JPH0692351A - カートン用注出口 - Google Patents
カートン用注出口Info
- Publication number
- JPH0692351A JPH0692351A JP4258831A JP25883192A JPH0692351A JP H0692351 A JPH0692351 A JP H0692351A JP 4258831 A JP4258831 A JP 4258831A JP 25883192 A JP25883192 A JP 25883192A JP H0692351 A JPH0692351 A JP H0692351A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cap
- spout
- sealing member
- carton
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D5/00—Rigid or semi-rigid containers of polygonal cross-section, e.g. boxes, cartons or trays, formed by folding or erecting one or more blanks made of paper
- B65D5/42—Details of containers or of foldable or erectable container blanks
- B65D5/72—Contents-dispensing means
- B65D5/74—Spouts
- B65D5/746—Spouts formed separately from the container
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Cartons (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 開封操作が容易でありしかも再封が可能なカ
ートン用注出口を提供する。 【構成】 注出口本体2の筒状部23の内壁下方に薄肉
部24を介して封止部材25を一体成形し、天面に孔2
6の開いたアーチ状の出っ張り27を封止部材25の上
面に設ける。一方、キャップ3の天面裏側にアーチ状の
出っ張り27の孔26に嵌入係止する錨状のフック32
を設ける。キャップ3を外す方向に回すことにより、錨
状のフック32がアーチ状の出っ張り27を引っ張って
封止部材25を薄肉部24で切り離し、そのまま開封す
ることができる。そして、開封後は従来のキャップと同
様に再封することができる。
ートン用注出口を提供する。 【構成】 注出口本体2の筒状部23の内壁下方に薄肉
部24を介して封止部材25を一体成形し、天面に孔2
6の開いたアーチ状の出っ張り27を封止部材25の上
面に設ける。一方、キャップ3の天面裏側にアーチ状の
出っ張り27の孔26に嵌入係止する錨状のフック32
を設ける。キャップ3を外す方向に回すことにより、錨
状のフック32がアーチ状の出っ張り27を引っ張って
封止部材25を薄肉部24で切り離し、そのまま開封す
ることができる。そして、開封後は従来のキャップと同
様に再封することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、飲料等の液体を充填密
封するカートンに取り付けて使用されるカートン用注出
口に関するものである。
封するカートンに取り付けて使用されるカートン用注出
口に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の注出口としては、注出口
本体の内部に薄肉部を有する封止部材を設けるととも
に、これにプルリングを設けたものが知られている(例
えば、実開昭53−63331号公報参照)。
本体の内部に薄肉部を有する封止部材を設けるととも
に、これにプルリングを設けたものが知られている(例
えば、実開昭53−63331号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の注出口
は、プルリングを引っ張って開封でき、しかも内容液を
注出した後はキャップにより閉蓋することができるとい
う利点があるものの、プルリングは注出口本体の中にあ
ってその口径が小さくなっており、このため指を入れづ
らくて開けにくいことから、開封操作が容易ではないと
いう問題点を有している。
は、プルリングを引っ張って開封でき、しかも内容液を
注出した後はキャップにより閉蓋することができるとい
う利点があるものの、プルリングは注出口本体の中にあ
ってその口径が小さくなっており、このため指を入れづ
らくて開けにくいことから、開封操作が容易ではないと
いう問題点を有している。
【0004】本発明は、上記のような問題点に鑑みてな
されたものであり、その目的とするところは、開封操作
が容易でしかも再封が可能なカートン用注出口を提供す
ることにある。
されたものであり、その目的とするところは、開封操作
が容易でしかも再封が可能なカートン用注出口を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のカートン用注出口は、カートンに設けられ
た孔に取り付けるためのフランジを下部周囲に備えると
ともに外周に雄ネジが形成された筒状部からなる注出口
本体と、前記筒状部の雄ネジと螺合する雌ネジを側壁内
面に有するキャップとからなり、注出口本体にはその筒
状部の内壁の下方に薄肉部を介して封止部材が一体形成
され、該封止部材の上面には天面に孔の開いたアーチ状
の出っ張りが設けられており、キャップにはその天面裏
側に前記アーチ状の出っ張りの孔に嵌入係止する錨状の
フックが設けられていることを特徴としている。
に、本発明のカートン用注出口は、カートンに設けられ
た孔に取り付けるためのフランジを下部周囲に備えると
ともに外周に雄ネジが形成された筒状部からなる注出口
本体と、前記筒状部の雄ネジと螺合する雌ネジを側壁内
面に有するキャップとからなり、注出口本体にはその筒
状部の内壁の下方に薄肉部を介して封止部材が一体形成
され、該封止部材の上面には天面に孔の開いたアーチ状
の出っ張りが設けられており、キャップにはその天面裏
側に前記アーチ状の出っ張りの孔に嵌入係止する錨状の
