JP2000335610A - 安全キャップ付き容器 - Google Patents
安全キャップ付き容器Info
- Publication number
- JP2000335610A JP2000335610A JP11146674A JP14667499A JP2000335610A JP 2000335610 A JP2000335610 A JP 2000335610A JP 11146674 A JP11146674 A JP 11146674A JP 14667499 A JP14667499 A JP 14667499A JP 2000335610 A JP2000335610 A JP 2000335610A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hole
- fitting
- peripheral wall
- cap member
- container
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】嵌合棒を嵌合穴へ嵌合させない限り、単に外キ
ャップ部材を回動させただけでは内キャップ部材を螺動
させることができないようにして子供の悪戯等による開
栓防止を可能にする。 【解決手段】嵌合穴13を第1周壁11上端面に複数形
成すると共に、第2周壁22の回動で嵌合穴13へ重合
自在な透孔24を第2頂板23の外周部に1つ形成し、
嵌合棒26を、透孔24を介して嵌合穴13へ嵌合させ
て第2周壁22を開方向へ回動させることで、第1周壁
11が開方向へ螺動して容器本体口頸部2から螺脱可能
に形成する。
ャップ部材を回動させただけでは内キャップ部材を螺動
させることができないようにして子供の悪戯等による開
栓防止を可能にする。 【解決手段】嵌合穴13を第1周壁11上端面に複数形
成すると共に、第2周壁22の回動で嵌合穴13へ重合
自在な透孔24を第2頂板23の外周部に1つ形成し、
嵌合棒26を、透孔24を介して嵌合穴13へ嵌合させ
て第2周壁22を開方向へ回動させることで、第1周壁
11が開方向へ螺動して容器本体口頸部2から螺脱可能
に形成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は容器本体の口頸部へ
安全キャップを嵌合させた容器に関する。
安全キャップを嵌合させた容器に関する。
【0002】
【従来の技術】胴部の上端部から起立する容器本体の口
頸部外面へ開閉キャップを螺合させた容器は周知であ
る。
頸部外面へ開閉キャップを螺合させた容器は周知であ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような容器で
は、単にキャップを開栓方向へ回動させるだけでキャッ
プを口頸部から螺脱させることが可能であり、従って、
子供でも簡単に容器本体からキャップを螺脱させること
ができるため、安全性の観点から子供が容易に取り外す
ことができないキャップが望まれていた。
は、単にキャップを開栓方向へ回動させるだけでキャッ
プを口頸部から螺脱させることが可能であり、従って、
子供でも簡単に容器本体からキャップを螺脱させること
ができるため、安全性の観点から子供が容易に取り外す
ことができないキャップが望まれていた。
【0004】本発明は、容器体口頸部へ嵌合させた、嵌
合穴を有する内キャップ部材の外面へ、透孔を有する外
キャップ部材を回動自在に嵌合させ、嵌合棒を、透孔を
介して嵌合穴へ嵌合させない限り、単に外キャップ部材
を回動させても内キャップ部材が回動しないように形成
して子供の悪戯等による開栓を防止しようとするもので
ある。
合穴を有する内キャップ部材の外面へ、透孔を有する外
キャップ部材を回動自在に嵌合させ、嵌合棒を、透孔を
介して嵌合穴へ嵌合させない限り、単に外キャップ部材
を回動させても内キャップ部材が回動しないように形成
して子供の悪戯等による開栓を防止しようとするもので
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の手段として、胴部
の上端部から口頸部2を起立する容器本体1と、前記口
頸部外面へ第1周壁11を螺合させてその上端開口面を
第1頂板12で閉塞させた内キャップ部材10と、前記
