JP3140218B2 - カートン用注出口 - Google Patents

カートン用注出口

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JP3140218B2
JP3140218B2 JP04277658A JP27765892A JP3140218B2 JP 3140218 B2 JP3140218 B2 JP 3140218B2 JP 04277658 A JP04277658 A JP 04277658A JP 27765892 A JP27765892 A JP 27765892A JP 3140218 B2 JP3140218 B2 JP 3140218B2
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恒 相澤
公介 渡辺
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D5/00Rigid or semi-rigid containers of polygonal cross-section, e.g. boxes, cartons or trays, formed by folding or erecting one or more blanks made of paper
    • B65D5/42Details of containers or of foldable or erectable container blanks
    • B65D5/72Contents-dispensing means
    • B65D5/74Spouts
    • B65D5/746Spouts formed separately from the container

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、飲料等の液体を充填密
封するカートンに取り付けて使用されるカートン用注出
口に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の注出口としては、注出口
本体の内部に薄肉部を有する封止部材を設けるととも
に、これにプルリングを設けたものが知られている(例
えば、実開昭53−63331号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の注出口
は、プルリングを引っ張って開封でき、しかも内容液を
注出した後はキャップにより閉蓋することができるとい
う利点があるものの、プルリングは注出口本体の中にあ
ってその口径が小さくなっており、このため指を入れづ
らくて開けにくいことから、開封操作が容易ではないと
いう問題点を有している。
【0004】本発明は、上記のような問題点に鑑みてな
されたものであり、その目的とするところは、開封操作
が容易でしかも再封が可能なカートン用注出口を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のカートン用注出口は、カートンに設けられ
た孔に取り付けるためのフランジを下部周囲に備えた注
出口本体と、この注出口本体に被冠させるキャップとか
らなり、キャップにはその天面に孔が設けられており、
注出口本体には薄肉部を介して封止部材が一体形成さ
れ、該封止部材には前記キャップの孔に嵌入する凸部が
設けられており、該凸部の上部には上方に向かう把手部
が設けられているとともに、該凸部の側面には前記キャ
ップの孔の開口径より大きめの突起が設けられているこ
とを特徴としている。
【0006】
【作用】上述の本発明のカートン用注出口は、任意の液
体用カートンに取り付けて使用するもので、カートン内
に充填密封した内容液を注出する時は、指で把手部を上
方に引っ張ることにより封止部材を薄肉部で切り離して
凸部をキャップの孔に沿って上昇させ、凸部側面の突起
をキャップの孔の上縁に係止させた状態で封止部材をキ
ャップに保持させた後、キャップを注出口本体から取り
外して注出するようにし、また注出が終わるとキャップ
を注出口本体に被せて閉蓋する。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0008】図1は本発明に係る注出口をカートンに取
り付けた状態を示す斜視図、図2は未開封状態の注出口
を示す半断面図、図3は開封状態の注出口を示す半断面
図である。
【0009】図面に示すように、注出口1は、ポリエチ
レン等の合成樹脂を射出成形して作製された注出口本体
2とキャップ3の二部材からなっている。
【0010】注出口本体2は、図2に示すように、カー
トンCに設けられた孔に取り付けるためのフランジ21
を下部周囲に備えた筒状部22と、この筒状部22の内
壁の上部に薄肉部23を介して一体成形された封止部材
24とを有している。そして、封止部材24には上向き
の凸部25が設けられ、さらにこの凸部25の上部には
該凸部25の径と同じか或いは若干小さい板片26aと
この板片26aを凸部25に連結する連結片26bとか
らなる断面T字状の把手部26が設けられている。ま
た、凸部25の側面の中段には下向きのテーパーを有す