フックが設けられていることを特徴としている。
【0006】
【作用】上述の本発明のカートン用注出口では、キャッ
プを注出口本体から外すようにして回すことにより、錨
状のフックが封止部材におけるアーチ状の出っ張りを上
方に引っ張るように作用し、これにより封止部材が薄肉
部で切り離されて開封され、切り離された封止部材はキ
ャップとともに持ち上げられる。
プを注出口本体から外すようにして回すことにより、錨
状のフックが封止部材におけるアーチ状の出っ張りを上
方に引っ張るように作用し、これにより封止部材が薄肉
部で切り離されて開封され、切り離された封止部材はキ
ャップとともに持ち上げられる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【0008】図1は本発明に係るカートン用注出口を未
開封状態で示す半断面図、図2は同じく開封状態で示す
半断面図、図3はこの注出口をカートンに取り付けた状
態を示す斜視図である。
開封状態で示す半断面図、図2は同じく開封状態で示す
半断面図、図3はこの注出口をカートンに取り付けた状
態を示す斜視図である。
【0009】図1に示すように、注出口1は、ポリエチ
レン等の合成樹脂を射出成形して作製された注出口本体
2とキャップ3の二部材からなっている。
レン等の合成樹脂を射出成形して作製された注出口本体
2とキャップ3の二部材からなっている。
【0010】注出口本体2は、図2に示すように、カー
トンCに設けられた孔に取り付けるためのフランジ21
を下部周囲に備えるとともに外周に雄ネジ22が形成さ
れた筒状部23と、この筒状部23の内壁の下方に薄肉
部24を介して一体成形された封止部材25を有してい
る。そして、封止部材25にはその上面に天面に孔26
の開いたアーチ状の出っ張り27が設けられている。
トンCに設けられた孔に取り付けるためのフランジ21
を下部周囲に備えるとともに外周に雄ネジ22が形成さ
れた筒状部23と、この筒状部23の内壁の下方に薄肉
部24を介して一体成形された封止部材25を有してい
る。そして、封止部材25にはその上面に天面に孔26
の開いたアーチ状の出っ張り27が設けられている。
【0011】一方、キャップ3は、注出口本体2におけ
る筒状部23の雄ネジ22と螺合する雌ネジ31をその
側壁内面に有するとともに、その天面裏側には前記アー
チ状の出っ張り27の孔26に嵌入係止する錨状のフッ
ク32が下方に向けて設けられている。
る筒状部23の雄ネジ22と螺合する雌ネジ31をその
側壁内面に有するとともに、その天面裏側には前記アー
チ状の出っ張り27の孔26に嵌入係止する錨状のフッ
ク32が下方に向けて設けられている。
【0012】上記の注出口本体2とキャップ3は、錨状
のフック32がアーチ状の出っ張り27の孔26に嵌入
するようにして両者を螺合することにより図1の如く一
体とされ、この状態でカートンCの注出口取付け孔に取
り付けられる。
のフック32がアーチ状の出っ張り27の孔26に嵌入
するようにして両者を螺合することにより図1の如く一
体とされ、この状態でカートンCの注出口取付け孔に取
り付けられる。
【0013】カートンCから内容液を注出するに際して
は、キャップ3を注出口本体2から外す方向に回すよう
にする。この操作により錨状のフック32が封止部材2
5におけるアーチ状の出っ張り27を上方に引っ張るの
で、封止部材25が薄肉部24で破断されて切り離さ
れ、キャップ3をそのまま回すことにより封止部材25
がキャップ3とともに持ち上げられ、図2に示すように
注出口1が開封した状態となる。この開封状態でカート
ンCを傾けて内容液を注出する。そして、内容液を注出
した後は、キャップ3を注出口本体2に螺合することに
より閉蓋することができる。
は、キャップ3を注出口本体2から外す方向に回すよう
にする。この操作により錨状のフック32が封止部材2
5におけるアーチ状の出っ張り27を上方に引っ張るの
で、封止部材25が薄肉部24で破断されて切り離さ
れ、キャップ3をそのまま回すことにより封止部材25
がキャップ3とともに持ち上げられ、図2に示すように
注出口1が開封した状態となる。この開封状態でカート
ンCを傾けて内容液を注出する。そして、内容液を注出
した後は、キャップ3を注出口本体2に螺合することに
より閉蓋することができる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のカートン
用注出口は、キャップを回して注出口本体から外す操作
を行うだけで、キャップにおける錨状のフックが注出口
本体の封止部材に設けたアーチ状の出っ張りを引っ張っ
て該封止部材を薄肉部で切り離し、そのまま開封するこ
とができるので、開封操作が極めて簡単であり、しかも
開封後は従来のキャップと同様にして再封することがで
きる。
用注出口は、キャップを回して注出口本体から外す操作
を行うだけで、キャップにおける錨状のフックが注出口
本体の封止部材に設けたアーチ状の出っ張りを引っ張っ
て該封止部材を薄肉部で切り離し、そのまま開封するこ
とができるので、開封操作が極めて簡単であり、しかも
開封後は従来のキャップと同様にして再封することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るカートン用注出口を未開封状態で
示す半断面図である。
示す半断面図である。
【図2】同じく開封状態で示す半断面図である。
【図3】本発明に係る注出口をカートンに取り付けた状
態を示す斜視図である。
態を示す斜視図である。
1 カートン用注出口 2 注出口本体 21 フランジ 22 雄ネジ 23 筒状部 24 薄肉部 25 封止部材 26 孔 27 出っ張り 3 キャップ 31 雌ネジ 32 フック
Claims (1)
- 【請求項1】 カートンに設けられた孔に取り付けるた
めのフランジを下部周囲に備えるとともに外周に雄ネジ
が形成された筒状部からなる注出口本体と、前記筒状部
の雄ネジと螺合する雌ネジを側壁内面に有するキャップ
とからなり、注出口本体にはその筒状部の内壁の下方に
薄肉部を介して封止部材が一体形成され、該封止部材の
上面には天面に孔の開いたアーチ状の出っ張りが設けら
れており、キャップにはその天面裏側に前記アーチ状の
出っ張りの孔に嵌入係止する錨状のフックが設けられて
