JP2000300716A - スロットマシン - Google Patents

スロットマシン

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JP2000300716A
JP2000300716A JP11110345A JP11034599A JP2000300716A JP 2000300716 A JP2000300716 A JP 2000300716A JP 11110345 A JP11110345 A JP 11110345A JP 11034599 A JP11034599 A JP 11034599A JP 2000300716 A JP2000300716 A JP 2000300716A
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JP
Japan
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identification
slot machine
winning
game state
light
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JP11110345A
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English (en)
Inventor
Takatoshi Takemoto
孝俊 武本
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Ace Denken KK
Original Assignee
Ace Denken KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】遊技者が目押しをより確実かつ容易に行うこと
ができるスロットマシンを提供する。 【解決手段】目押し用図柄の全体を高反射性材料で形成
し、遊技状態設定部43によって遊技状態が当選可能状
態に切り替えられたとき、通常照明手段62を消灯して
識別用照明手段61を点灯する。これにより、目押し用
図柄の全体が他の図柄よりも、光の高反射によって遊技
者側から明るく見え、これを目安に的確なタイミングで
目押しを行うことが可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外周面に複数の図
柄が描かれたドラムを複数同軸にして横方向に並べ、各
ドラムを回転させ、各ドラムごとに用意された停止スイ
ッチの押下に従って対応するドラムを停止させ、すべて
のドラムが停止した際の停止態様が有効なライン上に特
定の図柄の揃う当選パターンのとき、通常よりも有利な
遊技状態で遊技を行うことのできる特別遊技状態に移行
して遊技者に利益を付与するスロットマシンに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から使用されているスロットマシン
は、外周面に複数の図柄が描かれた3個のドラムを同軸
に横に並べたドラム部を有し、1枚〜3枚のメダルを投
入した後に始動レバーを操作することで、一斉にドラム
が回転するようになっている。各ドラムには、対応する
停止スイッチが設けられており、これらを押下すること
で、回転中のドラムが停止する。そして、すべてのドラ
ムが停止した際に、有効なライン上に所定の図柄が揃っ
たとき、入賞となり、その際の図柄に応じて予め決めら
れた枚数のメダルを遊技者に払い出すようになってい
る。
【0003】また、予め定めた特定の図柄が有効ライン
上に揃う当選パターンが出現したとき、大当たりとな
り、通常よりも有利な遊技状態で遊技を行うことのでき
る特別遊技状態(一般に、ボーナスゲームと称される特
別な遊技状態)に移行し、遊技者に多数のメダルをもた
らして利益を付与するようになっている。
【0004】通常、スロットマシンは、当選パターンが
有効ライン上に出現し得る当選可能状態と、有効ライン
上に当選パターンが出現しないかあるいは出現確率の極
めて低い当選不可状態の各遊技状態を有しており、予め
定めた確率に従って、当選可能状態が現れるように設定
されている。
【0005】また、当選可能状態であっても、回ってい
る各ドラム上の図柄を観察し、目的とする図柄が有効ラ
イン上に停止するように図柄を狙って停止ボタンを押下
する、いわゆる目押しを行わなければ、なかなか当選パ
