JP2000297444A - 建設機械の情報管理装置 - Google Patents

建設機械の情報管理装置

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JP2000297444A
JP2000297444A JP11105384A JP10538499A JP2000297444A JP 2000297444 A JP2000297444 A JP 2000297444A JP 11105384 A JP11105384 A JP 11105384A JP 10538499 A JP10538499 A JP 10538499A JP 2000297444 A JP2000297444 A JP 2000297444A
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JP
Japan
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data
data management
construction machine
service meter
meter time
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JP11105384A
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English (en)
Inventor
Noritaka Nagata
紀孝 永田
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Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
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Publication date
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F9/00Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
    • E02F9/20Drives; Control devices
    • E02F9/2025Particular purposes of control systems not otherwise provided for

Abstract

(57)【要約】 【課題】 建設機械のデータ管理装置に障害が生じた場
合であっても、サービスメータ時間等を効率良く保証す
ることができる建設機械のデータ管理システムを提供す
ること。 【解決手段】 データ管理装置1は、サービスメータ時
間を演算する演算機能2と、演算したデータを記憶する
不揮発性の記憶機能3と、記憶機能3に記憶したデータ
をモニタパネル6に送信する送信機能5とを備え、モニ
タパネル6には、データ管理装置1から受信したデータ
をバックアップデータとして記憶する不揮発性の記憶機
能7を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建設機械の走行又
は作業に係る動作を担う複数の動作部からそれぞれデー
タを収集して管理する複数のデータ管理部を有する建設
機械のデータ管理システムに関し、特に、建設機械のデ
ータ管理装置に障害が生じた場合であっても、サービス
メータ時間等を効率良く保証することができる建設機械
のデータ管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、建設機械やこの建設機械に搭載す
る作業機の維持管理や故障診断等を効率良く行うため
に、この建設機械のエンジンの稼働状況や作業機の稼働
状況等をコンピュータを用いて収集及び管理することが
多い。特に、エンジンの稼働時間の積算値(以下、「サ
ービスメータ時間」と言う。)は、建設機械の寿命を推
測する際に重要なものとなる。
【0003】このため、従来の建設機械には、電源機
能、演算機能、計時機能及び表示機能等を持つデータ収
集及び管理用の電子機器(以下「データ管理装置」と言
う。)を設け、センサがエンジンの稼働を検知した際
に、このデータ管理装置が所定の演算を行ってサービス
メータ時間等を算定し、算定したサービスメータ時間等
をディスプレイに表示していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
建設機械では、このデータ管理装置においてサービスメ
ータ時間等の各種データを集中管理するため、このデー
タ管理装置に何らかの障害が発生すると過去に収集した
データを喪失し、以後のサービスメータ時間等を把握で
きなくなるという問題がある。
【0005】特に、このサービスメータ時間は、安全な
走行及び作業を図るうえで必要不可欠なデータであるの
で、単なるデータ管理装置の障害に起因して把握できな
くなるのは大きな問題である。
【0006】そこで、本発明では上記問題点を解決し
て、建設機械のデータ管理装置に障害が生じた場合であ
っても、サービスメータ時間等を効率良く保証すること
