JP2002075467A - バッテリ、及びバッテリ残量計測装置 - Google Patents

バッテリ、及びバッテリ残量計測装置

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JP2002075467A
JP2002075467A JP2000261023A JP2000261023A JP2002075467A JP 2002075467 A JP2002075467 A JP 2002075467A JP 2000261023 A JP2000261023 A JP 2000261023A JP 2000261023 A JP2000261023 A JP 2000261023A JP 2002075467 A JP2002075467 A JP 2002075467A
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Koji Ogata
孝司 緒方
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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  • Tests Of Electric Status Of Batteries (AREA)
  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
  • Secondary Cells (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 バッテリの残容量を残使用可能時間として正
確に表示することができるバッテリ、及びバッテリ残量
計測装置を提供する。 【解決手段】 バッテリ11内部の電圧、電流又は温度
情報を含むバッテリデータをバッテリ11から受信し、
受信されたバッテリデータをバッテリ部10に送信する
とマイコン23と、受信バッテリデータに対応する送信
時のバッテリデータと、送信バッテリデータに対応する
受信時のバッテリデータとの比較結果に応答して、受信
バッテリデータからバッテリ駆動時の残使用可能時間を
算出するCPU27と、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バッテリ及びバッ
テリ残量計測装置に関し、特に、バッテリの残容量を残
使用可能時間として正確に表示することができるバッテ
リ、及びバッテリ残量計測装置に関する。
【0002】
【従来の技術】バッテリ駆動ができる情報端末機器のシ
ステムでは、システムの負荷、温度等により、バッテリ
の残容量が刻々と変化する。そのため、バッテリ駆動が
行える情報端末機器では、残容量表示はユーザにとても
重要な情報であると同時に、大切なインタフェースの一
つであるといえる。そこで、残容量の表示を正確に、そ
してユーザに分りやすい表示方法を示す必要がある。
【0003】現在バッテリの残容量表示には、主にバッ
テリ内部に存在するワンチップマイコンでの残容量管理
がなされている。情報端末機器は、バッテリ内部からの
データをもとに、システム装置が消費電力等の計算を行
い、残容量の表示を行っている。しかし、そのような残
容量表示システムにおいては、バッテリ主導型のデータ
転送が主体である。このため、システム装置側でのデー
タの読み損ない、又は必要情報の欠落により、システム
装置において、残容量を正確に表示できなかった。
【0004】本発明に関連する公知技術として、特開平
5−167484号公報には、各モードにおける消費電
力値及び内蔵バッテリの容量から利用可能時間を算出す
る送受信装置が開示されている。また、特開平3−14
5343号公報には、機器の消費電力を予め定めた係数
に基づき、使用状況に応じた消費電力を刻々と計算さ
せ、そしてその計算データを蓄え、バッテリの残容量を
知らせる携帯用電子機器が開示されている。
【0005】さらに、特開2000−32673号公報
には、バッテリの使用可能時間に対応したバッテリ残量
のレベルを報知可能な携帯端末装置が開示されており、
この装置は、装置の消費電流の測定結果に応じてバッテ
リ残量の基準値を可変にする機能を有している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した通り、情報端
末機器をバッテリ駆動で使用している場合、環境温度、
システム負荷により、バッテリの残容量を逐次補正しな
ければ、正確な残容量を表示することができない。
【0007】また、従来はシステム主導型でバッテリデ
