JP2004059042A - 湯切り機能付き容器 - Google Patents
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Abstract
【課題】容器にも湯切り機能の一部を付与し、また、蓋材にも湯切り機能を付与し、容器の形状が変化しても蓋材との位置関係を固定せずに湯切り機能を発揮できる湯切り機能付き容器を提供する。
【解決手段】容器本体(10)の側部(12)は全周にわたり縦方向にフランジ部(13)にまで達する凹凸(14)が形成され、かつ、フランジ部(13)の内側は全周にわたり波形状に形成され、側部の凹凸と波形状に形成されたフランジ部の内側(15)とは互いに連設され、蓋材(20)の排湯口形成用つまみ(22)の一方の端縁(23)からもう一方の端縁(24)を通ってフランジ部の内側周縁に沿って適宜の長さのハーフカット線(h)が穿設され、排湯口形成用つまみ(22)をハーフカット線(h)に沿って切り取った際、波形状の凹凸が露出して、該露出部分が排湯口(25)となる。
【選択図】図1
【解決手段】容器本体(10)の側部(12)は全周にわたり縦方向にフランジ部(13)にまで達する凹凸(14)が形成され、かつ、フランジ部(13)の内側は全周にわたり波形状に形成され、側部の凹凸と波形状に形成されたフランジ部の内側(15)とは互いに連設され、蓋材(20)の排湯口形成用つまみ(22)の一方の端縁(23)からもう一方の端縁(24)を通ってフランジ部の内側周縁に沿って適宜の長さのハーフカット線(h)が穿設され、排湯口形成用つまみ(22)をハーフカット線(h)に沿って切り取った際、波形状の凹凸が露出して、該露出部分が排湯口(25)となる。
【選択図】図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、焼きそば、スパゲティなど即席食品の密封包装に使用する容器に関し、特には、乾燥状態の即席食品を柔らかくほぐすために容器に注入する熱湯を排出するための湯切り機能を備えた湯切り機能付き容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、湯切り機能を備えた容器としては、例えば、カップ状容器の開口を覆う蓋材の外周の一部に注湯口形成用つまみを設けて、この注湯口形成用つまみにより蓋材の一部を剥がして注湯口を形成すると共に、この注湯口形成用つまみの反対側に設けられた排湯口形成用つまみの両端縁からミシン目状の切れ目線を内方で交差するようにV字状に入れていた。
【0003】
そして、カップ状容器に蓋材を被せたまま該排湯口形成用つまみを剥がすことにより、ミシン目状の切れ目線に沿って蓋材が切断されて排湯口が形成され、この排湯口から湯の排出を行うことによって容器を相当傾けても中の麺などがこぼれないようにしたものであった。
【0004】
しかしながら、これらの構造は、容器と蓋材の組み合わせで湯切り機能を付与させているため、容器の形状を変更すると、蓋材との位置関係が固定しないと湯切り機能を発揮できない場合が多かった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、湯切り機能付き容器に関する以上のような問題点に鑑みてなされたもので、容器にも湯切り機能の一部を付与し、また、蓋材にも湯切り機能を付与し、容器の形状が変化しても蓋材との位置関係を固定せずに湯切り機能を発揮できる湯切り機能付き容器を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1の発明は、底部の周縁に側部が立設され、該側部の先端に外方に向けてフランジ部が延設された容器本体と、該容器本体の開口部を覆い、容器本体のフランジ部に熱封緘される、容器本体の開口部とほぼ同じ外形で、注湯口形成用つまみと排湯口形成用つまみとを有する蓋材とからなり、前記蓋材の周縁は容器本体のフランジ部に密封シールされる湯切り機能付き容器であって、前記容器本体の側部は全周にわたり縦方向にフランジ部にまで達する凹凸が形成され、かつ、該フランジ部の内側は全周にわたり波形状に形成され、側部の凹凸と波形状に形成されたフランジ部の内側とは互いに連設され、前記蓋材の排湯口形成用つまみの一方の端縁からもう一方の端縁を通ってフランジ部の内側周縁に沿って適宜の長さのハーフカット線が穿設され、排湯口形成用つまみをハーフカット線に沿って切り取った際、波形状の凹凸が露出して、該露出部分が排湯口となることを特徴とする、湯切り機能付き容器である。
【0007】
