JP2000300748A - パチンコ機 - Google Patents

パチンコ機

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JP2000300748A
JP2000300748A JP11115839A JP11583999A JP2000300748A JP 2000300748 A JP2000300748 A JP 2000300748A JP 11115839 A JP11115839 A JP 11115839A JP 11583999 A JP11583999 A JP 11583999A JP 2000300748 A JP2000300748 A JP 2000300748A
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Takeyasu Kusano
健康 草野
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Heiwa Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大当り中に遊技者の技術介入を可能にして、
遊技者の遊技技術が遊技結果に反映されるパチンコ機を
提供する。 【解決手段】 可変図柄表示装置が表示する図柄が予め
定めた図柄と一致することに基づいて遊技者に有利にゲ
ームが展開する大当りに移行するパチンコ機において、
大当り中に、遊技者に指定した入賞口へ打球を入賞させ
る打球発射に関わる課題を行わせ、この課題の達成結果
に基づいて可変図柄表示装置が図柄を可変表示する時間
を短縮させるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はパチンコ機に関
し、特に大当り中の遊技者による技術介入を可能にして
遊技性を向上させたパチンコ機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】周知のように、パチンコ機には数多くの
機種が存在しているが、基本的には皆似通ったものであ
る。例えば、可変図柄表示装置が表示する図柄の組み合
せ態様によって、変動入賞装置を遊技者に著しい利益を
与える状態に変換可能な機種がある。この種のパチンコ
機は、遊技者が発射した打球が、始動口に入球したこと
に基づいて可変図柄表示装置における図柄の可変表示が
開始され、所定時間経過後に停止表示される図柄が揃っ
たときに「大当り」となり、変動入賞装置を開放して遊
技者に多大な利益を与える。このときの、図柄が「揃
う」・「揃わない」は、パチンコ機が決めるので、遊技
者が自らの遊技技術を発揮する技術介入の余地がなく、
大当りの発生は運任せである。そして、一旦、大当りに
なると、ある程度の利益が確約されているため、遊技の
緊張感が途切れてしまっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、大当り中も遊
技者を飽きさせないように、例えば、大当り中に表示す
る図柄にストーリー性を持たせて、遊技者の興味を引き
付ける努力がなされているが、直ぐに飽きられているの
が現状である。一方、大当り中に、表示器でジャンケン
やビンゴ等、他の補助ゲームを行い、その結果に基づい
て付加価値を与えるようにしたものがある。しかしなが
ら、この補助ゲームは遊技者の意志とは関係なく進行
し、遊技者が介入する余地はない。また、大当り中に抽
選を行い、次回のラウンドに進むか否かを決定するよう
ににしたパチンコ機もあるが、抽選は遊技者の遊技に基
づくものではない。従って、大当り中の遊技者は、大当
りを消化するのみで、遊技の緊張感が途切れてしまい遊
技を充分に楽しんでいないのが現状である。本発明は上
記に鑑み提案されたもので、大当り中に遊技者の技術介
入を可能にして、遊技者の遊技技術が遊技結果に反映さ
れるパチンコ機を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載した発明は、所定条件の成立に基づ
いて遊技者に有利にゲームが展開する特別遊技状態に移
行するパチンコ機において、特別遊技状態に移行したと
きに、遊技者に打球発射に関わる課題を行わせ、この課
題の達成結果または達成結果に基づいて行なわれる抽選
により異なる付加価値を付与するようにしたパチンコ機
である。請求項2に記載した発明は、請求項1の構成に