ができる建設機械のデータ管理システムを提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段及び作用効果】上記目的を
達成するため、請求項1に係る発明は、建設機械の走行
又は作業に係る動作を担う複数の動作部からそれぞれデ
ータを収集して管理する複数のデータ管理部を有する建
設機械のデータ管理システムにおいて、第1のデータ管
理部は、前記建設機械の走行又は作業に係る動作を担う
所定の動作部から収集したデータに基づいて、前記所定
の動作部の走行又は作業に係るデータを演算する演算手
段と、前記演算手段が演算したデータを記憶する記憶手
段と、前記記憶手段に記憶したデータを第2のデータ管
理部に送信する送信手段とを備え、前記第2のデータ管
理部は、前記第1のデータ管理部から受信したデータを
バックアップデータとして記憶する記憶手段を備えたこ
とを特徴とする。
【0008】このように、請求項1に係る発明では、第
1のデータ管理部は、建設機械の走行又は作業に係る動
作を担う所定の動作部から収集したデータに基づいて、
この所定の動作部の走行又は作業に係るデータの演算を
行い記憶をすると同時に、このデータを第2のデータ管
理部に送信することとし、第2のデータ管理部は、第1
のデータ管理部から送信されたデータをバックアップデ
ータとして記憶するように構成したので、建設機械のデ
ータ管理装置に障害が生じた場合であっても、サービス
メータ時間等を効率良く保証することができるまた、請
求項2に係る発明は、前記第2のデータ管理部は、所定
のタイミングで前記記憶手段に記憶したバックアップデ
ータを前記第1のデータ管理部に返送する返送手段をさ
らに具備し、前記第1のデータ管理部は、前記第2のデ
ータ管理部から受信したバックアップデータに基づいて
前記記憶手段に記憶したデータを更新する更新手段をさ
らに具備することを特徴とする。
【0009】また、請求項3に係る発明は、建設機械の
走行又は作業に係る動作を担う複数の動作部からそれぞ
れデータを収集して管理する複数のデータ管理部を有す
る建設機械のデータ管理システムにおいて、前記複数の
データ管理部は、前記建設機械の走行又は作業に係る動
作を担う所定の動作部から収集したデータに基づいて、
前記所定の動作部の走行又は作業に係るデータを演算す
る演算手段と、前記演算手段が演算したデータを記憶す
る記憶手段とをそれぞれ備え、前記複数のデータ管理部
の少なくとも一つは、前記複数のデータ管理部がそれぞ
れ前記記憶手段に記憶するデータの整合性を判断する判
断手段を備えたことを特徴とする。
【0010】このように、請求項3に係る発明では、複
数のデータ管理部は、建設機械の走行又は作業に係る動
作を担う所定の動作部から収集したデータに基づいて、
この所定の動作部の走行又は作業に係るデータの演算を
行い記憶をし、また、複数のデータ管理部の少なくとも
一つは、複数のデータ管理部がそれぞれが記憶するデー
タの整合性を判断するように構成したので、建設機械の
データ管理装置に障害が生じた場合であっても、サービ
スメータ時間等を効率良く保証することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0012】図1は、実施の形態1に係わる建設機械の
データ管理システムの構成を示す機能ブロック図であ
る。なお、本実施の形態ではデータ管理装置1からモニ
タパネル6への片方向にのみ通信が可能な状態となって
いる。
【0013】同図に示す建設機械のデータ管理システム
は、データ管理装置1と、モニタパネル6と通信線11
とを有する。また、データ管理装置1は演算機能2と、
記憶機能3と、表示機能4と、通信機能5を有し、モニ
タパネル6は記憶機能7と、表示機能8と、通信機能9
と、データ判別機能10を有する。なお、図示していな
いが、通信線11にはポンプコントローラやエンジンコ
ントローラ等の電子機器が接続されている。
【0014】データ管理装置1は、サービスメータ等の
各種データを集中管理している電子機器であり、各種セ
ンサによりエンジンの稼働等を検知し、演算機能2によ
りサービスメータ時間等の算定を行う。記憶機能3は不
揮発性の記憶装置からなっており、サービスメータ時間
の保存がされる。表示機能4はサービスメータ時間を表
示できる装置を有し、通信機能5はデータの通信を行う
装置であり通信線11と接続されている。
【0015】モニタパネル6はサービスメータ時間表示
機能や時計表示機能等を有している電子機器である。記
憶機能7は不揮発性の記憶装置をからなっており、サー
ビスメータ時間の保存がされる。表示機能8はサービス
メータ時間を表示できる装置を有し、通信機能9はデー
タの通信を行う装置であり通信線11と接続されてい
る。データ判別機能10は自己機器内に有するサービス
メータ時間と他電子機器から送信されるサービスメータ
時間との比較判別機能を備えている。
【0016】このように、この建設機械のデータ管理シ
ステムは、データ管理装置1の記憶機能3に保存された
サービスメータ時間をモニタパネル6の記憶機能7に保
存させることがができる構成となっている。
【0017】なお、本実施の形態とは逆に、モニタパネ
ル6にサービスメータ時間の演算機能をもたせサービス
メータ時間の積算と保存をするとともにデータを送信
し、データ管理装置1は受信したサービスメータ時間を
