JP2000299316A - 膜形成用組成物、膜の形成方法および低密度化膜 - Google Patents

膜形成用組成物、膜の形成方法および低密度化膜

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JP2000299316A
JP2000299316A JP11104169A JP10416999A JP2000299316A JP 2000299316 A JP2000299316 A JP 2000299316A JP 11104169 A JP11104169 A JP 11104169A JP 10416999 A JP10416999 A JP 10416999A JP 2000299316 A JP2000299316 A JP 2000299316A
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Japan
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film
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butyl
acid
acetate
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JP11104169A
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English (en)
Inventor
Makoto Sugiura
誠 杉浦
Takahiko Kurosawa
孝彦 黒澤
Kohei Goto
幸平 後藤
Kinji Yamada
欣司 山田
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Original Assignee
JSR Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 塗膜の均一性、誘電率特性、耐熱性、機械特
性等に優れた膜形成用組成物、該組成物を硬化して得ら
れる膜を得る。 【解決手段】 (A)下記一般式(1)で表される化合
物の加水分解物およびその部分縮合物またはいずれか一
方 R1 nSi(OR24-n (1) (R1 およびR2 は、同一でも異なっていても良く、そ
れぞれ1価の有機基を示し、nは0〜2の整数を表
す。)、(B)アルキレングリコール系溶媒、(C)エ
ステル系溶媒およびケトン系溶媒から選ばれる少なくと
も1種、(D)前記(A)成分に相溶または分散し、沸
点または分解温度が250〜450℃である化合物を含
むことを特徴とする膜形成用組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、膜形成用組成物に
関し、さらに詳しくは、塗膜の均一性、誘電率特性、耐
熱性、機械特性等に優れた膜形成用組成物、該組成物を
硬化して得られる膜に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体素子等における層間絶縁膜
として、CVD法等の真空プロセスで以て形成されたシ
リカ(SiO2 )膜が多用されている。そして、近年、
より均一な層間絶縁膜を形成することを目的として、S
OG(Spin on Glass)膜と呼ばれるテト
ラアルコキシランの加水分解生成物を主成分とする塗布
型の絶縁膜も使用されるようになってきた。また半導体
素子等の高集積化に伴い、有機SOGと呼ばれるオルガ
ノポリシロキサンを主成分とする低誘電率の層間絶縁膜
が開発されている。しかしながら、半導体素子等のさら
なる高集積化に伴い、より優れた導体間の電気絶縁性が
要求されており、したがって、より低誘電率の層間絶縁
膜材料が求められるようになってきた。
【0003】そこで、特開平6−181201号公報に
は、層間絶縁膜材料として、より低誘電率の絶縁膜形成
用塗布型組成物が開示されている。かかる塗布型組成物
は、吸水性が低く、耐クラック性に優れた半導体装置の
絶縁膜を提供することを目的としており、その構成は、
チタン、ジルコニウム、ニオブおよびタンタルから選ば
れる少なくとも1種の元素を含む有機金属化合物と、分
子内にアルコキシ基を少なくとも1個有する有機ケイ素
化合物とを縮重合させてなる、数平均分子量が500以
上のオリゴマ−を主成分とする絶縁膜形成用塗布型組成
物である。しかしながら、従来の無機系層間絶縁膜材料
の誘電率は、3.0以上であり、高集積化には不十分で
あった。
【0004】本発明は、誘電率特性を改善し、塗膜均一
性、保存安定性等のバランスにも優れた層間絶縁膜用材
料を提供することを目的とする。以下、本発明を詳細に
説明する。
【0005】本発明は、 (A)下記一般式(1)で表される化合物の加水分解物
およびその部分縮合物またはいずれか一方 R1 nSi(OR24-n (1) (R1 およびR2 は、同一でも異なっていても良く、そ
れぞれ1価の有機基を示し、nは0〜2の整数を表
す。) (B)アルキレングリコール系溶媒 (C)エステル系溶媒およびケトン系溶媒から選ばれる
少なくとも1種 (D)前記(A)成分に相溶または分散し、沸点または
分解温度が250〜450℃である化合物 を含むことを特徴とする膜形成用組成物、該組成物を基
板に塗布し加熱することを特徴とする膜の製造方法、な
らびに該製造方法により得られる低密度化膜を提供する
ものである。
【0006】(A)成分 上記一般式(1)において1価の有機基としては、アル
キル基、アリール基、アリル基、グリシジル基などを挙
げることができる。ここで、アルキル基としては、メチ
ル基、エチル基、プロピル基、ブチル基などが挙げら
れ、好ましくは炭素数1〜5であり、これらのアルキル
基は鎖状でも、分岐していてもよく、さらに水素原子が
フッ素原子などに置換されていてもよい。一般式(1)
においてアリール基としてはフェニル基、ナフチル基な
どを挙げることができる。一般式(1)で表される化合
物の具体例としては、上記一般式(1)におけるn=0
の化合物としては、テトラメトキシシラン、テトラエト
キシシラン、テトラ−n−プロポキシシラン、テトラ−
iso−プロポキシシラン、テトラ−n−ブトキシラ
ン、テトラ−sec−ブトキシシラン、テトラ−ter
t−ブトキシシラン、テトラフェノキシシランなどを挙
げることができる。上記一般式(1)におけるn=1の化
合物の具体例としては、メチルトリメトキシシラン、メ
チルトリエトキシシラン、メチルトリ−n−プロポキシ
シラン、メチルトリ−iso−プロポキシシラン、メチ
ルトリ−n−ブトキシシラン、メチルトリ−sec−ブ
トキシシラン、メチルトリ−tert−ブトキシシラ
ン、メチルトリフェノキシシラン、エチルトリメトキシ
シラン、エチルトリエトキシシラン、エチルトリ−n−
