JP2000298904A - ディスクプレーヤ - Google Patents

ディスクプレーヤ

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JP2000298904A
JP2000298904A JP11103541A JP10354199A JP2000298904A JP 2000298904 A JP2000298904 A JP 2000298904A JP 11103541 A JP11103541 A JP 11103541A JP 10354199 A JP10354199 A JP 10354199A JP 2000298904 A JP2000298904 A JP 2000298904A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 全体の薄型化を図ることが容易な構成とされ
たディスクプレーヤを提供する。 【解決手段】 本発明に係るディスクプレーヤは、ディ
スク2A,2Bの移送方向Xと直交する位置にあるディ
スクガイド4の両端には、ディスク2A,2Bの移送方
向Xと直交する方向に沿って突出した支持軸7でもって
揺動可能に軸支されたディスク選択レバー8を配置し、
かつ、支持軸7を挟んで対向する位置にあるディスク選
択レバー8の両端にはディスク側へと向かって突出した
突起部8a,8bをそれぞれ設けており、ディスク2が
大径である際の突起部8a,8bは共にディスク2Aと
当接するものである一方、ディスク2が小径である際の
突起部8a,8bは共にディスク2Bと当接しないか、
少なくとも一方がディスク2Bとは当接しないものであ
ることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンパクトディス
クの再生時などに使用されるディスクプレーヤに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、ディスクプレーヤは大径及び
小径のディスクを再生し得るのが一般的であるが、この
ような構成とされたディスクプレーヤの一例としては特
開平8−45156号で開示され、かつ、図13ないし
図16で示すような平面構造及び側面構造を有するもの
が知られている。すなわち、このディスクプレーヤにお
いては、移送して再生されるディスクが大径のディスク
101Aであるならば、図13及び図14で示すよう
に、ディスク101の移送方向Xと直交する位置にある
支持軸102でもって揺動可能に軸支された揺動レバー
103の一端に設けられたピン103aが移送途中のデ
ィスク101Aの端面と当接して操作されることにな
り、その結果として揺動レバー103の他端に設けられ
た突起部103bがディスク101Aの先端部分を押し
下げるため、ディスク101Aが小径用の係止部材10
4とは干渉しないで移送されることになり、再生位置に
到達したディスク101Aは大径用の係止部材105で
受け止められて係止される。
【0003】そして、このディスクプレーヤで再生され
るディスクが小径のディスク101Bである際には、図
15及び図16で示すように、揺動レバー103の一端
に設けられたピン103aが移送途中のディスク101
Bの端面とは当接せず、ピン103aが操作されないた
めにディスク101Bは押し下げられないままで移送さ
れることになり、再生位置に到達したディスク101B
は小径用の係止部材104で受け止められることによっ
て係止される。なお、図14及び図16中の符号106
はローラを示しており、このローラ106によっては挿
入されてきたディスク101を再生位置まで移送するこ
とが実行されている。
【0004】また、ディスクプレーヤでのディスク再生
時には、図17でクランプ機構の側面構造を示すよう
に、ローラ106でもって移送されたディスク101を
ターンテーブル107の真上に位置させる必要がある
が、ディスク101の移送途中にあっては、ディスク1
01をターンテーブル107に圧着するクランパ108
が移送時の障害となるため、このクランパ108を自由
端部で支持し、かつ、基端部が支持軸109でもって揺
動可能に軸支されたクランパアーム110でもってクラ
ンパ108をターンテーブル107から離間させておく
ことが行われる。なお、図17中の符号111はディス
クガイドであり、このディスクガイド111は、ローラ
106と対向する位置に配置されたうえで移送途中のデ
ィスク101を案内するものとなっている。
【0005】さらにまた、この種のディスクプレーヤに
あっては、ディスク101と、ターンテーブル107
と、クランパ108との回転中心を互いに一致させる必
要があるため、図18でクランプ構造を拡大して示すよ
うに、ディスク101の中央に位置する中心孔101a
と嵌合し、かつ、この中心孔101aを挿通したうえで
クランパ108側へと突出する大径の突起部107aを
ディスク101が載置されるターンテーブル107上に
設けておくと共に、この突起部107aの内側位置に形
成された小径の突起部107bが係合する窪み状の係合
部108aをクランパ108に対して予め設けておくこ
とが行われている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の形態
に係るディスクプレーヤにおいては、ディスク101が
小径のディスク101Bである際には操作されず、大径
のディスク101Aである際にのみ操作される揺動レバ
