JP2000300720A - 遊技機の基板ケース - Google Patents

遊技機の基板ケース

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JP2000300720A
JP2000300720A JP11112995A JP11299599A JP2000300720A JP 2000300720 A JP2000300720 A JP 2000300720A JP 11112995 A JP11112995 A JP 11112995A JP 11299599 A JP11299599 A JP 11299599A JP 2000300720 A JP2000300720 A JP 2000300720A
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JP
Japan
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bolt
case
groove
nut
sealing member
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JP11112995A
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English (en)
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Shigeki Yamazaki
茂喜 山崎
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Taiyo Co Ltd
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Taiyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技機の基板ケースに関し、特に基板ケース
と、封止装置とを別体構造としたものである。 【解決手段】 ケース本体90には、第1取付部92を
一体的に形成する。ケース蓋体100には、第2取付部
102を一体的に形成する。第2取付部102は、第1
取付部92に対向するものである。封止装置120は、
第1封止部材130と、第2封止部材140とを備え
る。第1封止部材130は、第1取付部92に取り付け
られるものである。第2封止部材140は、第2取付部
102に取り付けられるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、遊技機の基板ケ
ースに関し、特に基板ケースと、封止装置とを別体構造
としたものである。
【0002】
【従来の技術】従来の封止装置は、基板ケースに一体的
に形成されていた(例えば特開平10−249021号
公報、特開平10−249027号公報、特開平10−
309360号公報等)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
の封止装置は、基板ケースに一体的に形成されていたの
で、基板ケースの構造が複雑で、製造が困難であるとい
う問題点があった。そこで、各請求項にそれぞれ記載さ
れた各発明は、上記した従来の技術の有する問題点に鑑
みてなされたものであり、その目的とするところは、次
の点にある。 (請求項1〜3)すなわち、請求項1〜3にそれぞれ記
載の各発明は、封止装置を、基板ケースと別体に形成す
ることができるようにしたものである。
【0004】その結果、基板ケースの構造の複雑化を避
け、製造の容易化を図ることができる。 (請求項4)請求項4に記載の発明は、上記した請求項
1〜3のいずれか1項に記載の発明の目的に加え、次の
点を目的とする。
【0005】すなわち、請求項4に記載の発明は、キャ
ップで、ボルト用溝を封止することができるようにした
ものである。 (請求項5)請求項5に記載の発明は、上記した請求項
4に記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
【0006】すなわち、請求項5に記載の発明は、キャ
ップの取付構造を提供することができるようにしたもの
である。 (請求項6)請求項6に記載の発明は、上記した請求項