ータの管理を行っていないため、システム装置ではバッ
テリの残容量管理を正確に行えない。このため、バッテ
リからシステム装置に電流を供給できなくなり、突然の
シャットダウン等による弊害が発生しかねない。このよ
うな事態を避けるために次の課題が存在している。ま
ず、バッテリの電圧、電流、温度等の情報を常にシステ
ム装置側が管理し、バッテリからのデータを蓄積してい
く必要がある。つまり、バッテリの残容量を逐次補正処
理していく必要があり、バッテリからの正確なデータを
常に必要とする。
【0008】つぎに、システム装置がバッテリデータを
利用して、システム全体の制御が行えるような、データ
加工処理を行うことが必要である。本発明の目的は、バ
ッテリの残容量を使用可能時間として正確に表示するこ
とができるバッテリ、及びバッテリ残量計測装置を提供
することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のバッテリは、バ
ッテリ内部の電圧、電流又は温度情報を含むバッテリデ
ータをシステム装置に送信する送信手段と、システム装
置からバッテリデータを受信する受信手段と、前記送信
及び受信手段の各々により送信及び受信されたバッテリ
データを比較し、該比較結果をシステム装置に送信制御
する制御手段と、を備えるものである。
【0010】すなわち、システム装置がバッテリ内部の
情報を常に管理できるように、システム主導型によるデ
ータの送受信方式を採用し、システム装置が得るべき情
報を的確にかつタイミングよく得る。システム装置とバ
ッテリとの間において、システム装置主導型のデータの
送受信を行うことで、システム装置がバッテリ内部の必
要情報を管理できる。
【0011】また、前記制御手段は、前記比較結果とし
て正誤チェック用データを前記受信手段により受信され
たバッテリデータに付加して、システム装置への送信制
御を行う。これにより、システム装置では、より正確な
バッテリ内部の情報を入手してシャットダウン等のシス
テム制御を行うことができる。
【0012】他の観点において、本発明のバッテリ残量
計測装置は、バッテリ内部の電圧、電流又は温度情報を
含むバッテリデータをバッテリから受信する受信手段
と、該受信手段により受信されたバッテリデータをバッ
テリに送信する送信手段と、前記受信手段により受信さ
れるバッテリデータの真偽に関する情報に応答して、前
記受信バッテリデータからバッテリ駆動時の残使用可能
時間を算出する制御手段と、を備えるものである。
【0013】すなわち、システム装置側は、バッテリか
ら受信したデータを利用して加工処理を行い、バッテリ
の使用状況に応じた時系列データを保有することができ
る。また、前記制御手段は、算出した使用可能時間とシ
ステムをシャットダウンする所定時間との比較結果に基
づいて、システムのシャットダウン制御を行う。バッテ
リの残容量をシステム装置が常に管理し、さらにシステ
ム装置の時間情報(RCT)を利用することにより、シ
ステム制御(バッテリデータ等のバックアップ作業の自
動化、及びシステムシャットダウン等)を行うことがで
きる。
【0014】また、前記制御手段は、前記受信手段によ
り受信されたバッテリデータからバッテリ駆動時の残使
用可能時間を算出し、算出された残使用可能時間がシス
テムをシャットダウンする所定時間である場合に、前記
送信手段を制御して前記受信バッテリデータをバッテリ
に送信する。シャットダウンするタイミングに限り、シ
ステム装置がバッテリから受信したバッテリデータを送
り返すことができ、データ転送に係る処理及び電力を低
減することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面と対応して詳細に説明する。図1は、本発明の実施
の形態によるバッテリ残量計測装置の構成を示すブロッ
ク図である。本バッテリ残量計測装置は、バッテリ部1
0及びシステム20により構成される。
【0016】バッテリ部10は、バッテリ11及びマイ
コン13により構成される。バッテリ11は、システム
20に対して電力供給を行う。マイコン13は、バッテ
リ11のデータを送受信管理するためのプログラムをR
AM15に記憶しており、具体的な機能としては(図3
参照)、(1)バッテリ内部の電圧、電流又は温度情報
を含むバッテリデータをシステム20に送信する、
(2)システム20からバッテリデータを受信する、等
の送受信機能と、(3)上記送信及び受信されたバッテ
リデータを比較し、該比較結果を受信されたバッテリデ
ータに付加して、システム20に送信する、等の比較機
能とを行う。
【0017】システム20は、ワークメモリ21、マイ