プロポキシシラン、エチルトリ−iso−プロポキシシ
ラン、エチルトリ−n−ブトキシシラン、エチルトリ−
sec−ブトキシシラン、エチルトリ−tert−ブト
キシシラン、エチルトリフェノキシシラン、n−プロピ
ルトリメトキシシラン、n−プロピルトリエトキシシラ
ン、n−プロピルトリ−n−プロポキシシラン、n−プ
ロピルトリ−iso−プロポキシシラン、n−プロピル
トリ−n−ブトキシシラン、n−プロピルトリ−sec
−ブトキシシラン、n−プロピルトリ−tert−ブト
キシシラン、n−プロピルトリフェノキシシラン、i−
プロピルトリメトキシシラン、i−プロピルトリエトキ
シシラン、i−プロピルトリ−n−プロポキシシラン、
i−プロピルトリ−iso−プロポキシシラン、i−プ
ロピルトリ−n−ブトキシシラン、i−プロピルトリ−
sec−ブトキシシラン、i−プロピルトリ−tert
−ブトキシシラン、i−プロピルトリフェノキシシラ
ン、n−ブチルトリメトキシシラン、n−ブチルトリエ
トキシシラン、n−ブチルトリ−n−プロポキシシラ
ン、n−ブチルトリ−iso−プロポキシシラン、n−
ブチルトリ−n−ブトキシシラン、n−ブチルトリ−s
ec−ブトキシシラン、n−ブチルトリ−tert−ブ
トキシシラン、n−ブチルトリフェノキシシラン、se
c−ブチルトリメトキシシラン、sec−ブチル−i−
トリエトキシシラン、sec−ブチル−トリ−n−プロ
ポキシシラン、sec−ブチル−トリ−iso−プロポ
キシシラン、sec−ブチル−トリ−n−ブトキシシラ
ン、sec−ブチル−トリ−sec−ブトキシシラン、
sec−ブチル−トリ−tert−ブトキシシラン、s
ec−ブチル−トリフェノキシシラン、t−ブチルトリ
メトキシシラン、t−ブチルトリエトキシシラン、t−
ブチルトリーn−プロポキシシラン、t−ブチルトリー
iso−プロポキシシラン、t−ブチルトリーn−ブト
キシシラン、t−ブチルトリーsec−ブトキシシラ
ン、t−ブチルトリ−tert−ブトキシシラン、t−
ブチルトリフェノキシシラン、フェニルトリメトキシシ
ラン、フェニルトリエトキシシラン、フェニルトリ−n
−プロポキシシラン、フェニルトリ−iso−プロポキ
シシラン、フェニルトリ−n−ブトキシシラン、フェニ
ルトリ−sec−ブトキシシラン、フェニルトリ−te
rt−ブトキシシラン、フェニルトリフェノキシシラン
などを、上記一般式(1)におけるn=2の化合物の具体
例としては、ジメチルジメトキシシラン、ジメチルジエ
トキシシラン、ジメチル−ジ−n−プロポキシシラン、
ジメチル−ジ−iso−プロポキシシラン、ジメチル−
ジ−n−ブトキシシラン、ジメチル−ジ−sec−ブト
キシシラン、ジメチル−ジ−tert−ブトキシシラ
ン、ジメチルジフェノキシシラン、ジエチルジメトキシ
シラン、ジエチルジエトキシシラン、ジエチル−ジ−n
−プロポキシシラン、ジエチル−ジ−iso−プロポキ
シシラン、ジエチル−ジ−n−ブトキシシラン、ジエチ
ル−ジ−sec−ブトキシシラン、ジエチル−ジ−te
rt−ブトキシシラン、ジエチルジフェノキシシラン、
ジ−n−プロピルジメトキシシラン、ジ−n−プロピル
ジエトキシシラン、ジ−n−プロピル−ジ−n−プロポ
キシシラン、ジ−n−プロピル−ジ−iso−プロポキ
シシラン、ジ−n−プロピル−ジ−n−ブトキシシラ
ン、ジ−n−プロピル−ジ−sec−ブトキシシラン、
ジ−n−プロピル−ジ−tert−ブトキシシラン、ジ
−n−プロピル−ジ−フェノキシシラン、ジ−iso−
プロピルジメトキシシラン、ジ−iso−プロピルジエ
トキシシラン、ジ−iso−プロピル−ジ−n−プロポ
キシシラン、ジ−iso−プロピル−ジ−iso−プロ
ポキシシラン、ジ−iso−プロピル−ジ−n−ブトキ
シシラン、ジ−iso−プロピル−ジ−sec−ブトキ
シシラン、ジ−iso−プロピル−ジ−tert−ブト
キシシラン、ジ−iso−プロピル−ジ−フェノキシシ
ラン、ジ−n−ブチルジメトキシシラン、ジ−n−ブチ
ルジエトキシシラン、ジ−n−ブチル−ジ−n−プロポ
キシシラン、ジ−n−ブチル−ジ−iso−プロポキシ
シラン、ジ−n−ブチル−ジ−n−ブトキシシラン、ジ
−n−ブチル−ジ−sec−ブトキシシラン、ジ−n−
ブチル−ジ−tert−ブトキシシラン、ジ−n−ブチ
ル−ジ−フェノキシシラン、ジ−sec−ブチルジメト
キシシラン、ジ−sec−ブチルジエトキシシラン、ジ
−sec−ブチル−ジ−n−プロポキシシラン、ジ−s
ec−ブチル−ジ−iso−プロポキシシラン、ジ−s
ec−ブチル−ジ−n−ブトキシシラン、ジ−sec−
ブチル−ジ−sec−ブトキシシラン、ジ−sec−ブ
チル−ジ−tert−ブトキシシラン、ジ−sec−ブ
チル−ジ−フェノキシシラン、ジ−tert−ブチルジ
メトキシシラン、ジ−tert−ブチルジエトキシシラ
ン、ジ−tert−ブチル−ジ−n−プロポキシシラ
ン、ジ−tert−ブチル−ジ−iso−プロポキシシ
ラン、ジ−tert−ブチル−ジ−n−ブトキシシラ
ン、ジ−tert−ブチル−ジ−sec−ブトキシシラ
ン、ジ−tert−ブチル−ジ−tert−ブトキシシ
ラン、ジ−tert−ブチル−ジ−フェノキシシラン、
ジフェニルジメトキシシラン、ジフェニル−ジ−エトキ
シシラン、ジフェニル−ジ−n−プロポキシシラン、ジ
フェニル−ジ−iso−プロポキシシラン、ジフェニル
−ジ−n−ブトキシシラン、ジフェニル−ジ−sec−
ブトキシシラン、ジフェニル−ジ−tert−ブトキシ
シラン、ジフェニルジフェノキシシラン、ジビニルトリ
メトキシシラン、γ−アミノプロピルトリメトキシシラ
ン、γ−アミノプロピルトリエトキシシラン、γ−グリ
シドキシプロピルトリメトキシシラン、γ−グリシドキ
シプロピルトリエトキシシラン、γ−トリフロロプロピ
ルトリメトキシシラン、γ−トリフロロプロピルトリエ
トキシシランなどを挙げることができる。これらは1種
あるいは2種以上を同時に使用しても良い。
【0007】上記一般式(1)で表される化合物の中で
は、テトラメトキシシラン、テトラエトキシシランなど
のテトラアルコキシシラン、メチルトリメトキシシラ
ン、メチルトリエトキシシラン、などのアルキルトリア
ルコキシシラン、ジメチルジエトキシシラン、ジメチル
ジメトキシシランなどのジアルキルジアルコキシシラン
が好ましい。
【0008】本発明の膜形成用組成物において、上記一
般式(1)で表される化合物は2種以上組み合わせて使
用することが好ましく、特にテトラアルコキシシラン、
アルキルトリアルコキシシラン、ジアルキルジアルコキ
シシランの3種を組み合わせて使用することが耐熱性、
誘電特性、機械特性の点で特に好ましい。本発明におい
て、テトラアルコキシシラン/アルキルトリアルコキシ
シラン/ジアルキルアルコキシシランの使用割合は、1
0〜70/100〜0/0〜30が好ましい。また、上
記一般式(1)で表される化合物を加水分解、部分縮合
させる際に、R2O−で表される基1モル当たり、0.