4又は請求項5に記載の発明の目的に加え、次の点を目
的とする。
【0007】すなわち、請求項6に記載の発明は、複数
個のキャップを、筐体や基板ケースに取り付けておくこ
とができるようにしたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】各請求項にそれぞれ記載
された各発明は、上記した各目的を達成するためになさ
れたものであり、各発明の特徴点を図面に示した発明の
実施の形態を用いて、以下に説明する。なお、カッコ内
の符号は、発明の実施の形態において用いた符号を示
し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
【0009】また、図面番号も、発明の実施の形態にお
いて用いた図番を示し、本発明の技術的範囲を限定する
ものではない。 (請求項1)請求項1に記載の発明は、次の点を特徴と
する。第一に、ケース本体(90)には、例えば図1に示す
ように、第1取付部(92)を一体的に形成する。
【0010】第二に、ケース蓋体(100)には、例えば図
1に示すように、第2取付部(102)を一体的に形成す
る。上記第2取付部(102)は、例えば図1,5に示すよ
うに、第1取付部(92)に対向するものである。第三に、
封止装置(120)は、例えば図1に示すように、第1封止
部材(130)と、第2封止部材(140)とを備える。
【0011】上記第1封止部材(130)は、例えば図1,
5に示すように、第1取付部(92)に取り付けられるもの
である。前記第2封止部材(140)は、例えば図1,5に
示すように、第2取付部(102)に取り付けられるもので
ある。第四に、第1封止部材(130)には、例えば図1,
7に示すように、複数の第1ボルト穴(137)を設ける。
【0012】上記各第1ボルト穴(137)は、例えば図
1,7に示すように、ボルト(50,60)が通るものであ
る。なお、ボルト(50,60)には、例えば特開平10−2
49021号公報、特開平10−249027号公報、
特開平10−309360号公報に例示されているワン
ウェイ構造のものを使用し得る。
【0013】第五に、第2封止部材(140)には、例えば
図7に示すように、複数の第2ボルト穴(147)を設け
る。上記各第2ボルト穴(147)は、例えば図7に示すよ
うに、各第1ボルト穴(137)にそれぞれ整合し、ボルト
(50,60)が通るものである。第六に、第1ボルト穴(137)
と第2ボルト穴(147)とのいずれか一方(例えば第2ボ
ルト穴147)には、例えば図7に示すように、ボルト用
溝(148)を設ける。
【0014】上記ボルト用溝(148)は、例えば図7に示
すように、ボルト(50,60)の頭部がはまり込むものであ
る。第七に、第1ボルト穴(137)と第2ボルト穴(147)と
のいずれか他方(例えば第1ボルト穴137)には、ナッ
ト用溝(138)を設ける。ナット用溝(138)は、例えば図7
に示すように、ボルト(50)がねじ込まれるナット(70)が
回転不能にはまり込むものである。
【0015】第八に、ボルト用溝(148)の深さは、例え
ば図7に示すように、ボルト(50,60)の頭部の高さより
も深く設定されている。第九に、ナット用溝(138)の深
さは、例えば図7に示すように、ナット(70)の厚み以上
に設定されている。 (請求項2)請求項2に記載の発明は、次の点を特徴と
する。
【0016】すなわち、請求項2に記載の発明と、先に
説明した請求項1記載の発明との両者の特徴点を比較す
ると、相違点は、次の第七の点以降である。第七、筐体
(20)には、例えば図7に示すように、複数の固定穴(21
〜24)を設けている。上記各固定穴(21〜24)は、例えば
図7に示すように、ボルト(60)がねじ込まれるナット(8
0)が回転不能にはまり込むものである。
【0017】第八に、ボルト用溝(148)の深さは、例え
ば図7に示すように、ボルト(50,60)の頭部の高さより
も深く設定されている。第九に、各固定穴(21〜24)の深
さは、例えば図7に示すように、ナット(80)の厚み以上
に設定されている。 (請求項3)請求項3に記載の発明は、次の点を特徴と
する。
【0018】すなわち、請求項3に記載の発明と、先に
説明した請求項1記載の発明との両者の特徴点を比較す