ー103を、ディスク101の移送方向Xと直交する位
置に設けられた支持軸102でもって揺動可能に軸支し
た構成が採用されているが、このような構成である限り
は、ディスク101Aが小径用の係止部材104と干渉
しないよう揺動レバー108を大きく揺動させることに
よってディスク101Aの先端部分を押し下げる必要が
あるため、これらの配置スペースが大きくならざるを得
ず、また、実際的には揺動レバー108の下方にディス
クガイド111が配置される結果として全体の厚みが厚
くなって薄型化を図ることができないという不都合が生
じる。
【0007】また、従来の構成では、ディスク101の
移送時における障害とならないようクランパアーム11
0でもってクランパ108をターンテーブル107から
離間させることが行われているが、移送途中のディスク
101がクランパアーム110と接触したうえでターン
テーブル107へと押しつけられると、ディスク101
が傷つくため、ターンテーブル107からクランパ10
8が大きく離間するようにしてディスク101が傷つく
ことを防止する必要があり、やはり全体の薄型化を実現
することは困難となっている。
【0008】さらに、前記従来の構成とされたディスク
プレーヤにおいては、ディスク101と、ターンテーブ
ル107と、クランパ108との回転中心を互いに一致
させる必要があるため、ディスク101の中心孔101
aと嵌合したうえで突出する突起部107aをターンテ
ーブル107に設けているが、このような突起部107
aを設けた場合には、ディスク101が傷つくことを防
止する必要上、ターンテーブル107からクランパ10
8をさらに大きく離間させなければならず、全体の薄型
化を実現することがますます困難となってしまう。
【0009】本発明はこのような不都合に鑑みて創案さ
れたものであり、全体の薄型化を図ることが容易な構成
とされたディスクプレーヤの提供を目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
ディスクプレーヤは、ディスクを移送するローラと、ロ
ーラと対向する位置に配置されて移送途中のディスクを
案内するディスクガイドと、移送された大径及び小径の
ディスクをそれぞれ受け止めて係止する大径用及び小径
用の係止部材とを備えていると共に、ディスクの移送方
向と直交する位置にあるディスクガイドの両端には、デ
ィスクの移送方向と直交する方向に沿って突出した支持
軸でもって揺動可能に軸支されたディスク選択レバーを
配置し、かつ、支持軸を挟んで対向する位置にあるディ
スク選択レバーの両端にはディスク側へと向かって突出
した突起部をそれぞれ設けており、ディスクが大径であ
る際の突起部は共にディスクと当接したうえで移送途中
のディスクを押し下げるものである一方、ディスクが小
径である際の突起部は共にディスクと当接せず、また
は、少なくとも一方がディスクとは当接しないものであ
ることを特徴とする。
【0011】この請求項1に係る構成においては、移送
されるディスクが大径であれば、ディスクガイドの両端
に配置されたディスク選択レバーの突起部が共に当接し
てディスクが押し下げられることになり、押し下げられ
た大径のディスクが小径用の係止部材とは干渉しないま
ま移送されたうえで大径用の係止部材によって係止され
るのに対し、小径のディスクである際には、ディスク選
択レバーの突起部が共に当接せず、または、少なくとも
一方の突起部しか当接しないため、ディスクが押し下げ
られないまま移送されたうえで小径用の係止部材によっ
て係止されることになる。そして、このような構成であ
れば、従来の揺動レバーよりも大幅に小型化されたディ
スク選択レバーでもってディスクが大径であるか小径で
あるかを判別し、大径及び小径のディスクを各々の再生
位置まで確実に移送することが可能となる。
【0012】本発明の請求項2に係るディスクプレーヤ
は、ディスクを移送するローラと、移送して載置された
ディスクを回転動作させるターンテーブルと、ターンテ
ーブル上に載置されたディスクをターンテーブルに圧着
するクランパと、基端部を中心として揺動可能に軸支さ
れ、かつ、ディスクの移送時には自由端部で回転可能に
支持したクランパをターンテーブルから離間させておく
クランパアームとを備えていると共に、クランパアーム
には移送途中のディスクの先端部が挿通して突出する開
口部を設けており、かつ、この開口部のディスクガイド
側に位置する端縁はディスクの両端部のみが当接する湾
曲状とされていることを特徴とする。
【0013】この請求項2に係る構成であれば、移送途
中のディスクの先端部がクランパアームの開口部を挿通
したうえで突出することが許容されるので、このクラン
パアームによって先端部が押圧されたディスクがターン
テーブルへと押しつけられることは起こらない。また、
この際における開口部のディスクガイド側に位置する端
縁がディスクの両端部のみと当接する湾曲状を有してい
るに過ぎないため、ディスクの全面が傷つくというよう
な不都合は生じ得ないこととなる。
【0014】本発明の請求項3に係るディスクプレーヤ
は、ディスクを移送するローラと、移送して載置された
ディスクを回転動作させるターンテーブルと、基端部を
中心として揺動可能に軸支されたクランパアームの自由
端部でクランパ保持板を介して回転可能に支持され、か
つ、ターンテーブル上に載置されたディスクをターンテ
ーブルに圧着するクランパと、ターンテーブルから離間
したクランパの一端部を位置決め規制する規制部材とを