3〜5.0モルの水を用いることが好ましく、0.5〜
2.0モルの水を加えることが特に好ましい。添加する
水の量が0.3〜5.0モルの範囲内の値であれば、塗
膜の均一性が低下するおそれがなく、また、膜形成用組
成物の保存安定性が低下するおそれも少ないためであ
る。(A)成分が一般式(1)で表される化合物の部分
縮合物である場合には、ポリスチレン換算重量平均分子
量で500〜100000であることが好ましい。
(A)成分の加水分解、部分縮合させる際に有機酸、無
機酸、アルカリ、金属キレート等の触媒を用いることが
できる。
【0009】有機酸としては、例えば酢酸、プロピオン
酸、ブタン酸、ペンタン酸、ヘキサン酸、ヘプタン酸、
オクタン酸、ノナン酸、デカン酸、シュウ酸、マレイン
酸、メチルマロン酸、アジピン酸、セバシン酸、没食子
酸、酪酸、メリット酸、アラキドン酸、ミキミ酸、2−
エチルヘキサン酸、オレイン酸、ステアリン酸、リノー
ル酸、リノレイン酸、サリチル酸、安息香酸、p−アミ
ノ安息香酸、p−トルエンスルホン酸、ベンゼンスルホ
ン酸、モノクロロ酢酸、ジクロロ酢酸、トリクロロ酢
酸、トリフルオロ酢酸、ギ酸、マロン酸、スルホン酸、
フタル酸、フマル酸、クエン酸、酒石酸等を挙げること
ができる。無機酸としては、例えば塩酸、硝酸、硫酸、
フッ酸、リン酸等を挙げることができる。
【0010】有機塩基としては、例えばピリジン、ピロ
ール、ピペラジン、ピロリジン、ピペリジン、ピコリ
ン、トリメチルアミン、トリエチルアミン、モノエタノ
ールアミン、ジエタノールアミン、ジメチルモノエタノ
ールアミン、モノメチルジエタノールアミン、トリエタ
ノールアミン、ジアザビシクロオクラン、ジアザビシク
ロノナン、ジアザビシクロウンデセン、テトラメチルア
ンモニウムハイドロオキサイド等を挙げることができ
る。無機塩基としては、例えばアンモニア、水酸化ナト
リウム、水酸化カリウム、水酸化バリウム、水酸化カル
シウム等を挙げることができる。金属キレート化合物と
しては、例えばトリエトキシ・モノ(アセチルアセトナ
ート)チタン、トリ−n−プロポキシ・モノ(アセチル
アセトナート)チタン、トリ−i−プロポキシ・モノ
(アセチルアセトナート)チタン、トリ−n−ブトキシ
・モノ(アセチルアセトナート)チタン、トリ−sec
−ブトキシ・モノ(アセチルアセトナート)チタン、ト
リ−t−ブトキシ・モノ(アセチルアセトナート)チタ
ン、ジエトキシ・ビス(アセチルアセトナート)チタ
ン、ジ−n−プロポキシ・ビス(アセチルアセトナー
ト)チタン、ジ−i−プロポキシ・ビス(アセチルアセ
トナート)チタン、ジ−n−ブトキシ・ビス(アセチル
アセトナート)チタン、ジ−sec−ブトキシ・ビス
(アセチルアセトナート)チタン、ジ−t−ブトキシ・
ビス(アセチルアセトナート)チタン、モノエトキシ・
トリス(アセチルアセトナート)チタン、モノ−n−プ
ロポキシ・トリス(アセチルアセトナート)チタン、モ
ノ−i−プロポキシ・トリス(アセチルアセトナート)
チタン、モノ−n−ブトキシ・トリス(アセチルアセト
ナート)チタン、モノ−sec−ブトキシ・トリス(ア
セチルアセトナート)チタン、モノ−t−ブトキシ・ト
リス(アセチルアセトナート)チタン、テトラキス(ア
セチルアセトナート)チタン、トリエトキシ・モノ(エ
チルアセトアセテート)チタン、トリ−n−プロポキシ
・モノ(エチルアセトアセテート)チタン、トリ−i−
プロポキシ・モノ(エチルアセトアセテート)チタン、
トリ−n−ブトキシ・モノ(エチルアセトアセテート)
チタン、トリ−sec−ブトキシ・モノ(エチルアセト
アセテート)チタン、トリ−t−ブトキシ・モノ(エチ
ルアセトアセテート)チタン、ジエトキシ・ビス(エチ
ルアセトアセテート)チタン、ジ−n−プロポキシ・ビ
ス(エチルアセトアセテート)チタン、ジ−i−プロポ
キシ・ビス(エチルアセトアセテート)チタン、ジ−n
−ブトキシ・ビス(エチルアセトアセテート)チタン、
ジ−sec−ブトキシ・ビス(エチルアセトアセテー
ト)チタン、ジ−t−ブトキシ・ビス(エチルアセトア
セテート)チタン、モノエトキシ・トリス(エチルアセ
トアセテート)チタン、モノ−n−プロポキシ・トリス
(エチルアセトアセテート)チタン、モノ−i−プロポ
キシ・トリス(エチルアセトアセテート)チタン、モノ
−n−ブトキシ・トリス(エチルアセトアセテート)チ
タン、モノ−sec−ブトキシ・トリス(エチルアセト
アセテート)チタン、モノ−t−ブトキシ・トリス(エ
チルアセトアセテート)チタン、テトラキス(エチルア
セトアセテート)チタン、モノ(アセチルアセトナー
ト)トリス(エチルアセトアセテート)チタン、ビス
(アセチルアセトナート)ビス(エチルアセトアセテー
ト)チタン、トリス(アセチルアセトナート)モノ(エ
チルアセトアセテート)チタン、等のチタンキレート化
合物;トリエトキシ・モノ(アセチルアセトナート)ジ
ルコニウム、トリ−n−プロポキシ・モノ(アセチルア
セトナート)ジルコニウム、トリ−i−プロポキシ・モ
ノ(アセチルアセトナート)ジルコニウム、トリ−n−
ブトキシ・モノ(アセチルアセトナート)ジルコニウ
ム、トリ−sec−ブトキシ・モノ(アセチルアセトナ
ート)ジルコニウム、トリ−t−ブトキシ・モノ(アセ
チルアセトナート)ジルコニウム、ジエトキシ・ビス
(アセチルアセトナート)ジルコニウム、ジ−n−プロ
ポキシ・ビス(アセチルアセトナート)ジルコニウム、
ジ−i−プロポキシ・ビス(アセチルアセトナート)ジ
ルコニウム、ジ−n−ブトキシ・ビス(アセチルアセト
ナート)ジルコニウム、ジ−sec−ブトキシ・ビス
(アセチルアセトナート)ジルコニウム、ジ−t−ブト
キシ・ビス(アセチルアセトナート)ジルコニウム、モ
ノエトキシ・トリス(アセチルアセトナート)ジルコニ
ウム、モノ−n−プロポキシ・トリス(アセチルアセト
ナート)ジルコニウム、モノ−i−プロポキシ・トリス
(アセチルアセトナート)ジルコニウム、モノ−n−ブ
トキシ・トリス(アセチルアセトナート)ジルコニウ
ム、モノ−sec−ブトキシ・トリス(アセチルアセト
ナート)ジルコニウム、モノ−t−ブトキシ・トリス
(アセチルアセトナート)ジルコニウム、テトラキス
(アセチルアセトナート)ジルコニウム、トリエトキシ
・モノ(エチルアセトアセテート)ジルコニウム、トリ
−n−プロポキシ・モノ(エチルアセトアセテート)ジ