ると、相違点は、次の第八の点以降である。第八、筐体
(20)には、例えば図7に示すように、複数の固定穴(21
〜24)を設けている。上記各固定穴(21〜24)は、例えば
図7に示すように、ボルト(60)がねじ込まれるナット(8
0)が回転不能にはまり込むものである。
【0019】第九に、ボルト用溝(148)の深さは、例え
ば図7に示すように、ボルト(50,60)の頭部の高さより
も深く設定されている。第十に、ナット用溝(138)の深
さは、例えば図7に示すように、ナット(70)の厚み以上
に設定されている第十一に、各固定穴(21〜24)の深さ
は、例えば図7に示すように、ナット(80)の厚み以上に
設定されている。 (請求項4)請求項4に記載の発明は、上記した請求項
1〜3のいずれか1項に記載の発明の特徴点に加え、次
の点を特徴とする。
【0020】すなわち、ボルト用溝(148)には、例えば
図7に示すように、キャップ(150)を備えている。上記
キャップ(150)は、例えば図7に示すように、ボルト用
溝(148)を塞ぐものである。 (請求項5)請求項5に記載の発明は、上記した請求項
4に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
【0021】第一に、キャップ(150)には、例えば図
1,7に示すように、少なくとも一対に突起(151)を設
けている。上記各突起(151)は、例えば図1,7に示す
ように、放射状に突出するものである。第二に、ボルト
用溝(148)の内部には、例えば図7に示すように、環状
溝(149)を設けている。
【0022】上記環状溝(149)は、例えば図7に示すよ
うに、突起(151)がはまり込むものである。 (請求項6)請求項6に記載の発明は、上記した請求項
4又は請求項5に記載の発明の特徴点に加え、次の点を
特徴とする。
【0023】第一に、キャップ(150)は、例えば図4に
示すように、切断可能な脆弱部を介して連結部材(160)
に複数連結されている。第二に、連結部材(160)には、
例えば図4に示すように、係止部(181)を設けている上
記係止部(181)は、図示しないが、筐体(20)又は基板ケ
ース(40)に係止するためのものである。
【0024】
【発明の実施の形態】(図面の説明)図1〜10は、本
発明の実施の形態の一例を示すものである。図1は、封
止装置の分解斜視図、図2は基板ケースの分解した状態
を示す筐体の斜視図、図3は基板ケースを固定した状態
を示す筐体の斜視図、図4はキャップの斜視図をそれぞ
れ示すものである。
【0025】図5〜9は、封止装置の取付手順をそれぞ
れ示すものであり、図5は封止装置の分解断面図、図6
は固定状態の封止装置の断面図、図7は基板ケースを封
止した状態を示す封止装置の断面図、図8は基板ケース
を筐体に固定した状態を示す封止装置の平面図、図9は
基板ケースを筐体に固定した状態を示す封止装置の断面
図をそれぞれ示すものである。
【0026】図10は、ボルトを切断した状態を示す封
止装置の断面図を示すものである。 (スロットマシン)図2中、10は、スロットマシンを示
すものである。なお、遊技機は、スロットマシン10に限
らず、パチンコ機、アレンジボール機等の弾球遊技機で
も良い。
【0027】上記スロットマシン10には、図2に示すよ
うに、箱形の筐体20を有する。上記筐体20の内部には、
図2に示すように、制御基板30を収納する基板ケース40
が収納される。上記制御基板30には、図示しないが、R
OM等の電子部品が装着されている。前記筐体20の側壁
には、基板ケース40の取付位置に、図7に示すように、
複数個、例えば4個の固定穴21〜24を設ける。
【0028】上記各固定穴21〜24には、図7に示すよう
に、ボルト60にねじ込まれるナット80がそれぞれ回転不
能にはまり込む。上記各固定穴21〜24の深さは、図7に
示すように、ナット80の厚み以上に設定する。前記ボル
トには、図7に示すように、径が同じで、長さの異なる
2種類のボルト50,60を使用する。上記各固定穴21〜24
には、2種類のボルト50,60のうち、長いボルト60を使
用する。
【0029】また、ナットにも、図7に示すように、径
が同じで、フランジの無いナット70と、フランジ81の有