保存する構成とすることも可能である。
【0018】次に、図1に示すデータ管理装置1及びモ
ニタパネル6によるデータ保存の処理手順について説明
する。
【0019】図2は、図1に示すデータ管理装置1にお
けるデータ保存の処理手順を示すフローチャートであ
る。
【0020】同図に示すように、データ管理装置1は電
源スイッチがONとなると、記憶機能3に保存されてい
たサービスメータ時間がバッファに読み込まれる(以
下、「バッファデータ」と言う。)(ステップ201〜
202)。また、このバッファデータを積算するデータ
(以下、「積算データ」と言う。)の初期値とするとと
もに(ステップ203)、通信線11へ送信する(以
下、「送信データ」と言う。)(ステップ204)。
【0021】その後、エンジンがスタートし(ステップ
205)、センサがエンジンの稼働を検知すると、演算
機能2にて積算データの積算を行う(ステップ20
6)。この時、通信線11へはこの積算データを常に送
信し(ステップ207)、バッファデータを積算データ
に書き換える(ステップ208)。
【0022】そして、所定の時間間隔毎、または、電源
スイッチをOFFとするならば(ステップ209)、バ
ッファデータを記憶機能3に書き込む(ステップ21
0)。ここで、電源スイッチがOFFであれば処理を終
了し、電源スイッチがOFFでなければ積算データの積
算を続ける(ステップ211)。
【0023】図3は、図1に示すモニタパネル6におけ
るデータ保存の処理手順を示すフローチャートである。
【0024】同図に示すように、モニタパネル6では電
源スイッチがONとなると、記憶機能7に保存されてい
たサービスメータ時間がバッファに読み込まれる(以
下、「バッファデータ」と言う。)(ステップ301〜
302)。
【0025】また、データ管理装置1から通信線11を
介して送信されてきた送信データを取り込む(以下、
「受信データ」と言う。)(ステップ303)。ここ
で、データ判別機能10により、受信データとバッファ
データとの大小を比較し(ステップ304)、受信デー
タの方が大きい場合は、受信データは優先してバッファ
に読み込まれる(ステップ305)。
【0026】そして、所定の時間間隔毎、または、電源
スイッチをOFFとするならば(ステップ306)、バ
ッファデータを記憶機能7に書き込む(ステップ30
7)。ここで、電源スイッチがOFFであれば処理を終
了し、電源スイッチがOFFでなければ送信データの取
得を続ける(ステップ308)。
【0027】以上が、データ管理装置1及びモニタパネ
ル6にサービスメータ時間を保存する手順である。本実
施の形態では電源スイッチをONとしたときに、データ
管理装置1のサービスメータ時間はモニタパネル6に送
信され、モニタパネル6のサービスメータ時間が修正さ
れることになっている。
【0028】しかし、その逆の場合、すなわちモニタパ
ネル6からデータ管理装置1に対する通信手段は有して
いない。そこで、データ管理装置1のサービスメータ時
間を修正したい場合は、モニタパネル6の記憶機能7に
保存されているサービスメータ時間を表示機能8に表示
させ、これを参照して、データ管理装置1の表示機能4
に表示される記憶機能3のサービスメータ時間を手動で
進める方向にのみ修正することができる構成となってい
る。
【0029】図4は、実施の形態2に係わる建設機械の
データ管理システムの構成を示す機能ブロック図であ
る。なお、本実施の形態ではデータ管理装置1とモニタ
パネル6の双方向に通信が可能な状態となっている。
【0030】同図の基本的な構成は図1と同じであるた
め、共通部分については説明を省略する。
【0031】実施の形態1と本実施の形態との相違点
は、双方向に通信可能であるため、データ管理装置1に
おいてもモニタパネル6からのサービスメータ時間を受
信することができることである。このとき、データ管理
装置1は自己が有するサービスメータ時間よりモニタパ
ネル6から送信されてきたサービスメータ時間の方が大
きい場合は、モニタパネル6のデータを採用しなければ
ならない。よって、データ管理装置1はデータを比較す
る機能が必要となるためデータ判別機能12を設けてい
る。データ判別機能12は自己機器内に有するサービス
メータ時間とモニタパネル6から送信されるサービスメ
ータ時間との比較判別機能を備えている。
【0032】このように、この建設機械のデータ管理シ
ステムは、データ管理装置1の記憶機能3に保存された
サービスメータ時間をモニタパネル6の記憶機能7に保
存させることがができる構成となっている。
【0033】次に、図4に示すデータ管理装置1及びモ
ニタパネル6によるデータ保存の処理手順について説明
する。
【0034】図5は、図4に示すデータ管理装置1にお
けるデータ保存の処理手順を示すフローチャートであ
る。
【0035】同図に示すように、データ管理装置1は電
源スイッチがONとなると、記憶機能3に保存されてい
たサービスメータ時間がバッファに読み込まれる(以
下、「バッファデータ」と言う。)(ステップ501〜
502)。
【0036】また、バッファデータを通信線11へ送信
する(以下、「送信データ」と言う。)とともに(ステ
ップ503)、モニタパネル6から通信線11を介して
送信されてきた送信データを取り込む(以下、「受信デ