コン23、CPU27、入力コントローラ29、マウス
31、キーボード33、外部コントローラ35、外部デ
バイス37、ディスプレイコントローラ39、ディスプ
レイ41、RTCコントローラ43、及びRTC45に
より構成される。
【0018】CPU27は、システム20の中枢をな
し、システム20全体の動作を制御する。具体的には、
バッテリの残使用可能時間の算出、システムのシャット
ダウン制御等を行う。上記残使用可能時間の算出におい
ては、マイコン23にて受信されたバッテリデータに対
応する、バッテリ部10から送信された時のバッテリデ
ータと、マイコン23から送信されたバッテリデータに
対応する、バッテリ部10にて受信された時のバッテリ
データとの比較結果に基づいて、次に受信されるバッテ
リデータからバッテリ駆動時の使用可能時間を算出す
る。
【0019】後述するが、上記比較結果は、マイコン2
3にて受信されるバッテリデータの真偽に関する情報で
あり、次に受信されるバッテリデータに付加されてシス
テム20に送信される。マウス31、キーボード33は
ユーザからの情報入力装置である。入力コントローラ2
9は、CPU27の指示に基づいて、マウス31、キー
ボード33に対して入力制御を行う。外部デバイス37
は、システム20の外部に設けられる情報記憶装置であ
り、たとえばFDD、HDD、CDドライブ等である。
具体的には、CPU27により作成される時間データ
(図5(C)参照)を時系列データとして記憶する。
【0020】外部コントローラ35は、CPU27の指
示に基づいて、外部デバイスへのデータ書き込み、読み
出し制御を行う。ディスプレイ41は、たとえばLCD
等であり、バッテリの残容量、残使用可能時間等を表示
する。
【0021】ディスプレイコントローラ39は、CPU
27の指示に基づいて、ディスプレイ41の表示制御を
行う。RCTコントローラ43は、CPU27の指示に
基づいて、システム20が所有している時間情報である
RTC45の読み出し制御を行う。
【0022】ワークメモリ21は、システム20の処理
に必要なデータを一時的に記憶する。マイコン23は、
システム20のデータを送受信管理するためのプログラ
ムをRAM25に記憶しており、具体的な機能としては
(図3参照)、(1)バッテリデータをバッテリから受
信する、(2)受信されたバッテリデータをバッテリに
送信する、等の送受信機能を有する。
【0023】図2は、本実施の形態によるバッテリ残量
計測装置の動作の流れを説明する図である。システム2
0とバッテリ部10間においては、データの送受信を逐
次行えるよう、ポーリング(Polling)管理又はバッテ
リデータの受信管理を行うためのマイコン23がシステ
ム20側に、バッテリデータを送信管理、ACK管理す
るためのマイコン13がバッテリ部10側に設けられて
いる。
【0024】図3は、本実施の形態によるバッテリ残量
計測装置における、システム20のマイコン23と、バ
ッテリ部10のマイコン13間のデータ送受信方法を説
明する図である。まず、システム20は、バッテリ部1
0からのデータを受信する。ここで、バッテリデータを
管理するにあたり、システム20主導型のデータ管理方
式をとる。
【0025】そのため、システム20はバッテリ部10
に対して、バッテリデータを請求するようポーリングを
行う(処理3−1)。ポーリングを受けたバッテリ部1
0は、バッテリ11内部の情報である電圧、電流、温度
等のデータをバッテリデータ1としてシステム20に向
けて送信する(処理3−2)。
【0026】システム20は、そのバッテリデータ1を
受信すると、その受信したバッテリデータ1をそのまま
バッテリ部10に送信する(処理3−3)。バッテリデ
ータを受信したバッテリ部10は、先に送信したバッテ
リデータ1と受信したバッテリデータとを比較し、一致
すれば正誤チェック用のデータとして証“ACK”をつ
けたバッテリデータ1(ACK)をシステム20に向け
て送信する(処理3−4)。
【0027】もし、一致しない場合は、再度バッテリデ
ータ1をシステム20に向けて送信する。この場合、図
3ではバッテリデータ1を送信する処理3−2に戻る。
システム20は、バッテリデータ1(ACK)を受信す
ると、そのバッテリデータ1(ACK)を保存し、さら
にバッテリの情報を取得するため、再度ポーリングを開
始する(処理3−5)。
【0028】バッテリ部10は、そのポーリングを受け
ると、バッテリデータ2をシステム20に向けて送信す
る(処理3−6)。このバッテリデータ2に関しても、
前述した処理3−3,3−4を踏んでシステム20はデ