ターンは揃わないようになっている。
【0006】そこで、従来のスロットマシンでは、一般
にリーチ目と呼ばれるいくつかの停止態様を予め定めて
おき、当選可能状態に入ったとき、このリーチ目を出現
させ、遊技者に、今、当選可能状態にあることを通知す
るようになっている。
【0007】遊技者は、当選可能状態を見逃すことがな
いように各種のリーチ目を記憶しておき、リーチ目が出
現し始めたら、神経を集中させて目押しを行うことで、
当選パターンを出現させ、遊技を有利に進めることがで
きるようになっている。
【0008】また、遊技者が目押しを行う際に停止ボタ
ンをどのようなタイミングで押下すべきかをより分かり
やすくするために、予め定めた目押し用図柄を、たとえ
ば、他の図柄より大きめに描き、目押しを手助けするも
のもある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の技術では、遊技者が目押しを行う際に基準に
なる目押し用図柄が大きめに描かれていても、回ってい
る各ドラム上の図柄であることから、特に初心者等は、
目押し用図柄を他の図柄から確実に区別することが困難
である。このため、目押しの確実性が低下し、なかなか
当選パターンを出現させることができず、メダルや時間
を無駄に費やして、遊技を十分に楽しむことができない
という問題があった。
【0010】本発明は、このような従来の技術が有する
問題点に着目してなされたもので、遊技者が目押しをよ
り確実かつ容易に行うことができるスロットマシンを提
供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に
存する。 [1]外周面に複数の図柄が描かれたドラム(30a〜
30c)を複数同軸にして横方向に並べ、各ドラム(3
0a〜30c)を回転させ、各ドラム(30a〜30
c)ごとに用意された停止スイッチ(12a〜12c)
の押下に従って対応するドラム(30a〜30c)を停
止させ、すべてのドラム(30a〜30c)が停止した
際の停止態様が有効なライン上に特定の図柄の揃う当選
パターンのとき、通常よりも有利な遊技状態で遊技を行
うことのできる特別遊技状態に移行して遊技者に利益を
付与するスロットマシン(10)において、前記各ドラ
ム(30a〜30c)に光を照射する識別用照明手段
(61)と、遊技状態設定部(43)と、識別手段(5
0)とを有し、前記複数の図柄のうち少なくとも1つの
目押し用図柄の全体を、他の図柄よりも前記識別用照明
手段からの光の反射効率が高い高反射性材料で形成し、
前記識別手段(50)は、前記遊技状態設定部(43)
が切り替える遊技状態に応じて、前記識別用照明手段
(61)を点灯させることで、前記高反射性材料で形成
された目押し用図柄の視認性を高めることを特徴とする
スロットマシン(10)。
【0012】[2]前記識別用照明手段(61)を、前
記高反射性材料で形成された目押し用図柄に反射される
光が遊技者側に向かう位置に配設したことを特徴とする
[1]記載のスロットマシン(10)。
【0013】[3]前記識別用照明手段(61)とは別
に、前記複数の図柄を区別することなく前記各ドラム
(30a〜30c)に光を照射する通常照明手段(6
2)を有することを特徴とする[1]または[2]記載
のスロットマシン(10)。
【0014】[4]前記高反射性材料は、鏡面加工され
た金属泊であることを特徴とする[1],[2]または
[3]記載のスロットマシン(10)。
【0015】[5]前記高反射性材料は、前記識別用照
明手段からの光の反射効率が高い塗料であることを特徴
とする[1],[2]または[3]記載のスロットマシ
ン(10)。
【0016】[6]前記高反射性材料は、前記識別用照
明手段からの光を乱反射させる反射シートであることを
特徴とする[1],[2]または[3]記載のスロット
マシン(10)。
【0017】[7]前記目押し用図柄以外の箇所のドラ
ム(30a〜30c)上に、前記識別用照明手段(6
1)からの光の吸収効率が高い塗料を塗布したことを特
徴とする[1],[2],[3],[4],[5]また
は[6]記載のスロットマシン(10)。
【0018】[8]前記遊技状態設定部(43)は、少
なくとも前記当選パターンが出現し得るように設定され
た当選可能状態と、前記当選パターンが出現しないよう
に設定された当選不可状態とに遊技状態を切り替え可能
であり、前記識別手段(50)は、前記遊技状態設定部
