JP2000305758A - ファームウェア・バージョン管理によるcpu間通信整合性チェック方法 - Google Patents

ファームウェア・バージョン管理によるcpu間通信整合性チェック方法

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JP2000305758A
JP2000305758A JP11111751A JP11175199A JP2000305758A JP 2000305758 A JP2000305758 A JP 2000305758A JP 11111751 A JP11111751 A JP 11111751A JP 11175199 A JP11175199 A JP 11175199A JP 2000305758 A JP2000305758 A JP 2000305758A
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Hiroyuki Kaede
弘之 楓
Hideyuki Sukunami
秀行 宿南
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NEC Corp
NEC Telecom System Ltd
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NEC Corp
NEC Telecom System Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 CPU間通信でインタフェース変更時に誤動
作を回避できるファームウェアバージョン管理によるC
PU間通信整合性チェック方法を提供すること。 【解決手段】 装置一斉立上げ時、装置機能中枢用CP
UAは下位シェルフ機能中枢用CPUTから取得したフ
ァームウェア・バージョンと、装置機能中枢用CPUA
が管理するファームウェア・バージョン管理情報との一
致の時、下位シェルフ内CPUT−1〜T−5のファー
ムウェア・バージョン管理情報とファームウェア・バー
ジョンと比較する。装置機能中枢用CPUAと下位シェ
ルフ機能中枢用CPUTにおいて、それぞれ上位シェル
フ内CPUA−1〜A−8,下位シェルフ内CPUT−
1〜T−5のファームウェア・バージョンとファームウ
ェア・バージョン管理情報とが、一致したCPUに対し
て制御データを送信して動作を開始させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数の異なるC
PUで構成される伝送装置において、CPU間インタフ
ェース変更を伴う機能追加などによりファームウェア
(以降F/Wという)バージョン・アップを行う際、各
CPUに実装されているF/Wバージョンをチェックす
ることにより、CPU間通信の整合性異常を検出するこ
とができるようにしたファームウェア・バージョン管理
によるCPU間通信整合性チェック方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複数の共通監視用CPUユニット
と複数の回線制御などを行う個別制御用CPUユニット
とにより構成される伝送装置などのマルチCPU構成の
システムに関しては、たとえば、特開平09−7343
7号公報に開示されており、また、実公昭60−719
56号公報には、バスラインを介して複数のサブCPU
を互いに接続し、このバスラインを通して伝送されたサ
ブCPUごとのF/Wのソフトウェア・バージョン・ナ
ンバを保持するメモリを有するメインCPUをサブCP
Uと直結し、必要に応じてソフトウェア・バージョン・
ナンバを表示装置に表示することが開示されている。こ
のように、従来から複数のCPUを使用する装置が種々
開発されており、複数の異なるCPUで構成される伝送
装置において、CPU間インタフェース変更を伴う機能
追加などによりF/Wバージョン・アップも行われてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、CPUが複数
存在する装置において、機能追加などによるバージョン
・アップを行う場合、以下に列挙するような課題があ
る。第1の課題は、バージョン・アップすべきF/Wが
複数存在し、そのCPU間通信でインタフェースが変更