第1周壁11外面へ回動自在に、かつ抜出し不能に嵌合
させた第2周壁22の上端面を第2頂板23で閉塞させ
た外キャップ部材20とを有し、前記内キャップ部材1
0外面に嵌合穴13を、かつ外キャップ部材20に第2
周壁22の回動で嵌合穴13へ重合自在な透孔24を、
それぞれ形成し、かつ連結帯25を介して外キャップ部
材20に連結した嵌合棒26を、透孔24を介して嵌合
穴13へ嵌合させ、前記嵌合棒26を、透孔24を介し
て嵌合穴13へ嵌合させたままで第2周壁22を開方向
へ回動させることで、第1周壁11が開方向へ螺動して
前記容器本体口頸部2から螺脱可能に形成した。
の上端部から口頸部2を起立する容器本体1と、前記口
頸部外面へ第1周壁11を螺合させてその上端開口面を
第1頂板12で閉塞させた内キャップ部材10と、前記
第1周壁11外面へ回動自在に、かつ抜出し不能に嵌合
させた第2周壁22の上端面を第2頂板23で閉塞させ
た外キャップ部材20とを有し、前記内キャップ部材1
0外面に嵌合穴13を、かつ外キャップ部材20に第2
周壁22の回動で嵌合穴13へ重合自在な透孔24を、
それぞれ形成し、かつ連結帯25を介して外キャップ部
材20に連結した嵌合棒26を、透孔24を介して嵌合
穴13へ嵌合させ、前記嵌合棒26を、透孔24を介し
て嵌合穴13へ嵌合させたままで第2周壁22を開方向
へ回動させることで、第1周壁11が開方向へ螺動して
前記容器本体口頸部2から螺脱可能に形成した。
【0006】第2の手段として、上記第1の手段を有す
ると共に、前記嵌合穴13を第1周壁11上端面に複数
形成すると共に、前記透孔24を第2頂板23の外周部
に1つ形成した。
ると共に、前記嵌合穴13を第1周壁11上端面に複数
形成すると共に、前記透孔24を第2頂板23の外周部
に1つ形成した。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る安全キャップ
付き容器を、図面に示す実施形態を参照しながら説明す
る。1は容器本体で、胴部の上端部から肩部を介して口
頸部2を起立する。
付き容器を、図面に示す実施形態を参照しながら説明す
る。1は容器本体で、胴部の上端部から肩部を介して口
頸部2を起立する。
【0008】10は内キャップ部材で、口頸部2外面へ
第1周壁11を螺合させてその上端開口面を第1頂板1
2で閉塞させ、かつ第1周壁11の上端面に多数の嵌合
穴13を互いに隣接させて周設する。
第1周壁11を螺合させてその上端開口面を第1頂板1
2で閉塞させ、かつ第1周壁11の上端面に多数の嵌合
穴13を互いに隣接させて周設する。
【0009】20は外キャップ部材で、第1周壁11外
面へ回動自在に、かつ凹凸の係合手段21を介して抜出
し不能に嵌合させた第2周壁22の上端面を第2頂板2
3で閉塞させ、かつ該第2頂板の外周部に、第2周壁2
2の回動で嵌合穴13のどれか1つに重合自在な1つの
透孔24を穿設する。また、第2周壁22の下端部外面
へ一端を連結した連結帯25の他端に嵌合棒26の基端
部を接続する。そして、透孔24を介して嵌合棒26を
嵌合穴13内へ嵌合させて、その嵌合棒26の基端部を
透孔24から露出させる。
面へ回動自在に、かつ凹凸の係合手段21を介して抜出
し不能に嵌合させた第2周壁22の上端面を第2頂板2
3で閉塞させ、かつ該第2頂板の外周部に、第2周壁2
2の回動で嵌合穴13のどれか1つに重合自在な1つの
透孔24を穿設する。また、第2周壁22の下端部外面
へ一端を連結した連結帯25の他端に嵌合棒26の基端
部を接続する。そして、透孔24を介して嵌合棒26を
嵌合穴13内へ嵌合させて、その嵌合棒26の基端部を
透孔24から露出させる。
【0010】なお、嵌合穴13は上記では第1周壁11
の上端面に設けているが、これに限らず第1周壁11の
外周面又は第1頂板12の外周部に設けることも可能で
あり、また、透孔24は上記では第2頂板23の外周部
に設けているが、これに限らず第2周壁22の外周面に
設けることも可能である。
の上端面に設けているが、これに限らず第1周壁11の
外周面又は第1頂板12の外周部に設けることも可能で
あり、また、透孔24は上記では第2頂板23の外周部
に設けているが、これに限らず第2周壁22の外周面に
設けることも可能である。
【0011】次に本実施形態の作用について説明する。