ルコニウム、トリ−i−プロポキシ・モノ(エチルアセ
トアセテート)ジルコニウム、トリ−n−ブトキシ・モ
ノ(エチルアセトアセテート)ジルコニウム、トリ−s
ec−ブトキシ・モノ(エチルアセトアセテート)ジル
コニウム、トリ−t−ブトキシ・モノ(エチルアセトア
セテート)ジルコニウム、ジエトキシ・ビス(エチルア
セトアセテート)ジルコニウム、ジ−n−プロポキシ・
ビス(エチルアセトアセテート)ジルコニウム、ジ−i
−プロポキシ・ビス(エチルアセトアセテート)ジルコ
ニウム、ジ−n−ブトキシ・ビス(エチルアセトアセテ
ート)ジルコニウム、ジ−sec−ブトキシ・ビス(エ
チルアセトアセテート)ジルコニウム、ジ−t−ブトキ
シ・ビス(エチルアセトアセテート)ジルコニウム、モ
ノエトキシ・トリス(エチルアセトアセテート)ジルコ
ニウム、モノ−n−プロポキシ・トリス(エチルアセト
アセテート)ジルコニウム、モノ−i−プロポキシ・ト
リス(エチルアセトアセテート)ジルコニウム、モノ−
n−ブトキシ・トリス(エチルアセトアセテート)ジル
コニウム、モノ−sec−ブトキシ・トリス(エチルア
セトアセテート)ジルコニウム、モノ−t−ブトキシ・
トリス(エチルアセトアセテート)ジルコニウム、テト
ラキス(エチルアセトアセテート)ジルコニウム、モノ
(アセチルアセトナート)トリス(エチルアセトアセテ
ート)ジルコニウム、ビス(アセチルアセトナート)ビ
ス(エチルアセトアセテート)ジルコニウム、トリス
(アセチルアセトナート)モノ(エチルアセトアセテー
ト)ジルコニウム、等のジルコニウムキレート化合物;
トリス(アセチルアセトナート)アルミニウム、トリス
(エチルアセトアセテート)アルミニウム等のアルミニ
ウムキレート化合物;などを挙げることができる。
【0011】本発明において(B)成分のアルキレング
リコール系溶媒としては、エチレングリコール、1,2
−プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコー
ル、ペンタンジオール−2,4、2−メチルペンタンジ
オール−2,4、ヘキサンジオール−2,5、ヘプタン
ジオール−2,4、2−エチルヘキサンジオール−1,
3、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、
トリエチレングリコール、トリプロピレングリコール、
グリセリン等の多価アルコール系溶媒、エチレングリコ
ールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチ
ルエーテル、エチレングリコールジエチルエーテル、エ
チレングリコールモノ−n−ブチルエーテル、エチレン
グリコールモノ−n−ヘキシルエーテル、エチレングリ
コールモノフェニルエーテル、エチレングリコールモノ
−2−エチルブチルエーテル、エチレングリコールジブ
チルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテ
ル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチ
レングリコールジエチルエーテル、ジエチレングリコー
ルモノ−n−ブチルエーテル、ジエチレングリコールジ
−n−ブチルエーテル、ジエチレングリコールモノ−n
−ヘキシルエーテル、エトキシトリグリコール、テトラ
エチレングリコールジ−n−ブチルエーテル、プロピレ
ングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコー
ルモノエチルエーテル、プロピレングリコールモノプロ
ピルエーテル、プロピレングリコールモノブチルエーテ
ル、ジプロピレングリコールモノメチルエーテル、ジプ
ロピレングリコールモノエチルエーテル、トリプロピレ
ングリコールモノメチルエーテル等のグリコールエーテ
ル溶媒を挙げることができる。
【0012】(C)成分のエステル系溶媒としてはジエ
チルカーボネート、酢酸メチル、酢酸エチル、γ−ブチ
ロラクトン、γ−バレロラクトン、酢酸n−プロピル、
酢酸i−プロピル、酢酸n−ブチル、酢酸i−ブチル、
酢酸sec−ブチル、酢酸n−ペンチル、酢酸sec−
ペンチル、酢酸3−メトキシブチル、酢酸メチルペンチ
ル、酢酸2−エチルブチル、酢酸2−エチルヘキシル、
酢酸ベンジル、酢酸シクロヘキシル、酢酸メチルシクロ
ヘキシル、酢酸n−ノニル、アセト酢酸メチル、アセト
酢酸エチル、ジ酢酸グリコール、酢酸メトキシトリグリ
コール、プロピオン酸エチル、プロピオン酸n−ブチ
ル、プロピオン酸i−アミル、シュウ酸ジエチル、シュ
ウ酸ジ−n−ブチル、乳酸メチル、乳酸エチル、乳酸n
−ブチル、乳酸n−アミル、マロン酸ジエチル、フタル
酸ジメチル、フタル酸ジエチル、エチレングリコールモ
ノメチルアセテート、ジエチレングリコールモノブチル
エーテルアセテート、エチレングリコールジアセテー
ト、プロピレングリコールメチルエーテルアセテート、
プロピレングリコールエチルエーテルアセテート等のグ
リコールエーテルアセテート系溶媒などを挙げることが
できる。また、ケトン系溶媒としてはアセトン、メチル
エチルケトン、メチル−n−プロピルケトン、メチル−
n−ブチルケトン、ジエチルケトン、メチル−i−ブチ
ルケトン、メチル−n−ペンチルケトン、エチル−n−
ブチルケトン、メチル−n−ヘキシルケトン、ジ−i−
ブチルケトン、トリメチルノナノン、シクロヘキサノ
ン、メチルシクロヘキサノン、2,4−ペンタンジオ
ン、アセトニルアセトン、ジアセトンアルコール、アセ
トフェノン、フェンチョン等を挙げることができる。
【0013】本発明においては、上記のうち特にグリコ
ールエーテル系溶媒とグリコールエーテルアセテート系
溶媒を併用することが好ましい。グリコールエーテル系
溶媒のなかでは、エチレングリコールモノメチルエーテ
ル、エチレングリコールモノエチルエーテル、アルキレ
ングリコールモノアルキルエーテル、エチレングリコー
ルモノ−n−ブチルエーテル、エチレングリコールモノ
−n−ヘキシルエーテル、プロピレングリコールモノメ
チルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテ
ル、プロピレングリコールモノプロピルエーテル、プロ
ピレングリコールモノブチルエーテルなどのアルキレン