になった場合、バージョン・アップ時に誤動作を起こす
可能性がある。第2の課題は、CPU間通信での誤動作
を回避するために、F/Wのバージョン・アップ順序を
考慮してバージョン・アップを行う必要があり、管理上
混乱を招くおそれがある。第3の課題は、F/W交換を
する際、同種CPUをすべて最新のF/Wバージョンに
載せかえることを要求されており、CPUが複数存在す
るとバージョン管理が複雑になる。
【0004】この発明は、上記従来の課題を解決するた
めになされたもので、バージョン・アップ時にCPU間
通信でインタフェースが変更になった場合に、CPU間
通信での不整合を検出して誤動作を回避でき、かつバー
ジョン・アップすべきF/Wが複数存在し、CPU間イ
ンタフェースが変更になった場合、CPU間通信での誤
動作を回避するためにF/Wのバージョン・アップ順序
を意識する必要がなくなるとともに、F/Wを交換する
際に、同種CPUをすべて最新のF/Wバージョンに載
せ代える必要時にどのF/Wが古いバージョンが動作し
ているかが、すぐに判別でき、F/Wバージョンの管理
がし易くなるファームウェア・バージョン管理によるC
PU間通信整合性チェック方法を提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明のファームウェア・バージョン管理による
CPU間通信整合性チェック方法は、下位シェルフ内C
PUおよび下位シェルフの機能中枢に位置し、かつこの
下位シェルフ内CPUを管理する下位シェルフ機能中枢
用CPUを下位シェルフに実装し、上位シェルフ内CP
Uおよび装置の機能中枢に位置し、この上位シェルフ内
CPUおよび上記下位シェルフ機能中枢用CPUを管理
する装置機能用CPUを上位シェルフに実装した複数の
CPUで構成される伝送装置において、電源投入により
装置一斉立上げ時および各CPUユニットの挿抜時に上
記装置機能中枢用CPUにより上記上位シェルフ内CP
Uと上記下位シェルフ機能中枢用CPUからファームウ
ェア・バージョンを取得して上記装置機能中枢用CPU
が管理するファームウェア・バージョン管理情報と比較
する第1ステップと、上記比較の結果、上記下位シェル
フ機能中枢用CPUに対するファームウェア・バージョ
ンと上記装置機能中枢用CPUが管理するファームウェ
ア・バージョン管理情報と一致したときに上記下位シェ
ルフ内CPUのファームウェア・バージョン管理情報を
上記装置機能中枢用CPUから上記下位シェルフ機能中
枢用CPUへ送信する第2ステップと、この下位シェル
フ内CPUのファームウェア・バージョン管理情報と上
記下位シェルフ機能中枢用CPUが上記下位シェルフ内
CPUから取得したファームウェア・バージョンと比較
する第3ステップと、上記装置機能中枢用CPUにより
上記上位シェルフ内CPUのファームウェア・バージョ
ンと上記装置機能中枢用CPUのファームウェア・バー
ジョン管理情報との比較の結果バージョンが一致した上
記上位シェルフ内CPUに対して制御データを送信して
動作を開始させ、かつバージョンの不一致の上記上位シ
ェルフ内CPUに対して制御データの送信を中止する第
4ステップと、上記下位シェルフ機能中枢用CPUのフ
ァームウェア・バージョン管理情報と上記下位シェル内
CPUのファームウェア・バージョンとの比較の結果、
バージョンが一致した上記下位シェルフ内CPUに対し
て制御データを送信して駆動を開始させ、かつバージョ
ンの不一致の上記下位シェルフ内CPUに対して制御デ
ータの送信を中止する第5ステップとを含むことを特徴
とする。そのため、電源投入により装置一斉立上げ時お
よび各CPUユニットの挿抜時に上記機能中枢用CPU
により上位シェルフ内CPUと下位シェルフ機能中枢用
CPUからファームウェア・バージョンを取得して装置
機能中枢用CPUが管理するファームウェア・バージョ
ン管理情報と比較し、この比較の結果下位シェルフ機能
中枢用CPUに対するファームウェア・バージョンと装
置機能中枢用CPUが管理するファームウェア・バージ
ョン管理情報と一致すると、下位シェルフ内CPUのフ
ァームウェア・バージョン管理情報を装置機能中枢用C
PUから下位シェルフ機能中枢用CPUへ送信する。こ
の下位シェルフ内CPUのファームウェア・バージョン
管理情報と下位シェルフ機能中枢用CPUが下位シェル
フ内CPUから取得したファームウェア・バージョンと