図3は開栓不能な状態を示すもので、すなわち、この状
態では嵌合棒26が嵌合穴13内へ嵌合させられていな
いため、外キャップ部材20を回動させても内キャップ
部材10は螺動せず、従って、開栓は不能である。開栓
するには、嵌合棒26を、透孔24を介して嵌合穴13
内へ嵌合させた後、外キャップ部材20を開栓方向へ回
動させればよく、すると外キャップ部材20の回動と共
に内キャップ部材10も同方向へ螺動させられるため、
口頸部2から内キャップ部材10を螺脱させることが可
能になる。なお、透孔24が嵌合穴13に対して重合し
ていないために嵌合棒26を嵌合穴13内へ嵌合させる
ことができない場合には、外キャップ部材20を時計方
向又は反時計方向へ回動させて重合させればよい。
図3は開栓不能な状態を示すもので、すなわち、この状
態では嵌合棒26が嵌合穴13内へ嵌合させられていな
いため、外キャップ部材20を回動させても内キャップ
部材10は螺動せず、従って、開栓は不能である。開栓
するには、嵌合棒26を、透孔24を介して嵌合穴13
内へ嵌合させた後、外キャップ部材20を開栓方向へ回
動させればよく、すると外キャップ部材20の回動と共
に内キャップ部材10も同方向へ螺動させられるため、
口頸部2から内キャップ部材10を螺脱させることが可
能になる。なお、透孔24が嵌合穴13に対して重合し
ていないために嵌合棒26を嵌合穴13内へ嵌合させる
ことができない場合には、外キャップ部材20を時計方
向又は反時計方向へ回動させて重合させればよい。
【0012】
【発明の効果】本発明は、内キャップ部材外面に嵌合穴
を、かつ外キャップ部材に第2周壁の回動で嵌合穴へ重
合自在な透孔を、それぞれ形成し、かつ嵌合棒を、透孔
を介して嵌合穴へ嵌合させて第2周壁を開方向へ回動さ
せることで、第1周壁が開方向へ螺動して容器本体口頸
部から螺脱可能に形成したので、嵌合棒を嵌合穴へ嵌合
させない限り、単に外キャップ部材を回動させただけで
は内キャップ部材を螺動させることができず、このため
子供の悪戯等による開栓防止が可能になる。
を、かつ外キャップ部材に第2周壁の回動で嵌合穴へ重
合自在な透孔を、それぞれ形成し、かつ嵌合棒を、透孔
を介して嵌合穴へ嵌合させて第2周壁を開方向へ回動さ
せることで、第1周壁が開方向へ螺動して容器本体口頸
部から螺脱可能に形成したので、嵌合棒を嵌合穴へ嵌合
させない限り、単に外キャップ部材を回動させただけで
は内キャップ部材を螺動させることができず、このため
子供の悪戯等による開栓防止が可能になる。
【図1】本発明に係る安全キャップ付き容器の開栓可能
な状態を示す断面図。
な状態を示す断面図。
【図2】同じく、内外キャップ部材の分解斜視図。
【図3】同じく、開栓不能な状態を示す断面図。
【図4】同じく、図3の平面図。
1 容器本体 2 口頸部 10 内キャップ部材 11 第1周壁 12 第1頂板 13 嵌合穴 20 外キャップ部材 22 第2周壁 23 第2頂板 24 透孔 26 嵌合棒
Claims (2)
- 【請求項1】胴部の上端部から口頸部2を起立する容器
本体1と、 前記口頸部外面へ第1周壁11を螺合させてその上端開
口面を第1頂板12で閉塞させた内キャップ部材10
と、 前記第1周壁11外面へ回動自在に、かつ抜出し不能に
嵌合させた第2周壁22の上端面を第2頂板23で閉塞
させた外キャップ部材20とを有し、 前記内キャップ部材10外面に嵌合穴13を、かつ外キ
ャップ部材20に第2周壁22の回動で嵌合穴13へ重
合自在な透孔24を、それぞれ形成し、かつ連結帯25
を介して外キャップ部材20に連結した嵌合棒26を、
透孔24を介して嵌合穴13へ嵌合させ、 前記嵌合棒26を、透孔24を介して嵌合穴13へ嵌合
させたままで第2周壁22を開方向へ回動させること
で、第1周壁11が開方向へ螺動して前記容器本体口頸
部2から螺脱可能に形成したことを特徴とする安全キャ
ップ付き容器。 - 【請求項2】前記嵌合穴13を第1周壁11上端面に複
数形成すると共に、前記透孔24を第2頂板23の外周
部に1つ形成したことを特徴とする請求項1記載の安全