備えていると共に、クランパアームにはターンテーブル
から離間したクランパの他端部を位置決め支持する支持
部を設けている一方、クランパ保持板には、クランパア
ームから離間する方向へとクランパを付勢している付勢
部と、クランパの係合部と係合したうえでディスクから
クランパを離間させる係合部とを設けていることを特徴
とする。
【0015】この請求項3に係る構成であれば、クラン
パ及びクランパアーム間の機構的な余裕がクランパ保持
板によって確保されているため、クランパの位置を安定
的に維持することが可能であるばかりか、ディスクの移
送に要するスペースを十分に確保してディスクが傷つく
ことを防止し得るという利点が確保される。
【0016】本発明の請求項4に係るディスクプレーヤ
は、ディスクを移送するローラと、移送して載置された
ディスクを回転動作させるターンテーブルと、基端部を
中心として揺動可能に軸支されたクランパアームの自由
端部でクランパ保持板を介して支持され、かつ、ターン
テーブル上に載置されたディスクをターンテーブルに圧
着するクランパとを備えていると共に、ターンテーブル
には、載置されたディスクを支持するディスク支持部
と、ディスク支持部の中央に位置してディスクの中心孔
と嵌合する突起部と、突起部の中央に位置したうえでタ
ーンテーブルの軸心方向に沿って本体部材が進退動作す
るクランパ係合部とを設けている一方、クランパには、
進出動作したクランパ係合部の本体部材が係合するター
ンテーブル係合部を設けていることを特徴とする。
【0017】本発明の請求項5に係るディスクプレーヤ
は請求項4に記載したものであり、クランパ係合部は、
突起部の内外にわたって進退動作する本体部材と、ディ
スク支持部上に突出して配置された一端部がディスクで
押圧された際には他端部と連結された本体部材を進出動
作させる操作レバーと、一端部がディスクで押圧されて
いない操作レバーを介して本体部材を後退動作させる付
勢手段とを具備していることを特徴とする。
【0018】これらの請求項4及び請求項5に係る構成
を採用した際には、ディスク移送時の障害の一つである
クランパ係合部の本体部材、すなわち、ターンテーブル
に設けられたクランパ係合部の本体部材が、ディスクの
移送中には突起部内へと後退動作しているので、ディス
クが傷つくというような不都合は生じない。そして、タ
ーンテーブルのディスク支持部に載置されたディスクは
その中心孔と嵌合する突起部でもって相互の回転中心が
一致する状態として位置決めされ、また、このディスク
をターンテーブルに圧着するクランパはそのターンテー
ブル係合部と進出動作したクランパ係合部の本体部材と
が係合するのに伴って互いの回転中心が一致する状態と
して位置決めされるので、ディスクとターンテーブルと
クランパとの回転中心を容易に一致させ得るという利点
も確保される。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る実施の形態を
図面に基づいて説明する。
【0020】(実施の形態1)図1及び図3は本実施の
形態1に係るディスクプレーヤの平面構造図、図2及び
図4はディスクプレーヤの側面構造図であり、図1及び
図2は移送されるディスクが大径である状態を示してい
る一方、図3及び図4は移送されるディスクが小径であ
る状態を示している。そして、図5の平面構造図及び図
6の側面構造図それぞれは図3及び図4の変形例に係
り、これらの図5及び図6は小径のディスクが位置ずれ
したまま移送される場合を示している。
【0021】実施の形態1に係るディスクプレーヤは、
挿入口1から移送方向Xに沿って挿入されてきたディス
ク2を回転動作に伴って移送するローラ3と、ローラ3
と対向する上側位置に配置されて移送途中のディスク2
を案内するディスクガイド4と、再生位置まで移送され
た大径のディスク2A及び小径のディスク2Bのそれぞ
れを受け止めて係止する大径用の係止部材5及び小径用
の係止部材6とを備えている。なお、ここでのローラ3
は、図示省略しているが、バネなどの付勢手段で付勢さ
れることに伴ってディスク2をディスクガイド4へと押
しつけている。
【0022】そして、この際におけるディスクガイド4
の両端、つまり、ディスク2の移送方向Xと直交する位
置にあるディスクガイド4の両端には、ディスク2の移
送方向Xと直交する方向に沿って突出した支持軸7でも
って揺動可能に軸支されたディスク選択レバー8が配置
されており、支持軸7を挟んで対向する位置にあるディ
スク選択レバー8それぞれの両端には、移送されるディ
スク側へと向かって突出した突起部8a,8bが設けら
れている。なお、これら突起部8a,8bは、移送され
るディスク2が大径、つまり、大径のディスク2Aであ
る際には共にディスク2Aと当接したうえでディスク2
Aを押し下げるものである一方、ディスク2が小径、つ
まり、小径のディスク2Bである際には共にディスク2
Bと当接しないか、あるいはまた、少なくとも一方がデ
ィスク2Bとは当接しないものであることになってい
る。
【0023】さらに、このディスクプレーヤは、移送し
て載置されたディスク2を回転動作させるターンテーブ
ル9と、ターンテーブル9上に載置されたディスク2を
ターンテーブル9に圧着するクランパ10と、基端部を
中心として支持軸11で揺動可能に軸支され、かつ、デ
ィスク2の移送時には自由端部で回転可能に支持したク
ランパ10をターンテーブル9から離間させておくクラ
ンパアーム12とを備えており、クランパ10とクラン
パアーム12の自由端部との間には、クランパ10を回