ータを保存する。そして、バッテリ駆動されている間は
ずっと、システム20とバッテリ部10との間で、この
ようなデータの送受信が繰り返される。
【0029】以上より、システム20側では、バッテリ
データN(ACK)を受信し、マイコン23で管理する
ことができ、そこからCPU27に転送される。CPU
27は、バッテリデータN(ACK)を用いてバッテリ
残容量、さらに残使用可能時間を算出し、該残使用可能
時間データを含む時間データ(図5(C)参照)に変換
し、ワークメモリ21に記憶する。
【0030】図5(A)はバッテリデータN、図5
(B)はバッテリデータN(ACK)、図5(C)は時
間データを説明する図である。図5(A)に示すバッテ
リデータNは、電流、電圧、温度、番号のデータにて構
成されている。バッテリ11の残容量は、主に電流を基
準に算出されることが多く、その他電圧、温度の要因に
より、バッテリ11の残容量を一部補正する必要があ
る。そこで、本実施の形態においてバッテリデータに
は、電流値の他に電圧、温度データも含まれる。
【0031】また、番号データは、このバッテリデータ
Nを一意的なデータとするための要素となる。バッテリ
部10からバッテリデータNが送出された後、そのバッ
テリデータNの正当性を確認するためにシステム20は
再度同じバッテリデータNをバッテリ部10に送信す
る。
【0032】ここでもし、送受信したバッテリデータN
が同じであれば、バッテリデータN(ACK)をシステ
ム20に送信する。その際、一致を確認した証として
“ACKデータ”をバッテリデータNの最後のデータ欄
に追加して送信する。前述したように、システム20
は、バッテリデータN(ACK)を受信すると、該デー
タを基にバッテリ11の残使用可能時間を算出する。
【0033】図4は、本実施の形態によるバッテリ11
の残使用可能時間を説明する図である。図4に示す数式
を基に、バッテリ11の残使用可能時間が算出され、時
間データ(図5(C)参照)の一部となる。この残使用
可能時間の算出過程を簡単に説明する。はじめに、バッ
テリデータN(ACK)に含まれる、電流、電圧、温度
データ等が示す値をバッテリ駆動時間Tで時間積分した
値を、該バッテリ駆動時間Tで割ることで、平均消費電
流が算出される。
【0034】つぎに、全充電容量FCC(Full Charge
Capacity)を上記平均消費電流で割ることでバッテリ使
用可能時間が算出される。最後に、上記バッテリ使用可
能時間からバッテリ駆動時間Tを引くことで、残使用可
能時間RTD(Remaining Time Data)が算出される。
【0035】図5(C)に示すように、時間データに
は、上記残使用可能時間の他に、システム20内のRT
C情報、そしてシステムがシャットダウンを行うトリガ
となるデータ、シャットダウンを実施するか否かの判断
データが含まれる。主に、ディスプレイ41上に表示さ
れるデータは、残使用可能時間である。
【0036】また、このような形式に変換された時間デ
ータは、ワークメモリ21に一時的に保存される。時間
データは、ワークメモリ21に記憶されると共に外部デ
バイス37等に記憶される。つまり、外部デバイス37
に時間データが蓄積されていくことになる。この時、時
間データは、システム20内のRTC45内の時間情報
を利用して、残使用可能時間が表示できるよう、外部デ
バイス37に記憶される。これにより、外部デバイス3
7に蓄積された時間データは、残使用可能時間の表示形
態にデータ変換された後、ディスプレイ41に表示され
る。ここで、残使用可能時間が所定のトリガ値になれ
ば、システム20は自動的にシャットダウン作業を行
い、データの破損等の弊害を回避する。
【0037】図6は、本実施の形態によるバッテリ残量
計測装置の動作を説明するフローチャートである。図6
には、バッテリ部10の動作、システム20の動作がわ
かるように“S”と“B”のマークを記載している。は
じめに、システム20は、バッテリ11のデータを取得
するようバッテリ部10に対してポーリングを実施する
(ステップS601)。バッテリ部10は、そのポーリ
ングデータを受信すると、バッテリ11内部の情報を示
すバッテリデータNをシステム20に送信する(ステッ
プS602)。
【0038】システム20は、バッテリデータNを受信
する(ステップS603)。つぎに、システム20は、
受信したバッテリデータの内容確認を行うため、該バッ
テリデータをバッテリ部10側に送信する(ステップS
604)。つぎに、バッテリ部10は、受信したバッテ
リデータが、バッテリ部10が送信したバッテリデータ
Nであるか否かを判断する(ステップS605)。