加えて、課題の達成結果を集計して抽選を行うようにし
たパチンコ機である。請求項3に記載した発明は、請求
項1の構成に加えて、課題を達成する毎に抽選を行うよ
うにしたパチンコ機である。請求項4に記載した発明
は、請求項1ないし3の何れかの構成に加えて、所定条
件を、可変図柄表示装置が表示する図柄が予め定めた図
柄と一致したときに成立するようにしたパチンコ機であ
る。請求項5に記載した発明は、請求項1ないし4の何
れかの構成に加えて、課題を、指定した入賞口へ打球を
入賞させるようにしたパチンコ機である。請求項6に記
載した発明は、請求項1ないし5の何れかの構成に加え
て、付加価値を、特別遊技状態の発生に関連するように
したパチンコ機である。請求項7に記載した発明は、請
求項1ないし6の何れかの構成に加えて、課題を、可変
図柄表示装置で指示するようにしたパチンコ機である。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の一実施の形
態について説明する。図1は遊技盤1の概略正面図であ
って、遊技者が発射した打球が流下するガイドレール1
1で囲まれた遊技部12には、可変図柄表示装置(特別
図柄表示装置)2と、始動手段を構成する普通電動役物
3と、大入賞口を構成する変動入賞装置(特別電動役
物)4を設けた大入賞口ユニット5が配設してあり、最
下位置にアウト口13が配設してある。また、遊技部1
2の適宜位置、図示の実施形態では、上記可変図柄表示
装置2の左右上方にランプ風車14が、同図柄表示装置
2の左右に後述する通過ゲート6が、遊技部12の中段
部にほゞ横列に沿って風車15が、上記始動手段を構成
する普通電動役物3の左右に当該普通電動役物3を稼動
させる条件を創出するために通過ゲートで構成した普通
図柄始動手段31が、上記大入賞口ユニット5の斜め上
方に一般入賞具16が、夫々ほゞ左右対称に配設されて
いる。更に、上記ガイドレール11内側の左右端部には
サイドランプ17を夫々配設すると共に、ガイドレール
11の外側で左側の上方部分には賞球表示灯18を、右
側の上方部分には完了表示灯19が夫々設けてある。
【0006】可変図柄表示装置2は、例えば液晶表示装
置からなり、複数の図柄を表示可能な構成である。尚、
この可変図柄表示装置2は、複数の図柄を表示できれ
ば、機械式に表示する回転ドラム式の表示装置や、ドッ
トマトリクス表示装置等、他の形式の表示装置で構成し
てもよい。
【0007】始動手段は、上記可変図柄表示装置2にお
ける図柄の可変表示を開始する契機を創出するもので、
図示していない図柄始動検出スイッチを備えている。
尚、図示の実施形態では、この始動手段を所謂電動チュ
ーリップ、即ち打球の飛入が比較的困難な第1状態と打
球の飛入が容易な第2状態とに変換する普通電動役物3
により構成してあるが、通常の入賞装置で構成してもよ
い。
【0008】大入賞口を構成する変動入賞装置4は、打
球が入賞できないで遊技者に不利な第1状態と、打球の
入賞がきわめて容易な第2状態とに変換可能な入賞装置
であり、図示の実施形態では、横長な開口をゲート板4
1で開閉する所謂アタッカー形式の変動入賞装置4を用
い、上記ゲート板41を所定時間開放するよう構成して
ある。尚、この実施形態における変動入賞装置4は、前
記始動手段として機能する始動入賞口32と共に大入賞
口ユニット5を形成しているが、変動入賞装置4は単独
で遊技部12に配置してもよいし、一対の開閉部材を所
定間隔で開閉を繰り返すように構成した入賞装置でもよ
く、適宜な構成を採用できる。
【0009】図2は、本発明に係るパチンコ機の制御手
段のブロック図であって、この制御手段は、本体制御用
のCPUを備える図示していない本体制御装置及び遊技
制御用のCPUを備える遊技制御装置からなり、両制御
装置はパチンコ機の背面側に配設してあり、後述するよ
うなパチンコ遊技を制御する。
【0010】この制御手段を簡単に説明すると、遊技制
御用CPUは、ROM及びRAMのプログラム及びデー
タに基づいて主に遊技盤側の制御を実行する。即ち、遊
技制御用CPUには、I/Oポートを介して、始動手段
の図柄始動検出スイッチ(特図始動スイッチSW1)、
普通電動役物3の左右に設けた通過ゲートで構成した普
通図柄始動手段31の普図始動スイッチSW2、大入賞
口に設けた10カウントスイッチ(通常入賞球検出スイ
ッチSW3)及び継続スイッチSW4及び、遊技部12
に配設したゲート通過スイッチSW5の検出出力が夫々