(43)が遊技状態を前記当選不可状態から前記当選可
能状態に切り替えた場合に、前記識別用照明手段(6
1)を点灯させることを特徴とする[1],[2],
[3],[4],[5],[6]または[7]に記載の
スロットマシン。
【0019】前記本発明は次のように作用する。本発明
の一の構成によれば、遊技状態設定部(43)が切り替
える遊技状態に応じて、識別手段(50)が、ドラム
(30a〜30c)の外周面に描かれた複数の図柄の中
の少なくとも一つの目押し用図柄の全体を、他の図柄よ
りも光の高反射によって遊技者側から視認しやすいよう
にしたものである。
【0020】例えば、遊技状態設定部(43)が、当選
パターンが出現しないように設定された当選不可状態か
ら、少なくとも当選パターンが出現し得るように設定さ
れた当選可能状態に遊技状態を切り替えた場合に、遊技
者は目押し用図柄を狙って、目押しを開始しようとす
る。
【0021】このとき、遊技者側から目押し用図柄の全
体が他の部分よりも光が強く反射することで良く見える
ようにする。すなわち、目押し用図柄の全体を高反射性
材料で形成しておき、当選可能状態になったときだけ、
識別用照明手段(61)を点灯することにより、目押し
用図柄の全体が光を強く反射して良く見え、容易に識別
可能になる。
【0022】このように明るく見える目押し用図柄の全
体は、ドラム(30a〜30c)の回転に伴って周期的
に現れるので、その周期に合わせたタイミングで停止ス
イッチ(12a〜12c)を押下すれば、確実に目押し
を行うことができ、メダルや時間を無駄にせず、初心者
でもゲームを十分に楽しむことができる。
【0023】また、前記識別用照明手段(61)を、前
記高反射性材料で形成された目押し用図柄に反射される
光が遊技者側に向かう位置に配設することで、より確実
に光の高反射による視認性を高めることができる。
【0024】また、前記識別用照明手段(61)とは別
に、前記複数の図柄を区別することなく前記各ドラム
(30a〜30c)に光を照射する通常照明手段(6
2)を設けておけば、遊技状態の切り替えに関わらずド
ラム(30a〜30c)全体の視認性も高めることがで
きる。
【0025】前記高反射性材料としては様々なものが考
えられるが、例えば、鏡面加工された金属泊、光の反射
効率が高い塗料、あるいは光を乱反射させる反射シート
等を用いれば、簡易かつ低コストで目押し用図柄の全体
を作成することができる。
【0026】さらにまた、前記目押し用図柄以外の箇所
のドラム(30a〜30c)上に、前記識別用照明手段
(61)からの光の吸収効率が高い塗料を塗布すれば、
いっそうと目押し用図柄の視認性を高めることができ
る。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の一実
施の形態を説明する。各図は本発明の一実施の形態を示
している。図2は、本発明の一実施の形態にかかるスロ
ットマシン10の外観を、図3は、スロットマシン10
の横断面を示している。
【0028】スロットマシン10は、縦長の箱形筐体1
1の正面中央部に、第1〜第3のストップボタン12
a,12b,12cを備えている。これらの左横にレバ
ー型のスタートスイッチ13が配置されている。第1〜
第3のストップボタン12a,12b,12cの上方に
は、前面パネル14が設けられ、当該前面パネル14の
中央部分には、透明なガラス板をはめ込んだ観察窓15
a,15b,15cが設けられている。
【0029】各観察窓15a,15b,15cの裏面に
は、円筒形状を成した第1〜第3のドラム30a,30
b,30cが同軸状に隣接して横方向に配置され、回動
可能に支持されている。第1〜第3のドラム30a,3
0b,30cの外周面には、「チェリー」、「レモ
ン」、「ベル」等の絵や、数字の「7」、アルファベッ
トの「BAR」等の文字から成る図柄が略一定間隔に描
かれている。
【0030】ここで、数字の「7」は、目押しを行う際
に遊技者が基準の図柄にする目押し用図柄であり、かか
る目押し用図柄の全体は、他の図柄よりも光の反射効率
が高い高反射性材料で形成されている。ここで高反射性
材料とは、後述する識別用照明手段61からの光を遊技
者側に強く反射できるものであれば何でもよい。
【0031】具体的には例えば前記高反射性材料は、鏡
面加工された金属泊や、識別用照明手段61からの光の
反射効率が高い塗料、あるいは識別用照明手段61から
の光を乱反射させる反射シート等から形成するとよい。