比較して、その比較の結果バージョンが一致すると、装
置機能中枢用CPUによりバージョンが一致した上位シ
ェルフ内CPUに対して制御データを送信して動作を開
始させ、かつバージョンの不一致の上記上位シェルフ内
CPUに対して制御データの送信を中止する。また、下
位シェルフ機能中枢用CPUのファームウェア・バージ
ョン管理情報と下位シェル内CPUのファームウェア・
バージョンとの比較の結果、バージョンが一致すると、
下位シェルフ機能中枢用CPUによりその一致した下位
シェルフ内CPUに対して制御データを送信して駆動を
開始させ、かつバージョンの不一致の場合に下位シェル
フ内CPUに対して制御データの送信を中止するように
したので、バージョン・アップ時にCPU間通信でイン
タフェースが変更になった場合に、CPU間通信の誤動
作を回避でき、かつバージョン・アップすべきファーム
ウェアが複数存在し、CPU間インタフェースが変更に
なた場合、CPU間通信での誤動作を回避するためにフ
ァームウェアのバージョン・アップ順序を意識する必要
がなくなるとともに、ファームウェアを交換する際に、
同種CPUをすべて最新のファームウェア・バージョン
に載せ代える必要時にどのF/Wが古いバージョンが動
作しているかが、すぐに判別でき、ファームウェア・バ
ージョンの管理がし易くなる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、この発明のファームウェア
・バージョン管理によるCPU間通信整合性チェック方
法の実施の形態について図面を参照して説明する。図1
は、この発明の第1実施の形態を適用する複数の異なる
CPUで構成される伝送装置の概略階層構造を示す説明
図であリ、図2はその概略構成を示す説明図である。ま
ず、図2から述べることにする。この図2において、伝
送装置は上位シェルフ1とその下位の階層となる複数の
下位シェルフ2〜Nで構成されている。
【0007】上位シェルフ1には、装置の機能中枢に位
置する装置機能中枢用CPUAと、この装置機能中枢用
CPUAの階層下にある上位シェルフ内CPUA−1−
1、上位シェルフ内A−1−2、上位シェルフ内A−2
〜A−nが実装されており、上位シェルフ内CPUA−
1−1と上位シェルフ内A−1−2は、同種のCPUA
−1である。これらの上位シェルフ内CPUA−1−1
〜上位シェルフ内A−nは装置機能中枢用CPUAによ
り管理されるようになっている。
【0008】同様にして、下位シェルフ2〜Nも同様に
構成されており、このうち下位シェルフ2には、下位シ
ェルフ2の機能中枢に位置する下位シェルフ機能中枢用
CPUBが実装されているとともに、この下位シェルフ
機能中枢用CPUBの管理下にある下位シェルフ内CP
UB−1−1,下位シェルフ内CPUB−1−2,下位
シェルフ内CPUB−1−3,下位シェルフ内CPUB
−2−1,下位シェルフ内CPUB−2−2,下位シェ
ルフ内CPUB−2−3,下位シェルフ内CPUB−n
が実装されている。これらの下位シェルフ内CPUB−
1−1,下位シェルフ内CPUB−1−2,下位シェル
フ内CPUB−1−3同士も同種のCPCであり、下位
シェルフ内CPUB−2−1,下位シェルフ内CPUB
−2−2,下位シェルフ内CPUB−2−3同士も同種
CPUB−1,CPUB−2である。
【0009】さらに、同様にして、下位シェルフNに
は、下位シェルフNの機能中枢に位置する下位シェルフ
機能中枢用CPUCが実装されているとともに、この下
位シェルフ機能中枢用CPUCの管理下にある下位シェ
ルフ内CPUC−1−1,下位シェルフ内CPUC−1
−2,下位シェルフ内CPUC−1−3,下位シェルフ
内CPUC−2−1,下位シェルフ内CPUC−2−
2,下位シェルフ内CPUC−2−3,下位シェルフ内
CPUC−nが実装されている。これらの下位シェルフ
内CPUC−1−1,下位シェルフ内CPUC−1−
2,下位シェルフ内CPUC−1−3同士も同種のCP
UC−1であり、下位シェルフ内CPUC−2−1,下
位シェルフ内CPUC−2−2,下位シェルフ内CPU
C−2−3同士も同種のCPUC−2である。
【0010】上記装置機能中枢用CPUAは、上記のよ
うに上位シェルフ内CPUA−1−1,上位シェルフ内
CPUA−1−1〜上位シェルフ内A−nの管理を行う