入力され、ドライバ回路を介して変動入賞装置4のゲー
ト板41を開閉する特別電役駆動ソレノイドSOL1、
普通電動役物3の翼片を開閉する普通電役駆動ソレノイ
ドSOL2、サイドランプ17等の装飾ランプ点灯部、
各種表示装置のLED点灯部を駆動する。
【0011】本発明は、上記のような構成を備えるパチ
ンコ機において以下のような遊技を可能にするものであ
り、この遊技の概略は、遊技者が発射した打球が始動手
段である普通電動役物3または大入賞口ユニット5に設
けた始動入賞口32への入球による特図始動スイッチS
W1の作動に基づいて可変図柄表示装置2における図柄
の変動表示が開始し、所定時間経過後に停止表示する図
柄が、予め定めた図柄と一致した場合に特別遊技状態、
即ち大当りとなり、変動入賞装置4を所定の時間または
回数、遊技者に有利な第2状態に変換して遊技者に利益
を与えるものである。
【0012】尚、図示の実施形態では、普通図柄始動手
段31の通過ゲートを打球が通過すると、大入賞口ユニ
ット5に設けた普通図柄表示装置33が変動表示を開始
し、この普通図柄表示装置33が所定の図柄を表示した
ときに、前記始動手段を構成している普通電動役物3を
打球が入り易い第2状態に変換するようになっている。
【0013】本実施の形態に係るパチンコ機では、大当
り中、図3のフローチャートに示すような処理を実行
し、遊技者の技術介入を可能にしている。即ち、大当り
が発生すると、先ず、従来のパチンコ機と同様に、ステ
ップ(以下、単に「S」と略記する)1で大入賞口を開
放する。S2において、遊技者に課す課題を可変図柄表
示装置2に可視表示する。この課題は、例えば、大当り
の第1ラウンドでは、「左側の通過ゲート6LにX個以
上の球を通過させよ」とか、第2ラウンドでは、「右側
の通過ゲート6RにY個以上の球を通過させよ。」と
か、第3ラウンドでは、「予め定めたチャンスタイム中
に継続入賞口に打球を入賞させよ。」とか、遊技者の打
球発射技術に依存して解決できるものとする。尚、この
実施の形態では、課題の表示に可変図柄表示装置2を利
用しているが、他の表示装置を用いてもよい。
【0014】そこで、遊技者は、提出された課題をこな
すように、例えば、左側の通過ゲート6Lを狙って打球
を発射する。しかし、大入賞口である変動入賞装置4へ
も入球させなければならない。このため、飛距離の調整
が難しくなり、遊技技術が要求され、大当りになっても
遊技者の緊張感が途切れない。
【0015】S3では、大入賞口へ入賞した球数を計数
して、大当りの1ラウンドを終了するか否かを判別す
る。即ち、大入賞口に設けた通常入賞球カウントスイッ
チ(10カウントスイッチ)の検出に基づく大入賞口入
賞カウンタの値が10以上か否かを判別し、10に達し
ていなければ大入賞口の開放及び課題表示を継続する。
一方、上記カウンタ値が10になったら、S4に進む。
【0016】S4では、特別電動役物駆動ソレノイドを
消磁して大入賞口を閉止して、大当りの1ラウンドを終
了する。また、S5では、大入賞口開放カウンタを+1
する。
【0017】S6では、課題を達成したか否かを判別
し、達成していれば、S7で達成カウンタを+1する。
一方、課題を達成していなければ、S8へジャンプす
る。S8では、大入賞口開放カウンタの値を判別し、カ
ウンタ値が16ならば大役、即ち大当りを終了する。一
方、カウンタ値が16になっていなければ、S1に戻っ
て次のラウンドに進む。
【0018】S9では大役(大当り)の終了を表示し、
続くS10では、この大当り中に出題された課題をどの
程度達成できたかを課題達成率或いは達成回数等で表示
する。更に、S11では、上記達成率(回数)に対応し
た結果又はこの結果に基づいて行った抽選結果を表示
し、S12において、達成結果又は抽選結果に基づいた
遊技状態に突入して、遊技者に異なる付加価値を与え
る。
【0019】課題を達成した遊技者に与える付加価値
は、例えば所謂「時短」であり、可変図柄表示装置2が
可変表示する時間を短縮する。そして、この実施形態で
は、時短の期間を前記課題の達成状態によってランク付
けして差別化している。尚、時短は、普通図柄表示装置
33の可変表示時間を短縮するようにしてもよい。
【0020】付加価値の差別化は、例えば時短可能な期
間を異ならせて行い、以下にその一例を示す。尚、回転
は可変図柄表示装置2における図柄の可変表示が開始す