グリコールモノアルキルエーテルが好ましい。グリコー
ルエーテルアセテート系溶媒ではエチレングリコールモ
ノメチルアセテート、ジエチレングリコールモノブチル
エーテルアセテート、エチレングリコールジアセテー
ト、プロピレングリコールメチルエーテルアセテート、
プロピレングリコールエチルエーテルアセテートが好ま
しい。また、(B)成分と(C)成分の比率は(B)が
95〜5重量%、(C)が5〜95重量%、好ましくは
(B)が90〜30重量%、(C)が10〜70重量%
である。また、(B)成分および(C)成分の総量は、
それぞれ全溶媒の10重量%以上であることが必要であ
り、グリコールエーテル系溶媒の総量は全溶媒の50重
量%以上、好ましくは80重量%以上である。本発明に
おいて(B)成分、(C)成分の使用量は、(A)成分
および(D)成分の総和量の通常0.3〜25倍量(重
量)の範囲である。
【0014】(D)成分 本発明において前記(A)成分に相溶または分散し、沸
点または分解温度が250〜450℃である化合物とし
てはポリアルキレンオキサイド構造を有する化合物、
(メタ)アクリレート系重合体、ビニルアミド系重
合体、芳香族ビニル系重合体、デンドリマー、親
油性化合物と分散剤、超微粒子、糖鎖構造を有する
化合物などを挙げることができる。本発明において、沸
点および分解温度とは1気圧下での温度を示す。 ポリアルキレンオキサイド構造を有する化合物 ここで、ポリアルキレンオキサイド構造としてはポリエ
チレンオキサイド構造、ポリプロピレンオキサイド構
造、ポリテトラメチレンオキサイド構造、ポリブチレン
オキシド構造などが挙げられる。具体的には、ポリオキ
シエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエテチレンア
ルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンステロー
ルエーテル、ポリオキシエチレンラノリン誘導体、アル
キルフェノールホルマリン縮合物の酸化エチレン誘導
体、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンブロック
コポリマー、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン
アルキルエーテルなどのエーテル型化合物、ポリオキシ
エチレングリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレ
ンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソル
ビトール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン脂肪酸ア
ルカノールアミド硫酸塩などのエーテルエステル型化合
物、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、エチレン
グリコール脂肪酸エステル、脂肪酸モノグリセリド、ポ
リグリセリン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステ
ル、プロピレングリコール脂肪酸エステル、ショ糖脂肪
酸エステルなどのエーテルエステル型化合物などを挙げ
ることができる。(D)成分としては、ポリオキシエチ
レンポリオキシプロピレンブロックコポリマーなどのポ
リオキシアルキレンブロックコポリマーが好ましい。ポ
リオキシチレンポリオキシプロピレンブロックコポリマ
ーとしては下記のようなブロック構造を有する化合物が
挙げられる。 −(A)n−(B)m− −(A)n−(B)m−(A)l- (式中、Aは−CH2CH2O−で表される基を、Bは−
CH2CH(CH3)O−で表される基を示し、nは1〜
90、mは10〜99、lは0〜90の数を示す)
【0015】(メタ)アクリレート系重合体 本発明においてアクリル系重合体を構成するアクリル酸
エステルおよびメタクリル酸エステルとしては、アクリ
ル酸アルキルエステル、メタクリル酸アルキルエステ
ル、アクリル酸アルコキシアルキルエステル、メタクリ
ル酸アルキルエステル、メタクリル酸アルコキシアルキ
ルエステルなどを挙げることができる。アクリル酸アル
キルエステルとしては、アクリル酸メチル、アクリル酸
エチル、アクリル酸n−プロピル、アクリル酸イソプロ
ピル、アクリル酸n−ブチル、アクリル酸イソブチル、
アクリル酸ペンチル、アクリル酸ヘキシルなどの炭素数
1〜6のアルキルエステル、メタクリル酸アルキルエス
テルとしては、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチ
ル、メタクリル酸n-プロピル、メタクリル酸イソプロピ
ル、メタクリル酸n-ブチル、メタクリル酸イソブチル、
メタクリル酸ブチル、メタクリル酸ペンチル、メタクリ
ル酸ヘキシルなどの炭素数1〜6のアルキルエステル、
アクリル酸アルコキシアルキルエステルとしては、アク
リル酸メトキシメチル、アクリル酸エトキシエチル、メ
タクリル酸アルコキシアルキルエステルとしては、メタ
クリル酸メトキシメチル、メタクリル酸エトキシエチル
などを挙げることができる。これらの中でも、メタクリ
ル酸アルキルエステルを使用することが好ましく、特に
メタクリル酸エチル、メタクリル酸イソブチルなどを使
用することが好ましい。
【0016】本発明において、アクリル系重合体は上記
モノマーにアルコキシシリル基を有するモノマーを共重
合してなることが好ましい。アルコキシシル基を有する
モノマーとしては、メタクリル酸3−(トリメトキシシ
リル)プロピル、メタクリル酸3−(トリエトキシシリ
ル)プロピル、メタクリル酸3−[トリ(メトキシエト
キシ)シリル]プロピル、メタクリル酸3−(メチルジ
メトキシシリル)プロピル、メタクリル酸3−(メチル
ジエトキシシリル)プロピルなどを挙げることができ
る。アルコキシシリル基を有するモノマーはアクリル系
重合体を構成する全モノマーに通常、0.5〜10モル
%、好ましくは1〜7モル%の割合で含まれる。本発明
においてアクリル系重合体は、上記アクリル酸エステ
ル、メタクリル酸エステルおよびアルコキシシリル基を
有するモノマー以外のラジカル重合性モノマーを40モ
ル%以下共重合していてもよい。ラジカル重合性モノマ