とともに、次階層の下位シェルフ機能中枢用CPUB、
下位シェルフ機能中枢用CPUCの管理も行うようにな
っている。下位シェルフ機能中枢用CPUBは、それ自
身が実装されている下位シェルフ2の下位シェルフ内C
PUB−1−1〜下位シェルフ内CPUB−nの管理も
行うようになっている。同様にして、下位シェルフ機能
中枢用CPUCもそれ自身が実装されている下位シェル
フ3の下位シェルフ内CPUC−1−1〜下位シェルフ
内CPUC−nの管理も行うようになっている。
【0011】装置機能中枢用CPUAは、電源投入によ
る起動時、その階層下にある上位シェルフ内CPUA−
1−1〜上位シェルフ内CPUA−nおよび下位シェル
フ機能中枢用CPUB、下位シェルフ機能中枢用CPU
CのF/Wバージョンを取得する。装置機能中枢用CP
UAでは、その取得したF/Wバージョンと装置機能中
枢用CPUAが管理している各CPUのバージョンとが
不一致の場合、CPU間通信を中止し、CPU間インタ
フェース不整合による誤動作を回避するようになってい
る。
【0012】次に、図1の詳細図について説明する。図
1は、図2と同じく、この発明の第1実施の形態を適用
する複数の異なるCPUで構成される伝送装置の詳細な
階層構造を示す説明図であるが、図2の構成における下
位シェルフ2と下位シェルフNとの間に下位シェルフN
−1、下位シェルフN−2が挿入されている状態を示し
ている。すなわち、1つの上位シェルフ1と4つの下位
シェルフ2、下位シェルフN−1、下位シェルフN−
2、下位シェルフNから構成されている状態を示してい
る。
【0013】この図1では、図2と同一部分には、同一
符号が付されているが、上位シェルフ1に実装されてい
る上位シェルフ内CPUは、上位シェルフ内CPUA−
1−1〜上位シェルフ内CPUA−8の符号が付されて
おり、下位シェルフ2〜Nにそれぞれ実装される下位シ
ェルフ機能中枢用CPUはすべて「T」の符号が付され
ている。すなわち、下位シェルフ2〜Nにそれぞれ実装
される下位シェルフ機能中枢用CPUTとして示されて
いる。
【0014】また、下位シェルフ2、下位シェルフN−
1,下位シェルフN−2、下位シェルフNにそれぞれ実
装されている下位シェルフ内CPUは、それぞれ下位シ
ェルフ内CPUT−1−1、下位シェルフ内CPUT−
1−2、下位シェルフ内CPUT−1−3、下位シェル
フ内CPUT−2−1、下位シェルフ内CPUT−2−
2、下位シェルフ内CPUT−2−3、下位シェルフ内
CPUT―5として示されている。下位シェルフ2、下
位シェルフN−1,下位シェルフN−2、下位シェルフ
Nにそれぞれ実装されている下位シェルフ内CPUT−
1−1、下位シェルフ内CPUT−1−2、下位シェル
フ内CPUT−1−3同士は同種類の下位シェルフ内C
PUT−1であり、下位シェルフ内CPUT−2−1、
下位シェルフ内CPUT−2−2、下位シェルフ内CP
UT−2−3同士も同種の下位シェルフ内CPUT−2
である。
【0015】装置機能中枢用CPUAは、上記下位シェ
ルフ内CPUA−1−1〜A−8の制御に加えてこれら
の下位シェルフ2、下位シェルフN−1,下位シェルフ
N−2、下位シェルフNにそれぞれ実装されている下位
シェルフ機能中枢用CPUTを制御するようになってい
る。これにより、装置機能中枢用CPUAは、システム
全体の管理を行うようになっている。また、各下位シェ
ルフ2〜Nに実装されている下位シェルフ機能中枢用C
PUTは、それぞれが属する各下位シェルフ2〜Nに実
装されている下位シェルフ内CPUT−1−1〜T−5
の管理を行うようになっている。
【0016】さらに、装置機能中枢用CPUAおよび下
位シェルフ2、下位シェルフN−1,下位シェルフN−
2、下位シェルフNにそれぞれ実装されている下位シェ
ルフ機能中枢用CPUTは、それぞれ管理している各C
PUに対する制御データを持ち、装置の立ち上げ時や各
CPUユニットの挿抜時、制御データを各CPUへ送信
する。この制御データを受信した各CPUは、この制御
データをトリガ信号として動作を開始するようになって
いる。
【0017】次に、この第1実施の形態の動作について
図1を参照して説明する。図1において、各CPUのF
/Wバージョンがどのバージョンで運用されるべきかと
いう情報(F/Wバージョン管理情報)は、装置機能中
枢用CPUAが管理する。この装置機能中枢用CPUA
を除く上位シェルフ内CPUA−1−1〜CPUA−8
および下位シェルフ機能中枢用CPUTのF/Wバージ
ョンチェックは装置機能中枢用CPUAが行う。また、
下位シェルフ機能中枢用CPUTを除く下位シェルフ内
CPUT−1−1〜T−5のF/Wバージョンチェック
は、下位シェルフ機能中枢用CPUTが行う。
【0018】装置電源の投入による装置一斉立ち上げ時
および各CPUユニットの挿抜時、装置機能中枢用CP
UAは上位シェルフ内CPUA−1−1〜A−8、およ
び下位シェルフ機能中枢用CPUTからF/Wバージョ
ンを取得して、装置機能中枢用CPUAが管理するF/
Wバージョン管理情報と比較を行う。この比較の結果、
装置機能中枢用CPUAが管理するF/Wバージョン管
理情報と下位シェルフ機能中枢用CPUTから取得した
F/Wバージョンとが一致すると、装置機能中枢用CP
UAは下位シェルフ内CPUT−1−1〜T−5のF/
Wバージョン管理情報を下位シェルフ機能中枢用CPU
Tへ送信する。
【0019】次に、下位シェルフ機能中枢用CPUTは
この下位シェルフ内CPUT−1−1〜T−5のF/W
バージョン管理情報と下位シェルフ内CPUT−1−1
〜T−5から取得したF/Wバージョンとを比較する。
装置機能中枢用CPUAは上位シェルフ内CPUA−1
−1〜A−5のF/WバージョンとF/Wバージョン管
理情報とを比較する。この比較の結果、一致すれば、装
置機能中枢用CPUAは一致した上位シェルフ内CPU
A−1−1〜A−5のいずれかに対して制御データを送
信することにより、この制御データを受信した上位シェ
ルフ内CPUA−1−1〜A−5のいずれかが動作を開
始する。
【0020】同様にして、下位シェルフ機能中枢用CP
UTは下位シェルフ内CPUT−1−1〜T−5のF/
WバージョンとF/Wバージョン管理情報との比較を行
う。この比較の結果、一致すれば、下位シェルフ機能中
枢用CPUTは一致した下位シェルフ内CPUT−1−
1〜T−5のいずれかに対して制御データを送信するこ
とにより、この制御データを受信した下位シェルフ内C
PUT−1−1〜T−5のいずれかが動作を開始する。
【0021】また、上記比較の結果、不一致の場合に
は、装置機能中枢用CPUAは上位シェルフ内CPUA
−1−1〜A−5のいずれに対しても、制御データの送
信を中止し、その上位シェルフ内CPUA−1−1〜A
−5がバージョン不一致であるアラームを発生して、保
守者に対してF/Wの交換を促す。同様にして、下位シ
ェルフ機能中枢用CPUTは、上記比較の結果が不一致
の場合には、下位シェルフ内CPUT−1−1〜T−5
のいずれに対しても、制御データの送信を中止し、その
下位シェルフ内CPUT−1−1〜T−5がバージョン
不一致であるアラームを発生して、保守者に対してF/
Wの交換を促す。このようにして、F/Wバージョンチ
ェックを行うことにより、CPU間通信の整合性異常に
よる誤動作を回避することができる。
【0022】次に、この発明の他の実施の形態について
説明する。図1において、装置機能中枢用CPUAが上
位シェルフ内CPUA−1−1〜A−5および下位シェ
ルフ機能中枢用CPUTのF/Wバージョン情報を管理
して、CPU間通信の整合性チェックを行っている。ま
た、F/Wバージョンは通常、「Ver:xx.yy」のように
バージョン部{Version部(xx部)}とリバージョン部
{Revision部(yy部)}で定義されている。
【0023】そこで、F/Wバージョン比較をバージョ
ン部、リバージョン部ともに行うとすると、装置機能中
枢用CPUA以外のCPUで、CPU間通信を伴わない
バージョン・アップがあった場合、リバージョン部のみ
を変更するが、装置機能中枢用CPUAで持つそのCP
Uの管理情報を書き換える必要があるため、1つのF/
Wをバージョン・アップすればよいところを、装置機能
中枢用CPUAまでバージョン・アップすることにな
り、管理上混乱を招くおそれがある。したがって、バー
ジョン部のみを比較対象として、CPU間インタフェー
スの変更がないバージョン・アップについては、リバー
ジョン部のみの変更を行うようにする。
【0024】たとえば、上位シェルフ内CPUA−1
(上位シェルフ内CPUA−1−1とA−1−2からな
る)が「Ver01.00」のF/Wバージョンであったとし
て、装置機能中枢用CPUAの持つ上位シェルフ内CP
Ua−1のバージョン管理情報が「Ver01.00」であった
とする。この場合、機能追加などにより上位シェルフ内
CPUA−1がバージョン・アップする際、装置機能中
枢用CPUAと上位シェルフ内CPUA−1のCPU間
インタフェースが変更されなければ、上位シェルフ内C
PUA−1はリバージョンのみ変更して、バージョンは
変更しない。したがって、この例の場合、上位シェルフ
内CPUA−1のバージョン・アップのみを行うことに
より、機能追加などが可能となる。
【0025】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、バー
ジョン・アップ時にCPU間通信でインタフェースが変
更になった場合、CPU間通信での不整合を検出するこ
とにより、誤動作を回避できる。また、バージョン・ア
ップすべきF/Wが複数存在し、CPU間インタフェー
スが変更になった場合、CPU間通信での誤動作を回避
するために、F/Wのバージョン・アップ順序を意識す
る必要がなくなる。さらに、F/W交換をする際、同種
CPUをずべて最新のF/Wバージョンに載せ代える必
要があるが、どのF/Wが古いバージョンで動作してい
るかがすぐに分かるため、F/Wバージョンの管理がし
易くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるファームウェア・バージョン管
理によるCPU間通信整合性チェック方法の第1実施の
形態に適用される複数の異なるCPUで構成される伝送
装置の詳細な階層構造を示す説明図である。
【図2】この発明によるファームウェア・バージョン管
理によるCPU間通信整合性チェック方法の第1実施の
形態に適用される複数の異なるCPUで構成される伝送
装置の概略階層構造を示す説明図である。
【符号の説明】
1……上位シェルフ、2〜N……下位シェルフ、A……
装置機能中枢用CPU、B,C,T……下位シェルフ機
能中枢用CPU、A−1〜A−8,A−1−1,A−1
−1,A−1−2、T−1〜T−5,T−1−1〜T−
1−3、T−2−1〜T−2−3……下位シェルフ内C
PU。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宿南 秀行 神奈川県川崎市中原区小杉町一丁目403番 地 日本電気テレコムシステム株式会社内 Fターム(参考) 5B076 AC07

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下位シェルフ内CPUおよび下位シェル
    フの機能中枢に位置し、かつこの下位シェルフ内CPU
    を管理する下位シェルフ機能中枢用CPUを下位シェル
    フに実装し、上位シェルフ内CPUおよび装置の機能中
    枢に位置し、この上位シェルフ内CPUおよび上記下位
    シェルフ機能中枢用CPUを管理する装置機能用CPU
    を上位シェルフに実装した複数のCPUで構成される伝
    送装置において、 電源投入により装置一斉立上げ時および各CPUユニッ
    トの挿抜時に上記装置機能中枢用CPUにより上記上位
    シェルフ内CPUと上記下位シェルフ機能中枢用CPU
    からファームウェア・バージョンを取得して上記装置機
    能中枢用CPUが管理するファームウェア・バージョン
    管理情報と比較する第1ステップと、 上記比較の結果、上記下位シェルフ機能中枢用CPUに
    対するファームウェア・バージョンと上記装置機能中枢
    用CPUが管理するファームウェア・バージョン管理情
    報と一致したときに上記下位シェルフ内CPUのファー
    ムウェア・バージョン管理情報を上記装置機能中枢用C
    PUから上記下位シェルフ機能中枢用CPUへ送信する
    第2ステップと、 この下位シェルフ内CPUのファームウェア・バージョ
    ン管理情報と上記下位シェルフ機能中枢用CPUが上記
    下位シェルフ内CPUから取得したファームウェア・バ
    ージョンと比較する第3ステップと、 上記装置機能中枢用CPUにより上記上位シェルフ内C
    PUのファームウェア・バージョンと上記装置機能中枢
    用CPUのファームウェア・バージョン管理情報との比
    較の結果バージョンが一致した上記上位シェルフ内CP