る回数を表わしている。 達成率(達成回数) 付加価値 100%(16) 次回の大当りまで時短 80%(12〜15) 100回転の時短 50%(8〜11) 50回転の時短 30%(1〜7) 30回転の時短 0%(0) 付加価値なし
【0021】上記のように、この実施形態では、大当り
の各ラウンドで課題を出題し、達成した課題の数を集計
し、この集計結果に基づいて付加価値の差別化を図って
いる。従って、この実施形態によれば、課題の達成率、
言い換えると遊技者の遊技技術の優劣或いは遊技意欲の
強弱が、得られる付加価値の大きさに大きく関わり、今
後の遊技展開に大きく影響し、興趣に富んだパチンコ遊
技が可能になる。
【0022】また、課題を達成したときに与える付加価
値を、大当り確率等がアップする所謂「確変」(確率変
動)とすることができる。付加価値を確変としたときの
差別化の一例を以下に示す。 課題の達成回数 確変の突入率 0回 0% 1回 5% 2回 10% ・ ・ ・ ・ 16回 100%
【0023】即ち、この実施形態では、大当り中に出題
された課題の達成回数を集計し、この達成結果に基づい
て行う抽選により付加価値の差別化を図っている。尚、
この処理は、図3のS11における抽選表示側のもので
ある。
【0024】この実施形態によっても、遊技者の遊技技
術の優劣に伴って今後の遊技展開が変化し、興趣に富ん
だパチンコ遊技が可能になる。
【0025】一方、本発明における付加価値の差別化
は、大当りの各ラウンド毎に出題される課題を達成した
ときに抽選を行って決定してもよい。この課題を達成す
る毎に付加価値を与える処理の一例を図4に示す。図4
のフローチャートを簡単に説明すれば、S21で大役中
か否かを判別し、S22では課題が達成されたか否かを
判別し、S23では上記判別結果を消去する。S24で
は付加価値である時短回数を抽選し、この抽選結果が現
時点で最高回数になっているか否かをS25で判別し、
最高回数ならばS26で今回の時短回数に更新し、最高
回数でなければ、S27で今回の抽選結果を無効にして
前回の回数を時短回数に設定する。
【0026】そして、S28で大役が終了したか否かを
判別し、終了したならば、S29で時短回数を決定す
る。一方、大役が終了していないときは、S22に戻っ
て課題が達成されたか否かを判別し、大役が終了するま
で、上記処理を繰り返す。
【0027】上記のような遊技によれば、課題を達成す
る毎に抽選が行なわれ、課題を達成すればする程、より
付加価値が大きくなる可能性が高まる。そして、付加価
値が高まれば、この実施形態においては時短回数が増加
して、結局、時間当りの大当り確率を高めると共に、次
回の大当りへの期待感が向上する。従って、大当り中と
いえども、遊技に熱中することができ、遊技に対する緊
張感が途切れることがない。一方、この実施形態によれ
ば、課題をそれ程達成していなくても、抽選結果がよけ
れば、大きな付加価値を得ることも可能で、初心者や遊
技技術に長けていない遊技者でも安心してパチンコ遊技
を楽しめるバランスの採れた遊技が可能である。
【0028】図5は、課題を達成する毎に抽選を行うよ
うにした他の実施形態によるフローチャートである。こ
の実施形態における付加価値は、大当り確率等が向上す
る前記「確変」としてある。このフローチャートによる
処理では、S31で大役中か否かを判別し、大役中なら
ば、S32で課題を達成したか否かを判別し、達成して
いたら、S33で上記判別結果を消去する。一方、S3
2において、課題を達成していないときは、S31へ戻
る。
【0029】S34では、予め設定した確率、例えば1
/10の確率で抽選を行い、この抽選結果をS35で判
別する。即ち、当りならば、S36に進んで確率変動へ
突入することを決定する。一方、はずれの場合には、S
31に戻って大役中か否かを判別し、大役中は上記処理
を繰り返す。
【0030】上記のような遊技によれば、課題を達成す
る毎に抽選を行うので、課題を達成する度に確率変動に
突入する可能性が高まり、次回の大当りへの期待感が向
上する。従って、大当り中といえども、遊技に熱中する
ことができ、緊張感が途切れることがない。一方、課題
を全部達成しなくても、確率変動に突入するチャンスが
あるので、公平な遊技が可能である。尚、前記確率変動
に入るための抽選を行う確率を、課題の達成結果に基づ
いて変化させることもできる。
【0031】前記したような本発明の各実施の形態によ
れば、課題を達成できた者、即ち、遊技技術に長けた者