【0039】ステップS605で、受信したバッテリデ
ータが、バッテリ部10自身が送信したバッテリデータ
Nと違っている場合、バッテリ部10は、バッテリデー
タNを再送信する(ステップS606)。また、受信し
たバッテリデータが、バッテリ部10自身が送信したバ
ッテリデータNと一致する場合、正しいという証付きの
バッテリデータN(ACK)を送信する(ステップS6
07)。
【0040】バッテリデータN(ACK)を受信したシ
ステム20は、バッテリデータN(ACK)を外部デバ
イス37に保存する(ステップS608)。さらに、該
バッテリデータN(ACK)を用いて残使用可能時間に
変換する(ステップS609)。つぎに、システム20
内で使用されているRTCデータを取得し(ステップS
610)、該RTCデータと算出された残使用可能時間
データ、及び予め設定されるトリガ時間データ、判断デ
ータから時間データを作成し、外部デバイス37に保存
する(ステップS611)。また、残使用可能時間デー
タをディスプレイ41上に表示する(ステップS61
2)。
【0041】つぎに、システム20はシステム20をシ
ャットダウンすべきか否かを判断する。これは、判断デ
ータに基づいて、時間データに含まれる残使用可能時間
が、シャットダウンコントロール時間データ(トリガ時
間データ)に等しいか否かを判断することによる。
【0042】ここで、残使用可能時間がシステムのシャ
ットダウンすべき値である場合、システム20は自動的
にシャットダウンを行う(ステップS614)。また、
残使用可能時間がシステムのシャットダウンすべき値で
ない場合、システム20はバッテリ部10に対して、デ
ータを取得するようポーリングを行う(ステップS60
1)。このように、システム20がシャットダウンを行
うまで、処理が続くことになる。
【0043】このように、本バッテリ残量計測装置は、
システム20主導型のデータ転送方式を採用すること
で、システム20がバッテリ11内部の必要とする情報
をタイミングよく入手できる。さらに、システム20が
得たデータに対して、データの正当性を上げるための正
誤チェック用のデータ転送システムを採用することで、
システム20がバッテリ11内部のより正確な情報を入
手できることになる。
【0044】そのため、バッテリ11内部の情報に対し
て、システム20は必要かつ正確な情報を得たことで、
バッテリ11の正確な残容量、残使用可能時間をユーザ
に知らせることが可能となる。つまり、バッテリの消費
電流、温度、駆動電圧等の情報をシステム装置上で蓄積
していくことにより、システム20側は、それらの情報
を加工処理することで、バッテリの残容量を残使用可能
時間として正確に表示することが可能となる。
【0045】また、本バッテリ残量計測装置は、正確な
残容量可能時間が算出されることで、情報端末機器のR
TC情報を利用した上での、たとえば、データのバック
アップ作業を自動的に行う等のシステム制御も可能とな
るため、システムダウン等による弊害を抑えることが可
能となる。
【0046】以上、この発明の実施の形態を図面を参照
して詳述してきたが、具体的な構成はこれらの実施の形
態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しな
い範囲の設計の変更等があってもよい。たとえば、上記
実施の形態では、バッテリ部10のマイコン13は、先
に送信したバッテリデータと、システム20から受信し
たバッテリデータとを比較し、一致する場合には、該比
較結果として“ACKデータ”を受信されたバッテリデ
ータに付加してシステム20に送信している。
【0047】他の形態として、一致する場合には、比較
結果として“ACKデータ”等の一致する旨を示すデー
タのみを送信し、一致しない場合には図3に示した処理
3−2に戻る構成としてもよい。これにより、バッテリ
データN(ACK)(図5(B)参照)のデータ転送量
を低減することができる。一方、システム20(CPU
27)は、比較結果としての“ACKデータ”に応答し
て、図3で示した処理3−3でバッテリ部10に送り返
したバッテリデータ1を用いて残使用可能時間を算出す
る。
【0048】また、上記実施の形態では、システム20
側のマイコン23は、バッテリ部10から送信されたバ
ッテリデータNを受信してその都度システム20に送り
返している。他の形態として、マイコン23は、バッテ
リ部10から送信されたバッテリデータNを受信し、C
PU27は、受信されたバッテリデータからバッテリ駆
動時の残使用可能時間を算出する。ここで、CPU27
は、算出された残使用可能時間がシステムをシャットダ