キャップ付き容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11146674A JP2000335610A (ja) | 1999-05-26 | 1999-05-26 | 安全キャップ付き容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11146674A JP2000335610A (ja) | 1999-05-26 | 1999-05-26 | 安全キャップ付き容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000335610A true JP2000335610A (ja) | 2000-12-05 |
Family
ID=15413051
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11146674A Pending JP2000335610A (ja) | 1999-05-26 | 1999-05-26 | 安全キャップ付き容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000335610A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003012018A (ja) * | 2001-06-29 | 2003-01-15 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | キー差込み式キャップ |
US7296711B2 (en) | 2001-07-30 | 2007-11-20 | Yoshino Kogyosho Co., Ltd. | Safety cap |
US8469212B2 (en) | 2001-08-30 | 2013-06-25 | Yoshino Kogyosho Co., Ltd. | Safety cap and container with safety cap |
JP2018172170A (ja) * | 2017-03-31 | 2018-11-08 | 株式会社吉野工業所 | 不正開封防止キャップ |
JP2019189271A (ja) * | 2018-04-24 | 2019-10-31 | 株式会社吉野工業所 | 不正開封防止キャップ |
JP2020083455A (ja) * | 2018-11-30 | 2020-06-04 | 株式会社吉野工業所 | 不正開封防止キャップ |
-
1999
- 1999-05-26 JP JP11146674A patent/JP2000335610A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003012018A (ja) * | 2001-06-29 | 2003-01-15 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | キー差込み式キャップ |
US7296711B2 (en) | 2001-07-30 | 2007-11-20 | Yoshino Kogyosho Co., Ltd. | Safety cap |
US8469212B2 (en) | 2001-08-30 | 2013-06-25 | Yoshino Kogyosho Co., Ltd. | Safety cap and container with safety cap |
JP2018172170A (ja) * | 2017-03-31 | 2018-11-08 | 株式会社吉野工業所 | 不正開封防止キャップ |
JP2019189271A (ja) * | 2018-04-24 | 2019-10-31 | 株式会社吉野工業所 | 不正開封防止キャップ |
JP7076273B2 (ja) | 2018-04-24 | 2022-05-27 | 株式会社吉野工業所 | 不正開封防止キャップ |
JP2020083455A (ja) * | 2018-11-30 | 2020-06-04 | 株式会社吉野工業所 | 不正開封防止キャップ |
JP7080159B2 (ja) | 2018-11-30 | 2022-06-03 | 株式会社吉野工業所 | 不正開封防止キャップ |
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