ーとしては、アクリル酸、メタクリル酸などの不飽和カ
ルボン酸、N,N−ジメチルアクリルアミド、N,N−
ジメチルメタクリルアミドなどの不飽和アミド、アクリ
ロニトリルなどの不飽和ニトリル、メチルビニルケトン
などの不飽和ケトン、スチレン、α-メチルスチレンな
どの芳香族化合物などを挙げることができる。本発明に
おいて、アクリル系重合体のポリスチレン換算数平均分
子量は1000〜100000、好ましくは1000〜
20,000である。 ビニルアミド系重合体 ビニルアミド重合体としては、ポリ(N−ビニルアセト
アミド)、ポリ(N−ビニルピロリドン、ポリ(2−メ
チル−2−オキサゾリン)、ポリ(N、N−ジメチルア
クリルアミド)などが挙げられる。 芳香族ビニル系重合体 芳香族ビニル系重合体としては、ポリスチレン、ポリメ
チルスチレン、ポリα−メチルスチレンなどが挙げられ
る。 デンドリマー デンドリマーとしては、ベンジルエーテル系、フェニル
アセチレン、ポリアミン系、ポリアミド系が挙げられる
が、熱分解性の観点からポリアミン系が好ましい。
【0017】親油性化合物と分散剤 親油性化合物と分散剤は、親油化合物のみでは(A)成
分と広い組成範囲で相溶しないが、分散剤と共存するこ
とによって、(A)成分と広い組成範囲で相溶するもの
である。親油性化合物としては、ポリカルボン酸エステ
ル、例えばジデシルフタレート、ジウンデシルフタレー
ト、ジドデシルフタレート、ジトリデシルフタレート、
トリス(2−エチルヘキシル)トリメリテート、トリデ
シルトリメリテート、トリドデシルトリメリテート、テ
トラブチルピロメリテート、テトラヘキシルトリメリテ
ート、テトラオクチルピロメリテート、ビス(2−エチ
ルヘキシル)ドデカンジオエート、ビスデシルドデカン
ジオエートなどを挙げることができる。これらの親油性
化合物を相溶させる分散剤としては、オクタノール、ラ
ウリルアルコール、デシルアルコール、ウンデシルアル
コールなどの高級アルコールを挙げることができる。分
散剤としての高級アルコールの使用量は親油性化合物に
対し0.1〜10倍量(重量)の範囲で使用できる。 超微粒子 超微粒子は、粒径100nm以下の重合体粒子であっ
て、通常の乳化重合で、乳化剤の種類、乳化剤濃度、攪
拌速度などで粒径を制御されたものであって、芳香族ビ
ニル化合物、(メタ)アクリレート化合物の単量体か
ら、粒径制御のために架橋性単量体を使用して調製され
るものである。 糖鎖構造を有する化合物 糖鎖構造を有する化合物としてはシクロデキストリン、
ショ糖エステル、オリゴ糖、グルコース、フルクトー
ス、マンニット、デンプン糖、D−ソルビット、デキス
トラン、ザンサンガム、カードラン、プルラン、シクロ
アミロース、異性化糖、マルチトール、酢酸セルロー
ス、セルロース、カルボキシメチルセルロース、ヒドロ
キシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロー
ス、メチルセルロース、エチルヒドロキシエチルセルロ
ース、カルボキシメチルセルロース、キチン、キトサン
などを挙げることができる。
【0018】本発明において、(D)成分としてはア
ルキレンオキサイド構造を有する化合物またはアクリ
レート系重合体を使用することが好ましく、特にアル
キレンオキサイド構造を有する化合物を使用することが
好ましい。(D)成分の使用量は、(A)成分(SiO
2換算重量)に対して通常1〜80重量%、好ましくは
5〜65重量%である。(D)成分の使用割合が1重量
%以下では、誘電率を下げる効果は小さく、80重量%
以上では機械的強度が低下する。(E)成分 本発明では(B)成分が溶媒の主成分であるが、有機溶
媒全体の50重量%未満が(B)成分以外の溶媒であっ
てもよい。本発明で使用される(B)成分以外の有機溶
媒としては、例えばn−ペンタン、i−ペンタン、n−
ヘキサン、i−ヘキサン、n−ヘプタン、i−ヘプタ
ン、2,2,4−トリメチルペンタン、n−オクタン、
i−オクタン、シクロヘキサン、メチルシクロヘキサン
等の脂肪族炭化水素系溶媒;ベンゼン、トルエン、キシ
レン、エチルベンゼン、トリメチルベンゼン、メチルエ
チルベンゼン、n−プロピルベンセン、i−プロピルベ
ンセン、ジエチルベンゼン、i−ブチルベンゼン、トリ
エチルベンゼン、ジ−i−プロピルベンセン、n−アミ
ルナフタレン、トリメチルベンゼン等の芳香族炭化水素
系溶媒;メタノール、エタノール、n−プロパノール、
i−プロパノール、n−ブタノール、i−ブタノール、
sec−ブタノール、t−ブタノール、n−ペンタノー
ル、i−ペンタノール、2−メチルブタノール、sec
−ペンタノール、t−ペンタノール、3−メトキシブタ
ノール、n−ヘキサノール、2−メチルペンタノール、
sec−ヘキサノール、2−エチルブタノール、sec
−ヘプタノール、ヘプタノール−3、n−オクタノー
ル、2−エチルヘキサノール、sec−オクタノール、
n−ノニルアルコール、2,6−ジメチルヘプタノール
−4、n−デカノール、sec−ウンデシルアルコー
ル、トリメチルノニルアルコール、sec−テトラデシ
ルアルコール、sec−ヘプタデシルアルコール、フェ
ノール、シクロヘキサノール、メチルシクロヘキサノー
ル、3,3,5−トリメチルシクロヘキサノール、ベン
ジルアルコール、フェニルメチルカルビノール、ジアセ
トンアルコール、クレゾール等のモノアルコール系溶
媒;;アセトン、メチルエチルケトン、メチル−n−プ
ロピルケトン、メチル−n−ブチルケトン、ジエチルケ
トン、メチル−i−ブチルケトン、メチル−n−ペンチ
ルケトン、エチル−n−ブチルケトン、メチル−n−ヘ
キシルケトン、ジ−i−ブチルケトン、トリメチルノナ
ノン、シクロヘキサノン、メチルシクロヘキサノン、
2,4−ペンタンジオン、アセトニルアセトン、ジアセ
トンアルコール、アセトフェノン、フェンチョン等のケ
トン系溶媒;エチルエーテル、i−プロピルエーテル、
n−ブチルエーテル、n−ヘキシルエーテル、2−エチ
ルヘキシルエーテル、エチレンオキシド、1,2−プロ
ピレンオキシド、ジオキソラン、4−メチルジオキソラ
ン、ジオキサン、ジメチルジオキサン、、テトラヒドロ
フラン、2−メチルテトラヒドロフラン等のエーテル系
溶媒;ジエチルカーボネート、酢酸メチル、酢酸エチ
ル、γ−ブチロラクトン、γ−バレロラクトン、酢酸n
−プロピル、酢酸i−プロピル、酢酸n−ブチル、酢酸