ータ」と言う)(ステップ504)。ここで、データ判
別機能12により、受信データとバッファデータとの大
小を比較し(ステップ505)、大きいデータを積算デ
ータの初期値とする(ステップ506、ステップ50
7)。
【0037】その後、エンジンがスタートし(ステップ
508)、センサがエンジンの稼働を検知すると、演算
機能2にて積算データの積算を行う(ステップ50
9)。この時、通信線11にはこの積算データを常に送
信し(ステップ510)、バッファデータを積算データ
に書き換える(ステップ511)。
【0038】そして、所定の時間間隔毎、または、電源
スイッチをOFFとするならば(ステップ512)、バ
ッファデータを記憶機能3に書き込む(ステップ51
3)。ここで、電源スイッチがOFFであれば処理を終
了し、電源スイッチがOFFでなければ積算データの演
算を続ける(ステップ514)。
【0039】図6は、図4に示すモニタパネル6におけ
るデータ保存の処理手順を示すフローチャートである。
【0040】同図に示すように、モニタパネル6では電
源スイッチがONとなると、記憶機能7に保存されてい
たサービスメータ時間がバッファに読み込まれる(以
下、「バッファデータ」と言う。)(ステップ601〜
602)。
【0041】また、バッファデータを通信線11へ送信
する(以下、「送信データ」と言う。)とともに(ステ
ップ603)、データ管理装置1から通信線11を介し
て送信されてきた送信データを取り込む(以下、「受信
データ」と言う)(ステップ604)。ここで、データ
判別機能10により、受信データとバッファデータとの
大小を比較し(ステップ605)、受信データ1の方が
大きい場合は通信線11に送信されるとともに(ステッ
プ606)、バッファに読み込まれる(ステップ60
7)。
【0042】そして、所定の時間間隔毎、また、電源ス
イッチをOFFとするならば(ステップ608)、バッ
ファデータを記憶機能7に書き込む(ステップ60
9)。ここで、電源スイッチがOFFであれば処理を終
了し、電源スイッチがOFFでなければ送信データの取
得を続ける(ステップ610)。
【0043】以上が、データ管理装置1及びモニタパネ
ル6にサービスメータ時間を保存する手順である。片方
向の通信とは異なり、双方向の通信では相互にデータを
送信し、送信されてきたデータが自己のデータよりも大
きい場合は、自己のデータを修正し保存することができ
る構成となっている。
【0044】なお、ここまではデータ管理装置1とモニ
タパネル6の二つの電子機器でサービスメータ時間を保
存するとして説明してきたが、トランスミッションコン
トローラやエンジンコントローラ等の複数機器によって
もサービスメータ時間の保存は可能である。
【0045】図7は、実施の形態3に係わる建設機械の
データ管理システムの構成を示す機能ブロック図であ
る。
【0046】同図の基本的な構成は図1及び図4と同じ
であるため、共通部分については説明を省略する。
【0047】本実施の形態では、モニタパネル6が演算
機能13を有しており、この演算機能13はサービスメ
ータ時間を積算を行う。
【0048】このように、この建設機械のデータ管理シ
ステムは、データ管理装置1の記憶機能3にサービスメ
ータ時間を保存するとともに、モニタパネル6の記憶機
能7にもサービスメータ時間を保存させることがができ
る構成となっている。
【0049】次に、図7に示すデータ管理装置1及びモ
ニタパネル6及び他電子機器によるデータ保存の処理手
順について説明する。
【0050】この場合、複数電子機器の演算機能により
サービスメータ時間の積算処理を行うために、各電子機
器間のサービスメータ時間に誤差が生じている可能性が
ある。このため、各電子機器間の整合性を判断する必要
があり、以下の三つの手段がとられている。 (1)大信号優先 (2)主電子機器優先 (3)多数データ優先(3つ以上の電子機器がデータ積
算処理を行う場合) ここで、(1)は図5と同様の処理である。
【0051】(2)は精度が最も優れていると思われる
サービスメータ時間を有する電子機器を主電子機器と
し、ここに保存されるサービスメータ時間を各電子機器
においても採用する。ただし、この主電子機器の交換時
等においては、主電子機器のサービスメータ時間はゼロ
から始まるため、他電子機器のサービスメータ時間より
もあきらかに小さくなってしまう。このような場合にの
み、他電子機器のサービスメータ時間を採用する。
【0052】(3)は複数の電子機器に保存されるサー
ビスメータ時間のうち、一つの電子機器の積算が誤って
いたとしても、多数の電子機器が等しいサービスメータ
時間を所有していれば、これを正常と判断し採用する。
【0053】以下、上記(2)、(3)の処理手順につ
いて説明する。なお、おもな処理手順は(1)を示す図
5と同様であり、異なる処理部分はデータを積算する前
の初期値の取得処理(ステップ505〜ステップ50
7)のみであるため、この部分の説明をすることとし、
図5と同一の処理部分については説明を省略する。
【0054】(2)では、データ管理装置1の記憶機能
3に保存されていたサービスメータ時間であるバッファ
データと、送信されてきたサービスメータ時間である受
信データとの差の絶対値が所定値(小さい値)よりも大