るナット80との2種類のナット70,80を使用する。上記
各固定穴21〜24には、フランジ81の有るナット80を使用
する。また、各固定穴21〜24は、図7に示すように、ナ
ット80がはまり込む位置では細く、フランジ81がはまり
込む位置では、太く形成されている。
【0030】なお、基板ケース40を、筐体20の側壁に直
接、固定したが、これに限らず、筐体の他の側壁や上壁
等に直接、固定することができるようにしたり、或いは
他の部材を介して間接的に筐体20に固定することができ
るようにしても良い。 (基板ケース40)基板ケース40は、図2に示すように、
大別すると、次のパーツから構成されている。
【0031】(1)ケース本体90 (2)ケース蓋体100 なお、基板ケース40は、上記した(1)〜(2)のパー
ツに限定されるものでない。 (ケース本体90)前記ケース本体90には、図5に示すよ
うに、タッピンネジ110を通すネジ穴91を設ける。
【0032】また、ケース本体90には、図1,2に示す
ように、その周囲から張り出す第1取付部92を一体的に
形成する。本実施の形態では、ケース本体90を、第1取
付部92を含めて透明な熱可塑性樹脂で一体成形する。上
記第1取付部92には、図1,5に示すように、その両側
に、方形に貫通した一対の取付穴93をそれぞれ設ける。
【0033】なお、取付穴93の形状は、方形に限らず、
方形を除く多角形、円形、楕円、長円形等でも良い。ま
た、取付穴93の数も、2個に限らず、1個、或いは3個
以上としても良い。 (ケース蓋体100)前記ケース蓋100には、図5に示すよ
うに、タッピンネジ110をねじ込む下穴101を設ける。
【0034】また、ケース蓋体100には、図1,2に示
すように、第1取付部92に対向し、ケース蓋体100の周
囲から張り出す第2取付部102を一体的に形成する。本
実施の形態では、ケース蓋体100を、第2取付部102を含
めて透明な熱可塑性樹脂で一体成形する。第2取付部10
2には、図1,5に示すように、その両側に、方形に貫
通した一対の取付穴103をそれぞれ設ける。
【0035】なお、各取付穴103の形状は、第1取付部9
2の取付穴93と同様に、方形に限らず、方形を除く多角
形、円形、楕円、長円形等でも良い。また、取付穴103
の数も、2個に限らず、1個、或いは3個以上としても
良い。第1取付部92の取付穴93と、第2取付部102の取
付穴103とには、図1に示すように、封止装置120が取り
付けられる。 (封止装置120)封止装置120は、図1に示すように、大
別すると、次のパーツから構成されている。
【0036】(1)第1封止部材130 (2)第2封止部材140 (3)キャップ150 なお、封止装置120は、上記した(1)〜(3)の各部
に限定されるものではない。 (第1封止部材130)第1封止部材130には、図1に示す
ように、次の各部を有する。
【0037】(1)連結部131 連結部131は、図1,5に示すように、段面L字型に屈
曲して延び、取付穴93の数に合わせて2個設けられてい
る。 (2)筒部132〜136 筒部132〜136は、図1,5に示すように、円筒形を成
し、計5個設けられている。
【0038】なお、筒部132〜136の数は、5個に限ら
ず、例えば2〜4個、或いは6個以上設けても良い。各
筒部132〜136の内部には、図1,7に示すように、ボル
ト50,60が通る第1ボルト穴137をそれぞれ形成する。上
記各第1ボルト穴137には、図7に示すように、ボルト5
0がねじ込まれるナット70が回転不能にはまり込むナッ
ト用溝138を形成する。
【0039】なお、ナット用溝138を、5個の筒部132〜
136のうち、1個の筒部132に形成してるが、これに限ら
ず、残る4個の筒部133〜136にも形成しても良い。上記
各ナット用溝138の深さは、図7に示すように、ナット7
0の厚み以上に設定する。これは、外部からナット70が
回転されるのを防止するためである。なお、第1封止部
材130は、上記した(1)〜(2)の各部に限定される
ものではない。 (第2封止部材140)第2封止部材140には、図1に示す
ように、次の各部を有する。
【0040】(1)連結部141 連結部141は、図1,5に示すように、連結部131と対称
に、段面L字型に屈曲して延び、取付穴103の数に合わ