転可能に支持するクランパ保持板13が介装されてい
る。そして、このクランパアーム12には移送されてい
るディスク2A,2Bの先端部が挿通して突出する第1
及び第2の開口部14,15が設けられており、これら
の開口部14,15のディスクガイド側に位置する端縁
14a,15aはディスク2A,2Bの両端部2aのみ
が当接する湾曲状、例えば、円弧状などとしたうえで形
成されている。
【0024】ところで、前記従来の形態では図示及び説
明を省略したが、図1ないし図6における符号31はト
ラバース基板、32はトリガーレバー、33はスライダ
ーであり、これらのそれぞれは従来の形態と同様ものと
なっている。すなわち、支持軸34でもって揺動可能に
支持されたトリガーレバー32はディスク2A,2Bが
再生位置に到達したことを検知したうえでスライダー3
3を動作させるものである一方、スライダー33はクラ
ンパアーム12を動作させたうえでクランパ10によっ
てディスク2A,2Bをターンテーブル9に圧着させる
ものである。
【0025】つぎに、移送されるディスク2が大径のデ
ィスク2Aである場合におけるディスクプレーヤの動作
を、図1及び図2に基づいて説明する。まず、大径のデ
ィスク2Aが挿入口1から挿入されてくると、フォトセ
ンサー(図示省略)によってディスク2Aの挿入が検出
されることになり、かつ、駆動モータ(図示省略)によ
ってローラ3が回転動作させられるため、ディスク2A
はローラ3によって内部へと引き込まれる。なお、この
ときのディスク2Aはローラ3によってディスクガイド
4へと押しつけられ、かつ、このディスクガイド4に設
けられたガイド部4a,4bによって姿勢が規制される
ため、図2で示すように、右側の先端部が若干高くなる
姿勢となったうえで移送される。そして、ローラ3によ
ってディスク2Aが移送されてくると、ディスクガイド
4の両端に配置されたディスク選択レバー8それぞれの
両端に設けられた突起部8a,8bが共にディスク2A
の表面に対して当接することになる。
【0026】すなわち、この際におけるディスク選択レ
バー8のそれぞれはディスクガイド4に固定された支持
軸7でもって揺動可能に軸支されており、この支持軸7
を揺動中心としながら図2中の時計回り方向及び反時計
回り方向に沿って揺動し得るため、移送されてきたディ
スク2Aの表面に対しては各ディスク選択レバー8の挿
入口1側に設けられた突起部8aがまずもって当接する
こととなる。そして、さらに移送が進むと、ディスク2
Aは突起部8aと当接したままで内奥側にある突起部8
bとも当接することになり、これらの突起部8a,8b
と同時に当接したディスク2Aは突起部8a,8bの双
方と共に当接したことによる反発作用を受ける結果とし
て図2で示すような右下がり姿勢となるよう、つまり、
その移送方向が以前よりも右下向きとなるよう押し下げ
られる。
【0027】そのため、このディスク2Aは小径用の係
止部材6と干渉しないままで移送され続けることにな
り、やがて各ディスク選択レバー8の突起部8aがディ
スク2Aから外れてしまうと、ディスク選択レバー8が
反時計回り方向に揺動する結果としてディスク2Aには
突起部分8bのみが当接していることとなる。そして、
このようになると、ディスク2Aの先端部は浮き上がる
こととなるが、浮き上がったディスク2Aの先端部は右
下がり状態として支持されたクランパアーム12と接触
するため、ディスク2Aはクランパアーム12に沿った
押し下げ状態として移送されながらターンテーブル9へ
と近づいていくことになる。
【0028】ところで、クランパアーム12に沿って移
送されたディスク2Aがターンテーブル9と接触してい
ると、ターンテーブル9によってディスク2Aが傷つく
ことにもなりかねないため、クランパアーム12に対し
ては第1の開口部14が設けられているのであり、ある
程度の範囲にわたる押し下げ状態として移送されたディ
スク2Aの先端部はクランパアーム12の開口部14を
挿通して突出することになり、ターンテーブル9と接触
するまでディスク2Aが押し下げられることは起こらな
いこととなる。なお、この際にあっては、開口部14の
端縁14aがディスク2Aの両端部2aのみと当接する
湾曲状を有しているため、端縁14aによってディスク
2Aの全面が傷つくことも有効に防止される。
【0029】そして、移送され続けたディスク2Aは大
径用の係止部材5でもって受け止められたうえで係止さ
れることによって再生位置に到達したこととなり、再生
位置まで到達したディスク2Aの端面によってはトリガ
ーレバー32の大径ディスク当接部32aが押される。
すると、大径ディスク当接部32aが押されたトリガー
レバー32が支持軸34を中心として揺動するため、こ
のトリガーレバー32のスライダー当接部32bがスラ
イダー33を押す結果、スライダー33が移動動作を開
始することになり、移動動作を開始したスライダー33
の支持部33aがクランパアーム12の支持部12aか
ら離れる。そのため、このクランパアーム12がクラン
パアームバネ(図示省略)の作用でもって支持軸11を
中心として揺動する結果、クランパアーム12の自由端
部にクランパ保持板13を介して支持されたクランパ1
0がディスク2Aをターンテーブル9に対して圧着する
ことになり、以後、ディスク2Aの再生が実行されるこ
とになる。
【0030】引き続き、移送されるディスク2が小径の
ディスク2Bである場合におけるディスクプレーヤの動
作を、図3及び図4に基づいて説明する。まず、小径の
ディスク2Bが挿入口1から挿入されてくると、フォト
センサー(図示省略)によってディスク2Bの挿入が検
出されることになり、かつ、駆動モータ(図示省略)に
よってローラ3が回転動作させられるため、ディスク2
Bはローラ3によって内部へと引き込まれる。そして、
このときのディスク2Bはローラ3によってディスクガ
イド4へと押しつけられ、かつ、このディスクガイド4
に設けられたガイド部4a,4bによって姿勢が規制さ
れるため、図4で示すように、右側の先端部が若干高く
なる姿勢となったうえで移送されることになり、やがて
はクランパアーム12に接触し、このクランパアーム1
2に設けられた開口部14から先端部が挿通して突出す
ることが許容された範囲までローラ3によってそのまま
移送される。
【0031】すなわち、ディスク2Bが移送されている
際には、図3で示すように、ディスクガイド4の両端に
位置するディスク選択レバー8それぞれの両端に設けら
れた突起部8a,8bがディスク2Bと当接することは
起こらず、これらの突起部8a,8bによってディスク
2Bが押し下げられることは起こらないため、ディスク
2Bはそのままの高さ位置を維持したうえで移送され
る。そして、この際、ディスク2Bの先端部がクランパ
アーム12を挿通して突出することを許容する第2の開
口部15がクランパアーム12に対して予め設けられて
いるから、このクランパアーム12がディスク2Bの先
端部をターンテーブル9へと向かって押し下げる右下が
り状態であるにも拘わらず、ディスク2Bがターンテー
ブル9側へと押し下げられて接触することは起こらな
い。そこで、ディスク2Bの移送がターンテーブル9に
よって妨げられることはなくなり、また、この開口部1
5の端縁15aがディスク2Bの両端部2aのみと当接
する湾曲状を有しているため、端縁15aによってディ
スク2Bの全面が傷つくことも有効に防止される。
【0032】さらに、このクランパアーム12の所定位
置ごと、つまり、ディスク2Bの再生位置と対応する2
つの所定位置ごとには小径用の係止部材6が位置決めし
たうえで設けられており、これらの係止部材6によって
はローラ3でもって移送されて再生位置にまで到達した
ディスク2Bが受け止められて係止される。そして、再
生位置まで到達したディスク2Bの端面によってはトリ
ガーレバー32の小径ディスク当接部32cが押される
ことになり、小径ディスク当接部32cが押されること
によってトリガーレバー32が支持軸34を中心として
揺動した場合には、このトリガーレバー32のスライダ
ー当接部32bがスライダー33を押す結果、スライダ
ー33が動作を開始する。すると、動作を開始したスラ
イダー33の支持部33aがクランパアーム12の支持
部12aから離れることとなり、このクランパアーム1
2がクランパアームバネ(図示省略)の作用でもって支
持軸11を中心として揺動する結果としてクランパ10
によるディスク2Bの圧着が行われる。
【0033】ところで、図3及び図4においては小径の
ディスク2Bが挿入口1のセンター(中央)位置から挿
入されるとしているが、このディスク2Bが挿入口1の
サイド位置から挿入されることもあるので、この場合に
おけるディスクプレーヤの動作が異なっている点のみを
図5及び図6に基づいて説明する。すなわち、小径のデ
ィスク2Bが挿入口1のサイド位置から挿入された際に
は、大径のディスク2Aが挿入された場合と同様、ディ
スクガイド4の両端に配置されたディスク選択レバー8
の突起部8a,8bがディスク2Bの表面と当接するこ
とになるが、ディスク2Bが小径であるため、突起部8
aと当接したディスク2Bが移送されて突起部8bと当
接するまでの間に突起部8aは離れてしまうことにな
り、これら突起部8a,8bの双方が共にディスク2B
と当接していることは起こらない。そこで、この際にお
いては、各ディスク選択レバー8に設けられた突起部8
a,8bのうちの少なくとも一方しかディスク2Bと当
接せず、ディスク2Bが押し下げられることは起こらな
いため、ディスク2Bが挿入口1のサイド位置から挿入
されたにも拘わらず、センター位置から挿入された場合
と同様にして再生位置まで移送されることになる。
【0034】(実施の形態2)図7は実施の形態2に係
るディスクプレーヤの平面構造図、図8及び図9はディ
スクプレーヤの側面構造図であり、図7及び図8はディ
スクの再生状態を示している一方、図9はディスクの交
換状態を示している。なお、図7ないし図9において、
図1ないし図6のそれぞれと互いに同一もしくは相当す
る部品、部分には同一符号を付し、ここでの詳しい説明
は省略する。
【0035】実施の形態2に係るディスクプレーヤは、
ディスク2を移送するローラ3と、移送して載置された
ディスク2を回転動作させるターンテーブル9と、基端
部を中心として揺動可能に軸支されたクランパアーム1
2の自由端部でクランパ保持板13を介して回転可能に
支持され、かつ、ターンテーブル9上に載置されたディ
スク2をターンテーブル9に圧着するクランパ10と、
ターンテーブル9から離間したクランパ10の一端部を
位置決め規制する規制部材16、例えば、ディスクプレ
ーヤを構成する筐体(図示省略)によって固定支持され
た規制部材16とを備えている。そして、クランパアー
ム12にはターンテーブル9から離間したクランパ10
の他端部を位置決め支持するための支持部12bが設け
られている一方、クランパ保持板13には、クランパア
ーム12から離間する方向へとクランパ10を付勢して
いる付勢部13aと、クランパ10の係合部10aと係
合したうえでディスク2からクランパ10を離間させる
係合部13bとが設けられている。
【0036】すなわち、この際におけるクランパ10の
中央位置には突起部10bが設けられており、この突起
部10bはクランパ保持板13と接触したうえで回転可
能となっている。そして、クランパ保持板13は、その
両横位置に設けられた細い腕状の板バネである付勢部1
3aを介したうえでクランパアーム12を押しているた
め、常にクランパアーム12から離れる方向へと付勢さ
れている。なお、このクランパ保持板13は、クランパ
アーム12とほぼ平行とされた係合部13cを介してク
ランパアーム12と係合しており、そのため、再生時の
クランパ保持板13とクランパアーム12は平行状態を
維持し得ることとなっている。
【0037】ところで、ディスク2を交換する、また
は、取り出す場合には、図9で示すように、スライダー
33の支持部33aがクランパアーム12の支持部12
aを持ち上げ、かつ、支持軸11を中心として時計回り
方向に揺動したクランパアーム12がクランパ保持板1
3を介してクランパ10を持ち上げることになり、持ち
上げられたクランパ10の一端部は規制部材16によっ
て位置決め規制される。そして、クランパアーム12が
さらに揺動すると、クランパ10の他端部である図9中
の右端が上昇することになり、上昇したクランパ10の
他端部はクランパアーム12の支持部12bに当接した
うえで位置決め支持される。すなわち、クランパアーム
12の揺動量が常に一定であるならば、このような状態
のままでクランパ10の姿勢は規制されるが、クランパ
アーム12における支持部12aとクランパ保持板13
を支持している支持部12cとが離間しているため、ク
ランパ10の移動量については若干の誤差を生じること
になる。
【0038】そこで、このような不都合を回避するた
め、実施の形態2に係るディスクプレーヤにおいては、
クランパアーム12を僅かの範囲にわたってさらに揺動
させることが行われる。すなわち、この際のクランパ保
持板13はクランパアーム12に対して若干上下方向の
機構的な余裕を有しており、横位置に設けられた付勢部
13aによってクランパアーム12から離間する方向へ
と付勢されているので、クランパ10は規制部材16と
クランパアーム12の支持部12bとでもって拘束され
ていることになり、揺動量が若干多くなったクランパア
ーム12は、クランパ保持板13の付勢部13aによる
付勢力に抗してクランパ保持板13へと近づくことにな
る。そのため、クランパアーム12の揺動量に若干の誤
差があってもクランパ10の位置は正しく規制されるこ
とになり、規制部材16及び支持部12cによって位置
決め規制されたクランパ10がガタつくことはなくな
る。
【0039】(実施の形態3)図10は実施の形態3に
係るディスクプレーヤが備えるターンテーブルの平面構
造図、図11及び図12はターンテーブルの側面構造図
であり、図10及び図11は待機状態を示している一
方、図12はディスク装着状態を示している。なお、図
10ないし図12において、図1ないし図9のそれぞれ
と互いに同一もしくは相当する部品、部分には同一符号
を付し、ここでの詳しい説明は省略する。
【0040】実施の形態3に係るディスクプレーヤは、
ディスク2を移送するローラ3と、移送して載置された
ディスク2を回転動作させるターンテーブル9と、基端
部を中心として揺動可能に軸支されたクランパアーム1
2の自由端部でクランパ保持板13を介して支持され、
かつ、ターンテーブル9上に載置されたディスク2をタ
ーンテーブル9に圧着するクランパ10とを備えてい
る。そして、ターンテーブル9には、載置されたディス
ク2を支持するディスク支持部17と、ディスク支持部
17の中央に位置してディスク2の中心孔(図示省略)
と嵌合する突起部18と、突起部18の中央に位置した
うえでターンテーブル9の軸心方向に沿って本体部材1
9が進退動作するクランパ係合部20とが設けられてい
る一方、クランパ10には、進出動作したクランパ係合
部20の本体部材19が係合するターンテーブル係合部
10cが設けられている。
【0041】さらに、クランパ係合部20は、突起部1
8の内外にわたって進退動作する、つまり、図11及び
図12中の上下方向に沿って進退動作する芯出しリング
である本体部材19と、突起部18に固定された支持軸
21でもって回動可能に軸支され、かつ、一端部22a
がディスク支持部17上に突出している芯出しレバーで
あるところの操作レバー22と、操作レバー22を介し
て本体部材19を後退動作させる板バネである付勢手段
23とを具備しており、操作レバー22の他端部22b
は本体部材19の側面から延出された支持軸24でもっ
て回動可能に軸支されている。そして、この際における
操作レバー22は、ディスク2が載置されたために一端
部22aが押圧されると、他端部22bに連結された支
持軸24を介して本体部材19を突起部18から進出動
作させる一方、ディスク2が載置されない限りは、付勢
手段23の作用を受けて本体部材19を突起部18の内
部へと後退動作させておくものとなっている。
【0042】そこで、本実施の形態3に係るディスクプ
レーヤでは、以下のような動作が実行される。すなわ
ち、ターンテーブル9と同心状態になるようにしてディ
スク2がディスク支持部が17上に載置されると、ディ
スク2のクランプ面2bが操作レバー22の一端部22