    Uに対して制御データを送信して動作を開始させ、かつ
    バージョンの不一致の上記上位シェルフ内CPUに対し
    て制御データの送信を中止する第4ステップと、 上記下位シェルフ機能中枢用CPUのファームウェア・
    バージョン管理情報と上記下位シェル内CPUのファー
    ムウェア・バージョンとの比較の結果、バージョンが一
    致した上記下位シェルフ内CPUに対して制御データを
    送信して駆動を開始させ、かつバージョンの不一致の上
    記下位シェルフ内CPUに対して制御データの送信を中
    止する第5ステップと、 を含むことを特徴とするファームウェア・バージョン管
    理によるCPU間通信整合性チェック方法。
  2. 【請求項2】 上記装置機能中枢用CPUは、上記上位
    シェルフ内CPUのファームウェア・バージョンと上記
    装置機能中枢用CPUのファームウェア・バージョン管
    理情報との比較の結果、バージョンが不一致の場合に
    は、不一致の上記上位シェルフ内CPUに対してバージ
    ョン不一致のアラームを発生して保守者にファームウェ
    アの交換を促すことを特徴とする請求項1記載のファー
    ムウェア・バージョン管理によるCPU間通信整合性チ
    ェック方法。
  3. 【請求項3】 上記下位シェルフ機能中枢用CPUは、
    上記下位シェルフ機能中枢用CPUのファームウェア・
    バージョン管理情報と上記下位シェル内CPUのファー
    ムウェア・バージョンとの比較の結果、バージョンの不
    一致の場合には、不一致の上記下位シェルフ内CPUに
    対して制御データバージョン不一致のアラームを発生し
    て保守者にファームウェアの交換を促すことを特徴とす
    る請求項1記載のファームウェア・バージョン管理によ
    るCPU間通信整合性チェック方法。
  4. 【請求項4】 上記装置機能中枢用CPUは、上記上位
    シェルフ内CPUまたは上記下位シェルフ機能中枢用C
    PUのずれかから取得したファームウェア・バージョン
    情報と上記装置機能中枢用CPUが管理している各CP
    Uのファームウェア・バージョン管理情報との比較時に
    バージョン部分のみを比較対象とすることを特徴とする
    請求項1記載のファームウェア・バージョン管理による
    CPU間通信整合性チェック方法。
  5. 【請求項5】 上記装置機能中枢用CPUは、上記上位
    シェルフ内CPUまたは上記下位シェルフ機能中枢用C
    PUのいずれかから取得したファームウェア・バージョ
    ン情報と上記装置機能中枢用CPUが管理している各C
    PUのファームウェア・バージョン管理情報との比較時
    にバージョン部分のみを比較対象とする場合に、上記上
    位シェルフ内CPUまたは上記下位シェルフ機能中枢用
    CPUのいずれかのバージョンアップを行うときに、上
    記装置機能中枢用CPUと上記上位シェルフ内CPUま
    たは上記下位シェルフ機能中枢用CPUのいずれかのC
    PU間インタフェースが変更されなければ、上記上位シ
    ェルフ内CPUまたは上記下位シェルフ機能中枢用CP
    Uのいずれかのリバージョンのみを変更してバージョン
    の変更を行わないことを特徴とする請求項4記載のファ
    ームウェア・バージョン管理によるCPU間通信整合性
    チェック方法。
  6. 【請求項6】 上記下位シェルフは、複数の階層からな
    ることを特徴とする請求項1乃至5に何れか1項に記載
    のファームウェア・バージョン管理によるCPU間通信
    整合性チェック方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP1519252A1 (en) * 2003-09-26 2005-03-30 Omron Corporation Programmable controller, programmable controller system, CPU unit and method of starting duplexed operation

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