ウンする所定時間であるか否かを判断し、一致する場合
に限り、マイコン23が、受信されたバッテリデータを
バッテリ部10に送り返す構成としてもよい。これによ
り、図3の処理3−2及び3−3のデータ送受信に係る
トラフィック及び電力の低減を図ることができる。
【0049】
【発明の効果】本発明によれば、システムがバッテリの
残容量を管理でき、さらにバッテリ内部の情報を確認す
る形式を取るため、バッテリからの情報を正確に受信で
きると共に、システムはバッテリの欲しい情報をタイミ
ングよく取得できる。
【0050】また、バッテリの残容量を残使用可能時間
として表示することで、ユーザがどの程度バッテリを利
用できるかを明確に知ることが可能となる。さらに、シ
ステムがバッテリ駆動状態、すなわち、現在までのバッ
テリ駆動で使用した消費電力、時間等のデータを管理で
きることにより、バッテリ自体が異常事態に陥った際
に、その対処が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態によるバッテリ残量計測装
置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態によるバッテリ残量計測装
置の動作の流れを説明する図である。
【図3】本発明の実施の形態によるバッテリ残量計測装
置における、システムのマイコンとバッテリ部のマイコ
ン間のデータの送受信方法を説明する図である。
【図4】本発明の実施の形態によるバッテリの残使用可
能時間を説明する図である。
【図5】図5(A)はバッテリデータN、図5(B)は
バッテリデータN(ACK)、図5(C)は時間データ
を説明する図である。
【図6】本発明の実施の形態によるバッテリ残量計測装
置の動作を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
10 バッテリ部 11 バッテリ 13 マイコン 15 RAM 20 システム 21 ワークメモリ 23 マイコン 25 RAM 27 CPU 29 入力コントローラ 31 マウス 33 キーボード 35 外部コントローラ 37 外部デバイス 39 ディスプレイコントローラ 41 ディスプレイ 43 RTCコントローラ 45 RTC

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バッテリ内部の電圧、電流又は温度情報
    を含むバッテリデータをシステム装置に送信する送信手
    段と、システム装置からバッテリデータを受信する受信
    手段と、前記送信及び受信手段の各々により送信及び受
    信されたバッテリデータを比較し、該比較結果をシステ
    ム装置に送信制御する制御手段と、を備えることを特徴
    とするバッテリ。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記比較結果として正
    誤チェック用データを前記受信手段により受信されたバ
    ッテリデータに付加して、システム装置への送信制御を
    行うことを特徴とする請求項1記載のバッテリ。
  3. 【請求項3】 バッテリ内部の電圧、電流又は温度情報
    を含むバッテリデータをバッテリから受信する受信手段
    と、該受信手段により受信されたバッテリデータをバッ
    テリに送信する送信手段と、前記受信手段により受信さ
    れるバッテリデータの真偽に関する情報に応答して、前
    記受信バッテリデータからバッテリ駆動時の残使用可能
    時間を算出する制御手段と、を備えることを特徴とする
    バッテリ残量計測装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、算出した残使用可能時
    間とシステムをシャットダウンする所定時間との比較結
    果に基づいて、システムのシャットダウン制御を行うこ
    とを特徴とする請求項3記載のバッテリ残量計測装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、前記受信手段により受
    信されたバッテリデータからバッテリ駆動時の残使用可
    能時間を算出し、算出された残使用可能時間がシステム
    をシャットダウンする所定時間である場合に、前記送信
    手段を制御して前記受信バッテリデータをバッテリに送
    信することを特徴とする請求項3記載のバッテリ残量計
    測装置。
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