aを下向きに押すため、この操作レバー22は支持軸2
1を中心としながら図11中での反時計回り方向に回動
する。そのため、操作レバー22の他端部22bが上昇
することとなる結果、これらの他端部22bと支持軸2
4を介したうえで連結されている本体部材19はガイド
25によって案内されながら進出動作させられる。
【0043】その後、クランパアーム12が支持軸11
を中心としながら図11及び図12中での反時計回り方
向に沿って揺動されてくると、このクランパアーム12
の自由端部に設けられたクランパ保持板13及びクラン
パ10がターンテーブル9上に載置されたディスク2へ
と向かって下降してくることになり、このクランプ10
に設けられたターンテーブル係合部10cが進出動作し
ている本体部材19と嵌合した際には、ターンテーブル
9とクランプ10との回転中心同士が互いに一致した状
態で位置決めされたことになる。その結果、以上の動作
によっては、ディスク2とターンテーブル9とクランパ
10との回転中心それぞれが一致していることになる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
に係るディスクプレーヤにおいては、移送されるディス
クが大径であれば、ディスクガイドの両端に配置された
ディスク選択レバーの突起部が共に当接してディスクが
押し下げられるのに対し、小径のディスクである際に
は、ディスク選択レバーの突起部が共に当接しないか、
少なくとも一方が当接しないため、ディスクが押し下げ
られないこととなる結果、従来の揺動レバーよりも大幅
に小型化されたディスク選択レバーでありながらもディ
スクが大径であるか小径であるかを判別し、大径及び小
径のディスクを各々の再生位置まで確実に移送すること
が可能となる。そのため、この構成を採用すれば、従来
のように大きな配置スペースを要することがなくなり、
ディスクプレーヤ全体の厚みを薄型化できるという効果
が得られる。
【0045】本発明の請求項2に係るディスクプレーヤ
であれば、移送途中のディスクの先端部がクランパアー
ムの開口部を挿通したうえで突出し得るので、クランパ
アームによって先端部が押圧されたディスクがターンテ
ーブルへと押しつけられることは起こらず、また、この
開口部の端縁によってディスクの全面が傷つくことも生
じないという利点が確保されることになり、これらの利
点を確保しながら全体の厚みを薄型化することができ
る。本発明の請求項3に係るディスクプレーヤであれ
ば、クランパ及びクランパアーム間の機構的な余裕がク
ランパ保持板によって確保されているため、クランパの
位置を安定的に維持することが可能であるばかりか、デ
ィスクの移送に要するスペースを十分に確保してディス
クが傷つくことを防止し得るという利点が確保されるこ
とになり、このような利点を確保したうえでの薄型化を
実現できることになる。
【0046】本発明の請求項4及び請求項5に係るディ
スクプレーヤであれば、ディスク移送時の障害の一つで
あるクランパ係合部の本体部材、すなわち、ターンテー
ブルに設けられたクランパ係合部の本体部材が、ディス
クの移送中には突起部内へと後退動作しているのである
から、ディスクが傷つくというような不都合は生じない
こととなる。そして、ディスクはターンテーブルの突起
部によってターンテーブルと回転軸心が一致し、クラン
パは進出動作したクランパ係合部の本体部材を介してタ
ーンテーブルと回転軸心が一致するので、これらのディ
スクとターンテーブルとクランパとの回転中心を容易に
一致させ得るという利点も確保される。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1に係るディスクプレーヤの平面構
造図であり、移送されるディスクが小径である場合を示
している。
【図2】実施の形態1に係るディスクプレーヤの側面構
造図であり、移送されるディスクが小径である場合を示
している。
【図3】実施の形態1に係るディスクプレーヤの平面構
造図であり、移送されるディスクが大径である場合を示
している。
【図4】実施の形態1に係るディスクプレーヤの側面構
造図であり、移送されるディスクが大径である場合を示
している。
【図5】実施の形態1に係るディスクプレーヤの平面構
造図であり、移送される小径のディスクが位置ずれした
ままで移送されている場合の途中状態を示している。
【図6】実施の形態1に係るディスクプレーヤの側面構
造図であり、移送される小径のディスクが位置ずれした
ままで移送されている場合の途中状態を示している。
【図7】実施の形態2に係るディスクプレーヤの平面構
造図であり、ディスクの再生状態を示している。
【図8】実施の形態2に係るディスクプレーヤの側面構
造図であり、ディスクの再生状態を示している。
【図9】実施の形態2に係るディスクプレーヤの側面構
造図であり、ディスクの交換状態を示している。
【図10】実施の形態3に係るディスクプレーヤが備え
るターンテーブルの平面構造図であり、待機状態を示し
ている。
【図11】実施の形態3に係るディスクプレーヤが備え
るターンテーブルの側面構造図であり、待機状態を示し
ている。
【図12】実施の形態3に係るディスクプレーヤが備え
るターンテーブルの側面構造図であり、ディスク装着状
態を示している。
【図13】従来の形態に係るディスクプレーヤの平面構
造図であり、移送されるディスクが大径である場合を示
している。
【図14】従来の形態に係るディスクプレーヤの側面構
造図であり、移送されるディスクが大径である場合を示