このように請求項1記載の発明によれば、容器本体の側部は全周にわたって縦方向にフランジ部にまで達する凹凸が形成されており、かつ、フランジ部の内側は全周にわたって波形状に形成され、側部の凹凸と波形状に形成されたフランジ部の内側とは互いに連設され、蓋材には排湯口形成用つまみの一方の端縁からもう一方の端縁を通ってフランジ部の内側周縁に沿って適宜の長さのハーフカット線が穿設されているので、容器本体と蓋材の位置関係に関係なく、排湯口形成用つまみをハーフカット線に沿って切り取ることにより波形状の凹凸が露出して該露出部分が排湯口となる。
【0008】
また、請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記蓋材は、表面側より、ポリエステルフィルム/紙基材/アルミニウム箔/シーラント層が順次積層された複合シートから構成され、前記ハーフカット線は、複合シートの裏面側より紙基材に達する深さで穿設されていることを特徴とする、湯切り機能付き容器である。
【0009】
このように請求項2記載の発明によれば、蓋材は、表面側より、ポリエステルフィルム/紙基材/アルミニウム箔/シーラント層が順次積層された複合シートから構成され、前記ハーフカット線は、複合シートの裏面側より紙基材に達する深さで穿設されているので、排湯口形成用つまみはハーフカット線に沿って容易に切り取ることができる。
【0010】
また、請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、前記ハーフカット線の末端は、フランジ部の内側周縁からフランジ部の外側縁に達していることを特徴とする、湯切り機能付き容器である。
【0011】
このように請求項3記載の発明によれば、ハーフカット線の末端は、フランジ部の内側周縁からフランジ部の外側縁にまで達しているので、排湯口形成用つまみはハーフカット線に沿ってきれいに蓋材から切り離すことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明の湯切り機能付き容器を一実施形態に基づいて以下に詳細に説明する。本発明の湯切り機能付き容器は、例えば、図1、図2、図3に示すように、底部(11)の周縁に側部(12)が立設され、該側部の先端に外方に向けてフランジ部(13)が延設された容器本体(10)と、該容器本体の開口部を覆い、容器本体のフランジ部(13)に熱封緘される、容器本体の開口部とほぼ同じ外形で、注湯口形成用つまみ(21)と排湯口形成用つまみ(22)とを有する蓋材(20)とからなり、前記蓋材の周縁は容器本体のフランジ部に密封シールされる湯切り機能付き容器(100)である。
【0013】
そして容器本体の側部は、全周にわたり縦方向にフランジ部にまで達する凹凸(14)が形成されており、かつ、該フランジ部の内側は全周にわたり波形状(15)に形成されている。
【0014】
また、蓋材(20)の排湯口形成用つまみ(22)の一方の端縁(23)からもう一方の端縁(24)を通ってフランジ部の内側周縁に沿って適宜の長さのハーフカット線(h)が穿設されている。
【0015】
そして、排湯口形成用つまみ(22)をハーフカット線(h)に沿って切り取った際、波形状の凹凸は露出して該露出部分が排湯口(25)となる。
【0016】
容器本体(10)の素材は、特に限定されることはなく、ポリプロピレン樹脂、ポリスチレン樹脂等の熱可塑性樹脂を用いて、一般的に公知の射出成形法、シート成形法などにより作製することができる。
また、カップ原紙など用いて、一般的に公知の紙カップ成形機を使用して紙カップとしても良い。
【0017】
蓋材(20)は、図5に示すように、表面側より、ポリエステルフィルム(2)/紙基材(3)/アルミニウム箔(4)/シーラント層(5)が順次積層された複合シート(1)から構成されている。
ポリエステルフィルム(2)の内側面には、必要に応じて印刷層(図示せず)を設けることができる。
また、溶融ポリエチレン押し出しラミネート法、ドライラミネート法など公知のラミネート法により各層を積層し、複合シート(1)とすることができる。
【0018】
そして、複合シートの裏面側より紙基材(3)に達する深さで前述のハーフカット線(h)が穿設されている。
【0019】
ハーフカット線(h)は、実線、点線、破線、ミシン目状の切断線など任意で良い。
【0020】
シーラント層(5)を構成する樹脂としては、エチレン−メタアクリル酸共重合体樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂、ポリスチレン樹脂とポリエチレン樹脂のアロイまたはブレンド、ポリスチレン樹脂とポリプロピレン樹脂のアロイまたはブレンド、ポリブテン−1樹脂、線状低密度ポリエチレン樹脂とポリプロピレン樹脂のアロイまたはブレンド、ポリプロピレン樹脂とポリエチレン樹脂のブレンドなどの樹脂を適宜に選定して用いる。
【0021】