せて2個設けられている。 (2)筒部142〜146 筒部142〜146は、図1,5に示すように、筒部132〜136
と同様に、円筒形を成し、計5個設けられている。
【0041】なお、筒部142〜146の数は、第1封止部材
130の筒部132〜136と同数であれば良く、筒部132〜136
と同様に、5個に限らず、例えば2〜4個、或いは6個
以上設けても良い。各筒部142〜146の内部には、図1,
7に示すように、各第1ボルト穴137にそれぞれ整合
し、ボルト50,60が通る第2ボルト穴147をそれぞれ形成
する。
【0042】上記各第2ボルト穴147には、図7に示す
ように、ボルト50,60の頭部がはまり込むボルト用溝148
をそれぞれ形成する。上記各ボルト用溝148の深さは、
図7に示すように、ボルト50,60の頭部の高さよりも深
く設定する。これは、外部からボルト50,60の頭部が回
転されるのを防止するためである。
【0043】各ボルト用溝148の内部には、図7に示す
ように、キャップ150の突起151がはまり込む環状溝149
をそれぞれ設ける。なお、第2封止部材140は、上記し
た(1)〜(2)の各部に限定されるものではない。 (キャップ150)キャップ150は、図1,7に示すよう
に、円筒形で、一方の面が閉じている。そして、キャッ
プ150の外径は、ボルト用溝148の内径にほぼ等しく設定
する。また、キャップ150の高さは、ボルト用溝148の深
さ以下に設定する。
【0044】キャップ150の外周には、図1,7に示す
ように、放射状に突出する少なくとも一対、例えば2個
の突起151を形成する。なお、突起151の数は、2個に限
定されず、3個以上設けても良い。また、キャップ150
は、図4に示すように、切断可能な脆弱部を介して連結
部材160に複数、例えば5個連結されている。
【0045】なお、キャップ150の数は、5個に限定さ
れず、2〜4個、或いは6個以上、連結部材160に連結
しても良い。本実施の形態では、キャップ150は、適度
な弾性と剛性とを有する熱可塑性樹脂で一体成形され、
その成型時のライナーを連結部材160として残してい
る。連結部材160には、図4に示すように、リング状の
係止部161を形成する。係止部161は、図示しないが、筐
体20又は基板ケース40に係止するためのある。このた
め、キャップ150を切断後、残るキャップ150を紛失しな
いように、係止部161を利用して、筐体20の内部や、基
板ケース40の外面に係止しておくことが可能である。
【0046】なお、キャップ150に代えて、ボルト50,60
を、例えば特開平10−249021号公報、特開平1
0−249027号公報、特開平10−309360号
公報に例示されているワンウェイ構造としても良い。 (使用方法)つぎに、上記した構成を有する封止装置12
0の使用方法について、以下に説明する。
【0047】まず、図5に示すように、制御基板30を、
ケース本体90とケース蓋体100との内部に収納する。つ
ぎに、タッピンネジ110を、図6に示すように、ケース
本体90のネジ穴91から、ケース蓋体100の下穴101にねじ
込んで、基板ケース40を組み立てる。一方、封止装置12
0を、図6に示すように、基板ケース40に取り付ける。
【0048】第1封止部材130の連結部131を、図6に示
すように、ケース本体90の第1取付部92の取付穴93に合
わせてはめ込む。また、第2封止部材140の連結部141も
同様に、図6に示すように、ケース蓋体100の第2取付
部102の取付穴103に合わせてはめ込む。こうして、第1
封止部材130と第2封止部材140とを取り付けると、図7
に示すように、両者の筒部132〜136,142〜146の第1ボ
ルト穴137と第2ボルト穴147とが互いに整合する。
【0049】つぎに、短いボルト50を、図7に示すよう
に、第2ボルト穴147から第1ボルト穴137に通す。ここ
では、ナット用溝138の有る筒部132を使用する。そし
て、第1ボルト穴137のナット用溝138にナット70をはめ
込み、ボルト50の頭部をプラスのドライバー(図示せ
ず)で回転し、ナット70にねじ込む。その後、第2ボル
ト穴147のボルト用溝148に、図7に示すように、キャッ
プ150をはめ込む。キャップ150は、押し込まれると、少