る突起27が周設されており、筒状部22の外周にはキ
ャップ3と螺合するための雄ネジ28が形成されてい
る。
【0011】なお、把手部26の形状は図示の如きT字
状のものに限らず、指先を引っかけることができ且つ後
述するキャップ3の孔33を通過できるものでありさえ
すれば任意である。
【0012】一方、キャップ3は、注出口本体2におけ
る筒状部22の雄ネジ28と螺合する雌ネジ31をその
側壁32内面に有するとともに天面に孔33を有してお
り、天面と側壁32の間には段を形成するようにして小
径部34が設けられている。そして、天面の孔33の開
口径は前記封止部材24の凸部25がスライド可能に嵌
入できるとともに突起27が引っ掛かるサイズに設定さ
れている。また、小径部34によって形成される内側の
段部35は、キャップ3を注出口本体2に螺合した時に
注出口本体2の筒状部22上端に当接することにより、
キャップ3の天面が筒状部22の上方に位置し筒状部2
2の突起27を天面より下方に位置させるようになって
いる。なお、キャップ3に小径部34を設ける代わり
に、キャップ3の内側に同様な働きをする部材を一体成
形して設けてもよく、或いは注出口本体2の筒状部22
を上方に長くして同様の働きをさせるようにしてもよ
い。
【0013】上記の注出口本体2とキャップ3は、注出
口本体2の把手部26がキャップ3の内側から孔33を
通って外に出るようにして両者を螺合することにより図
2の如く一体とされ、この状態でカートンCの注出口取
付け孔に取り付けられる。
【0014】そして、カートンCから内容液を注出する
に際しては、まず把手部26の板片26aに指を引っか
けて上方に引っ張ることにより、封止部材24を薄肉部
23で切り離して凸部25をキャップ3の孔33に沿っ
て上昇させる。このように把手部26を引っ張ることに
より、封止部材24における凸部25側面の突起27が
キャップ3の孔33を若干押し広げるようにして通過
し、図3に示すように、この孔33の上縁に突起27の
下側が係止した状態で封止部材24がキャップ3に保持
され、注出口1が開封した状態となる。この開封状態で
キャップ3を回して注出口本体2から取り外し、カート
ンCを傾けて内容液を注出する。
【0015】内容液を注出した後は、キャップ3を注出
口本体2に螺合することにより閉蓋することができる。
この場合、封止部材24はキャップ3の孔33を閉じた
状態でキャップ3と一体になっているので、閉蓋した状
態でカートンCが倒れても内容液がこぼれることがな
い。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のカートン
用注出口は、キャップの孔から上方に突き出た把手部を
引っ張って封止部材を薄肉部で破断し、そのまま引っ張
って封止部材における凸部の突起をキャップの孔の上縁
に係止させることにより容易に開封することができ、し
かも開封後は封止部材がキャップの孔を閉じた状態とな
るので、従来のキャップと同様にして再封することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る注出口をカートンに取り付けた状
態を示す斜視図である。
【図2】本発明に係る注出口を未開封状態で示す半断面
図である。
【図3】同じく開封状態で示す半断面図である。
【符号の説明】
1 カートン用注出口 2 注出口本体 21 フランジ 23 薄肉部 24 封止部材 25 凸部 26 把手部 27 突起 3 キャップ 33 孔
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−173558(JP,A) 実開 昭61−193017(JP,U) 実開 昭59−178224(JP,U) 実開 昭61−169057(JP,U) 実開 平4−68822(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65D 5/74 B65D 47/36

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カートンに設けられた孔に取り付けるた
    めのフランジを下部周囲に備えた注出口本体と、この注
    出口本体に被冠させるキャップとからなり、キャップに
    はその天面に孔が設けられており、注出口本体には薄肉
    部を介して封止部材が一体形成され、該封止部材には前
    記キャップの孔に嵌入する凸部が設けられており、該凸
    部の上部には上方に向かう把手部が設けられているとと
    もに、該凸部の側面には前記キャップの孔の開口径より
    大きめの突起が設けられていることを特徴とするカート
    ン用注出口。
JP04277658A 1992-09-24 1992-09-24 カートン用注出口 Expired - Fee Related JP3140218B2 (ja)

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JPH0699974A JPH0699974A (ja) 1994-04-12
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