【発明の効果】
上記のように、本発明の湯切り機能付き容器は、構成的に単純で消費者が誤用することが少ない、アルミニウム箔を使用しない蓋材や容器本体にも応用が可能である、湯切り時に湯(水)残りが少ない、切り取る排湯口の大きさにより湯切りの速さをコントロールすることができる、などの効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の湯切り機能付き容器に使用する容器本体の一実施例を示す、平面説明図である。
【図2】本発明の湯切り機能付き容器に使用する蓋材の一実施例を示す、平面説明図である。
【図3】本発明の湯切り機能付き容器の一実施例を示す、平面説明図である。
【図4】本発明の湯切り機能付き容器の使用状態の一実施例を示す、斜視説明図である。
【図5】本発明に使用する蓋材の一実施例を示す、断面説明図である。
【符号の説明】
1‥‥複合シート
2‥‥ポリエステルフィルム
3‥‥紙基材
4‥‥アルミニウム箔
5‥‥シーラント層
10‥‥容器本体
11‥‥底部
12‥‥側部
13‥‥フランジ部
14‥‥凹凸
15‥‥波形状に形成されたフランジ部の内側
20‥‥蓋材
21‥‥注湯口形成用つまみ
22‥‥排湯口形成用つまみ
23‥‥一方の端縁
24‥‥もう一方の端縁
25‥‥排湯口
100‥‥湯切り機能付き容器
h‥‥ハーフカット線
【発明の属する技術分野】
本発明は、焼きそば、スパゲティなど即席食品の密封包装に使用する容器に関し、特には、乾燥状態の即席食品を柔らかくほぐすために容器に注入する熱湯を排出するための湯切り機能を備えた湯切り機能付き容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、湯切り機能を備えた容器としては、例えば、カップ状容器の開口を覆う蓋材の外周の一部に注湯口形成用つまみを設けて、この注湯口形成用つまみにより蓋材の一部を剥がして注湯口を形成すると共に、この注湯口形成用つまみの反対側に設けられた排湯口形成用つまみの両端縁からミシン目状の切れ目線を内方で交差するようにV字状に入れていた。
【0003】
そして、カップ状容器に蓋材を被せたまま該排湯口形成用つまみを剥がすことにより、ミシン目状の切れ目線に沿って蓋材が切断されて排湯口が形成され、この排湯口から湯の排出を行うことによって容器を相当傾けても中の麺などがこぼれないようにしたものであった。
【0004】
しかしながら、これらの構造は、容器と蓋材の組み合わせで湯切り機能を付与させているため、容器の形状を変更すると、蓋材との位置関係が固定しないと湯切り機能を発揮できない場合が多かった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、湯切り機能付き容器に関する以上のような問題点に鑑みてなされたもので、容器にも湯切り機能の一部を付与し、また、蓋材にも湯切り機能を付与し、容器の形状が変化しても蓋材との位置関係を固定せずに湯切り機能を発揮できる湯切り機能付き容器を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1の発明は、底部の周縁に側部が立設され、該側部の先端に外方に向けてフランジ部が延設された容器本体と、該容器本体の開口部を覆い、容器本体のフランジ部に熱封緘される、容器本体の開口部とほぼ同じ外形で、注湯口形成用つまみと排湯口形成用つまみとを有する蓋材とからなり、前記蓋材の周縁は容器本体のフランジ部に密封シールされる湯切り機能付き容器であって、前記容器本体の側部は全周にわたり縦方向にフランジ部にまで達する凹凸が形成され、かつ、該フランジ部の内側は全周にわたり波形状に形成され、側部の凹凸と波形状に形成されたフランジ部の内側とは互いに連設され、前記蓋材の排湯口形成用つまみの一方の端縁からもう一方の端縁を通ってフランジ部の内側周縁に沿って適宜の長さのハーフカット線が穿設され、排湯口形成用つまみをハーフカット線に沿って切り取った際、波形状の凹凸が露出して、該露出部分が排湯口となることを特徴とする、湯切り機能付き容器である。
【0007】
このように請求項1記載の発明によれば、容器本体の側部は全周にわたって縦方向にフランジ部にまで達する凹凸が形成されており、かつ、フランジ部の内側は全周にわたって波形状に形成され、側部の凹凸と波形状に形成されたフランジ部の内側とは互いに連設され、蓋材には排湯口形成用つまみの一方の端縁からもう一方の端縁を通ってフランジ部の内側周縁に沿って適宜の長さのハーフカット線が穿設されているので、容器本体と蓋材の位置関係に関係なく、排湯口形成用つまみをハーフカット線に沿って切り取ることにより波形状の凹凸が露出して該露出部分が排湯口となる。
【0008】
また、請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記蓋材は、表面側より、ポリエステルフィルム/紙基材/アルミニウム箔/シーラント層が順次積層された複合シートから構成され、前記ハーフカット線は、複合シートの裏面側より紙基材に達する深さで穿設されていることを特徴とする、湯切り機能付き容器である。
【0009】
このように請求項2記載の発明によれば、蓋材は、表面側より、ポリエステルフィルム/紙基材/アルミニウム箔/シーラント層が順次積層された複合シートから構成され、前記ハーフカット線は、複合シートの裏面側より紙基材に達する深さで穿設されているので、排湯口形成用つまみはハーフカット線に沿って容易に切り取ることができる。
【0010】
また、請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、前記ハーフカット線の末端は、フランジ部の内側周縁からフランジ部の外側縁に達していることを特徴とする、湯切り機能付き容器である。
【0011】
このように請求項3記載の発明によれば、ハーフカット線の末端は、フランジ部の内側周縁からフランジ部の外側縁にまで達しているので、排湯口形成用つまみはハーフカット線に沿ってきれいに蓋材から切り離すことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明の湯切り機能付き容器を一実施形態に基づいて以下に詳細に説明する。本発明の湯切り機能付き容器は、例えば、図1、図2、図3に示すように、底部(11)の周縁に側部(12)が立設され、該側部の先端に外方に向けてフランジ部(13)が延設された容器本体(10)と、該容器本体の開口部を覆い、容器本体のフランジ部(13)に熱封緘される、容器本体の開口部とほぼ同じ外形で、注湯口形成用つまみ(21)と排湯口形成用つまみ(22)とを有する蓋材(20)とからなり、前記蓋材の周縁は容器本体のフランジ部に密封シールされる湯切り機能付き容器(100)である。
【0013】
そして容器本体の側部は、全周にわたり縦方向にフランジ部にまで達する凹凸(14)が形成されており、かつ、該フランジ部の内側は全周にわたり波形状(15)に形成されている。
【0014】
また、蓋材(20)の排湯口形成用つまみ(22)の一方の端縁(23)からもう一方の端縁(24)を通ってフランジ部の内側周縁に沿って適宜の長さのハーフカット線(h)が穿設されている。
【0015】
そして、排湯口形成用つまみ(22)をハーフカット線(h)に沿って切り取った際、波形状の凹凸は露出して該露出部分が排湯口(25)となる。
【0016】
容器本体(10)の素材は、特に限定されることはなく、ポリプロピレン樹脂、ポリスチレン樹脂等の熱可塑性樹脂を用いて、一般的に公知の射出成形法、シート成形法などにより作製することができる。
また、カップ原紙など用いて、一般的に公知の紙カップ成形機を使用して紙カップとしても良い。
【0017】
蓋材(20)は、図5に示すように、表面側より、ポリエステルフィルム(2)/紙基材(3)/アルミニウム箔(4)/シーラント層(5)が順次積層された複合シート(1)から構成されている。
ポリエステルフィルム(2)の内側面には、必要に応じて印刷層(図示せず)を設けることができる。
また、溶融ポリエチレン押し出しラミネート法、ドライラミネート法など公知のラミネート法により各層を積層し、複合シート(1)とすることができる。
【0018】
そして、複合シートの裏面側より紙基材(3)に達する深さで前述のハーフカット線(h)が穿設されている。
【0019】
ハーフカット線(h)は、実線、点線、破線、ミシン目状の切断線など任意で良い。
【0020】
シーラント層(5)を構成する樹脂としては、エチレン−メタアクリル酸共重合体樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂、ポリスチレン樹脂とポリエチレン樹脂のアロイまたはブレンド、ポリスチレン樹脂とポリプロピレン樹脂のアロイまたはブレンド、ポリブテン−1樹脂、線状低密度ポリエチレン樹脂とポリプロピレン樹脂のアロイまたはブレンド、ポリプロピレン樹脂とポリエチレン樹脂のブレンドなどの樹脂を適宜に選定して用いる。
【0021】
【発明の効果】
上記のように、本発明の湯切り機能付き容器は、構成的に単純で消費者が誤用することが少ない、アルミニウム箔を使用しない蓋材や容器本体にも応用が可能である、湯切り時に湯(水)残りが少ない、切り取る排湯口の大きさにより湯切りの速さをコントロールすることができる、などの効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の湯切り機能付き容器に使用する容器本体の一実施例を示す、平面説明図である。