i−ブチル、酢酸sec−ブチル、酢酸n−ペンチル、
酢酸sec−ペンチル、酢酸3−メトキシブチル、酢酸
メチルペンチル、酢酸2−エチルブチル、酢酸2−エチ
ルヘキシル、酢酸ベンジル、酢酸シクロヘキシル、酢酸
メチルシクロヘキシル、酢酸n−ノニル、アセト酢酸メ
チル、アセト酢酸エチル、酢酸エチレングリコールモノ
メチルエーテル、酢酸エチレングリコールモノエチルエ
ーテル、酢酸ジエチレングリコールモノメチルエーテ
ル、酢酸ジエチレングリコールモノエチルエーテル、酢
酸ジエチレングリコールモノ−n−ブチルエーテル、酢
酸プロピレングリコールモノメチルエーテル、酢酸プロ
ピレングリコールモノエチルエーテル、酢酸プロピレン
グリコールモノプロピルエーテル、酢酸プロピレングリ
コールモノブチルエーテル、酢酸ジプロピレングリコー
ルモノメチルエーテル、酢酸ジプロピレングリコールモ
ノエチルエーテル、ジ酢酸グリコール、酢酸メトキシト
リグリコール、プロピオン酸エチル、プロピオン酸n−
ブチル、プロピオン酸i−アミル、シュウ酸ジエチル、
シュウ酸ジ−n−ブチル、乳酸メチル、乳酸エチル、乳
酸n−ブチル、乳酸n−アミル、マロン酸ジエチル、フ
タル酸ジメチル、フタル酸ジエチル等のエステル系溶
媒;N−メチルホルムアミド、N,N−ジメチルホルム
アミド、N,N−ジエチルホルムアミド、アセトアミ
ド、N−メチルアセトアミド、N,N−ジメチルアセト
アミド、N−メチルプロピオンアミド、N−メチルピロ
リドン等の含窒素系溶媒;硫化ジメチル、硫化ジエチ
ル、チオフェン、テトラヒドロチオフェン、ジメチルス
ルホキシド、スルホラン、1,3−プロパンスルトン等
の含硫黄系溶媒等を挙げることができる。これらは1種
あるいは2種以上を混合して使用することができる。
【0019】本発明の組成物は上記(A)〜(D)成分
および必要に応じて他の成分を混合することにより製造
することができる。本発明の組成物を用いて膜を形成す
るには、まず本発明の組成物を基板に塗布し、塗膜を形
成する。ここで、本発明の組成物を塗布することができ
る基板としては半導体、ガラス、セラミックス、金属な
どが挙げられ、塗布方法としてはスピンコート、ディッ
ピング、ローラーブレードなどが挙げられる。形成する
塗膜の厚さは、層間絶縁膜の場合で通常0.2〜20μ
mである。ついで、形成された塗膜を加熱するが、この
ときの加熱温度は(D)成分が有する分解温度未満の温
度である。本発明では、(A)成分の硬化膜が低密度化
するように塗膜の加熱条件を選定する必要がある。この
加熱方法としては、形成した塗膜を前記(D)成分の分
解温度未満の温度で加熱して(A)成分を一部硬化さ
せ、ついで前記(D)成分の分解温度以上の温度から最
終硬化温度まで加熱し、低密度化する方法などが挙げら
れる。また、上記の(A)成分の硬化速度と(D)成分
の分解速度を制御するため、必要に応じて、段階的に加
熱したり、窒素、空気、酸素、減圧などの雰囲気を選択
することができる。通常、(D)成分の分解温度は25
0〜450℃であるので、塗膜は最終的にはこの温度以
上に加熱される工程を含む。該工程は減圧状態もしくは
不活性ガス下で行われるのが好ましい。本発明の組成物
を本発明の方法によって加熱して得られた低密度化膜
は、通常0.35〜1.2g/cm3、好ましくは0.4
〜1.1g/cm3、さらに好ましくは0.5〜1.0g
/cm3である。本発明における硬化膜の低密度化状態
としては、硬化膜が細孔を有する状態、硬化膜が分子レ
ベルで間隙を有し均質に低密度化した状態であってもよ
い。また膜の誘電率は、通常、2.6〜1.2である。
本発明の低密度化膜は、絶縁膜として好適であり、特に
高集積回路の層間絶縁膜に適している。
【0020】
【実施例】以下、この発明の実施の形態を、実施例に基
づいて説明する。但し、以下の記載は、本発明の態様例
を概括的に示すものであり、特に理由なく、かかる記載
により本発明は限定されるものではない。また、実施例
および比較例中の部および%は、特記しない限り、それ
ぞれ重量部および重量%であることを示している。
【0021】実施例1 (A)テトラメキシシシラン140.5g、メチルト
リメトキシシラン182.7g、ジメチルジメトキシシ
ラン56.0g、プロピレングリコールモノプロピルエ
ーテル275.8gの混合溶液に、マレイン酸10.0
gを水116.8gに溶かした水溶液を室温で1時間か
けて滴下した。混合物の滴下終了後さらに60℃で1時
間反応させた後、減圧下で生成メタノールを留去した
後、プロピレングリコールモノエチルエーテルアセテー
ト118.2gを加えることによりポリシロキサンゾル
を得た。 (B)(A)で得たポリシロキサンゾル100g、ポリ
エチレンオキシドブロック−ポリプロピレンオキシドブ
ロック−ポリエチレンオキシドブロック共重合体(三洋
化成社製ニュポールPE61)8.9gを添加し、得ら
れた混合物を8インチシリコンウェハ上にスピンコート
法により塗布し、80℃で5分間、ついで200℃、窒
素下で5分間加熱した後、さらに真空下で340℃、3
60℃、380℃の順でそれぞれ30分間ずつ加熱し、
さらに425℃で1時間加熱し、無色透明の膜を形成し
た。さらに、得られた膜を下記のとおり評価した。結果
を表1に示す。 (膜形成用組成物の評価)
【0022】1.塗膜均一性 得られた膜を光学式膜厚計(Rudolph Tech
nologies社製、SpectraLaser20
0)を用いて塗膜面内で50点測定した。得られた膜厚
の3σを計算し、下記基準で評価した。 :塗膜の3σが100nm未満 ×:塗膜の3σが100nm以上 2.誘電率 得られた膜に対して蒸着法によりアルミニウム電極パタ
ーンを形成させ誘電率測定用サンプルを作成した。該サ
ンプルを周波数100kHzの周波数で以て、横河・ヒ
ューレットパッカード(株)製HP16451B電極お
よびHP4284AプレシジョンLCRメータを用いて
CV法により当該塗膜の誘電率を測定した。結果を表1
に示す。
【0023】3.膜密度 得られた膜の膜厚、体積および重量から求めた。 4.弾性率 得られた膜をナノインデンターXP(ナノインスツルメ