している。
【図15】従来の形態に係るディスクプレーヤの平面構
造図であり、移送されるディスクが小径である場合を示
している。
【図16】従来の形態に係るディスクプレーヤの側面構
造図であり、移送されるディスクが小径である場合を示
している。
【図17】従来の形態に係るディスクプレーヤの側面構
造図である。
【図18】従来の形態に係るクランプ構造図である。
【符号の説明】
2 ディスク 2A ディスク 2B ディスク 4 ディスクガイド 5 大径用の係止部材 6 小径用の係止部材 7 支持軸 8 ディスク選択レバー 8a 突起部 8b 突起部 9 ターンテーブル 10 クランパ 10a 係合部 10b 支持部 10c ターンテーブル係合部 12 クランパアーム 13 クランパ保持板 13a 付勢部 13b 係合部 14 第1の開口部 14a 端縁 15 第2の開口部 15a 端縁 16 規制部材 17 ディスク支持部 18 突起部 19 本体部材 20 クランパ係合部 22 操作レバー 22a 一端部 22b 他端部 23 付勢手段 X 移送方向

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディスクを移送するローラと、ローラと対
    向する位置に配置されて移送途中のディスクを案内する
    ディスクガイドと、移送された大径及び小径のディスク
    をそれぞれ受け止めて係止する大径用及び小径用の係止
    部材とを備えていると共に、 ディスクの移送方向と直交する位置にあるディスクガイ
    ドの両端には、ディスクの移送方向と直交する方向に沿
    って突出した支持軸でもって揺動可能に軸支されたディ
    スク選択レバーを配置し、かつ、支持軸を挟んで対向す
    る位置にあるディスク選択レバーの両端にはディスク側
    へと向かって突出した突起部をそれぞれ設けており、 ディスクが大径である際の突起部は共にディスクと当接
    したうえで移送途中のディスクを押し下げるものである
    一方、ディスクが小径である際の突起部は共にディスク
    と当接しないか、少なくとも一方がディスクとは当接し
    ないものであることを特徴とするディスクプレーヤ。
  2. 【請求項2】ディスクを移送するローラと、移送して載
    置されたディスクを回転動作させるターンテーブルと、
    ターンテーブル上に載置されたディスクをターンテーブ
    ルに圧着するクランパと、基端部を中心として揺動可能
    に軸支され、かつ、ディスクの移送時には自由端部で回
    転可能に支持したクランパをターンテーブルから離間さ
    せておくクランパアームとを備えていると共に、 クランパアームには移送途中のディスクの先端部が挿通
    して突出する開口部を設けており、かつ、この開口部の
    ディスクガイド側に位置する端縁はディスクの両端部の
    みが当接する湾曲状とされていることを特徴とするディ
    スクプレーヤ。
  3. 【請求項3】ディスクを移送するローラと、移送して載
    置されたディスクを回転動作させるターンテーブルと、
    基端部を中心として揺動可能に軸支されたクランパアー
    ムの自由端部でクランパ保持板を介して回転可能に支持
    され、かつ、ターンテーブル上に載置されたディスクを
    ターンテーブルに圧着するクランパと、ターンテーブル
    から離間したクランパの一端部を位置決め規制する規制
    部材とを備えていると共に、 クランパアームにはターンテーブルから離間したクラン
    パの他端部を位置決め支持する支持部を設けている一
    方、 クランパ保持板には、クランパアームから離間する方向
    へとクランパを付勢している付勢部と、クランパの係合
    部と係合したうえでディスクからクランパを離間させる
    係合部とを設けていることを特徴とするディスクプレー
    ヤ。
  4. 【請求項4】ディスクを移送するローラと、移送して載
    置されたディスクを回転動作させるターンテーブルと、
    基端部を中心として揺動可能に軸支されたクランパアー
    ムの自由端部でクランパ保持板を介して支持され、か
    つ、ターンテーブル上に載置されたディスクをターンテ
    ーブルに圧着するクランパとを備えていると共に、 ターンテーブルには、載置されたディスクを支持するデ
    ィスク支持部と、ディスク支持部の中央に位置してディ
    スクの中心孔と嵌合する突起部と、突起部の中央に位置
    したうえでターンテーブルの軸心方向に沿って本体部材
    が進退動作するクランパ係合部とを設けている一方、 クランパには、進出動作したクランパ係合部の本体部材
    が係合するターンテーブル係合部を設けていることを特
    徴とするディスクプレーヤ。
  5. 【請求項5】請求項4に記載したディスクプレーヤであ
    って、 クランパ係合部は、突起部の内外にわたって進退動作す
    る本体部材と、ディスク支持部上に突出して配置された
    一端部がディスクで押圧された際には他端部と連結され
    た本体部材を進出動作させる操作レバーと、一端部がデ
    ィスクで押圧されていない操作レバーを介して本体部材
    を後退動作させる付勢手段とを具備していることを特徴
    とするディスクプレーヤ。
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