ここで特に光反射効率が高い塗料としては、雲母の表面
を二酸化チタン皮膜で被覆した粒子を透明樹脂に混合し
たインク等が知られている。
【0032】図4に示すように、観察窓15a,15
b,15cの表面には、メダル投入口16(図2参照)
を通じて投入されたメダルの枚数に対応して有効化され
る入賞ライン17が複数描かれている。各入賞ライン1
7の両端部には有効表示ランプ18が配置されており、
有効表示ランプ18を点灯することで、どの入賞ライン
17が有効化されているかを示すようになっている。
【0033】図3に示すように、観察窓15a,15
b,15cの内側には、識別用照明手段61と、通常照
明手段62とが配設されている。ここで識別用照明手段
61は、例えば通常の白色蛍光灯であり、前記高反射性
材料で形成された目押し用図柄に反射される光が遊技者
側に向かう位置に配設されている。また、通常照明手段
62も、通常の白色蛍光灯であり、前記識別用照明手段
61とは別に、前記複数の図柄を区別することなく前記
各ドラム30a,30b,30cに光を照射できるよう
に配設されている。
【0034】図2に示すように、スロットマシン10の
正面下部には、賞として払い出されるメダルの排出口1
9と、当該排出口19から払い出されたメダルを受け止
める受け皿20が設けられている。またスロットマシン
10の正面上部には、各種の電飾装置21が配置されて
いる。なお、図3には図示していないが、スロットマシ
ン10の内部には、電源部、制御回路基板、メダル払出
器等が格納されている。
【0035】図1は、スロットマシン10の回路構成を
示したものである。制御部40は、スロットマシン10
の各種の動作を統括制御する回路部分であり、CPU
(中央処理装置)、ROM(リード・オンリ・メモ
リ)、RAM(ランダム・アクセス・メモリ)等を主要
部とした回路で構成されている。制御部40には、第1
〜第3のストップボタン12a,12b,12c、スタ
ートスイッチ13の他、メダルの投入を検知するメダル
投入センサ41や、メダルの払い出しを実行するメダル
払出器42等が接続されている。
【0036】また制御部40には、第1〜第3のドラム
30a,30b,30cを回転駆動するための第1〜第
3のパルスモータ31a,31b,31cが図示しない
ドライバー回路を介して接続されている。さらに制御部
40には、各ドラム30a〜30cを照明する識別用照
明手段61および通常照明手段62が接続されている。
このほか、第1〜第3のドラム30a,30b,30c
の近傍に配置され、各ドラムの回転角度を検知する図示
しないセンサが制御部40に接続されている。
【0037】制御部40は、スロットマシン10におけ
る遊技状態を設定変更する遊技状態設定部43と、第1
〜第3のパルスモータ31a,31b,31cの回転速
度や停止位置を制御する回転制御部44と、識別手段5
0とを有している。
【0038】識別手段50は、識別用照明手段61、通
常照明手段62の点灯・消灯を制御する照明切替部53
を有している。遊技状態設定部43は、遊技状態を、当
選可能状態と、目替わり状態と、当選不可状態とに切り
替える機能を備えている。
【0039】当選可能状態とは、通常よりも有利な条件
で遊技を行うことのできる特別遊技状態に移行するため
の条件となる当選パターンが停止態様として出現し得る
状態をいう。目替わり状態とは、当選可能状態に移行す
る時期が一定範囲内に近づいたことを遊技者に認識させ
るため、停止態様として出現するパターンの傾向を変化
させ、予め定めた予告パターン等を時折出現させる状態
をいう。当選不可状態とは、当選パターンが出現しない
よう設定された状態をいう。遊技状態設定部43は、図
示しない乱数発生器等を備えており、所定の出現確率で
当選可能状態や目替わり状態を出現させるようになって
いる。
【0040】回転制御部44は、第1〜第3のパルスモ
ータ31a,31b,31cを駆動するための駆動パル
スを生成する回路部分であり、各パルスモータ31a,
31b,31cを駆動するとともに、回転角度を検知す
るセンサからの情報を基にして、設定した位置で各ドラ
ム30a〜30cを停止させる機能を備えている。ただ
しストップスイッチ12a〜12cの押下されたタイミ
ングと大幅に外れた位置でドラムを停止させるのは不自
然なので、この場合には、設定位置以外の箇所でドラム
を停止させるようになっている。
【0041】照明切替部53は、識別用照明手段61お