は遊技を有利に進行でき、再び大当りを得ることができ
る。言い換えると、遊技者自らの遊技技術に基づいてよ
り多くの賞球を獲得できるチャンスが生まれ、遊技の興
趣が著しく向上する。また、提出される課題は、絶対に
不可能なものではなく、また単なる偶然で達成できるも
のでもない。従って、本発明のパチンコ機によれば、初
心者は遊技技術を磨くべく、ベテランはより一層技術の
向上を目指して遊技し、遊技意欲が著しく向上する。一
方、抽選によっても付加価値が得られるので、バランス
の採れた公平な遊技が可能である。
【0032】以上本発明を図示した実施の形態について
説明したが、本発明は上記した実施の形態に限定される
ものではなく、特許請求の範囲に記載した構成を変更し
ない限り適宜に実施できる。例えば、遊技者に課す課題
は、前記したものばかりではなく、大入賞口のアタッカ
ーの開放状態を所定の時間維持したり、所定の時間内に
閉止させたり、所定の時間内に継続入賞口に打球を入球
させるようにする等、適宜に設定できる。また、課題の
達成状態に応じて付与する付加価値も、前記した時短や
確変の他に、大入賞口の開放パターンの変化、振分装置
による球の誘導、入賞口毎の賞球数の変化(増加)、始
動口の増加など、適宜に設定できる。更に、課題の表示
や課題の達成状態を表示する表示装置を、可変図柄表示
装置とは別に設けてもよいし、音声により表示するよう
にしてもよい。
【0033】
【発明の効果】以上要するに本発明は、所定条件の成立
に基づいて遊技者に有利にゲームが展開する特別遊技状
態に移行するパチンコ機において、特別遊技状態に移行
したときに、遊技者に打球発射に関わる課題を行わせ、
この課題の達成結果または達成結果に基づいて行なわれ
る抽選により異なる付加価値を付与するようにしたの
で、大当り中の遊技者は、更なる利益の獲得を目指す技
術介入が可能になり、大当りになってもパチンコ遊技の
興趣が低下することがない。また、本発明によれば、遊
技技術が遊技結果に反映される遊技性の高いパチンコ機
を提供することができる。一方、課題の達成結果に基づ
く抽選によって、公平でバランスの採れたパチンコ遊技
が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】遊技盤の概略正面図である。
【図2】制御装置にブロック図である。
【図3】大当りが発生したときの課題の達成結果を集計
して付加価値を与えるフローチャートである。
【図4】大当り中、課題達成の度に抽選を行い、付加価
値として時短を行うフローチャートである。
【図5】大当り中、課題達成の度に抽選を行い、付加価
値として確変を行うフローチャートである。
【符号の説明】
1 遊技部 2 可変図柄表示装置 3 普通電動役物 4 変動入賞装置 5 大入賞口ユニット 6 通過ゲート 31 普通図柄始動手段 32 始動入賞口 33 普通図柄表示装置

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定条件の成立に基づいて遊技者に有利
    にゲームが展開する特別遊技状態に移行するパチンコ機
    において、 特別遊技状態に移行したときに、遊技者に打球発射に関
    わる課題を行わせ、この課題の達成結果または達成結果
    に基づいて行なわれる抽選により異なる付加価値を付与
    するようにしたことを特徴とするパチンコ機。
  2. 【請求項2】 課題の達成結果を集計して抽選を行うよ
    うにした請求項1に記載のパチンコ機。
  3. 【請求項3】 課題を達成する毎に抽選を行うようにし
    た請求項1に記載のパチンコ機。
  4. 【請求項4】 所定条件を、可変図柄表示装置が表示す
    る図柄が予め定めた図柄と一致したときに成立するよう
    にした請求項1ないし3の何れかに記載のパチンコ機。
  5. 【請求項5】 課題を、指定した入賞口へ打球を入賞さ
    せるようにした請求項1ないし4の何れかに記載のパチ
    ンコ機。
  6. 【請求項6】 付加価値を、特別遊技状態の発生に関連
    するようにした請求項1ないし5の何れかに記載のパチ
    ンコ機。
  7. 【請求項7】 課題を、可変図柄表示装置で指示するよ
    うにした請求項1ないし6の何れかに記載のパチンコ
    機。
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