し撓んで縮径し、その一対の突起151が、ボルト用溝148
中の環状溝149にはまり込むと、復元して、ボルト用溝1
48から抜けなくなる。
【0050】以上により、封止装置120により、基板ケ
ース40を封止することができる。すなわち、キャップ15
0により、図7,8に示すように、ボルト用溝148が塞が
れ、ボルト50の回転が不要となる。また、ナット70も、
ナット用溝138中に有るので、回転が不能となる。基板
ケース40を開く際には、ボルト50の軸部を切断すること
になるが、切断されたボルト50の一部が、図示しない
が、第1封止部材130の第1ボルト穴137と、第2封止部
材140の第2ボルト穴147とにそれぞれ残り、基板ケース
40が開放されたことがわかる。また、第1封止部材130
の第1ボルト穴137と、第2封止部材140の第2ボルト穴
147とにボルト50の一部が残るので、ボルト50の一部が
残る筒部132,142の使用が不能となる。
【0051】つぎに、封止装置120を使用し、基板ケー
ス40を筐体20に封止する場合について説明する。まず、
図7に示すように、基板ケース40を、筐体20の取付位置
に置き、残る4個の筒部133〜136,143〜146の第1ボル
ト穴137及び第2ボルト穴147と、筐体20の4個の固定穴
21〜24とを整合させる。
【0052】ここでは、図7に示すように、長いボルト
60を使用し、ボルト60を1個の筒部133,143の第2ボル
ト穴147から第1ボルト穴137を通過させて、筐体20の1
個の固定穴21に通す。そして、ボルト60の頭部をプラス
のドライバー(図示せず)で回転し、図9に示すよう
に、固定穴21のナット80にねじ込む。
【0053】その後、第2ボルト穴147のボルト用溝148
に、図9に示すように、キャップ150を装着する。以上
により、封止装置120により、基板ケース40を筐体20に
対して封止することができる。すなわち、キャップ150
により、図9に示すように、ボルト用溝148が塞がれ、
ボルト50の回転が不要となる。また、ナット80も、固定
穴21中に有るので、回転が不能となる。
【0054】基板ケース40を筐体20から取り外すには、
ボルト60の軸部を切断することになるが、切断されたボ
ルト50の一部が、図10に示すように、第1封止部材13
0及び第2封止部材140と、筐体20の固定穴21とにそれぞ
れ残り、基板ケース40が筐体20から取り外されたことが
わかる。また、ボルト50の一部が残るので、ボルト50の
一部が残る筒部133,143、及び筐体20の固定穴21の使用
が不能となる。
【0055】その後、基板ケース40を開く際には、2本
のボルト50,60の軸部を切断することになる。
【0056】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成されている
ので、以下に記載されるような効果を奏する。 (請求項1)請求項1に記載の発明によれば、次のよう
な効果を奏する。
【0057】すなわち、請求項1に記載の発明によれ
ば、封止装置を、基板ケースと別体に形成することがで
きるその結果、基板ケースの構造の複雑化を避け、製造
の容易化を図ることができる。特に、請求項1に記載の
発明によれば、ケース本体と、ケース蓋体とを、封止装
置により封止することができる。 (請求項2)請求項2に記載の発明によれば、次のよう
な効果を奏する。
【0058】すなわち、請求項2に記載の発明によれ
ば、請求項1に記載の発明と同様に、封止装置を、基板
ケースと別体に形成することができるその結果、基板ケ
ースの構造の複雑化を避け、製造の容易化を図ることが
できる。特に、請求項2に記載の発明によれば、基板ケ
ースを筐体に、封止装置により封止することができる。 (請求項3)請求項3に記載の発明によれば、次のよう
な効果を奏する。
【0059】すなわち、請求項3に記載の発明によれ
ば、請求項1に記載の発明と同様に、封止装置を、基板
ケースと別体に形成することができるその結果、基板ケ
ースの構造の複雑化を避け、製造の容易化を図ることが
できる。特に、請求項3に記載の発明によれば、請求項
1に記載の発明と同様に、ケース本体と、ケース蓋体と
を、封止装置により封止することができる。
【0060】これに加え、請求項3に記載の発明によれ