よび通常照明手段62を点灯・消灯する回路部分であ
り、遊技状態設定部43によって設定された遊技状態に
応じて、識別用照明手段61を点灯するか通常照明手段
62を点灯するかを切り替えるようになっている。
【0042】次に作用を説明する。スロットマシン10
は、電源投入後の待機状態において、通常照明手段62
を点灯させている。メダル投入口16から1枚〜3枚の
メダルが投入されると、スロットマシン10は、投入さ
れたメダルの枚数に応じて、入賞ライン17を有効化
し、有効化された入賞ライン17の両端に配置されてい
る有効表示ランプ18を点灯させる。すなわち、メダル
が1枚投入されたときは、センターラインのみを有効化
し、2枚の場合には、上中下の横ラインを有効化し、3
枚掛けではこれらに斜めの入賞ラインを加えた合計5つ
のラインを有効化する。
【0043】メダルが投入された後、スタートスイッチ
13が操作されると、第1〜第3のドラム30a,30
b,30cを一斉に回転させる。その後、ストップボタ
ン12cが押下されると、押下されたスイッチに対応す
るドラム30a〜30cを停止させる。すべてのドラム
30a〜30cが停止した際に、有効化された入賞ライ
ン17上に所定の図柄が揃うと、その図柄に割り当てら
れている役に応じた枚数のメダルが排出口19から受け
皿20に払い出される。
【0044】停止態様として特定の図柄の揃う当選パタ
ーンが出現すると、特別遊技状態に入り、以後、所定の
解除条件が満足されるまでの間、極めて有利な条件で遊
技が進行し、合計で300枚から400枚のメダルが払
い出される、いわゆるボーナスゲームに移行する。ここ
では、「777」の図柄がセンターライン上に揃う状態
を当選パターンに設定してある。
【0045】遊技状態設定部43は、遊技状態を当選可
能状態と、目替わり状態と、当選不可状態とに切り替え
る。たとえば、ボーナスゲームが数百分の1の確率で出
現するように、適宜のタイミングで当選可能状態を形成
するようになっている。
【0046】通常、遊技状態は、当選不可状態に設定さ
れており、このとき、照明切替部53は、通常照明手段
62のみを点灯させている。この状態での遊技が所定回
数行われ、当選可能状態に移行する時期が近づいたと
き、遊技状態設定部43は、遊技状態を目替わり状態に
変更し、予め定めた予告パターン等を停止態様として時
折出現させ、出目の傾向を変化させる。
【0047】さらに遊技状態設定部43は、目替わり状
態を一定期間等継続した後、遊技状態を当選可能状態に
変更する。このとき、照明切替部53は、識別用照明手
段61を点灯させるとともに通常照明手段62を消灯
し、目押し用図柄の全体を光の高反射によって遊技者に
他の部分よりも明るく見せる。
【0048】このように、目押し用図柄が他の部分より
明るく見えるように照明状態が変化するので、遊技者
は、現在、当選可能状態に入っていることを容易に認識
することができる。さらに、当選可能状態に入ったこと
を認識した遊技者は、目押しによって当選パターンでの
停止を狙ってストップボタン12a〜12cを押下す
る。
【0049】このとき、目押し用図柄の全体が他の部分
よりも明るく見えるので、当該目押し用図柄を基準にし
て、適正なタイミングで第1〜第3のストップボタン1
2a,12b,12cを押下し、比較的容易に当選パタ
ーンの図柄が出るようにドラム30a〜cを停止させる
ことができる。当選パターンが出現した場合には、遊技
状態設定部43は、遊技状態を特別遊技状態に移行さ
せ、ボーナスゲームを開始する。
【0050】さらに別の実施の形態として、前記目押し
用図柄以外の箇所のドラム30a〜30c上に、前記識
別用照明手段からの光の吸収効率が高い塗料を塗布すれ
ば、いっそうと目押し用図柄の視認性を高めることがで
きる。
【0051】なお、前記実施の形態では、当選可能状態
に入ったときだけ照明状態を変更して、目押し用図柄の
全体を他の図柄よりも、光の高反射によって明るく見え
るようにしたが、例えば、目替わり状態に入ったときか
らそのような状態に設定してもよい。さらに、前記実施
の形態では、識別用照明手段61を点灯する際には、通
常照明手段62を消灯するように構成したが、通常照明
手段62を薄く点灯させておいてもよい。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
目押しの可能な当選不可状態に入ったとき等に、目押し