きい場合は、データ管理装置1に保存されていたサービ
スメータ時間に信頼性がないとみなし、受信データを積
算データの初期値とし、上記場合以外では、データ管理
装置1に保存されていたサービスメータ時間に信頼性が
あると考えられ、バッファデータを積算データの初期値
とする。以下、エンジンスタート後、積算処理を行う。
【0055】また、モニタパネル6の記憶機能7に保存
されていたサービスメータ時間であるバッファデータ
と、送信されてきたサービスメータ時間である受信デー
タとの差の絶対値が所定値(小さい値)よりも大きい場
合は、データ管理用電子機器1に保存されていたサービ
スメータ時間に信頼性がないとみなし、バッファデータ
を積算データの初期値とし、前記場合以外では、データ
管理用電子機器1に保存されていたデータに信頼性があ
ると考えられ、受信データを積算データの初期値とす
る。以下、エンジンスタート後、積算処理を行う。
【0056】(3)では、各電子機器の記憶機能に保存
されていたサービスメータ時間であるバッファデータ
と、各電子機器から送信されてきたサービスメータ時間
である受信データの中から多数存在する同一値を選択し
積算データの初期値とする。以下、エンジンスタート
後、積算処理を行う。
【0057】以上のように、複数の電子機器でサービス
メータ時間の保存することでデータの冗長性が保てるた
め、建設機械のデータ管理装置に障害が生じた場合であ
っても、サービスメータ時間等を効率良く保証すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1に係る建設機械のデータ管理シス
テムの構成を示す機能ブロック図である。
【図2】図1に示すデータ管理装置の処理手順を示すフ
ローチャートである。
【図3】図1に示すモニタパネルの処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【図4】実施の形態2に係る建設機械のデータ管理シス
テムの構成を示す機能ブロック図である。
【図5】図4に示すデータ管理装置の処理手順を示すフ
ローチャートである。
【図6】図4に示すモニタパネルの処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【図7】実施の形態3に係る建設機械のデータ管理シス
テムの構成を示す機能ブロック図である。
【符号の説明】
1…データ管理装置 2…演算機能 3…記憶機能 4…表示機能 5…通信機能 6…モニタパネル 7…記憶機能 8…表示機能 9…通信機能 10…データ判別機能 11…通信線 12…データ判別機能 13…演算機能

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建設機械の走行又は作業に係る動作を担
    う複数の動作部からそれぞれデータを収集して管理する
    複数のデータ管理部を有する建設機械のデータ管理シス
    テムにおいて、 第1のデータ管理部は、前記建設機械の走行又は作業に
    係る動作を担う所定の動作部から収集したデータに基づ
    いて、前記所定の動作部の走行又は作業に係るデータを
    演算する演算手段と、前記演算手段が演算したデータを
    記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶したデータを
    第2のデータ管理部に送信する送信手段とを備え、 前記第2のデータ管理部は、前記第1のデータ管理部か
    ら受信したデータをバックアップデータとして記憶する
    記憶手段を備えたことを特徴とする建設機械のデータ管
    理システム。
  2. 【請求項2】 前記第2のデータ管理部は、所定のタイ
    ミングで前記記憶手段に記憶したバックアップデータを
    前記第1のデータ管理部に返送する返送手段をさらに具
    備し、 前記第1のデータ管理部は、前記第2のデータ管理部か
    ら受信したバックアップデータに基づいて前記記憶手段
    に記憶したデータを更新する更新手段をさらに具備する
    ことを特徴とする請求項1に記載の建設機械のデータ管
    理システム。
  3. 【請求項3】 建設機械の走行又は作業に係る動作を担
    う複数の動作部からそれぞれデータを収集して管理する
    複数のデータ管理部を有する建設機械のデータ管理シス
    テムにおいて、 前記複数のデータ管理部は、前記建設機械の走行又は作
    業に係る動作を担う所定の動作部から収集したデータに
    基づいて、前記所定の動作部の走行又は作業に係るデー
    タを演算する演算手段と、前記演算手段が演算したデー
    タを記憶する記憶手段とをそれぞれ備え、 前記複数のデータ管理部の少なくとも一つは、前記複数
    のデータ管理部がそれぞれ前記記憶手段に記憶するデー
    タの整合性を判断する判断手段を備えたことを特徴とす
    る建設機械のデータ管理システム。
JP11105384A 1999-04-13 1999-04-13 建設機械の情報管理装置 Pending JP2000297444A (ja)

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