JP2008195427A - 食品収容容器 - Google Patents

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久光 辻
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Abstract

【課題】収容部に固体食品と液体とを一緒に収容する食品収容容器において、液体だけを収容部から排出させやすい食品収容容器を提供する。
【解決手段】固体食品と液体とを一緒に収容する収容部2を備え、収容部2に対して固体食品を出し入れするための収容部2の開口6を閉じるための蓋が、収容部2の開口縁7より収容部2の外側に延長する取付面4に剥がせるように取り付けられる食品収容容器1において、取付面4が、蓋の剥がし口に位置する剥がし部位10に収容部2と繋がる液体抜き溝部5を備えた.
【選択図】図1

Description

本発明は、固体食品と液体とを一緒に収容し、液体だけを排出しやすい食品収容容器に関する。
食品を収容する収容部を備え、食品を出し入れするための開口を閉じるための蓋が、開口縁より収容部の外側に延長する取付面(フランジ)に剥がせるように取り付けられる食品収容容器が知られている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、上述のような食品収容容器の収容部内に固体食品と液体とが一緒に収容され、樹脂フィルムのような蓋が取付面に剥がせるように取り付けられて収容部の開口が閉じられている場合においては、固体食品を食する際に液体だけを収容部から排出させることが困難である。例えば、収容部内にところてんとところてん保存液とが一緒に収容されているような場合、ところてん保存液はところてんの品質維持のために封入されたものであってところてんを食する際に不要なので、ところてん保存液だけを捨てたい。そこで、上述したような食品収容容器に固体食品と液体とが一緒に収容されている場合、蓋を全部剥がして、固体食品と液体とを一緒にざるにあけて液体を切る方法が確実であるが、ざるが無い場合には、蓋を少しだけ剥がして蓋と容器との間に、固体食品が流れ出ないような開口寸法の排出口を作って、液体だけを排出するようにしている。
しかしながら、固体食品が流れ出ないような開口寸法の排出口では液体の流路が狭く、液体がなかなか排出されないという問題点があった。
特開2004−42954号公報
従来の食品収容容器では、液体だけを排出したい場合に、液体が排出しにくいという問題点があった。
本発明は、収容部に固体食品と液体とを一緒に収容する食品収容容器において、液体だけを収容部から排出させやすい食品収容容器を提供する。
本発明による食品収容容器は、固体食品と液体とを一緒に収容する収容部を備え、収容部に対して固体食品を出し入れするための収容部の開口を閉じるための蓋が、収容部の開口縁より収容部の外側に延長する取付面に剥がせるように取り付けられる食品収容容器において、取付面が、蓋の剥がし口に位置する剥がし部位に収容部と繋がる液体抜き溝部を備えたことを特徴とする。
液体抜き溝部の左右の端と開口縁との境界が蓋の剥がし停止位置に決められ、この液体抜き溝部の左右の蓋の剥がし停止位置同士を直線で結んだ蓋の剥がし停止線と、液体抜き溝部の左右間の中央と開口縁との境界との間の間隔が、固体食品の断面径よりも小さい寸法に形成されたことも特徴とする。
液体抜き溝部が複数の溝により形成されたことも特徴とする。
溝が断面半円状の溝に形成され、溝径が、固体食品の断面径よりも小さい寸法に形成されたことも特徴とする。
本発明の食品収容容器によれば、取付面が液体抜き溝部を備えたので、液体だけを収容部から排出させやすい食品収容容器を提供できる。
蓋の剥がし停止線と液体抜き溝部の左右間の中央と開口縁との境界との間の間隔が、固体食品の断面径よりも小さい寸法に形成されたことにより、固体食品が液体抜き溝部と蓋との間を通過せず、固体食品が収容部より流れ出ることを防止できる。
溝部が複数の溝により形成されたことにより、液体の排出口が多くなり、排出効率が向上する。
溝が断面半円状の溝に形成され、溝径が、固体食品の断面径よりも小さい寸法に形成されたことにより、固体食品が収容部から溝内に入らず、複数の断面半円状の溝と溝との間で形成される収容部の内壁に衝突するため、固体食品が収容部より流れ出ることを防止できる。
最良の形態1
図1乃至図4は本発明の最良の形態を示し、図1は食品収容容器(以下、収容容器と略す)を示し、図2は収容容器の上から見て示し、図3は図2のA−A断面を示し、図4は蓋の付いた収容容器の断面を示し、図5は図2のB方向から見た液体抜き溝部及びその近傍を示す。
図1を参照し、食品収容容器としてのところてん収容容器(以下、収容容器と略す)の構造を説明する。収容容器1は合成樹脂により形成される。収容容器1は、収容部2、蓋3の取付面としてのフランジ4、フランジ4に形成された液体抜き溝部5を備える。収容部2内には、柔らかい細状固体食品としてのところてん51と液体としてのところてん保存液52とが一緒に収容される(図4参照)。収容部2の上部には開口6が設けられる。即ち、収容部2は上部が開口した容器により形成される。フランジ4は、収容部2の開口縁7より収容部2の外側に延長し、開口縁7の周囲を囲むように設けられる。フランジ4は、収容容器1が水平な面に載置された場合に水平方向に延長し、蓋3が貼り付けられる平坦な上面8を備える。
図4に示すように、収容部2に、ところてん51とところてん保存液52とが一緒に収容された後に、合成樹脂によりフィルム状に形成された蓋3が、フランジ4の上面8に剥がせるように取り付けられて、開口6を塞ぐ。