用図柄の全体を他の図柄よりも、光の高反射によって遊
技者側から明るく見えるようにしたので、これを目安に
停止スイッチを押下すれば、容易に目押しを行うことが
でき、メダルや時間を無駄にせず、初心者でもゲームを
十分に楽しむことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の各実施の形態に係るスロットマシンの
回路構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の各実施の形態に係るスロットマシンを
示す斜視図である。
【図3】本発明の各実施の形態に係るスロットマシンを
示す断面図である。
【図4】本発明の各実施の形態に係るスロットマシンの
観察窓の正面図である。
【符号の説明】
10…スロットマシン 12a,12b,12c…ストップボタン 13…スタートボタン 14…前面パネル 15a〜15c…観察窓 30a〜30c…ドラム 40…制御部 43…遊技状態設定部 50…識別手段 53…照明切替部 61…識別用照明手段 62…通常照明手段

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外周面に複数の図柄が描かれたドラムを複
    数同軸にして横方向に並べ、各ドラムを回転させ、各ド
    ラムごとに用意された停止スイッチの押下に従って対応
    するドラムを停止させ、すべてのドラムが停止した際の
    停止態様が有効なライン上に特定の図柄の揃う当選パタ
    ーンのとき、通常よりも有利な遊技状態で遊技を行うこ
    とのできる特別遊技状態に移行して遊技者に利益を付与
    するスロットマシンにおいて、 前記各ドラムに光を照射する識別用照明手段と、遊技状
    態設定部と、識別手段とを有し、 前記複数の図柄のうち少なくとも1つの目押し用図柄の
    全体を、他の図柄よりも前記識別用照明手段からの光の
    反射効率が高い高反射性材料で形成し、 前記識別手段は、前記遊技状態設定部が切り替える遊技
    状態に応じて、前記識別用照明手段を点灯させること
    で、前記高反射性材料で形成された目押し用図柄の視認
    性を高めることを特徴とするスロットマシン。
  2. 【請求項2】前記識別用照明手段を、前記高反射性材料
    で形成された目押し用図柄に反射される光が遊技者側に
    向かう位置に配設したことを特徴とする請求項1記載の
    スロットマシン。
  3. 【請求項3】前記識別用照明手段とは別に、前記複数の
    図柄を区別することなく前記各ドラムに光を照射する通
    常照明手段を有することを特徴とする請求項1または2
    記載のスロットマシン。
  4. 【請求項4】前記高反射性材料は、鏡面加工された金属
    泊であることを特徴とする請求項1,2または3記載の
    スロットマシン。
  5. 【請求項5】前記高反射性材料は、前記識別用照明手段
    からの光の反射効率が高い塗料であることを特徴とする
    請求項1,2または3記載のスロットマシン。
  6. 【請求項6】前記高反射性材料は、前記識別用照明手段
    からの光を乱反射させる反射シートであることを特徴と
    する請求項1,2または3記載のスロットマシン。
  7. 【請求項7】前記目押し用図柄以外の箇所のドラム上
    に、前記識別用照明手段からの光の吸収効率が高い塗料
    を塗布したことを特徴とする請求項1,2,3,4,5
    または6記載のスロットマシン。
  8. 【請求項8】前記遊技状態設定部は、少なくとも前記当
    選パターンが出現し得るように設定された当選可能状態
    と、前記当選パターンが出現しないように設定された当
    選不可状態とに遊技状態を切り替え可能であり、 前記識別手段は、前記遊技状態設定部が遊技状態を前記
    当選不可状態から前記当選可能状態に切り替えた場合
    に、前記識別用照明手段を点灯させることを特徴とする
    請求項1,2,3,4,5,6または7に記載のスロッ
    トマシン。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002233613A (ja) * 2001-02-09 2002-08-20 Aiwa Raito:Kk 遊技機

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