ば、請求項2に記載の発明と同様に、基板ケースを筐体
に、封止装置により封止することができる。 (請求項4)請求項4に記載の発明によれば、上記した
請求項1〜3のいずれか1項に記載の発明の効果に加
え、次のような効果を奏する。
【0061】すなわち、請求項4に記載の発明によれ
ば、キャップで、ボルト用溝を封止することができる。 (請求項5)請求項5に記載の発明によれば、上記した
請求項4に記載の発明の効果に加え、次のような効果を
奏する。
【0062】すなわち、請求項5に記載の発明によれ
ば、キャップの取付構造を提供することがでる。 (請求項6)請求項6に記載の発明によれば、上記した
請求項4又は請求項5に記載の発明の効果に加え、次の
ような効果を奏する。
【0063】すなわち、請求項6に記載の発明によれ
ば、複数個のキャップを、筐体や基板ケースに取り付け
ておくことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】封止装置の分解斜視図である。
【図2】基板ケースの分解した状態を示す筐体の斜視図
である。
【図3】基板ケースを固定した状態を示す筐体の斜視図
である。
【図4】キャップの斜視図である。
【図5】封止装置の分解断面図である。
【図6】固定状態の封止装置の断面図である。
【図7】基板ケースを封止した状態を示す封止装置の断
面図である。
【図8】基板ケースを筐体に固定した状態を示す封止装
置の平面図である。
【図9】基板ケースを筐体に固定した状態を示す封止装
置の断面図である。
【図10】ボルトを切断した状態を示す封止装置の断面
図である。
【符号の説明】
10 スロットマシン 20 筐体 21〜24 固定穴 30 制御基板 40 基板ケース 50 ボルト 60 ボルト 70 ナット 80 ナット 81 フランジ 90 ケース本体 91 ネジ穴 92 第1取付部 93 取付穴 100 ケース蓋体 101 下穴 102 第2取付部 103 取付穴 110 タッピンネジ 120 封止装置 130 第1封止部材 131 連結部 132〜136 筒部 137 第1ボルト穴 138 ナット用溝 140 第2封止部材 141 連結部 142〜146 筒部 147 第2ボルト穴 148 ボルト用溝 150 キャップ 151 突起 160 連結部材 161 係止部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技機の制御基板を収納する基板ケース
    を有し、 前記基板ケースは、 ケース本体と、 前記ケース本体に着脱可能に装着されるケース蓋体と、 前記ケース本体と前記ケース蓋体との間に、前記制御基
    板を収納した状態で、前記ケース本体と前記ケース蓋体
    とを封止するための封止装置とを備える遊技機の基板ケ
    ースにおいて、 前記ケース本体には、第1取付部を一体的に形成し、 前記ケース蓋体には、前記第1取付部に対向する第2取
    付部を一体的に形成し、 前記封止装置は、 前記第1取付部に取り付けられる第1封止部材と、 前記第2取付部に取り付けられる第2封止部材とを備
    え、 前記第1封止部材には、ボルトが通る複数の第1ボルト
    穴を設け、 前記第2封止部材には、前記各第1ボルト穴にそれぞれ
    整合し、前記ボルトが通る複数の第2ボルト穴を設け、 前記第1ボルト穴と前記第2ボルト穴とのいずれか一方
    には、前記ボルトの頭部がはまり込むボルト用溝を設
    け、 前記第1ボルト穴と前記第2ボルト穴とのいずれか他方
    には、前記ボルトがねじ込まれるナットが回転不能には
    まり込むナット用溝を設け、 前記ボルト用溝の深さは、前記ボルトの前記頭部の高さ
    よりも深く設定され、 前記ナット用溝の深さは、前記ナットの厚み以上に設定
    されていることを特徴とする遊技機の基板ケース。
  2. 【請求項2】 遊技機の筐体に固定され、制御基板を収
    納する基板ケースを有し、 前記基板ケースは、 ケース本体と、 前記ケース本体に着脱可能に装着されるケース蓋体と、 前記ケース本体と前記ケース蓋体との間に、前記制御基
    板を収納した状態で、前記ケース本体と前記ケース蓋体
    とを封止するための封止装置とを備える遊技機の基板ケ