フランジ4は、蓋3の剥がし口9の位置する剥がし部位10に、収容部2の内壁11と繋がる液体抜き溝部5を備える。液体抜き溝部5は、剥がし口9に近い開口縁7から剥がし口9の方向に並んで延長する複数の断面半円状の溝12により形成される。各図では4つの溝12により形成された液体抜き溝部5を示した。
図2に示すように、液体抜き溝部5の左右の端と開口縁7との境界15が、液体抜きをする際の蓋3の剥がし停止位置16に決められる。
そして、液体抜き溝部5の左右に位置する蓋3の剥がし停止位置16;16同士を直線で結んだ蓋3の剥がし停止線17(二点鎖線で示す)と、液体抜き溝部5の左右間の中央と開口縁との境界18との間の間隔aが、ところてん51の断面径よりも小さい寸法に形成される。
さらに、図5に示す溝12の断面半円状の溝径dが、ところてん51の断面径よりも小さい寸法に形成される。
最良の形態1によれば、液体抜き溝部5を備えたので、図4に示すように、蓋3を蓋3の剥がし停止位置16まで剥がした場合に形成される液体の流路が、液体抜き溝部5のない場合と比べて大きくなる。よって、液体抜き溝部5のない場合と比べて、ところてん保存液52が収容部2から排出しやすくなる。
また、図4に示すように、蓋3が剥がし口9より蓋3の剥がし停止位置16まで剥がされた状態で、収容容器1を傾けて液体抜き溝部5を通してところてん保存液52を排出した場合、上述した間隔aがところてん51の断面径よりも小さい寸法に形成されているため、ところてん51が液体抜き溝部5と剥がし停止位置16まで剥がされた蓋3との間を通過せず、ところてん51が収容部2より流れ出ることを防止できる。
また、液体抜き溝部5が、剥がし口9に近い開口縁7から剥がし口9の方向に並んで延長する複数の断面半円状の溝12により形成され、溝12の断面半円状の溝径がところてん51の断面径よりも小さい寸法に形成されたので、ところてん51が収容部2から溝12内に入らず、ところてん51が複数の断面半円状の溝12と溝12との間で形成される収容部2の内壁13(図5参照)に衝突するため、ところてん51が収容部2より流れ出ることを防止できる。
また、液体抜き溝部5が、複数の断面半円状の溝12により形成されたので、ところてん保存液52の排出場所が多くなり、ところてん保存液52の排出効率が向上する。
最良の形態2
図6;7を参照し、最良の形態2の収容容器30を説明する。上述した収容容器1のフランジ4の外形は、上から見て、溝12が開口縁7から延長する方向に沿った第1の方向に長く、第1の方向と直交する方向に短い。即ち、液体抜き溝部5の左右の外側に位置する第1外縁21と第2外縁22とのなす角度が鋭角であり、液体抜き溝部5の形成された開口縁7より180度隔てた開口縁7側の第3外縁23と第4外縁24とのなす角度が90度である。よって、2つの収容容器1のフランジ4の第1外縁21;21同士がミシン目による切り目25によって切り離しやすいように繋がれ、2つの収容容器1のフランジ4の第3外縁23;23同士が互いに平行に位置する2連式の収容容器30が形成される。第1外縁21と第2外縁22との境界部31、第3外縁23と第4外縁24との境界部32、第1外縁21と第4外縁24との境界部33、第2外縁22と第3外縁23との境界部34は、丸く形成される。フランジの4つの境界部31〜34が丸く形成されたことによって、手を切りやすい角部分がなくなるので、安全性に優れた2連式の収容容器30を提供できる。
本発明の食品収容容器は、ところてん収容容器としてだけでなく、みつ豆、フルーツ、その他の固体食品と液体とを一緒に収容する食品収容容器として使用できる。
食品収容容器と蓋は、合成樹脂以外の材料により形成してもよい。
食品収容容器の斜視図(最良の形態1)。 食品収容容器の平面図(最良の形態1)。 図2のA−A断面図(最良の形態1)。 蓋の付いた食品収容容器を示す断面図(最良の形態1)。 図2のB方向から見た図(最良の形態1)。 2連式の食品収容容器の斜視図(最良の形態2)。 2連式の食品収容容器の平面図(最良の形態2)。
符号の説明
1 ところてん収容容器、(食品収容容器)、2 収容部、3 蓋、
4 フランジ(蓋の取付面)、5 液体抜き溝部、6 開口、7 開口縁、
9 蓋の剥がし口、10 蓋剥がし部位、12 溝、16 蓋の剥がし停止位置、
17 蓋の剥がし停止線、51 ところてん(固体食品)、
52 ところてん保存液(液体)、a 間隔、d 溝径。

Claims (4)

  1. 固体食品と液体とを一緒に収容する収容部を備え、収容部に対して固体食品を出し入れするための収容部の開口を閉じるための蓋が、収容部の開口縁より収容部の外側に延長する取付面に剥がせるように取り付けられる食品収容容器において、取付面が、蓋の剥がし口に位置する剥がし部位に収容部と繋がる液体抜き溝部を備えたことを特徴とする食品収容容器。
  2. 液体抜き溝部の左右の端と開口縁との境界が蓋の剥がし停止位置に決められ、この液体抜き溝部の左右の蓋の剥がし停止位置同士を直線で結んだ蓋の剥がし停止線と、液体抜き溝部の左右間の中央と開口縁との境界との間の間隔が、固体食品の断面径よりも小さい寸法に形成されたことを特徴とする請求項1に記載の食品収容容器。
  3. 液体抜き溝部が複数の溝により形成されたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の食品収容容器。
  4. 溝が断面半円状の溝に形成され、溝径が、固体食品の断面径よりも小さい寸法に形成されたことを特徴とする請求項3に記載の食品収容容器。
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