【図2】本発明の湯切り機能付き容器に使用する蓋材の一実施例を示す、平面説明図である。
【図3】本発明の湯切り機能付き容器の一実施例を示す、平面説明図である。
【図4】本発明の湯切り機能付き容器の使用状態の一実施例を示す、斜視説明図である。
【図5】本発明に使用する蓋材の一実施例を示す、断面説明図である。
【符号の説明】
1‥‥複合シート
2‥‥ポリエステルフィルム
3‥‥紙基材
4‥‥アルミニウム箔
5‥‥シーラント層
10‥‥容器本体
11‥‥底部
12‥‥側部
13‥‥フランジ部
14‥‥凹凸
15‥‥波形状に形成されたフランジ部の内側
20‥‥蓋材
21‥‥注湯口形成用つまみ
22‥‥排湯口形成用つまみ
23‥‥一方の端縁
24‥‥もう一方の端縁
25‥‥排湯口
100‥‥湯切り機能付き容器
h‥‥ハーフカット線
Claims (3)
- 底部の周縁に側部が立設され、該側部の先端に外方に向けてフランジ部が延設された容器本体と、該容器本体の開口部を覆い、容器本体のフランジ部に熱封緘される、容器本体の開口部とほぼ同じ外形で、注湯口形成用つまみと排湯口形成用つまみとを有する蓋材とからなり、前記蓋材の周縁は容器本体のフランジ部に密封シールされる湯切り機能付き容器であって、前記容器本体の側部は全周にわたり縦方向にフランジ部にまで達する凹凸が形成され、かつ、該フランジ部の内側は全周にわたり波形状に形成され、側部の凹凸と波形状に形成されたフランジ部の内側とは互いに連設され、前記蓋材の排湯口形成用つまみの一方の端縁からもう一方の端縁を通ってフランジ部の内側周縁に沿って適宜の長さのハーフカット線が穿設され、排湯口形成用つまみをハーフカット線に沿って切り取った際、波形状の凹凸が露出して、該露出部分が排湯口となることを特徴とする、湯切り機能付き容器。
- 前記蓋材は、表面側より、ポリエステルフィルム/紙基材/アルミニウム箔/シーラント層が順次積層された複合シートから構成され、前記ハーフカット線は、複合シートの裏面側より紙基材に達する深さで穿設されていることを特徴とする、請求項1記載の湯切り機能付き容器。
- 前記ハーフカット線の末端は、フランジ部の内側周縁からフランジ部の外側縁に達していることを特徴とする、請求項1又は2記載の湯切り機能付き容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002218013A JP2004059042A (ja) | 2002-07-26 | 2002-07-26 | 湯切り機能付き容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002218013A JP2004059042A (ja) | 2002-07-26 | 2002-07-26 | 湯切り機能付き容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004059042A true JP2004059042A (ja) | 2004-02-26 |
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ID=31939320
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002218013A Pending JP2004059042A (ja) | 2002-07-26 | 2002-07-26 | 湯切り機能付き容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008068903A (ja) * | 2006-09-15 | 2008-03-27 | Toppan Printing Co Ltd | 湯切り機能付き蓋材 |
JP2011057245A (ja) * | 2009-09-08 | 2011-03-24 | Fp Corp | 包装用容器 |
-
2002
- 2002-07-26 JP JP2002218013A patent/JP2004059042A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008068903A (ja) * | 2006-09-15 | 2008-03-27 | Toppan Printing Co Ltd | 湯切り機能付き蓋材 |
JP2011057245A (ja) * | 2009-09-08 | 2011-03-24 | Fp Corp | 包装用容器 |
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