    ースにおいて、 前記ケース本体には、第1取付部を一体的に形成し、 前記ケース蓋体には、前記第1取付部に対向する第2取
    付部を一体的に形成し、 前記封止装置は、 前記第1取付部に取り付けられる第1封止部材と、 前記第2取付部に取り付けられる第2封止部材とを備
    え、 前記第1封止部材には、ボルトが通る複数の第1ボルト
    穴を設け、 前記第2封止部材には、前記各第1ボルト穴にそれぞれ
    整合し、前記ボルトが通る複数の第2ボルト穴を設け、 前記第1ボルト穴と前記第2ボルト穴とのいずれか一方
    には、前記ボルトの頭部がはまり込むボルト用溝を設
    け、 前記筐体には、前記ボルトがねじ込まれるナットが回転
    不能にはまり込む複数の固定穴を設け、 前記ボルト用溝の深さは、前記ボルトの前記頭部の高さ
    よりも深く設定され、 前記各固定穴の深さは、前記ナットの厚み以上に設定さ
    れていることを特徴とする遊技機の基板ケース。
  3. 【請求項3】 遊技機の筐体に固定され、制御基板を収
    納する基板ケースを有し、 前記基板ケースは、 ケース本体と、 前記ケース本体に着脱可能に装着されるケース蓋体と、 前記ケース本体と前記ケース蓋体との間に、前記制御基
    板を収納した状態で、前記ケース本体と前記ケース蓋体
    とを封止するための封止装置とを備える遊技機の基板ケ
    ースにおいて、 前記ケース本体には、第1取付部を一体的に形成し、 前記ケース蓋体には、前記第1取付部に対向する第2取
    付部を一体的に形成し、 前記封止装置は、 前記第1取付部に取り付けられる第1封止部材と、 前記第2取付部に取り付けられる第2封止部材とを備
    え、 前記第1封止部材には、ボルトが通る複数の第1ボルト
    穴を設け、 前記第2封止部材には、前記各第1ボルト穴にそれぞれ
    整合し、前記ボルトが通る複数の第2ボルト穴を設け、 前記第1ボルト穴と前記第2ボルト穴とのいずれか一方
    には、前記ボルトの頭部がはまり込むボルト用溝を設
    け、 前記第1ボルト穴と前記第2ボルト穴とのいずれか他方
    には、前記ボルトがねじ込まれるナットが回転不能には
    まり込むナット用溝を設け、 前記筐体には、前記ボルトがねじ込まれるナットが回転
    不能にはまり込む複数の固定穴を設け、 前記ボルト用溝の深さは、前記ボルトの前記頭部の高さ
    よりも深く設定され、 前記ナット用溝の深さは、前記ナットの厚み以上に設定
    され、 前記各固定穴の深さは、前記ナットの厚み以上に設定さ
    れていることを特徴とする遊技機の基板ケース。
  4. 【請求項4】 前記ボルト用溝には、前記ボルト用溝
    を塞ぐキャップを備えていることを特徴とする請求項1
    〜3のいずれか1項に記載の遊技機の基板ケース。
  5. 【請求項5】 前記キャップには、放射状に突出する少
    なくとも一対に突起を設け、 前記ボルト用溝の内部には、前記突起がはまり込む環状
    溝を設けていることを特徴とする請求項4に記載の遊技
    機の基板ケース。
  6. 【請求項6】 前記キャップは、切断可能な脆弱部を介
    して連結部材に複数連結され、 前記連結部材には、前記筐体又は前記基板ケースに係止
    するための係止部を設けていることを特徴とする請求項
    4又は請求項5に記載の遊技機の基板ケース。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006102359A (ja) * 2004-10-08 2006-04-20 Samii Kk 基板ケース及びそれを用いた遊技機並びに基板ケース再封印方法
JP2008012351A (ja) * 2007-10-01 2008-01-24 Samii Kk 遊技機用基板ケース
US7457648B2 (en) 2003-02-10 2008-11-25 Fujitsu Limited Screw cap for electronic apparatus
JP2016073870A (ja) * 2016-01-19 2016-05-12 株式会社ユニバーサルエンターテインメント 遊技機

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