いることを特徴とするカートン用注出口。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04258831A JP3140207B2 (ja) | 1992-09-03 | 1992-09-03 | カートン用注出口 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04258831A JP3140207B2 (ja) | 1992-09-03 | 1992-09-03 | カートン用注出口 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0692351A true JPH0692351A (ja) | 1994-04-05 |
JP3140207B2 JP3140207B2 (ja) | 2001-03-05 |
Family
ID=17325637
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04258831A Expired - Fee Related JP3140207B2 (ja) | 1992-09-03 | 1992-09-03 | カートン用注出口 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3140207B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008510661A (ja) * | 2004-08-20 | 2008-04-10 | テトラ ラバル ホールデイングス エ フイナンス ソシエテ アノニム | 注出可能な食品製品を入れる密封包装容器のための開口装置 |
JP2013209106A (ja) * | 2012-03-30 | 2013-10-10 | Nippon Closures Co Ltd | 容器蓋 |
US8616400B2 (en) | 2009-12-14 | 2013-12-31 | Tetra Laval Holdings & Finance S.A. | Opening device and method for manufacturing the same, and a packaging container provided with said opening device |
WO2014053644A1 (de) * | 2012-10-04 | 2014-04-10 | Ruklic Nenad | WIEDERVERSCHLIEßBARER VERSCHLUSS FÜR EINEN FALTBAREN FLÜSSIGKEITSBEHÄLTER SOWIE DEN VERSCHLUSS ENTHALTENDER FLÜSSIGKEITSBEHÄLTER |
US9505519B2 (en) | 2009-12-14 | 2016-11-29 | Tetra Laval Holdings & Finance S.A. | Opening device and method for manufacturing the same, and a packaging material provided with said opening device |
JP2021172409A (ja) * | 2020-04-29 | 2021-11-01 | 株式会社吉野工業所 | 抜栓キャップ |
-
1992
- 1992-09-03 JP JP04258831A patent/JP3140207B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008510661A (ja) * | 2004-08-20 | 2008-04-10 | テトラ ラバル ホールデイングス エ フイナンス ソシエテ アノニム | 注出可能な食品製品を入れる密封包装容器のための開口装置 |
US8616400B2 (en) | 2009-12-14 | 2013-12-31 | Tetra Laval Holdings & Finance S.A. | Opening device and method for manufacturing the same, and a packaging container provided with said opening device |
US9505519B2 (en) | 2009-12-14 | 2016-11-29 | Tetra Laval Holdings & Finance S.A. | Opening device and method for manufacturing the same, and a packaging material provided with said opening device |
US10399738B2 (en) | 2009-12-14 | 2019-09-03 | Tetra Laval Holdings & Finance S.A. | Opening device and method for manufacturing the same, and a packaging material provided with said opening device |
JP2013209106A (ja) * | 2012-03-30 | 2013-10-10 | Nippon Closures Co Ltd | 容器蓋 |
WO2014053644A1 (de) * | 2012-10-04 | 2014-04-10 | Ruklic Nenad | WIEDERVERSCHLIEßBARER VERSCHLUSS FÜR EINEN FALTBAREN FLÜSSIGKEITSBEHÄLTER SOWIE DEN VERSCHLUSS ENTHALTENDER FLÜSSIGKEITSBEHÄLTER |
JP2021172409A (ja) * | 2020-04-29 | 2021-11-01 | 株式会社吉野工業所 | 抜栓キャップ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3140207B2 (ja) | 2001-03-05 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |