面図。 同じく湯切り状態における図6のC−C線位置の断面図。
符号の説明
11…容器本体、12…シート蓋、12a…上層、12b…下層、13…フランジ、32…凸部、33…凹部、35…湯切り孔、36…湯切り間隙。

Claims (4)

  1. 上端の開口縁にフランジを有する容器本体と、前記フランジの上面に貼着されて容器本体の開口縁を閉鎖するシート蓋とを備えた食品容器において、
    前記シート蓋にはその外周端縁に近接して湯切り孔を透設するとともに、その湯切り孔からの湯切り方向においてシート蓋の外周端縁と容器本体の開口縁との間に湯切り間隙を形成した食品容器。
  2. 前記シート蓋は、上下2層構造にして、上層を下層に対して剥離可能に貼付し、前記湯切り孔を前記下層に透設するとともに、前記湯切り間隙を下層の端縁と容器本体の開口縁との間に形成した請求項1に記載の食品容器。
  3. 容器本体及びシート蓋が全体としてほぼ多角形状をなし、湯切り孔及び湯切り間隙がコーナ部に形成された請求項1または2に記載の食品容器。
  4. 容器本体の開口縁に凹部を形成し、シート蓋の端縁を前記凹部に跨がせることにより前記湯切り間隙を形成した請求項1〜3のうちのいずれか一項に記載の食品容器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007182246A (ja) * 2006-01-10 2007-07-19 Toppan Printing Co Ltd 包装用容器
JP2008290725A (ja) * 2007-05-22 2008-12-04 Toppan Printing Co Ltd 蓋材

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