ンツ社製)を用いて連続剛性測定法により測定した。 5.CMP耐性 得られた膜を以下の条件で研磨した。 スラリー:シリカ−過酸化水素系 研磨圧力:300g/cm2 研磨時間:60秒 評価は以下の基準にて行った。 ○:変化なし △:一部にはがれやキズがある ×:全てはがれる また、研磨速度を以下のように算出した。 研磨速度(オングストローム/分)=(初期膜厚)−
(60秒研磨後の膜厚)
【0024】6.保存安定性 25℃で3ヶ月保存した膜形成用組成物を、8インチシ
リコンウエファー上に、スピンコーターを用いて、回転
数1500rpm、31秒の条件で以て塗布した。その
後、80℃の温度に保持したホットプレートを用いて、
膜形成用組成物を塗布したシリコンウエファーを5分間
加熱し、有機溶媒を飛散させた。次いで、200℃の温
度に保持したホットプレートを用いて、膜形成用組成物
を塗布したシリコンウエファーを5分間加熱し、シリコ
ンウエファー上に塗膜を形成させた。このようにして得
られた塗膜の膜厚を、光学式膜厚計(Rudolph
Technologies社製、SpectraLas
er200)を用いて測定した。また、同様にして保存
前の塗膜の膜厚を測定し、下式により求めた膜厚増加率
により、保存安定性を評価した。 膜厚増加率(%)=((保存後の膜厚)−(保存前の膜
厚))÷(保存前の膜厚)×100 〇:膜厚変化率 ≦10% △:10%< 膜厚変化率 ≦20% ×:20%< 膜厚変化率
【0025】合成例 アクリル系重合体の合成 100mlフラスコにメタクリル酸イソブチル18.32
g、メタクリル酸3−(トリメトキシシリル)プロピル
1.68g、アゾイソブチロニトリル(AIBN)0.
33g、2−メルカプトエタノール0.20gおよび3
−メトキシメチルプロピオネート30gを入れ溶解させ
た。系内を窒素ガスで置換したのち、80℃のオイルバ
スで加熱しながら、7時間撹拌すると粘稠なポリマー溶
液が得られた。GPCでポリスチレン換算の平均分子量
を測定すると、数平均分子量が4830、重量平均分子
量が8900であった。 実施例2 (A)テトラメトキシシシラン91.2g、メチルトリ
メトキシシラン292.3gプロピレングリコールモノ
プロピルエーテル270.9gの混合溶液に、マレイン
酸10.0gを水119.4gに溶かした水溶液を室温
で1時間かけて滴下した。混合物の滴下終了後さらに6
0℃で1時間反応させた後、減圧下で生成メタノールを
留去した後、プロピレングリコールモノエチルエーテル
アセテート116.1gを加えることによりポリシロキ
サンゾルを得た。 (B)(A)で得られたシリカゾル100gに合成例で
得られたアクリル系重合体溶液21.2g(固形分含量
8.5g)を加え60℃で1時間攪拌した。得られた溶
液を8インチウェハ上にスピンコートにより塗布し、ホ
ットプレートにより80℃で5分、200℃で5分乾燥
したのち真空下425℃で1時間焼成すると透明な塗膜
が得られた。実施例1と同様にして評価を行った。結果
を表1に示す。
【0026】比較例1 実施例1において、ポリエチレンオキシドブロック−ポ
リプロピレンオキシドブロック−ポリエチレンオキシド
ブロック共重合体を使用しない以外は、実施例1と同様
にして組成物を製造し、基板に塗布し加熱して、膜を形
成した。得られた膜の評価を実施例1と同様にして行っ
た。結果を表1に示す。
【0027】
【表1】
【0028】
【発明の効果】本発明の組成物を硬化して得られる膜
は、誘電率特性、機械強度、塗膜均一性、保存安定性に
優れる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 欣司 東京都中央区築地二丁目11番24号ジェイエ スアール株式会社内 Fターム(参考) 4J038 CG142 CH032 CH042 CH132 DL021 DL031 DL051 DL071 DL081 JA26 JA27 JA57 KA06 NA01 NA17 NA26 PA19 PB09 5F058 AA03 AA10 AC03 AF04 AG01 AH01 AH02

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)下記一般式(1)で表される化合
    物の加水分解物およびその部分縮合物またはいずれか一
    方 R1 nSi(OR24-n (1) (R1 およびR2 は、同一でも異なっていても良く、そ
    れぞれ1価の有機基を示し、nは0〜2の整数を表
    す。) (B)アルキレングリコール系溶媒 (C)エステル系溶媒およびケトン系溶媒から選ばれる
    少なくとも1種ならびに (D)前記(A)成分に相溶または分散し、沸点または
    分解温度が250〜450℃である化合物 を含むことを特徴とする膜形成用組成物。
  2. 【請求項2】 (A)上記一般式(1)で表される化合
    物を2種以上使用することを特徴とする請求項1記載の
    膜形成用組成物。
  3. 【請求項3】 (B)成分がアルキレングリコールモノ
    アルキルエーテル(C)成分がアルキレングリコールモ
    ノエーテルモノアセテートから選ばれるこを特徴とする
    請求項1記載の膜形成用組成物。
  4. 【請求項4】 (D)成分がポリアルキレンオキシド構
    造を有する化合物またはアクリル系重合体であることを
    特徴とする請求項1記載の膜形成用組成物。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の組成物を基板に塗布し加
    熱することを特徴とする膜の製造方法。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の組成物を基板に塗布し、
    前記(D)成分の沸点または分解温度未満の温度で加熱
    して(A)成分を一部硬化させ、ついで前記(D)成分
    の沸点または分解温度以上の温度で加熱を行い硬化する
    ことを特徴とする膜の形成方法。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の組成物を基板に塗布し、
    前記(D)成分の沸点または分解温度以上の温度で
    (A)成分を硬化させることを特徴とする膜の形成方
    法。
  8. 【請求項8】 請求項5〜7記載の形成方法により得ら
    れる低密度化膜。
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